JPH0759351A - 電力変換器の制御装置 - Google Patents

電力変換器の制御装置

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JPH0759351A
JPH0759351A JP5205175A JP20517593A JPH0759351A JP H0759351 A JPH0759351 A JP H0759351A JP 5205175 A JP5205175 A JP 5205175A JP 20517593 A JP20517593 A JP 20517593A JP H0759351 A JPH0759351 A JP H0759351A
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voltage
capacitor
circuit
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勝己 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統のリアクタンス成分とフィルタのコンデ
ンサによる共振を抑える電力変換器の制御装置を得る。 【構成】 入力電圧VR は電圧検出器902で検出さ
れ、位相同期回路803でその位相Φが検出され、これ
を交流正弦波基準発振回路804に入力し入力電圧と同
位相の交流正弦波基準信号を得る。そして、振幅指令発
生回路805の出力と交流正弦波基準信号とを乗算器8
22で乗算しコンバータ電流指令IA *を得る。一方、
電流検出器903で検出した入力電流IR は近似微分器
806で微分されバンドパスフィルタ807にて共振周
波数成分のみ検出され、比例器808にてゲインKが乗
じられ、その出力をコンバータ電流指令IA *より減算
器823にて減算し、その出力と電流検出器901によ
るコンバータ電流IA が一致すべく電流制御増幅器80
2とPWM変調回路801でコンバータ3を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のスイッチング
素子を有し直流変換出力を得る電力変換器の出力電圧を
高精度に制御するための電力変換器の制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えばIEEE Industry Applicatio
ns Society Annual Meeting (oct 7〜12,1990,SEATTLE)
論文集、P.1049〜1055、「High Performance and LongLi
fe Uninterruptable Power Source Using Flywheel Ene
rgy Storage Unit」に示された従来のコンバータ制御回
路と同様なブロック接続図である。
【0003】図において、1は負荷、2は負荷1に供給
される直流電圧を平滑にするコンデンサ、3はコンバー
タの主回路であり、例えば図10(a)に示すようなス
イッチング素子S1〜S4を備える単相のフルブリッジ
構成で、1〜2KHz程度以上の三角波キャリアでPW
M変調するものなどがその例である。また、4と5は交
流電源6と上記コンバータ3との間に設けられたフィル
タ用リアクトルとコンデンサであり、さらに、901は
コンバータ電流IA を検出する電流検出器、902は入
力電圧VR を検出する電圧検出器である。
【0004】また、図中、800番台の符号は上記コン
バータ3の制御装置の構成要素であることを示し、80
1はコンバータ電圧指令VA *に基づいて上記コンバー
タ3をパルス幅変調制御するための制御出力PWMOを
送出するパルス幅変調回路(パルス幅変調回路をPWM
変調回路と称す)、802はコンバータ電流を制御すべ
く後述する減算器821の出力に応じた上記PWM変調
回路801へのコンバータ電圧指令VA *を得る電流制
御増幅器、803は電圧検出器902による検出電圧に
基づいて交流入力VR の位相Φを得る位相同期回路であ
る。
【0005】さらに、804は交流電源6の入力電圧V
R と同位相の交流正弦波基準信号sinΦを得る交流正
弦波基準発振回路、805は振幅指令を送出する振幅指
令発生回路、821は上記交流正弦波基準発振回路80
4からの交流正弦波基準信号sinΦに上記振幅指令発
生回路805からの振幅指令を乗算する乗算器822で
得られるコンバータ電流指令IA *と電流検出器901
で検出されるコンバータ電流IA との差を得る減算器
で、その差信号を上記電流制御増幅器802に与えてる
ことにより、電流制御ループを構成している。
【0006】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。交流電源6からの入力電圧VR は電圧検出器902
で検出され、位相同期回路803で入力電圧VR の位相
Φが検出され、これを交流正弦波基準発振回路804に
入力することにより、入力電圧VR と同位相の交流正弦
波基準信号sinΦが得られる。そして、振幅指令発生
回路805の出力と上記交流正弦波基準発振回路804
の出力とを乗算器822で乗算することにより、コンバ
ータ電流指令IA *が得られる。
【0007】このコンバータ電流指令IA *と電流検出
器901で検出したコンバータ電流IA を一致すべく、
電流制御増幅器802とPWM変調回路801とによっ
てコンバータ3のスイッチングを制御するようにして、
電流制御ループが構成される。従って、定常状態におい
