JPH0759359B2 - プレス組立体及びその作動方法 - Google Patents

プレス組立体及びその作動方法

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JPH0759359B2
JPH0759359B2 JP3265032A JP26503291A JPH0759359B2 JP H0759359 B2 JPH0759359 B2 JP H0759359B2 JP 3265032 A JP3265032 A JP 3265032A JP 26503291 A JP26503291 A JP 26503291A JP H0759359 B2 JPH0759359 B2 JP H0759359B2
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ポール・エム・カディス
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    • B21D22/22Deep-drawing with devices for holding the edge of the blanks
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    • F16F5/00Liquid springs in which the liquid works as a spring by compression, e.g. combined with throttling action; Combinations of devices including liquid springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願は、ジョン・テレール(Joh
n Terrell)、ポール・カディス(Paul Kadis)、レオナ
ード・ハイネィ(Leonard Hiney)、及びスーザン・プフ
ァフ(Susan Pfaff)によって1989年10月30日付けで出
願された米国特許第429,200号「プレス組立体及び作動
方法」の一部継続出願に基づくものである。上述の米国
特許第429,200号の先願の利益はここに、全ての共通の
事項について権利請求の範囲に含める。本発明は、プレ
ス組立体、及び該プレス組立体の作動方法に関するもの
である。より具体的には、本発明は、プレス組立体内の
クッション組立体及び/又は補助装置の作動に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】加工物を変形させるために使用される多
くの公知のプレス組立体がある。これら公知のプレス組
立体は、下型と協働して、加工物を変形させる上型を備
えている。加工物ホルダを上型及び下型と協働させるこ
とが出来る。公知の構造を備えるプレス組立体は、米国
特許第1,884,700号、第2,217,172号、第3,296,850号、
第3,456,478号、第3,636,748号及び第3,636,749号に開
示されている。
【0003】一部のプレス組立体はその作動中、ストレ
ッチ・ドロー成形法が実施される。このストレッチ・ドロ
ー成形中、薄板金属加工物の端縁は上方及び下方絞りリ
ング間に強固に把持される。加工物の把持後、上型は下
型に対して閉じて、加工物を変形させる。ある状況下に
おいては、物品を形成するのに使用される金属量が少な
く、物品の品質を向上させ、しかも、一連の物品の製造
中、均一な品質を維持することを容易にするため、スト
レッチ・ドロー成形法は望ましい方法である。プレス組
立体を開放状態から閉塞状態に作動させる間、プレス組
立体の構成要素の騒音、振動及びショック装填を回避し
ようとして、米国特許第4,499,750号及び第4,635,466号
は、上方絞りリングが加工物に接触する前に、下方絞り
リング、又は薄板金属ホルダを下方向に加速させること
を示唆している。米国特許第4,499,750号の場合、下方
絞りリングを下方に加速させることは、プレスの開放と
タイミングを合わせた関係で制御弁を作動させることに
よって行われる。制御弁が作動すると、ピストンは流体
圧力の作用を受け、ダイクッションピストンの作用力に
抗して、下方絞りリングを下方に動かす。
【0004】米国特許第4,635,466号の場合、パイロッ
トピンには、上型が係合し、該パイロットピンは下方に
動いて、下方ボルスタに接続されたチャンバ内の液圧流
体を加圧する。この流体は、チョッカ絞りを通じて該チ
ャンバから排除され、このため、パイロットピンは下方
に動き、チャンバ内の流体圧力により下方ボルスタは、
下方に動かされる。
【0005】プレス組立体が閉塞状態から開放状態に作
動する間、下型の上方への動きを減速して、上型が上方
に動くと同時に、下型が上方に動くのを阻止し、加工物
の釈放前に、上型の上の形成された加工物の底部を打撃
するのを阻止する。米国特許第3,456,478号において、
ロックシリンダチャンバからの流体流を遮断して、プレ
ス組立体の作動サイクル中の所定の点に達するまで、下
型の上方への動きを遅延させる。下型の上方への動きを
遅らせることにより、板押さえが釈放される前に、形成
された加工物を打撃するのが阻止される。
【0006】絞りリングを有するプレスの作動中、プレ
スの上型の戻り動作に対する絞りリングの復帰動作を遅
らせることが示唆される。絞りリングの上方への動きを
遅らせるため、米国特許第1,638,881号において、流体
圧力は絞りリングに接続されたピストンの上方側の比較
的小さい表面積に作用させることが示唆されている。流
体圧力がピストンの下方側面に作用するにより、加工物
又は整形物品を下型から動かすのに丁度十分である程度
の小さい力にて絞りリングを上方に動かすことが出来
る。ピストンの上方側に加わる流体圧力を制御する弁の
作動は、プレス組立体の上型の動作の関数として制御さ
れる。
【0007】
【発明の概要】本発明は、プレス組立体の作動中、加工
物の両側部に圧力を加える上方及び下方絞りリング、又
は部材を備えることの出来るプレス組立体、及びそのプ
レス組立体の作動方法に関するものである。該プレス組
立体を開放状態から閉塞状態に作動させるとき、上方絞
りリングは下方絞りリングに向けて下方に動かされる。
上方絞りリングが下方絞りリングに強く打撃する前に、
上方絞りリングからクッション組立体に力を伝達するこ
とにより、下方絞りリングを下方に加速することが可能
となる。上方絞りリングによりクッション組立体に伝達
された力は、該クッション組立体を退却状態に向けて作
動させ、これにより、上方絞りリングが下方絞りリング
を強く打撃するとき、下方絞りリングは下方に動きつつ
ある。上方絞りリングが強く打撃するとき、下方絞りリ
ングは下方に動きつつあるため、ショック装填が軽減さ
れる。また、プレス組立体には、加工物がプレス組立体
内にある間に加工物にある工程を行うための補助装置が
設けられる。該補助装置は、プレス組立体が開放状態か
ら閉塞状態に作動する間、制御シリンダ組立体から圧送
された流体により伝達されるエネルギの作用により作動
可能である。制御シリンダ組立体は、プレス組立体内の
上方絞りリングにより伝達された力の作用により作動す
ることが出来る。
【0008】本発明の一特徴によれば、プレス組立体が
開放状態に向けて作動する少なくとも最初の動作部分
中、クッション組立体は退却状態に維持される。クッシ
ョン組立体を退却状態に維持するため、プレス組立体が
閉塞状態から開放状態に作動する少なくとも最初の動作
部分中、制御弁がクッション組立体からの流体の流れを
遮断する。プレス組立体がその所定の作動サイクル点に
達したとき、制御弁を作動させ、流体がクッション組立
体から排除され得るようにする。
【0009】該補助装置を利用することにより、加工物
がプレス組立体内にある間に加工物の屈曲、切断、穴の
形成等を行い、又はその他の加工をすることが可能とな
る。
【0010】従って、本発明の1つの目的は、プレス組
立体が開放状態から閉塞状態に作動する間、クッション
組立体が伸長状態から退却状態に作動するようにし、更
に、プレス組立体が閉塞状態から開放状態に向けて作動
する少なくとも最初の動作部分中、クッション組立体を
退却状態に維持するようにした新規かつ改良されたプレ
ス組立体及びその作動方法を提供することである。
【0011】本発明の別の目的は、加工物がプレス組立
体内にある間、補助装置が加工物にある工程を行い、プ
レス組立体が開放状態から閉塞状態に作動する間、該補
助装置が制御シリンダ組立体から圧送された流体により
伝達されるエネルギの作用により作動するようにした新
規かつ改良されたプレス組立体及びその作動方法を提供
することである。
【0012】
【実施例】プレス組立体の概略 改良されたプレス組立体20は図1に概略図で図示され
ている。該プレス組立体20は固定式基台22を備えて
