JP5734554B2 - 成形機械の反作用装置 - Google Patents

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Description

本開示は、全体的に成形機械に関し、より詳細には成形機械と共に用いる反作用装置に関する。
ガススプリングは、一般的に降伏力又は復帰力を有して成形型又はワークピースの移動自在なコンポーネント又はサポートを提供するための成形機械の様々な実施の場で用いられている。例えば、バインダーリングの実施において、ガススプリングは成形型のバインダーリングに対して降伏力を提供して、プレスラムがワークピースを形成している間、金属製のワークピースを保持する。ガススプリングは、また、プレスラムが後退する間、一時的にワークピースを保持する。
装置は、ピストンロッドとチャンバを備えたシリンダと、シリンダチャンバと連通した第一チャンバを備えたアキュムレータと、を有し、チャンバにはピストンロッドのチャンバへ入ろうとする動きに抵抗する第一作動流体が収容されており、第一チャンバはピストンロッドがシリンダチャンバへ入ろうとする際に、シリンダチャンバからの流体を収容する。装置は、幾らかの第一作動流体を収容できる流体チャンバと、ピストンロッドがシリンダチャンバに後退する際に流体チャンバの容積を大きくして第一作動流体を収容する総容積を増加させるように動作可能なアクチュエータと、を備えた圧力制御装置も有することができる。流体チャンバの増加した容積は、ピストンロッドの運動によらない組立品内の流体運動を収容できる。
1つの実施例において、成形機械のための反作用装置は、シリンダと、アキュムレータと、圧力制御装置とを備えることができる。シリンダは、一端がシリンダの外側に延びたピストンロッドと、ピストンロッドのチャンバへの移動に抵抗する第一作動流体を収容するチャンバとを備えることができる。アキュムレータは、ピストンロッドがシリンダチャンバへ移動する際にシリンダチャンバからの流体を収容する、シリンダチャンバと連通した第一チャンバと、圧縮性流体を収容する第二チャンバと、第一チャンバと第二チャンバの間に設けられ、一部を画定するピストンとを有することができる。圧力制御装置は、幾らかの第一作動流体が収容された流体チャンバと連通することができ、ピストンロッドがシリンダチャンバへ後退する際に、流体チャンバの第一作動流体の容積を増加させるように動作可能なアクチュエータを有することができる。そこにおいて、流体チャンバはシリンダチャンバと連通しており、流体チャンバはシリンダチャンバからの第一作動流体を収容して、ピストンロッドの移動によらない第一作動流体内の圧力の変化を受け入れて、ピストンロッドの意図しない動作を防止する。
部品を形成する前の位置を示す複数の反作用装置を含む成形機械の一実施例の側面図である。 部品を形成する延長した位置を示す成形機械の側面図である。 部品が形成された後の中間後退位置を示す成形機械の側面図である。 完全に後退した位置を示す成形機械の側面図である。 反作用装置の一例を示す部分断面斜視図である。 図5の反作用装置の第一の状態を示す部分断面側面図である。 図5の反作用装置の第二の状態を示す部分断面側面図である。 図5の反作用装置の第三の状態を示す部分断面側面図である。 図5の反作用装置のアキュムレータの例を示す斜視図である。 圧力制御装置を備えた反作用装置アセンブリの側面図である。 図10の反作用装置アセンブリの一部を示す側面図である。 図11の線12に沿った圧力制御装置の断面図である。 図12の丸13で囲んだ部分の拡大断片図である。 圧力サイクルのグラフ表示である。
図1から図4に、部品を成形するためのプレスラム12と、ベース14と、移動自在の下部パッド16と、成形されるブランク20(「ブランク」とは成形材料である)の周囲を保持するためのクランプリング18とを備えた成形機械としてのプレス機10を示す。ガススプリング22はプレスラム12によって動かすことができ、クランプリング18を係合して、プレスラム12の移動の関数として、クランプリング18の制御された移動を提供することができる。プレス(例えばベース14)によって移動される反作用装置24は、部品成形の間、下部パッドの制御された移動のために下部バッド16を支持し、成形サイクル終了後のプレス10からの部品の取り外しを容易にしている。
