JPH075702A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH075702A
JPH075702A JP14758893A JP14758893A JPH075702A JP H075702 A JPH075702 A JP H075702A JP 14758893 A JP14758893 A JP 14758893A JP 14758893 A JP14758893 A JP 14758893A JP H075702 A JPH075702 A JP H075702A
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JP
Japan
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methylcyclohexanone
ethylcyclohexanone
photoconductive layer
phthalocyanine
layer
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Pending
Application number
JP14758893A
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English (en)
Inventor
Shigeru Hayashida
茂 林田
Takayuki Akimoto
孝幸 秋元
Mikio Itagaki
幹男 板垣
Megumi Matsui
恵 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Denko Materials Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH075702A publication Critical patent/JPH075702A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光層にメチルシクロヘキサノンまたはエチ
ルシクロヘキサノンを含有することにより、帯電性、暗
減衰、及び繰り返し時の電子写真特性の優れた感光体を
提供する。 【構成】 導電性基板上に形成される感光層に、メチル
シクロヘキサノンまたはエチルシクロヘキサノンが0.
05〜10.0重量%含有されることを特徴とする電子
写真感光体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感度及び暗減衰特性が
良好で、繰り返し使用した場合における表面電位及び暗
減衰の変化が少ない電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真感光体としては、アルミ
ニウム等の導電性基板の上に50μm程度のセレン(S
e)膜を真空蒸着法により形成したものがある。しか
し、このSe感光体は、波長500nm付近までしか感度
を有していない等の問題がある。また、導電性基板の上
に50μm程度のSe層を形成し、この上に更に数μm
のセレン−テルル(Se−Te)合金層を形成した感光
体があるが、この感光体は上記Se−Te合金のTeの
含有率が高い程、分光感度が長波長にまで伸びる反面、
Teの添加量が増加するにつれて表面電荷の保持特性が
不良となり、事実上感光体として使用できなくなるとい
う重大な問題がある。
【0003】また、アルミニウム基板の上に1μm程度
のクロロシアンブルー又はスクアリリウム酸誘導体をコ
ーティングして電荷発生層を形成し、この上に絶縁抵抗
の高いポリビニルカルバゾール又はピラゾリン誘導体と
ポリカーボネート樹脂との混合物を10〜20μmコー
ティングして電荷輸送層を形成した所謂積層型の感光体
もあるが、この感光体は700nm以上の光に対して感度
を有していないのが実状である。
【0004】近年、この積層型の感光体において、上記
欠点を改善した、即ち、半導体レーザ発振領域800nm
前後に感度を有する感光体も多く報告されているが、こ
れらのうち多くのものが電荷発生材料としてフタロシア
ニン顔料を用い、その膜厚0.5〜1μm程度の電荷発
生層上にポリビニルカルバゾール、ピラゾリン誘導体又
はヒドラゾン誘導体とポリカーボネート樹脂又はポリエ
ステル樹脂との絶縁抵抗の高い混合物を10〜20μm
コーティングして電荷輸送層を形成し積層型の感光体を
形成している。
【0005】積層感光体は、感光層の形成に使用する物
質の選択範囲が広く、帯電特性、暗減衰、感度、残留電
位、繰り返し特性、耐刷性等の電子写真特性において、
最良の物質を組み合わせることにより高性能な感光体を
提供することができるため、このような感光体が広く利
用されるようになった。
【0006】しかし、このような積層感光体は、機械的
耐久性に優れるが、静電的耐久性や繰り返し特性に問題
がないとはいえず、特に、繰り返し使用するにしたがっ
て、表面電位が低下したり、帯電から現像までの時間の
間に表面電位が急激に低下、すなわち、暗減衰が増加す
るという問題がある。
【0007】このような繰り返し特性を改善するため
に、従来においては、酸化防止剤等の種々の添加剤を加
え、特性の低下を改善する試みがなされている。しか
し、このような添加剤を加えることによって多少の改善
はみられるものの、これによって感度が低下することも
あり、満足すべき感光体は得られなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、積層感光体
において発生する繰り返し時における表面電位や暗減衰
の変化を抑制し、安定した画像が得られる電子写真感光
体を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
【0010】本発明は、導電性基板上に形成される光導
電層に、メチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロヘ
キサノンが0.05〜10.0重量%含有されてなる感
光体に関する。
【0011】以下、本発明について詳述する。光導電層
に一定量のメチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロ
ヘキサノンを含有させることにより繰り返し特性が大幅
に改善されるようになる。
【0012】ここで、メチルシクロヘキサノンまたはエ
チルシクロヘキサノンの含有量を光導電層に対して0.
