JPH0757407B2 - 順送り成形機 - Google Patents

順送り成形機

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JPH0757407B2
JPH0757407B2 JP60104105A JP10410585A JPH0757407B2 JP H0757407 B2 JPH0757407 B2 JP H0757407B2 JP 60104105 A JP60104105 A JP 60104105A JP 10410585 A JP10410585 A JP 10410585A JP H0757407 B2 JPH0757407 B2 JP H0757407B2
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bolster
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forming
molding
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トーマス・イー・ヘイ
ロバート・イー・ワイスバーカー
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ザ・ナシヨナル・マシナリ−・カンパニ−
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    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K27/00Handling devices, e.g. for feeding, aligning, discharging, Cutting-off means; Arrangement thereof
    • B21K27/02Feeding devices for rods, wire, or strips
    • B21K27/04Feeding devices for rods, wire, or strips allowing successive working steps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
    • B21J13/00Details of machines for forging, pressing, or hammering
    • B21J13/08Accessories for handling work or tools
    • B21J13/085Accessories for handling work or tools handling of tools
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21JFORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
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    • B21J9/022Special design or construction multi-stage forging presses

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加工片を所望の最終形状に徐々に鍛造する
(forge)ための順送り成形機(progressive forme
r)、より詳しく云うと、容易に装着したり取外したり
することができる成形工具パック(tool pack)の中
で、成形工具(tool),ダイ,移送装置(transfer)及
びシャー(sher)が組合わされている改良された順送り
成形機に関する。
[従来の技術] 被加工片即ちブランク(blank)を最終形状に徐々に鍛
造するための順送り成形機は周知である。通常、このよ
うな成形機は、ダイが取付けられているダイブレスト
(breast)と、協働する成形工具を担持する往復ボルス
タ(bolster)を備えている。かかる成形機において
は、成形工具とダイは協働して、被加工片が移送装置に
よって順々に位置決めされる複数の作業ステーションを
提供するにようになっている。更に、従来の成形機は、
成形工具とダイの双方について取出し機構(kickout me
chanism)を備え、該機構は、成形操作が終了するたび
に成形工具とダイから被加工片を取出すように動作す
る。更に、従来の成形機にはしばしば、それぞれの作業
ステーションで連続して成形操作を行なうことができる
ように、棒状又はワイヤ状の素材の端部から被加工片を
自動的に切断するシャーが備えられている。このような
従来の成形機の例が、米国特許第3,171,144号、同第3,2
67,500号及び同第3,604,242号に記載されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の成形機は、ある製品か
ら別の製品の成形を行なうことができるように変更を行
なうために成形工具を取替える場合、かなりの時間と手
間を要することになる。また、このような変更を行なう
には、種々の成形工具とダイの取外しと交換が必要とな
り、しかもその後に調整を行なって、成形工具の正確な
位置決め整合をしなければならない。更に、かかる変更
は通常、取出し機構,シャー及び移送装置の調整を必要
とする。その結果、従来の成形機は、成形工具の交換が
必要となるたびに、かなり長い時間製造を中止しなけれ
ばならなかった。
成形工具の交換を迅速に行なうために、種々のシステム
が使用されてきた。例えば、(本譲受人に譲渡された)
米国特許第3,559,336号及び同第4,387,505号には、成形
工具の交換に必要な時間と労力を少なくする種々のシス
テムが記載されているが、未だ充分とは云えないところ
もある。
更に、多くの従来の成形機では、成形工具とダイとの正
確な整合は、ボルスタの位置決めの正確さによって左右
される。ボルスタのガイド軸受がボルスタを充分に正確
に位置決めできないときには、ボルスタによって担持さ
れた成形工具を正確に位置決めすることができない。こ
れは、不整合度が極くわずかでも大きな問題となる著し
く小さな部品の製造に成形機を使用する場合に、特に、
問題となりやすい。
[問題点を解決するための手段] 従って、本発明の目的は、成形工具の交換を短時間かつ
容易に行うことができ、しかも成形工具の整合を正確に
行うことができる順送り成形機を提供することにある。
本出願の第1の発明は、フレームと、取外し自在の成形
工具パックと、フレーム上を往復動自在のボルスタと、
ボルスタを往復動させかつ移送装置駆動機構を備えた動
力駆動装置とを備えて被加工片を順送りに成形する順送
り成形機を対象とする。成形工具パックは複数の加工ス
テーションを作るようにダイ支持ブロック上に固定され
たダイと、対応するダイに対して往復動するように案内
された成形工具を備えた成形工具支持体とを備えて成形
機に装着自在のユニットとなっている。そしてボルスタ
を往復動自在の成形工具に解放自在に連結する第1の解
放自在の連結手段と、移送装置機構を複数の加工ステー
ションへ被加工片を順々に移送する取外し自在の移送装
置に解放自在に連結する第2の解放自在の連結手段とを
設ける。
本出願の第2の発明では、成形工具パックと、フレーム
と、該フレームに往復動自在に取付けられたボルスタ
と、該ボルスタを往復動させる動力駆動装置とを備えた
鍛造機からなる順送り成形機を対象とする。成形工具パ
ックは取外し自在であり且つ往復動自在の成形工具を備
えている。そして弾性手段が成形工具をボルスタととも
に往復動させるようにボルスタに成形工具を取外し自在
に連結する。弾性手段はボルスタの面と係合して位置決
めされる一端を有するばねビームと該ばねビームの他端
を解放自在に連結するようにボルスタに取付けられた張
力付与手段とを備えている。ばねビームは両端部の中間
