JPH11215840A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH11215840A
JPH11215840A JP10012287A JP1228798A JPH11215840A JP H11215840 A JPH11215840 A JP H11215840A JP 10012287 A JP10012287 A JP 10012287A JP 1228798 A JP1228798 A JP 1228798A JP H11215840 A JPH11215840 A JP H11215840A
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JP
Japan
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converter
pwm
voltage
square wave
square
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JP10012287A
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English (en)
Inventor
Shoichiro Koseki
庄一郎 古関
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/30Reactive power compensation

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低損失で、系統電圧が大幅に変動しても運転を
継続できる自励電力変換装置を提供する。 【解決手段】自励電力変換装置を方形波変換器とPWM
変換器とで構成し、方形波変換器にもPWM動作機能を
持たせ、系統電圧の大きな変動発生時には全部をPWM
変換器とすることにより系統事故時にも運転継続可能と
する。 【効果】定常状態では低損失であり、系統電圧が大幅に
変動しても運転を継続できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電力変換装置に係わ
り、特に電力系統安定化装置などに適用するのに好適な
自励電圧型電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自励電力変換装置は、バルブデバイスの
大容量化とともに大容量化が進み、転流失敗しないなど
の他励電力変換装置にない特徴を活かして、電力系統安
定化装置などにも適用されるようになってきている。
【0003】一方、自励電力変換装置はスイッチング損
失が大きいためスイッチング周波数を下げて使おうとす
る考えもある。文献「ハイブリッドインバータ方式無効
電力補償装置」電気評論1997年6月号71ページ〜
75ページに示された方式はこの例である。この文献に
示された方式では、電力変換装置は方形波出力の変換器
(方形波インバータと記載されている。本明細書の変換
器では必ずしも逆変換器すなわちインバータで動作する
とはかぎらず、順変換器動作することもある。簡単化の
ため方形波変換器と表記する)とPWM(パルス幅変
調)制御された変換器(PWMインバータと記載してい
る。以下PWM変換器と表記する)とを直列接続して構
成されている。そして、方形波変換器は系統電圧の定常
分に等しい電圧を出力しており、PWM変換器は系統電
圧の変動分ないし制御電圧分を出力している。このため
大部分の出力電圧は方形波変換器から供給されるのでス
イッチング損失を小さくできる効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自励電力変換装置は、
一般に電圧型であり、電力系統に連系して運転すること
を特徴としている。ところが電圧型電力変換装置は電圧
源として機能するため、系統電圧変動があると過電流に
なりやすい。このために系統電圧変動に応じて高速に応
答させて過電流を防止する必要がある。
【0005】文献に示された方式は系統電圧がほぼ一定
である場合には低損失で優れた方式であるが、しかしな
がら系統電圧が事故などで大幅に低下した場合には系統
電圧変動に応答できなくなり過電流となって停止しまう
問題が生じる。特に電力系統安定化用途では系統電圧が
急変したような過渡的な状態にこそ運転して機能する必
要があり、運転継続が必須である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、方形波変換器
にもPWM制御機能を併せ持たせ、系統電圧が定常状態
では方形波変換器として動作させ、系統電圧が低下した
ような過渡的な場合にはPWM変換器として動作させる
ように制御の切換えができるようにした。
【0007】本発明では、系統電圧が定常状態では方形
波変換器とPWM変換器とで動作するため損失が小さく
なる。また、系統電圧が低下したような場合には方形波
変換器の部分もPWM変換器として動作させるため高速
応答が可能となり過電流とならずに運転を継続できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に示す。自