ては、負荷1への供給電力を交流電源6から力率1の正
弦波電流で供給することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンバータ等の
電力変換器の制御装置は以上のように構成されているの
で、入力電圧のわずかな歪で、系統のリアクタンス成分
とフィルタ用コンデンサ5により共振するという問題点
がある。また、負荷1に電力を供給している状態で装置
を停止すると、系統のリアクタンス成分に蓄えられたエ
ネルギー、またはフィルタ用リアクトル4に蓄えられた
エネルギーがフィルタ用コンデンサ5に流れ込み、コン
デンサ5が過電圧になるという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、系統のリアクタンス成分とフィ
ルタ用コンデンサによる共振を抑え、また、装置の停止
時に起こるコンデンサの過電圧を抑えることのできる電
力変換器の制御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る電力変換器の制御装置は、複数のスイッチング素子を
有し交流を直流に変換する電力変換器にフィルタを介し
て流れる電流値を電流指令値に一致すべくそれらの差に
応じた値に基づいて上記電力変換器のスイッチング素子
を制御する電流制御ループを構成した電力変換器の制御
装置において、系統のリアクタンス成分と上記フィルタ
のコンデンサによる共振成分を検出する共振検出手段
と、その共振成分に応じて上記電流指令値を変化させる
制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項2に係る電力変換器の制御装
置は、複数のスイッチング素子を有し交流を直流に変換
する電力変換器にフィルタを介して流れる電流値を電流
指令値に一致すべくそれらの差に応じた値に基づいて上
記電力変換器のスイッチング素子を制御する電流制御ル
ープを構成した電力変換器の制御装置において、装置を
停止する前に電力変換器に流れる電流値を零に制御する
制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】さらに、請求項3に係る電力変換器の制御
装置は、複数のスイッチング素子を有し交流を直流に変
換する電力変換器にフィルタを介して流れる電流値を電
流指令値に一致すべくそれらの差に応じた値に基づいて
上記電力変換器のスイッチング素子を制御する電流制御
ループを構成した電力変換器の制御装置において、系統
のリアクタンス成分と上記フィルタのコンデンサによる
共振成分を検出する共振検出手段と、その共振成分に応
じて上記電流指令値を変化させると共に、装置を停止す
る前に電力変換器に流れる電流値を零に制御する制御手
段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】この発明の請求項1に係る電力変換器の制御装
置においては、共振検出手段により、系統のリアクタン
ス成分とフィルタのコンデンサによる共振成分が検出さ
れ、制御手段によって、その共振成分に応じて電力変換
器に流れる電流を制御する電流制御ループの電流指令値
を変化させることにより、共振を抑える。
【0014】また、請求項2に係る電力変換器の制御装
置においては、制御手段によって、装置を停止する前に
電力変換器に流れる電流値を零に制御することにより、
装置停止時にフィルタのコンデンサが過電圧にならない
ようにする。
【0015】さらに、請求項3に係る電力変換器の制御
装置においては、共振検出手段により、系統のリアクタ
ンス成分とフィルタのコンデンサによる共振成分が検出
され、制御手段によって、その共振成分に応じて電力変
換器に流れる電流を制御する電流制御ループの電流指令
値を変化させることにより、共振を抑えると共に、装置
を停止する前に電力変換器に流れる電流値を零に制御す
ることにより、装置停止時にフィルタのコンデンサが過
電圧にならないようにする。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、この発明の実施例1を図に
基づいて説明する。図1は実施例1に係る電力変換器の
制御装置を示す構成図である。図1において、図9に示
す従来例と同一符号は同一部分を示し、1は負荷、2は
負荷1に供給される直流電圧を平滑にするコンデンサ、
3はコンバータの主回路、4と5は交流電源6と上記コ
ンバータ3との間に設けられたフィルタ用リアクトルと
コンデンサであり、また、901はコンバータ電流IA
を検出する電流検出器、902は入力電圧VR を検出す
る電圧検出器である。
【0017】また、図中、800番台の符号は上記コン
バータ3の制御装置の構成要素であることを示し、80
1はコンバータ電圧指令VA *に基づいて上記コンバー
タ3をパルス幅変調制御するための制御出力PWMOを
送出するPWM変調回路、802はコンバータ電流を制
御すべく後述する減算器821の出力に応じた上記PW
M変調回路801へのコンバータ電圧指令VA *を得る
電流制御増幅器、803は電圧検出器902による検出
電圧に基づいて交流入力VR の位相Φを得る位相同期回
路である。
【0018】さらに、804は入力電圧VR と同位相の
交流正弦波基準信号sinΦを得る交流正弦波基準発振
回路、805は振幅指令を送出する振幅指令発生回路、
821は上記交流正弦波基準発振回路804からの交流
正弦波基準信号sinΦに上記振幅指令発生回路805
からの振幅指令を乗算する乗算器822で得られるコン
バータ電流指令IA *と電流検出器901で検出される