で成形工具の面と係合して成形工具に弾性力を付与する
ことにより成形工具をボルスタと係合させるようになっ
ている。ボルスタは該ボルスタに対する成形工具の位置
を調節するようにボルスタに対し側方に調節自在となっ
ているウエッジを備え、ばねビームはウエッジを調節し
次に成形工具をボルスタに対して調節するのに充分な弾
性力を提供する。
本発明によれば、被加工片を複数の加工ステーションに
おいて順々に鍛造するための新規かつ改良された順送り
成形機が提供されている。この順送り成形機において
は、種々の被駆動機構が支持フレームに設けられ、成形
工具及びダイが成形機に対して取外し自在に容易かつ迅
速に装着される成形工具パックに別々に取付けられてい
る。図示の実施例では、シャー,取出し装置及び移送装
置までもが、成形工具パックに取付けられている。従っ
て、実施例の成形機では、被加工片に直接作用する素子
の全てが成形工具パックに支持されている。
使用に際しては、成形工具は成形工具に成形工具パック
に取付けられ、種々の素子を正確に位置決めするために
成形機から離れた場所で調節される。成形工具全体の組
立ては、成形工具パックを成形機に装着する場合に調節
を実質上必要としないように、成形工具パックで行なわ
れる。
成形工具パックの装着後に被駆動機構が成形工具に自動
的かつ容易に接続されて、操作に必要な成形機の最終組
立てが容易に行なえるように、種々の動力駆動機構が配
設されている。
本発明には多くの重要な観点がある。1つの重要な観点
によれば、成形工具とダイは成形工具パックに別々に組
立てられ、成形工具パックの成形機に対する装着と取外
しは比較的容易に行なうことができる。
本発明の別の重要な特徴によれば、成形工具パックに設
けられた成形工具は成形工具パックに設けられた状態で
ダイに対して案内されるため、ダイに対する成形工具の
位置関係は、ボルスタとは無関係になる。
本発明の別の重要な観点によれば、成形機の基本的な被
駆動機能は成形機のフレームに設けられ、成形工具とダ
イが取付けられた成形工具パックに容易に連結される。
本発明の更に別の重要な観点によれば、成形工具パック
にはシャー及び、成形工具パックとともに成形機に取付
けられかつ成形工具パックとともに成形機から取外され
る移送装置が設けられている。
本発明の別の観点によれば、容易かつ確実に成形工具と
ボルスタとを連結するための新規かつ改良された手段が
設けられている。
本発明の更に別の観点によれば、ダイから被加工片を突
き出すための取出し手段は、成形工具パック成形機に取
付けたときに、容易に調節されるようになっている。
本発明のこれら及び別の観点は図面に例示されており、
以下の記載において詳細に説明されている。
[実施例] 第1図及び第2図は、本発明に係る成形機の実施例の全
体的な構成を示す。いずれの図も、成形機の素子は概略
的に示されているが、図示が省略されている。成形機に
は、中央にフレーム開口を提供するように互いに離隔配
置された2つの上下に伸びる側部11を備えたフレーム10
が設けられている。フレーム10の上端に軸受されている
のは、一端にクラッチ13を他端にブレーキ14を有するク
ランク軸12である。フレームの後方延長部17にはモータ
16が支持されており、モータ16はクランク軸12を駆動す
るようにクラッチ13を介して連結されている。
一対のピットマン(pitman)18がクランク軸12とボルス
タ19とを連結しており、クランク軸12の回転に応答して
ボルスタ19を往復動させるように動作するようになって
いる。ボルスタ19は、フレーム10の側部11のクロス部材
20によって支持された軸受により、直線往復運動を行な
うように案内される。
取外し自在の成形工具パック(tool pack)21が、下記
するようにフレーム10に取外し自在に装着されている。
成形工具パック21にかかる鍛造荷重は、詳細に下記する
ように、フレーム10の側部11の一部に形成されるフレー
ム面22によって受けられる。
成形機の種々の機能部をクランク軸12の回転と時間的に
関連させて作動させる動力は、ギアハウジング23内に配
置された歯車列25(第3図)によって与えられるが、こ
れはクランク軸を上部クロス軸24へ連結している。上部
クロス軸24は、成形機の側部に沿って下方に伸びる上下
軸27に、かさ歯車26を介して連結されている。かさ歯車
28が上下軸27の下端に設けられており、上下軸27はかさ
歯車28を介して、成形工具パック21の下方を成形機を横
切って伸びる下部クロス軸29に連結されている。クラン
ク軸12を上部クロス軸24,上下軸27及び下部クロス軸29
に連結する種々の歯車装置は、クランク軸12が1回転す
ると各軸が1回転するように配置されている。従って、
各軸24,27及び29はクランク軸12の回転と時間的な関係
をもって回転し、ボロスタ19の往復動と調時される。
3本の軸即ちシャフト24,27及び29に取付けられている
カムは、リンク機構を介して接続され、詳細に下記する
ように、成形工具側取出し装置,シャー,移送装置,ス
トリッパ,ダイ側取出し装置及び材料供給装置をはじめ
とする、成形機の種々の構成機能部へ動力を伝達するよ
うになっている。
成形工具パック21の下方でフレーム10に取付けられてい
るのは、仮想線で図示されている材料と係合し、材料32
を、該材料のコイル36から第1及び第2のくせ取り装置
(straightener assembly)33及び34を介して引張るフ
ィードロール31である(第2図)。フィードロール31
は、詳細に下記するカム駆動のリンク機構によって動力
が与えられ、成形工具パックに支持されたシャーの中へ
材料の前端部を入れるように動作する。シャーは、成形
工具パック21に設けられた成形工具とダイによる加工が
連続的に行われるように、材料の端部から被加工片を切
断する作用を行なう。
第3図について説明すると、成形工具側の取出し手段
(第6図または第7図の取出しピン99)を動作させるリ
ンク機構に動力を与えるように、カム41が上部クロス軸
24に取付けられている。カム42,43及び44が上下軸27に
取付けられていて、シャーと移送装置に動力を与えるリ
ンク機構を作動させるようになっている。カム42は、材
料から加工片を切断するシャーに動力を与える。カム43
は移送装置を往復動させるリンク機構を作動させ、カム
44は移送装置のグリッパを動かすリンク機構に動力を与
える。下部クロス軸29には、カム46,47及び48が取付け
られている。カム46はフィードロール31は駆動するリン
ク機構を作動させ、カム47はストリッパを駆動するリン
ク機構を動かし、カム48はダイ側の取出し手段(第4図
のピン78)を動かすリンク機構を作動させる。各カムに
よって作動されるリンク機構については、後に詳細に説
明する。
成形工具パック21について説明するが、第4図及び第5
図には、成形工具パック21の全体の構成が示されてい
る。成形工具パック21は、成形機のフレーム10に取外し
自在に取付けれる支持構造体51を備え、成形機の成形工
具,ダイ,シャー,ストリッパ及び移送装置を支持す
る。この支持構造体51は、成形工具パックの主たる支持
体として作用する基礎部材52を有している。基礎部材52
には、工具案内部材53が取付けられており、工具案内部
材53は、ボルト56によって取付け面54に対し側方に固着
されかつキャップ部材57と取付けボルト58及び59とによ
って上下方向の位置決めがなされている。成形工具パッ
ク21は、基礎部材52に形成した図示しない2つの貫通孔
に挿入した2本のボルト60(第5図)の先端をフレーム
10側に突出させ、ボルト60の先端に設けた雄ねじ部を成
形機のフレーム10に設けた雌ねじ部にねじ込むことによ
り、フレーム10に取外し自在に固定されている。
それぞれ成形工具を支持する複数の成形工具体61が、離
隔した軸受62及び63の中で成形工具パックに対し長手方
向に動くように案内され、下記する態様でボルスタ19に
よって上下に往復動されるように設けられている。各成
