JPH0756530B2 - 撮影レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents
撮影レンズ鏡筒およびカメラInfo
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- JPH0756530B2 JPH0756530B2 JP61073271A JP7327186A JPH0756530B2 JP H0756530 B2 JPH0756530 B2 JP H0756530B2 JP 61073271 A JP61073271 A JP 61073271A JP 7327186 A JP7327186 A JP 7327186A JP H0756530 B2 JPH0756530 B2 JP H0756530B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vignetting
- camera
- amount
- lens
- photographing lens
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/34—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane
- G02B7/346—Systems for automatic generation of focusing signals using different areas in a pupil plane using horizontal and vertical areas in the pupil plane, i.e. wide area autofocusing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はカメラ等の交換可能な撮影レンズに内蔵される
メモリ手段の内容に関する。
メモリ手段の内容に関する。
(発明の背景) 従来、TTLカメラの焦点検出装置として、撮影光学系の
瞳の異なる領域から到来する光束が生ずる複数の被写体
像の相対的偏位量から前記撮影光学系の焦点調節状態を
検出するいわゆる瞳分割方式の自動焦点検出装置が知ら
れている。
瞳の異なる領域から到来する光束が生ずる複数の被写体
像の相対的偏位量から前記撮影光学系の焦点調節状態を
検出するいわゆる瞳分割方式の自動焦点検出装置が知ら
れている。
例えば、特公昭57−49841号公報には、一次像面近傍に
配置されたレンズアレイとその直後に配置された受光素
子アレイとのペアアレイで構成されたこの種の自動焦点
検出装置が開示されている。
配置されたレンズアレイとその直後に配置された受光素
子アレイとのペアアレイで構成されたこの種の自動焦点
検出装置が開示されている。
また、特開昭54−104859号公報には、一次像面に配置さ
れたフイールドレンズと一次像面にできる像を二次像面
に再結像する二つの再結像レンズと二次像面上に配置さ
れた二つのイメージセンサアレイで構成されたこの種の
自動焦点検出装置が開示されている。
れたフイールドレンズと一次像面にできる像を二次像面
に再結像する二つの再結像レンズと二次像面上に配置さ
れた二つのイメージセンサアレイで構成されたこの種の
自動焦点検出装置が開示されている。
しかしながら、このような従来の瞳分割方式の自動焦点
検出装置にあつては、次に述べるような欠点を有してい
た。
検出装置にあつては、次に述べるような欠点を有してい
た。
すなわち、この種の自動焦点検出装置においては、焦点
検出側の光学系によって光軸上の所定の位置に直交する
平面上に所定のFナンバーの瞳を特定しているため、射
出瞳のFナンバーがこの所定のFナンバーより大きい
か、あるいは射出瞳のFナンバーがこの所定のFナンバ
ーと同じか小さくても、射出瞳位置が前記所定の位置と
異なる交換レンズを前記自動焦点検出装置を有するカメ
ラ本体に装着した場合には、その射出瞳により焦点検出
光束にケラレが生じる場合があり、そのケラレが焦点検
出光学系側の像面上で不均一となる場合には被写体像に
歪ができて、正確な焦点検出を行うことできなかつた。
検出側の光学系によって光軸上の所定の位置に直交する
平面上に所定のFナンバーの瞳を特定しているため、射
出瞳のFナンバーがこの所定のFナンバーより大きい
か、あるいは射出瞳のFナンバーがこの所定のFナンバ
ーと同じか小さくても、射出瞳位置が前記所定の位置と
異なる交換レンズを前記自動焦点検出装置を有するカメ
ラ本体に装着した場合には、その射出瞳により焦点検出
光束にケラレが生じる場合があり、そのケラレが焦点検
出光学系側の像面上で不均一となる場合には被写体像に
歪ができて、正確な焦点検出を行うことできなかつた。
この欠点を特公昭57−49841号公報に開示された従来例
をあげて第1図により詳しく説明する。
をあげて第1図により詳しく説明する。
第1図(A)は装置の模式的側面図であり、(B)は光
電変換素子の正面配置図である。
電変換素子の正面配置図である。
撮影レンズ11の後方にフイールドレンズ12が配置され、
フイールドレンズ12の後の焦点面近傍に複数の微小レン
ズ13、14、15…が配され、微小レンズ13、14、15…に対
応してそれらの後方に対をなした光電変換素子である受
光部(13a、13b)、(14a、14b)、(15a、15b)…が配
設されている。
フイールドレンズ12の後の焦点面近傍に複数の微小レン
ズ13、14、15…が配され、微小レンズ13、14、15…に対
応してそれらの後方に対をなした光電変換素子である受
光部(13a、13b)、(14a、14b)、(15a、15b)…が配
設されている。
受光部13a…は添字のa列とb列とが夫々イメージセン
サアレイをなしており、各微小レンズの後方の一対の光
電変換素子である受光部の位置と撮影レンズ11の射出瞳
位置とが各微小レンズに対して概略共役の位置にくるよ
うに各微小レンズの曲率を形成してある。また、フイー
ルドレンズ12は、第1図中、上端および下端に近い微小
レンズほど光路を強げく曲る必要があり、撮影レンズ11
の射出瞳位置が所定の位置16にあるときに各一対の光電
変換素子の受光面の像が射出瞳上で相互に完全に重なり
あつて存在するように、すなわち、受光部13a、14a、15
a…の像が撮影レンズ11の位置11aに光電変換素子13b、1
4b、15b…の像が位置11bにそれぞれ重なり合つて存在す
るように微小レンズの曲率が定められている(以後、各
光電変換素子の受光部のフイールドレンズ12、微小レン