図1に示すように、成形サイクルの初期化に先立って、下部パッド16が反作用装置24によってプレスラム12に向かって延ばされ、ブランク20が下部パッド16とベース14の周辺サポート26の上に設けられ、プレスラム12とクランプリング18とが最初はブランク20から完全に後退している。次に、ブランク20を成形するために、プレスラム12が図2に示す位置にまで進められる。プレスラム12のこの移動の間、プレスラム12とクランプリング18とはブランク20と係合する。クランプリング18はブランク20をその周辺部においてサポート26に対向して保持し、ラム12は下部パッド16に対向してブランク20を捕捉している。プレスラム12のさらなる移動が、反作用装置の力に対抗して下部パッド16を移動させ、ブランク20を所望の形状に成形する。図3に示すように、ブランク20が成形された後、この実施例では、プレスラム12が後退する間に、成形されたブランク20の位置を保持するために、ガススプリング22と反作用装置24は、遅延戻り移動を意図した制御機構を備えている。図4に示すように、プレスラム12が十分に後退してガススプリング22と反作用装置24の移動が終わった時に、プレス10から成形されたブランク20を容易に取り外しできるように、成形されたブランク20は、プレスラム12の方に持ち上げられる。
図5から図8に、反作用装置アセンブリ30の一例の少なくとも一部を示す。反作用装置アセンブリは、アキュムレータ32とスプリングシリンダ34とを備える。スプリングシリンダ34は、開放端38を備えたケース36と、ケースに対して往復運動するためにケース36に部分的に収容され、ケース36の外側に延在する自由端42を備えたピストンロッド40とを有する。図1〜図4に示されたプレス10を用いる際に、ピストンロッド40の自由端42が下部パッド16と係合する。スプリングシリンダ34の圧力チャンバ44は、第一作動流体(例えば油圧油)で満たされており、プレスラム12のストローク中、その圧力はピストンロッド40がケース36の方へ移動するにつれて増加する。圧力チャンバ44は、移送経路46と呼ばれる第一経路を通ってアキュムレータ32と連通している。
アキュムレータ32は、ピストンロッドアセンブリ50とケース52とを備えている。ピストンロッドアセンブリ50は、ピストンロッド54と、ケース52に対して共同して往復運動をするピストンロッド54に接続したピストン56とを備えている。ピストン56は、ケース52に対してシールしてケース内部を2つのチャンバに分割するシール(図示せず)を移動させる。第一チャンバ58は、スプリングシリンダ34の圧力チャンバ44と連通して、油圧油を受け入れている。第二チャンバ60は、例えば圧力下のガス状窒素のような圧縮性流体を収容し、ピストン56に作用して、第一チャンバ58と圧力チャンバ44の油圧油に力を加えている。チェックバルブ62が、圧力チャンバ44と第一チャンバ58との間に設けられて、流体が圧力チャンバ44から第一チャンバ58方向へ流れるのを許容し、反対方向へ流れるのを防止している。第一チャンバ58は、例えばソレノイドバルブ66のようなバルブによって選択的に閉じて容易に流量を制御することのできる第二経路64を通っても、圧力チャンバ44と連通している。図示のように、第二経路64は移送経路46と結合しており、ソレノイドバルブ66が開放された時に、流体の流れが第二経路を通るようにして、64チェックバルブ62の周りにバイパスを提供している。ピストンロッド54の一部が、ケース52の外側まで延在し、ピストン56の与えられた位置における油圧油レベルを示すマークを備えている(例えば、ピストンが完全に後退した場合に、第一チャンバ58の最大容積を示す)。
アキュムレータ32は、ケース52の一部を画定するブロック70を備える。図9に示すように、ブロック70は、ソレノイドバルブ66と、システムに油圧油を追加したり抜いたりする時に用いるフィッティング72と、圧力計74、その他の装置やバルブ等を有している。少なくとも移送経路46の一部76は、ブロック70の中に形成されており、移送経路46の残りの部分は、チューブ、導管、その他のコンポーネントによってスプリングシリンダまで導かれている。
