JPH0584147B2 - - Google Patents

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JPH0584147B2
JPH0584147B2 JP61119025A JP11902586A JPH0584147B2 JP H0584147 B2 JPH0584147 B2 JP H0584147B2 JP 61119025 A JP61119025 A JP 61119025A JP 11902586 A JP11902586 A JP 11902586A JP H0584147 B2 JPH0584147 B2 JP H0584147B2
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Japan
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circuit
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

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  • Inverter Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はPWMインバータで構成される電圧
形アクテイブフイルタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は例えば「昭和60年 電気・情報関連学
会連合大会」の〔屋外自冷電圧形 アクテイブフ
イルタ〕(昭和60年4月発行に示された従来のア
クテイブフイルタ装置を示す回路図である。同図
において1a,1b,1cは3相交流電源、2
a,2b,2cはリアクトル、3a,3b,3
c,3d,3e,3fはトランジスタスイツチ、
4はコンデンサ、5はトランジスタスイツチ3a
〜3fとコンデンサ4とで構成されるアクテイブ
フイルタで、このアクテイブフイルタ5はリアク
トル2a,2b,2cを介して3相交流電源1
a,1b,1cに接続される。6a,6b,6c
はアクテイブフイルタ5の入力電流検出用電流変
成器、7は高調波電流発生負荷、8a,8b,8
cは高調波電流発生負荷7に流入する電流を検出
する電流変成器、9a,9b,9cは基本波除去
回路、10a,10b,10cは加算回路、11
a,11b,11cがゲインK倍に増巾する増巾
回路、12a,12b,12cは加算回路、13
はPWM波形作成回路であり、上記電流変成器6
a〜6c,8a〜8c、負荷7、基本波除去回
路、加算回路10a〜10c,12a〜12c、
増巾回路11a〜11cおよびPWM波形作成回
路により制御回路を構成している。そして、上記
PWM波形作成回路13はトランジスタスイツチ
3にON/OFF指令を与えている。
次に動作について説明する。
動作の内容を明確にするために第5図の波形を
用いて説明する。第5図aは3相交流電源1a,
1b,1cのうちの1相分Eaを示している。負
荷7に同図bに示すような基本波電流(破線で示
す)IFaに高調波電流IHaを重畳された負荷電流ILa
が流れた場合を考える。なお、第5図bには1相
分の負荷電流ILaのみを図示したが、実際には3
相分の負荷電流ILa,ILb,ILcが負荷7に流れてい
る。これらの3相負荷電流ILa,ILb,ILcは電流変
成器8a,8b,8cにより検出され、その検出
信号ILa *,ILb *,ILc *は基本波除去回路9a,9
b,9cにそれぞれ入力されて高調波成分IHa *
IHb *,IHc *のみを出力させる。基本波除去回路9
a,9c,9cは例えばハイパス形フイルタで構
成されており、第5図cに示すように基本波成分
をカツトし、高調波成分IHa *のみを通過させるよ
うに作成する。
一方、アクテイブフイルタ5の入力電流ICa
ICb,ICcは電流変成器6a,6b,6cにより検
出される。その検出信号ICa *,ICb *,ICc *と前述の
高調波成分IHa *,IHb *,IHc *とはそれぞれ加算回路
