JPH0756712B2 - ディジタル式記録再生装置 - Google Patents
ディジタル式記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0756712B2 JPH0756712B2 JP3233814A JP23381491A JPH0756712B2 JP H0756712 B2 JPH0756712 B2 JP H0756712B2 JP 3233814 A JP3233814 A JP 3233814A JP 23381491 A JP23381491 A JP 23381491A JP H0756712 B2 JPH0756712 B2 JP H0756712B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- operation button
- data
- tape
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- Prior art date
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープの如き記録
媒体上に記録データエリアとは別に設けられたサブコー
ドエリアに、上記記録データエリアに記録される記録情
報を指示する頭出し信号やプログラム番号データ等のシ
ステム運用のデータの記録を可能としたディジタル式記
録再生装置に関する。
媒体上に記録データエリアとは別に設けられたサブコー
ドエリアに、上記記録データエリアに記録される記録情
報を指示する頭出し信号やプログラム番号データ等のシ
ステム運用のデータの記録を可能としたディジタル式記
録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、回転ヘッドを用いたディジタルオ
ーディオ・テープレコーダでは、８mm／ｓのような低テ
ープ速度で高密度記録を行うので、通常速度の２００倍
以上のスピードで磁気テープ上の所定記録エリアに、磁
気記録された情報信号の高速サーチが可能で、例えば６
０分記録の磁気テープを９秒以下で所望する記録エリア
に記録された情報信号の先端部分の検出を行う頭出し操
作を行うことができる。この高速サーチは、磁気テープ
上に形成される各斜め記録トラックのＰＣＭデータエリ
ア外に設けられたサブレコードエリア中の頭出し信号
（スタートＩＤ）を参照して行われる。
ーディオ・テープレコーダでは、８mm／ｓのような低テ
ープ速度で高密度記録を行うので、通常速度の２００倍
以上のスピードで磁気テープ上の所定記録エリアに、磁
気記録された情報信号の高速サーチが可能で、例えば６
０分記録の磁気テープを９秒以下で所望する記録エリア
に記録された情報信号の先端部分の検出を行う頭出し操
作を行うことができる。この高速サーチは、磁気テープ
上に形成される各斜め記録トラックのＰＣＭデータエリ
ア外に設けられたサブレコードエリア中の頭出し信号
（スタートＩＤ）を参照して行われる。
【０００３】上記頭出し信号は、所定単位毎の情報信号
（プログラム）が記録された記録エリアの先頭のサブコ
ードエリア内の特定位置の１ビットを占めるデータ
“１”で表され、情報信号中は“０”になっている。ま
た、プログラム番号データは、単調増加する順序数であ
り、テンキー等のデータ入力手段によりプログラムごと
に設定される。
（プログラム）が記録された記録エリアの先頭のサブコ
ードエリア内の特定位置の１ビットを占めるデータ
“１”で表され、情報信号中は“０”になっている。ま
た、プログラム番号データは、単調増加する順序数であ
り、テンキー等のデータ入力手段によりプログラムごと
に設定される。
【０００４】そして、高速サーチ時にこれらの頭出しデ
ータの検出確率を高めるために、斜め記録トラックの始
端と終端の両方にサブコードエリアを設け、各サブコー
ドエリアを構成する複数ブロック（例えば８ブロック）
に同じ頭出しデータを書込む多重記録を行っている。さ
らに、プログラムの先頭の約３００フレームのトラック
（約９秒間）に亘って各サブコードエリアに頭出しデー
タを多重に書込でいる。そして、従来のディジタルオー
ディオ・テープレコーダでは、上記所望情報信号の記録
開始時及びポーズ解除時に自動的に記録することに加