ズ13等焦点検出光学系による像が互いに重なり合う位置
を設定瞳位置と呼ぶ)。
サアレイをなしており、各微小レンズの後方の一対の光
電変換素子である受光部の位置と撮影レンズ11の射出瞳
位置とが各微小レンズに対して概略共役の位置にくるよ
うに各微小レンズの曲率を形成してある。また、フイー
ルドレンズ12は、第1図中、上端および下端に近い微小
レンズほど光路を強げく曲る必要があり、撮影レンズ11
の射出瞳位置が所定の位置16にあるときに各一対の光電
変換素子の受光面の像が射出瞳上で相互に完全に重なり
あつて存在するように、すなわち、受光部13a、14a、15
a…の像が撮影レンズ11の位置11aに光電変換素子13b、1
4b、15b…の像が位置11bにそれぞれ重なり合つて存在す
るように微小レンズの曲率が定められている(以後、各
光電変換素子の受光部のフイールドレンズ12、微小レン
ズ13等焦点検出光学系による像が互いに重なり合う位置
を設定瞳位置と呼ぶ)。
この自動焦点検出装置では、焦点検出に用いられる光束
が撮影レンズの射出瞳によつてほとんどケラれることの
ない場合のみしか、すなわち、Fナンバーの小さい明る
い撮影レンズあるいは、Fナンバーが大きくても射出瞳
位置が前記設定位置に等しいためにケラレの影響が検出
素子上に一様に生ずるようなレンズに対してしか有効に
焦点検出を行うことができない。
が撮影レンズの射出瞳によつてほとんどケラれることの
ない場合のみしか、すなわち、Fナンバーの小さい明る
い撮影レンズあるいは、Fナンバーが大きくても射出瞳
位置が前記設定位置に等しいためにケラレの影響が検出
素子上に一様に生ずるようなレンズに対してしか有効に
焦点検出を行うことができない。
例えば、35mm一眼レフカメラの場合について考えてみる
と、撮影レンズたる交換レンズの射出瞳位置は焦点面か
ら50mm程度のものから400mmを越えるものまで千差万別
であり、そのFナンバーもF1、2程度からF11を越す暗
いものまで存在している。
と、撮影レンズたる交換レンズの射出瞳位置は焦点面か
ら50mm程度のものから400mmを越えるものまで千差万別
であり、そのFナンバーもF1、2程度からF11を越す暗
いものまで存在している。
もし、第1図に相当する自動焦点検出装置において、前
記設定瞳位置16を焦点面から100mm(以後、設定瞳位置
と焦点面との間隔をPOであらわす。したがつてこの場合
PO=100mm)の所に設計し、検出に使用する光束の広が
り、すなわち、受光部(13a、13b)、(14a、14b)、
(15a、15b)…の受光部の形状により限定される検出光
束の広がりをF4に設計するとするならば、F4より暗くか
つ射出瞳位置と焦点面との間隔(以後、これをPO′とあ
らわす。)が100mmでない交換レンズに関しては自動焦
点検出装置の検出精度は著しく低下することになる。
記設定瞳位置16を焦点面から100mm(以後、設定瞳位置
と焦点面との間隔をPOであらわす。したがつてこの場合
PO=100mm)の所に設計し、検出に使用する光束の広が
り、すなわち、受光部(13a、13b)、(14a、14b)、
(15a、15b)…の受光部の形状により限定される検出光
束の広がりをF4に設計するとするならば、F4より暗くか
つ射出瞳位置と焦点面との間隔(以後、これをPO′とあ
らわす。)が100mmでない交換レンズに関しては自動焦
点検出装置の検出精度は著しく低下することになる。
このことは第2図により説明しよう、第2図は各種撮影
レンズによるケラレの様子と程度とを対照して示した説
明図であり、上記設計値について検出光束をF4、設定瞳
位置をPO=100mmとしたときに、撮影レンズの明るさがF
6でPO′=100mm、50mm、∞のものについて示してある。
レンズによるケラレの様子と程度とを対照して示した説
明図であり、上記設計値について検出光束をF4、設定瞳
位置をPO=100mmとしたときに、撮影レンズの明るさがF
6でPO′=100mm、50mm、∞のものについて示してある。
第2図(A)はPO′=100mmの場合であり、それぞれF4
の広がりの光束を受ける各光電変換素子の受光部(15
a、15b)、(14a、14b)…には撮影レンズのF6の瞳を通
過してきた光束がそれぞれ受光部(15a、15b)、(14
a、14b)…の対に対して偏ることなく等しく割り当てら
れる。従つて被写体が一様輝度の場合には、第2図
(D)に示すように、各受光部15a…の出力15a1、15b
1、14a1…は一様となる。つまり、この場合にはケラレ
が存在しているにもかかわらず検出精度の低下は生じな
い。すなわち、光電変換素子対の列により2像のズレを
検出することが可能である。
の広がりの光束を受ける各光電変換素子の受光部(15
a、15b)、(14a、14b)…には撮影レンズのF6の瞳を通
過してきた光束がそれぞれ受光部(15a、15b)、(14
a、14b)…の対に対して偏ることなく等しく割り当てら
れる。従つて被写体が一様輝度の場合には、第2図
(D)に示すように、各受光部15a…の出力15a1、15b
1、14a1…は一様となる。つまり、この場合にはケラレ
が存在しているにもかかわらず検出精度の低下は生じな
い。すなわち、光電変換素子対の列により2像のズレを
検出することが可能である。
第2図(B)はPO′=50mmの場合で、前記をように撮影
レンズのF6の瞳を通過してきた光束が各受光部15a…の
場所ごとに異なつた比率で分配されている。よつて、こ
のときの各受光部15a…の出力は第2図(E)に示すよ
うに、出力15a1…の如くに本来均一であるべき出力が著
しく異なつたものになつている。
レンズのF6の瞳を通過してきた光束が各受光部15a…の
場所ごとに異なつた比率で分配されている。よつて、こ
のときの各受光部15a…の出力は第2図(E)に示すよ
うに、出力15a1…の如くに本来均一であるべき出力が著
しく異なつたものになつている。
ここで、両端の微小レンズ13および微小レンズ15の位置
が中心の微小レンズ14からそれぞれ+2.5mm、−2.5mmの
位置にある場合について第2図(E)のケラレの程度δ
を求めてみると、平均を1としておよそδ=0.3と非常
に大きい値になる。すなわち、対をなす光電変換素子の
光電出力が、一様輝度の被写体にもかかわらずケラレに
よつて大きく異なつた出力となつてしまい、このような
状況の下においては光電変換素子の対により2像のズレ
を検出することは非常に困難となる。
が中心の微小レンズ14からそれぞれ+2.5mm、−2.5mmの
