JP6216195B2 - 定量吐出ポンプ - Google Patents

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Description

この発明は、ワークに処理液を供給する処理液供給装置に用いられる定量吐出ポンプに関する。
ワークに対してフォトレジスト液等の処理液を供給する処理液供給装置には、可撓性のチューブフラムやダイヤフラム等で構成されたポンプ室の容積を拡張及び収縮させて処理液を移送する定量吐出ポンプが用いられている。
定量吐出ポンプには、ポンプ室を包囲又はポンプ室に隣接する作動流体室と、作動流体室に連通するシリンダ部と、を備え、シリンダ部内における作動流体室に対するピストンの進退動作によって作動流体を移動させ、ポンプ室の容積を拡張及び収縮させるものがある(例えば、特許文献1参照。)。
ピストンの進退動作によってポンプ室を拡張及び収縮させることで応答性及び定量性を維持しつつ処理液を繰り返し移送するためには、シリンダ部の内壁とピストンとの間からの、作動流体室内の作動流体への空気の混入、及び外部への作動流体の漏出を防止する必要がある。
そこで、従来の定量吐出ポンプでは、ピストンの進退方向についてピストンを挟んで作動流体室の反対側を覆うシール部を設け、このシール部内にも作動流体を充填している。シール部内の作動流体を所定の陽圧に維持することで、外部に露出しているシール部分からの作動流体への外気の混入を防止でき、煩雑なメンテナンスを必要とすることなく、処理液の吐出について十分な応答性及び定量性を実現できる。
シール部は、ピストンの進退動作に伴って拡縮するベローズ等の可撓性の隔壁を備えている。ピストンが原点位置から作動流体室に向かって移動する間に、隔壁は最も拡張した状態から徐々に収縮し、シール部の容積を一定に維持することで、シール部内の所定の陽圧状態を維持するようにしている。
特許第5210025号
しかし、可撓性の隔壁を備えたシール部の容積をピストンの進退動作の全工程において一定に維持することは設計上困難であり、ピストンが最もシール部側の原点位置から作動流体室に向かって移動する間にシール部の容積が変化する。このため、シール部の圧力は、ピストンが原点位置にあるときに所定の陽圧状態であっても、ピストンが作動流体室側に移動していくとシール部の容積変化によって変動する可能性がある。
シール部の圧力が所定の陽圧状態よりも低下すると、外気がシール部内の作動流体に混入し易くなる。また、シール部の圧力が過剰に高くなると、シール部の隔壁が破損する可能性があるだけでなく、作動流体室が負圧になる結果、ポンプ室を構成するチューブフラムやダイヤフラムが過度に膨張して破損する可能性がある。
作動流体は、ピストンとシリンダ部の内壁との隙間を経由して、作動流体室とシール部との間を流通する。このため、ポンプ室に供給される処理液の圧力変動によっても結果的にシール部の圧力変動を生じ、作動流体への外気の混入、又はシール部の隔壁若しくはポンプ室の破損を生じる可能性がある。
この発明の目的は、作動流体室とシール部との間を所定のタイミングで選択的に連通させることにより、作動流体への外気の混入、シール部の隔壁の破損、ポンプ室の破損を防止できる定量吐出ポンプを提供することにある。
本発明に係る定量吐出ポンプは、ワークに対して処理液を供給するための処理液供給装置に用いられる。この定量吐出ポンプは、ポンプ室、作動流体室、シリンダ部、加圧部材シール部、バイパス路、調圧部及び制御部を備える。
ポンプ室は、処理液の吸込口及び吐出口を有し、容積を拡縮自在に構成されている。作動流体室は、ポンプ室の容積を拡縮させるための作動流体が充填されている。シリンダ部は、作動流体室に連通する。加圧部材は、シリンダ部内で作動流体室に向けて進退自在にされている。シール部は、加圧部材の進退方向について加圧部材を挟んで作動流体室の反対側を覆い、加圧部材の進退動作に追従して変形自在の隔壁を備え、内部に作動流体が充填されている。バイパス路は、作動流体室とシール部との間を選択的に連通させる。調圧部は、シール部の容積を縮小させる方向の付勢力を作用させる。制御部は、所定のタイミングでバイパス路を開放させる。
