JPH0756573Y2 - 引留クランプ - Google Patents

引留クランプ

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JPH0756573Y2
JPH0756573Y2 JP4457690U JP4457690U JPH0756573Y2 JP H0756573 Y2 JPH0756573 Y2 JP H0756573Y2 JP 4457690 U JP4457690 U JP 4457690U JP 4457690 U JP4457690 U JP 4457690U JP H0756573 Y2 JPH0756573 Y2 JP H0756573Y2
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JP
Japan
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jumper
socket
plug
electric wire
insertion hole
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JP4457690U
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JPH046221U (ja
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幸男 葛城
健 加藤
秀昭 菊地
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Chubu Electric Power Co Inc
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、引留クランプ、特に、ジャンパ電線が取り
付けられる引留クランプに関するものである。
[従来の技術] この種の従来の引留クランプの一例を示すと、第2図及
び第3図のとおりである。
図において、符号(1)はジャンパ電線取付用のジャン
パソケット(2)を取り付ける取付部いわゆる羽子板部
(1a)を一端に一体に備えているアルミクランプで、羽
子板部(1a)の取付側のアルミクランプ(1)には鋼ク
ランプ(3)が挿入されて圧縮クランプされており、他
端側には電線である本線(4)が挿入されて圧縮クラン
プされる。また、羽子板部(1a)とジャンパソケット
(2)の羽子板部(1a)への取付部(2a)とはボルト・
ナット(5)により、緊密に圧着されている。なお、符
号(6)は電線であるジャンパ電線である。また、本線
(4)が挿入されるアルミクランプ(1)の本線挿入穴
(1b)、及び、ジャンパソケット(2)のジャンパ電線
(6)が挿入されるジャンパ電線挿入穴(2b)は、いず
れも円滑な円筒状に形成されている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の引留クランプは、上記のように構成されているの
で、アルミクランプ(1)の取付部いわゆる羽子板部
(1a)とジャンパソケット(2)の取付部(2a)との接
触面には、雨水や塵埃等が付着侵入し、また、接触面間
の圧着はボルト・ナットの締付けによっているためにそ
の締付施行時の締付力のバラツキにより、あるいは経年
又は振動によって緩みを生ずることによって、上記雨水
や塵埃の侵入も一層著しく、その結果、上記接触部は腐
食、酸化が促進され、そのため接続部の電気抵抗も増大
すると共に電力ロスも大きくなり、しかも抵抗の増大に
よって過熱が発生するという問題点を有していた。更
に、このような現象は、上記取付部(2a)と羽子板部
(1a)との間に止まらず、電線とその挿入されて圧着ク
ランプされる電線挿入穴、すなわち、本線(4)やジャ
ンパ電線(6)と本線挿入穴(1b)又はジャンパ電線挿
入穴(2b)との間にも発生し、上記と同様の問題点を有
していた。従って、従来より上記のような問題点を解決
したいという課題を従来装置は有していた。
この考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、引留クランプの構成部材間や引留クランプと電線と
の接続部における雨水や塵埃等が侵入せず、従って、腐
食・酸化も促進されない引留クランプを得ることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] この考案の係る引留クランプは、その第1発明にあって
は、一端は本線が圧縮クランプされると共に他端に鋼ク
ランプが圧縮クランプされるスリーブと、上記スリーブ
の引留め側端部に嵌装固定されると共に所定角度で屈曲
しかつその端部にジャンパプラグが挿入取り付けられる
プラグ用穴を有しているジャンパソケットと、上記ジャ
ンパソケットのプラグ用穴に装着される内部に電気接続
部を有するソケットと、一端に上記ソケットの電気接続
部に接触する接触部を備えていると共に他端にジャンパ
電線が圧縮クランプされるジャンパ電線挿入穴を有して
いるジャンパプラグと、上記ジャンパプラグを上記ジャ
ンパソケットに固定するカップリングナットとを備えて
いるものであり、また、第2考案にあっては、電線が挿
入されて圧縮クランプされる電線挿入穴はその内面に凹
凸が形成されているものである。
[作用] この考案における引留クランプは、上記のように構成さ
れているので、第1考案にあっては、スリーブに固着さ
れているジャンパソケットのプラグ用穴にソケットを固
定した後、ソケットに取り付けられている電気接続部に
接触部が接触するようにジャンパプラグを挿入し、この
状態を保持するようにカップリングナットをジャンパソ
ケットの端部にねじ込んで固定する。
また、第2考案にあっては、従来と同様に、電線を圧縮
クランプする電線挿入穴に電線を挿入して圧縮クランプ
し、電線挿入穴に形成の凹凸部を電線に喰い込むように
圧縮クランプする。
[実施例] 以下、この考案をその一実施例を示す添付図面に基づい
て説明する。なお、符号(3)(4)(6)で示すもの
は従来装置において同一符号で示したものと同一又は同
等のものである。
第1図において、符号(11)はスリーブ例えばアルミス
リーブであり、その一端には鋼クランプ(3)が圧縮ク
ランプされ、また、他端側には電線例えば本線(4)が
挿入されて圧縮クランプされる電線挿入穴である本線挿
入穴(11a)があり、この本線挿入穴(11a)には、凹凸
例えばねじが形成されている。(12)はアルミスリーブ
(11)の引留め側に嵌装されて例えば溶接により固着さ
れているジャンパソケットであり、その端部は電線であ
るジャンパ電線(6)を取り付けるために所定の角度屈
曲されており、端部にはジャンパプラグ(13)を挿入し
て取り付けるためのプラグ用穴(12a)が設けられてい
る。このプラグ用穴(12a)には、内面に電気接続部(1
4)を備えているソケット(15)が、例えばねじ込みに
よって取り付けられており、また、入口近くには雨水等
の侵入を防ぐために、オイルシール(16)が設けられて
いる。更に、端部の外周には、カップリングナット(1
7)が螺合するねじ(12b)が形成されている。
次にジャンパプラグ(13)は、その一端がソケット(1
5)の電気接続部(14)に接触して電気をジャンパ電線
(6)に伝える接触部(13a)を備え、他端には電線で
あるジャンパ電線(6)を挿入して圧縮クランプする電
線挿入穴であるジャンパ電線挿入穴(13b)を備えてい
ると共に、このジャンパ電線挿入穴(13b)には、本線
挿入穴(11a)と同様に、凹凸例えばねじが形成されて
いる。更に中間部には、オイルシール(16)と接して雨
水等の侵入を防ぐ円筒部(13c)と、カップリングナッ
ト(17)が当接してジャンパプラグ(13)をジャンパソ
ケット(12)に固定するための段部(13d)が設けられ
ている。
また、カップリングナット(17)にはジャンパプラグ
(13)の段部(13d)に当接する鍔部(17a)が形成され
ている。
この考案は、上記のように構成されているので、取付け
に際しては、アルミスリーブ(11)にジャンパソケット
(12)を例えば溶接によって固着した後、アルミスリー
ブ(11)に鋼クランプ(3)と本線(4)とを圧縮クラ
ンプする。その際、本線挿入穴(11a)には例えばねじ
が形成されているので、圧縮クランプに際しては本線
(4)にアルミスリーブ(11)が喰い込んで、両者は緊
密に結合し、従って、電気的接続は良好となると共に雨
水、塵埃等の侵入もなく、その結果、腐食等も発生しな
い。
次いで、ジャンパプラグ(13)のジャンパ電線挿入穴
(13a)にジャンパ電線(6)を挿入し圧縮クランプす
るが、その際も、上記本線挿入穴(11a)と同様に、ジ
ャンパ電線(6)にジャンパプラグ(13)が喰い込ん
で、両者は緊密に結合し、上記と同様の効果を奏する。
なお、カップリングナット(17)は上記作業に先立っ
て、ジャンパプラグ(13)に嵌装される。
上記のように構成されたジャンパソケット(12)のプラ
グ用穴(12a)にソケット(15)を例えばねじ込んで固
定した後、オイルシール(16)を取り付け、次いで、ジ
ャンパプラグ(13)を挿入すると、ソケツト(15)に設
けられている電気接続部(14)とジャンパプラグ(13)
の接触部(13a)とが接触して導通状態になると共に、
オイルシール(16)と円筒部(13c)とが接触して水密
状態を形成する。
次いで、カップリングナット(17)をジャンパソケット
(12)にねじ込むことによって、ジャンパプラグ(13)
をジャンパソケット(12)に強固に固定する。この状態
において、電気接続部(14)と接触部(13a)との間は
水密が保たれて、雨水や塵埃の侵入もなく、また、電気
的接触の振動又は経年変化による変化も生ぜず、従っ
て、電気的結合の劣化も生じない。
なお、上記実施例中のソケット(15)の取付手段、電気
接続部(14)の形式及び接触部(13a)との接触様式、
オイルシール(16)の設置位置、並びに、カツプリング
ナット(17)によるジャンパプラグ(13)の固定等、更
に電線挿入部における凹凸の形状等は、上記実施例に限
定されるものではなく、いかなる手段、形状によっても
よい。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、第1発明にあって
は、一端に本線が圧縮クランプされると共に他端に鋼ク
ランプが圧縮クランプされるスリーブと、上記スリーブ
の引留め側端部に嵌装固定されると共に所定角度で屈曲
しかつその端部にジャンパプラグが挿入取り付けられる
プラグ用穴を有しているジャンパソケットと、上記ジャ
ンパソケツトのプラグ用穴に装着される内部に電気接続
部を有するソケットと、一端に上記ソケットの電気接続
部に接触する接触部を備えていると共に他端にジャンパ
電線が圧縮クランプされるジャンパ電線挿入穴を有して
いるジャンパプラグと、上記ジヤンパプラグを上記ジャ
ンパソケットに固定するカップリングナットとを備えて
いるので、電気的接続部に雨水や塵埃等が侵入すること
もなく、また、振動、経年等による接続部の変化もな
く、従つて、腐食、酸化も促進されることもなく、その
結果、電気抵抗の増大も、あるいはそのために生ずる過
熱も発生せず、また、第2発明にあっては、電線挿入穴
の内面に凹凸を形成しているので、電線へのスリーブ又
はジャンパプラグの喰い込みが強く、従って、結合は緊
密となって電気的接続も良好となり、かつ、雨水等の侵
入も防止できて、腐食、酸化の促進もなく、上記と同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部断面正面図、第2図
は従来の引留クランプの一部断面正面図、第3図は第2
図の右側面図である。 (3)…鋼クランプ、(4)…電線(本線)、(6)…
電線(ジャンパ電線)、(11)…スリーブ(アルミスリ
ーブ)、(11a)…電線挿入穴(本線挿入穴)、(12)
…ジャンパソケット、(12a)…プラグ用穴、(13)…
ジャンパプラグ、(13a)…接触部、(13b)…電線挿入
穴(ジャンパ電線挿入穴)、(14)…電気接続部、(1
5)…ソケット、(17)…カップリングナット。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に本線が圧縮クランプされると共に他
    端に鋼クランプが圧縮クランプされるスリーブと、上記
    スリーブの引留め側端部に嵌装固定されると共に所定角
    度で屈曲しかつその端部にジャンパプラグが挿入取り付
    けられるプラグ用穴を有しているジャンパソケットと、
    上記ジャンパソケットのプラグ用穴に装着される内部に
    電気接続部を有するソケットと、一端に上記ソケットの
    電気接続部に接触する接触部を備えていると共に他端に
    ジャンパ電線が圧縮クランプされるジャンパ電線挿入穴
    を有しているジャンパプラグと、上記ジャンパプラグを
    上記ジャンパソケットに固定するカツプリングナットと
    を備えていることを特徴とする引留クランプ。
  2. 【請求項2】電線が挿入されて圧縮クランプされる電線
    挿入穴はその内面に凹凸が形成されていることを特徴と
    する請求項(1)記載の引留クランプ。
JP4457690U 1990-04-27 1990-04-27 引留クランプ Expired - Lifetime JPH0756573Y2 (ja)

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JPH046221U JPH046221U (ja) 1992-01-21
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ID=31558002

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