JP5210025B2 - 定量吐出ポンプ - Google Patents

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この発明は、ワークに対して処理液を供給するための処理液供給装置に用いられる定量吐出ポンプに関し、特に、ポンプ室を作動流体によって膨張または収縮させることによって処理液を移送する定量吐出ポンプに関する。
ワークに対して処理液(例:フォトレジスト液)を供給する処理液供給装置において、チューブフラムやダイヤフラム等の容積可変なポンプ室を膨張または収縮させることによって処理液を移送する構成が広く用いられている。
例えば、従来技術の中には、軸方向の単位変位量当たりの容積変化が互いに異なる小型ベローズ部と大型ベローズ部とからなるベローズの内部にチューブフラムおよび作動流体を配置し、このベローズを軸方向に伸縮させることによってチューブフラムを膨張または収縮させて処理液を吐出させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、従来技術の他の例として、ピストンが進退運動することにより作動流体室に封入された作動流体が移動してチューブフラムを膨張または収縮させる構成が挙げられる(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3554115号 特許第3723084号
ポンプ室を膨張または収縮させることによって処理液を移送する構成において重要なことは、適切な応答性および定量性を実現しつつ、空気の混入および作動流体の漏れを防止することである。
例えば、特許文献1に係る発明では、ベローズの伸縮によって液を吐出させるため、ピストンの進退運動によってポンプ室を膨張または収縮させる場合に比較して応答性および定量性に欠ける虞がある。
また、特許文献2に係る発明では、応答性および定量性は特に問題ないが、シリンダとピストンとの間のシール部から作動流体が漏れたり、空気が混入したりする不都合が発生する可能性がある。そして、摩擦が頻繁に発生する箇所に配置されるシール部の初期性能を維持するためには頻繁に分解メンテナンスを必要とする。
この発明の目的は、適切な応答性および定量性を実現しつつ、空気の混入および作動流体の漏れを防止することが可能な定量吐出ポンプを提供することである。
本発明に係る定量吐出ポンプは、ワークに対して処理液を供給するための処理液供給装置に用いられる。この定量吐出ポンプは、ポンプ室、作動流体室、シリンダ部、ピストン、シール部、連通路及びバルブを備える。
ポンプ室は、処理液の吸込口および吐出口を有するとともに容積可変に構成される。作動流体室は、ポンプ室を膨張または収縮させるための作動流体が充填される。シリンダ部は、作動流体が充填されるとともに作動流体室に連通するように構成される。ピストンは、シリンダ部内において作動流体室に向けて突出および後退可能に構成される。
シール部は、ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を外側から覆うように構成されピストンの移動に追従して変形可能な隔壁を備え、内部に作動流体が充填されるように構成される。また、シール部は、ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を外側から覆うように配置された膨張および収縮可能な第1のシール室と、第1のシール室と連通するように構成され、かつ、ピストンの移動時におけるシリンダ部の容積と第1のシール室の容積との差に起因する作動流体の移動を吸収するように構成された、膨張および収縮可能な第2のシール室と、を備えている。
この構成においては、シール部の内部に作動流体を充填しているため、ピストンとシリンダ部の内壁との隙間から空気が混入することがない。このため、ピストン式でありながら頻繁に分解メンテナンスを必要とすることもない。
この発明によれば、適切な応答性および定量性を実現しつつ、空気の混入および作動流体の漏れを防止することが可能になる。
図1は、処理液供給装置100の概略を示す。処理液供給装置100は、本発明の実施形態であるチューブフラムポンプ10を備える。チューブフラムポンプ10は、処理液を収容する処理液タンク52に吸入部58を介して接続されている。また、チューブフラムポンプ10は、ワークに対して処理液を吐出するノズル部54に吐出部59を介して接続されている。チューブフラムポンプ10は、制御部50からの制御信号に基づいて、処理液タンク52からノズル部54へ処理液を移送するように構成される。この実施形態では、処理液としてフォトレジスト液を用いているが、本発明に適用可能な処理液はフォトレジスト液に限定されるものではない。また、本発明の定量吐出ポンプはチューブフラムポンプ10に限定されるものではなく、例えば、ダイヤフラムポンプ等によって膨張および収縮可能なポンプ室を構成することも可能である。
図2を用いて、チューブフラムポンプ10を説明する。図2に示すように、チューブフラムポンプ10は、ポンプ室としてのチューブフラム12を備える。チューブフラム12は、作動流体室142を画定するように構成されたハウジング14の内部に配置される。ハウジング14は、作動流体室142と連通するように構成されたシリンダ部144をさらに備える。シリンダ部144にはピストン20がスライド可能に設けられる。この実施形態では、ピストン20およびシリンダ部144の間にパッキン15等の弾性体シールを介在させることによってシリンダ部144内部の作動流体18の封入を行っている。作動流体室142およびシリンダ部144には、チューブフラム12を膨張または収縮させるための作動流体18が充填される。この実施形態では、作動流体18としてフッ素オイルを使用しているが、作動流体18はフッ素オイルに限定されるものではない。例えば、作動流体18として鉱物油を用いても良い。