05〜10.0重量%としたのは、その含有率が0.0
5重量%未満では、効果が十分に発揮されず、一方、含
有量が10.0重量%を超えると、帯電性が低下し、残
留電位も高くなるためである。メチルシクロヘキサノン
またはエチルシクロヘキサノンの含有率を0.1〜8.
0重量%の範囲にすることがより好ましい。
【0013】メチルシクロヘキサノンまたはエチルシク
ロヘキサノンを光導電層に含有させる方法としては、例
えば、光導電層を作製する場合にメチルシクロヘキサノ
ンまたはエチルシクロヘキサノンを溶剤として用い、乾
燥条件を調整して適当量のメチルシクロヘキサノンまた
はエチルシクロヘキサノンが光導電層に残留するように
したり、光導電層の作製時にはメチルシクロヘキサノン
またはエチルシクロヘキサノンを用いずに、光導電層の
作製後にスプレ−法や蒸気浴等の方法によって適当量の
メチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロヘキサノン
を光導電層に含有させるようにしたり光導電層の作製時
に用いたメチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロヘ
キサノンを乾燥によって除去した後、適当量のメチルシ
クロヘキサノンまたはエチルシクロヘキサノンを光導電
層に含有させるようにする方法等がある。
【0014】ここで、乾燥条件を調整して適当量のメチ
ルシクロヘキサノン、または、エチルシクロヘキサノン
を光導電層に残留させる場合には、光導電層に適当量の
メチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロヘキサノン
が含有されるように、その乾燥温度を好ましくは70〜
160℃に、より好ましくは80〜130℃になるよう
に調整する。
【0015】光導電層におけるメチルシクロヘキサノン
またはエチルシクロヘキサノンの残留量は、熱分析によ
る重量減少量を測定することによって定量することがで
きる。具体的には、感光層10mgを秤取し、200ml/
分の窒素ガスを流しながら、メチルシクロヘキサノンの
場合、室温から185℃に、また、エチルシクロヘキサ
ノンの場合、室温から210℃に直ちに昇温した後、同
温度に10分間保持し、光導電層の重量減少量を計測
し、この重量減少量をメチルシクロヘキサノンまたはエ
チルシクロヘキサノンの残留量として定量することがで
きる。
【0016】また、ガスクロマトグラフィ−を用いて
も、光導電層に残留するメチルシクロヘキサノンまたは
エチルシクロヘキサノンを定量することができる。具体
的には、光導電層を30mg秤取し、これをアセトン、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン、エタノ−ル等
の溶剤に浸漬させ、超音波等を用いて残留する溶剤を抽
出する。そして、これに内部標準物質としてトルエン、
ベンゼン、ヘキサン等を加え、ガスクロマトグラフィ−
を用いて内部標準法によって定量することができる。
【0017】本発明の電子写真感光体は、導電性基板の
上に光導電層を設けたものである。
【0018】光導電層は、有機光導電性物質を含む層で
あり、有機光導電性物質の被膜、有機光導電性物質と結
合剤を含む被膜、電荷発生層及び電荷輸送層からなる積
層型被膜等がある。
【0019】上記有機光導電性物質としては、例えば、
下記に記載するフタロシアニン組成物を用いることがで
き、さらに公知のものを併用することができる。また、
有機光導電性物質の皮膜には少なくともフタロシアニン
組成物と電荷輸送性物質を併用することが好ましい。な
お、上記電荷発生層には下記フタロシアニン組成物及び
/又は電荷を発生する有機顔料を使用することが好まし
く、電荷輸送層には通常電荷輸送性物質を使用する。
【0020】フタロシアニン組成物としては、公知のも
のを使用しうるが、チタニルフタロシアニンおよび塩化
インジウムフタロシアニンの混晶またはチタニルフタロ
シアニンと、塩化インジウムフタロシアニンの塩素化誘
導体化合物の混晶は高感度であり好ましく、そのような
フタロシアニン組成物は、下記のようにして製造するこ
とができる。
【0021】フタロニトリル18.4g(0.144モ
ル)をα−クロロナフタレン120ml中に加え、次に窒
