JP4585662B2 - カメラシステム及びカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の焦点検出領域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点状態に関する情報を検出する焦点検出手段を有するカメラシステム及びカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図18は、従来のレンズ交換可能なカメラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図である。
【0003】
同図において、1はレンズ本体であり、内部には、一つまたは複数のレンズ群から構成され、 その全てもしくは一部を移動させることで焦点距離を変化させることが可能である撮像光学系2,該撮像光学系2の焦点距離、即ちズーム状態を検出するためのレンズ状態検出手段37、前記撮像光学系2を構成するレンズの全てもしくは一部を移動させて焦点状態を調整するための駆動手段3,ROMのような記憶手段4、および、それらを制御するためのレンズ制御手段5を含んでいる。
【0004】
ここで、前記レンズ状態検出手段37は公知の方法、 例えば撮像光学系2の焦点距離を変化させる為に回転または移動する鏡筒に設けられたエンコーダ用の電極とそれに接する検出用の電極等を用いることにより、撮像光学系2の焦点距離(ズーム状態)を変化させる為に移動するレンズの移動状態または移動状態を特徴づける量を検出している。
【0005】
6はカメラ本体であり、 内部には、主ミラー7,物体像が形成されている焦点板8,像反転用のペンタプリズム9,接眼レンズ10を有し、 これらによりファインダ系を構成している。さらに、サブミラー11,焦点検出手段12,演算手段13,カメラ制御手段14,撮像面に配置される撮像媒体としてのフイルムを含んでいる。16は前記レンズ本体1およびカメラ本体6に具備された接点であり、 互いに装着された状態では該接点16を介して各種情報の通信や電源の供給が行われる。
【0006】
図19は、複数の焦点検出領域(以下、焦点検出点とも記す)を有する前記焦点検出手段12の主要部分の構成を示す斜視図である。
【0007】
同図において、116は視野マスクであり、中央に十字型の開口部116−1、両側の周辺部に縦長の開口部116−2,116−3を有している。117はフィールドレンズであり、 視野マスク116の3つの開口116−1,116−2,116−3に対応して、3つの部分117−1,117−2,117−3から成っている。118は絞りであり、中央部には上下左右に一対ずつ計4つの開口118−1a,118−1b,118−1c,118−1dを有する開口部118−1が、また左右の周辺部には一対の118−2a,118−2b,118−3a,118−3bを有する2つの開口部118−2,118−3が、それぞれ設けられている。前記フィールドレンズ117の各領域117−1,117−2,117−3はそれぞれこれらの開口部118−1,118−2,118−3を図1に示した撮像光学系2の射出瞳付近に結像する作用を有している。
【0008】
119は、4対計8つのレンズ119−1a,119−1b,119−1c,119−1d,119−2a,119−2b,119−3a,119−3bから成る2次結像系を一体化した光学部材であり、 絞り118の各開口に対してその後方に配置されている。120は、4対計8つのセンサ列120−1a,120−1b,120−1c,120−1d,120−2a,120−2b,120−3a,120−3bから成る光電変換素子であり、各2次結像系のレンズに対応してその像を受光するように配置されている。
【0009】
図20は、前記光電変換素子120上に形成される被写体像の状態を示した図である。
【0010】
同図において、121−1a,121−1b,121−1c,121−1dは、視野マスク116の中央の開口部116−1及びフィールドレンズ117の中央部117−1を透過した光束が絞りの開口118−1a,118−1b,118−1c,118−1dで規制された後、その後方の2次結像系119のレンズ119−1a,119−1b,119−1c,119−1dによって光電変換素子120上に形成される像領域をそれぞれ表している。また、121−2a,121−2bは、視野マスク116の周辺の開口部116−3及びフィールドレンズ117 の周辺部117−3を透過した光束が絞り118の開口118−3a,118−3bによって規制された後、 その後方の2次結像系の119のレンズ119−3a,119−3bによって光電変換素子120上に形成される像領域を示している。
【0011】
図19に示す焦点検出手段12の焦点検出原理は一般に位相差検出方式と呼ばれているもので、 撮像光学系2の結像点が予定焦点面の前側、即ち撮像光学系2側にある場合には一対のセンサ列上に形成される被写体像に関する光量分布が互いに近づいた状態となり、 逆に撮像光学系2の結像点が予定焦点面の後側、 即ち撮像光学系2と反対側にある場合には一対のセンサ列上に形成される被写体像に関する光量分布が互いに離れた状態となる。
【0012】