え、記録操作モード中に磁気テープの任意の場所で頭出
し信号の記録を可能としたものが提案されている。
ータの検出確率を高めるために、斜め記録トラックの始
端と終端の両方にサブコードエリアを設け、各サブコー
ドエリアを構成する複数ブロック（例えば８ブロック）
に同じ頭出しデータを書込む多重記録を行っている。さ
らに、プログラムの先頭の約３００フレームのトラック
（約９秒間）に亘って各サブコードエリアに頭出しデー
タを多重に書込でいる。そして、従来のディジタルオー
ディオ・テープレコーダでは、上記所望情報信号の記録
開始時及びポーズ解除時に自動的に記録することに加
え、記録操作モード中に磁気テープの任意の場所で頭出
し信号の記録を可能としたものが提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、所定情報信
号の記録操作モード中に磁気テープの任意の場所に頭出
し信号の記録を可能としたテープレコーダは、頭出し信
号記録用に独立した操作釦をテープレコーダ本体に設
け、この操作釦を操作することによって上記頭出し信号
の記録を行うように構成されている。
号の記録操作モード中に磁気テープの任意の場所に頭出
し信号の記録を可能としたテープレコーダは、頭出し信
号記録用に独立した操作釦をテープレコーダ本体に設
け、この操作釦を操作することによって上記頭出し信号
の記録を行うように構成されている。
【０００６】このように頭出し信号の記録専用にさらに
操作釦を設けると、テープレコーダに設けられる釦の数
が増加してしまい操作性を阻害してしまう。特に、記録
及び再生機能を備えたディジタルオーディオ・テープレ
コーダでは、定速走行操作釦、記録操作釦、早送り操作
釦、巻戻し操作釦、ストップ操作釦、ポーズ操作釦等の
多数の操作釦がテープレコーダ本体の一部に配列され
る。このように多数の操作釦が配列されることに加え、
さらに頭出し信号記録用の操作釦を設けると、テープレ
コーダ本体に配列される操作釦が極めて多数となり、所
望する操作釦の選択が困難となり、操作性の阻害が著し
くなる。さらに、操作釦が増加すると操作釦の取付けス
ペースも大きくなり、テープレコーダの小型化を阻害す
る原因ともなる。
操作釦を設けると、テープレコーダに設けられる釦の数
が増加してしまい操作性を阻害してしまう。特に、記録
及び再生機能を備えたディジタルオーディオ・テープレ
コーダでは、定速走行操作釦、記録操作釦、早送り操作
釦、巻戻し操作釦、ストップ操作釦、ポーズ操作釦等の
多数の操作釦がテープレコーダ本体の一部に配列され
る。このように多数の操作釦が配列されることに加え、
さらに頭出し信号記録用の操作釦を設けると、テープレ
コーダ本体に配列される操作釦が極めて多数となり、所
望する操作釦の選択が困難となり、操作性の阻害が著し
くなる。さらに、操作釦が増加すると操作釦の取付けス
ペースも大きくなり、テープレコーダの小型化を阻害す
る原因ともなる。
【０００７】そこで、本発明は、操作釦の増加を招くこ
となく記録操作モード中に磁気テープ等の記録媒体の任
意の場所に頭出し信号の記録を可能となし、装置自体の
一層の小型化を可能となすとともに操作性の向上を達成
し得るディジタルオーディオ・テープレコーダの如きデ
ィジタル式記録再生装置を提供することを目的として提
案されたものである。
となく記録操作モード中に磁気テープ等の記録媒体の任
意の場所に頭出し信号の記録を可能となし、装置自体の
一層の小型化を可能となすとともに操作性の向上を達成
し得るディジタルオーディオ・テープレコーダの如きデ
ィジタル式記録再生装置を提供することを目的として提
案されたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述したよう
な目的を達成するため、記録媒体上に記録データエリア
とは別に設けられたサブコードエリアに記録されるシス
テム運用のデータを発生するためのサブコード発生手段
を具備してなるディジタル式記録再生装置において、記
録データの記録動作及び上記サブコード発生手段を制御
する記録操作釦が設けられている。そして、上記サブコ
ード発生手段が、上記記録操作釦の操作により記録デー
タの記録動作が設定された状態において、再度上記記録
操作釦が操作されることによって上記サブコードエリア