位置にある場合について第2図(E)のケラレの程度δ
を求めてみると、平均を1としておよそδ=0.3と非常
に大きい値になる。すなわち、対をなす光電変換素子の
光電出力が、一様輝度の被写体にもかかわらずケラレに
よつて大きく異なつた出力となつてしまい、このような
状況の下においては光電変換素子の対により2像のズレ
を検出することは非常に困難となる。
第2図(C)はPO′=∞の場合であり、この場合のケラ
レは、第2図(B)、(E)の場合とは全く逆になる。
すなわち、一様の輝度の被写体に対する光電出力は第2
図(F)のようになり、ケラレの程度δは±2.5mmの位
置でδ0.3程度になる。すなわち、第2図(B)の場
合と同様に光電変換素子の対の列の光電出力が一様輝度
の被写体にもかかわらずケラレによつて大きく異なつた
出力となり、2像のズレを検出する事は非常に困難とな
る。
レは、第2図(B)、(E)の場合とは全く逆になる。
すなわち、一様の輝度の被写体に対する光電出力は第2
図(F)のようになり、ケラレの程度δは±2.5mmの位
置でδ0.3程度になる。すなわち、第2図(B)の場
合と同様に光電変換素子の対の列の光電出力が一様輝度
の被写体にもかかわらずケラレによつて大きく異なつた
出力となり、2像のズレを検出する事は非常に困難とな
る。
上記欠点を解決するために、本出願人は特開昭60−8651
7号公報においてイメージセンサから出力される一対の
出力により焦点検出光学系によつて形成される像のケラ
レ状態を検出してその状態に応じた信号を出力するケラ
レ状態検出手段を備えた焦点検出装置を提案している。
7号公報においてイメージセンサから出力される一対の
出力により焦点検出光学系によつて形成される像のケラ
レ状態を検出してその状態に応じた信号を出力するケラ
レ状態検出手段を備えた焦点検出装置を提案している。
この方式ではケラレ状態をイメージセンサ出力から直接
求めているので、被写体が一様照度に近いなど特殊な条
件を満たす被写体に対しては高い精度でケラレ状態を検
出できる。しかしながら被写体が複雑な輝度分布を持つ
場合にはイメージセンサ出力のパターンも複雑であり、
しかも一対のイメージ出力に関する像位置はデフオーカ
ス量によつて異なるので、いろいろ工夫しても常に正確
なケラレの程度が検出できるわけではないという欠点を
有していた。
求めているので、被写体が一様照度に近いなど特殊な条
件を満たす被写体に対しては高い精度でケラレ状態を検
出できる。しかしながら被写体が複雑な輝度分布を持つ
場合にはイメージセンサ出力のパターンも複雑であり、
しかも一対のイメージ出力に関する像位置はデフオーカ
ス量によつて異なるので、いろいろ工夫しても常に正確
なケラレの程度が検出できるわけではないという欠点を
有していた。
(発明の目的) 本発明の第一の目的は、交換可能な撮影レンズに前記撮
影レンズがボディに装着された場合の、フィルム面から
前記撮影レンズの射出瞳位置までの距離に関する量と、
撮影レンズの開放F値とをカメラボディ内に読み込み、
これらに基づいて、前記撮影レンズを透過した光を計測
する光電変換手段に入射する光束のケラレに関する量を
算出し、その量に基づいて処理のアルゴリズムを変更す
ることで焦点検出や測光の精度の向上をはかることであ
る。
影レンズがボディに装着された場合の、フィルム面から
前記撮影レンズの射出瞳位置までの距離に関する量と、
撮影レンズの開放F値とをカメラボディ内に読み込み、
これらに基づいて、前記撮影レンズを透過した光を計測
する光電変換手段に入射する光束のケラレに関する量を
算出し、その量に基づいて処理のアルゴリズムを変更す
ることで焦点検出や測光の精度の向上をはかることであ
る。
また、第二の目的は、前記ケラレに関する量を使い勝手
のよい形で記憶している撮影レンズを提供することであ
る。
のよい形で記憶している撮影レンズを提供することであ
る。
(実施例) 本発明では射出瞳位置に関する情報を交換可能な撮影レ
ンズに内蔵されるメモリ手段に記憶し、必要に応じてボ
ディ側でこの情報を読み出し、ケラレ量を推定する事で
被写体によらず正確なケラレ量が把握でき、焦点検出精
度を高めることができる。
ンズに内蔵されるメモリ手段に記憶し、必要に応じてボ
ディ側でこの情報を読み出し、ケラレ量を推定する事で
被写体によらず正確なケラレ量が把握でき、焦点検出精
度を高めることができる。
まず射出瞳位置とケラレの関係を説明する。第3図は第
1図と同等のものである。フィルム面と共役な位置の近
傍にある所定検出面100の軸上点14から±hの像高の範
囲点(13〜点15の範囲)の画像を処理して焦点検出を行
うものと考える。点13、14、15は第1図における微小レ
ンズ13、14、15の位置にほぼ対応している、又瞳分割光
学系が一対の再結像レンズから成る特開昭58−78101号
公報記載のような再結像光学系の時には、フイルム面共
役位置近傍に置かれたフイールドレンズ位置が第3図10
0の位置に相当し、その上での像検出範囲が点13〜点15
の範囲に対応する事になる。
1図と同等のものである。フィルム面と共役な位置の近
傍にある所定検出面100の軸上点14から±hの像高の範
囲点(13〜点15の範囲)の画像を処理して焦点検出を行
うものと考える。点13、14、15は第1図における微小レ
ンズ13、14、15の位置にほぼ対応している、又瞳分割光
学系が一対の再結像レンズから成る特開昭58−78101号
公報記載のような再結像光学系の時には、フイルム面共
役位置近傍に置かれたフイールドレンズ位置が第3図10
0の位置に相当し、その上での像検出範囲が点13〜点15
の範囲に対応する事になる。
所定検出面上の位置によらず検出瞳(検出に用いる瞳)
が光軸に垂直な面内で重なる点が第3図の点11aである
がこの点は第1図の点11aと同じであり、前述の設定瞳
位置101は撮影レンズの光軸に垂直でかつ点11aを通る平
面として決定される。この設定瞳位置と所定検出面との
きよりをBとする。又撮影レンズの射出瞳位置102と所
定検出面100との距離をPOとする。第3図で11a、14、11
bのなす角αは焦点検出に用いる光束の開き角であり、
この大きさは第1図のレンズレツトアレイ型焦点検出光
学系においては受光素子13a、13b…、15a、15bの大きさ
で決定され、又前述の再結像光学系の場合には再結像光
学系の瞳の大きさで決定される。
が光軸に垂直な面内で重なる点が第3図の点11aである
がこの点は第1図の点11aと同じであり、前述の設定瞳
位置101は撮影レンズの光軸に垂直でかつ点11aを通る平