図10に最も良く示されているように、移送経路46は圧力制御装置80とも連通している。図11及び/又は図12に示すように、圧力制御装置80は開放端を有するシリンダ82と、ブロックにシリンダの一端として設けられたベース84と、シリンダ82の他端としてのヘッド86とを備えている。ベース84内の穴88が、流体チャンバを形成しており、アクチュエータ90が流体チャンバに対して移動自在で、流体チャンバの容積を変化させる。アクチュエータ90は、スライド自在にシリンダ82に収容されたピストン92を有するピストンアセンブリと、ピストン92から延在し、ベアリングとシールアセンブリ96を通って穴88に収容されるロッド94とを備える。図13に最も良く示されているように、ベアリングとシールアセンブリ96は、ロッド94を取り囲み、放射線状に内向きに延在したフランジ102でバックアップされた環状ロッドシール100を有するリテーナカートリッジ98を備えている。ベアリング104は、リテーナカートリッジ98に設けられて、ロッド94の往復運動をガイドする。ピストン92にはシール及び/又はベアリング107が設けられて、その往復運動をガイドする。シール107は、好ましくはピストン92の上に作動チャンバ106を画定し(図12の上側に示す)、ピストン92の周りから作動チャンバ106とロッドシール100との間に設けられた第二チャンバ108へのリークを防いでいる。第二チャンバ108は、大気と通気して、ピストンの往復運動中に真空が形成されるのを防いでいる。又は、第二チャンバ108に加えられている圧力源と共にシステムが二重に動作して、圧力源の力が、作動チャンバ106にある流体の力に対抗するようにすることができる。流体は制御バルブ109を通って動作チャンバ106に入ったり出たりして、作動チャンバ106内の圧力を変化させる。流体は圧縮性である。
図10に示すように、移送経路46は穴88と連通しており、一方、加圧された第二作動流体は、作動チャンバ106へ導くヘッド86内の適切な経路110(図12)を通ってピストン92と連通している。第二作動流体が動作するピストン92の第一表面は、油圧油が動作するロッド94で画定された第二表面より面積が大きいので、第二作動流体の与えられた圧力は、油圧油の比較的高い圧力をオフセットすることができる。第一表面の面積は、第二表面よりかなり大きく、例えば15〜60倍大きい。一つの実施例において、ピストンの表面積はロッド94の対向する面積の39倍大きく、第二作動流体は第二作動流体圧力より39倍大きい油圧油圧力に対向して、ピストンアセンブリを所定の位置に保持することができる。もちろん、要望に応じて他のサイズも用いることができる。
使用に当たっては、第二作動流体(例えば圧縮空気のような加圧ガス)が、作動チャンバ106に導入されて、穴88の幾らか又は実質的に全容積を占めるようにロッド94を備えたピストンアセンブリが進入する。この位置において、油圧油の圧力がピストンアセンブリを移動させるほどに十分高くない限りにおいて、油圧油を収容できる穴88の容積は小さい。次に、システムは基本的に圧力制御装置80が存在しないかのように振舞う。しかし、作動チャンバ106内の圧力が減少した場合(又は、例えば第二チャンバ108内からピストンに作用する力によって、もしピストン92が反対方向に駆動された場合)、ピストン92は穴88内の油圧油によって移動させられ、ロッド94は穴88から引き出されて、油圧油を収容する穴の容積が増加する。この場合において、第一作動流体を収容するコンポーネント(例えば圧力チャンバ44、移送経路46と穴88)の総容積は、穴88の容積が増加すれば、増加する。この状況における第一作動流体を収容可能なコンポーネントの容積増加は、ピストンロッド40に作用する油圧油の制御された圧力低下をもたらし、例えば意図しない圧力サージがピストンロッド40を移動させるのを防止する。この一例を、図1〜4に示すプレス10の成形サイクルを参照して、以下に記載する。
成形サイクルにおいて、プレスラム12が図1に示す後退位置、図14のT.D.C.点(上死点)から、図2に示す完全に進んだ位置、図14のC点まで移動する。図14のT.D.C.点とC点の間のA点は、ピストンロッド40との初期接触を示す。プレスラム12のこの移動の間、下部パッド16が、反作用装置アセンブリ30のピストンロッド40と同様に移動する。ピストンロッド40がさらにそのケースの方に移動するにつれて、油圧油が圧力チャンバ44から移送経路46とチェックバルブ62を通って第一チャンバ58の方へ移動する。このストロークの間に、ソレノイドバルブ66が閉じられて(図14のB点として示す)、流体が第二経路64を通って第一チャンバへ流れるのを防止する。チェックバルブ62を通って第一チャンバ58へ流入した流体は、ピストンロッドアセンブリ50を移動させて、アキュムレータ32の第二チャンバ60内の圧力を増加させる。