形工具支持体61には、それぞれ軸受が設けられており、
これらの軸受によって別々に案内される。
第5図に示すように、図示の実施例の成形機は、6つの
別体をなす成形工具支持体61a乃至61fを有しているの
で、図示の成形機は、被加工片に6通りの成形操作を順
々に行なうことができる6ステーション成形機と云うこ
とができる。成形工具支持体6a乃至61fと係合している
軸受62と63は、成形工具パック21の支持構造体51に対し
成形工具支持体を正確に位置決めするとともに、ポルス
タ19とは関係なくそれぞれの成形工具支持体の案内構造
体を提供している。
6個の別体をなすダイ支持ブロック66が、ボルト68によ
ってダイ支持プレート67に固着されている。ダイ69がダ
イ支持ブロック66a乃至66fのそれぞれに取付けられ、そ
れぞれの成形工具支持体61a乃至61fに担持された成形工
具と協働して、被加工片を順々に成形する6つの加工ス
テーションを提供している。
図示の実施例では、成形機は著しく小さな部品を成形す
るようなサイズに作られており、従って、ダイ69とダイ
支持ブロック66a乃至66fは著しく小さいものとなってい
る。従って、図示の実施例では、ダイ支持ブロック66a
乃至66fは、それぞれのダイ69を成形工具支持体61a乃至
61fによって担持されている成形工具と正しく整合して
正確に位置決めするように、個々にかつ順々に装着され
ている。これらのダイ支持ブロック66は、締付け部材72
によってシャーブロック71に対し所定の位置に固定さ
れ、ダイ支持ブロック66全体は、シャーブロック71とと
もに、締付け部材72によって固定面73に対し固定され
る。この場合に、ダイ支持ブロック66a乃至66fの位置を
調節して、ダイと成形工具とを正確に位置決めする調節
手段を設けることもできる。
ダイ側の取出し装置76が各加工ステーションに設けられ
ている。第5図においては、図面を簡潔にするため、か
かる取出し装置を2つだけ図示している。しかしなが
ら、実際には各加工ステーションごとに別々の取出し装
置76が設けられている。第4図に示すように、取出し装
置76は基礎部材52にねじ込まれた管状部材77を備えてい
る。取出し手段を構成するロッド又はピン78が管状部材
77を介して上方へ突出しており、拡径部分79を有してい
る。この拡径部分79はストッパとして機能し、拡径部分
79より先のピン78の部分は、ダイ69の中を上方へ伸びか
つ加工操作が終了すると被加工片をダイから突き出すよ
うに動作する更に別の取出しピン(第4図及び第5図に
は図示せず)と係合している。ダイ取出し装置76とその
動作については、後で詳細に説明する。
第6図は、成形工具側の取出し手段(取出しピン99)を
作動させるカム駆動機構を示している。かかる機構は、
上部クロス軸24に取付けられたカム41によって駆動さ
れ、ピボット軸82を中心に揺動するようにピボット結合
されたレバー81を有している。このレバー81には、カム
41と係合するカム従動節ローラ84を支持する後方に伸び
るアーム83が設けられている。カム41が回転すると、ロ
ーラ84の係合により、レバー81は、第6図に示す位置か
ら作動位置まで時計廻り方向へ回転する。
レバー81にはまた、成形機のフレームに取付けられたば
ね構造体87に連結された別のアーム86が設けられてい
る。このばね構造体87は、ハウジング89とロッド91とを
備えている。ロッド91を第6図において右側へ付勢して
レバー81を反時計廻り方向へ偏位させることにより、カ
ム従動節ローラ84をカム41と接触させた状態に保持する
ように弾性力を付与するばね92が設けられている。
複数の同じようなアーム93が、各加工ステーションに1
つづつ、成形機を横切る方向へ離隔して設けられてい
る。第6図では、このアーム93は1つだけが図示されて
いるが、同じような構造体の別のアーム93が存在し、各
加工ステーションに1づつ設けられている。
アーム93の下端には、ピボット軸97を中心に揺動するよ
うにボルスタ19にピボット結合された第2のレバー96と
係合するローラ94が取付けられている。第2のレバー96
には、成形工具支持体61の上方の位置まで前方に突出し
且つ下側が取出しピン99と係合する別のアーム98が設け
られており、取出しピン99は成形工具支持体61によって
支持されかつ成形工具支持体61の上方へ実線の位置まで
突出している。成形工具から被加工片の取出しが必要と
される場合には、取出しピン99は成形工具支持体61に沿
って下方へ伸び、被加工片の成形工具からの取出しを行
なう。かかる機能を行なうために、カム41はレバー81を
実線に示す位置から時計廻り方向へ回転させ、第2のレ
バー96を第6図の実線の位置から仮装線の位置まで反時
計廻り方向へ回転させて、取出しピン99を成形工具支持
体61に対し下方へ押圧するとともに被加工片が成形工具
とともに引込むのを阻止するようにしている。動作の過
程でレバー96とローラ94とが離れても、カム41の曲線を
適宜に定めておけば、ローラ94とレバー96との再接触は
保証される。特定の加工ステーションにおける特定の成
形工具が取出し機能を必要としない場合には、取出しピ
ン99はそのステーションには設けられず、レバー98は通
常取除かれる。本発明の成形機では、レバー96をいずれ
かの加工ステーションに設けて、成形機の所定の加工ス
テーションにおいて取出し操作を行なうことができるよ
うに構成することができる。
次に、成形工具をボルスタ19に取外し自在に連結する構
成について述べる。
第7a図及び第7b図は、種々の成形工具をボルスタ19に取
外し自在に取付け且つ各成形工具のボルスタ19に対する
長手方向の位置を個々に調整するための構造を示す。各
成形工具支持体61にはそれぞれ別に連結構造が設けらて
いて、成形工具支持体61をボルスタ19とともに往復動さ
せるように両者を連結している。更に、ボルスタ19に対
する各成形工具支持体61の位置を別々に調整する手段
(113,118等)が設けられている。
側方に伸びる伸長部材111がボルスタ19に取付けられて
おり、各加工ステーションを通って伸びる前方に開口し
た棚112を提供している。更に、各加工ステーションに
は別々にウエッジ(wedge)113が設けられている。ボル
スタ19はウエッジ113の上面116が係合する傾斜した下面
114を有している。ウエッジ113は、水平に伸び且つボル
スタ19の上下動の方向と直交する方向に伸びる下面117
を有している。成形工具支持体61の上端は、関連するウ
エッジ113の下面117と係合している。各ウエッジ113に
は、第2のレバー96の前方に伸びるアーム98を収容する
ノッチが形成されている。調整ねじ118が設けられてい
て、調整ねじ118は一端がウエッジ113にねじ込まれかつ
他端がボルスタ19に取付けられた前方板119を貫通して
伸びている。ボルスタ19に対する各成形工具支持体61の
位置は、ウエッジ113をボルスタ19の下面114上に沿って
移動させることにより調整できる。具体的には、対応す
る成形工具支持体61に対して設けられた調整ねじ118を
回転することにより、ウエッジ113をボルスタ19及び成
形工具支持体61に対して前方又は後方(第7a図の紙面で
左側又は右側)に動かすことにより、ボルスタ19に対す
る各成形工具支持体61の位置を調整する。ウエッジ113
を第7図において左側へ移動調整すると、関連する成形
工具支持体61はボルスタに対して下方へ移動調整され
る。一方、ウエッジ113を右側へ移動調整すると、成形
工具支持体61は上方へ移動調整される。
各成形工具支持体61をボルスタ19に接続しかつ各成形工
具支持体61をボルスタ19に接続するための解放自在の構
造を提供するようにばねビーム121が設けられている。
ばねビーム121の形状は、第7a図及び第7b図を比較参照
すると、把握することができる。各ばねビーム121の内
端には、側方へ離隔して伸びる2本の延長部122が設け
られており、この延長部は、上方に設けられた拡大頭部