コンバータ電流IA との差を得る減算器で、その差信号
を上記電流制御増幅器802に与えてることにより、電
流制御ループを構成している。
【0019】また、新たな構成として、903は交流電
源6とリアクトル4とコンデンサ5でなるフィルタとの
間に設けられて入力電流IR を検出する電流検出器であ
り、制御装置の構成要素中、806は上記電流検出器9
03により検出される入力電流IR を微分する近似微分
器、807はその近似微分器806の出力に基づいて入
力電流IR の共振周波数帯のみを通過させるバンドパス
フィルタで、上記近似微分器806とともに共振電流成
分を検出する検出手段を形成している。
【0020】さらに、808はそのバンドパスフィルタ
807の出力にゲインKを乗じた出力を得る比例器、8
23は上記乗算器822で得られるコンバータ電流指令
A*と上記比例器808の出力との差を得る減算器で
あり、上記比例器808とともに共振電流成分に応じて
電流指令値を変化させる制御手段を形成し、この減算器
823の出力と電流検出器901で検出されたコンバー
タ電流IA が一致するように、すなわち、入力電流IR
の共振成分に応じてコンバータ3への電流指令を変化さ
せる電流制御ループを構成している。
【0021】次に、上記実施例1に係る動作について説
明する。交流電源6からの入力電圧VR は電圧検出器9
02で検出され、位相同期回路803で入力電圧VR
位相Φが検出され、これを交流正弦波基準発振回路80
4に入力することにより、入力電圧VR と同位相の交流
正弦波基準信号sinΦが得られる。そして、振幅指令
発生回路805の出力と上記交流正弦波基準発振回路8
04の出力とを乗算器822で乗算することにより、コ
ンバータ電流指令IA *が得られる。
【0022】一方、電流検出器903で検出された入力
電流IR は、近似微分器806で微分され、バンドパス
フィルタ807にて共振周波数成分のみ検出されて、比
例器808にてゲインKが乗じられる。そして、その比
例器808の出力を上記コンバータ電流指令IA *より
減算器823にて減算している。さらに、この減算器8
23の出力と電流検出器901で検出したコンバータ電
流IA が一致するように、電流制御増幅器802とPW
M変調回路801とがコンバータ3のスイッチング素子
をスイッチング制御する電流制御ループを構成してい
る。
【0023】ここで、例えば、図1に示すコンバータ3
とリアクトル4を電流源として置き換えると、図2に示
すように構成される。図2において、7は系統のリアク
タンス成分を表すリアクトル(以下、このリアクトル7
をリアクタンス成分7とも称す)、8は上記コンバータ
3とリアクトル4を置き換えた電流源であり、コンデン
サ5の電圧をVC 、系統のリアクトル7のインダクタン
スをL、コンデンサ5のキャパシタンスをCとしたと
き、伝達関数を考えると、下式(1)と(2)が成立す
る。 L・(dIR /dt)=VR −VC ・・・(1) C・(dVC /dt)=IR +IA ・・・(2) また、式(1)と(2)より、入力電圧VR は、 VR ={LCS2 −L・(IA /VC )・S+1}VC ・・・(3) ここで、Sはラプラス演算子 となる。
【0024】また、図1により、入力電流IR を近似微
分器806で微分し、バンドパスフィルタ807を介し
て比例器808にてゲインKを乗じたものをコンバータ
電流指令IA* より減算器823で減算しており、コン
バータ電流IA は、減算器823の出力と一致するよう
に流れるため、上記バンドパスフィルタ807の伝達関
数をf(S)とすると、コンバータ電流IA は、式(4)
のようになる。 IA =KIRSf(S)=(K/L)・(VR−VC)f(S) ・・・(4) そして、式(4)に式(3)を代入すると、入力電圧V
R は、 VR ={LCS2-K(VR/VC)f(S)S+Kf(S)S+1}VC ・・・(5) となる。
【0025】ところで、上記バンドパスフィルタ807
は、共振電流成分のみ通過させるフィルタなので、共振
電流成分の周波数帯において、伝達関数f(S)は、f
(S)=1で、それ以外の周波数帯では、f(S)=0
となるため、式(5)は次のようになる。共振周波数帯
では、 VC/VR =(1+KS)/(LCS2 +KS+1) ・・・(6) それ以外の周波数帯では、 VC/VR =1+(LCS2 +1) ・・・(7) となる。従って、式(6)より、共振周波数帯において
は、Kの値を選ぶことによりダンピングがかかり、共振
を抑えることができることになる。
【0026】従って、上記実施例1によれば、コンバー
タ3にフィルタを介して流れる電流値を電流指令値に一
致すべくそれらの差に応じた値に基づいてコンバータ3
のスイッチング素子を制御する電流制御ループを構成し
た電力変換器の制御装置において、入力電流の共振電流
成分に応じてコンバータの電流指令値を変化させるよう
にしたので、LC共振を抑えることができるという効果
がある。
【0027】実施例2.次に、図3は実施例2に係る電
力変換器の制御装置を示す構成図である。図3におい
て、図1に示す実施例1と同一符号は同一部分を示し、
その説明は省略する。この実施例2において、実施例1
と異なる点は、実施例1の電流検出器903の代わり
に、新たな構成として、フィルタを構成するコンデンサ
5に流れる電流を検出する電流検出器905を設けた点
であり、この電流検出器905によって検出されるコン
デンサ電流IC が微分器806への入力となり、共振電
流成分が検出されるようになっており、その共振電流成