励電圧型電力変換装置1は、方形波変換器23,24と
PWM変換器21,22とが変換装置用変圧器3で直列
接続されて多重化構成されている。方形波変換器は出力
電圧の高調波を減らすため多重化しており、この例では
2多重であるが一般には4〜8多重とする。PWM変換
器は数kHz程度の高周波でスイッチングさせれば多重
化しなくてもよいが、大容量変換器では高周波動作でき
る大容量バルブデバイスがないのでやはり一般には多重
化する。方形波変換器は大容量であるため例えばGTO
(ゲートターンオフサイリスタ)を用いた変換器とす
る。PWM変換器は高い周波数でスイッチングするが小
容量であるので例えばIGBT(絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタ)を用いた変換器とする。なおこの実施
例では直流電源が共通なので両変換器の直流電圧は同じ
であるが、変換装置用変圧器の巻数比を変えることによ
りPWM変換器側の方の容量を減らすことができる。
【0009】制御装置8には変換装置の出力有効電力・
無効電力などを制御するための出力制御装置82があ
る。この詳細は省略するが、一般にはこの制御には変換
装置の出力交流電流を制御する交流電流制御装置が内蔵
されており、変換装置が過電流などにならずに所定の電
流で動作できるようにしている。この出力はPWMパル
ス発生器81に入力される。PWMパルス発生器では入
力信号に応じてPWM変換器が所要出力電圧を出すよう
に変換器の動作パルスを発生し、この出力パルスに従っ
てPWM変換器21,22が動作する。一般的な三角波
変調波比較方式による変調をしたときのPWM変換器か
らの出力電圧は三相変換装置の場合、次式で与えられ
る。
【0010】 U1=n1×w1×{√3/(2×√2)}×k1×Ed ここに n1:PWM変換器の多重数 w1:変換装置用変圧器の巻数比(PWM変換器側) k1:変調度(PWM変換器側) Ed:直流電圧 出力制御装置82から変調度に比例した出力電圧信号を
出せば、それに応じてPWM変換器が所要電圧を出力で
きる。
【0011】一方、方形波変換器は方形波パルス発生器
83からのパルスに従って動作する。方形波変換器から
の出力電圧は一般に次式となる。
【0012】U2=n2×w2×(√6/π)×Ed ここに n2:方形波変換器の多重数 w2:変換装置用変圧器の巻数比(方形波変換器側) 方形波変換器は直流電圧に応じて出力電圧が決まってし
まう。一般的には定格直流電圧のときに定格交流電圧を
出力できるように変換装置用変圧器の巻数比を決める。
このようにすることによりPWM変換器の容量を小さく
でき、損失を最小にできる。方形波パルス発生器は方形
波変換器の出力電圧が系統電圧の位相と一致するような
パルスを出す。
【0013】このような制御装置の構成により系統電圧
が定常的な場合には方形波変換器で定格交流電圧を出力
し、PWM変換器で制御出力分を出力し通常の制御動作
をする。また方形波変換器はスイッチング周波数が系統
周波数であり、スイッチング損失が少なく、低損失で運
転することができる。
【0014】本実施例では上記に加えて方形波変換器に
もPWMパルス発生器84を備えている。方形波変換器
はスイッチング周波数を高くできないのでPWMのパル
ス数は3程度とする。この場合のパルス発生を図2に示
す。入力信号と3倍周波数の三角波とを比較して出力パ
ルスを発生している。このときの出力電圧は近似的に次
式で与えられる。
【0015】 U2=n2×w2×(√6/π)×k2×Ed ここに k2:変調度(入力正弦波の振幅の三角波振幅
に対する比) したがって入力信号を系統電圧として、その振幅を定格
電圧のときに変調度が1になるようにすれば、系統電圧
が低下したときにこの出力パルスに従って方形波変換器
をPWM動作させたとき、方形波出力時の電圧から変調
度が1より小さくなったようになって連続的に出力電圧
が低下して追従し、方形波変換器は系統電圧に追従して
動作することができる。PWMのパルス数を2または3
とした場合にはこのように方形波出力時の電圧からPW
M制御時の電圧へ変調度を1としたところから連続的に
移行できる特徴がある。
【0016】本実施例では系統電圧を基準値と比較する
比較器85を備えている。系統で事故が発生したような
場合、一般に電圧が低下する。電圧が規定値よりも低下
したことを検出してパルス切換器86により方形波変換
器がPWM動作するように切換える。この結果、系統事
故時には方形波変換器もPWM動作し、系統電圧に追従
するので変換装置は過電流にならずに運転を継続するこ
とができる。
【0017】本発明を自励変換装置を用いた無効電力補
償装置,直流送電システムなどの電力系統安定化装置に
利用すれば系統異常時にも運転を継続でき、高性能を発
揮することができる。
【0018】他の実施例を図3に示す。直流電圧は必ず
しも一定ではないので方形波変換器は必ずしも定格電圧
を出力できない。このようなとき、図1の実施例ではP
WM変換器がフィードバック制御によりこの差分も吸収
するように動作する。図3の実施例では差電圧検出器8