制御部が所定のタイミングでバイパス路を開放すると、作動流体室とシール部との間が連通し、加圧部材を挟んで作動流体室とシール部との作動流体の圧力が等しくなる。この状態から加圧部材を所定量だけ作動流体室側に移動させると、作動流体室からシール部へ作動流体が移動し、シール部は調圧部から作用する付勢力によって陽圧状態となる。加圧部材の停止とともにバイパス路を閉鎖すると、シール部内の圧力が外気圧より高い所定の圧力状態に維持される。
この発明によれば、作動流体室とシール部との間を所定のタイミングで選択的に連通させることにより、作動流体への外気の混入、シール部の隔壁の破損、ポンプ室の破損を防止できる。
本発明の実施形態に係る処理液供給装置の概略を示す図である。 (A)〜(D)は、本発明の第1の実施形態に係る定量吐出ポンプの概略の構成及び動作を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る定量吐出ポンプの概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る定量吐出ポンプの概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る定量吐出ポンプの要部の概略図である。 (A)及び(B)は、本発明の第4及び第5の実施形態に係る定量吐出ポンプの概略図である。
図1に示すように、処理液供給装置100は、本発明の実施形態である定量吐出ポンプ10、処理液タンク20、ノズル部30、制御部40、吸入部50及び吐出部60を備えている。処理液供給装置100は、処理液タンク20に貯留されている処理液をノズル部30からワークに供給するように、制御部40によって定量吐出ポンプ10、吸入部50及び吐出部60を動作させる。
定量吐出ポンプ10は、駆動部11、検出部12、調圧部13を備えている。定量吐出ポンプ10は、吸入部50を介して処理液タンク20に接続されており、吐出部60を介してノズル部30に接続されている。
図2(A)に示すように、定量吐出ポンプ10は、具体的には、ポンプ室110、作動流体室120、シリンダ部130、ピストン140、シール部150、調圧室160、リリーフ弁161、バイパス弁162、バイパス路163、圧力センサ170、モータ180を備えている。
ポンプ室110は、一例として可撓性を有するダイヤフラム111で構成されており、吸込口112及び吐出口113を有し、容積を拡縮自在にされている。吸込口112は、吸入バルブ51を介して処理液タンク20に選択的に接続される。吐出口113は、吐出バルブ61を介してノズル部30に選択的に接続される。吸入バルブ51及び吐出バルブ61は、それぞれ吸入部50及び吐出部60に備えられている。
作動流体室120は、ポンプ室110に隣接して配置され、ポンプ室110を拡縮させるための作動流体200を収納している。ダイヤフラム111は、ポンプ室110と作動流体室120との間を隔離する。シリンダ部130は、作動流体室120に連通している。
ピストン140は、この発明の加圧部材であり、シリンダ部130内で作動流体室120から最も離間した位置を原点位置として、作動流体室120に向けて進退自在にされている。
シール部150は、ピストン140の進退方向についてピストン140を挟んで作動流体室120の反対側を覆うように構成されている。シール部150は、ピストン140の進退動作に追従して拡縮自在にされた隔壁151を備えている。シール部150の内部にも作動流体200が充填されている。シール部150内の作動流体を所定の陽圧に維持することで外部に露出したシール部分からの作動流体200への外気の混入を防止する。
調圧室160は、リリーフ弁161、バイパス弁162及びバイパス路163とともに、この発明の調圧部13を構成している。調圧室160は、シール部150に連通しており、内部に作動流体200が充填されている。調圧室160の内部圧力は、シール部150の内部圧力に等しい。調圧室160は、可撓性の隔壁165及び板バネ164を備えており、容積を拡縮自在にされている。板バネ164は、この発明の付勢部材であり、調圧室160の容積を縮小する方向に付勢している。付勢部材は、板バネ164に限るものではなく、調圧室160の容積を縮小する方向に付勢することを条件に、油圧又は空気圧シリンダ等を含む任意の部材を用いることができる。リリーフ弁161は、吸込口112と吸入バルブ51との間を図示しないリザーバタンクに選択的に接続する。バイパス弁162は、作動流体室120と調圧室160との間を選択的に連通させる。