素雰囲気下で四塩化チタン4ml(0.0364モル)を
滴下する。滴下後、昇温し撹拌しながら200〜220
℃で3時間反応させた後、100〜130℃で熱時濾過
して、α−クロロナフタレン、メタノールで洗浄する。
140mlのイオン交換水で加水分解(90℃、1時間)
を行い、溶液が中性になるまでこの操作を繰り返し、メ
タノールで洗浄する。次に、100℃のNMPで充分に
洗浄し、続いてメタノールで洗浄する。このようにして
得られた化合物を60℃で真空加熱乾燥してチタニルフ
タロシアニンが得られる(収率46%)。
【0022】一方、塩化インジウムフタロシアニン、塩
化インジウムフタロシアニンの塩素化誘導体の合成法
は、インオーガニック ケミストリー〔Inorganic・Chem
istry19、3131(1980)〕および特開昭59−44054号
公報に記載されている。
【0023】塩化インジウムフタロシアニンは、例え
ば、次のようにして製造することができる。
【0024】フタロニトリル78.2ミリモルおよび三
塩化インジウム15.8ミリモルを二回蒸留し脱酸素し
たキノリン100ml中に入れ、0.5〜3時間加熱還流
した後徐冷、続いて0℃まで冷した後ろ過し、結晶をメ
タノール、トルエン、アセトンで洗浄した後、110℃
で乾燥する。
【0025】また、塩化インジウムフタロシアニンの塩
素化誘導体は、例えば、次のようにして製造することが
できる。フタロニトリル156ミリモルおよび三塩化イ
ンジウム37.5ミリモルを混合して300℃で、溶融
してから0.5〜3時間加熱してモノ塩化インジウムク
ロロフタロシアニンの粗製物を得、これをソックスレー
抽出器を用いてα−クロロナフタレンで洗浄する。
【0026】チタニルフタロシアニンおよび塩化インジ
ウムフタロシアニンの混晶またはチタニルフタロシアニ
ンおよび塩化インジウムフタロシアニンの塩素化誘導体
の混晶からなるフタロシアニン組成物の組成比率は、帯
電性、暗減衰、感度等の電子写真特性の点からチタニル
フタロシアニンの含有率が、20〜95重量%の範囲で
あることが好ましく、50〜90重量%の範囲であるこ
とがより好ましく、65〜90重量%の範囲が特に好ま
しく、75〜90重量%の範囲であることが最も好まし
い。
【0027】チタニルフタロシアニンおよび塩化インジ
ウムフタロシアニンの混晶またはチタニルフタロシアニ
ンおよび塩化インジウムフタロシアニンの塩素化誘導体
の混晶は、二つのフタロシアニンの単純な混合物からア
シッドペースティング処理及び溶剤処理により以下のよ
うに製造することができる。
【0028】例えば、二つのフタロシアニンの混合物1
gを濃硫酸50mlに溶解し室温で撹拌した後、これを氷
水で冷却したイオン交換水1リットル中に約1時間、好
ましくは40分〜50分で滴下し再沈させる。一晩放置
後、デカンテ−ションにより上澄み液を除去した後、遠
心分離により沈殿物を回収する。その後洗浄水としての
イオン交換水で、洗浄水の洗浄後のpHが2〜5でかつ伝
導率が5〜500μS/cmとなるまで沈殿物を繰り返し洗
う。ついでメタノ−ルで充分に洗浄した後、60℃で真
空加熱乾燥し粉末を得る。
【0029】pHが5を超えると、以下に示す溶剤処理を
しても目的の混晶が得られず、一方、pHが2以下では得
られた混晶を用いて製造した感光体が満足すべき電子写
真特性が得られない。
【0030】このようにして得られた粉末を有機溶剤で
処理することによって結晶変換し、高感度なフタロシア
ニン組成物を得ることができる。
【0031】例えば、上記方法で得られた粉末1gを有
機溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン、トルエン
またはキシレン10mlに入れ加熱撹拌する(上記粉末/
溶剤(重量比)は、1/1〜1/100である)。加熱
温度は50℃〜200℃、好ましくは80℃〜150℃
であり、加熱時間は1時間〜10時間、好ましくは1時
間〜6時間である。加熱撹拌終了後ろ過しメタノールで
洗浄し60℃で真空加熱乾燥しフタロシアニン組成物の
結晶700mgを得ることができる。本処理に用いられる
有機溶剤としては、例えば、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、n−
ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂環族炭化水
素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチルエーテ
ル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレング
リコールジエチルエーテル等のエーテル類、アセテート
セロソルブ、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘ
キサノン、または、エチルシクロヘキサノン、イソホロ
ン等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル
類、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、フ
ェノール、クレゾール、アニソール、ニトロベンゼン、
アセトフェノン、ベンジルアルコール、ピリジン、N−
メチル−2−ピロリドン、キノリン、ピコリン等の非塩
素系有機溶剤、ジクロロメタン、ジクロロエタン、トリ
クロロエタン、テトラクロロエタン、四塩化炭素、クロ
ロホルム、クロロメチルオキシラン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼンなどの塩素系有機溶剤などが挙げられ
る。
【0032】これらのうちケトン類、アルコ−ル類及び
非塩素系有機溶剤が好ましく、そのうちでもN−メチル
−2−ピロリドン、ピリジン、イソプロパノ−ル、メチ
ルエチルケトン及びジエチルケトンが好ましい。
【0033】前記電荷を発生する他の有機顔料として
は、アゾキシベンゼン系、ジスアゾ系、トリスアゾ系、
ベンズイミダゾール系、多環キノン系、インジゴイド
系、キナクリドン系、ペリレン系、メチン系、α型、β
型、γ型、δ型、ε型、χ型等の各種結晶構造を有する
無金属タイプ又は金属タイプのフタロシアニン系などの
電荷を発生することが知られている顔料が使用できる。
これらの顔料は、例えば、特開昭47−37543号公
報、特開昭47−37544号公報、特開昭47−18
543号公報、特開昭47−18544号公報、特開昭
48−43942号公報、特開昭48−70538号公
報、特開昭49−1231号公報、特開昭49−105
536号公報、特開昭50−75214号公報、特開昭
53−44028号公報、特開昭54−17732号公
報等に開示されている。
【0034】また、特開昭58−182640号公報及
びヨーロッパ特許公開第92,255号公報などに開示
されているτ、τ′、η及びη′型無金属フタロシアニ
ンも使用可能である。このようなもののほか、光照射に
より電荷担体を発生する有機願料はいずれも使用可能で
ある。
【0035】前記電荷輸送性物質としては、高分子化合
物では、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ハロゲン化ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレン、ポリ
ビニルインドロキノキサリン、ポリビニルベンゾチオフ
エン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアクリジ
ン、ポリビニルピラゾリン等が挙げられ、低分子化合物
のものではフルオレノン、フルオレン、2,7−ジニト
ロ−9−フルオレノン、4H−インデノ(1,2,6)
チオフエン−4−オン、3,7−ジニトロ−ジベンゾチ
オフエン−5−オキサイド、1−ブロムピレン、2−フ
ェニルピレン、カルバゾール、N−エチルカルバゾー
ル、3−フェニルカルバゾール、3−(N−メチル−N
−フェニルヒドラゾン)メチル−9−エチルカルバゾー
ル、2−フェニルインドール、2−フェニルナフタレ
ン、オキサジアゾール、2,5−ビス(4−ジエチルア
ミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール、1−
フェニル−3−(4−ジエチルアミノスチリル)−5−
(4−ジエチルアミノスチリル)−5−(4−ジエチル
アミノフェニル)ピラゾリン、1−フェニル−3−(p
−ジエチルアミノフェニル)ピラゾリン、p−(ジメチ