面として決定される。この設定瞳位置と所定検出面との
きよりをBとする。又撮影レンズの射出瞳位置102と所
定検出面100との距離をPOとする。第3図で11a、14、11
bのなす角αは焦点検出に用いる光束の開き角であり、
この大きさは第1図のレンズレツトアレイ型焦点検出光
学系においては受光素子13a、13b…、15a、15bの大きさ
で決定され、又前述の再結像光学系の場合には再結像光
学系の瞳の大きさで決定される。
この焦点検出光束の開き角αに対応するF値をFAFとす
ると である(αはラジアン単位)。
ると である(αはラジアン単位)。
撮影レンズの射出瞳位置が設定瞳位置に等しい時にはF
値がFAFより値の小さい明るいレンズではケラレが生じ
ない、しかし射出瞳位置と設定瞳位置が異なる時にはF
AFより幾分値の小さい開放F値の撮影レンズでも第3図
に示すごとく像高hの点13ではケラレが生じ始める。こ
の場合ケラレが生じ始める限界のF値を で表わすと一般に次の関係が成立つ。
値がFAFより値の小さい明るいレンズではケラレが生じ
ない、しかし射出瞳位置と設定瞳位置が異なる時にはF
AFより幾分値の小さい開放F値の撮影レンズでも第3図
に示すごとく像高hの点13ではケラレが生じ始める。こ
の場合ケラレが生じ始める限界のF値を で表わすと一般に次の関係が成立つ。
ここで| |は絶対値を示す。この式は像高hが大きい
程又撮影レンズの射出瞳位置が設定瞳位置から離れてい
る程ケラレの生じ始める限界のF値が小さくなり、より
明るいレンズしか使えなくなる事を意味している。
程又撮影レンズの射出瞳位置が設定瞳位置から離れてい
る程ケラレの生じ始める限界のF値が小さくなり、より
明るいレンズしか使えなくなる事を意味している。
又ケラレ量を反映するパラメータVigとしては次のよう
な量を使うことができる。撮影レンズの開放F値をFoと
して、 ここでVigのうちhに依存しない項は像高の位置に依存
しないケラレ量を示し、hに依存する項が第2図で示し
た左右非対称型のX印型のケラレの大きさを反映してい
る。ケラレの影響が焦点検出誤差に及ぼす影響の大きさ
は検出のアルゴリズムにより異なる。従つて、ケラレの
パラメータとしては式をそのまま使つても良いが、h
に比例する項だけを使うようにしてもよい。
な量を使うことができる。撮影レンズの開放F値をFoと
して、 ここでVigのうちhに依存しない項は像高の位置に依存
しないケラレ量を示し、hに依存する項が第2図で示し
た左右非対称型のX印型のケラレの大きさを反映してい
る。ケラレの影響が焦点検出誤差に及ぼす影響の大きさ
は検出のアルゴリズムにより異なる。従つて、ケラレの
パラメータとしては式をそのまま使つても良いが、h
に比例する項だけを使うようにしてもよい。
以上のように撮影レンズの射出瞳位置と開放F値からケ
ラレの有無とその大きさを知る事が可能である。この場
合上述の式の展開でも明らかなごとく射出瞳位置はその
逆数の形で現われるので、撮影レンズデータとしては逆
数の形1/POの値として記録しておく方が割算の手間が省
けて好ましい。
ラレの有無とその大きさを知る事が可能である。この場
合上述の式の展開でも明らかなごとく射出瞳位置はその
逆数の形で現われるので、撮影レンズデータとしては逆
数の形1/POの値として記録しておく方が割算の手間が省
けて好ましい。
又テレコン等が装置された場合に、マスターレンズとテ
レコンの合成の瞳位置を求める場合にも1/POの形の方が
演算式が容易となる利点がある。
レコンの合成の瞳位置を求める場合にも1/POの形の方が
演算式が容易となる利点がある。
又焦点検出以外の例えば測光等の場合の検出光束に関す
る撮影レンズ射出瞳位置によるケラレの影響について
も、やはり逆数形式の方が適合する。即ち同じ25mmの差
でもPO=400mmと425mmとではケラレの影響が測光・即距
等に及ぼす影響には大差がないが、PO=25mmと50mmの時
のそれには大差がある。これは開口部を見込む角度
(β)が1/POに比例しておりケラレの大きさもほぼβに
依存している為であり、従つて射出瞳位置情報も1/POの
形式で記憶する事が好ましい。
る撮影レンズ射出瞳位置によるケラレの影響について
も、やはり逆数形式の方が適合する。即ち同じ25mmの差
でもPO=400mmと425mmとではケラレの影響が測光・即距
等に及ぼす影響には大差がないが、PO=25mmと50mmの時
のそれには大差がある。これは開口部を見込む角度
(β)が1/POに比例しておりケラレの大きさもほぼβに
依存している為であり、従つて射出瞳位置情報も1/POの
形式で記憶する事が好ましい。
次にケラレ量を酸出するための実際の流れを第4図、第
5図により説明する。第5図のステツプ(5−1)で第
4図の撮影レンズ400に内蔵されたメモリ手段401及び40
2からそれぞれ射出瞳位置情報及び開放F値情報がボデ
ィ側のケラレ量にモニタ手段415に読み取られる。ケラ
レモニタ手段415は読みとられた射出瞳位置情報とボデ
イ内に含まれる焦点検出装置の設定瞳位置情報413及び
検出光束の開き角に対応するF値情報FAF414を用いて、
例えば式によりケラレ発生の限界F値であるFlimを算
出する。次いでケラレモニタ手段はステップ(5−3)
で前に読み取つた撮影レンズの開放F値FoとFlimを比較
し、Flim≧Foであればケラレが発生しないのでケラレの
パラメータVigを0とする。又Flim<Foであればケラレ
が発生し得る事になり、ステツプ(5−4)でFoとFAF
の大小を比較する。そしてFo≦FAFであればケラレパラ
メータを例えばのii)式で算出し、FAF<Foであれば
のiii)式でケラレパラメータVigを算出する。
5図により説明する。第5図のステツプ(5−1)で第
4図の撮影レンズ400に内蔵されたメモリ手段401及び40
2からそれぞれ射出瞳位置情報及び開放F値情報がボデ
ィ側のケラレ量にモニタ手段415に読み取られる。ケラ
レモニタ手段415は読みとられた射出瞳位置情報とボデ
イ内に含まれる焦点検出装置の設定瞳位置情報413及び
検出光束の開き角に対応するF値情報FAF414を用いて、
例えば式によりケラレ発生の限界F値であるFlimを算
出する。次いでケラレモニタ手段はステップ(5−3)
で前に読み取つた撮影レンズの開放F値FoとFlimを比較
し、Flim≧Foであればケラレが発生しないのでケラレの
パラメータVigを0とする。又Flim<Foであればケラレ
が発生し得る事になり、ステツプ(5−4)でFoとFAF
の大小を比較する。そしてFo≦FAFであればケラレパラ