123の下で成形工具支持体61の上端を受けている。この
端部延長部122には成形工具支持体61から内方へ伸びる
側部連結部はないので、延長部の端部がボルスタ19の棚
112に載置されている図示の配設位置まで動くことがで
きるようになっている。ばねビーム121の対向端部にも
側方に離隔した延長部124が設けられ、且つ、ボルスタ1
9に取付けられたボルト128によって支持されたクロスピ
ース(crosspiece)127を受ける狭い溝126が形成されて
いる。クロスピース127には、配置位置において各延長
部124の狭い溝126に嵌合するように湾曲した上面が第7a
図に示すように形成されている。
ばねビーム121を取外して関連する成形工具支持体61を
解放することが所望される場合には、クロスピース127
がばねビーム121の延長部124間を伸びるように90度回転
させる。次に、ばねビーム121の前端をボルト128から下
方へ解放し、ばねビーム121の全体を棚112及び成形工具
支持体61から取外す。成形工具支持体61を再び配置して
連結する場合には、端部延長部122が成形工具支持体61
を受けかつその内端が棚112に載置されるまでばねビー
ム121を据付け位置まで動かし、次に、ばねビーム121の
前端を持ち上げ、クロスピース127を図示の配置位置ま
で90度回転させて戻すだけでよい。
配置位置において、各ばねビーム121は、成形工具支持
体61をウェッジ113と緊密係合させるために上方へ付勢
するばね力を発生させるように、応力が加えられていな
い位置から偏向される。ばねビーム121のばね力は、成
形工具支持体61の拡大頭部123の下部を上方に付勢して
拡大頭部123の上端部をウエッジ113の下面117に向かっ
て押し付けることにより、成形工具支持体61がウエッジ
113と共に上下に往復動する程度に十分強いものであ
る。更に、各ばねビーム121のばね作用により、ウエッ
ジ113に損傷を与えることなくウエッジ113を移動させる
ことができる。例えば、成形工具支持体61をボルスタ19
に対して下降させるようにウエッジ113を第7a図におい
て左側へ移動する場合には、ばねビーム121は単に大き
く撓ませるだけでよく、ボルト128に対するクロスピー
ス127の位置を調整する必要はない。同様に、成形工具
支持体61を持上げるためにウエッジ113を第7a図におい
て右側へ移動する場合には、ばねビーム121をわずかに
撓ませるだけでよく、ビームは、必要とされる連結を保
持するのに充分な力を依然として提供している。クロス
ピース127の上面は湾曲しているので、成形工具パック2
1の装着又は取外しのたびごとにボルト128に対するクロ
スピース127の位置を再調整することを必要とせずに、
所定の位置に位置決めすることができる。この構成によ
れば、ウエッジ113を正確に位置決めすることにより個
々の工具の位置調整を容易に行なえる連結が可能にな
る。
次に、ダイ側の取出し手段(ピン78)のリンク機構につ
いて述べる。
第8図は、加工操作の完了時にダイから被加工片を取出
す取出し装置76の作動と調整を行なうリンク機構を示
す。作動及び調整に用いられるリンク機構の構造を以下
に詳しく説明する。このリンク機構は、下部クロス軸29
に取付けられたカム48を有しており、カム48がリンク機
構を動作させる。ロッカーレバー131はピボット軸132に
揺動するように軸受されており、このロッカーレバー13
1は、下方に伸びかつ下端でカム従動節134を支持する第
1のレバーアーム133を備えている。137においてレバー
アーム133にピボット結合されたロッド136を有し、前端
がガイドブッシュ138に伸長するばねシステムによっ
て、カム従動節134はカム48と係合状態に保持されてい
る。ばね139は、ガイドブッシュ138とカラー141との間
を伸びている。従って、ばね139は、ロッカーレバー131
を反時計廻り方向に付勢してカム従動節134をカム48と
係合保持させる弾性力を提供する。
ロッカーレバー131にはまた、加工ステーションの下の
位置まで水平に伸びる前方伸長アーム142が設けられて
いる。アーム142に取付けられているのは、受け板(wea
r plate)143である。各ダイステーションと上下方向に
整合した受け板面を提供するように、全ての加工ステー
ションを通って成形機の側方へ伸びる1本のアーム142
と1枚の受け板143が設けられている。所望の場合に
は、各加工ステーションのロッカーアーム131に別のア
ーム142と受け板143を設けることができる。
調整部材146が各加工ステーションに設けられており、
支持プレート149のガイドに取付けられたブロック148に
支持されたピボット147に軸受されている。このブロッ
ク148は、支持プレート149のガイドに移動自在に配置さ
れており、このガイドに添って成形機の垂直軸線と直交
する水平方向に位置調整される。位置調整を行なう場合
には、ブロック148を貫通する図示のボルトを緩めれば
よく、位置を固定する場合には図示のボルトを締めつけ
る。受け板143の上にある調整部材146は、受け板143の
面と係合する湾曲した突起151を有している。
カム48は、カム従動節134が上部ドウエル(dwell)部15
2と係合すると、突起151が係合する受け板143の面153が
成形機の垂直軸線と直交することになるような形状とな
っている。従って、ブロック148を調整することによ
り、調整部材146をフレームに対して内方又は外方へ動
かしても、調整部材146の角度または姿勢は変わらな
い。一方、カム48が回転して下部ドウエル部154がカム
従動節134と係合するようになると、受け板143の面153
は、点線153′で示すように下方に傾斜する。この場
合、調整部材146の角度または姿勢は、仮想線146′で示
すように、ブロック148の移動調整により定められた調
整部材146の位置によって異なってくる。従ってブロッ
ク148の移動により調整部材146の位置を定めることによ
り、受け板143が傾斜したときの調整部材146の角度また
は姿勢を変えて、取出しピン78の引込められた位置即ち
下降位置を定めることができる。
調整部材146の上面に取付けられているのは、リンク機
構の微調整を行なうウエッジ161である。このウエッジ1
61は、ねじ162によって内方又は外方へ移動するように
調整され、かつ、リンク機構が実線で示す位置即ち取出
しピン78が上昇位置にあるときに、上面163が成形機の
垂直軸線と直交するような形状となっている。ウエッジ
161を左側へ移動調整すると面163は上昇し、右側へ移動
調整するとこの面163は下降する。取出しピン78の下端
は面163と係合し、成形機の動作に従い、カム48によっ
て上方又は下方へ動かされる。
このように、このリンク機構では、取出しピン78の下方
位置は調整部材146の位置調整によって定められ、上方
位置はウエッジ161の位置調整によって定められる。ま
た、調整部材146の位置を調整すると、取出しピン78の
ストロークが変わり、ウエッジ161の位置を調整すると
ピン78の最終位置即ち作動位置の微調整を行なうことが
できる。
次に、シャーを駆動するリンク機構について説明する。
シャーは、第9a図に詳細に示されているリンク機構によ
って駆動される。このリンク機構は、170のピボット結
合部でピボット結合されかつカム従動節173を支持する
第1のアーム172を有するロッカーアーム171を備えてい
る。カム従動節173は上下に伸びる軸27に取付けられた
シャー駆動カム42と係合している。カム従動節173とカ
ム42との係合保持するために、このリンク機構でもばね
システムが設けられている。このばねシステムは、ピボ
ット176によってロッカーアーム171に連結されたロッド
174を有している。ばね177はロッド174のカラー179と当
接部材178との間に介在し、ロッカーアーム171を反時計
方向に付勢している。
ロッカーアーム171には更に、シャースライド182に取外
し自在の接続部183に連結されているアーム181が設けら