しかも、一対のセンサ列上に形成される被写体像に関する光量分布のずれ量は撮像光学系2のデフォーカス量、即ち焦点はずれ量とある関数関係にあるのでそのずれ量を適当な演算手段で算出すると、 撮像光学系2の焦点はずれの方向と量を検出することができる。しかし、これらの焦点検出手段を一眼レフカメラのような撮影レンズが交換可能なカメラに用いる場合、焦点検出手段から直接得られる焦点はずれ量に関する焦点状態検出信号に基づいてレンズの制御を行うと、適正な焦点状態を得られないことがある。
【0013】
その主な理由としては、 観察または撮影される像を形成する撮像光学系の光束と焦点検出手段が取り込む光束が一般に異なることがあげられる。また、 位相差検出方式の焦点検出手段においては、本来縦(光軸)方向の収差量によって決定されるべき焦点位置あるいは焦点はずれ量を横方向の収差に関連した像のずれに変換して求めているため、 撮像光学系に収差がある場合には、 収差補正の状態によってその両者に差が生じることが考えられる。
【0014】
こうした問題を解決するために、各撮像レンズ毎に固有の補正値Cを用いて、例えば焦点はずれ量を表す焦点検出信号Dを
C =D−C …………(1)
により補正するための補正手段を設け、 得られた補正焦点検出信号に基づいて撮像光学系の全体もしくは一部を駆動手段3により駆動し、最良結像位置をフイルム面と一致させるようにレンズを制御する。ここで、最良結像位置は軸上での空間周波数30本/mmに対するMTFのピーク位置としている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
図21は、従来のレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系を示す構成図であり、その殆どのものが銀塩の一眼レフカメラのボディを流用したものであり、図18は図21とほぼ同様の構成になっている。但し、デジタル一眼レフカメラの場合には、撮像面15にフィルムの代わりにCCDなどの撮像素子が用いられており、さらに、該撮像素子でのサンプリングによって発生するモアレを防ぐために撮像光学系と撮像素子の間にローパスフィルタなどの光学部材40が配置されている。
【0016】
このようなレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラにおける焦点検出動作は、前述したような焦点検出動作と全く同じものになっている。しかし、このような焦点検出動作をデジタル一眼レフカメラにおいて行った場合、焦点検出手段へ導かれる光束は前記ローパスフィルタなどの光学部材40や、撮像素子のカバーガラスなどの光学部材を通過しないため、撮像素子へ導かれる前記光学部材や撮像素子のカバーガラスを通過した光束とは異なる。その結果、焦点検出装置により検出される最良結像位置と撮像面側での最良結像位置にずれが生じる。
【0017】
図22はこれを説明する為の図であり、光軸上への結像状態を示したものであり、同図において、141は撮像光学系であり、142はローパスフィルタなどの光学部材を示している。
【0018】
前記光学部材142が配置されていない場合には、前述したような焦点検出手段による焦点検出及びそれによる補正によって最良結像位置144が撮像面143と一致するようにレンズが制御される。ところが、ローパスフィルタなどの光学部材142が撮像光学系141と撮像素子との間に配置されることで、撮像面143へ結像するはずであった光線は該光学部材142の入射面および出射面において屈折するため、最良結像位置が144から145へと変化してしまう。しかし、従来の銀塩一眼レフカメラのボディを流用したデジタル一眼レフカメラシステムでは焦点検出動作においては光学部材142が配置されることによって起こる最良結像位置の変化を検出および補正することはできず、焦点検出手段によって検出した最良結像位置の情報を基にレンズを制御した場合には、撮像面側で撮像面と最良結像位置が一致しないということが生じてしまう。
【0019】
上記従来技術の問題点として、光軸上へ結像する光束の最良結像位置の変化に伴う焦点検出の誤りについて記したが、光軸外へ結像する光束の焦点検出を行う際にも全く同様の問題が生じるものである。
【0020】
(発明の目的)
本発明の目的は、複数の焦点検出領域それぞれにおいて適正な焦点状態を得ることのできるカメラシステム及びカメラを提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラシステムは、レンズとカメラを備えるカメラシステムにおいて、前記レンズは撮像光学系を有し、前記カメラは、撮像手段と、複数の焦点検出領域において前記撮像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記撮像光学系からの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段にそれぞれ入射する光束へ分割する光束分割手段と、前記光束分割手段と前記撮像手段の間に配置される光学部材と、前記光学部材に応じた結像位置の補正データを前記撮像光学系の射出瞳位置およびF値ごとに記憶している記憶手段と、前記補正データを用いて前記焦点検出手段の焦点状態検出信号を補正する演算手段を有することを特徴としている。