チューブフラムポンプ10はさらに駆動部56を備える。駆動部56はピストン20に接続された可動部材24に対して駆動力を供給するように構成される。この実施形態では、駆動部56は、例えばリニアモータ562を備えており、このリニアモータ562によって可動部材24を往復移動させることによりピストン20が進退運動する。可動部材24を駆動する構成は、リニアモータ562に限定されるものではなく、他の駆動方式を用いることが可能である。例えば、回転運動を直線運度に変換する機構を介在させることにより、通常のモータによっても可動部材24を駆動することが可能になる。なお、ピストン20とシリンダ部144との隙間は、ピストン20とシリンダ部144とが互いに摺動可能な範囲で可能なかぎり小さくすることが好ましい。
さらに、ピストン20とシリンダ部144の内壁との隙間を外側から覆うようにシール部40が設けられる。シール部40の内部にも作動油18が充填される。シール部40は、ピストン20の移動に追従して変形可能な第1のベローズ22および第2のベローズ26を備える。第1のベローズ22は、シリンダ部144と可動部材24との間に配置される。第2のベローズ26は、可動部材24における第1のベローズ22の反対側に設けられる。
第1のベローズ22および第2のベローズ26は、可動部材24に形成された孔42を介して連通するように構成される。この構成により、第1のベローズ22はピストン20の動きと同期して伸縮を繰り返し、第2のベローズ26は第1のベローズ22の伸縮によって起こる第1のベローズ22内部の容積の変化を吸収する。
この実施形態では、シール部40に第1のベローズ22および第2のベローズ26を採用しているが、シール部40の隔壁はベローズ以外の可撓性隔膜材によって構成することも可能である。例えば、シール部40の隔壁をベロフラムで構成したり、ダイヤフラムで構成したりすることが可能である。
図3を用いて、チューブフラムポンプ10の動作を説明する。図3(A)に示すように、吐出部59を開くとともにピストン20を作動流体室142に向かって移動させると、作動流体18の作用によってチューブフラム12が収縮し、吐出部59およびノズル部54を介して処理液が吐出される。
続いて、吐出部59を閉じるとともに吸入部58を開き、その状態でピストン20を作動流体室142から後退させると、図3(B)に示すように、吸入部58を介してチューブフラム12の内部に処理液が充填され始める。図3(C)に示すように、ピストン20が元の位置に復帰した時点でチューブフラム12のリチャージが完了する。その後、図3(A)に示すように、吐出部59を開きピストン20を作動流体室142に向かって移動させることにより再び処理液を吐出することが可能である。
この実施形態の構成では、作動流体への空気の混入が起こらないため、処理液の吐出回数の増加に伴って応答性が劣化するようなことがない。このため、ピストン式でありながら頻繁に分解メンテナンスを必要とすることもない。また、作動流体への空気の混入が起こらないため、作動流体の酸化を防止できる。
続いて、図4を用いて、第2の実施形態に係るチューブフラムポンプ102の概略を説明する。第1の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略している。第2の実施形態では、ピストン20に代えてピストン202を適用している。
ピストン202には、弾性体シールに代えてメタルシールを採用している。ピストン202は、シリンダ部144および第1のベローズ22を連通するように構成された流路206を備えている。ピストン202はさらに流路206を選択的に開放するように構成されたチェック弁203を備えている。
また、第2のベローズ26の端部にはガイドプレート284が設けられる。ガイドプレート284と可動部材24との間に介在するようにテンションスプリング282が設けられる。さらに、ガイドプレート284の近傍にはガイドプレート284の移動範囲を規制するためのストッパ286が設けられる。
図5を用いて、チューブフラムポンプ102の動作を説明する。図5(A)に示すように、吐出部59を開くとともにピストン202を作動流体室142に向かって移動させると、作動流体18の作用によってチューブフラム12が収縮し、吐出部59およびノズル部54を介して処理液が吐出される。このとき、ピストン202および可動部材24の間は陰圧に保たれているため、チェック弁203は閉じている。
続いて、吐出部59を閉じるとともに吸入部58を開き、その状態でピストン20を作動流体室142から後退させると、図5(B)に示すように、吸入部58を介してチューブフラム12の内部に処理液が充填され始める。このとき、ガイドプレート284がストッパ286に当接するまでは、ピストン202および可動部材24の間は陰圧に保たれている。ガイドプレート284がストッパ286に当接した後には、ピストン202および可動部材24の間が陽圧になる。その結果、図5(C)に示すように、チューブフラム12のリチャージが完了するときまでの間、チェック弁203が開放する。チェック弁203が開放することによって、シリンダ部144から第1のベローズ22に移動した作動流体18が、作動流体室142側へと返される。