メータを例えばのii)式で算出し、FAF<Foであれば
のiii)式でケラレパラメータVigを算出する。
ケラレモニタ手段415はこのようにして算出されたケラ
レ量の大きさを反映したパラメータVigをアルゴリズム
処理部412に伝える(ステツプ(5−8))。アルゴリ
ズム処理部は焦点検出光学ブロツク411から送られた一
対の画像データを処理して像ずれ量を算出し、像ずれ量
からデフオーカス量を算出してステツプ(5−9)で駆
動表示手段416に伝達する。ここにおいて一対の画像デ
ータからデフオーカス量を処理する際の処理のアルゴリ
ズムをケラレパラメータVigによつて変更する事にな
る。
レ量の大きさを反映したパラメータVigをアルゴリズム
処理部412に伝える(ステツプ(5−8))。アルゴリ
ズム処理部は焦点検出光学ブロツク411から送られた一
対の画像データを処理して像ずれ量を算出し、像ずれ量
からデフオーカス量を算出してステツプ(5−9)で駆
動表示手段416に伝達する。ここにおいて一対の画像デ
ータからデフオーカス量を処理する際の処理のアルゴリ
ズムをケラレパラメータVigによつて変更する事にな
る。
ケラレに応じてどのような処理が可能であるかについて
は例えば特開昭60−86517に記してあるが次に少し例を
あげる。
は例えば特開昭60−86517に記してあるが次に少し例を
あげる。
処理のアルゴリズムを切り換える方法の1つとしてはフ
イルターを切り換えるというやり方がある。即ちケラレ
は被写体像に対して非常に低次の空間周波数成分を混入
したような効果をもたらすので、ケラレの生じた時には
DC成分を除去したフイルターを用いて画像処理をしてか
ら像ずれ検出を行うのが良い。この事は本出願人による
特開昭58−80607号公報等に開示されている。
イルターを切り換えるというやり方がある。即ちケラレ
は被写体像に対して非常に低次の空間周波数成分を混入
したような効果をもたらすので、ケラレの生じた時には
DC成分を除去したフイルターを用いて画像処理をしてか
ら像ずれ検出を行うのが良い。この事は本出願人による
特開昭58−80607号公報等に開示されている。
さらには同一のフイルターを用いた場合でもケラレ量V
igの大きさによつて結果を有効と判定する為のシキイ値
を変えるのが好ましい。即ち被写体の情報量が大きけれ
ば多少のケラレが生じても正しい結果が得られるのに対
して、被写体の情報量が小さければ、ケラレが生じた時
には大きな誤差を含む焦点検出結果を与えてしまう。そ
こでVigの大きさに対応して所定のシキイ値を設け、被
写体の情報量がこれより大きい時に焦点検出結果を有効
とするのがよい。なおこの様な被写体の情報量としては
例えば特開昭60−37513のパラメータEを用いる事がで
きるが、これ以外でも被写体の情報量を反映した量であ
れば何でもよく鮮明度のようなものでもよい。鮮明度を
求める方法もいろいろあるが例えば隣接差分の絶対値の
和を求める方法はもつともよく使われる。
igの大きさによつて結果を有効と判定する為のシキイ値
を変えるのが好ましい。即ち被写体の情報量が大きけれ
ば多少のケラレが生じても正しい結果が得られるのに対
して、被写体の情報量が小さければ、ケラレが生じた時
には大きな誤差を含む焦点検出結果を与えてしまう。そ
こでVigの大きさに対応して所定のシキイ値を設け、被
写体の情報量がこれより大きい時に焦点検出結果を有効
とするのがよい。なおこの様な被写体の情報量としては
例えば特開昭60−37513のパラメータEを用いる事がで
きるが、これ以外でも被写体の情報量を反映した量であ
れば何でもよく鮮明度のようなものでもよい。鮮明度を
求める方法もいろいろあるが例えば隣接差分の絶対値の
和を求める方法はもつともよく使われる。
レンズに記憶する射出瞳位置の情報は逆数を形が好まし
い事を述べたが、実際は8bitデータで記憶する事が適当
なので値の範囲としては0〜255までである。ほとんど
の撮影レンズの射出瞳位置はPO=40mm〜400mm程度の範
囲にばらついており、具体的な射出瞳位置情報の表現形
としてはα/POの形にしαの値を400〜10000の範囲の適
当な値とするのが良い。マクロレンズのように繰出量の
大きいレンズでは繰出量で射出瞳位置が大きく変わるの
で、繰出量をゾーンに分けて、ゾーンごとに最適な射出
瞳位置を入れ、公知のエンコーダで選択するようにする
のが良い。
い事を述べたが、実際は8bitデータで記憶する事が適当
なので値の範囲としては0〜255までである。ほとんど
の撮影レンズの射出瞳位置はPO=40mm〜400mm程度の範
囲にばらついており、具体的な射出瞳位置情報の表現形
としてはα/POの形にしαの値を400〜10000の範囲の適
当な値とするのが良い。マクロレンズのように繰出量の
大きいレンズでは繰出量で射出瞳位置が大きく変わるの
で、繰出量をゾーンに分けて、ゾーンごとに最適な射出
瞳位置を入れ、公知のエンコーダで選択するようにする
のが良い。
以上で撮影レンズに射出瞳位置データを記憶する事の有
効性及びその形式に関する説明は終りであるが、ケラレ
量をモニタして処理のアルゴリズムを切り換える具体的
内容について以下に少し詳細に説明を補足する。又焦点
検出装置を内蔵するカメラボデイは上述のような射出瞳
位置情報を記憶した新レンズのみでなく、この様なレン
ズデータを持たない従来レンズも装着可能な場合が考え
られ、その場合には従来レンズに対する処理も行う必要
があるので、その場合も含めて以下に第2の実施例とし
て説明を行う。
効性及びその形式に関する説明は終りであるが、ケラレ
量をモニタして処理のアルゴリズムを切り換える具体的
内容について以下に少し詳細に説明を補足する。又焦点
検出装置を内蔵するカメラボデイは上述のような射出瞳
位置情報を記憶した新レンズのみでなく、この様なレン
ズデータを持たない従来レンズも装着可能な場合が考え
られ、その場合には従来レンズに対する処理も行う必要
があるので、その場合も含めて以下に第2の実施例とし
て説明を行う。
従来のレンズ即ちレンズデータが内蔵されていない交換
レンズを本発明の焦点検出装置が組込まれたカメラボデ
イに装着する場合には、レンズデータの有無を識別する
フラグ(以下レンズデータフラグと呼ぶ)を設け、アル
ゴリズム処理に反映させる。
レンズを本発明の焦点検出装置が組込まれたカメラボデ
イに装着する場合には、レンズデータの有無を識別する
フラグ(以下レンズデータフラグと呼ぶ)を設け、アル
ゴリズム処理に反映させる。
第6図でフローを簡単に説明する。ステツプ(6−1)
はイニシヤライズであり、具体的には後述するレンズデ