分に応じて電流指令値を変化させるようになっている。
その他は実施例1と同様である。
【0028】次に、上記実施例2に係る動作について説
明する。図3において、系統のリアクタンス成分7とフ
ィルタのコンデンサ5との間で起こる共振電流はコンデ
ンサ5に流れ込むため、コンデンサ電流IC を検出する
ことにより、系統のリアクタンス成分7とフィルタのコ
ンデンサ5との間で起こる共振を制御することができる
ので、電流検出器905によりコンデンサ電流IC を検
出し、近似微分器806で微分して、バンドパスフィル
タ807にて共振周波数成分のみを検出し、比例器80
8にてゲインKを乗じ、これをコンバータ電流指令IA
* より減算器823にて減算している。
【0029】そして、減算器823で得られた電流指令
は、さらに、減算器821に入力して、電流制御ループ
中で、減算器823の出力と電流検出器901で検出し
たコンバータ電流IA が一致するように、電流制御増幅
器802とPWM変調回路801とがコンバータ3のス
イッチング素子をスイッチング制御する。
【0030】従って、この実施例2の構成では、コンデ
ンサ電流IC を検出することにより系統のリアクタンス
成分7とフィルタのコンデンサ5との間で起こる共振を
制御することができるので、実施例1の如く、入力電流
R を検出して系統のリアクタンス成分7とフィルタの
コンデンサ5との間で起こる共振を制御するよりも、電
流検出器905の定格を小さくすることができ、実施例
1の効果に加え、コストを下げる効果がある。
【0031】実施例3.次に、図4は実施例3に係る電
力変換器の制御装置を示す構成図である。図4におい
て、図1に示す実施例1と同一符号は同一部分を示し、
その説明は省略する。実施例1と異なる点は、交流電源
6とフィルタとの間にリアクトル9を追加すると共に、
コンデンサ電圧VC を検出する電圧検出器904を追加
し、さらに、電圧検出器902で検出した入力電圧VR
から上記電圧検出器904で検出したコンデンサ電圧V
C を減算した結果をバンドパスフィルタ807に入力す
る減算器827を追加した点と、近似微分器806を抹
消すると共に、入力電流IR を検出する電流検出器90
3とを抹消した点であり、その他は実施例1と同様であ
る。
【0032】通常、系統のリアクタンス成分7が不明の
場合が多い為、共振周波数が特定できない。そこで、図
4の構成においては、装置の中に系統のリアクタンス成
分より十分大きな容量をもつリアクトル9を追加し、電
圧検出器902で検出した入力電圧VR から電圧検出器
904で検出したコンデンサ電圧VC を減算器827で
減算してリアクトル9にかかる電圧VL を求めている。
このリアクトル9にかかる電圧VL は、入力電流IR
微分したものであるため、実施例1の近似微分器なし
で、入力電流IR の微分値を求めることができる。
【0033】この減算器827の出力を、バンドパスフ
ィルタ807にて共振周波数成分のみ検出し、比例器8
08にてゲインKを乗じ、これをコンバータ電流指令I
A*より減算器823にて減算している。この減算器8
23の出力と電流検出器901で検出したコンバータ電
流IA が一致するように、電流制御増幅器802とPW
M変調回路801とがコンバータ3のスイッチングを制
御し、電流制御ループを構成している。
【0034】従って、実施例3の構成では、交流電源6
とフィルタとの間にリアクトル9を追加することによ
り、共振周波数が限定でき、また、リアクトル9にかか
る電圧VL を求めることにより近似微分器を必要としな
いため、共振制御の設計が簡単である。すなわち、リア
クトル電圧により共振成分を検出し、その共振成分に応
じてコンバータ電流指令を変化させるので、実施例1の
効果に加え、制御装置が簡単に構成できるという効果が
ある。
【0035】実施例4.次に、図5は実施例4に係る電
力変換器の制御装置を示す構成図である。図5におい
て、図1に示す実施例1と同一符号は同一部分を示し、
1は負荷、2は負荷1に供給される直流電圧を平滑にす
るコンデンサ、3はコンバータの主回路、4と5は交流
電源6と上記コンバータ3との間に設けられたフィルタ
用リアクトルとコンデンサであり、また、901はコン
バータ電流IA を検出する電流検出器、902は入力電
圧VR を検出する電圧検出器である。
【0036】また、図中、800番台の符号は上記コン
バータ3の制御装置の構成要素であることを示し、80
1はコンバータ電圧指令VA *に基づいて上記コンバー
タ3をパルス幅変調制御するための制御出力PWMOを
送出するPWM変調回路、802はコンバータ電流を制
御すべく後述する減算器821の出力に応じた上記PW
M変調回路801へのコンバータ電圧指令VA *を得る
電流制御増幅器、803は電圧検出器902による検出
電圧に基づいて交流入力VR の位相Φを得る位相同期回
路である。
【0037】さらに、804は入力電圧VR と同位相の
交流正弦波基準信号sinΦを得る交流正弦波基準発振
回路、805は振幅指令を送出する振幅指令発生回路、
821は上記交流正弦波基準発振回路804からの交流
正弦波基準信号sinΦに上記振幅指令発生回路805
からの振幅指令を乗算する乗算器822で得られるコン
バータ電流指令IA *と電流検出器901で検出される
コンバータ電流IA との差を得る減算器で、その差信号
を上記電流制御増幅器802に与えることにより、電流
制御ループを構成している。
【0038】また、新たな構成として、815は装置が
停止する前に停止予告信号を振幅指令発生回路805に