ルアミノ)−スチルベン、2−(4−ジプロピルアミノ
フェニル)−4−(4−ジメチルアミノフェニル)−5
−(2−クロロフェニル)−1,3−オキサゾール、2
−(4−ジメチルアミノフェニル)−4−(4−ジメチ
ルアミノフェニル)−5−(2−フルオロフェニル)−
1,3−オキサゾール、2−(4−ジエチルアミノフェ
ニル)−4−(4−ジメチルアミノフェニル)−5−
(2−フルオロフェニル)−1,3−オキサゾール、2
−(4−ジプロピルアミノフェニル)−4−(4−ジメ
チルアミノフェニル)−5−(2−フルオロフェニル)
−1,3−オキサゾール、イミダゾール、クリセン、テ
トラフェン、アクリデン、トリフェニルアミン、ベンジ
ジン、これらの誘導体等がある。電荷輸送性物質として
は、特に、つぎの一般式(I)で表されるベンジジン誘
導体が好ましい。
【0036】
【化1】 (R1及びR2は、各々独立して、水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アルコキシ基、アリール基、フルオロ
アルキル基又はフルオロアルコキシ基を示し、R1及び
2のうち少なくとも一方はフルオロアルキル基または
フルオロアルコキシ基であり、R3は、各々独立して、
水素原子又はアルキル基を示し、Ar1及びAr2は、各
々独立してアリール基を示す)
【0037】一般式(I)において、アルキル基として
は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロ
ピル基、n−ブチル基、tert−ブチル基等が挙げられ
る。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、iso−プロポキシ基等が挙げられ
る。アリール基としては、フェニル基、トリル基、ビフ
ェニル基、ターフェニル基、ナフチル基等が挙げられ
る。フルオロアルキル基としては、トリフルオロメチル
基、トリフルオロエチル基、ヘプタフルオロプロピル基
等が挙げられる。フルオロオルコキシ基としては、トリ
フルオロメトキシ基、2,3−ジフルオロエトキシ基、
2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1H、1H−ペ
ンタフルオロプロポキシ基、ヘキサフルオロ−iso−プ
ロポキシ基、1H、1H−ペンタフルオロブトキシ基、
2,2,3,4,4,4−ヘキサフルオロブトキシ基、
4,4,4−トリフルオロブトキシ基等のフルオロアル
コキシ基が挙げられる。一般式(I)で表されるベンジ
ジン誘導体としては、例えば、下記のNo.1〜No.
6の化合物等が挙げられる。
【0038】
【化2】
【0039】
【化3】
【0040】次に、電子写真感光体について説明する。
【0041】上記フタロシアニン組成物及び必要に応じ
て用いる電荷を発生する有機顔料(両方で前者とする)
と電荷輸送性物質(後者とする)とを混合して使用する
場合(単層型の光導電層を形成する場合)は、後者/前
者が重量比で10/1〜2/1の割合で配合するのが好
ましい。このとき、結合剤をこれらの化合物全量(前者
+後者)に対して0〜500重量%、特に30〜500
重量%の範囲で使用するのが好ましい。これらの結合剤
を使用する場合、さらに、可塑剤、流動性付与剤、ピン
ホール抑制剤等の添加剤を必要に応じて添加することが
できる。
【0042】電荷発生層及び電荷輸送層からなる積層型
の光導電層を形成する場合、電荷発生層中には、上記フ
タロシアニン組成物及び必要に応じて電荷を発生する有
機顔料が含有され、結合剤をフタロシアニン組成物と有
機顔料の総量に対して500重量%以下の量で含有させ
てもよく、また、上記した添加剤をフタロシアニン組成
物と有機顔料の総量に対して5重量%以下で添加しても
よい。また、電荷輸送層には、上記した電荷輸送性物質
が含有され、さらに、結合剤を該電荷輸送性物質に対し
て500重量%以下で含有させてもよい。電荷輸送性物
質が低分子量化合物の場合は、結合剤を該化合物に対し
て50重量%以上含有させることが好ましい。
【0043】上記した場合すべてに使用し得る結合剤と
しては、シリコーン樹脂、ポリブチラール樹脂、ポリア
ミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリケトン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リアクリル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレン−ブタジ
エン共重合体、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリ塩化
ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−
酢酸ビニル共重合体、ポリアクリルアミド樹脂、ポリビ
ニルカルバゾール、ポリビニルピラゾリン、ポリビニル
ピレン等が挙げられる。また、熱及び/又は光によって
架橋される熱硬化型樹脂や光硬化型樹脂も使用できる。
【0044】いずれにしても絶縁性で通常の状態で被膜
を形成しうる樹脂並びに熱及び/又は光によつて硬化し
被膜を形成する樹脂であれば特に制限はない。
【0045】上記添加剤としての可塑剤としては、ハロ
ゲン化パラフィン、ジメチルナフタリン、ジブチルフタ
レート等が挙げられ、流動性付与剤としては、モダフロ
ー(モンサントケミカル社製)、アクロナール4F(バ
スフ社製)等が挙げられ、ピンホール抑制剤としては、
ベンゾイン、ジメチルフタレート等が挙げられる。これ
らは適宜選択して使用され、その量も適宜決定されれば
よい。
【0046】導電性基板の上に光導電層を形成した電子
写真感光体において、光導電層の厚さは5〜50μが好
ましい。光導電層として電荷発生層及び電荷輸送層の積
層型を使用する場合、電荷発生層は好ましくは0.00
1〜10μm、特に好ましくは0.2〜5μmの厚さに
する。0.001μm未満では、電荷発生層を均一に形
成するのが困難になり、10μmを越えると、電子写真
特性が低下する傾向がある。電荷輸送層の厚さは好まし
くは5〜50μm、特に好ましくは8〜25μmであ
る。5μm未満の厚さでは、初期電位が低くなり、50
μmを越えると、感度が低下する傾向がある。
【0047】導電性基板上に、光導電層を形成するに
は、有機光導電性物質を導電性基材に蒸着する方法、有
機光導電性物質及び必要に応じその他の成分をトルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤、塩化メチレン、四塩化
炭素等のハロゲン化炭化水素系溶剤、メタノール、エタ
ノール、プロパノール等のアルコール系溶剤に均一に溶
解又は分散させて導電性基板上に塗布し、乾燥する方法
などがある。塗布法としては、スピンコート法、浸漬法
等を採用できる。電荷発生層及び電荷輸送層を形成する
場合も同様に行うことができるが、この場合、電荷発生
層と電荷輸送層は、どちらを上層としてもよく、電荷発
生層を二層の電荷輸送層ではさむようにしてもよい。
【0048】前記フタロシアニン組成物をスピンコート
法により塗布する場合、フタロシアニン組成物をクロロ
ホルム等又はトルエン等のハロゲン化溶剤又は非極性溶
剤に分散して得た塗布液を用いて回転数500〜400
0rpmでスピンコーティングすることが好ましく、ま
た、浸漬法によって塗布する場合には、フタロシアニン
組成物をメタノール、ジメチルホルムアミド、クロロホ
ルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタン等の有機
溶剤にボールミル、超音波等を用いて分散させた塗液に
導電性基板を浸漬することが好ましい。
【0049】また、前記電子写真感光体は、導電性基板
のすぐ上に薄い接着層又はバリア層を有していてもよ
く、表面に保護層を有していてもよい。
【0050】
【実施例】以下、実施例よって、本発明を詳細に説明す
るが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0051】製造例1 チタニルフタロシアニン0.75gおよび塩化インジウ
ムフタロシアニン0.25gからなるフタロシアニン混
合物1gを硫酸50mlに溶解し室温で30分撹拌した
後、これを氷水で冷却したイオン交換水1リットルに、
約40分で滴下し再沈させた。さらに冷却下で1時間撹
拌後、一晩放置した。デカンテ−ションにより上澄み液
を除去後、遠心分離により沈殿物を分離し、700mgの
沈殿物を得た。1回目の洗浄として、沈殿物700mgに