ソレノイドバルブ66が閉じることと共に、第二チャンバ60内の圧力がチェックバルブ62によって圧力チャンバ44から隔離され、図3に示し、図14のC1点で示すようにプレスラム12がその後退位置へ戻り始めても、ピストンロッド40は、その後退位置を維持する。図示例のプレス10において、ガススプリング22は、初期的にはプレスラム12と共に後退せず、クランプリング18を成形したブランク20に向けて下方に保持する。従って、クランプリング18が動くことを許容される前にピストンロッド40が動くことによって、成形されたブランク20の形状が改変され、又は損傷を受け、特に成形されたブランク20の材料が薄い場合に は、又は成形プロセスにおいて高精度が要求される場合には、比較的小さな範囲で成形される(例えば浅絞り)。
このようなプレス10において、ピストンロッド40の移動は「スプリングバック」によって生じる。「スプリングバック」は、反作用装置アセンブリ30の残留圧力によって生じ、例えば高圧力ストロークの間にホースやチューブや金属コンポーネント等が膨張して、元の形状に戻ろうとする際に、システムに圧力を与えてピストンロッド40を動かす。スプリングバックは、非圧縮性であると見なされる油圧油が、高圧下で実際にはわずかな量(一般的には数パーセント以下、代表的なバルブで0.5パーセント)圧縮されて、復元することによってももたらされる。スプリングバックを生じさせる追加的な原因としては、システム30における空気や、シールのような他の弾性コンポーネントの圧縮がある。少なくとも幾つかのシステムにおいて、スプリングバックの総量は、圧力チャンバ44と移送経路46とにある油圧油(即ち、チェックバルブ62とソレノイドバルブ66によって第一チャンバ58から隔離された流体)の体積の1パーセントから5パーセントのオーダーである。
この点を考慮して、圧力制御装置80の作動チャンバ106は、ガス(例えば空気)によって加圧されて、穴88内のピストンロッド94を駆動し保持して、穴88の最小容積は、油圧油を収容するために利用可能となる。ピストンロッド40がその底又は完全に後退した位置に達すると、圧力制御装置80の作動チャンバ106内のガス圧は例えば開放バルブ109によって減少して、第二作動流体の幾らかが作動チャンバ106から出て行くことが可能になり、ピストンロッド94は少なくとも部分的に穴88から引き出される。ピストンロッド94が引き出された後の穴88の容積は、油圧油を収容するために利用可能となり、システムのスプリングバック圧力は、流体を、圧力チャンバ44ではなく、単に穴88に移動させる。これにより、圧力チャンバ44内の圧力をゼロにする又はわずかに負にして、ピストンロッド40をさらに後退させることができる。
スプリングバックの全ての除去を望む場合、コンポーネントの耐性等を考慮して、圧力制御装置80が穴88内に十分な容積を有して、システム内のスプリングバック流体容積移動より少なくとも幾らかは大きな量を取り扱うようにシステムを設計することが望ましい(上述の流体容積移動とは、膨張した状態から戻るコンポーネント、又は圧縮状態から膨張する流体に由来している)。こうすることによって、ピストンロッド94が穴88から後退する際に、圧力チャンバ44内の圧力が僅かにゼロ以下になる。このように、ピストンロッド40はスプリングバック圧力によって進むことがなくなる(即ち、流体移動と残留圧力増加が、さもなければ圧力チャンバ44に生じる。)。
ピストンロッド40がその後退位置(図3参照)からその延長位置(図4参照)に向かって移動できるように、ソレノイドバルブ66が開放されて(図14のD点で示す)、第一チャンバ58の加圧流体が第二経路64とソレノイドバルブ66と移送経路46とを通って圧力チャンバ44まで流れ込むようにする。流体の流量は、少なくとも第二経路64の一部又はソレノイドバルブ66を通る流路に比較的小さな流量範囲を設けることによって制御可能であって、ピストンロッド40の戻り速度を制御する。ピストンロッド40が延びた位置の時、ソレノイドバルブ66を閉じることができ、(圧力を作動チャンバ106に導入することによって)圧力制御装置80のロッドを進めることができるので、反作用装置アセンブリは次の成形サイクルの準備ができた状態にある。