送出することによりコンバータ電流を零にし、系統のリ
アクタンス成分7に蓄えられたエネルギーまたはフィル
タのリアクトル4に蓄えられたエネルギーをコンバータ
3が吸収してから装置を停止させてコンデンサ5が過電
圧にならないようにするための停止予告回路である。
【0039】次に、上記実施例4の構成に係る動作につ
いて説明する。交流電源6からの入力電圧VR は電圧検
出器902で検出され、位相同期回路803で入力電圧
R の位相Φが検出され、これを交流正弦波基準発振回
路804に入力することにより、入力電圧VR と同位相
の交流正弦波基準信号sinΦが得られる。そして、振
幅指令発生回路805の出力と上記交流正弦波基準発振
回路804の出力とを乗算器822で乗算することによ
り、コンバータ電流指令IA *が得られる。
【0040】このコンバータ電流指令IA *と電流検出
器901で検出したコンバータ電流IA を一致すべく、
電流制御増幅器802とPWM変調回路801とによっ
てコンバータ3のスイッチングを制御するようにして、
電流制御ループを構成している。従って、定常状態にお
いては、負荷1への供給電力を交流電源6から力率1の
正弦波電流で供給することができる。
【0041】また、負荷1に電力を供給しているときに
装置を停止する場合、装置の停止手順として、装置が停
止する前に、停止予告回路815から停止予告信号を振
幅指令発生回路805に出力することにより、振幅指令
発生回路805は零を出力し、振幅指令発生回路805
から出力が零になることによりコンバータ電流指令IA
*が零になり、このため、コンバータ電流IA が零にな
り、コンバータ電流IA を零にしてから装置を停止させ
る。
【0042】このように、コンバータ電流IA を零にし
てから装置を停止させるということは、装置が停止する
前に、装置が負荷1に電力を供給しているときに系統の
リアクタンス成分7に蓄えられたエネルギーまたはフィ
ルタのリアクトル4に蓄えられてエネルギーをコンバー
タ3が吸収することになる。このため、系統のリアクタ
ンス成分7に蓄えられたエネルギーまたはフィルタのリ
アクトル4に蓄えられたエネルギーをコンバータ3が吸
収してから装置を停止することになるので、コンデンサ
5に流れ込むことはなく、コンデンサ5は過電圧になら
ない。
【0043】従って、実施例4によれば、装置が停止す
る前に、停止予告回路815から停止予告信号を振幅指
令発生回路805に出力することにより、コンバータ電
流を零にして、系統のリアクタンス成分7に蓄えられた
エネルギーまたはフィルタのリアクトル4に蓄えられた
エネルギーをコンバータ3が吸収してから装置を停止す
るので、コンデンサ5が過電圧にならないという効果が
ある。
【0044】実施例5.次に、図6は実施例5に係る電
力変換装置の制御装置を示す構成図である。図6におい
て、図5に示す実施例4と同一符号は同一部分を示し、
その説明は省略する。この実施例5において、実施例4
と異なるのは、系統から装置を切り離す開閉ステッチ1
0と、開閉ステッチ10が開いたことを検出する開閉検
出回路810と、開閉検出回路810の出力によりオン
制御されるスイッチ811と、入力電圧指令VR *を発
生する入力電圧指令発生回路812とを追加している。
【0045】また、上記入力電圧指令発生回路812か
らの入力電圧指令VR *の値から電圧検出器902によ
る検出電圧値を減算する減算器825と、入力電圧を制
御すべく上記減算器825の出力に応じた制御電流を出
力する電圧制御増幅器809と、乗算器822の出力に
上記電圧制御増幅器809の出力を加算して減算器82
1への入力とする加算器824とを追加した点であり、
その他は実施例4と同様である。
【0046】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。図6において、負荷1に電力を供給しているときに
装置を停止する場合、装置が停止する前に、停止予告回
路815から停止予告信号を振幅指令発生回路805に
出力することにより、振幅指令発生回路805は零を出
力し、コンバータ電流IA を零にし、装置を停止させ
る。
【0047】このように装置を停止させることにより、
装置が停止する前に、装置が負荷1に電力を供給してい
るときに系統のリアクタンス成分7に蓄えられたエネル
ギーまたはフィルタのリアクトル4に蓄えられたエネル
ギーをコンバータ3が吸収するが、系統にフィルタのコ
ンデンサ5がつながっているため、系統よりコンデンサ
5を充電する。
【0048】そこで、開閉スイッチ10を開くことによ
り、系統から装置を切り離すと、開閉検出回路810に
より開閉スイッチ10が開いたことが検出され、開閉検
出回路810の出力によりスイッチ811をオンさせ
る。このスイッチ811のオンにより、入力電圧指令発
生回路812からの入力電圧指令VR *と電圧検出器9
02により検出される入力電圧VR が一致するように電
圧制御増幅器809が制御され、加算器824により乗
算器822から出力されるコンバータ電流指令IA *に
上記電圧制御増幅器809の出力が加算されて、新たな
コンバータ電流指令が得られる。
【0049】そして、この新たなコンバータ電流指令と
電流検出器901で検出したコンバータ電流IA が一致
すべく、減算器821の出力に基づき電流制御増幅器8
02とPWM変調回路801とによってコンバータ3の
スイッチングを制御するようにして、電流制御ループを
構成し、コンデンサ5にかかる電圧を制御することによ
り、コンデンサ5が過電圧にならないようにする。