以上の実施形態によれば、ピストン202およびシリンダ部144の間にパッキン15等の弾性体シールを介在させる必要がなくなるため、ピストン、シリンダ間で起こるスティックスリップ現象を完全に消すことができ、非常に滑らかな吐出が可能になる。また、リニアモータ56への負荷が小さく抑えられるため、チューブフラムポンプ102における発熱が少なくなる。さらに、チューブフラムポンプ102の一連の動作の中で作動流体量の変化が自動的にリセットされるため、ピストン式でありながらメンテナンスフリーを実現することが可能になる。
図6を用いて、第3の実施形態に係るチューブフラムポンプ104の概略を説明する。第1の実施形態または第2の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略している。第3の実施形態では、ピストン20に代えてメタルシールピストン204を適用している。チューブフラムポンプ104はさらに、シリンダ部144と第1のベローズ22との間を連通するように構成された連通路206、および連通路206に設けられたオイル仕切りバルブ208を備える。
図7を用いて、チューブフラムポンプ104の動作を説明する。図7(A)に示すように、吐出部59を開くとともにピストン204を作動流体室142に向かって移動させると、作動流体18の作用によってチューブフラム12が収縮し、吐出部59およびノズル部54を介して処理液が吐出される。このとき、シリンダ部144内の容積の方が第1のベローズ22内の容積よりも大きくなっているため、吐出が進むにつれて第2のベローズ26内の作動流体が第1のベローズ22内へと移動する。同時に、シリンダ部144とメタルシールピストン204との隙間から作動流体の微小リークが発生する。
吐出が完了した後のリチャージ工程では、図7(B)に示すように、オイル仕切りバルブ208を開くことにより、チューブフラムポンプ104の作動流体18が作動流体としての役割を果たさなくなる。この結果、チューブフラムポンプ104内の作動流体は処理液の供給圧力とほぼ同じになり、その状態でメタルシールピストン204が元の位置まで復帰する。また、オイル仕切りバルブ208を開くことにより、第2のベローズ26が処理液の供給圧力により、ストッパ286の位置まで伸びる。図7(C)に示すように、チューブフラム12のリチャージが完了したら、オイル仕切りバルブ208が閉じられる。これにより、チューブフラムポンプ104は再度処理液を吐出することが可能になる。
以上の実施形態によれば、ピストン204およびシリンダ部144の間にパッキン等の弾性体シールを介在させる必要がなくなる。また、リニアモータ56への負荷が小さく抑えられるため、チューブフラムポンプ104における発熱が少なくなる。
図8を用いて第4の実施形態に係るチューブフラムポンプ106を説明する。チューブフラム12が潰されることによって起こる長手方向(図8における水平方向)の微小な伸縮は、従来チューブフラム12自体の伸縮で吸収していた。しかしながら、チューブフラム12の潰し代が大きくなるにつれ、ピストン20にかかる抵抗が大きくなり、作動流体に相当な圧力がかかっていた。この結果、駆動系に負担がかかったり、ピストン20のリークを助長させて作動流体量の変化が起こったりという不都合が発生することがあった。第4の実施形態に係るチューブフラムポンプ106では、このような問題を解決するために、チューブフラム12とハウジング14との間にダイヤフラム16等の伸縮吸収機構を設けている。この実施形態のように、チューブフラム12とハウジング14との間にダイヤフラム16を設けることによって、吐出開始から吐出終了まで、チューブフラム12の変形によって起こる圧力の上昇を抑えることが可能になる。また、これによりチューブフラム12の長寿命化が可能となる。
図9を用いて、第5の実施形態に係るチューブフラムポンプ108を説明する。図9に示すように、チューブフラムポンプ108では、シール部40に変えてシール部30が用いられる。また、チューブフラムポンプ108では、シリンダ部144内において作動流体室142に向けて突出および後退可能に構成されたプランジャ31が用いられる。プランジャ31は、本発明のピストンに対応する。シリンダ部144の外側端部には、プランジャ31を往復移動可能な状態で支持するように構成された支持部38が設けられる。また、支持部38の外側端部には、ベローズ33に接続される接続部35が設けられる。接続部35には、支持部38とプランジャ31との間をシールするためのパッキン34が設けられる。接続部35の上部には、液槽部36が接続される。液槽部36は、接続部35を介してベローズ33の内部に連通するように構成されており、内部に作動流体37が入れられる。作動流体37としては作動流体18と同様のフッ素オイルを用いることが好ましいが、これに限定されるものでもない。また、液槽部36は、上部に開口が設けられている。