へ記録するための頭出し信号を発生させるように構成さ
れたものである。
な目的を達成するため、記録媒体上に記録データエリア
とは別に設けられたサブコードエリアに記録されるシス
テム運用のデータを発生するためのサブコード発生手段
を具備してなるディジタル式記録再生装置において、記
録データの記録動作及び上記サブコード発生手段を制御
する記録操作釦が設けられている。そして、上記サブコ
ード発生手段が、上記記録操作釦の操作により記録デー
タの記録動作が設定された状態において、再度上記記録
操作釦が操作されることによって上記サブコードエリア
へ記録するための頭出し信号を発生させるように構成さ
れたものである。
【０００９】
【作用】本発明に係るディジタル式記録再生装置は、記
録操作モードの選択後、記録操作釦を操作することによ
ってサブコード発生手段が制御され、記録操作モード中
において頭出し信号が記録媒体上のサブコードエリアに
記録される。
録操作モードの選択後、記録操作釦を操作することによ
ってサブコード発生手段が制御され、記録操作モード中
において頭出し信号が記録媒体上のサブコードエリアに
記録される。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を回転ヘッドを用いたディジタ
ルオーディオ・テープレコーダに適用した具体的な実施
例を図面を参照しながら説明する。
ルオーディオ・テープレコーダに適用した具体的な実施
例を図面を参照しながら説明する。
【００１１】本発明が適用されるディジタルオーディオ
・テープレコーダは、図２に示すように、テープレコー
ダ本体１に回転自在に取付けられたカセットホルダー２
を備え、このカセットホルダー２にテープカセット３を
挿入し、ディジタルカセットホルダー２をテープレコー
ダ本体１側に回転駆動することによって上記テープカセ
ット３が、テープレコーダ本体１内の所定のカセット装
着部に装着される。このカセット装着部にテープカセッ
ト３が装着されると、テープレコーダ本体１内に設けた
テープローディング機構が作動を開始し、上記テープカ
セット３内の一対のリール４，５間に卷回された磁気テ
ープ６は２チャンネルの回転磁気ヘッドＨA,ＨB を備え
たテープ案内ドラム７に所定角度、本テープレコーダで
は約９０゜のラップ各で卷回された所定のテープ走行路
にローディング操作される。このローディング状態にあ
る磁気テープ６は、図１に示すように、キャプスタン８
及びピンチローラ９によって定速駆動される。
・テープレコーダは、図２に示すように、テープレコー
ダ本体１に回転自在に取付けられたカセットホルダー２
を備え、このカセットホルダー２にテープカセット３を
挿入し、ディジタルカセットホルダー２をテープレコー
ダ本体１側に回転駆動することによって上記テープカセ
ット３が、テープレコーダ本体１内の所定のカセット装
着部に装着される。このカセット装着部にテープカセッ
ト３が装着されると、テープレコーダ本体１内に設けた
テープローディング機構が作動を開始し、上記テープカ
セット３内の一対のリール４，５間に卷回された磁気テ
ープ６は２チャンネルの回転磁気ヘッドＨA,ＨB を備え
たテープ案内ドラム７に所定角度、本テープレコーダで
は約９０゜のラップ各で卷回された所定のテープ走行路
にローディング操作される。このローディング状態にあ
る磁気テープ６は、図１に示すように、キャプスタン８
及びピンチローラ９によって定速駆動される。
【００１２】そして、回転磁気ヘッドＨA ，ＨB を含む
テープ案内ドラム７の回転側部分、テープカセット３の
各リール４，５及びキャプスタン８は、それぞれモータ
Ｍ7 ，Ｍ4 ，Ｍ5 ，Ｍ8 によって駆動される。これらモ
ータＭ7 ，Ｍ4，Ｍ5 ，Ｍ8 の回転検出信号及びこのテ
ープレコーダの各操作モードを選択するキー入力部１０
に設けられるプレイ操作釦１１、記録操作釦１２、スト
ップ操作釦１３、早送り操作釦１４、巻戻し操作釦１５
及びポーズ操作釦１６の各操作釦の操作信号がシステム
コントローラ１７に与えられ、その制御出力によりリー
ル４，５、テープ案内ドラム７、キャプスタン８及びピ
ンチローラ９の駆動回路１８が各モータ及びピンチロー
ラプランジャの速度、方向、オン・オフ等を制御する。