圧力センサ170は、この発明の検出部12であり、調圧室160の内部圧力をシール部150の内部圧力として検出する。モータ180は、この発明の駆動部11であり、回転軸にボールネジ181が固定されている。ボールネジ181は、ピストン140の一部に螺合している。モータ180の駆動によってボールネジ181を正逆方向に回転させることにより、ピストン140が作動流体室120に向かって矢印F又は矢印B方向に進退動作する。
定量吐出ポンプ100は、モータ180の駆動方向に応じてピストン140を矢印F方向又は矢印B方向に動作させ、作動流体室120内の作動流体200を移動させてダイヤフラム111を変形させる。ダイヤフラム111の変形によってポンプ室110の容積を拡張及び収縮させることで、処理液タンク20から吸入した処理液をノズル部30に供給する。
即ち、図2(B)に示すように、吸入弁51を開放して吸込口112を処理液タンク20に接続するとともに、吐出弁61によって吐出口113とノズル部30との間を閉鎖した状態で、ピストン140を矢印B方向に後退させると、ポンプ室110内に処理液が充填される。
この後、図2(A)に示すように、吸入弁51によって吸込口112と処理液タンク20との間を閉鎖するとともに、吐出弁61を開放して吐出口113をノズル部30に接続した状態で、ピストン140を矢印F方向に前進させると、ポンプ室110内の処理液がノズル部30に供給される。この間においてリリーフ弁161は、閉鎖しておく。
ピストン140の進退方向についてピストン140を挟んで作動流体室120の反対側をシール部150によって覆っているが、シール部150内の作動流体への外気の混入を防止するには、シール部150内の作動流体を所定の陽圧状態に維持する必要がある。
ところが、撓性の隔壁151を備えたシール部150の容積をピストン140の進退動作の全工程において一定に維持することは設計上困難である。このため、シール部150内の作動流体の圧力は、ピストン140が原点位置にあるときに所定の陽圧状態であっても、ピストン140が作動流体室120側に移動していくとシール部150の容積変化によって変動する。
シール部150内の作動流体が負圧になると、シール部150における隔壁151の接合部等からシール部150内の作動流体に外気が混入し易くなる。また、作動流体室120内の作動流体200がシリンダ部130の内壁とピストン140との間からシール部150に流れ込み、作動流体室120が負圧状態になり、ピストン140の矢印B方向の移動時にダイヤフラム111が許容変形量を越えて破損する可能性がある。
一方、シール部150内の作動流体の圧力が過度に高くなると、隔壁151の破損を生じる可能性がある。また、シリンダ部130の内壁とピストン140との間からシール部150内の作動流体200が作動流体室120に流れ込み、ピストン140の矢印F方向の移動時にダイヤフラム111が許容変形量を越えて破損する可能性がある。
そこで、図2(C)及び(D)に示すように、制御部40は、圧力センサ170の検出結果を参照し、圧力センサ170の検出圧力が所定の陽圧から許容範囲を超えて変動したときに、リセット動作及び加圧動作をこの順に行う。
制御部40は、リセット動作時に、図2(C)に示すように、吸入バルブ51及び吐出バルブ61を閉鎖するとともに、リリーフ弁161及びバイパス弁162を開放した状態で、ピストン140を原点位置に移動させる。リセット動作により、作動流体室120とシール室150とがパイパス路163を介して連通し、作動流体室120内の作動流体とシール部150内の作動流体とが同一の圧力となり、シール部150は初期状態の容積となる。
制御部40は、リセット動作時に、図2(D)に示すように、リリーフ弁161を閉鎖した状態で、ピストン140を作動流体室120側に移動させる。ポンプ室110に連通する吸入バルブ51、吐出バルブ61及びリリーフ弁161の全てが閉鎖されており、ダイヤフラム111の変形によるポンプ室110の容積変化は生じない。このため、ピストン140の矢印F方向の移動によって作動流体室120の作動流体がバイパス路163を経由してシール部150に流入する。