洗浄水としてのイオン交換水120mlを加え撹拌し、次
いで、遠心分離により沈殿物と洗浄水を分離除去した。
同様の洗浄操作をさらに5回続けて行った。6回目の操
作における分離除去した洗浄水(すなわち洗浄後の洗浄
水)のpH及び伝導率を測定した(23℃)。pHの測定に
は、横河電機社製モデルPH51を使用した。また、伝
導率の測定は、柴田科学器械工業社製モデルSC−17
Aを使用した。洗浄水のpHは3.3であり、伝導率は、
65.1μS/cmであった。その後、メタノ−ル60mlで
3回洗浄した後60℃で4時間真空加熱乾燥した。つぎ
にこの真空乾燥物1gをイソプロピルアルコ−ル10ml
に入れ90℃で8時間加熱撹拌し、ろ過後、メタノール
で洗浄して60℃で4時間真空加熱乾燥し、ブラッグ角
(2θ±0.2度)が7.5度、22.5度、24.3
度、25.3度及び28.6度に主な回折ピ−クを有す
るフタロシアニン結晶を得た。この結晶のX線回折スペ
クトルを図1に示す。
【0052】製造例2 同様に、上記真空乾燥物1gにイオン交換水9.0g及
びトルエン86gを加え、60℃で8時間加熱撹拌し、
ろ過後、メタノールで洗浄して60℃で4時間真空加熱
乾燥し、ブラッグ角(2θ±0.2度)が7.5度、2
4.2度及び27.3度に主な回折ピ−クを有するフタ
ロシアニン結晶を得た。この結晶のX線回折スペクトル
を図2に示す。
【0053】実施例1 製造例1で製造したフタロシアニン1.5g、ポリビニ
ルブチラ−ル樹脂エスレックBL−S(積水化学社製)
0.9g、メラミン樹脂ML351W(日立化成工業社
製)0.1g、エチルセロソルブ49g及びテトラヒド
ロフラン49gを配合し、ボールミルで分散した。得ら
れた分散液を浸漬法によりアルミニウム板(導電性基材
100mm×100mm×0.1mm)上に塗工し、120℃
で1時間乾燥して厚さ0.5μmの電荷発生層を形成し
た。前記記載の電荷輸送性物質(No.1)1.5g、
ポリカーボネート樹脂レキサン141(GE社製)1.
5gおよびテトラヒドロフラン12.4g及びメチルシ
クロヘキサノン3.1gを配合して得られた塗布液を上
記基板上に浸漬法により塗工し、150℃でシクロヘキ
サノンの含有量が約0.2重量%となるように制御しな
がらこれを乾燥して、厚さ20μmの電荷輸送層を形成
した。電子写真特性(感度、残留電位、暗減衰率、光応
答性)は、シンシア30HC(ジェンテック社製)によ
り評価した。コロナ帯電方式で感光体を−650Vまで
帯電させ、780nmの単色光を50mS感光体に露光し種
々の特性測定を行った。上記の特性の定義は、以下の通
りである。感度(E50)は、初期帯電電位−650Vを
露光0.2秒後に半減させるのに要する780nmの単色
光の照射エネルギ−量であり、残留電位(Vr)は、同
波長の20mJ/m2の単色光を50ミリ秒露光し、露光
0.2秒後に感光体の表面に残る電位である。暗減衰率
(DDR)は、感光体の初期帯電電位−650Vと初期
帯電後暗所1秒放置後の表面電位V1(−V)を用いて
(V1/650)×100と定義した。光応答性
(T1/2)は、波長780nmの20mJ/m2の単色光を5
0ミリ秒露光し、初期帯電電位−650Vを半減させる
のに要する時間(sec)と定義した。また、繰り返し特
性は、帯電−露光を1000回繰り返した後の帯電電位
1000の初期帯電電位−650Vに対する比(V0保持
率)、及び同様な方法で評価した暗減衰の保持率(DD
R保持率)によって評価した。さらに、画質は、画像評
価機(負帯電、反転現像方式)を用いてかぶり、黒点、
白抜け、黒地の画像濃度で評価した。表面電位を−70
0V、バイアス電位を−600Vとした。黒地の画像濃
度は、マクベス反射濃度計(A division of Kollmergen
Corporation社製)で評価した。結果を表1に示す。
【0054】実施例2 実施例1において製造例2で得られたフタロシアニン、
電荷輸送性物質としてNo.2を用い乾燥温度を130
℃として、メチルシクロヘキサノンの含有量が約3.0
重量%となるように乾燥した以外は実施例1に準じて電
子写真感光体を製造し特性を評価した。その結果を表1
に示す。
【0055】実施例3 実施例1においてτ型無金属フタロシアニン(東洋イン
キ製造株式会社製)、電荷輸送性物質としてNo.3及