れている。シャースライド182は、ガイドブロック184内
で往復動するように案内され前端にカッタークイル(qu
ill)186を備えている。接続部は、ロッカーアーム171
が実線の位置から時計廻り方向に回転すると、シャース
ライド182が第9a図において左側へ動かされるように、
アーム181のクロスピン188に接続されたコネクタブロッ
ク187を備えている。ピン188とコネクタブロック187と
の接続は、アーム181ガ弧状運動をしても、シャースラ
イド182が弧状運動をしないように行われている。従っ
て、シャースライド182は、ピン188が弧状運動を行なっ
ても直線往復運動を行なう。ボルト189は、シャースラ
イド182をブロック187に対して取外し自在に接続する手
段を構成している。
シャースライド182は、カッタークイル186がフィードロ
ールにより成形機を介して情報へ供給される材料と整合
する図示の第1の位置と、符号191で示す繰出し位置と
の間の前後に動くように動作する。動作の各サイクルに
おいて、シャースライド182が引込むと材料はシャーの
中に供給され、成形機の種々の加工ステーションへの移
送のために繰出し位置へ送り出された被加工片をカッタ
ークイル186が切断する。シャースライド182はボルト18
9を外すことによって、シャースライド182を作動させる
駆動リンク機構から容易に外すことができるので、シャ
ースライド182自体は成形工具パック21を成形機から取
外したときに、成形工具パック21側に残るようになって
いる。
移送装置とその駆動機構が第9a及び9b図に示されてい
る。移送装置は、成形工具パックの全面と交差して伸び
る移送スライド201を有し、軸受ブロック202と203内を
往復動するように案内される。移送スライド201には、
複数のグリッパフィンガアセンブリ204が取付けられて
おり、このアセンブリは各加工ステーションに1個設け
られている。第9a図には、図示を簡単にするため、アセ
ンブリは4つだけが示されている。しかしながら、この
ほかに、更に3つのグリッパフィンガアセンブリが設け
られている。
各アセンブリ204は、第1のレバー206と第2のレバー20
7とを有し、これらのレバーは、スライド201に部分208
及び209でそれぞれピボット結合されている。これらの
レバーは、内端にグリッパフィンガ211と212とを支持
し、グリッパフィンガ211と212は、被加工片が加工ステ
ーションから突き出されるとこれを把持し、次の加工ス
テーションに移送されるときにこれを支持するようにな
っている。ばね213はグリッパフィンガ211,212を把持位
置へ付勢しているが、グリッパフィンガが離れて動くの
を許容している。
各グリッパアセンブリ204の2つのレバー206と207は、
反対方向へ等角度揺動することにより、一緒に開きかつ
閉じるように相互に連結されている。かかる相互連結
は、図示を簡単にするため、図には示されていないが、
当業者であれば容易に理解されるものである。動作にお
いて、グリッパアセンブリ204aはシャーから被加工片を
受取り、次に成形が行なわれる第1のダイステーション
に加工片を移送する。第2のグリッパアセンブリ204b
は、第1のダイステーションで加工を受けた被加工片を
受取り、これを次のダイステーションなどに移送し、か
くして、被加工片は各加工ステーションで順々に加工を
受け、後続のグリッパアセンブリ204によって順々に加
工ステーション間を移される。最後のグリッパアセンブ
リは、部品を取出しシュートへ運ぶ。
移送装置機構の移送スライド201の往復動及び個々のグ
リッパアセンブリ204の往復動は、第9b図に示すリンク
機構によって行なわれる。このリンク機構は、ピボット
軸222にピボット結合されかつ第1のアーム223を備えた
ロッカーアーム221を有している。第1のアーム223の外
端には、上下軸27に支持されたカム43と係合するカム従
動節224が軸受されている。ばね226がロッカーアーム22
1を反時計廻り方向に付勢して、カム従動節224とカム43
との係合を保持している。
ロッカーアーム221には、更に前方へ伸びるアーム227が
設けられており、このアーム227はロッカーアーム221を
コネクタブロック229に接続するクロスピン228を支持し
ている。ここでもまた、移送スライド201とブロック229
とを取外し自在に連結するように、ボルト231とブロッ
ク229とによって取外し自在の連結が行なわれている。
ブロック229と移送スライド201には、ボルト231が締付
けられたときに、移送スライド201の端部がブロック229
の面233と緊密に係合するように、傾斜面232が設けられ
ている。更に、クロスピン228とブロック229は、ブロッ
ク229が弧状運動を行なわせずに、クロスピン228が弧状
運動を行なうことができるように連結されている。更に
また、移送スライド201は、成形工具パック21を成形機
から取外したときに成形工具パックとともに取外すこと
ができ、かつ成形機に再配設したときに容易に連結する
ことができるように、駆動システムから容易に離脱し得
るようになっている。
更に、グリッパアセンブリ204を解除即ち開くための作
動機構が設けられており、第9a及び9cに図示されてい
る。この機構は、成形工具パックの前部を横切って伸び
るスライド236を有している。このスライド236の第9a図
における左側端部にはガイド237が設けられており、右
側端部はレバー238に接続されている。スライド236は軸
線方向に離隔した複数の作動面239を有しており、各面2
39が各グリッパアセンブリ204と対応するようになって
いる。図面の簡略化のため、ただ1つの面239だけを図
示しているが、各グリッパアセンブリ204に対応してそ
れぞれ面239が設けられている。
各グリッパアセンブリ204には、レバー206に取付けられ
かつ面239と整合する位置まで伸びているアーム241が設
けられている。尚図示を簡略化するために、第9a図には
1つのグリッパアセンブリ204だけにアーム241を示して
ある。このレバー206は、グリッパアセンブリ204の開放
動作のタイミングの調節を所定量行なうことができるよ
うに、アーム241との間の接続状態を調節できるように
なっている。スライド236は、第9a図においてスライド2
01に対して左側へ動くと、面239がアーム241と係合す
る。アーム241が時計廻り方向に回転し、グリッパアセ
ンブリ204を開放させるようにレバー206も時計廻り方向
に回転する。接続部(図示せず)を介してのレバー206
のこの回転により、レバー207は反時計廻り方向に回転
する。特定のグリッパアセンブリ204が他のグリッパよ
りも早く開放することが必要とされる場合には、アーム
241が早いタイミングで面239と係合するように、アーム
241の取付角度を調節すればよい。
第9c図について説明すると、スライド236を往復動させ
る駆動リンク機構は、ピボット243に軸受されたロッカ
ーアーム242を有している。このロッカーアーム242は外
端部でカム従動節246を支持する第1のアーム244を有し
ている。このカム従動節246は、上下軸27によって支持
されたカム44と係合するように配置されている。ロッカ
ーアーム171を付勢するシステムと同様な構成を有する
ばねシステム(図示せず)が設けられていて、カム従動
節246をカムと係合させている。
ロッカーアーム242にも側方に伸びるアーム247が設けら
れており、アーム247には、ロッカーアームをスライド2
36に開放自在に連結するための解放自在の連結部248が
設けられている。この場合、ロッカーアーム242が前後
に揺動すると、スライド236の連結端部がわずかな弧状
運動を行ないながら動くように、直接連結がなされてい
る。このような弧状運動があっても、面239とアーム241
との間には滑りが発生するため、この滑りによりこの弧
状運動を調節することができ、移送装置のフィンガの開
放時期には実質上影響を及ぼさない。更に、ボルト250