ータフラグをリセツトする。ステツプ(6−2)は装着
された交換レンズが射出瞳位置情報及び開放F値情報を
有しているかどうかを判定し、有している場合にはステ
ツプ(6−3)でレンズデータフラグを1にセツトす
る。以下ステツプ(5−1)以下は第5図と同一なので
説明を省略する。
はイニシヤライズであり、具体的には後述するレンズデ
ータフラグをリセツトする。ステツプ(6−2)は装着
された交換レンズが射出瞳位置情報及び開放F値情報を
有しているかどうかを判定し、有している場合にはステ
ツプ(6−3)でレンズデータフラグを1にセツトす
る。以下ステツプ(5−1)以下は第5図と同一なので
説明を省略する。
続いてケラレ量によつて処理のアルゴリズムを切り換え
る例を第7図により説明する。ステツプ(7−1)で前
記一対のイメージセンサからの画像出力をメモリする。
次いでステツプ(7−2)ではメモリされた画像出力に
フイルタ処理が行われる。ここでは前記一対のイメージ
センサの出力から像ずれ検出に不適当な高周波成分を抑
圧する為に所定サンプルピツチに対するナイキスト周波
数以上の周波数成分をカツトするナイキストカツトフイ
ルタを施した後、概所定サンプルピツチのデータをメモ
リAに格納する。もう一方ではDC成分を除去するDCカツ
トフイルタを施した後、メモリBに画像データを格納す
る。尚これらフイルタの周波数特性に関しては第8図
(A)がナイキストカツトフイルタの(B)がDCカツト
フイルタの特性を示す。次いでステツプ(7−3)でレ
ンズデータ(射出瞳位置、開放F値)の有無が判断され
る。レンズデータが存在し従つてレンズデータフラグ=
1のとき、ステツプ(7−4)に進みケラレの有無が判
定されて、ケラレが無い(Vig=0)の時はステツプ
(7−5)でメモリAのデータに対して一対の画像出力
の像ずれ量を算出するために公知の相関演算及び情報量
算出演算をする(特開昭60−37513号公報)。次いでス
テツプ(7−6)でメモリBのDC成分を除去したデータ
に対しても像ずれ量を算出するための前記公知の演算を
行う。ここでステツプ(7−4)でケラレ有(Vig≠
0)の場合及びステツプ(7−3)でレンズデータフラ
グ≠1の場合には直接ステツプ(7−6)が実行され
る。ステツプ(7−7)と(7−8)は射出瞳位置のデ
ータが無い撮影レンズが装着されている時に、イメージ
センサ出力からおよそのケラレ量を求めるためのループ
であり、特開昭60−86517号公報の方法が使えるがさら
に有効な方法を後述する。次いでステツプ(7−9)で
ケラレの有無及びケラレ量に応じて、即ちVigの値に応
じて合焦判定のシキイ値を設定する。ステツプ(7−1
0)ではこのようにして設定されたシキイ値と、ステツ
プ(7−5)及び(7−6)で算出された情報量の大き
さを比較し、情報量が該シキイ値を上まわる時に演算さ
れた像ずれ量が適正なものと判定して、この像ずれ量か
ら公知の方法でデフオーカス量を算出する。最後にステ
ツプ(7−11)で算出されたデフオーカス量にもとずき
表示駆動が行われる。以上のようにしてケラレ量Vigに
よつてフイルタ切換、シキイ値変更が行われるので、ケ
ラレの生じた場合でも正確な焦点検出が可能である。
る例を第7図により説明する。ステツプ(7−1)で前
記一対のイメージセンサからの画像出力をメモリする。
次いでステツプ(7−2)ではメモリされた画像出力に
フイルタ処理が行われる。ここでは前記一対のイメージ
センサの出力から像ずれ検出に不適当な高周波成分を抑
圧する為に所定サンプルピツチに対するナイキスト周波
数以上の周波数成分をカツトするナイキストカツトフイ
ルタを施した後、概所定サンプルピツチのデータをメモ
リAに格納する。もう一方ではDC成分を除去するDCカツ
トフイルタを施した後、メモリBに画像データを格納す
る。尚これらフイルタの周波数特性に関しては第8図
(A)がナイキストカツトフイルタの(B)がDCカツト
フイルタの特性を示す。次いでステツプ(7−3)でレ
ンズデータ(射出瞳位置、開放F値)の有無が判断され
る。レンズデータが存在し従つてレンズデータフラグ=
1のとき、ステツプ(7−4)に進みケラレの有無が判
定されて、ケラレが無い(Vig=0)の時はステツプ
(7−5)でメモリAのデータに対して一対の画像出力
の像ずれ量を算出するために公知の相関演算及び情報量
算出演算をする(特開昭60−37513号公報)。次いでス
テツプ(7−6)でメモリBのDC成分を除去したデータ
に対しても像ずれ量を算出するための前記公知の演算を
行う。ここでステツプ(7−4)でケラレ有(Vig≠
0)の場合及びステツプ(7−3)でレンズデータフラ
グ≠1の場合には直接ステツプ(7−6)が実行され
る。ステツプ(7−7)と(7−8)は射出瞳位置のデ
ータが無い撮影レンズが装着されている時に、イメージ
センサ出力からおよそのケラレ量を求めるためのループ
であり、特開昭60−86517号公報の方法が使えるがさら
に有効な方法を後述する。次いでステツプ(7−9)で
ケラレの有無及びケラレ量に応じて、即ちVigの値に応
じて合焦判定のシキイ値を設定する。ステツプ(7−1
0)ではこのようにして設定されたシキイ値と、ステツ
プ(7−5)及び(7−6)で算出された情報量の大き
さを比較し、情報量が該シキイ値を上まわる時に演算さ
れた像ずれ量が適正なものと判定して、この像ずれ量か
ら公知の方法でデフオーカス量を算出する。最後にステ
ツプ(7−11)で算出されたデフオーカス量にもとずき
表示駆動が行われる。以上のようにしてケラレ量Vigに
よつてフイルタ切換、シキイ値変更が行われるので、ケ
ラレの生じた場合でも正確な焦点検出が可能である。
前述したステツプ(7−7)、(7−8)を具体的に説
明する。1対のイメージセンサーからの出力より、ケラ
レ量(Vig)を検出する方法について第9図を参照し説
明する。説明を分かり易くする為に、ここではカメラボ
ディに装着されている交換レンズが合焦状態にあるもの
とする。
明する。1対のイメージセンサーからの出力より、ケラ
レ量(Vig)を検出する方法について第9図を参照し説
明する。説明を分かり易くする為に、ここではカメラボ
ディに装着されている交換レンズが合焦状態にあるもの
とする。
同図中(A)は、前記メモリーAに格納されている1対
のデータ列A(a1、a2、a3、…ai、…;b1、b2、b3、
…、bi…)から、下式(1)式の相関演算処理を施した
時の相関値C(L)をシフト数Lをパラメータにプロツ
トしたものである。
のデータ列A(a1、a2、a3、…ai、…;b1、b2、b3、