【0050】従って、実施例5によれば、装置が停止す
る前に、停止予告回路815から停止予告信号を振幅指
令発生回路805に出力することにより、コンバータ電
流を零にしてから系統から装置を切り離し、コンデンサ
5にかかる電圧を制御するので、コンデンサ5が過電圧
になることはないという効果がある。
【0051】実施例6.次に、図7は実施例6に係る電
力変換器の制御装置を示す構成図である。図7におい
て、図6に示す実施例5と同一符号は同一部分を示し、
その説明は省略する。この実施例6において、実施例5
と異なる点は、入力電流を制御すべく上記減算器826
からの出力に応じた入力電圧指令VR *を得る電流制御
増幅器813と、零電流の入力電流指令IR *を発生す
る入力電流指令発生回路814と、この入力電流指令発
生回路814からの入力電流指令IR *から電流検出器
903により検出される入力電流IR を減算する減算器
826とを追加した点と、開閉スイッチ10及び開閉検
出回路810を抹消した点、さらに、スイッチ811を
停止予告回路815の停止予告信号に基づいてオン制御
する構成とした点であり、その他は実施例5と同様であ
る。
【0052】次に、上記構成に係る動作について説明す
る。図7において、装置が停止する前に、停止予告回路
815からの停止予告信号によりスイッチ811がオン
する。スイッチ811がオンすることにより、零電流指
令を出している入力電流指令発生回路814からの入力
電流指令IR *と電流検出器903で検出した入力電流
R が一致するように、電流制御増幅器813が制御す
る。
【0053】これにより、電流制御増幅器813の出力
と電圧検出器902による入力電圧とが減算器825に
より減算され、その出力に応じて電圧制御増幅器809
は制御電流を加算器824に送出し、加算器824によ
り、乗算器822から出力されるコンバータ電流指令I
A *に上記電圧制御増幅器809の出力を加算して、新
たなコンバータ電流指令が得られる。
【0054】そして、この新たなコンバータ電流指令と
電流検出器901で検出したコンバータ電流IA が一致
すべく、減算器821の出力に基づき電流制御増幅器8
02とPWM変調回路801とによってコンバータ3の
スイッチングを制御するようにして、電流制御ループを
構成する。すなわち、装置が停止する前に、入力電流I
R を零電流にしてから装置を停止する。このため、系統
から装置を切り離さなくても系統からコンデンサ5を充
電することはなく、装置を停止しても、コンデンサ5は
過電圧になることがない。
【0055】従って、上記実施例6によれば、装置が停
止する前に、停止予告回路815からの停止予告信号に
より入力電流を零にしてから装置を停止するため、系統
から装置を切り離さなくても系統からコンデンサ5を充
電することはなく、装置を停止させても、コンデンサ5
は過電圧にならないという効果がある。
【0056】実施例7.次に、図8は実施例7に係る電
力変換器の制御装置を示す構成図である。図8におい
て、1は負荷、2は負荷1に供給される直流電圧を平滑
にするコンデンサ、3はコンバータの主回路、4と5は
交流電源6と上記コンバータ3との間に設けられたフィ
ルタ用リアクトルとコンデンサ、9は交流電源6とフィ
ルタとの間に設けられたリアクトルであり、また、90
1はコンバータ電流IA を検出する電流検出器、902
は入力電圧VR を検出する電圧検出器、903は交流電
源6とリアクトル4とコンデンサ5でなるフィルタとの
間に設けられて入力電流IR を検出する電流検出器、9
04はフィルタのコンデンサ電圧を検出する電圧検出器
である。
【0057】また、図中、800番台の符号は上記コン
バータ3の制御装置の構成要素であることを示し、80
1はコンバータ電圧指令VA *に基づいて上記コンバー
タ3をパルス幅変調制御するための制御出力PWMOを
送出するPWM変調回路、802はコンバータ電流を制
御すべく後述する減算器821の出力に応じた上記PW
M変調回路801へのコンバータ電圧指令VA *を得る
電流制御増幅器、803は電圧検出器902による検出
電圧に基づいて交流入力VR の位相Φを得る位相同期回
路である。
【0058】また、804は入力電圧VR と同位相の交
流正弦波基準信号sinΦを得る交流正弦波基準発振回
路、805は振幅指令を送出する振幅指令発生回路で、
後述する停止予告回路815からの停止予告信号が送出
されたときには、零の出力を出力する。809はコンデ
ンサ電圧VC を制御すべく後述する減算器825の出力
に応じたコンバータ電流指令IA *を出力する電圧制御
増幅器、813は入力電流IR を制御すべく後述する減
算器826からの出力に応じたコンデンサ電圧指令VC
*得る電流制御増幅器である。
【0059】また、815は装置が停止する前に停止予
告信号を振幅指令発生回路805に送出することにより
入力電流指令IR *を零にしてから装置を停止させてコ
ンデンサ5が過電圧にならないようにするための停止予
告回路、821は上記電流制御増幅器809で得られる
コンバータ電流指令IA *と電流検出器901で検出さ
れるコンバータ電流IA との差を得てその差電流を上記
電流制御増幅器802に与える減算器である。
【0060】さらに、822は交流正弦波基準発振回路
804からの交流正弦波基準信号sinΦに振幅指令発
生回路805からの振幅指令を乗算して入力電流指令I
R *を得る乗算器、825は電流制御増幅器813から
のコンデンサ電圧指令VC *の値から電圧検出器902
による検出電圧値を減算する減算器、826は乗算器8