(第5図)を外すことにより、スライド236がロッカー
アーム242から離することができるため、成形工具パッ
クが取外されたときに同時にこの機構は成形機から取外
すことができる。
第10図は、成形機のフィードロール31を駆動するための
リンク機構を示す。このリンク機構はまた、第1図に一
部が示されている。フィードロール31を駆動するリンク
機構は、成形機の中央領域内で下部クロス軸29に取付け
られたカム46を有している。成形機にはまた、ピボット
軸252によって支持された従動節アーム251が取付けられ
ている。従動節アーム251の外端にはカム従動節253が設
けられている。ピボット軸252は、軸自体がピボット結
合され、従動節アーム251はアーム251が揺動すると軸自
身が揺動するように軸に固着されている。ばねシステム
254がアーム256に連結されており、カム従動節253とカ
ム46との係合を維持するように付勢力を与えている。
ピボット軸252は成形機の側部から延出しており、外端
には調節アーム257が設けられている。この調節アーム2
57は軸252とともに揺動するように軸252に取付けられて
いる。調節アーム257には調節ブロック258が取付けられ
ており、このブロック258は図示の実線の位置と仮想線
で示す位置との間でねじ駆動体259によって調節アーム2
57の長手方向に沿って調節自在となっている。調節アー
ム257に対するブロック258の調節を行なうと、アーム25
7に所定の角度の運動を行なわせるようにブロック258が
動く弧の長さが変化する。
リンク261は、262の部分で調節ブロック258にピボット
結合され、またピボット263で一方向クラッチを介して
フィードロール31のフィードロール266の一つに連結さ
れたアーム264にピボット結合されている。従って、カ
ム46が回転し、軸252を揺動させると、アーム264もま
た、フィードロール266のピボット267を中心に揺動す
る。アーム264は、フィードロール駆動リンク機構の作
動によりフィードロール266が反時計方向に間欠回転す
るように、一方向クラッチを介してフィードロール266
に接続されている。第2のフィードロール268は、段階
運動を行ないながら反対方向に回転するように、歯車装
置によってフィードロール266に連結されている。従っ
て、フィードロール間に把持された材料は、成形機の動
作とタイミングを合わせてシャースライド182内を上方
へと移動する。各作動サイクルにおいてシャースライド
182に供給される材料の量は、アーム257に対するブロッ
ク258の位置を調節することにより定められる。
フィードロール31が作動すると、材料を上方へ供給して
材料を第5図に示す材料供給ストッパ271と係合させ
る。この供給ストッパ271は、ストップ軸272を成形機に
対して正確に位置決めすることにより、成形機に供給さ
れる被加工片の長さを正確に定めるように調節されるマ
イクロメータ型の調節システムを備えている。供給スト
ッパ271は成形機の部分から電気的に隔絶されているの
が好ましく、しかも材料の端部が供給ストッパ271に対
し係合することにより、正確な長さの材料がシャースラ
イド182に供給されたことを示す信号を出す電気回路が
形成されるように制御回路を介して接続されるのが好ま
しい。この信号は、正しくない材料供給が行なわれた場
合に成形機を止めるために、クラッチを離脱させブレー
キを係合させるように使用することができる。
第9a図及び第11図は、ボルスタ19を引込むときに成形機
の成形工具が被加工片を成形工具にとどめようとする場
合に使用されるストリッパの駆動機構を示している。か
かるストリッパは、必要な場合に被加工片と係合して、
成形工具が引込むときに被加工片が成形工具とともに動
くのを防止するように機能する。従って、ストリッパは
各場所に必ずしも設けられていないが、各加工ステーシ
ョン又はストリッパの作動が必要とされる加工ステーシ
ョンにストリッパを設置することができるシステムが設
けられている。
第11図について説明すると、下部クロス軸29に取付けら
れているカム47は、ロッカーアーム283のアーム282の外
端部に軸受されたカム従動節281と係合している。この
ロッカーアーム283は、ピボット軸284を中心に揺動する
ように軸受されている。ロッカーアーム283には、プッ
シャロッド287と整合するように上方へ伸びる第2のア
ーム286が設けられる。第9a図について説明すると、ス
トリッパの作動ロッド288が一対のガイドロッド289によ
って往復動するように支持され、かつ、加工ステーショ
ンと整合するように成形機を横切って側方に伸びるよう
に配設されている。ばねシステム291が設けられてい
て、第11図に示すアーム286に向けて成形機の後方へロ
ッド288を付勢している。カム47によりロッカーアーム2
83が反時計廻り方向に回転すると、アーム286はばねシ
ステム291の作用に打勝ち、ロッド288を成形機の前方へ
動かす。
ここで、第9a図に戻ると、ストリッパアセンブリ292が
図示されている。ストリッパアセンブリ292は、成形工
具に担持されている被加工片と係合し、成形工具の引戻
しが起きたときに、被加工片が成形工具とともに動くの
を防止するように作用する一対のばね付勢されたアーム
301と302を備えている。このストリッパアセンブリ292
には、ピボット303及び304を中心にピボット運動を行な
って開閉を行なうようにそれぞれ取付けられた一対のア
ーム301と302とが設けられている。ピン293は、アーム3
01と302に連結され、このピンの長手方向の動きに応答
してアーム301と302を開閉させるようにしている。カム
47は、ロッド288を前後に動かし、かつ、ロッド293を介
してアーム301と302の動作を制御する。上記したよう
に、ストリッパは加工ステーションの任意のもの又は全
てに設けることができるが、第9a図では、一つのストリ
ッパだけが図示されている。
本発明の成形機においては、2本のボルト60を取外し、
シャーを駆動するリンク機構と移送装置の駆動機構を外
し、ばねビーム121を取外すことにより、成形工具パッ
ク全体を容易に取出すことができる。成形工具パックの
再配設は、成形工具パック21を成形機のフレーム10に位
置決めし、次にボルト60を挿入することにより容易に行
なうことができる。次に、シャーを駆動するリンク機構
と移送装置の駆動機構を取付け、ばねビーム121を配設
してから、簡単な最終調節を行なうだけで成形機の作動
を行なわせることができる。
以上のように、本実施例の成形機においては、駆動機構
の殆んどは、成形工具パックを成形機に据付ける際に自
動的に作動状態に置かれる。例えば、成形工具側の取出
し手段を作動させる駆動機構は、特別の連結を必要とし
ないし、ダイ側の取出し手段とストリッパを作動させる
リンク機構は、個々の連結操作を必要としない。従っ
て、成形機の成形工具パックをあるセットから別のセッ
トへの交換は一体的に、容易に行なうことができる。
更に、往復動する成形工具は、成形工具パック自体の中
で個々の軸受によって案内されるから、ボルスタの軸受
がボルスタを正確に位置決めしていない場合でも、高い
精度を得ることができる。更に、鍛造荷重は、成形工具
支持体61を案内する成形工具パックの部分を介して伝え
られることがないから、鍛造荷重によって生ずる撓みが
成形工具とダイの整合に悪影響を与えることはない。
[発明の効果] 本発明では、成形工具パックを成形機に装着自在のユニ
ットとして構成し、しかも成形工具とボルスタとを解放
自在に連結する第1の解放自在の連結手段により連結
し、移送装置と移送装置駆動機構とを第2の解放自在の
連結手段により連結しているため、第1及び第2の解放
自在の連結手段の解放により成形工具パックを簡単に成
形機から容易に外すことができる。したがって成形機か
ら離れた場所で成形工具パックの各素子の位置決め、組
立て及び調節を行うことができる。
また第2の発明では、ばねビームを用いて成形工具をボ
ルスタに連結させているので、ボルスタに設けたウエッ