いる。該プレス組立体20の作動中、上方絞りリング又
は部材24が可動の下方絞りリング又は部材26と協働
し、薄板金属加工物28を変形させる。プレス組立体2
0の作動中、上方絞りリング24、及び下方絞りリング
26は薄板金属加工物28の両端縁に圧力を付与し、加
工物をこれら絞りリングの間に強固に把持する。加工物
28が上方絞りリング24と下方絞りリング26との間
に把持されたならば、ストレッチドロー成形工程におい
て、これら絞りリングを下降させ、型(図示せず)の周
囲にて加工物を変形させる。
【0013】上方絞りリング又は部材24、及び下方絞
りリング又は部材26は、開放した中央部分を有する略
矩形の形状である。上方及び下方絞りリング24、26
の中央部分の穴は、加工物28をその周囲で絞る型の形
状に対応した形状を備えている。上方及び下方絞りリン
グ24、26は極く概略図的にのみ図示してあるが、こ
れらは任意の所望の形状とすることが出来ることを理解
すべきである。
【0014】プレス組立体20を作動させ、薄板金属加
工物28をストレッチドロー成形するとき、駆動組立体
32が加工物28に向けて上方絞りリング24を下方に
動かす。上方絞りリング24が下方への動きを継続する
と、上方絞りリング及び加工物28は、下方絞りリング
26を強く打撃し、薄板金属加工物の端縁を強固に把握
する。次に、上方絞りリング24及び下方絞りリング2
6を共に下降させ、加工物28を下型の上方で延伸さ
せ、これによって加工物を変形させる。
【0015】クッション組立体34は基台22の上に取
り付けられる。該クッション組立体34は、下方絞りリ
ング26に弾性力を作用させる。この弾性力は、プレス
組立体が閉塞状態に作動する間に、下方絞りリング26
の下方への動きに対抗する。このため、クッション組立
体34は、プレス組立体の閉塞動作中、該プレス組立体
の構成要素の動きを緩衝する。単一のクッション組立体
34のみを図示したが、プレス組立体20は、複数のク
ッション組立体34を備えることを理解すべきである。
【0016】制御シリンダ組立体36は、上方絞りリン
グ24が下方絞りリングを閉じる前に、下方絞りリング
26を加速させることが出来る。プレス組立体20の閉
塞動作中、下方絞りリング26を加速することにより、
上方絞りリング24及び加工物28が下方絞りリング2
6を強く打撃するときのショック装填が軽減される。図
単一の制御シリンダ組立体のみを概略図で図示してある
が、プレス組立体20は複数の制御シリンダ組立体36
を備えることを理解すべきである。クッション組立体3
4及び制御シリンダ組立体36は、ここで上方絞りリン
グ24及び下方絞りリング26に関係する状態に図示し
てあるが、異なる型式のプレス組立体内ではこれらクッ
ション組立体及び制御シリンダ組立体は、他の部材と関
係するようにしてもよい。
【0017】プレス組立体20は、ジョン・テレール、
ポール・カディス、レオナード・ハイネィ及びスーザン・
プファフにより1989年10月30日付けで出願された米国特
許出願第429,200号「プレス組立体及び作動方法」に記
載された構造と略同一の構造を備えている。しかし、プ
レス組立体20は、所望であれば異なる構造を備えるよ
うにしてもよい。
【0018】クッション組立体 クッション組立体34は、ピストン及びシリンダ組立体
40を備えている。該ピストン及びシリンダ組立体40
は、基台22に接続されたシリンダ42を備えている。
ピストン44がシリンダ42を上方及び下方可変容積チ
ャンバ46、48に分割する。上方可変容積チャンバ4
6は液圧流体を保持し、導管54を通じてアキュムレー
タ52と流体連通状態に接続される。
【0019】該導管54を通る液圧流体の流量を比較的
少ない量に制限する調節可能な流量調整オリフィス56
が導管54内に設けられている。逆止弁58が主たる導
管54を通じて可変容積チャンバからアキュムレータ5
2に流動する液圧流を遮断する。しかし、狭小な排出流
路60は、少量の液圧流体がアキュムレータ52からク
ッション組立体34内の上方可変容積チャンバ46に流
動するのを許容し、該チャンバからのいかなる液圧流体
の漏洩をも補う。
【0020】クッション組立体34内の下方可変容積チ
ャンバ48には、ガス、特に、窒素が充填される。該下
方可変容積チャンバ48は、導管64を通じてアキュム
レータ52と接続される。アキュムレータ52を加圧し
て、下方可変容積チャンバ48内に所定の最小の流体圧
力を維持する。
【0021】プレス組立体20が開放状態(図1)から
閉塞状態に作動する間、下方絞りリング26は、ピスト
ン44に接続された上方伸長のピストンロッド68によ
り支持される。プレス組立体20が閉塞すると、下方絞
りリング26がピストン44を下方に動かし、下方可変
容積チャンバ48の寸法を縮小させる。下方可変容積チ
ャンバ48内のガスが圧縮されるに伴い、クッション組
立体34は下方絞りリング26に弾性力を付与する。
【0022】下方絞りリング26がその最初の位置に復
帰すると、クッション組立体34は下方絞りリング26
に力を付与し、下方絞りリングを支持する。この状態の
とき、下方可変容積チャンバ48の寸法は増大する。下
方可変容積チャンバ48の寸法が増大し、チャンバ48
内の流体圧力は低下する傾向となるが、流体圧力はピス
トン44を図1に示した伸長位置に維持し、下方絞りリ
ング26を支持するのに十分な値以上である。
【0023】図1には、単一のクッション組立体34の
みが図示してあるが、プレス組立体が閉塞動作をする
間、下方絞りリング26を支持し、該下方絞りリング2
6に弾性力を付与する複数の同一のクッション組立体が
存在することを理解すべきである。このように、下方絞
りリングを支持する矩形に配置されたクッション組立体
34がある。
【0024】制御シリンダ組立体 制御シリンダ組立体36は、プレス組立体36が閉塞状
態に作動する間、加工物28及び上方絞りリング24が
下方絞りリングを強く打撃する前に、下方絞りリング2
6を下方に加速させる作用を行う。これを実現するため
には、制御シリンダ組立体36はクッション組立体34
と上方絞りリング24との間に力を伝達する。
【0025】制御シリンダ組立体36は、ピストン及び
シリンダ組立体70を備えている。該ピストン及びシリ
ンダ組立体70は、基台22内に配置され、クッション
シリンダ42の中心軸線に対して平行に伸長する垂直中
心軸線を有するシリンダ72を備えている。制御ピスト
ン74がシリンダ72内に配置され、該シリンダ72を
上方可変容積チャンバ76及び下方可変容積チャンバ7
8に分割する。下方可変容積チャンバ78は液圧流体を
保持しており、導管80を通じて、クッション組立体3
4の上方チャンバ46と流体連通状態に接続される。制
御組立体36の上方可変容積チャンバ76は大気に通気
される。図1には、単一段のピストン74が図示してあ
るが、所望でれば、多段ピストンを使用してもよい。
【0026】力伝達部材、又はピン84には、制御ピス
トン74に接続されたピストンロッド86が係合する。
該力伝達部材84は上方絞りリング24と制御シリンダ
組立体36との間で力を伝達する。円筒状の力伝達部材
84は、下方絞りリング26に形成された円筒状穴90
を通って伸長し、ピストンロッド86の上端に係合す
る。該力伝達部材84はピストンロッド86とは別個に
形成することが望ましいが、ピストンロッド86は穴9
0を通って伸長し、ピストンロッド自体が力伝達部材と
して機能するようにしてもよい。所望であれば、該力伝
達部材84及びピストンロッド86は、下方絞りリング
26の片側に配置し、下方絞りリング26を通って伸長
する穴90を設ける必要がないようにしてもよい。所望
であれば、該力伝達部材74は、上方絞りリング24以
外の部材によって動かすようにすることも出来る。
【0027】図1には、単一の制御シリンダ組立体36
のみが図示してあるが、複数の同一の制御シリンダ組立
体36が下方絞りリングの周縁に沿って矩形の列状に配
置されていることを理解すべきである。これら複数の制
御シリンダ組立体は、同様に、下方絞りリング26の周
縁に沿って矩形の列状に配置された複数のクッション組
立体34と流体連通状態に接続されており、これら複数
のクッション組立体34に液圧流体圧力を伝達する作用
を果たす。
【0028】クッション制御弁組立体 本発明の1つの特徴によれば、クッション組立体40が
退却状態から作動するのを遅らせるクッション制御弁組
立体100(図1)が設けられている。かかるクッショ
ン制御弁組立体100が存在しない場合、クッション組
立体40は、プレス組立体20が閉塞状態から開放状態
に戻る作動を開始すると直ちに、退却状態から伸長状態
に復帰し始めることになる。その結果、制御弁組立体1
00が存在しない場合、クッション組立体34の下方可
変容積チャンバ48内の窒素ガス圧力がピストン44を
上方に動かし、下方絞りリング26を上方絞りリング2
4に対して上方に動かす。
