JPH0758741B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0758741B2
JPH0758741B2 JP61230387A JP23038786A JPH0758741B2 JP H0758741 B2 JPH0758741 B2 JP H0758741B2 JP 61230387 A JP61230387 A JP 61230387A JP 23038786 A JP23038786 A JP 23038786A JP H0758741 B2 JPH0758741 B2 JP H0758741B2
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semiconductor memory
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JP61230387A
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JPS6384167A (ja
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和夫 佐藤
幹二 平野
毅 福富
博澄 御前
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松下電子工業株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はMIOS(金属−絶縁物−酸化シリコン膜−半導
体)構造の電界効果トランジスタからなる不揮発性メモ
リトランジスタと、そのメモリトランジスタを選択する
ための電界効果トランジスタとから構成された半導体記
憶装置に関するものである。
従来の技術 MIOS型不揮発性メモリトランジスタは、ゲート−基板間
に20〜30V程度の高電圧を印加し、酸化シリコン膜と絶
縁膜の界面、またはその近傍の絶縁膜中のトラップ準位
に、半導体側から電荷の注入,蓄積を行ない、トランジ
スタのしきい値電圧を変化させて情報を記憶させるもの
である。
従来、MIOS型不揮発性メモリトランジスタの代表的なも
のとして、MNOS(金属−窒化シリコン膜−酸化シリコン
膜−半導体)構造の不揮発性メモリトランジスタがよく
知られているが、このMNOSメモリトランジスタを用いた
半導体集積回路では、MNOSメモリトランジスタ以外に、
そのメモリトランジスタを選択するための電界効果型ト
ランジスタを共存させる必要があり、したがって、従来
半導体記憶装置のセルは、第2図に示すような断面構造
が用いられている。
同図中、1はP型シリコン基板、13,14,15はn型拡散
層、9はトンネリング媒体となりうる薄い酸化シリコン
膜、11は窒化シリコン膜、8および12はポリシリコン膜
からなるゲート電極、7はスイッチングトランジスタの
ゲート絶縁膜としての酸化シリコン膜である。
発明が解決しようとする問題点 第2図に示すような従来のメモリセル構造においては、
MNOSメモリトランジスタとMOSトランジスタからなる2
トランジスタ構成であり、メモリゲートと選択ゲートが
離れて形成されており、高集積化しにくい構造となって
いる。また、MNOSメモリトランジスタはソースおよびド
レイン領域間にはさまれたチャネル領域に対向する部分
全体に極薄の酸化シリコン膜9が広がっており、さら
に、この極薄の酸化シリコン膜9に接して、上部に20〜
30Vの電圧で十分書き込み、消去を行うことができるよ
うに比較的薄く窒化シリコン膜11を一様な厚さに形成し
ているとともにドレイン領域の不純物濃度がコンタクト
領域をかねるため高い。したがって、情報書き込み時に
ゲートを0Vとし、ドレインに20〜30Vの高電圧を印加し
た際に、ゲート電極−ドレイン間の電界がドレイン−基
板間の電界に大きく影響を与え、ドレイン近傍のチャネ
ル領域で電界集中が起こり、ドレイン−基板間のブレー
クダウンを生じたり、その領域上の極薄酸化シリコン膜
部分が破壊しやすいという欠点を有しており、回路設計
上の一つの障害になっていた。
本発明は、かかる問題に鑑み、MIOS型不揮発性メモリト
ランジスタと、そのメモリトランジスタを選択する電界
効果トランジスタから構成されるメモリセル構造におい
て、その高耐圧化および書き換え回数向上と同時に、セ
ル面積の大幅な縮少をはかることのできる構造を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は一導電型半導体基
板の表面領域に互いに離れて設けられた反対導電型の第
1,第2および第3の拡散層を備え、前記第1と第2の拡
散層にはさまれた第1のチャネル領域上に第1の絶縁膜
により離隔された第1のゲート電極を備え、前記第2、
第3の拡散層にはさまれた第2のチャネル領域上に第2
および第3の絶縁膜の積層により離隔された第2のゲー
ト電極を備え、前記第1および第3の拡散層が低不純物
濃度の層中に高不純物濃度の層が形成された2重拡散層
からなり、前記第2の拡散層が1種類の不純物により形
成された拡散層からなるとともに、前記第2のゲート電
極を第2、第3の絶縁膜を介して第1のゲート電極にオ
ーバーラップさせること、上記第2のチャネル領域の両
側の第2および第3の拡散層上に形成された第4の絶縁
膜を前記第2のチャネル領域上に形成された第2の絶縁
膜より厚くした半導体記憶装置である。
作用 本発明のメモリセル構造によれば、第1および第3の拡
散層が2種類の不純物による不純物濃度差のある2重拡
散層から構成され、さらに第2のチャネル領域の両側の
第2および第3の拡散層上に形成された第4の絶縁膜の
膜厚が、上記第2のチャネル領域上のそれより厚いた
め、メモリトランジスタのドレイン近傍のチャネル領域
での電界集中を緩和することが可能となる。さらに第1
と第2のゲート電極をオーバーラップさせることによ
り、メモリセルの高集積化が可能となる。なお、前記オ
ーバーラップした部分がオフセットとならないように、
第1と第2のチャネル領域の間に第2の拡散層を設けた
構造としている。
実施例 以下、具体的な実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例であるメモリセルの断面構造
を示す図である。図において1はP型シリコン基板、2
および5はリンによるn型拡散層(第1の拡散層、第3
の拡散層)、3および6はヒ素によるn型拡散層、4は