ジの位置を調節することにより成形工具の位置を簡単に
調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る成形機の側面図、第2図は第1図
に示す成形機の正面図、第3図は成形機の基本の駆動機
構を示す正面図、第4図は成形機に対し取外し自在に設
けられた成形工具パックを示す側断面図、第5図は成形
工具パックの正面図、第6図は取出し手段の駆動機構を
示す部分側面図、第7a図は成形工具のボルスタに対する
位置を調節するシステム及び成形工具とボルスタとを取
外し自在に連結する連結部分を示す拡大部分側面図、第
7b図は第7a図の7b−7b線断面図、第8図は被加工片をダ
イから取出すシステムの駆動機構を示す部分拡大図、第
9a図は成形工具パックに支持されたシャー及び移送装置
の駆動機構を示すダイの面の部分平面図、第9b図は移送
装置の駆動リンク機構の部分概略図、第9c図は移送装置
のグリッパを開閉するリンク機構の部分概略図、第10図
はフィードロールの駆動リンク機構の部分概略図、第11
図はストリッパの駆動機構の部分概略図である。 10……フレーム構造体、12……クランク軸、16……モー
タ、18……ピットマン、19……ボルスタ、21……成形工
具パック、24……上部クロス軸、25……歯車列、26……
上下軸、29……下部クロス軸、31……フィードロール、
41〜44……カム、46〜48……カム、51……支持構造体、
61……成形工具支持体、62,63……軸受、69……ダイ、7
6……ダイ取出し装置、78……取出しピン、81……レバ
ー、96……レバー、99……取出しピン、112……棚、113
……ウエッジ、121……ばねビーム、122……延長部、12
3……拡大頭部、124……延長部、127……クロスピー
ス、131……ロッカーレバー、142……アーム、146……
調節部材、147……ピボット、151……突起、153……
面、161……ウエッジ、163……上面、201……移送スラ
イド、204……グリッパアセンブリ、221……ロッカーア
ーム、228……クロスピン、229……ブロック、231……
ボルト、292……ストリッパアセンブリ。
フロントページの続き (72)発明者 ゲイレン・オウ・クライ アメリカ合衆国,オハイオ州 44883,テ イフイン,ブライアーウツド・ドライブ 2929

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム(10)と、取外し自在の成形工具
    パック(21)と、前記フレーム上を往復動自在のボルス
    タ(19)と、前記ボルスタを往復動させかつ移送装置駆
    動機構(43,221)を備えた動力駆動装置(12,16,25)と
    を備えて被加工片を順送りに成形する順送り成形機にお
    いて、 前記成形工具パックは複数の加工ステーションを作るよ
    うにダイ支持ブロック(66)上に固定されたダイ(69)
    と、対応する前記ダイに対して往復動するように案内さ
    れた成形工具を備えた成形工具支持体(61)とを備えて
    前記成形機に装着自在のユニットとなっており、 前記ボルスタ(19)を往復動自在の前記成形工具に解放
    自在に連結する第1の解放自在の連結手段(121,127)
    と、 前記移送装置駆動機構(43,221)を前記複数の加工ステ
    ーションへ前記被加工片を順々に移送するように作動す
    る取外し自在の移送装置(201,204)に解放自在に連結
    する第2の解放自在の連結手段(228,229,231)とが設
    けられていることを特徴とする順送り成形機。
  2. 【請求項2】前記動力駆動装置(12,16,25)は各加工ス
    テーションにおいて第1及び第2の取出し手段(78,9
    9)を作動させる第1及び第2の取出し手段駆動機構(4
    8,131,143;41,81,96)を備えることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の順送り成形機。
  3. 【請求項3】前記第1の取出し手段駆動機構(48,131,1
    42)は各加工ステーションにおいて第1の取出し手段
    (78)を別々に調節する別体をなす調節手段(146)と
    前記第1の取出し手段駆動機構全体を作動させる単一の
    カム(48)とを備えることを特徴とする特許請求の範囲
    第2項に記載の順送り成形機。
  4. 【請求項4】前記動力駆動装置(12,16,25)は各加工ス
    テーションにおいて前記成形工具パック(21)の第2の
    取出し手段(99)を作動させる第2の取出し手段駆動機
    構(41,81,96)を各加工ステーションに備えることを特
    徴とする特許請求の範囲第3項に記載の順送り成形機。
  5. 【請求項5】前記成形工具パック(21)は前記フレーム
    (10)に取外し自在に装着された基礎部材(52)を備え
    ており、前記ダイ(69)は前記基礎部材(52)に固定さ
    れており、前記成形工具は前記基礎部材(52)に設けら
    れた軸受(62,63)によって案内されるように前記基礎
    部材(52)に往復自在に装着されており、前記加工ステ
    ーションにおける前記成形工具及び前記ダイは前記被加
    工片を所望の最終形状に順々に鋳造するように協働する
    ものであり、前記第1の解放自在の連結手段は前記ボル
    スタの往復動に応答して前記成形工具を対応する前記ダ
    イに対し往復動させるようになっている特許請求の範囲
    第1項に記載の順送り成形機。
  6. 【請求項6】前記移送装置(201,204)は前記成形工具
    パック(21)に装着自在に取付けられており、前記動力
    駆動装置(12,16,25)は前記フレーム(10)に取付けら
    れ且つ前記ボルスタ(19)が往復動させるように連結さ
    れており、前記動力駆動装置は前記成形工具の往復動と
    時間的に関連して前記移送装置(201,204)を作動させ
    る前記移送装置駆動機構(43,221)を備えることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の順送り成形機。
  7. 【請求項7】前記第1の解放自在の連結手段(121,12
    7)は両端部の中間で前記成形工具と係合しかつ両端部
    が前記ボルスタ(19)に連結されているばねビーム(12
    1)を備えることを特徴とする特許請求の範囲第5項に
    記載の順送り成形機。
  8. 【請求項8】前記ばねビーム(121)の一端(124)は据
    付に際し前記ばねビーム(121)に応力を加えるように
    作動するカム(127)によって前記ボルスタに連結され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載の
    順送り成形機。
  9. 【請求項9】前記カム(127)は前記ばねビーム(121)
    の前記一端の解放と連結を行なうように一回転よりも少
    なく回転するようになっていることを特徴とする特許請
    求の範囲第8項に記載の順送り成形機。
  10. 【請求項10】前記成形工具と前記ダイの少なくとも一
    方は前記被加工片をそれから突き出すように作動する取
    出し手段(78,99)を有し、前記動力駆動装置(12,16,2
    5)は前記ボルスタ(19)を往復動させるように連結さ
    れた前記フレーム(10)に取付けられており、前記動力
    駆動装置は取出し手段駆動機構(48,131,143;41,81,9
    6)を備え、解放自在の取出し手段駆動連結手段(113、
    146)が前記取出し手段駆動機構と前記取出し手段とを
    連結しかつ前記成形工具の往復動と時間的に関連して前
    記取出し手段を作動させるようになっていることを特徴