7により系統電圧と直流電圧とから方形波変換器が出力
する電圧と系統電圧との差電圧信号を発生し、これをP
WM変換器のPWM発生器にフィードフォワード信号と
して入力している。本実施例によれば直流電圧の変動が
大きい場合にも安定した出力ができる。
【0019】また他の実施例を図4に示す。この実施例
では高調波検出器88においてPWM発生器の出力パルス
から方形波変換器が発生する電圧を合成し、PWMパル
ス発生器の入力信号との差をとっている。この差はPW
M制御動作となったときの方形波変換器の発生高調波で
ある。この差の信号をPWM変換器のPWMパルス発生
器の入力信号に加えることによりPWM動作時の方形波
変換器の発生高調波をPWM変換器で吸収できる効果が
ある。方形波出力時においても同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、系統電圧が定常状態で
は低損失であり、系統電圧が低下したような場合にも運
転を継続できる自励電圧型電力変換装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図。
【図2】PWMパルスの発生方法を説明するための図。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための図。
【図4】本発明のまた別の実施例を説明するための図。
【符号の説明】
1…電力変換装置、3…変換装置用変圧器、4…遮断
器、5…電力系統、6…PT(電圧変成器)、7…直流
電源、8…制御装置、21,22…PWM変換器、2
3,24…方形波変換器、81,84…PWMパルス発
生器、82…出力制御装置、83…方形波パルス発生
器、85…比較器、86…パルス切換器、87…差電圧
検出器、88…高調波検出器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統に連系した自励電圧型電力変換装
    置であって、方形波出力の変換器とPWM制御された変
    換器とを直列に接続して構成し、方形波出力の変換器に
    はPWM制御機能も併せ備えて、方形波出力とPWM制
    御との制御の切換えを可能としたことを特徴とする電力
    変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1の電力変換装置であって、方形波
    出力の変換器の出力交流電圧を通常時における系統電圧
    とほぼ等しくしたことを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】請求項1の電力変換装置であって、系統電
    圧を常時監視し、系統電圧が規定の値よりも低下したと
    きに方形波出力の変換器の制御をPWM制御に切換える
    ようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  4. 【請求項4】請求項1の電力変換装置であって、方形波
    出力の変換器用のPWM制御時におけるPWMのパルス
    数を2または3としたことを特徴とする電力変換装置。
  5. 【請求項5】請求項1の電力変換装置であって、PWM
    制御された変換器のPWMパルスを発生する制御装置に
    方形波出力の変換器が発生する電圧と系統電圧との差を
    相殺するような制御信号を加えて、PWM制御された変
    換器にフィードフォワードで前記電圧の差を相殺させる
    ようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  6. 【請求項6】請求項1の電力変換装置であって、PWM
    制御された変換器に方形波出力の変換器が発生する高調
    波を抑制する機能を持たせたことを特徴とする電力変換
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1の電力変換装置を用いた電力系統
    安定化装置。
JP10012287A 1998-01-26 1998-01-26 電力変換装置 Pending JPH11215840A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001086766A (ja) * 1999-09-16 2001-03-30 Hitachi Ltd 多重電力変換装置の制御方法及び多重電力変換装置
JP2011259619A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 交直電力変換装置
JP2012010532A (ja) * 2010-06-28 2012-01-12 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置
JP2012239309A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Mitsubishi Electric Corp 電力変換装置

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