【0022】
本発明のカメラは、撮像手段と、複数の焦点検出領域において撮像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記撮像光学系からの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段にそれぞれ入射する光束へ分割する光束分割手段と、前記光束分割手段と前記撮像手段の間に配置される光学部材と、該光学部材に応じた結像位置の補正データを前記撮像光学系の射出瞳位置およびF値ごとに記憶している記憶手段と、前記補正データを用いて前記複数の焦点検出領域の焦点状態検出信号を補正する演算手段とを有することを特徴としている。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0026】
図1は本発明の実施の一形態に係るレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図である。
【0027】
同図において、1は対物レンズとしての撮像光学系を有するレンズ本体であり、 内部には、一つまたは複数のレンズ群から構成され、その全てもしくは一部を移動させることで焦点距離を変化させることが可能である撮像光学系2,該撮像光学系2の焦点距離、即ちズーム状態を検出するためのレンズ状態検出手段37,前記撮像光学系2を構成するレンズの全てもしくは一部を移動させて焦点状態を調整する為の駆動手段3,ROMのような記憶手段4、および、それらを制御するためのレンズ制御手段5を含んでいる。
【0028】
ここで、前記レンズ状態検出手段37は、公知の方法、例えば撮像光学系2の焦点距離を変化させる為に回転または移動する鏡筒に設けられたエンコーダ用の電極とそれに接する検出用の電極等を用いることにより、前記撮像光学系2の焦点距離(ズーム状態)を変化させる際に移動するレンズの移動状態または移動状態を特徴付ける量を検出している。
【0029】
6はカメラ本体であり、内部には、主ミラー7,物体像が形成されている焦点板8,像反転用のペンタプリズム9,接眼レンズ10を有し、これらによりファインダ系を構成している。さらに、サブミラー11,焦点検出手段12,カメラ制御手段14を含んでいる。16はレンズ本体1およびカメラ本体6に具備された接点であり、互いに装着された状態では該接点16を介して各種情報の通信や電源の供給が行われる。15はCCDなどの撮像素子が配置される撮像面、40は撮像素子でのサンプリングによって発生するモアレを防ぐ為に、撮像光学系2と前記撮像素子の間に配置されるローパスフィルタなどの光学部材である。41は前記光学部材40によって生じる最良結像位置の変化を補正するための補正データを記憶する為の記憶手段である。
【0030】
図2は、図1に示した焦点検出手段12の主要部分の構成を説明する為の図である。
【0031】
同図において、17は撮像光学系の光軸、18は図1の撮像面15と等価な撮像面、19は撮像光学系2の光軸17上に配置された図1の主ミラー7と等価な半透過性の主ミラー、20は同様に撮像光学系2の光軸17上に斜めに配置され、図1のサブミラーレンズ11の機能を有する第1の反射鏡、21は前記第1の反射鏡20による撮像面18に共役な近軸的結像面、22は第2の反射鏡、23は赤外カットフィルタである。24は絞りであり、2つの開口24−1,24−2を有している。25は2次結像系であり、絞り24の2つの開口24−1,24−2に対応して配置された2つのレンズ25−1,25−2を有している。36は第3の反射鏡である。26は光電変換素子(センサ)であって、2つのエリアセンサ26−1,26−2を有している。
【0032】
ここで、前記第1の反射鏡20は曲率を有し、絞り24の2つの開口24−1,24−2を撮影光学系2の射出瞳付近に投影する収束性のパワー(屈折力)を持っている。また。前記第1の反射鏡20は必要な領域のみが光を反射するようにアルミニウムや銀等の金属膜が蒸着されていて、焦点検出を行う範囲を制限する視野マスクの働きを兼ねている。他の第2,第3の反射鏡22,36においても、光電変換素子26上に入射する迷光を減少させるため、必要最低限の領域のみが蒸着されている。各反射鏡の反射面として機能しない領域に光吸収性の塗料等を塗布するのが良い。
【0033】
図3は、図2に示した絞り24の平面図である。
【0034】
絞り24は、横長の2つの開口24−1,24−2を開口幅の狭い方向に並べた構成となっている。図中、点線で示されているのは、絞り24の開口24−1,24−2に対応してその後方に配置されている2次結像系25の各光学系25−1,25−2である。
【0035】
図4は、図2に示した光電変換素子26の平面図である。
【0036】
図4で示した2つのエリアセンサ26−1,26−2は、この図に示すように2次元的に画素を配列したエリアセンサを2つ並べたものである。
【0037】