…、bi…)から、下式(1)式の相関演算処理を施した
時の相関値C(L)をシフト数Lをパラメータにプロツ
トしたものである。
ケラレが無い状態では、本来的に合焦状態での1対のイ
メージパターンは、全く同一となるので、シフト数L=
Oで、相関値C(O)は最小となる。最大相関を与える
相関値C(L)をCminとするとCmin=C(O)0であ
る。
メージパターンは、全く同一となるので、シフト数L=
Oで、相関値C(O)は最小となる。最大相関を与える
相関値C(L)をCminとするとCmin=C(O)0であ
る。
しかしながらケラレが発生すると同図中(A)の如く最
大相関Cminを与えるシフト数Lは必ずしもL=Oではな
く、ケラレ状態が大きくなるほど、概ねOから大きくは
ずれてしまう。このことは、ケラレにより焦点検出が正
確に行われなくなる事を意味している。
大相関Cminを与えるシフト数Lは必ずしもL=Oではな
く、ケラレ状態が大きくなるほど、概ねOから大きくは
ずれてしまう。このことは、ケラレにより焦点検出が正
確に行われなくなる事を意味している。
同図中(B)は、前記メモリーBに格納されている1対
のデータ列B(a1′、a2′、a3′、…、ai′;b1′、
b2′、b3′…、bi′、…)から、(1)式の相関演算処
理を施したものでありDCカツトフイルタリングにより、
非常に低次の周波数成分であるケラレパターンが除去さ
れているので、最大相関量Cminを与えるシフト数Lは、
ほぼLOとなり、焦点検出が正確に行われている様子
を表わしている。さて、ここでは、ケラレ量(Vig)を
与えるものとして、同図(A)中のC(O)を用いる。
即ち、合焦状態でのDC成分がカツトされていないデータ
列Aより算出された相関値C(合焦点)が、ケラレのみ
による相互のパターンの不合致度を反映しているからで
ある。
のデータ列B(a1′、a2′、a3′、…、ai′;b1′、
b2′、b3′…、bi′、…)から、(1)式の相関演算処
理を施したものでありDCカツトフイルタリングにより、
非常に低次の周波数成分であるケラレパターンが除去さ
れているので、最大相関量Cminを与えるシフト数Lは、
ほぼLOとなり、焦点検出が正確に行われている様子
を表わしている。さて、ここでは、ケラレ量(Vig)を
与えるものとして、同図(A)中のC(O)を用いる。
即ち、合焦状態でのDC成分がカツトされていないデータ
列Aより算出された相関値C(合焦点)が、ケラレのみ
による相互のパターンの不合致度を反映しているからで
ある。
DC成分が除去されていないデータ列Aからは、正確に合
焦点が分からない。一方、DCカツトされたデータ列Bを
利用して検出される焦点位置は、ほぼ正確であり、ま
ず、後者のデータ列Bより合焦点を求めた後、DCカツト
されていないデータ列Aを利用してその相関値C(合焦
点)を算出する事で、前述したレンズデータが不明の場
合であつても大略のケラレ量(Vig)を推定する事が可
能である。尚、交換レンズが非合焦状態であつても、同
様の処理によりケラレ量(Vig)が推定できる。即ち、
合焦を与えるシフト数L合焦をデータ列Bを利用して算
出した後、データ列Aにより、相関値C(L合焦)を算
出すればよい。前述のステツプ(7−8)では、以上の
様にDCカツトされたデータ列Bを利用し、焦点検出を行
つた後そこで算出された合焦位置を与えるシフト数L合
焦に対し、DC成分がカツトされていないデータ列Aより を検出するものである。
焦点が分からない。一方、DCカツトされたデータ列Bを
利用して検出される焦点位置は、ほぼ正確であり、ま
ず、後者のデータ列Bより合焦点を求めた後、DCカツト
されていないデータ列Aを利用してその相関値C(合焦
点)を算出する事で、前述したレンズデータが不明の場
合であつても大略のケラレ量(Vig)を推定する事が可
能である。尚、交換レンズが非合焦状態であつても、同
様の処理によりケラレ量(Vig)が推定できる。即ち、
合焦を与えるシフト数L合焦をデータ列Bを利用して算
出した後、データ列Aにより、相関値C(L合焦)を算
出すればよい。前述のステツプ(7−8)では、以上の
様にDCカツトされたデータ列Bを利用し、焦点検出を行
つた後そこで算出された合焦位置を与えるシフト数L合
焦に対し、DC成分がカツトされていないデータ列Aより を検出するものである。
尚、Vig=k・C(L合焦)となる様、係数kを設定す
る事で、レンズデータから算出されるケラレ量(Vig)
とほぼ等価に取り扱えるので、アルゴリズム処理も容易
である。
る事で、レンズデータから算出されるケラレ量(Vig)
とほぼ等価に取り扱えるので、アルゴリズム処理も容易
である。
(発明の効果) 以上のように本発明の撮影レンズ鏡筒は、撮影レンズが
ボディに装着された場合のフィルムから撮影レンズの射
出瞳位置までの距離に関する量を、その量の逆数に所定
値を乗じた形で記憶しているため、次のような効果を奏
する。
ボディに装着された場合のフィルムから撮影レンズの射
出瞳位置までの距離に関する量を、その量の逆数に所定
値を乗じた形で記憶しているため、次のような効果を奏
する。
上記フィルム面から撮影レンズの射出瞳位置までの距
離に関する量からケラレに関する量を算出する際の関係
式に直接代入できる。
離に関する量からケラレに関する量を算出する際の関係
式に直接代入できる。
テレコン等が装着された場合にマスターレンズとテレ
コンの合成の瞳位置を求める演算が容易である。
コンの合成の瞳位置を求める演算が容易である。
例えば測光等、焦点検出以外の場合の検出光束に関す
る撮影レンズ射出瞳位置によるケラレの影響が考慮し易
い。
る撮影レンズ射出瞳位置によるケラレの影響が考慮し易
い。
また、カメラボディ側で上記撮影レンズの射出瞳位置ま
での距離に関する量と、撮影レンズの開放F値とを読み
込み、これらに基づいて撮影レンズを透過した光を計測
する光電変換手段に入射する光束のケラレに関する量を
算出し、その量に基づいて処理のアルゴリズムを変更す
るので、焦点検出や測光の精度を向上することができ
る。
での距離に関する量と、撮影レンズの開放F値とを読み
込み、これらに基づいて撮影レンズを透過した光を計測
する光電変換手段に入射する光束のケラレに関する量を
算出し、その量に基づいて処理のアルゴリズムを変更す
るので、焦点検出や測光の精度を向上することができ
る。
第1図は従来の焦点検出光学系の断面図、 第2図はケラレの状態を示す図、 第3図は第1図と同等の光路図、 第4図は交換可能な撮影レンズをカメラボデイに装置し