このとき、隔壁165は、シール部150への作動流体の流入に応じてシール部150の容積を拡大すべく拡張しようとするが、板バネ164の弾性力によって規制を受け、作動流体の圧力が上昇する。制御部40は、この圧力上昇を圧力センサ170によって監視し、圧力センサ170が所定の陽圧状態を検出したときに、ピストン140の移動を停止させてバイパス弁162を閉じる。シール部150内の作動流体が所定の陽圧状態となり、シール部150内の作動流体への外気の混入、隔壁151,163の破損、ダイヤフラム111の破損を防止できる。
なお、リセット動作時にリリーフ弁161を開放した際に、ポンプ室110内の処理液が過度に放出されると、作動流体室120の拡大によって作動流体200が負圧になる可能性があるが、リセット動作に続く加圧動作によってシール部150内の作動流体200を所定の陽圧状態に維持できる。
図3に示すように、この発明の第2の実施形態に係る定量吐出ポンプ11は、定量吐出ポンプ10の圧力センサ170に代えて調圧室160の容積変化を検出するフォトセンサ171を備え、その他は定量吐出ポンプ10と同様に構成されている。
シール部150の内部圧力が変化すると調圧室160の容積が変化するため、フォトセンサ171によって調圧室160の容積が適正な範囲であるか否かを検出することで、シール部150の内部圧力が適正か否かを検出できる。フォトセンサ171の検出した容積が適正範囲を超えた際に、図2(C)及び(D)に示したリセット動作及び加圧動作を行うことで、定量吐出ポンプ10と同様の効果を得ることができる。
なお、ピストン140の進退動作による処理液の吐出を所定回数実行する毎に、リセット動作及び加圧動作を行うこととし、加圧動作時のピストン140の矢印F方向への移動量を実験的に設定しておくことで、シール部150内の作動流体の圧力の監視を不要にでき、圧力センサ170及びフォトセンサ171を省略できる。
図4に示すように、この発明の第3の実施形態に係る定量吐出ポンプ12は、作動流体室120にダイヤフラム111の拡張方向の変形量を規定するストッパ121を備えた点で、定量吐出ポンプ10と異なり、その他は定量吐出ポンプ10と同様に構成されている。ストッパ121は、一例として環状を呈し、ダイヤフラム111と接触する面に放射状又は同心円状の溝部が形成されている。
ポンプ室110内の圧力が高い場合でも、リセット動作時のバイパス弁162の開放によってダイヤフラム111が許容変形量を越えて拡張方向に変形することがなく、ダイヤフラム111の破損を防止できる。このとき、作動流体室120及びシール部150の容積を初期状態に確実に復帰させることができる。また、溝部によってダイヤフラム111がストッパ121に密着することを防止でき、ピストン140の進退動作に対するダイヤフラム111の追従性を良好に維持できる。
図5に示すように、この発明の第4に実施形態に係る定量吐出ポンプ13は、ダイヤフラム111を拡張方向に付勢するスプリング1111を備えた点で、定量吐出ポンプ12と異なり、その他は定量吐出ポンプ12と同様に構成されている。
ダイヤフラム111は、作動流体200から圧力を受けないリセット動作時には、スプリング1111の弾性力により、ポンプ室110内の処理液の圧力に関わらず、ストッパ121に当接する位置に位置する。リセット動作時に、リリーフ弁161を開放したままの状態でも、作動流体室120の容積を初期状態に確実に復帰させることができる。
図6(A)及び(B)に示すように、この発明の第4及び第5の実施形態に係る定量吐出ポンプ14及び15は、定量吐出ポンプ11の調圧室160に代えて、調圧室260及び360を備えている。
調圧室260及び360は何れも一定容量の容器である。シール部150の内部圧力が外気の混入を防止できる程度の所定圧力範囲である場合に、調圧室260及び360内の作動流体の液面が所定の高さ範囲に位置する。この範囲に対応して液面を検出する液面センサ270及び370を備えることで、シール部150の内部圧力が適正であるか否かを検出する。液面センサ270及び370は、例えば静電容量センサやフォトセンサ等で構成することができるが、フロートを備えたアームの角度又は位置を検出するものであってもよい。