10a,10b,10cに入力され ΔIa=IHa *−ICa * ΔIb=IHb *−ICb * (1) ΔIc=IHc *−ICc * なる演算がなされる。加算回路10a,10b,
10cよりの出力電流ΔIa,ΔIb,ΔIcは増巾回
路11a,11b,11cにおいてK倍され、次
段の加算回路12a,12b,12cに入力さ
れ、次の演算が行なわれる。ここでEa,Eb,Ec
は3相交流電源1a〜1cの各相電圧を示す。
Ma=Ea+K・ΔIa Mb=Eb+K・ΔIb (2) Mc=Ec+K・ΔIc 加算回路12aの出力Maの波形を代表例とし
て第5図dに図示している。
上記出力Ma,Mb,McはPWM波形作成回路
13に入力される。PWM波形作成回路13は第
4図には図示していないが搬送波としての三角波
信号と比較してトランジスタスイツチ3a〜3f
へON/OFF指令を出力する。その結果、搬送波
によりリツプルを無視すると加算回路12a,1
2b,12cの出力Ma,Mb,Mcと相似な出力
電圧MFa,MFb,MFcをアクテイブフイルタ5が
発生することになる。従つて、アクテイブフイル
タ5に流入する電流ICa,ICb,ICcは次式で表現さ
れる。
−LdICa/dt=Ea−EFa −LdICb/dt=Eb−EFb (2) −LdICc/dt=Ec−EFc ここでLはリアクトル2a〜2cのインダクタ
ンスを示している。
(2)式においてゲインKを∞に選ぶとΔIa,ΔIb,
ΔIcは0となり従つて(1)式より IHa=ICa IHb=ICb (4) IHc=ICc が成立し、負荷7に流れる高調波電流IHa,IHb
IHcはアクテイブフイルタ5から供給されること
になるため、交流電源1a〜1cから流入する高調
波電流分は低減される。
今、負荷電流ILa,ILb,ILcが次式で表わされる
場合を考える。
ILa=IF1sinωt+IH1sinωt ILb=IF1sin(ωt+2/3π) +IH1sin n(ωt−2/3π) (5) ILc=IF1sin(ωt−4/3π)+IH1sin n(ωt−4
/3π) アクテイブフイルタ5により上記高調波電流分
を完全に補償する場合を考えると次式が成立す
る。
ICa=IHasin nωt ICb=IHbsin n(ωt−2/3π) (6) ICc=IHcsin n(ωt−4/3π) (3)式と(6)式からアクテイブフイルタ5の発生す
べき出力電圧はEFa,EFb,EFcは次式で表わすこ
とができる。
EFa=Ea+nωL・IH1・cos nωt EFb=Eb+nωL・IH1・cos n (ωt−2/3π) EFc=Ec+nωL・IH1・cos n (ωt−4/3π) (7) 即ち第5図dに示すようにアクテイブフイルタ
5は電源電圧Eaに等しい基本波電圧に高調波電
圧を重畳した電圧を発生する必要があり、そのピ
ーク電圧は Ep=E1+nωL・IH1 (8) となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従来の電圧形アクテイブフイルタ装置は以上の
ように構成されているためアクテイブフイルタ5
より出力する電圧は(8)式に示すように電源電圧
Eaのピーク値E1に比べて高調波電圧分nωL・IH1
だけ高くしておく必要があり、特に高次の高調波
を補償する場合はnの値が大きくなりアクテイブ
フイルタ5の出力電圧EFaEFbEFcは電源電圧のピ
ーク値E1に比べ3〜4倍に達する場合がある。
このためコンデンサ4の充電電圧は電源電圧のピ
ーク値E1の3〜4倍にしておく必要があり、そ
の結果、トランジスタスイツチ3a〜3fの耐圧
も充電電圧に相応して上げておく必要があるため
アクテイブフイルタ5の容量が大きくなり不経済
となるという問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、アクテイブフイルタの補償能
力を変えることなく出力相電圧のピーク値を低く
抑えてアクテイブフイルタの容量を小さくし、よ
つて安価にして小形化可能としたアクテイブフイ