音声信号はＡ／Ｄ及びＤ／Ａ変換回路１９及びＰＣＭプ
ロセス回路２０によるディジタル処理で記録再生され
る。
テープ案内ドラム７の回転側部分、テープカセット３の
各リール４，５及びキャプスタン８は、それぞれモータ
Ｍ7 ，Ｍ4 ，Ｍ5 ，Ｍ8 によって駆動される。これらモ
ータＭ7 ，Ｍ4，Ｍ5 ，Ｍ8 の回転検出信号及びこのテ
ープレコーダの各操作モードを選択するキー入力部１０
に設けられるプレイ操作釦１１、記録操作釦１２、スト
ップ操作釦１３、早送り操作釦１４、巻戻し操作釦１５
及びポーズ操作釦１６の各操作釦の操作信号がシステム
コントローラ１７に与えられ、その制御出力によりリー
ル４，５、テープ案内ドラム７、キャプスタン８及びピ
ンチローラ９の駆動回路１８が各モータ及びピンチロー
ラプランジャの速度、方向、オン・オフ等を制御する。
音声信号はＡ／Ｄ及びＤ／Ａ変換回路１９及びＰＣＭプ
ロセス回路２０によるディジタル処理で記録再生され
る。
【００１３】また、磁気テープ６上の記録フォーマット
は、図３に示すように構成されてなり、各記録トラック
Ｔの中央部にＰＣＭエリアが設けられ、両端部にサブコ
ードエリアＳＵＢ及びオートトラッキング用のパイロッ
ト信号記録部ＡＴＦが設けられている。サブコードエリ
アＳＵＢは、プログラム番号、タイムコード（時分秒の
トラックアドレス）、インデックス等の管理データの記
録及び音声の追加記録やスチル画記録等に用いられる。
は、図３に示すように構成されてなり、各記録トラック
Ｔの中央部にＰＣＭエリアが設けられ、両端部にサブコ
ードエリアＳＵＢ及びオートトラッキング用のパイロッ
ト信号記録部ＡＴＦが設けられている。サブコードエリ
アＳＵＢは、プログラム番号、タイムコード（時分秒の
トラックアドレス）、インデックス等の管理データの記
録及び音声の追加記録やスチル画記録等に用いられる。
【００１４】そして、サブコードのデータフォーマット
は、図４の（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）に示すように構成さ
れ、（Ａ）に示す１ブロック（２８８ビット）を単位と
して８ブロックで各記録トラックＴの両端のそれぞれの
サブコードエリアＳＵＢが構成されている。１ブロック
中に２５６ビットがサブコードデータ＋パリティに割当
てられ、その前に８ビットずつのブロック同期信号ＳＹ
ＮＣ、サブコードＩＤデータＷ1 、ブロックアドレス＋
サブコードＩＤデータＷ2 及びパリティが付加されてい
る。
は、図４の（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）に示すように構成さ
れ、（Ａ）に示す１ブロック（２８８ビット）を単位と
して８ブロックで各記録トラックＴの両端のそれぞれの
サブコードエリアＳＵＢが構成されている。１ブロック
中に２５６ビットがサブコードデータ＋パリティに割当
てられ、その前に８ビットずつのブロック同期信号ＳＹ
ＮＣ、サブコードＩＤデータＷ1 、ブロックアドレス＋
サブコードＩＤデータＷ2 及びパリティが付加されてい
る。
【００１５】サブコードＩＤ(Identification)のデータ
Ｗ1、Ｗ2 は図４の（Ｂ）に示す構成であって、ブロック
アドレスのＬＳＢが“０”であるブロックでは、コント
ロールＩＤ、データＩＤ、フォーマットＩＤがＷ1、Ｗ2
の内容となり、アドレスのＬＳＢが“１”のブロックで
は、３デジット（１１ビット分）のＢＣＤコードで表さ
れたプログラム番号データＰＮ０−１〜ＰＮＯ−３がＷ
1 ，Ｗ2の内容となる。
Ｗ1、Ｗ2 は図４の（Ｂ）に示す構成であって、ブロック
アドレスのＬＳＢが“０”であるブロックでは、コント
ロールＩＤ、データＩＤ、フォーマットＩＤがＷ1、Ｗ2
の内容となり、アドレスのＬＳＢが“１”のブロックで
は、３デジット（１１ビット分）のＢＣＤコードで表さ
れたプログラム番号データＰＮ０−１〜ＰＮＯ−３がＷ
1 ，Ｗ2の内容となる。
【００１６】コントロールＩＤ（４ビット）はテープ制
御用に用いられ、図４の（Ｃ）のようにそのうちの１ビ
ット（２ＬＳＢ）がスタートＩＤと称される頭出し信号
に使用されている。この１ビットのスタートＩＤの
“１”が所定の情報源から供給される各単位ブロック毎
の記録情報信号（プログラム）の先頭を示し、“０”が