22からの入力電流指令IR *から電流検出器903に
より検出される入力電流IR を減算する減算器である。
【0061】次に、上記実施例7に係る動作について説
明する。図8において、制御装置は、コンバータ電流I
A を制御する電流マイナーループと、コンデンサ電圧V
C を制御する電圧マイナーループと、入力電流IR を制
御する電流制御ループから構成されている。入力電圧V
R は電圧検出器902で検出され、位相検出回路803
で入力電圧VR の位相Φが検出され、これを交流正弦波
基準発振回路804に入力することにより、入力電圧V
R と同位相の交流正弦波基準信号sinΦが得られる。
【0062】上記交流正弦波基準発振回路804の出力
は乗算器822により振幅指令発生回路805の出力と
乗算され、上記乗算器822から入力電流指令IR *が
得られる。電流制御増幅器813は、上記乗算器822
の出力である入力電流指令IR *と電流検出器901で
検出した入力電流IR との差を求める減算器826の出
力に基づいてその差が零となるようなコンデンサ電圧指
令VC *を出力し、入力電流IR を制御する。
【0063】上記電流制御増幅器813の出力であるコ
ンデンサ電圧指令VC *は減算器825に入力され、こ
の減算器825によりコンデンサ電圧指令VC *と電圧
検出器904で検出したコンデンサ電圧VC との差が求
められ、減算器825の出力は電圧制御増幅器809に
入力される。これにより、電圧制御増幅器809は、電
流制御増幅器813の出力であるコンデンサ電圧指令V
C *と電圧検出器904で検出したコンデンサ電圧VC
との差が零となるようなコンバータ電流指令IA *を出
力し、コンデンサ電圧VC を制御する。
【0064】上記電圧制御増幅器809の出力であるコ
ンバータ電流指令IA *は減算器821に入力され、こ
の減算器821によりコンバータ電流指令IA *と電流
検出器901で検出したコンバータ電流指令IA との差
が求められ、減算器821の出力は電流制御増幅器80
2に入力される。これにより、電流制御増幅器802
は、電圧制御増幅器809の出力であるコンバータ電流
指令IA *と電流検出器901で検出したコンバータ電
流IA との差が零となるようなコンバータ電圧指令VA
*を出力し、コンバータ電流IA を制御する。そして、
この電流制御増幅器802の出力であるコンバータ電圧
指令VA *をPWM変調回路801に与え、PWM変調
回路801の出力がコンバータ3のスイッチングを制御
する。
【0065】このようにして、上記実施例7の構成で
は、定常状態においては、負荷1の電力を交流電源6か
ら力率1の正弦波電流で供給することができる。また、
入力電流指令IR *は正弦波であり、電流制御増幅器8
13はリアクトル9とコンデンサ5との共振周波数より
早く応答することができるので、リアクトル9とコンデ
ンサ5との共振を制御することができる。
【0066】また、負荷1に電力を供給しているときに
装置を停止する場合、装置の停止手順として、装置が停
止する前に、停止予告回路815から停止予告信号を出
力し、この停止予告回路815からの停止予告信号によ
り振幅指令発生回路805は零を出力し、振幅指令発生
回路805の出力が零になることにより、入力電流指令
R *が零になり、入力電流指令IR *が零になること
により入力電流IR が零になり、入力電流IR を零にし
てから装置を停止させる。このように、入力電流を零に
してから装置が停止するため、系統から装置を切り離さ
なくても系統からコンデンサ5を充電することはなく、
装置を停止させても、コンデンサ5は過電圧になること
がない。
【0067】従って、上記実施例7によれば、系統のリ
アクトル成分とフィルタのコンデンサ5による共振成分
を検出し、その共振成分に応じてコンバータ3に流れる
電流を制御する電流制御ループの電流指令値を変化させ
ると共に、装置を停止する前にコンバータ3に流れる電
流値を零に制御するようにしたので、共振を防止するこ
とができると共に、装置停止時にフィルタのコンデンサ
5が過電圧になるのを防止できる。
【0068】以上説明した各実施例では、コンバータ3
が単相のコンバータの場合について説明したが、図10
(b)に示すようなスイッチング素子S5ないしS10
でなる三相フルブリッジ構成のコンバータにも同様に適
用し得るのは勿論である。
【0069】以上のように、各実施例の効果を述べると
次のようになる。実施例1によれば、入力電流の共振成
分に応じてコンバータ電流指令を変化させることによ
り、LC共振を抑える効果がある。
【0070】また、実施例2によれば、コンデンサ電流
の共振成分に応じてコンバータ電流指令を変化させるの
で、実施例1の効果に加え、コストを下げる効果があ
る。
【0071】また、実施例3によれば、リアクトル電圧
により共振成分を検出し、その共振成分に応じてコンバ
ータ電流指令を変化させるので、実施例1の効果に加
え、制御回路が簡単に構成できる効果がある。
【0072】また、実施例4によれば、装置が停止する
前にコンバータ電流を零にすることより、系統のリアク
タンス成分に蓄えられたエネルギーまたはフィルタのリ
アクトルに蓄えられたエネルギーをコンバータが吸収し
てから装置を停止するので、コンデンサが過電圧になら
ないという効果がある。
【0073】また、実施例5によれば、装置が停止する
前に系統から装置を切り離し、コンデンサにかかる電圧
を制御するので、コンデンサが過電圧にならないという
効果がある。
【0074】また、実施例6によれば、入力電流を零に