ルタ装置を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電圧形アクテイブフイルタ装置
は、アクテイブフイルタの各相の出力電圧制御回
路にリミツタ回路と、このリミツタ回路のリミツ
ト値から超過した電気量を他の2相に重畳させる
演算手段とを設け、アクテイブフイルタの線間出
力電圧を変えることなくアクテイブフイルタの各
相の出力相電圧を低減するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明における電圧形アクテイブフイルタ装
置は、3相電源系統における制御対象としての電
気量を検出した任意の相の検出値がリミツト値を
超過した場合には、当該相の出力相電圧をリミツ
ト値に制限し、超過分を他の相の出力電圧に重畳
させて出力電流を制御させる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図はこの発明の一実施例を示す回路図で
あり、第1図の制御回路は第4図に示す制御回路
に加えてリミツタ回路14a,14b,14c、
減算回路15a,15b,15c、減算回路16
a,16b,16cおよび加算回路17a,17
b,17cを有する。なお、第1図において第4
図と同一構成部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
次に動作原理について説明する。
前述したように負荷7の負荷電流ILa,ILb,ILc
のうち高調波電流分に見合つた高調波電流をアク
テイブフイルタ5が流すには(7)式に示す EFa=Ea+nωL・IH1・cos nωt EFb=Eb+nωL・IH1・cos n (ωt−2/3π) EFc=Ec+nωL・IH1・cos n (ωt−4/3π) (7) の出力相電圧を出力する必要があることは本発明
の装置においても同一である。
しかしながら、第1図の回路においてアクテイ
ブフイルタ5には零相回路が無いので実際にアク
テイブフイルタ5に流れる電流は線間電圧に従つ
て流れることになる。
第1図の回路を基に(7)式を線間電圧によつて書
き直すと次のようになる。
(EFa-b=(Ea+EHa) −(Eb+EHb) (EFb-c=(Eb+EHb) −(Ec+EHc) (8) (EFc-a=(Ec+EHc) −(Ea+EHa) 但し(EFa-b,(EFb-c,(EFc-aはアクテイブ
フイルタ5のそれぞれa−b相間、b−c相間、
c−a相間の線間電圧であり、又、高調波相電圧
EHa,EHb,EHcは次式で示される。
EHa=nωL・IH1・cos nωt EHb=nωL・IH1・cos n (ωt−2/3π) (9) EHc=nωL・IH1・cos n (ωt−4/3π) (7)式と(9)式よりアクテイブフイルタ5の出力相
電圧は次式で表わされる。
EFa=Ea+EFa EFb=Eb+EHb (10) EFc=Ec+EHc ここで、出力相電圧EFaのピーク電圧を制限す
るために(EFMAXのリミツト値を設けた場合を考
えると(10)式は次式で表現できる。
EFa=(EFMAX+ΔEHa EFb=Eb+EHb (11) EFc=Ec+EHc 上式で相電圧EFb,EFcに(EFMAXを用いていな
いのは相電圧EFa,EFb,EFcはそれぞれ120°づつ
位相がずれているため第2図に示すように出力相
電圧EFaがリミツタ回路14aのリミツト値によ
り制限される時は他の2相の電圧EFb,EFcはリミ
ツタ回路14b,14cのリミツト値以内に入っ
ているためである。
前述したようにアクテイブフイルタ5の電流は
零相回路が無い場合には線間電圧(EFa-b,(EF
b-c,(EFc-aに従つて流れると考えることができ
るので(11)式に基づく線間電圧を(8)式に等しくし
ておけばリミツタ回路14a,14b,14cが
無い場合と全く同一の電流が流れることになる。
従つて、(11)式において、 EFa=(EFMAX EFb=Eb+EHb+ΔEFa (12) EFc=Ec+EHc−ΔEFa とすることにより線間電圧の大きさを(8)式と全く
同一にすることができリミツタ回路14a,14