リンによるn型拡散層(第2の拡散層)、9はトンネリ
ング媒体となりうる薄い酸化シリコン膜(第2の絶縁
膜)、7は厚いシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)、10は
厚い酸化シリコン膜(第4の絶縁膜)、11は窒化シリコ
ン膜(第3の絶縁膜)、8および12はポリシリコン膜か
らなるゲート電極(第1のゲート電極、第2のゲート電
極)である。
まず、メモリ選択用MOSトランジスタのゲート絶縁膜と
なる酸化シリコン膜7を通常の熱酸化法により形成し、
酸化シリコン膜7上にリンをドープ(1020cm-3程度)し
たポリシリコン膜からなる第1のゲート電極8を形成す
る。本実施例では酸化シリコン膜7の膜厚を500Å、ポ
リシリコン膜8の膜厚を5000Åとした。
次に、トンネリング媒体となりうる薄い酸化シリコン膜
9は、シリコン基板1の酸化により形成した。トンネリ
ング効果を有効に利用するには、薄い酸化シリコン膜9
の厚さを10〜30Åにする必要があり、本実施例では20Å
とした。また、MNOSメモリトランジスタのチャネル領域
の両端部の厚い酸化シリコン膜10を第1のゲート電極の
上にまで延在させて、膜厚を500Åとした。また、MOSト
ランジスタのチャネル領域と、MNOSメモリトランジスタ
のチャネル領域の間にn型の拡散層4を形成するが、本
実施例では酸化シリコン膜9,10を形成する前にリンイオ
ンを注入(100kev,1×1014cm-2)することにより形成し
た。
次に、薄い酸化シリコン膜9および酸化シリコン膜10上
の窒化シリコン膜11は、NH3/SiH4=100,750℃の条件下
の気相成長法により、約500Å形成させた。
次いで、窒化シリコン膜11にリンをドープ(1020cm-3
度)したポリシリコン膜からなる第2のゲート電極12
を、厚い酸化シリコン膜10および窒化シリコン膜11を介
して第1のゲート電極8の上にオーバーラップさせるよ
うに形成する。
最後に、第1と第2のゲート電極8,12をマスクとしたセ
ルフアライン技術により、まずリンイオンを打ち込み
(80kev,1×1014cm-2)、リンによるn型拡散層2,5を形
成し、次いでリンによるn型拡散層2,5の上からヒ素イ
オンを打ち込み(40kev,4×1015cm-2)、ヒ素によるn
型拡散層3,6を形成して、リンによる低不純物拡散層中
にヒ素による高不純物拡散層が形成された2重拡散層を
形成した。
このMNOS型不揮発性メモリセルのドレイン耐圧は、従来
構造のドレイン耐圧(〜15V)に比べ5〜10V耐圧を向上
させることが可能であり、さらにメモリ選択用MOSトラ
ンジスタの第1のゲート電極とMNOSメモリトランジスタ
の第2のゲート電極がオーバーラップできるような構造
としているため、メモリセルの高集積化が可能となる。
発明の効果 以上説明したところから明らかなように、本発明の構造
によれば、メモリセルの高耐圧化と同時に、セル面積の
大幅な縮小をはかることができ、大容量メモリに適用す
る際の実用上の問題解決に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するための構造断面
図、第2図は従来のMNOS型不揮発性メモリセルの構造断
面図である。 1……P型シリコン基板、2,4,5……リンによるn型拡
散層、3,6……ヒ素によるn型拡散層、7,10……厚い酸
化シリコン膜、9……薄い酸化シリコン膜、11……窒化
シリコン膜、8……第1のゲート電極、12……第2のゲ
ート電極。
フロントページの続き (72)発明者 御前 博澄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電子 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−158964(JP,A) 特開 昭60−124965(JP,A) 特開 昭57−80779(JP,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一導電型の半導体基板の表面領域に互いに
    離れて設けられた前記半導体基板とは反対導電型の第
    1、第2および第3の拡散層を備え、前記第1と第2の
    拡散層にはさまれた第1のチャネル領域上に第1の絶縁
    膜により離隔された第1のゲート電極を備え、前記第
    2、第3の拡散層にはさまれた第2のチャネル領域上に
    第2および第3の絶縁膜の積層により離隔された第2の
    ゲート電極を備え、前記第1および第3の拡散層が低不
    純物濃度の層中に高不純物濃度の層がある2重拡散層か
    らなり、前記第2の拡散層が1種類の不純物により形成
    された拡散層からなるとともに、前記第2のチャネル領
    域上に形成された前記第2の絶縁膜より厚い第4の絶縁
    膜が前記第2のチャネル領域の両側の第2および第3の
    拡散層上にあって、前記第2のチャネル領域が存在する
    前記半導体基板表面領域と接しないように形成されてい
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】2重拡散層からなる第1および第2の拡散
    層を形成する二種類の不純物がリンとヒ素、第2の拡散
    層を形成する一種類の不純物がリンであることを特徴と
    する特許請求の範囲第(1)項記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】第1、第2の絶縁膜が酸化シリコン膜、第
    3の絶縁膜が窒化シリコン膜であることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項または第(2)項記載の半導体
    記憶装置。
  4. 【請求項4】第1のゲート電極と第2のゲート電極が、
    第2および第3の絶縁膜を介してオーバーラップしてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の半
    導体記憶装置。
JP61230387A 1986-09-29 1986-09-29 半導体記憶装置 Expired - Lifetime JPH0758741B2 (ja)

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