JP2568069B2 - ブレスのダイクツシヨン装置 - Google Patents

ブレスのダイクツシヨン装置

Info

Publication number
JP2568069B2
JP2568069B2 JP61177661A JP17766186A JP2568069B2 JP 2568069 B2 JP2568069 B2 JP 2568069B2 JP 61177661 A JP61177661 A JP 61177661A JP 17766186 A JP17766186 A JP 17766186A JP 2568069 B2 JP2568069 B2 JP 2568069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
hydraulic cylinder
cushion pad
piston
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61177661A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6336931A (ja
Inventor
俊男 阿部
正二郎 白尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP61177661A priority Critical patent/JP2568069B2/ja
Publication of JPS6336931A publication Critical patent/JPS6336931A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2568069B2 publication Critical patent/JP2568069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は成形時の衝撃を大幅に緩和するプレスのダ
イクツシヨン装置に関する。
従来の技術 従来プレスのダイクツシヨン装置として、例えば実開
昭60−176821号公報に記載されたものが公知である。
上記公報のものは、ダイクツシヨンパツドの連結され
たピストンが収容された油圧室にリリーフ圧の制御が可
能なリリーフ弁を設けて、このリリーフ弁を制御系によ
りサーボ制御することにより成形時ダイクツシヨン能力
を発揮するようにしたものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来のダイクツシヨン装置は、サーボ制御の採用
により成形中十分なダイクツシヨン能力を発揮するもの
となつているが、成形初期に発生する衝撃の緩和効果が
少ないと共に、成形後ダイクツシヨンパツドの上昇タイ
ミングや上昇速度については何等制御していないことか
ら、成形品に変形が生じたり、上型上昇時成形品が踊る
などの不具合があつた。
この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもの
である。
問題点を解決するための手段及び作用 この発明は上記目的を達成するために、内部に空気圧
を有するクッションパッドの下方に、上記空気室内に収
容されたピストンに連結された油圧シリンダを設け、か
つ該油圧シリンダ内のピストンより上方へ突設されたピ
ストン杆の先端を上記クッションパッドに係止すると共
に、上記油圧シリンダの下室にリリーフ弁を接続したプ
レスのダイクッション装置において、上記油圧シリンダ
の上室側に、スライドに取付けられた上型がワークに接
触する直前に開放されて、上室側へ油圧を供給するサー
ボ弁を接続したものである。
また上記構成により、スライドに取付けられた上型が
ワークと接触する直前に、油圧シリンダによりクッショ
ンパッドが予備下降されるため、上型とワークが接触す
る最の相対速度が減少し、これによってクッション開始
時発生する衝撃を大幅に緩和することができるようにな
る。
実施例 この発明の一実施例を図面を参照して詳述すると、図
において1は内部に空気室1aを有するクツシヨンパツド
で、上面にクツシヨンピンを介して下型(ともに図示せ
ず)が載置されている。
上記空気室1a内に、クッションパッド1の下方に設置
された油圧シリンダ3の上部に固定されたピストン2が
収容されていると共に、上記油圧シリンダ3内のピスト
ン3aより上方へ突出されたピストン杆3bは、上記ピスト
ン2のほぼ中心を貫通して、上端部はクッションパッド
1に係止されている。
上記油圧シリンダ3は大径シリンダ部3cと、この大径
シリンダ部3cの下部に設けられた小径シリンダ3dよりな
り、大径シリンダ部3cに収容された上記ピストン3aと、
小径シリンダ部3dに収容されたピストン3eの間がピスト
ン杆3fにより連結されている。
また上記油圧シリンダ3内は2個のピストン3a,3eに
より上室31、中室32及び下室33に区割されていて、ピス
トン3a内には中室32より上室31へのみ流通を許容するチ
エツク弁3gが設けられていると共に、上室31には油圧ポ
ンプ4より調圧弁5によって調圧された圧油が切換え弁
6及びサーボ弁7を介して供給されるようになつてお
り、上室31はサーボ弁8を介して中室32とも接続されて
いる。
さらに油圧シリンダ3の中室32は途中にチエツク弁9
を有する戻り管路10によりタンク11へ接続されていると