【0029】プレス組立体20が閉塞状態に達したと
き、制御弁組立体100は図1に示した開放状態から閉
塞状態に作動し、クッション組立体34からの流体の流
れを遮断する。閉じた制御弁組立体100によりクッシ
ョン組立体34からの流体の流れが遮断されると、クッ
ション組立体は退却状態に維持される。プレス組立体2
0がその開放状態に向けて作動する少なくとも最初の動
作部分中、制御弁組立体100は閉塞状態に維持され、
クッション組立体34を退却状態に維持する。故に、上
方絞りリング24が動いて、下方絞りリングから離反す
る間、下方絞りリング26は静止状態を保つ。これは、
上方絞りリング24が加工物28及び下方絞りリング2
6から分離して上方に動くまで、加工物が下方絞りリン
グ26によって型からはじかれるのを阻止する。
【0030】上方絞りリング24が行程上端の位置に達
する前、又はその位置に達した直後何れかの時点にて、
クッション組立体制御弁100は閉塞状態から図示した
開放状態に作動されて復帰する。このとき、流体は、ク
ッション組立体34から制御弁組立体100及び導管8
0を通って制御シリンダ組立体36に流動することが出
来る。このように、液圧流体は上方クッションチャンバ
46から開放しているクッション制御弁組立体100及
び導管80を通って圧送され、制御ピストン74を上方
に動かす。
【0031】下方クッションチャンバ46内の窒素ガス
圧力は、常時、クッションピストン44を上方に押し付
け、クッション組立体34の上方可変容積チャンバ46
内の液圧流体を加圧する。その結果、流体圧力は開放し
た制御弁組立体100を通じて制御シリンダ組立体36
の下方シリンダチャンバ78に伝達される。下方制御シ
リンダチャンバ78内の液圧流体がピストン74及びピ
ストンロッド86を上方に動かす。クッション組立体3
4が完全に伸長すると、下方絞りリング26はその最初
の位置、即ち、開放したプレス位置まで上方に動き、或
いは動きつつある。
【0032】クッション制御弁組立体100は、プレス
組立体20の作動サイクル中の任意の時点にてその開放
位置と閉塞位置との間を作動させることが出来る。本発
明の図示した実施例において、制御弁組立体100は、
制限スイッチ102が下方絞りリング26に接続された
突起104により作動されるまで、図1に示した開放状
態に維持される。該突起104は、下方絞りリング26
の下方行程の終了時に制限スイッチ102を作動させ
る。
【0033】クッション制御弁組立体100は、プレス
組立体20が開放状態から閉塞状態に作動するとき、図
1に示した開放状態に維持される。故に、プレス組立体
20が閉塞状態に作動されたとき、液圧流体は、下方制
御シリンダチャンバ78から導管80及びクッション制
御弁組立体20を通ってクッション組立体84に圧送さ
れる。逆止弁組立体106は制御弁組立体100の両側
部にて、導管80と流体連通状態に接続され、クッショ
ン制御弁組立体100の閉塞後、制御シリンダチャンバ
78内の残留液圧流体の全てが導管80を通って流動す
ることが出来る。このように、プレス組立体20が開放
状態から閉塞状態に作動することは、制御弁組立体が存
在する場合において、この制御弁組立体と同様に行われ
る。
【0034】プレス組立体20を閉塞状態に作動させ、
制限スイッチ102を作動させると、制御弁組立体10
0はその閉塞位置に作動し、クッション組立体34から
制御弁組立体36への流体の流れを遮断する。制御弁組
立体100は、プレス組立体20が閉塞状態から開放状
態に動く少なくとも最初の動作部分中、閉塞状態にあ
り、クッション組立体34からの流体の流れを遮断す
る。故に、液圧流体は退却したクッション組立体34の
上方チャンバ46外に流動することが出来ず、下方シリ
ンダチャンバ48内の窒素圧力はクッション組立体34
をその伸長状態に向けて作動させることが出来ない。故
に、加工物28は固定型下方絞りリング26の上に留ま
る。
【0035】プレス組立体20(図示せず)をその作動
サイクル中の所定の点まで作動させたとき、上方制限ス
イッチ110は上方絞りリング24の突起112によっ
て作動される。該制限スイッチ110の作動により、ク
ッション制御弁組立体100は閉塞状態から開放状態に
作動する。
【0036】制御弁組立体100が開放状態に作動した
とき、流体は上方クッションシリンダチャンバ46から
下方制御シリンダチャンバ78まで流動することが出来
る。これは、下方シリンダチャンバ48内の高圧の窒素
ガスがクッションピストン44を上方に動かすのを許容
する。クッションピストン44が上方に動くことによ
り、液圧流体は導管80、及び開放した制御弁組立体1
00を通って、制御シリンダ組立体36の下方シリンダ
チャンバ78内に圧送される。勿論、流体がクッション
組立体34から制御シリンダ組立体36に圧送される
と、制御シリンダピストン74は上方に動かされる。
【0037】下方クッションシリンダチャンバ48内の
窒素ガス圧がピストン44を上方に動かし、液圧流体を
上方クッションチャンバ46から上方に圧送すると、下
方絞りリング26及び加工物28は上方絞りリング24
に向けて上方に動く。クッション組立体34が図1に図
示した伸長位置に復帰すると、絞りリング26、及び加
工物28の上方への動きは停止する。
【0038】図1に図示した本発明の実施例において、
制御弁組立体100は閉塞状態から開放状態に作動し、
上方絞りリング24が行程上端の位置に達したとき、即
ち、上方絞りリング24がその開放プレス位置に達した
とき、クッション組立体34は退却位置状態から伸長状
態への作動を開始する。しかし、制限スイッチ110、
及び上方絞りリング24上の突起112は、プレス組立
体20が閉塞状態から開放状態に動く任意の時点にて、
制御弁組立体100を閉塞状態から開放状態まで作動さ
せ得るように配置することが可能である。このように、
上方絞りリング24がその行程下端、即ち、閉塞プレス
位置と、その行程上端、即ち、開放プレス位置との間の
中間にあるときに、制御弁組立体100を閉塞状態から
開放状態に作動させることが出来る。
【0039】クッション制御弁組立体100は、図2に
概略図で図示した制御回路120によって作動される。
該制御回路120は、制御弁組立体100内の弁部材に
接続された電磁弁124を備えている。該電磁弁124
が図2に示した不作動位置にあるとき、偏倚ばねが制御
弁組立体100を図1に示した開放状態に偏倚させる。
故に、何らかの予見し得ない理由のため、制御回路12
0の電流が遮断され、又は作動不良となった場合、制御
弁組立体100は偏倚ばねによってその開放状態に動
く。
【0040】プレス組立体が開放状態から閉塞状態に作
動する間、電磁弁124は不作動状態に維持され、クッ
ション制御弁組立体100は開放した状態を保つ。プレ
ス組立体20がその閉塞状態まで作動すると、制限スイ
ッチ120(図1)は下方絞りリング26上の突起10
4によって作動される。常開放制限スイッチ102の作
動、即ち接続によってリレー126が作動する。該リレ
ー126が作動すると、常開放接点128が接続して、
電気配線132、134間、及び電磁弁124を通る回
路を完成させる。電磁弁124が作動すると、クッショ
ン制御弁組立体100は図1に示した開放状態から閉塞
状態に作動する。
【0041】プレス組立体20が閉塞状態から開放状態
に向けて作動するとき、下方絞りリング26は静止状態
に留まり、制限スイッチ102は接続したままである。
故に、クッション制御弁組立体100の電磁弁124は
作動状態を保ち、制御弁組立体を閉塞状態に維持する。
【0042】上方絞りリング24がその行程上端、即
ち、開放プレス位置に達すると、突起112が制限スイ
ッチ110を作動させる(図1)。該制限スイッチ11
0が作動すると(図2)、リレー138を作動させる回
路が完成する(図2)。リレー138の作動により、そ
の常閉鎖接点140が開放し、電磁弁124を作動させ
る回路を遮断する。その結果、クッション制御弁組立体
100が作動され、図1に図示した開放状態となる。
【0043】クッション制御弁組立体100を開放状態
に作動させることにより、下方クッションシリンダチャ
ンバ48内の流体圧力(図1)がクッションピストン4
4をその退却位置から上方に動かすことが可能となる。
クッションピストン44が上方に動くことにより、液圧
流体はクッション組立体34から開放したクッション制
御弁組立体100を通って制御シリンダ72の下方チャ
ンバ78に圧送される。勿論、クッションピストン44
が上方に動くとき、又、下方絞りリング26も上方に動
く。下方絞りリング26が上方に動くと、制限スイッチ
102が釈放され、その常開放位置に復帰する。この状
態のとき、保持リレー126は不作動状態となり、その
接点128は開放状態に動く。
【0044】プレス組立体20の次の作動サイクルの開
始時、下方絞りリング24はその行程上端の位置から下
方に動く。この状態のとき、制限スイッチ110は釈放