び電荷輸送層用塗液の溶剤としてテトラヒドロフランと
メチルシクロヘキサノンの重量比1:1混合溶剤を用い
乾燥温度を80℃として、メチルシクロヘキサノンの含
有量が約8.0重量%となるように乾燥した以外は実施
例1に準じて電子写真感光体を製造し特性を評価した。
その結果を表1に示す。
【0056】比較例1 実施例1において乾燥温度を170℃として、メチルシ
クロヘキサノンの含有量が約0.01重量%となるよう
に乾燥した以外は実施例1に準じて電子写真感光体を製
造し特性を評価した。その結果を表1に示す。
【0057】比較例2 実施例2において乾燥温度を60℃として、メチルシク
ロヘキサノンの含有量が約12.0重量%となるように
乾燥した以外は実施例2に準じて電子写真感光体を製造
し特性を評価した。その結果を表1に示す。
【0058】比較例3 実施例3において電荷輸送層用塗液の溶剤をすべてテト
ラヒドロフラン(THF)に代えた以外は実施例3に準
じて電子写真感光体を製造し特性を評価した。その結果
を表1に示す。
【0059】
【表1】
【0060】実施例4 実施例1においてメチルシクロヘキサノンに代えてエチ
ルシクロヘキサノンを用い乾燥温度を160℃として、
エチルシクロヘキサノンの含有量が約0.2重量%とな
るように乾燥した以外は実施例1に準じて電子写真感光
体を製造し特性を評価した。その結果を表2に示す。
【0061】実施例5 実施例4において乾燥温度を130℃として、エチルシ
クロヘキサノンの含有量が約3.0重量%となるように
乾燥し、電荷輸送性物質をNo.2を用いた以外は実施
例4に準じて電子写真感光体を製造し特性を評価した。
その結果を表2に示す。
【0062】実施例6 実施例4において乾燥温度を80℃として、エチルシク
ロヘキサノンの含有量が約8.0重量%となるように乾
燥し、電荷輸送性物質をNo.3を用いた以外は実施例
4に準じて電子写真感光体を製造し特性を評価した。そ
の結果を表2に示す。
【0063】比較例4 実施例4において乾燥温度を190℃として、エチルシ
クロヘキサノンの含有量が約0.01重量%となるよう
に乾燥した以外は実施例4に準じて電子写真感光体を製
造し特性を評価した。その結果を表2に示す。
【0064】比較例5 実施例4において乾燥温度を60℃として、エチルシク
ロヘキサノンの含有量が約12.0重量%となるように
乾燥し、電荷輸送性物質をNo.2を用いた以外は実施
例4に準じて電子写真感光体を製造し特性を評価した。
その結果を表2に示す。
【0065】比較例6 実施例4において電荷輸送層用塗液の溶剤をすべてテト
ラヒドロフラン(THF)に代え、電荷輸送性物質をN
o.3を用いた以外は実施例4に準じて電子写真感光体
を製造し特性を評価した。その結果を表2に示す。
【0066】
【表2】
【0067】
【発明の効果】本発明に係る電子写真感光体において
は、導電性基板上に形成される感光層にメチルシクロヘ
キサノン、または、エチルシクロヘキサノンを0.05
〜10.0重量%含有させるようにした結果、繰り返し
時における帯電電位及び暗減衰の保持能力が安定し、良
好な画像が得られ、感光体を長期にわたって安定に、か
つその電子写真特性を損なうことなく使用することがで
きるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例1により製造したフタロシアニンのX線
回折図である。
【図2】製造例2により製造したフタロシアニンのX線
回折図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 恵 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社茨城研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基板上に形成される光導電層に、
    メチルシクロヘキサノンまたはエチルシクロヘキサノン
    が0.05〜10.0重量%含有されてなる感光体。
  2. 【請求項2】 光導電層の乾燥温度が70〜160℃で
    あることを特徴とする請求項1記載の感光体。
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