共に、下室33は、パイロツト切換え弁12及びリリーフ弁
13の並列回路を介してタンク11へ接続されている。
なお14,15は途中にチエツク弁16,17を有する吸込み管
路で、タンク11内の油を中室32、下室33へそれぞれ吸込
むためのものである。
次に作用を説明すると、図示しないプレスのスライド
は第2図に示すサイン曲線(イ)に沿つて上下動する
が、スライドが下降してスライドに取付けられた上型が
下型上のワークと接する直前(クランク角X1)にプレス
側より出力される信号によりサーボ弁7が開放され、こ
れによつて油圧ポンプ4の吐出圧が油圧シリンダ3の上
室31へ流入し、ピストン3aを下降させる。ピストン3aは
ピストン杆3bを介してクッションパッド1に連結されて
いるため、クッションパッド1に負荷が加わる直前に、
クッションパッド1は第2図の曲線(ロ)に示すように
予備下降されると共に、クッションパッド1の僅かな予
備下降ストロークに対して、クッションパッド1内の空
気室1aの容積は十分に大きいため、このとき空気室1a内
の空気はほとんど圧縮されることがなく、従ってクッシ
ョン作用は働かない。
その後クランク角がX2になつたところで、スライドに
取付けられた上型が下型上のワークと接して、下型との
間でワークの成形を開始すると共に、クツシヨンピンを
介してクツシヨンパツド1に加わる負荷の増加に伴い空
気室1a内の空気が圧縮されてクツシヨン機能が発揮され
るようになる。
すなわちスライドに設けられた上型が下型上のワーク
と接する直前にクッションパッド1に予備下降動作を与
えることにより、上型とワークが接触する際の相対速度
が減少するため、クッション動作開始時に発生する衝撃
を大幅に緩和することができるようになる。
一方スライドが不死点へ達して成形が完了し、スライ
ドが上昇を開始すると共に、クツシヨンパツド1に加わ
る負荷が軽減されてクツシヨンパツド1も上昇を開始す
るが、このとき油圧シリンダ3の上室31と中室32の間に
設けられたサーボ弁8の開放タイミングを制御すること
により、クツシヨンパツド1の上昇タイミングを制御す
る。
すなわちスライド上昇時にはサーボ弁7はすでに閉鎖
されていて、クツシヨンパツド1は成形時圧縮された空
気室1a内の復元力と、成形時加圧された下室31の圧力に
より上昇するが、サーボ弁8を開放して上室31内の圧力
を中室32へ逃がすタイミング及び排出量を制御すること
により、スライドの上昇(第3図曲線イ)に対してクツ
シヨンパツド1の上昇タイミングと速度を第3図曲線
(ロ)に示すように制御できるようになり、これによっ
て成形後の変形や、下型上で成形品が踊るのを防止する
ことができるようになる。
発明の効果 この発明は以上詳述したように、スライドとともに下
降される上型が下型上のワークと接触する直前に、油圧
シリンダの上室側に接続されたサーボ弁が開放されて上
室に油圧が流入し、油圧シリンダによりクッションパッ
ドが予備下降されるため、上型とワークの相対速度が減
少して、上型がワークに接触する際の衝撃や騒音を大幅
に緩和することができるようになる。
これによって衝撃により発生する成形品への影響が防
止できると共に、騒音の低減により作業環境の改善も図
れる。
また油圧シリンダの中室にサーボ弁を接続して、この
サーボ弁によりクッションパッドの上昇速度を制御する
ようにすれば、成形後に発生する成形品の変形や下型上
で成形品が踊るなどの不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は回路図、第
2図、第3図は作用説明図である。 1はクツシヨンパツド、1aは空気室、2はピストン、3
は油圧シリンダ、31は上室、32は下室、7はサーボ弁、
13はリリーフ弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空気室1aを有するクッションパッド
    1の下方に、上記空気室1a内に収容されたピストン2に
    連結された油圧シリンダ3を設け、かつ該油圧シリンダ
    3内のピストン3aより上方へ突設されたピストン杆3bの
    先端を上記クッションパッド1に係止すると共に、上記
    油圧シリンダ3の下室33にリリーフ弁13を接続したプレ
    スのダイクッション装置において、上記油圧シリンダ3
    の上室31側に、スライドに取付けられた上型がワークに
    接触する直前に開放されて、上室31側へ油圧を供給する
    サーボ弁7を接続したことを特徴とするプレスのダイク
    ッション装置。
JP61177661A 1986-07-30 1986-07-30 ブレスのダイクツシヨン装置 Expired - Fee Related JP2568069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61177661A JP2568069B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 ブレスのダイクツシヨン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61177661A JP2568069B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 ブレスのダイクツシヨン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336931A JPS6336931A (ja) 1988-02-17