され、保持リレー138を作動させる回路を開放する。
その結果、リレーの接点140が図2に図示した閉塞状
態まで動く。リレー接点140は接続するが、電磁弁1
24は不作動状態を維持し、下方絞りリング26の下方
への動きにより制限スイッチ102が作動されるまで、
クッション制御弁組立体100は開放状態に留まる。
【0045】補助装置 本発明の別の特徴によれば、プレス組立体20と関係す
る補助装置150が設けられる。該補助装置150は、
加工物がプレス組立体20内にある間、加工物28に対
してある工程を行うことが出来る。該補助装置150
は、プレス組立体20がその開放状態からその閉塞状態
まで作動するとき、流体流により制御シリンダ組立体3
6から補助装置150に伝達されるエネルギの作用によ
り作動される。加工物がプレス組立体20内にある間、
該補助装置150を利用して該加工物28に対して多数
の異なる工程の任意の工程を行うことが出来る。このよ
うに、該補助装置150を利用して加工物28の屈曲、
切断、穴の形成を行い、又はその他の方法で変形させる
ことが出来る。
【0046】補助装置150はシリンダ152を備えて
いる。ピストン154がシリンダ152内に配置されて
おり、シリンダを上端チャンバ156と、ロッド端チャ
ンバ158とに分割する。ピストンロッド160がピス
トン154に接続されている。適当な補助工具162が
ピストンロッド160の外端に取り付けられている。該
補助装置150はプレスの作動サイクル中の任意の所望
の時点で作動させることが可能ではあるが、図1に図示
した本発明の実施例において、補助装置150を作動さ
せて、プレス組立体20をその開放状態からその閉塞状
態まで作動させるとき、加工物28に対してある工程を
行う。補助装置120は制御シリンダ組立体50の下方
チャンバ78からの液圧流体流により作動される。この
ように、上方絞りリング24が下方に動き、制御シリン
ダピストン74が下方に付勢されると、液圧流体は導管
166を通って、補助装置150の上端チャンバ156
に流動する。これと同時に、液圧流体は制御シリンダ組
立体36からクッション組立体34に圧送される。
【0047】補助装置150の上端シリンダチャンバ1
56内の液圧流体の圧力により、ピストン154は下方
にかつ左方向(図1に見た場合)に動く。これにより、
補助工具162が動いて加工物28に対して工程を行
う。ピストン154が上端チャンバ156内の液圧流体
の圧力により動かされると、ロッド端チャンバ158内
の窒素ガスがピストンによって圧縮される。
【0048】補助工具162は、プレス組立体120が
閉塞状態から開放状態に向けて作動し始めるまで、ロッ
ド端チャンバ156内の液圧流体の圧力によって伸長状
態に維持されている。プレス組立体20が閉塞状態から
開放状態に向けて作動し始めると、上方絞りリング24
は上方に動いて基台22から離反する。この状態のと
き、ロッド端チャンバ158内の窒素ガス圧力がピスト
ン154を上方にかつ右方向(図1に見た場合)に付勢
させる。これにより、液圧流体は上端シリンダチャンバ
156から導管166を通って制御シリンダチャンバ7
8に圧送される。
【0049】制御弁74に対して付与される液圧流体圧
力の力はピストンロッド86及び力伝達部材84を介し
て上方絞りリング24に伝達され、上方絞りリング24
を上方に付勢させる。この結果、エネルギは駆動組立体
32に伝達されて戻る。液圧流体が補助装置150から
制御シリンダ組立体36に圧送される時間の長さは上端
チャンバ156内に保持された液圧流体の容積によって
決まる。
【0050】図1に図示した本発明の実施例において、
補助装置150のピストン154は、プレス組立体20
が開放状態に達する前、図1に図示した退却位置に復帰
する。故に、補助装置150からの流体の圧送、及びピ
ストン74の上方への動きはプレス組立体が閉塞状態か
ら開放状態に向けて作動する中間の時点にて中断され
る。これが生じるのは、補助装置150内のピストン1
54が図1に図示した退却位置まで復帰したときであ
る。この時点で、クッション制御弁組立体100は閉塞
状態になり、下方絞りリング26は静止状態になる。
【0051】プレス組立体20が開放状態に達すると、
クッション制御弁組立体100は閉塞状態から図示に図
示した開放状態に作動される。次に、液圧流体がクッシ
ョン組立体34から制御シリンダチャンバ78まで圧送
され、制御ピストン74の上方への動きを再開させる。
このように、クッション組立体34がその作動サイクル
を完了する前に、補助装置150の作動サイクルが完了
される。
【0052】作用 プレス組立体20が図示の開放状態にあるとき、上方絞
りリング24は下方絞りリング26の上方の相当離間し
た距離に位置している。下方絞りリング26は伸長した
クッション組立体34により支持される。力伝達部材8
4が下方絞りリング26の上側から上方絞りリング24
に向けて上方に突出する。該力伝達部材84は伸長した
制御ピストン及びシリンダ組立体70のピストンロッド
86の上端に支持されている。
【0053】加工物28は上方絞りリング24と下方絞
りリング26との間に配置されている。加工物は下方絞
りリング26により支持されかつ力伝達部材84の内方
に配置される。このように、力伝達部材84が下方絞り
リング26の穴90内に伸長するが、該力伝達部材84
は加工物28を通って伸長はしない。
【0054】クッション組立体34は下方可変容積チャ
ンバ48内の流体圧力、即ち、窒素ガス圧力により図1
に図示した伸長状態に維持される。下方可変容積チャン
バ48、及びアキュムレータ52内のガス圧力は下方絞
りリング26、及びクッションピストン44を支持する
のに十分以上の圧力である。制御シリンダ組立体36は
下方制御シリンダチャンバ78内の液圧流体圧力により
図1に図示した伸長状態に維持される。下方制御シリン
ダチャンバ78内の流体圧力は制御ピストン74及び力
伝達部材84を支持するのに十分以上の圧力である。
【0055】このとき、クッション制御弁組立体100
は、図1に図示した開放状態にある。このため、電磁弁
124(図2)は不作動状態である。制限スイッチ11
0は突起112により接続状態に保持され(図1)、リ
レー138を作動させ(図2)、これによりその常閉塞
接点140が開放し、電磁弁124を作動させる回路を
遮断する。該制限スイッチ102はその常開放位置にあ
る。故に、リレー126は不作動状態とされ、その常開
放接点128は又電磁弁124を作動させる回路を遮断
する。
【0056】プレス組立体20が開放状態にあるとき
(図1)、補助装置150は退却状態にある。このた
め、シリンダ組立体150のロッド端チャンバ158内
の流体圧力、即ち、窒素ガス圧力はピストン154を図
1に図示した退却状態に保持する。シリンダ152の上
端チャンバ156内の液圧流体の圧力がロッド端チャン
バ158内のガスに対して最初の力を維持する。
【0057】上方絞りリング24が下方絞りリング26
に向けて動くと、上方絞りリング24の下側が力伝達部
材84に係合する。上方絞りリングが動いて、力伝達部
材84と係合すると、制御シリンダ組立体36が作動さ
れ、液圧流体を開放した制御弁組立体100を通じてク
ッション組立体34に圧送する。このようにして、力は
上方絞りリング24からクッション組立体34に伝達さ
れ、クッション組立体を退却状態に向けて作動させ始め
る。クッション組立体34が退却すると、下方絞りリン
グ26、及び加工物28は下方向に向けて加速される。
【0058】更に、上方絞りリング24が動いて、力伝
達部材84と係合すると、下方制御シリンダチャンバ7
8内の増大した液圧流体の圧力が導管166を通じて補
助装置150のロッド端チャンバ156に伝達される。
この液圧流体圧力により、ピストン154はその伸長位
置に向けて動き、工具162を下方向に動く加工物28
に向けて動かす。このように、上方絞りリング24が加
工物28及び下方絞りリング26に係合する前、クッシ
ョン組立体34、及び補助装置150の双方は制御シリ
ンダ組立体36から圧送された液圧流体の作用によって
作動を開始する。
【0059】上方絞りリング24が力伝達部材84を下
方に動かし続けると、該力伝達部材は制御ピストンロッ
ド86を下方に動かし続ける。故に、ピストン74は、
制御シリンダチャンバ78からクッション組立体34及
び補助装置150の双方に液圧力の圧送を続ける。この
ように、制御シリンダ組立体34から導管166を通じ
て補助装置150へ、及び導管80を通じてクッション
組立体34への液圧流体の流れが画定されかつ維持され
る。
【0060】クッション組立体34の上方可変容積チャ
ンバ46内の流体圧力によりピストン44は下方に動い
て、下方クッションチャンバ48内のガス体を圧縮す
る。ピストン44が下方に動くのに伴い、ピストンロッ
ド68及び下方絞りリング26も下方に動く。これは、