    とする特許請求の範囲第5項に記載の順送り成形機。
  11. 【請求項11】前記取出し手段は前記成形工具と前記ダ
    イにそれぞれ別々に設けられていることを特徴とする特
    許請求の範囲第10項に記載の順送り成形機。
  12. 【請求項12】前記成形工具パック(21)は、支持構造
    体(51)と、支持構造体に取付けられた複数の別体をな
    すダイ(69)と、前記支持構造体に支持された各ダイに
    対して動くように前記ダイに対して配設された別体をな
    す成形工具とを具備し、前記ダイと前記成形工具は前記
    被加工片を順々に成形する前記加工ステーションを提供
    するように協働するようになっており、前記移送装置
    (201,204)は前記支持構造体(51)によって支持され
    ており、前記成形工具パックは単位装置として成形機に
    装着自在となっており、前記成形工具パイクは成形工具
    の交換に必要な時間を短縮するように成形機から離れて
    前記成形工具,ダイ及び移送装置の組立てを行なうこと
    ができるようになっていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の順送り成形機。
  13. 【請求項13】前記成形工具パック(21)は前記成形工
    具を案内する軸受(62、63)を有しており、該軸受は成
    形荷重によって成形機内に生ずる撓みが前記成形工具の
    整合に悪影響を及ぼさないように前記ボルスタ(19)か
    ら独立して前記成形工具を案内することを特徴とする特
    許請求の範囲第12項に記載の順送り成形機。
  14. 【請求項14】前記成形機は鍛造機からなり、前記ボル
    スタ(19)は前記フレーム(10)上を軸線方向に沿って
    往復動自在となっており、取出し手段駆動機構(48,13
    1,142)が前記フレーム(10)に取付けられた前記ダイ
    (69)から前記被加工片を突き出すように作動する取出
    し手段(78)に連結されており、前記動力駆動装置(1
    2,16,25)は前記ボルスタ(19)を往復動させかつ前記
    取出し手段駆動機構を作動するように連結されており、
    前記取出し手動駆動機構は前記動力駆動装置によって回
    転されるカム(48)と、第1の平面(153)を備え前記
    フレームに軸受されかつ前記カムの一回転に応答して作
    動位置から引込み位置へ所定の角度だけ前記カムによっ
    て揺動されるロッカーアーム(142)と、前記フレーム
    にピボット接合されかつ前記第1の平面(153)と係合
    する部分(151)を有する調節レバー(146)と、該調節
    レバーに対して動くように調節レバーに取付けられたウ
    エッジ(161)とを備え、前記調節レバーの前記ピボッ
    ト(147)は前記ロッカーアームが前記作動位置にある
    ときに前記ロッカーアームの前記ピボットに遠近しかつ
    前記第1の平面(153)と平行な方向に調節自在となっ
    ており、前記調節レバー(146)は該レバーの前記ピボ
    ットの調節により定められる角度にわたって行なわれる
    前記ロッカーアームの揺動に応答して揺動し、前記ウエ
    ッジ(161)は前記ロッカーアームが前記作動位置にあ
    るときに前記軸線と直交する第2の平面(163)を有し
    ており、前記調節レバー(146)を調節すると前記ロッ
    カーアーム(142)が前記作動位置にあるときの前記第
    2の平面(163)の位置を変えることなく前記取出し手
    段(78)のストロークが調節され、しかも前記ウエッジ
    (161)を調節すると前記ロッカーアームが前記作動位
    置にあるときの前記第2の平面の位置が前記取出し手段
    のストロークを変えることなく変わることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の順送り成形機。
  15. 【請求項15】前記動力駆動装置(12,16,25)は前記ボ
    ルスタを往復動させるように連結されたピットマン(1
    8)とクランク(12)とを備え、前記動力駆動装置は前
    記クランク(12)に隣接した前記成形工具パックの側部
    で前記フレーム(10)に軸受された第1のクロス軸(2
    4)と、前記ボルスタ(19)の往復動の方向に伸び、前
    記フレームに軸受されかつ前記第1のクロス軸(24)と
    ともに回転するように連結された第2の軸(27)と、成
    形機の側方へ伸びかつ前記第2の軸(27)によって回転
    させるように連結された前記クランク(12)から離れた
    前記成形工具パックの側部で前記フレームに軸受された
    第3のクロス軸(29)と、前記成形工具パックに取付け
    られたシャーを駆動するように前記第2のクロス軸に設
    けられたシャー駆動用カム(42)と、前記成形工具パッ
    クに支持された前記移送装置(201,204)を駆動するよ
    うに前記第2のクロス軸に設けられた移送装置用カム
    (43)と、前記成形工具パックに支持された取出手段
    (78)を駆動するように前記第3のクロス軸に取付けら
    れた取出し手段用カム(48)と、前記成形工具パックと
    該パックにユニットとして取付けられた素子の装着と取
    外しを行なうように前記カムによってそれぞれ駆動され
    るリンク機構とを備えることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の順送り成形機。
  16. 【請求項16】前記成形機は前記第3のクロス軸(29)
    に設けられたカム(47)と前記成形工具パックに支持さ
    れたストリッパ(292)を駆動するように作動されるリ
    ンク機構(283、288)とを備えることを特徴とする特許
    請求の範囲第15項に記載の順送り成形機。
  17. 【請求項17】前記成形機は前記成形工具パックに供給
    するように前記第3のクロス軸(29)のカム(46)によ
    って駆動されるフィードロール(31)を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第15項に記載の順送り成形機。
  18. 【請求項18】成形工具パック(21)と、フレーム(1
    0)と、該フレームに往復動自在に取付けられたボルス
    タ(19)と、該ボルスタを往復動させる動力駆動装置
    (12,16,25)とを備えた鍛造機からなる順送り成形機に
    おいて、 前記成形工具パック(21)は取外し自在である且つ往復
    動自在の成形工具を備えており、 弾性手段(121,127)が前記成形工具を前記ボルスタ(1
    9)とともに往復動させるように前記ボルスタに前記成
    形工具を取外し自在に連結し、 前記弾性手段は前記ボルスタの面と係合して位置決めさ
    れる一端(122)を有するばねビーム(121)と該ばねビ
    ームの他端を解放自在に連結するように前記ボルスタ
    (19)に取付けられた張力付与手段とを備え、 前記ばねビームは両端部の中間で前記成形工具の面と係
    合して前記成形工具に弾性力を付与することにより成形
    工具を前記ボルスタとを係合させるようになっており、 前記ボルスタ(19)は該ボルスタに対する前記成形工具
    の位置を調節するようにボルスタに対し側方に調節自在
    となっているウエッジ(113)を備え、前記ばねビーム
    (121)は前記ウエッジを調節し次に前記成形工具を前
    記ボルスタに対して調節するのに充分な弾性力を提供す
    ることを特徴とする順送り成形機。
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