してから装置を停止するため、系統から装置を切り離さ
なくても系統からコンデンサを充電することはなく、装
置を停止させても、コンデンサは過電圧にならないとい
う効果がある。
【0075】また、実施例7によれば、入力電流を制御
することにより、実施例3と実施例6の効果に加え、回
路構成が簡単にできる効果がある。
【0076】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、共振検出手段により、系統のリアクタンス成分と
フィルタのコンデンサによる共振成分を検出し、制御手
段によって、その共振成分に応じて電力変換器に流れる
電流を制御する電流制御ループの電流指令値を変化させ
るようにしたので、共振を防止することができるという
効果を奏する。
【0077】また、請求項2によれば、制御手段によっ
て、装置を停止する前に電力変換器に流れる電流値を零
に制御することにより、装置停止時にフィルタのコンデ
ンサが過電圧になるのを防止できるという効果を奏す
る。
【0078】さらに、請求項3によれば、共振検出手段
により、系統のリアクタンス成分とフィルタのコンデン
サによる共振成分を検出し、制御手段によって、その共
振成分に応じて電力変換器に流れる電流を制御する電流
制御ループの電流指令値を変化させると共に、装置を停
止する前に電力変換器に流れる電流値を零に制御するよ
うにしたので、共振を防止することができると共に、装
置停止時にフィルタのコンデンサが過電圧になるのを防
止できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図2】図1のコンバータ3とリアクトル4を電流源と
して置き換えた等価回路図である。
【図3】この発明の実施例2に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施例3に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例4に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例5に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施例6に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施例7に係る電力変換器の制御装
置を示すブロック図である。
【図9】従来例に係る電力変換器の制御装置を示すブロ
ック図である。
【図10】電力変換器(コンバータ)の構成例を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 負荷 3 コンバータ 4 フィルタ用リアクトル 5 フィルタ用コンデンサ 6 交流電源 7 リアクトル(系統のリアクタンス成分) 9 リアクトル 10 開閉スイッチ 801 PWM変調回路 802 電流制御増幅器 803 位相同期回路 804 交流正弦波基準発振回路 805 振幅指令発生回路 806 近似微分器 807 バンドパスフィルタ 808 比例器 809 電圧制御増幅器 810 開閉検出回路 811 スイッチ 812 入力電圧指令発生回路 813 電流制御増幅器 814 入力電流指令発生回路 815 停止予告回路 821 減算器 822 乗算器 823 減算器 825 減算器 826 減算器 901 電流検出器 902 電圧検出器 903 電流検出器 904 電圧検出器 905 電流検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子を有し交流を直
    流に変換する電力変換器にフィルタを介して流れる電流
    値を電流指令値に一致すべくそれらの差に応じた値に基
    づいて上記電力変換器のスイッチング素子を制御する電
    流制御ループを構成した電力変換器の制御装置におい
    て、系統のリアクタンス成分と上記フィルタのコンデン
    サによる共振成分を検出する共振検出手段と、その共振
    成分に応じて上記電流指令値を変化させる制御手段とを
    備えたことを特徴とする電力変換器の制御装置。
  2. 【請求項2】 複数のスイッチング素子を有し交流を直
    流に変換する電力変換器にフィルタを介して流れる電流
    値を電流指令値に一致すべくそれらの差に応じた値に基
    づいて上記電力変換器のスイッチング素子を制御する電
    流制御ループを構成した電力変換器の制御装置におい
    て、装置を停止する前に電力変換器に流れる電流値を零
    に制御する制御手段を備えたことを特徴とする電力変換
    器の制御装置。
  3. 【請求項3】 複数のスイッチング素子を有し交流を直
    流に変換する電力変換器にフィルタを介して流れる電流
    値を電流指令値に一致すべくそれらの差に応じた値に基
    づいて上記電力変換器のスイッチング素子を制御する電
    流制御ループを構成した電力変換器の制御装置におい
    て、系統のリアクタンス成分と上記フィルタのコンデン
    サによる共振成分を検出する共振検出手段と、その共振
    成分に応じて上記電流指令値を変化させると共に、装置
    を停止する前に電力変換器に流れる電流値を零に制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とする電力変換器の制
    御装置。
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