下方絞りリング26がピストンロッド68上に支持さ
れ、ピストンロッドと共に動き得るからである。
【0061】下方絞りリング26が下方に動く速度は、
上方絞りリング24が下方に動く速度よりも遅い。故
に、上方絞りリング24、及び加工物28はより遅く動
く下方絞りリング26を強く打撃する。上方絞りリング
24が下方絞りリング26を強く打撃するとき、加工物
28は絞りリング間に把持され、絞りリングは共に下方
に動く。
【0062】上方絞りリング24が下方絞りリングを強
く打撃するとき、下方絞りリング26は下方に動いてい
るため、プレス組立体に作用するショック装填力は、上
方絞りリングが下方絞りリングを強く打撃するとき、下
方絞りリング26が静止している場合よりも遥かに小さ
くなる。上方絞りリング24が下方絞りリングに対して
閉じているとき、ショック装填力を軽減することに加
え、下方絞りリング26を下方に動かすことにより、プ
レス組立体20の作動に伴う騒音レベルを軽減すること
が出来る。
【0063】上方及び下方絞りリング24、26がその
間に加工物28を把持した状態で下方に共に動くと、ク
ッション組立体34及び制御ショック組立体36は等速
度にて退却する。これは、クッション組立体ピストン4
4、及び制御シリンダ組立体ピストン74が下方に動
き、これと同時に、上方及び下方絞りリング24、26
が等速度にて下方に動くからである。
【0064】プレス組立体20が閉塞状態に作動される
と、液圧流体は制御シリンダチャンバ78から補助装置
150への流動を継続する。これにより、補助装置15
0は加工物28の変形を完了させる。このように、プレ
ス組立体20が閉じ、クッション組立体34が収縮する
と、補助工具162は動かされて、下方に動く加工物2
8の変形を完了させる。ピストン154に作用する液圧
流体の圧力のため、補助工具162は加工物28を変形
させる。補助工具162が伸長すると、ロッド端チャン
バ158内のガスはピストン154により圧縮される。
【0065】プレス組立体20がその完全な閉塞状態に
達すると、クッション組立体34は完全に退却する。
又、制御シリンダ組立体36も完全に退却する。補助装
置150は完全に伸長する。上方及び下方絞りリング2
4、26はその最下方位置にある。このとき、加工物2
8は、ストレッチ・ドロー成形工程中における型の作用
と、補助装置150の作用とが組合わされることで完全
に変形される。
【0066】プレス組立体20が閉塞し、上方及び下方
絞りリング24、26がその行程下端の位置に達する
と、突起104は制限スイッチ102を作動させ、クッ
ション制御弁組立体100を閉塞状態に作動させる。こ
のように、常開放制限スイッチ102の作動により(図
2)、リレー126を作動させる回路が完成される。リ
レー126が作動すると、その常開放接点128が接続
する。このとき、制限スイッチ110は開放しており、
リレー138が不作動状態にあり、その接点140は接
続している。故に、クッション制御弁組立体100は図
1に図示した開放状態から閉塞状態に作動し、クッショ
ン組立体34の上方チャンバ46からの液圧流体の流れ
を遮断する。
【0067】プレス組立体20が閉塞状態に達した直
後、該プレス組立体は開放状態に復帰する作動を開始す
る。プレス組立体が開放し始めると、プレス駆動組立体
32(図1)が上方絞りリング24を上方に動かして、
基台22から離反させる。
【0068】上方絞りリング24が上方に動いて基台2
2から離反するとき、クッション組立体34はその退却
状態に留まる。これは、閉塞したクッション制御弁組立
体100がクッション組立体34からの液圧流体の流動
を妨害するためである。故に、クッション組立体34は
液圧的にロックされ、下方チャンバ48内のガス圧力は
ピストン44を上方に動かし、下方絞りリング26を上
方絞りリング24と共に上方に動かすことが出来ない。
このため、上方絞りリング24は動いて、静止した加工
物28及び下方絞りリング26から離反する。
【0069】上方絞りリング24が上方に動くと、補助
装置150のガスロッド端チャンバ158内のガス圧力
がロッド端チャンバを膨張させ、上端チャンバ156を
収縮させる。故に、液圧流体はピストン154により上
端チャンバ156から導管166を通じて制御シリンダ
組立体70に圧送される。その結果、下方絞りリング2
6はその開放したプレス位置に留まる一方、補助工具1
62は退却する。
【0070】上方絞りリング24が最初に上方に動く
間、退却する補助装置150は液圧流体の圧力を制御シ
リンダ組立体70に伝達し、制御ピストン74を上方に
動かす。制御ピストン74に加えられる液圧流体圧力は
ピストンロッド86及び力伝達部材84を通じて上方絞
りリング24に伝達され、上方絞りリング24を上方に
付勢させる。その結果、エネルギは駆動組立体32に伝
達されて戻される。
【0071】収縮する補助装置150から制御シリンダ
組立体36に圧送される流体量はピストン74及び力伝
達部材84を上方絞りリング24に対して上方に押し続
けるには不十分である。これは、補助装置150から流
動する液圧流体の量は、導管166及び補助装置150
と関係して、補助装置の作動速度の制御を容易にし得る
ように設けられた流量制御弁(図示せず)により絞るこ
とが出来るからである。しかし、上方絞りリング24が
その行程上端の位置、即ち、開放位置に達する前、補助
装置150は図1に図示した退却状態に復帰している。
故に、上方絞りリング24がその上方位置、即ち開放プ
レス位置に達する前に、導管166を通って制御シリン
ダ組立体36に流動する流体の流れは停止されている。
【0072】上方絞りリング24が行程上端の位置、即
ち図1に図示した開放位置に達すると、制限スイッチ1
10は突起112により作動される。これにより、制限
スイッチ110が接続し、リレー138(図2)を作動
させる。リレー138が作動すると、その常閉接点14
0が開放し、電磁弁124を不作動にする。電磁弁12
4が不作動になる結果、制御弁組立体100(図1)が
閉塞状態から開放状態に作動される。
【0073】制御弁組立体100が開放することによ
り、流体は制御組立体34から制御シリンダ組立体36
に伝達することが可能となる。このように、下方クッシ
ョンチャンバ48内の窒素ガスの圧力は、クッションピ
ストン44を完全に退却した状態から図1に図示した完
全に伸長した状態に向けて上方に動かす効果がある。ク
ッションピストン44が最初に上方に動くことにより、
上方クッションチャンバ46に生じる可能性のあるキャ
ビティ現象を解消することが可能となる。
【0074】上方クッションチャンバ46からキャビテ
ィ現象が除去されるや否や、液圧流体は上方クッション
チャンバから開放した制御弁組立体100及び導管80
を通って制御シリンダチャンバ78に圧送される。この
液圧流体の流動により、制御ピストン74は上方に動か
される。制御ピストン74に作用する液圧流体の圧力
は、ピストンロッド86を通じて力伝達部材84に伝達
される。しかし、このとき、上方絞りリング24は力伝
達部材84から離間される。故に、力伝達部材84は上
方絞りリング24に力を加える効果がない。
【0075】下方クッションチャンバ48内のガス圧力
はクッションピストン44を常時、上方に付勢させ、ク
ッション組立体34の上方可変容積チャンバ46内の液
圧流体を加圧する。その結果、流体圧力は開放した制御
弁組立体100及び導管80を通じて下方制御シリンダ
チャンバ78に伝達される。この下方制御シリンダチャ
ンバ78内の液圧流体の圧力はピストン74を上方に圧
縮し、制御シリンダ組立体70を伸長させる。
【0076】クッション組立体34が退却状態から図1
に図示した伸長状態に作動されると、下方絞りリング2
6はその行程下端の位置、即ち、プレスの閉塞位置から
図示した行程上端の位置、即ちプレス開放位置に動かさ
れる。次に、このとき静止している上方絞りリング24
に対する下方絞りリング26の上方への動きが停止す
る。下方絞りリング26はその上方位置に静止状態とな
る。プレス組立体20が図1の開放状態に作動されたな
らば、変形した加工物28はプレス組立体20から容易
に除去することが可能となる。
【0077】クッション組立体34、制御シリンダ組立
体26、及び補助装置150は上方及び下方絞リリング
24、26と協働するように使用することが望ましい
が、これらは、絞りリングを備えないプレス組立体にて
使用することも出来る。この場合、クッション組立体3
4を使用してプレス組立体内の下型を緩衝することが出
来る。制御シリンダ組立体36はプレス組立体の上型と
関係するようにしてもよい。加工物がプレス組立体内で
上型と下型との間にある間、補助装置150を使用し
て、加工物を変形させることが出来る。
【0078】第2の実施例 図1及び図2に図示した本発明の実施例において、プレ
ス組立体20を開放状態から閉塞状態に作動させると
き、補助装置150を作動させ、下方に動く加工物を変