b,14cによる影響を相殺することができる。
同様に出力電圧EFbに(EFMAXのリミツト値を設
けた場合には次式となる。
EFa=Ea+EHb−ΔEFb EFb=(EFMax (13) EFc=Ec+EHc−ΔEFb 但し、ΔEFb=EFb−(EFMAX同様に出力電圧EFc
に(EFMAXのリミツト値を設けた場合には EFa=Ea+EHb−ΔEFc EFb=Eb+EHb−ΔEFc (14) EFc=(EFMAX 但し、ΔEFc=EFc−(EFMAX (12)式〜(14)式をまとめると次のように表現で
きる。
EFa=Sa−(ΔEFb+ΔEFc) EFb=Sb−(ΔEFc+ΔEFa) (15) EFc=Sc−(ΔEFa+ΔEFb) 但し、 Sa=Ea+EHa(|Sa|<(EFMAXの場合) =(EFMAX(|Sa|≧(EFMAXの場合) Sb=Eb+EHb(|Sb|<(EFMAXの場合) =(EFMAX(|Sb|≧(EFMAXの場合) Sc=Ec+EHc(|Sc|<(EFMAXの場合) =(EFMAX(|Sc|≧(EFMAXの場合) このようにアクテイブフイルタ5の出力相電圧
にリミツタ回路14a,14b,14cによるリ
ミツト値を設けリミツト値よりはみ出した値ΔEF
を他の2相に重畳させることによりアクテイブフ
イルタ5の線間出力電圧におけるリミツタ回路1
4a,14b,14cの影響を相殺できることに
なり、アクテイブフイルタ5はリミツタ回路14
a,14b,14cの影響なしに高調波電流を制
御することができるようになる。更に、アクテイ
ブフイルタ5の出力相電圧EFa、EFb,EFcをリミ
ツタ回路14a,14b,14cにより低く制限
できるため、従来のアクテイブフイルタ5に比べ
出力相電圧が低くても良く、従来のアクテイブフ
イルタ5と同一の高調波電流制御性能を発揮する
のに必要なアクテイブフイルタ容量を小さくする
ことができる。
ここで、上記の式(12)〜(14)の導入について説
明する。例えば、式(12)においては、相電圧EFa
がリミツタにかかり、(EFMAXに出力値が制限さ
れた場合には、本来出力すべき相電圧と制限され
た電圧との差分ΔEFaを他の2相に加えてたれば
線間電圧としては本来出力すべき電圧に保つこと
ができるようになる。
このような考えにより、(12)式のEFbとEFcには
ΔEFaが減算されている。なお、式(12)のEFbにつ
いては、ΔEFaの極性がまちがつているので下記
のように訂正する。
EFb=Eb+EHb−EFa (EFa-bについては、 (EFa-b=EFa−EFb =(EFMAX−(Eb+EHb−ΔEFa) =((EFMAX+ΔEFa)−(Eb+EHb) ここで、((EFMAX+ΔEFa)は本来EFaとして出
力すべき電圧であり、そのうちのΔEFa分をEFb
に分配したものであるため(EFa-bは本来出力す
べき値に維持されている。
同様に(EFb-cについては、 (EFb-c=EFb−EFc =(Eb+EHb−ΔEFa)−(Ec+EHc−ΔEFa) =(Eb+EHb)−(Ec+EHc) となり、ΔEFaを減算しても線間電圧には影響を
与えない。
同様に(EFc-aについても、 (EFc-a=EFc−EFa =(Ec+EHc−ΔEFa)−(EFMAX =(Ec+EHc)−((EFMAX+ΔEFa) となり、ΔEFaを減算しても線間電圧には影響を
与えない。
式(13)および(14)についても同様である。
本発明は上述の原理に基づいてなされたもので
あり、以下に第1図に示す一実施例に従つてその
動作を説明する。
第1図において加算回路12a,12b,12
cの出力Ma,Mb,Mcを求める迄の過程は第4
図と全く同一であるので説明は省略する。
出力Ma,Mb,Mcはリミツタ回路14a,1
4b,14cに入力される。リミツタ回路14
a,14b,14cの特性は第3図に示されるが
リミツタ回路14a,14b,14cの入力とな
るMa,Mb,Mcがリミツト値±(EFMAXを超過
すると、出力信号はリミツト値に制限される。リ
ミツタ回路14a,14b,14cの出力Sa,