プログラムの中間（曲中）を示す。またプログラム番号
データ〔ＰＮＯ−１、−２、−３〕は３デジットで〔０
０１〕〜〔７９９〕までを表す。
御用に用いられ、図４の（Ｃ）のようにそのうちの１ビ
ット（２ＬＳＢ）がスタートＩＤと称される頭出し信号
に使用されている。この１ビットのスタートＩＤの
“１”が所定の情報源から供給される各単位ブロック毎
の記録情報信号（プログラム）の先頭を示し、“０”が
プログラムの中間（曲中）を示す。またプログラム番号
データ〔ＰＮＯ−１、−２、−３〕は３デジットで〔０
０１〕〜〔７９９〕までを表す。
【００１７】トラックの始端部及び終端部の各８ブロッ
クずつのサブコードエリアには、ブロック交互にスター
トＩＤの“１”とプログラム番号データとが書込まれ
る。これらの頭出し用のデータを含むサブコードは、プ
ログラム先頭の約３００フレーム（約９秒）に亘って多
重に書込まれる。
クずつのサブコードエリアには、ブロック交互にスター
トＩＤの“１”とプログラム番号データとが書込まれ
る。これらの頭出し用のデータを含むサブコードは、プ
ログラム先頭の約３００フレーム（約９秒）に亘って多
重に書込まれる。
【００１８】サブコードは図１に示すようにシステムコ
ントローラ１７内に組み込まれたサブコード発生器１７
ａにおいて形成され、ＰＣＭデータに加えられる。サブ
コードコントローラ１７ｂは、後述のように、キー入力
部１０からのキー入力操作によってサブコード発生器１
７ａを制御する。なお、サブコード発生器１７ａ及びサ
ブコードコントローラ１７ｂは、実際にはマイクロプロ
セッサ及びその組込プログラムでもって実現される。
ントローラ１７内に組み込まれたサブコード発生器１７
ａにおいて形成され、ＰＣＭデータに加えられる。サブ
コードコントローラ１７ｂは、後述のように、キー入力
部１０からのキー入力操作によってサブコード発生器１
７ａを制御する。なお、サブコード発生器１７ａ及びサ
ブコードコントローラ１７ｂは、実際にはマイクロプロ
セッサ及びその組込プログラムでもって実現される。
【００１９】次に、図１に示すテープレコーダにおい
て、スタートＩＤの書込み動作について図５に示すスタ
ートＩＤの書込みの処理ステップを示すフローチャート
を参照して説明する。
て、スタートＩＤの書込み動作について図５に示すスタ
ートＩＤの書込みの処理ステップを示すフローチャート
を参照して説明する。
【００２０】まず、図１に示すテープレコーダにおい
て、スタートＩＤの書込みは、プレイ操作釦１１と記録
操作釦１２が押圧操作されて磁気テープ６の走行が行わ
れ、所定情報源からの情報信号を記録する記録操作モー
ド状態（判断５ー１）で可能となる。この記録操作モー
ド状態において、ポーズ操作釦１６が押圧操作され、ポ
ーズ状態か否かの判断が行われる（判断５ー２）。そし
て、上記記録操作モード状態において、ポーズ操作釦１
６が押圧操作され判断５ー３でポーズ解除が検出される
と、記録操作モードにてプログラムの先頭部分に記述の
スタートＩＤが多重記録される（処理５ー４）。
て、スタートＩＤの書込みは、プレイ操作釦１１と記録
操作釦１２が押圧操作されて磁気テープ６の走行が行わ
れ、所定情報源からの情報信号を記録する記録操作モー
ド状態（判断５ー１）で可能となる。この記録操作モー
ド状態において、ポーズ操作釦１６が押圧操作され、ポ
ーズ状態か否かの判断が行われる（判断５ー２）。そし
て、上記記録操作モード状態において、ポーズ操作釦１
６が押圧操作され判断５ー３でポーズ解除が検出される
と、記録操作モードにてプログラムの先頭部分に記述の
スタートＩＤが多重記録される（処理５ー４）。
【００２１】また、上記記録操作モード状態において、
再び記録操作釦１２が押圧操作された場合にあっても、
上記スタートＩＤの記録が行われる。（判断５ー５）。
さらに、このテープレコーダにあっては、停止状態にあ
るストップモードからプレイ操作釦１１と記録操作釦１
２が押圧操作され記録操作モードが選択され、磁気テー
プ６の走行が開始されるとき（判断５ー６）、プログラ
ムの先頭部分に記述のスタートＩＤが多重記録される。
（処理５ー４）。
再び記録操作釦１２が押圧操作された場合にあっても、
上記スタートＩＤの記録が行われる。（判断５ー５）。
さらに、このテープレコーダにあっては、停止状態にあ
るストップモードからプレイ操作釦１１と記録操作釦１
２が押圧操作され記録操作モードが選択され、磁気テー
プ６の走行が開始されるとき（判断５ー６）、プログラ
ムの先頭部分に記述のスタートＩＤが多重記録される。
（処理５ー４）。
【００２２】なお、上述のようにして記録されたスター
トＩＤを用いた高速サーチは、プレイ操作釦１１、記録
操作釦１２等の各操作モード選択釦に加え、図１のキー
入力部１０にさらに設けられるテンキーによって選択さ
れる飛び越し曲数を入力し、早送り操作釦１４又は巻戻
し操作釦１５を押圧操作する。すると、２００倍速での
サーチが開始され、システムコントローラ１７がＰＣＭ
プロセス回路２０から得られるサブコード中のスタート
ＩＤビット“１”を計数し、現在の曲から飛び越し曲数
だけ飛んだ曲の頭で磁気テープ６を停止させて、所望の
曲のサーチを行う。
トＩＤを用いた高速サーチは、プレイ操作釦１１、記録
操作釦１２等の各操作モード選択釦に加え、図１のキー
入力部１０にさらに設けられるテンキーによって選択さ
れる飛び越し曲数を入力し、早送り操作釦１４又は巻戻
し操作釦１５を押圧操作する。すると、２００倍速での
サーチが開始され、システムコントローラ１７がＰＣＭ
プロセス回路２０から得られるサブコード中のスタート
ＩＤビット“１”を計数し、現在の曲から飛び越し曲数
だけ飛んだ曲の頭で磁気テープ６を停止させて、所望の
曲のサーチを行う。
【００２３】
【発明の効果】上述したように、本発明に係るディジタ
ル式記録再生装置は、記録データの記録動作及びサブコ
ード発生手段を制御する記録操作釦の操作により、記録
データの記録動作が設定された状態において、再度記録
操作釦が操作されることによってサブコード発生手段よ
りサブコードエリアへ記録するための頭出し信号を発生
するように構成してなるので、記録データの記録を行う
動作途中で、記録媒体の任意の場所に頭出し信号の記録
を行うことができる。従って、記録データの記録操作を
停止することなく、記録動作の途中で、所望する単位記
録信号毎に自在に頭出し信号の記録が可能となり、高速
サーチ時における所望の単位記録信号の検索を確実且つ
容易に行うことができる。
ル式記録再生装置は、記録データの記録動作及びサブコ
ード発生手段を制御する記録操作釦の操作により、記録
データの記録動作が設定された状態において、再度記録
操作釦が操作されることによってサブコード発生手段よ
りサブコードエリアへ記録するための頭出し信号を発生
するように構成してなるので、記録データの記録を行う
動作途中で、記録媒体の任意の場所に頭出し信号の記録
を行うことができる。従って、記録データの記録操作を
停止することなく、記録動作の途中で、所望する単位記
録信号毎に自在に頭出し信号の記録が可能となり、高速
サーチ時における所望の単位記録信号の検索を確実且つ
容易に行うことができる。
【００２４】さらに、本発明は、特別に頭出し信号記録
専用の操作釦を必要とせず、上記記録操作釦を頭出し信
号記録操作釦として兼用することができるので、テープ
レコーダに設けられる多数の操作釦の数を増加させるこ
となく従来の操作釦の配列を乱すこともないので、所望
の操作釦の選択を容易として操作性を害することがな
い。特に、記録操作釦は装置本体の操作を行い易い位置
に設けられてなるので、別体に頭出し信号記録操作釦を
設けたものに比し操作性の向上が図られる。
専用の操作釦を必要とせず、上記記録操作釦を頭出し信
号記録操作釦として兼用することができるので、テープ
レコーダに設けられる多数の操作釦の数を増加させるこ
となく従来の操作釦の配列を乱すこともないので、所望
の操作釦の選択を容易として操作性を害することがな
い。特に、記録操作釦は装置本体の操作を行い易い位置
に設けられてなるので、別体に頭出し信号記録操作釦を
設けたものに比し操作性の向上が図られる。
【００２５】さらにまた、頭出し信号記録専用の操作釦
を必要としないので、操作釦の取付けスペースを大きく
することもなくテープレコーダ自体の小型化を図ること
ができる。
を必要としないので、操作釦の取付けスペースを大きく
することもなくテープレコーダ自体の小型化を図ること
ができる。
【００２６】従って、本発明によれば、記録操作モード
中において記録操作釦を操作することにより容易に頭出