形させる。図3及び図4に図示した本発明の実施例にお
いて、プレス組立体を閉塞状態に作動させた後、プレス
組立体を開放状態に向けて作動させるとき加工物が静止
している間、補助装置を作動させ、加工物を変形させ
る。図3及び図4に図示した本発明の実施例は、図1及
び図2の本発明の実施例と実質的に同様であるため、同
様の構成要素は同様の参照符号で表示するが、混同を避
けるため、図3及び図4に示した本発明の実施例の場合
は、参照符号に接尾字「a」を付して表示する。
【0079】プレス組立体20a(図3)は、固定型基
台22aを備えている。上方絞りリング又は部材24a
は、プレス組立体の作動中、可動の絞りリング又は部材
26aと協働して薄板金属加工物28aを変形させる。
プレス組立体20aの作動中、上方及び下方絞りリング
24a、26aは、薄板金属加工物28aの両側部に圧
力を付与し、絞りリング間にて加工物を強固に把持す
る。加工物28aが上方及び下方絞りリング24、26
a間に把持されたならば、ストレッチドロー成形工程
中、これら絞りリングを下降させ、型(図示せず)に沿
って加工物を変形させる。
【0080】プレス組立体20aを作動させ、薄板金属
加工物28aをストレッチドロー成形するとき、駆動組
立体32aの上方絞りリング24aを加工物28aに向
けて下方に動かす。上方絞りリング24aの下降動作が
継続されると、上方絞りリング及び加工物28aは下方
に動く下方絞りリング26aを強く打撃し、薄板金属加
工物の端縁を強固に把持する。次に、上方及び下方絞り
リング24a、26aを共に下降させ、下型の上方上で
加工物を延伸させ、これにより加工物を変形させる。
【0081】クッション組立体34aは基台22a上に
取り付けられている。クッション組立体34aは、下方
絞りリング26aに弾性力を付与する。この弾性力はプ
レス組立体が閉塞状態に作動する間、下方絞りリング2
6aの下方への動きに対抗する。
【0082】制御シリンダ組立体36aは、上方絞りリ
ング24aが下方絞りリング上に閉塞する前に、下方絞
りリング26aを加速させる作用を行う。プレス組立体
20aが閉塞する間、下方絞りリングを加速することに
より、上方絞りリング24a及び加工物28aが下方絞
りリング26aを強く打撃するときのショック装填を軽
減することが出来る。
【0083】クッション組立体34aは、ピストン及び
シリンダ組立体40aを備えている。該ピストン及びシ
リンダ組立体40aは、基台22aに接続されたシリン
ダ42aを備えている。ピストン44aがシリンダ42
aを上方可変容積チャンバ46a及び下方可変容積チャ
ンバ48aに分割する。該上方可変容積チャンバ46a
は液圧流体を保持し、導管54aを通じてアキュムレー
タ52aと流体連通状態に接続される。クッション組立
体34a内の下方可変容積チャンバ48aにはガス、具
体的には窒素が充填されている。下方可変容積チャンバ
48aは導管64aを通じてアキュムレータ52aと接
続される。
【0084】プレス組立体36aが閉塞状態に作動する
間、上方絞りリング24aが下方絞りリング及び加工物
28aを強く打撃する前、制御シリンダ組立体36aは
下方絞りリング26aを下方向に向けて加速する作用を
行う。これを実現するため、制御シリンダ組立体36a
はクッション組立体34aと上方絞りリング24aとの
間に力を伝達する。
【0085】制御シリンダ組立体36aはピストン及び
シリンダ組立体70aを備えている。該ピストン及びシ
リンダ組立体70aは、基台22aに配置されたシリン
ダ72aを備えている。制御ピストン74aはシリンダ
70a内に配置され、シリンダを上方可変容積チャンバ
76a及び下方可変容積チャンバ78aに分割する。該
下方可変容積チャンバ78aは液圧流体を保持してい
る。下方可変容積チャンバ78aは導管80a及びクッ
ション制御弁組立体100aを通じてクッション組立体
34aの上方チャンバ46aと流体連通状態に接続され
る。
【0086】力伝達部材、即ち、ピン84aには、制御
ピストン74aに接続されたピストンロッド86aが係
合する。該力伝達部材84aは、上方絞りリング24a
と制御シリンダ組立体36aとの間で力を伝達する。該
円筒状の力伝達部材84aは下方絞りリング26aに形
成された円筒状穴90を通って伸長し、ピストンロッド
86aの上端に係合する。
【0087】加工物がプレス組立体20a内にある間、
補助装置150aは加工物28aを変形させる。該補助
装置150aは、ピストン154aを収容するシリンダ
152aを備えている。該ピストン154aはシリンダ
152aと協働し、上端チャンバ156a、及びロッド
端チャンバ158aを画成する。ピストンロッド160
aがシリンダ152aから伸長する。工具162aがピ
ストンロッド160aの上に取り付けられる。
【0088】図3に図示した本発明の実施例の一特徴に
よれば、補助装置150aは制御シリンダ組立体36a
から伝達されるエネルギを貯蔵する。該補助装置150
aは制御シリンダ組立体36aから伝達される液圧流体
を加圧状態で貯蔵するチャンバ又はアキュムレータ17
0を備えている。加工物がプレス組立体20a内にある
間に、補助装置150aを作動させ、該加工物28aに
工程を行うまで、高圧の液圧流体がアキュムレータ17
0内に貯蔵される。
【0089】加工物28aを補助装置150aによって
変形させようとする場合、弁172は電磁弁174によ
り、図3に図示した閉塞状態から開放状態に作動させ
る。電磁弁174を作動させ、補助装置の制御弁172
を励起させることは、制限スイッチ178が上方絞りリ
ング24aの突起180に係合することに応答して行わ
れる。これは、プレス組立体を開放状態に作動させたと
きに行われる。
【0090】プレス組立体20aが開放状態に達する直
前、制限スイッチ178に突起180が係合する。突起
180が制限スイッチ178に係合することにより、電
磁弁174を作動させる回路が完成される(図4)。電
磁弁174の作動時(図3)、弁172は開放状態に作
動される。加圧液圧流体がチャンバ又はアキュムレータ
170から導管166aを通じて補助ピストンシリンダ
組立体150aの上端チャンバ156aに圧送される。
【0091】上端チャンバ156a内の比較的高圧の流
体により、ピストン154aは図3に図示した退却位置
から伸長位置まで動く。このとき、補助工具162aが
静止した加工物28aに係合し、該加工物を変形させ
る。ピストン154aが伸長状態に向けて動くとき、ロ
ッド端チャンバ158a内の窒素ガスが圧縮される。
【0092】プレス組立体20aがその閉塞状態からそ
の開放状態に作動するとき、補助装置150aが作動さ
れる。補助装置150aが作動する間、下方絞りリング
26a及び加工物28aは静止している。更に、クッシ
ョン組立体34a及び制御シリンダ組立体38aも退却
した状態を保つ。これは、電磁弁124aが作動状態を
保ち、クッション制御弁100aを閉塞状態に保持する
からである。
【0093】補助装置150aが静止した加工物28a
を変形させた後、上方絞りリング24aがその行程上端
の位置まで動いたとき、制限スイッチ110aは突起1
12aに係合することにより作動される。制限スイッチ
110aが作動することにより、リレー138aの回路
が完成される(図4)。故に、リレー138aの常閉接
点140aは開放し、電磁弁124aを不作動にする。
電磁弁124aが不作動になったとき、クッション制御
弁組立体100aはその常開放状態に復帰する。クッシ
ョン制御弁組立体100aが開放すると、流体はクッシ
ョン組立体34aから導管80a(図3)を通じて制御
シリンダ組立体38aに流動することが出来る。
【0094】クッション制御弁組立体100aが開放す
ると、クッション組立体34aの下方チャンバ48内の
高圧の窒素ガスがピストン44aを上方に動かす。これ
により、液圧流体はクッション組立体40aの上端又は
ロッド端チャンバ46aから開放した弁100a及び導
管80aを通じて制御シリンダ組立体36aの下方チャ
ンバ78aに圧送される。このとき、下方絞りリング2
6a及び加工物28aは下降位置、即ち、開放位置から
上方絞りリング24aに向けて上方に動かされる。制御
シリンダ組立体36aの下方チャンバ78a内の流体圧
力はピストン74aを上方に動かし、制御シリンダ組立
体をその伸長状態に作動させる。
【0095】電磁弁124aが作動し、及びクッション
組立体34aが退却状態から伸長状態に向けて作動する
直前、補助装置150aは伸長状態からその退却状態に
作動し始める。制御シリンダ組立体150aがその前に
開放した弁172を通じて伝達された液圧流体圧力の作
用により、その退却状態からその伸長状態に作動されて
いるとき、ピストン154aは動いて近接スイッチ18
6から離反する。その結果、近接スイッチ186の接点
188、190が接続する(図4)。
【0096】補助ピストン154aがクッション制御弁