JP2568069B2 true JP2568069B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=16034891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61177661A Expired - Fee Related JP2568069B2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30 ブレスのダイクツシヨン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2568069B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105984166A (zh) * 2015-03-20 2016-10-05 翰威特工业有限公司 用于压床的模具缓冲系统

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5065606A (en) * 1989-10-30 1991-11-19 Teledyne Industries, Inc. Press assembly with cushion assembly and auxiliary apparatus
JP2564417B2 (ja) * 1990-04-27 1996-12-18 大協株式会社 模様付合成樹脂成形体
WO1993001012A1 (en) * 1991-07-01 1993-01-21 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Die cushion system in press
JP2519640B2 (ja) * 1992-10-13 1996-07-31 太陽インダストリー株式会社 色模様を有する成形物の製造方法
JP4756678B2 (ja) 2004-11-16 2011-08-24 アイダエンジニアリング株式会社 プレス機械のダイクッション装置
DE102010019324B4 (de) * 2010-05-03 2015-05-07 Schuler Pressen Gmbh Hydraulisches Ziehkissen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105984166A (zh) * 2015-03-20 2016-10-05 翰威特工业有限公司 用于压床的模具缓冲系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6336931A (ja) 1988-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0442010Y2 (ja)
US4896594A (en) Drawing installation for a press
JP2568069B2 (ja) ブレスのダイクツシヨン装置
JP3837393B2 (ja) ダイクッション装置及びダイクッション装置のサージ圧低減方法
US4233872A (en) Hydraulic shock absorption in punch or cutting presses
JP2003103313A (ja) プレス成形方法
JPH0929350A (ja) 打抜き加工方法及びプリント基板打抜き加工装置
JPS63281800A (ja) プレス機械の金型ソフトタツチ制御方法
JPH0724600A (ja) プレスの油圧ダイクッション装置
JPS5851420Y2 (ja) エア−ポンプ
US4250805A (en) High-speed hydraulic press
JPH0726077Y2 (ja) ダイクッションの予備下降装置
JPH0353834Y2 (ja)
JPH0227933Y2 (ja)
JPH10193198A (ja) 油圧プレスのブレークスルーの抑制制御装置
JPS6345892B2 (ja)
JPH0829366B2 (ja) プレス機械のダイクッション装置
JPH08257794A (ja) 高速、高負荷シリンダ装置及びその制御方法
JPH0340679B2 (ja)
JP3171798B2 (ja) プレスブレーキによる折曲げ加工方法及び同方法に使用するプレスブレーキ
SU1516373A1 (ru) Система управлени гидравлическим прессом
US2568687A (en) Hydraulic press having differential area prefill valve responsive to pullback line restriction
JPH0985499A (ja) 油圧プレスのスライド駆動装置
JPS63248522A (ja) 圧力コントロ−ル装置付ダイクツシヨン
JP2540182Y2 (ja) 油圧シリンダの高速駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees