JP2518591Y2 - 端末保護カバー - Google Patents
端末保護カバーInfo
- Publication number
- JP2518591Y2 JP2518591Y2 JP1992029824U JP2982492U JP2518591Y2 JP 2518591 Y2 JP2518591 Y2 JP 2518591Y2 JP 1992029824 U JP1992029824 U JP 1992029824U JP 2982492 U JP2982492 U JP 2982492U JP 2518591 Y2 JP2518591 Y2 JP 2518591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stress cone
- protective cover
- pusher
- cone pusher
- terminal protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、２２ＫＶクラスの電
力ケーブルの接続及び分岐などに使用される中間接続箱
の端末保護カバーに関するものである。
力ケーブルの接続及び分岐などに使用される中間接続箱
の端末保護カバーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、端末保護カバーは、保護カバー、
圧縮コイルバネ、ストレスコーン押し具及び締め付けボ
ルトの各部品から成り、現場においては、これらの部品
をマニュアルを見ながら組み立てていたので、組み立て
に時間がかかるという欠点があった。また、時には、部
品を装着し忘れるなどのトラブルが発生し、また最初か
ら組み立てなおさなければならないとう欠点があった。
圧縮コイルバネ、ストレスコーン押し具及び締め付けボ
ルトの各部品から成り、現場においては、これらの部品
をマニュアルを見ながら組み立てていたので、組み立て
に時間がかかるという欠点があった。また、時には、部
品を装着し忘れるなどのトラブルが発生し、また最初か
ら組み立てなおさなければならないとう欠点があった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この考案は従来の技術
で述べた欠点を解消するために、なされたもので、現場
における組み立て作業を省略できる端末保護カバーの提
供を目的とするものである。
で述べた欠点を解消するために、なされたもので、現場
における組み立て作業を省略できる端末保護カバーの提
供を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本願の端末保護カバー
は、先端にテーパを設け、中間部から終端部にかけて、
第一段差、第二段差及び第三段差を設けて成る筒状のス
トレスコーン押し具に、先端に締め付けボルトの挿通孔
を穿設したフランジを設け、終端部にかけて、第一段差
及び第二段差を設けて成る筒状の保護カバーを、この保
護カバーの第二段差が、前記ストレスコーン押し具の第
三段差の内側に位置するように、ストレスコーン押し具
に装着し、保護カバーの第一段差とストレスコーン押し
具の第一段差で形成される空間部に、圧縮コイルバネを
装着し、前記フランジの締め付けボルトの挿通孔に締め
付けボルトを装着して成ることを特徴とするものであ
る。
は、先端にテーパを設け、中間部から終端部にかけて、
第一段差、第二段差及び第三段差を設けて成る筒状のス
トレスコーン押し具に、先端に締め付けボルトの挿通孔
を穿設したフランジを設け、終端部にかけて、第一段差
及び第二段差を設けて成る筒状の保護カバーを、この保
護カバーの第二段差が、前記ストレスコーン押し具の第
三段差の内側に位置するように、ストレスコーン押し具
に装着し、保護カバーの第一段差とストレスコーン押し
具の第一段差で形成される空間部に、圧縮コイルバネを
装着し、前記フランジの締め付けボルトの挿通孔に締め
付けボルトを装着して成ることを特徴とするものであ
る。
【０００５】
【作用】使用前においては、圧縮コイルバネのバネ力に
よって、ストレスコーン押し具の第三段差が保護カバー
の第二段差に圧接し、保護カバーとストレスコーン押し
具との間にがたつきが生じるのを防止している。使用時
においては、前記フランジが締め付けられて、保護カバ
ーがストレスコーン押し具の第二段差の方向へ移動し、
圧縮コイルバネを圧縮し、それによって生じたバネ力で
ストレスコーン押し具を押し、ストレスコーンを押圧す
る。なお、保護カバーの第一段差がストレスコーン押し
具の第二段差に当接すると、ストレスコーンに所定の押
圧力がかかるようになっている。
よって、ストレスコーン押し具の第三段差が保護カバー
の第二段差に圧接し、保護カバーとストレスコーン押し
具との間にがたつきが生じるのを防止している。使用時
においては、前記フランジが締め付けられて、保護カバ
ーがストレスコーン押し具の第二段差の方向へ移動し、
圧縮コイルバネを圧縮し、それによって生じたバネ力で
ストレスコーン押し具を押し、ストレスコーンを押圧す
る。なお、保護カバーの第一段差がストレスコーン押し
具の第二段差に当接すると、ストレスコーンに所定の押
圧力がかかるようになっている。
【０００６】
【実施例】本考案の実施の一例を図面を参照しつつ説明
するに、図１に示すように、先端にテーパ１２を設け、
中間部から終端部にかけて、第一段差１３、第二段差１
４及び第三段差１５を設けて成る筒状のストレスコーン
押し具３に、先端に締め付けボルト４の挿通孔１６を穿
設したフランジ１７を設け、終端部にかけて、第一段差
１８及び第二段差１９を設けて成る筒状の保護カバー１
を、この保護カバーの第二段差１９が、前記ストレスコ
ーン押し具３の第三段差１５の内側に位置するように、
ストレスコーン押し具３に装着し、保護カバー１の第一
段差１８とストレスコーン押し具３の第一段差１３で形
成される空間部に、圧縮コイルバネ２を装着し、前記フ
ランジ１７の締め付けボルト４の挿通孔１６に締め付け
ボルト４を装着して構成されている。したがって、中間
接続箱（図示は省略）に、締め付けボルト４を締め付け
ると、保護カバー１が、図１において、左方向に移動
し、それによって圧縮コイルバネ２を左方向に圧縮し、
それにより生じたバネ力でストレスコーン押し具３を押
圧するようになっている。図２は本願の端末保護カバー
を電力ケーブル６に装着した一例を示したもので、７は
ケーブル絶縁体、８は導体、９はケーブル遮蔽層、１０
は熱収縮性絶縁ゴムチューブ、１１は接地線である。
するに、図１に示すように、先端にテーパ１２を設け、
中間部から終端部にかけて、第一段差１３、第二段差１
４及び第三段差１５を設けて成る筒状のストレスコーン
押し具３に、先端に締め付けボルト４の挿通孔１６を穿
設したフランジ１７を設け、終端部にかけて、第一段差
１８及び第二段差１９を設けて成る筒状の保護カバー１
を、この保護カバーの第二段差１９が、前記ストレスコ
ーン押し具３の第三段差１５の内側に位置するように、
ストレスコーン押し具３に装着し、保護カバー１の第一
段差１８とストレスコーン押し具３の第一段差１３で形
成される空間部に、圧縮コイルバネ２を装着し、前記フ
ランジ１７の締め付けボルト４の挿通孔１６に締め付け
ボルト４を装着して構成されている。したがって、中間
接続箱（図示は省略）に、締め付けボルト４を締め付け
ると、保護カバー１が、図１において、左方向に移動
し、それによって圧縮コイルバネ２を左方向に圧縮し、
それにより生じたバネ力でストレスコーン押し具３を押
圧するようになっている。図２は本願の端末保護カバー
を電力ケーブル６に装着した一例を示したもので、７は
ケーブル絶縁体、８は導体、９はケーブル遮蔽層、１０
は熱収縮性絶縁ゴムチューブ、１１は接地線である。
【０００７】
【効果】この考案は以上のように構成されているので、
現場での端末保護カバーの組立作業が一切不要になり、
作業時間の短縮は勿論のこと、組立に熟練を要せず、安
定した品質の接続・分岐部を提供できる。
現場での端末保護カバーの組立作業が一切不要になり、
作業時間の短縮は勿論のこと、組立に熟練を要せず、安
定した品質の接続・分岐部を提供できる。
【図１】本考案の実施の一例を示す一部切欠断面図
【図２】組立の状態を示す一部切欠断面図
１ 保護カバー ２ 圧縮コイルバネ ３ ストレスコーン押し具 ４ 締め付けボルト ５ ストレスコーン ６ 電力ケーブル ７ ケーブル絶縁体 ８ 導体 ９ ケーブル遮蔽層 １０ 熱収縮性絶縁ゴム
チューブ １１ 接地線 １２ テーパ １３ 第一段差 １４ 第二段差 １５ 第三段差 １６ 締め付けボルト
の挿通孔 １７ フランジ １８ 第一段差 １９ 第
二段差
チューブ １１ 接地線 １２ テーパ １３ 第一段差 １４ 第二段差 １５ 第三段差 １６ 締め付けボルト
の挿通孔 １７ フランジ １８ 第一段差 １９ 第
二段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安東 通隆 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本 電線式会社内 (72)考案者 生野 茂夫 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本 電線式会社内 (72)考案者 渡部 清範 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本 電線式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−6735（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−9418（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】図１に示すように、先端にテーパ（１２）
を設け、中間部から終端部にかけて、第一段差（１
３）、第二段差（１４）及び第三段差（１５）を設けて
成る筒状のストレスコーン押し具（３）に、先端に締め
付けボルト（４）の挿通孔（１６）を穿設したフランジ
（１７）を設け、終端部にかけて、第一段差（１８）及
び第二段差（１９）を設けて成る筒状の保護カバー
（１）を、この保護カバーの第二段差（１９）が、前記
ストレスコーン押し具（３）の第三段差（１５）の内側
に位置するように、ストレスコーン押し具（３）に装着
し、保護カバー（１）の第一段差（１８）とストレスコ
ーン押し具（３）の第一段差（１３）で形成される空間
部に、圧縮コイルバネ（２）を装着し、前記フランジ
（１７）の締め付けボルト（４）の挿通孔（１６）に締
め付けボルト（４）を装着して成ることを特徴とする端
末保護カバー
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029824U JP2518591Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端末保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992029824U JP2518591Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端末保護カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578141U JPH0578141U (ja) | 1993-10-22 |
| JP2518591Y2 true JP2518591Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=12286777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992029824U Expired - Lifetime JP2518591Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 端末保護カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2518591Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62100828A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-11 | Mitsubishi Electric Corp | アナログ入力処理方式 |
| JPH0699728B2 (ja) * | 1985-10-31 | 1994-12-07 | 東ソー株式会社 | 金属クロム圧延体の製造法 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP1992029824U patent/JP2518591Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0578141U (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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