組立体100aの作動直前にその行程端の位置に達した
場合、第2の近接スイッチ192が作動される。近接ス
イッチ192が作動すると、その常開放接点194、1
96が接続する(図4)。近接スイッチ192の接点1
94が接続する結果、近接スイッチ186の接続した接
点188を通じて電磁弁198を作動させる回路が完成
される。更に、近接スイッチ192の接点196が接続
することでリレー202を作動させる回路が完成され、
その常開放接点204、206を接続させる。
【0097】電磁弁198が作動すると、弁206(図
3)はその常閉塞状態から開放状態に作動される。弁2
06が開放することにより、液圧流体は逆止弁210を
経て制御シリンダ組立体36aに流動することが可能と
なる。このとき、補助シリンダ152aのロッド端チャ
ンバ158a内の窒素ガス圧力はピストン154aをそ
の退却状態に向けて動かし、流体を導管166aを通じ
て制御シリンダ組立体36aに圧送する。これが行われ
ると、工具162aは動いて、下方絞りリング26a及
び加工物28aから離反し、下方絞りリングがその開放
位置からその閉塞位置に向けて上方に動き始めるときの
干渉作用の可能性を解消する。
【0098】補助ピストン154aが動いて、近接スイ
ッチ192から離反すると、該近接スイッチ192はそ
の通常の状態、即ち不作動状態に復帰する。その結果、
近接スイッチ192内の接点194、196が開放す
る。しかし、リレー202はこのとき閉塞しているそれ
自体の常開放接点206を通じて作動状態を保つ。ピス
トン154aがその完全に退却した行程端の位置に達す
ると、近接スイッチ186が作動される。近接スイッチ
186が作動する結果、その接続した接点188、19
0が開放し、リレー202の保持回路を遮断する。その
結果、電磁弁198は不作動となり、弁206は、偏倚
ばねの作用によりその常閉塞状態に復帰する。
【0099】第3の実施例 図3及び図4に図示した本発明の実施例において、補助
装置150aは、液圧流体を加圧状態に貯蔵するアキュ
ムレータ170を備えている。図5及び図6に図示した
本発明の実施例において、補助ピストン及びシリンダ組
立体自体が液圧流体を加圧状態に貯蔵するアキュムレー
タとして機能する。図5及び図6に図示した本発明の実
施例は概ね図3概ね図4に図示した本発明の実施例と同
様であるため、同様の構成要素は同様の参照符号で図示
し、混同を防止するため図5及び図6に図示した本発明
の実施例の構成要素は接尾字「b」を付して表示する。
【0100】本発明のこの実施例において、補助シリン
ダ152bは、ピストン及びシリンダ組立体214によ
り不作動位置(図5に実線で図示)と作動位置(図5に
点線で図示)との間を可動である。プレス組立体20b
が図5に図示した開放状態から閉塞状態に動く間、ピス
トン及びシリンダ組立体214は補助シリンダ152b
を図5に実線で示した不作動位置に維持する。しかし、
プレス組立体20bを閉塞状態に作動させた後で、下方
絞りリング26b及び加工物28bがその下方位置、即
ち完全に開放した位置に静止している間、ピストン及び
シリンダ組立体214を作動させ、補助シリンダ152
bを図5に実線で示した作動位置に動かす。次に、補助
装置150bを作動させ、静止した加工物28bを変形
させる。プレス組立体20bを開放状態から閉塞状態に
作動させると、制御シリンダ組立体36bは流体を逆止
弁210b及び導管166bを通じて補助シリンダ15
2bのロッド端チャンバ158b内に圧送する。液圧流
体が補助シリンダ152bのロッド端チャンバ150b
内に圧送されると、ピストン154bは工具162bと
共に退却される。これが行われると、上端チャンバ15
6b内の窒素ガスがピストン154bによって圧縮され
る。故に、ピストン154b及びシリンダ152bは、
図3のアキュムレータ170と同一方法にて液圧流体を
加圧状態に貯蔵するアキュムレータとして機能する。
【0101】液圧流体が制御シリンダ組立体36bから
補助組立体150bに圧送されると同時に、クッション
組立体34bは、制御シリンダ組立体36bから流体導
管80b及び開放したクッション制御弁組立体100b
を通じて、クッション組立体の上方チャンバ46bに圧
送された液圧流体の圧力によって退却される。クッショ
ン組立体34bの上方チャンバ46bに圧送された液圧
流体は、上方絞りリング24bが加工物28b及び下方
絞りリングに係合する前、クッション組立体34bを退
却させ、下方絞りリング26bの下方への動きを開始さ
せる。
【0102】プレス組立体20bが閉塞状態から開放状
態に復帰する作動を開始すると、クッション制御弁組立
体100bは、図1乃至図4に図示した本発明の実施例
について上述した方法にて閉塞状態に作動される。故
に、クッション組立体34bは退却状態を保ち、下方絞
りリング26b及び加工物28bは、上方絞りリング2
4bがその開放プレス位置に向けてその上方に動く間、
その下方位置、即ち、閉塞プレス位置に静止したままで
ある。
【0103】上方絞りリング27b(図5)が上方に動
くと、突起180bは制限スイッチ178bをその常開
放状態から閉塞状態に作動させる。制限スイッチ178
bが作動することにより、電磁弁174bを作動させる
回路が完成される(図6)。電磁弁174bが作動する
と、弁172bは高圧流体をピストン及びシリンダ組立
体214のロッド端チャンバに供給する図5に図示した
不作動状態から、高圧流体をピストン及びシリンダ組立
体214の上端チャンバに供給する作動状態に作動され
る。
【0104】ピストン及びシリンダ組立体214の上端
チャンバに供給された高圧流体は、ピストン及びシリン
ダ組立体214を作動させ、補助シリンダ152bを図
5に実線で図示した不作動位置から図5に破線で図示し
た作動位置に動かす。補助シリンダ152bが不作動位
置から作動位置まで動いたとき、ピストン154b及び
工具162bはロッド端チャンバ158b内の高圧の液
圧流体の作用によって退却する。
【0105】補助シリンダ152bが作動位置に達する
と、制限スイッチ220が作動される。制限スイッチ2
20が作動する結果、その常開放接点222、224が
接続する(図6)。ピストン154bはアキュムレータ
チャンバとして機能するロッド端チャンバ158b内の
液圧流体の圧力によって退却されるため、近接スイッチ
192bが作動され、その常開放接点194b、196
bが接続する。故に、制限スイッチ220が作動し、そ
の常開放接点222、224が接続するとき(図6)、
電磁弁198bを作動させる回路が完成される。更に、
リレー202bを作動させる回路も完成される。リレー
202bが作動すれば、その常開放接点204b、20
6bが接続し、電磁弁198bを作動状態に維持しかつ
保持回路202bを作動状態に保持する回路が完成す
る。
【0106】電磁弁198が作動したとき、弁206b
(図5)が閉塞位置から開放位置に作動される。弁20
6bを開放すると、導管166b内のロッド端チャンバ
158b内の液圧流体の圧力が制御シリンダ組立体36
bに伝達される。これが行われると、上端チャンバ16
2b内の高圧ガスは補助ピストン154bを図5に破線
で図示した退却位置から伸長位置に動かす。これにより
工具162bが動き、静止した加工物28bに係合して
該加工物を変形させる。このように、図5及び酢6に図
示した本発明の実施例において、補助シリンダ152b
内の液圧流体により圧縮された高圧の窒素ガスは補助装
置150bを作動させて加工物28bを変形させる。
【0107】ピストン154bを退却位置から伸長位置
に動かすことにより、静止した加工物28bを変形させ
るとき、近接スイッチ186bが作動される。該近接ス
イッチ186bの作動によりその常閉接点188b、1
90b、226が開放する。近接スイッチ186bの常
閉接点226が開放することにより、電磁弁174bを
作動させる回路が開放し、弁170bを作動させて図5
に図示した不作動位置に復帰させる。その結果、ピスト
ン及びシリンダ214が作動し、補助シリンダ152b
を図5に破線で図示した作動位置から図5に実線で図示
した不作動位置に復帰させる。
【0108】更に、近接スイッチ186bが常閉接点1
88bが開放することにより、電磁弁198bが不作動
となる。これにより、弁206b(図5)はその常閉位
置に復帰する。更に、近接スイッチ186bの接点19
0bを開放する結果、リレー202bの作動回路が遮断
される。
【0109】補助モータ152bが図5に実線で図示し
た不作動位置に復帰した後に、制限スイッチ110b
(図5)が突起112bによって作動される。その結
果、リレー138bが作動し、その常閉接点140bを
開放させる。次に、電磁弁124bが不作動となり、ク
ッション制御弁組立体110bを閉塞状態から開放状態
に作動させる。これによりクッション組立体34bは退
却状態から伸長状態に向けて作動し、下方絞りリング2