し信号を記録でき操作性の向上が図られるとともに、テ
ープレコーダ自体の小型化を一層可能となすことができ
る。
中において記録操作釦を操作することにより容易に頭出
し信号を記録でき操作性の向上が図られるとともに、テ
ープレコーダ自体の小型化を一層可能となすことができ
る。
【図１】本発明を適用した回転ヘッド式オーディオＰＣ
Ｍテープレコーダの要部ブロック図でありる。
Ｍテープレコーダの要部ブロック図でありる。
【図２】上記回転ヘッド式オーディオＰＣＭテープレコ
ーダの外観斜視図である。
ーダの外観斜視図である。
【図３】テープ上の記録フォーマット図である。
【図４】サブコードのデータフォーマット図である。
【図５】スタートＩＤの記録の処理ステップを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
１ テープレコーダ本体 ６ 磁気テープ ７ テープ案内ドラム １０ キー入力部 １１ プレイ操作釦 １２ 記録操作釦 １６ ポーズ操作釦 １７ システムコントローラ １７ａ サブコード発生器 １７ｂ サブコードコントローラ ＨA ，ＨB 回転磁気ヘッド
Claims (1)
- 【請求項１】 記録媒体上に記録データエリアとは別に
設けられたサブコードエリアに記録されるシステム運用
のデータを発生するためのサブコード発生手段を具備し
てなるディジタル式記録再生装置において、記録データ
の記録動作及び上記サブコード発生手段を制御する記録
操作釦が設けられ、 上記サブコード発生手段は、上記記
録操作釦の操作により記録データの記録動作が設定され
た状態において、再度上記記録操作釦が操作されること
によって上記サブコードエリアへ記録するための頭出し
信号を発生させることを特徴とするディジタル式記録再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233814A JPH0756712B2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ディジタル式記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233814A JPH0756712B2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ディジタル式記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056596A JPH056596A (ja) | 1993-01-14 |
| JPH0756712B2 true JPH0756712B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=16960999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3233814A Expired - Fee Related JPH0756712B2 (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | ディジタル式記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0756712B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60224140A (ja) * | 1984-04-21 | 1985-11-08 | Hitachi Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3233814A patent/JPH0756712B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60224140A (ja) * | 1984-04-21 | 1985-11-08 | Hitachi Ltd | ビデオテ−プレコ−ダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH056596A (ja) | 1993-01-14 |
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