チューブフラムポンプ108では、インク吐出時にプランジャ31の移動に伴ってベローズ33内の容積が急激に縮小する場合であっても、そのベローズ33内の容積変化が液槽部36によって吸収される。具体的には、プランジャ31が作動流体室142に向けて突出する場合には液槽部36の液面が上昇し、プランジャ31が作動流体室142から後退する場合には液槽部36の液面が下降する。ベローズ33内の容積変化を液槽部36にて好適に吸収するためには、液槽部36の容積をベローズ33内の容積よりも大きくすることが好ましい。
第5の実施形態に係るチューブフラムポンプ108の構成によれば、第1〜4の実施形態に係るピストン(20、202、204)に代えてプランジャ31等の棒ピストンを用いる場合であっても、チューブフラムポンプ108における空気混入や作動流体漏れを好適に防止することが可能になる。また、第1〜4の実施形態に係る構成に比較してベローズ部材が節約できるため、生産コストの低減化を図ることが可能になる。
チューブフラム12に対して圧力を加えるためのピストンとして、第1〜4の実施形態で示したピストン(20、202、204)を採用するか、それとも第5の実施形態で示したプランジャ31を採用するかについては、シリンダ部144の径、ベローズ(22、33)の径、ピストンのストローク長、チューブフラム12に加える圧力の強さ、シール部側からシリンダ部144に向けて作動流体を戻す手段の有無等の各要素を考慮して適宜決定すると良い。
また、ベローズ(22、33)内の容積変化に伴う作動流体の移動を吸収するための手段として、第2のベローズ26を採用するか、それとも液槽部36を採用するかについても、シリンダ部144の径、ベローズ(22、33)の径、ピストンのストローク長等の各要素を考慮して適宜決定すると良い。
例えば、図10に示すように、第1〜4の実施形態で示したピストン(20、202、204)と、第5の実施形態に係るシール部30とを組み合わせて構成することも可能である。さらに、第5の実施形態に係るプランジャ(31)と、第1〜4の実施形態に係るシール部40を用いることも可能である。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態に係る処理液供給装置の概略を示す図である。 第1の実施形態に係るチューブフラムポンプの概略を示す図である。 第1の実施形態に係るチューブフラムポンプの動作を示す図である。 第2の実施形態に係るチューブフラムポンプの概略を示す図である。 第2の実施形態に係るチューブフラムポンプの動作を示す図である。 第3の実施形態に係るチューブフラムポンプの概略を示す図である。 第3の実施形態に係るチューブフラムポンプの動作を示す図である。 第4の実施形態に係るチューブフラムポンプの概略を示す図である。 第5の実施形態に係るチューブフラムポンプの概略を示す図である。 チューブフラムポンプの他の構成例を示す図である。 チューブフラムポンプの他の構成例を示す図である。
符号の説明
10−チューブフラムポンプ
12−チューブフラム
14−ハウジング
20−ピストン
22−第1のベローズ
24−可動部材
26−第2のベローズ
144−シリンダ部

Claims (4)

  1. ワークに対して処理液を供給するための処理液供給装置に用いられる定量吐出ポンプであって、
    処理液の吸込口および吐出口を有するとともに容積可変に構成されたポンプ室と、
    前記ポンプ室を膨張または収縮させるための作動流体が充填された作動流体室と、
    前記作動流体が充填されるとともに前記作動流体室に連通するように構成されたシリンダ部と、
    前記シリンダ部内において前記作動流体室に向けて突出および後退可能に構成されたピストンと、
    前記ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を外側から覆うように構成されたシール部と、を備え、
    前記シール部は、前記ピストンの移動に追従して変形可能な隔壁を備え、内部に前記作動流体が充填されるように構成され、前記ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を外側から覆うように配置された膨張および収縮可能な第1のシール室と、前記第1のシール室と連通するように構成され、かつ、前記ピストンの移動時における前記シリンダ部の容積と前記第1のシール室の容積との差に起因する作動流体の移動を吸収するように構成された、膨張および収縮可能な第2のシール室と、を備え、
    前記シリンダ部及び前記シール部の外側で、前記第1のシール室と前記シリンダ部との間を連通する連通路と、
    前記連通路を選択的に開閉するバルブと、を備えた定量吐出ポンプ。
  2. 前記第1のシール室および前記第2のシール室がベローズによって構成された請求項に記載の定量吐出ポンプ。
  3. 定量吐出ポンプの筐体と前記ポンプ室との間に、前記ポンプ室の伸縮を吸収するように構成された伸縮吸収機構を介在させた請求項1又は2に記載の定量吐出ポンプ。
  4. 前記シール部は、前記ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を外側から覆うように配置された膨張および収縮可能なシール室と、
    前記シール室と連通するように前記シール室の上方に設けられ、かつ、前記ピストンの移動時における前記シール室の容積変化に起因する作動流体の移動を吸収するように構成された液槽部と、
    を備えた請求項1に記載の定量吐出ポンプ。
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