た時のブロツク図であり本発明の構成を示す、 第5図、第6図、第7図はケラレ処理のフローチャー
ト、 第8図はフイルタ特性を示す図、 第9図は像ずらしに伴なう相関量の変化をプロツトした
図である。 (主要部分の符号の説明) 11、400;撮影レンズ 401,402;メモリ手段 411……焦点検出光学ブロツク 412……アルゴリズム処理部 415……ケラレ量モニター手段
た時のブロツク図であり本発明の構成を示す、 第5図、第6図、第7図はケラレ処理のフローチャー
ト、 第8図はフイルタ特性を示す図、 第9図は像ずらしに伴なう相関量の変化をプロツトした
図である。 (主要部分の符号の説明) 11、400;撮影レンズ 401,402;メモリ手段 411……焦点検出光学ブロツク 412……アルゴリズム処理部 415……ケラレ量モニター手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36 8411−2K G02B 7/11 N
Claims (7)
- 【請求項1】撮影レンズに関連する情報を記憶する記憶
手段を有し、カメラ等に使用される交換可能な撮影レン
ズ鏡筒において、 前記記憶手段は、前記撮影レンズが前記カメラ等のボデ
ィに装着された場合のフィルム面から前記撮影レンズの
射出瞳位置までの距離に関する量を該量の逆数に所定値
を乗じた値として記憶していることを特徴とする撮影レ
ンズ鏡筒。 - 【請求項2】交換可能な撮影レンズとカメラボディによ
り構成され、前記撮影レンズを透過した光を計測する光
電変換手段を有するカメラにおいて、 前記撮影レンズは、開放F値と該撮影レンズの射出瞳位
置までの距離に関する量とを記憶する記憶手段を有し、 前記カメラボディは、前記記憶手段の記憶内容を利用し
て前記光電変換手段に届く光のケラレに関する量を算出
するケラレ情報算出手段を有することを特徴とするカメ
ラ。 - 【請求項3】カメラは、さらに光電変換手段が検出して
いる領域の撮影レンズ光軸からの像高に関する量を加味
して、像高領域のケラレ情報を算出する算出手段を有す
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカメ
ラ。 - 【請求項4】カメラは、さらに光電変換手段に入射する
光束の広がりに関する量を加味して、ケラレ情報を算出
する算出手段を有することを特徴とする特許請求の範囲
第2項記載のカメラ。 - 【請求項5】光電変換手段の出力を用いて所定のアルゴ
リズム処理により焦点検出情報を出力する出力手段を有
し、ケラレ情報に基づいてアルゴリズムを変更すること
を特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカメラ。 - 【請求項6】アルゴリズムの変更は、フィルター処理の
変更により行われることを特徴とする特許請求の範囲第
5項記載のカメラ。 - 【請求項7】アルゴリズムの変更は、焦点検出が可能か
否かを判断するシキイ値の変更により行われることを特
徴とする特許請求の範囲第5項記載のカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073271A JPH0756530B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 撮影レンズ鏡筒およびカメラ |
US07/030,990 US4816663A (en) | 1986-03-31 | 1987-03-27 | Camera system with vignetting calculation and memory means |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073271A JPH0756530B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 撮影レンズ鏡筒およびカメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62229213A JPS62229213A (ja) | 1987-10-08 |
JPH0756530B2 true JPH0756530B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=13513326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61073271A Expired - Lifetime JPH0756530B2 (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 撮影レンズ鏡筒およびカメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4816663A (ja) |
JP (1) | JPH0756530B2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5523553A (en) * | 1983-10-19 | 1996-06-04 | Nikon Corporation | Camera with focus detecting device for removing vignetting effects |
JP2780172B2 (ja) * | 1987-05-19 | 1998-07-30 | ミノルタ株式会社 | 交換レンズ群 |
US4977424A (en) * | 1987-10-14 | 1990-12-11 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Light measuring device for camera |
JP2526933B2 (ja) * | 1987-10-23 | 1996-08-21 | 株式会社ニコン | カメラ |
US5003336A (en) * | 1988-02-29 | 1991-03-26 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera system |
US5214464A (en) * | 1988-02-29 | 1993-05-25 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera system |
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