6b及び加工物28bは持ち上げることが可能となる。
【0110】結論 本発明は、プレス組立体20、及び該プレス組立体の作
動方法に関するものである。該プレス組立体20は、こ
のプレス組立体20の作動中、加工物28の両側部に対
して圧力を付与する上方絞りリング24、及び下方絞り
リング26を備えることが出来る。プレス組立体20が
開放状態から閉塞状態に作動するとき、上方絞りリング
24は下方絞りリング26に向けて下方に動かされる。
上方絞りリング24が下方絞りリング26を強く打撃す
る前、上方絞りリングからクッション組立体34に力を
伝達することにより下方絞りリングを下方に加速させる
ことが出来る。上方絞りリング24からクッション組立
体34に伝達される力により、クッション組立体は退却
状態に向けて作動し、その結果、上方絞りリングが下方
絞りリングを強く打撃するとき、下方絞りリング26は
下方に動きつつある。上方絞りリング24により強く打
撃されるとき、下方絞りリング26は下方に動きつつあ
るため、ショック装填が軽減される。
【0111】本発明の一特徴によれば、プレス組立体2
0が開放状態に向けて作動する少なくとも最初の動作部
分中、クッション組立体34は退却状態に維持される。
プレス組立体20が閉塞状態から開放状態に作動する少
なくとも最初の動作部分中、クッション組立体34を退
却状態に維持するため、制御弁100がクッション組立
体からの流体の流れを遮断する。プレス組立体20が作
動サイクルの所定の点に達したとき、制御弁100が作
動され、クッション組立体34から流体を排出すること
を許容する。
【0112】本発明の別の特徴によれば、加工物がプレ
ス組立体20内にある間に、該加工物28にある工程を
行うための補助装置150が設けられる。該補助装置1
50は、プレス組立体20が開放状態から閉塞状態に作
動する間に制御シリンダ組立体36から圧送される流体
により伝達されたエネルギの作用により作動することが
出来る。制御シリンダ組立体36は、上方絞りリング2
4からプレス組立体内の他の部材に伝達される力の作用
により作動させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス組立体が閉塞状態から開放状態に作動す
る少なくとも一部の動作中、退却状態に維持されたクッ
ション組立体と、加工物がプレス組立体内にある間、該
加工物にある工程を行う補助装置とを備えるプレス組立
体の概略図である。
【図2】図1のプレス組立体のクッション組立体からの
流体の流量を制御する弁に接続された制御回路の概略図
である。
【図3】補助装置の第2の実施例を示す、図1と略同様
の概略図である。
【図4】図3のプレス組立体のクッション組立体からの
流体の流量を制御する弁に接続され、図3の補助装置の
作動を制御する弁を備える制御回路の概略図である。
【図5】補助装置の第3の実施例を示す、図1と略同様
の概略図である。
【図6】図5のプレス組立体のクッション組立体からの
流体の流量を制御する弁に接続され、図5の補助装置の
作動を制御する弁を備える制御回路の概略図である。
【符号の説明】
20 プレス組立体 22 基台 24 上方絞りリング 26 下方絞り
リング 28 薄板金属加工物 32 駆動組立
体 34 クッション組立体 36 制御シリ
ンダ組立体 40 ピストン及びシリンダ組立体 42 シリンダ 44 ピストン 46 上方可変
容積チャンバ 48 下方可変容積チャンバ 52 アキュム
レータ 54 導管 56 オリフィ
ス 58 逆止弁 60 排出流路 64 導管 68 ピストン
ロッド 70 ピストン及びシリンダ組立体 72 シリンダ 74 制御ピストン 76 上方可変
容積チャンバ 78 下方可変容積チャンバ 80 導管 86 ピストンロッド 90 穴 100 制御弁組立体 102 制限ス
イッチ 104 突起 106 逆止弁
組立体 110 制限スイッチ 112 突起 120 制御回路 124 電磁弁 126 リレー 128 常開接
点 132 電気配線 134 電気配
線 138 リレー 140 常閉接
点 166 導管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−36931(JP,A) 実開 昭61−195817(JP,U) 実開 平2−87598(JP,U) 実開 平2−87597(JP,U) 実開 平3−47698(JP,U)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放状態から閉塞状態に作動し、加工物
    を変形させるプレス組立体にして、前記加工物の第1の
    側部に係合する第1の可動部材と、加工物の第2の側部
    に係合する第2の可動部材とを備え、前記プレス組立体
    が開放状態から閉塞状態に向けて作動する間、前記第1
    の可動部材が前記第2の可動部材に向けて第1の方向に
    可動であると共に、前記プレス組立体が開放状態から閉
    塞状態に向けて作動する間、加工物の少なくとも一部が
    前記第1及び第2の可動部材の間に配置された状態で、
    前記第1及び第2の可動部材が共に第1の方向に可動で
    あり、更に、前記プレス組立体が開放状態から閉塞状態
    に向けて作動する間、退却状態に向けて作動し、前記第
    2の可動部材が第1の方向に動くのに対抗する弾性力を
    提供するクッション組立体と、加工物が前記第1及び第
    2の可動部材の間に配置されている間加工物の加工を行
    う補助装置と、前記第1の可動部材から伝えられた力の
    作用により前記補助装置に加圧流体を送込み、前記補助
    装置の作動をもたらすエネルギーを与えて加工物に加工
    をさせるようにする制御手段とを備えていることを特徴
    とするプレス組立体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプレス組立体にして、
    前記制御手段が、前記第1の可動部材から伝えられた力
    の作用により加圧流体を前記クッション組立体に供給
    し、前記クッション組立体を偏倚させて伸長状態にする
    力の作用に抗して該クッション組立体を伸長状態から退
    却状態に向けて作動させる手段と、前記第1の可動部材
    の少なくとも一部が第2の方向へ動作する間、前記クッ
    ション組立体からの流体の流れを遮断し、前記クッショ
    ン組立体を退却状態に維持する第1の状態と、流体が前
    記クッション組立体から流動して前記クッション組立体
    を釈放し、偏倚力の作用により退却状態から伸長状態に
    向けて動かすのを許容する第2の状態との間を作動可能
    なクッション制御弁手段とを備えることを特徴とするプ
    レス組立体。
  3. 【請求項3】 プレス組立体を開放状態から閉塞状態に
    作動させ、加工物を変形させる段階と、プレス組立体を
    閉塞状態から開放状態に作動させ、プレス組立体からの
    加工物の除去を容易にする、プレス組立体を作動させる
    方法にして、プレス組立体を開放状態から閉塞状態に作
    動させる前記段階が、加工物の少なくとも一部が第1及
    び第2の可動部材間に配置された状態にて、第1の可動
    部材を第1の位置から第2の位置に配置された第2の可
    動部材に向けて動かす段階と、クッション組立体を伸長
    状態から退却状態に向けて第2の可動部材を動かして第
    2の位置から離反させる段階と、第2の可動部材が動い
    て第2の位置から離反する間に、加工物及び第1の可動
    部材により第2の部材を強く打撃する段階と、その後、
    加工物の少なくとも一部が第1及び第2の可動部材間に
    ある状態にて第1及び第2の可動部材を共に第2の位置
    からその閉塞位置に向けた方向に動かし、第1及び第2
    の可動部材がその閉塞プレス位置に動くとき、クッショ
    ン組立体を退却状態に作動させる段階とを備え、プレス
    組立体を閉塞状態から開放状態に作動させる前記段階
    が、第1の可動部材を第1の位置に向けて動かす段階
    と、第1の可動部材が第1の位置に向けて動く少なくと
    も一部の動作の間、クッション組立体を退却位置に維持
    する一方、前記第2の可動部材をその閉塞プレス位置内
    に静止状態に維持する段階と、その後、クッション組立
    体を退却状態から伸長状態に作動させ、第2の部材を第
    2の位置に動かす段階とを備えることを特徴とする方
    法。
JP3265032A 1990-10-12 1991-10-14 プレス組立体及びその作動方法 Expired - Fee Related JPH0759359B2 (ja)

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