Sb,Scは減算回路15a,15b,15cに入
力されそれぞれ加算回路12a,12b,12c
の出力Ma,Mb,Mcとの差ΔEFa,ΔEFb,ΔEFc
が求められる。
更に、加算回路17a,17b,17cの出力
と減算回路16a,16b,16cとの出力によ
り演算が行なわれ最終的に下記の出力を得る。
EFa *=Sa−(ΔEFb+ΔEFc) EFb *=Sb−(ΔEFc+ΔEFa) EFc *=Sc−(ΔEFa+ΔEFb) この結果より、(16)式は(15)式に対応し、所期
の目的を達成できる。
このように求めたEFa *,EFb *,EFc *はPWM波
形作成回路13に入力された第1図には図示して
ないが搬送波としての三角波信号と比較してトラ
ンジスタスイツチ3a〜3fへON/OFF指令を
出力する。この結果アクテイブフイルタ5は出力
EFa *,EFb *,EFc *と相似な出力電圧EFa,EFb
EFcを発生する。
この場合の出力電圧EFa,EFb,EFcの各線間電
圧はリミツタ回路14a,14b,14cの影響
が相殺されるため、リミツタ回路14a,14
b,14cの影響を受けることなく出力電流ICa
ICb,ICc,を制御することができる。
一方、アクテイブフイルタ5の出力相電圧EFa
EFb,EFcは第2図のa,b,cにそれぞれ示すよ
うに、各出力相電圧共リミツト値(EFMAX内に制
限されており、又、リミツト値からの超過分
ΔEFa,ΔEFb,ΔEFcが他の相の出力相電圧に重畳
されても他相の出力相電圧を増大させていないこ
とがわかる。
なお、上記実施例では電圧形インバータを用い
たアクテイブフイルタ装置について説明したが電
圧形インバータやその他の方式のインバータを用
いても良く上記実施例と同様の効果を奏する。
また、制御信号としては、高調波電流に限定さ
れるものでは無く、有効電力、無効電力、電圧変
動信号等の電気量であつても良く上記実施例と同
様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によればアクテイブフイ
ルタの各相の出力相電圧にリミツタ回路を設ける
と共にリミツタ回路のリミツト値を超過した分を
他の2相の出力相電圧に重畳させるように構成し
たので、アクテイブフイルタの線間出力電圧にリ
ミツタ回路の影響を与えずに各相の出力相電圧を
低減できるため、アクテイブフイルタの容量を低
減することができ装置が安価になるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電圧形アク
テイブフイルタ装置を示す回路図、第2図は第1
図に示す電圧形アクテイブフイルタ装置の動作波
形説明図、第3図はリミツタ回路の特性を示す
図、第4図は従来の電圧形アクテイブフイルタ装
置の一例を示す回路図、第5図は第4図の電圧形
アクテイブフイルタ装置の動作波形説明図であ
る。 1は3相交流電源、5はアクテイブフイルタ、
10は加算回路、12は加算回路、13はPWM
波形作成回路、14はリミツタ回路、15,16
は減算回路、17は加算回路である。なお、図
中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 3相電源系統における制御対象としての電気
    量を検出し、この電気量の検出値に応じて出力電
    流を制御する制御回路を備えた電圧形アクテイブ
    フイルタ装置において、上記制御回路に、上記検
    出値の大きさをリミツト値内に制限するリミツタ
    回路と、任意の相における上記検出値が上記リミ
    ツト値を超過した場合には当該相の出力相電圧を
    リミツト値に制限すると共に、リミツト値からの
    超過分を他の相の出力電圧に減算させる演算出力
    とを備えたことを特徴とする電圧形アクテイブフ
    イルタ装置。
JP61119025A 1986-05-26 1986-05-26 電圧形アクティブフィルタ装置 Granted JPS62277064A (ja)

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