反作用装置アセンブリの現在の好ましき実施例をこのように記載したので、種々の変形や変更は当業者によってなされるであろう。この変形や変更は、添付請求項で定義された本発明の範囲内である。例えば、反作用装置アセンブリは、上記以外の用途にも用いることができる。油圧油や他の加圧流体源は、アキュムレータや圧力制御装置において加圧ガスに置き換えることができる。そして、もちろん、他の変形、置換、実施も行なうことができる。さらにまた、上述のプレスシステムと反作用装置アセンブリの動作の記載において、単一のシリンダとアキュムレータ32と圧力制御装置80が用いられていたが、これらの複数のコンポーネントを用いることもできる。1つの例として、1つのアキュムレータ32と1つの圧力制御装置80を、1つ以上のシリンダに対して、マニホールド又は他の配置によって、用いることができる。また、圧力制御装置80は、穴88に関して実際に流体チャンバ自身を備えるよりむしろ、幾らかの第一作動流体が収容された流体チャンバと連通することができる。流体チャンバは圧力チャンバ44と連通することができ、流体チャンバは圧力チャンバ44からの第一作動流体を収容して、ピストンロッド40の移動に起因しない第一作動流体内の圧力変化に適応して、ピストンロッド40の意図しない移動を防止する。この点において、圧力制御装置80は、ピストンロッド40が完全に後退するまで流体チャンバへの流れを防止し、その後開放して、幾らかの第一作動流体が流体チャンバへ流入することを許容するバルブを備えてもよい。これ以外の変形やアレンジも可能である。

Claims (9)

  1. ピストンロッドと前記ピストンロッドがシリンダチャンバへ入ろうとする動きに抵抗する作動流体が収容された前記シリンダチャンバが設けられたシリンダと、
    前記シリンダチャンバと連通し、前記ピストンロッドが前記シリンダチャンバへ入ろうとする際に、前記シリンダチャンバからの流体を収容する第一チャンバが設けられたアキュムレータと、
    幾らかの前記作動流体を収容でき、前記シリンダチャンバと常時連通した流体チャンバと、前記ピストンロッドが前記シリンダチャンバの方へ後退する際に前記流体チャンバの容積を大きくして前記作動流体を収容する総容積を増加させるように動作可能なアクチュエータと、が設けられた圧力制御装置と、が備えられている装置であって、
    前記流体チャンバの増加した容積が、前記ピストンロッドの運動によらないアセンブリ内の流体運動を受け入れ、
    前記圧力制御装置には、圧縮性ガスを収容する作動チャンバが設けられ、
    前記アクチュエータには、前記ガスによって動作する第一表面と、前記流体チャンバ内の前記作動流体によって動作する第二表面とを有するピストンが設けられ、
    前記ピストンロッドが前記シリンダチャンバの方へ後退する間、前記第一表面に作用する前記ガスの圧力が前記第二表面に作用する前記作動流体の圧力に抗してピストンを保持するのに十分で、そして前記ピストンの移動が、少なくとも部分的に前記第一表面に作用する前記ガスの圧力が減少することによって生じることを特徴とする装置。
  2. 前記第一表面が、前記第二表面より面積が大きいことを特徴とする請求項に記載の装置。
  3. 前記作動チャンバと連通して、前記作動チャンバ内の前記ガスの圧力の減少を選択的に許容する制御バルブがさらに備えられていることを特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 前記第二表面が、前記ピストンによって移動される前記ピストンより小さな径を有するロッドの端面によって画定されていることを特徴とする請求項に記載の装置。
  5. 前記ピストンロッドが前記シリンダチャンバへ移動される間、前記制御バルブが閉じられて、前記作動チャンバ内の圧力が維持され、
    前記ピストンロッドが前記シリンダチャンバの最も遠い位置である完全に後退した位置に達した時に、前記制御バルブが開放されて、前記作動チャンバ内の圧力が減少する
    ことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記ガスが圧縮空気であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記装置には、前記作動チャンバと前記流体チャンバの間に設けられた第二チャンバも備えられていることを特徴とする請求項に記載の装置。
  8. 前記第二チャンバが大気と通気していることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記第二チャンバが、前記作動チャンバ内の前記ガスの力に対抗する加圧流体を収容するように設けられていることを特徴とする請求項に記載の装置。
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