なお、定量吐出ポンプ15は、この発明の加圧部材として、定量吐出ポンプ10〜14のピストン140に比較して有効径の小さいピストン240を備えている。ピストン240は、ピストン140よりも有効径が小さいため、シール部150の内部圧力の変動に対して調圧室360内における作動流体の液面の高さ変動がピストン140よりも大きい。このため、調圧室360の容積を調圧室260よりも大きくし、調圧室360の液面の所定の高さ範囲も調圧室260より大きくしている。
定量吐出ポンプ14,15では、シール部150内の作動流体の圧力が、ピストン140の進退移動中のシール部150の容量変化の影響を殆ど受けることがない。このため、ピストン140,240の進退移動中におけるシール部150の容量を厳格に一定にする必要がなく、定量吐出ポンプ14,15の設計の自由度が高くなる。
なお、シール部150のシール性を確保するために、調圧室260及び360を加圧してもよい。また、定量吐出ポンプ10〜15の何れにおいても、ダイヤフラム111に代えてチューブフラムを用いてポンプ室110を構成することもできる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10−定量吐出ポンプ
11−駆動部
12−検出部
13−調圧部
20−処理液タンク
30−ノズル部
51−吸入弁(吸入部)
61−吐出弁(吐出部)
110−ポンプ室
120−作動流体室
130−シリンダ部
140−ピストン(加圧部材)
150−シール部
160−調圧室
161−リリーフ弁
162−バイパス弁
170−圧力センサ(検出部)

Claims (9)

  1. ワークに対して処理液を供給するための処理液供給装置に用いられる定量吐出ポンプであって、
    前記処理液の吸込口及び吐出口を有し、容積を拡縮自在に構成されたポンプ室と、
    前記ポンプ室の容積を拡縮させるための作動流体が充填された作動流体室と、
    前記作動流体室に連通するシリンダ部と、
    前記シリンダ部内で前記作動流体室に向けて進退自在にされた加圧部材と、
    前記加圧部材の進退方向について前記加圧部材を挟んで前記作動流体室の反対側を覆い、前記加圧部材の進退動作に追従して変形自在の隔壁を備え、内部に前記作動流体が充填されたシール部と、
    前記作動流体室と前記シール部との間を選択的に連通させるバイパス路と、
    前記シール部の容積を縮小する方向に付勢する調圧部と、
    所定のタイミングで前記バイパス路を開放させる制御部と、を備えた定量吐出ポンプ。
  2. 前記制御部は、前記加圧部材が前記作動流体室から最も離れた原点位置に位置する状態で前記バイパス路を開放するリセット動作と、前記加圧部材を所定量だけ前記作動流体室に移動させる加圧動作と、を順に行う請求項1に記載の定量吐出ポンプ。
  3. 前記吸込口を外部に開閉するリリーフ弁をさらに備え、
    前記制御部は、前記リセット動作時に前記リリーフ弁を開放する請求項2に記載の定量吐出ポンプ。
  4. 前記シール部の圧力を測定する圧力センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記圧力センサの検出結果に基づいて前記リセット動作及び前記加圧動作を実行する請求項2又は3に記載の定量吐出ポンプ。
  5. 前記調圧部は、前記シール部に拡縮自在に連続する調圧室と、前記調圧室の容積を縮小する方向に付勢する付勢部材と、を備えた請求項1乃至の何れかに記載の定量吐出ポンプ。
  6. 前記調圧部は、前記シール部の上部に連通する調圧室である請求項1乃至3の何れかに記載の定量吐出ポンプ。
  7. 前記調圧部は、前記シール部の上部に連通する調圧室であり、
    前記調圧室に流入した作動流体の液面の高さを検出する液面センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記液面センサの検出結果に基づいて前記リセット動作及び前記加圧動作を実行する請求項2又は3に記載の定量吐出ポンプ。
  8. 前記ポンプ室の拡張方向の変形量を規定するストッパを備えた請求項1乃至7の何れかに記載の定量吐出ポンプ。
  9. 前記ポンプ室を拡張方向に付勢する弾性部材を備えた請求項8に記載の定量吐出ポンプ。
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