以上の構成要素を有する焦点検出系において、図2に示すように、撮像光学系2からの光束27−1,27−2は、主ミラー19のハーフミラー面を透過後、第1の反射鏡20によりほぼ主ミラー19の傾きに沿った方向に反射され、第2の反射鏡22によって再び方向を変えられた後、赤外カットフィルタ23を介して絞り24の2つの開口24−1,24−2を経て、2次結像系25の各光学系25−1,25−2により集光され、第3の反射鏡36を介して光電変換素子26のエリアセンサ26−1,26−2上にそれぞれ到達する。
【0038】
図2中の光束27−1,27−2は撮像面18に配置される不図示の撮像素子の中央に結像する光束を示したものではあるが、他の位置に結像する光束についても同様の経路を経て、光電変換素子26に達し、全体として、撮像素子上の所定の2次元領域に対応する被写体像に関する2つの光量の分布が光電変換素子26の各エリアセンサ26−1,26−2上に形成される。
【0039】
図1における焦点検出手段12は、上記のようして得られた2つの被写体像に関する光量分布に対して、周知の焦点検出方法と同様の検出原理に基づき、被写体像の分離方向、即ち図4に示す2つのエリアセンサ26−1,26−2の上下方向の相対的位置関係を、エリアセンサ26−1,26−2の各位置で算出することで撮像光学系2の焦点状態を検出し、その結果を焦点はずれ量Dとして出力する。
【0040】
しかしながら前述したように、直接得られる焦点はずれ量に関する焦点状態検出信号に基づいてレンズの制御を行うと、 適正な焦点状態を得られないことがある。そこで、各レンズ本体1(撮像レンズ)毎に固有の補正値をレンズ側記憶手段4に記憶させ、これを用いて最良結像位置と撮像面を一致させる為の補正を行う。さらに、前述した通り、デジタルカメラにおいては撮像素子におけるサンプリングによって発生するモアレを防ぐため、撮像素子と撮像光学系の間にローパスフィルタなどの光学部材40が配置されており、上記焦点検出手段12ではこの光学部材40によって生じる最良結像位置の変化を補正することができないため、適正な焦点検出状態を得られなくなる。
【0041】
そこで、この実施の形態では、カメラ側に上記光学部材40によって生じる最良結像位置の変化を補正するための補正データを記憶する為の記憶手段41を設け、該記憶手段41の補正データを用いて複数の焦点検出点それぞれにおいて最良結像位置の変化を補正し、この補正信号に基づいて撮像光学系2を駆動し、適正な焦点状態が得られるようにする。
【0042】
ここで、前記記憶手段41に記憶させる補正データについて説明するために、ローパスフィルタなどの光学部材40によって生じる最良結像位置の変化について説明する。
【0043】
図5は光軸上へ結像する光束に含まれる光線を示す図であり、81は光学部材であるところのローパスフィルタ、82は撮像面である。
【0044】
光軸上へ結像する光線は、ローパスフィルタ81が配置されていない場合には、焦点検出手段で検出された最良結像位置とレンズ本体側に記憶されている最良結像位置の補正データをもとに撮像光学系2を駆動し、最良結像位置を撮像面と一致させることによって点線で表した光路を通りA地点へ到達する。しかし、ローパスフィルタ81が撮像面82の前に配置されることで、該ローパスフィルタ81への入射および出射面において屈折が起こり、光線は実線で表された光路を通り、B地点へ到達する。このようにして、ローパスフィルタ81などの光学部材によって結像する光線に変化が生じるのであるが、この変化量は次のような式で表される。
【0045】
x=d{1−(Ncos θ/(N2 −2sin2(θ/2))} ……(2)
なお、xは焦点検出装置およびレンズの補正データによって検出された最良結像位置からの変化量、dは光学部材の厚み、Nは光学部材の屈折率、θは光線の光学部材への入射角である。この式より、用いられる光学部材が決まっている場合には変化量xは光線の光学部材への入射角によって決まることがわかる。
【0046】
ここで、光学部材へ入射する光束に含まれる光線の入射角度はF値が小さいほど大きく、F値が大きいものほど小さくなることから、光軸上の焦点検出点における最良結像位置はF値によって変化することがわかり、最良結像位置の変化を補正するためにはF値毎の補正データを有し、それを用いて補正を行えば良いことがわかる。
【0047】
次に、光軸上以外の焦点検出点における光学部材によって生じる最良結像位置の変化について説明する。
【0048】
図6は光軸以外の焦点検出点へ結像する光束を示す図である。まずはじめに、この光束の主光線について考える。
【0049】
主光線94は射出瞳位置91で光軸と交わり、ローパスフィルタ92の入射面および出射面において屈折し、B´へ到達する。ここで、光学部材であるローパスフィルタ92が配置されていない場合の主光線の到達点A´からの光軸方向の変化量は前記光軸上へ結像する光線の変化量と同様に、式(2)で表すことができる。そのため、この主光線の変化量は光線のローパスフィルタ92への入射角度に依存することがわかる。さらに、この主光線のローパスフィルタ92への入射角度θは次のような式で表される。
【0050】
tan θ=a/z …………(3)
ここで、aは光軸外焦点検出点の光軸からの距離であり、zは撮像面から射出瞳までの距離を表している。光軸外焦点検出点の光軸からの距離は、焦点検出点の配置によって決定されるものであるため、主光線のローパスフィルタ92への入射角度θは撮像光学系の射出瞳の位置により決定されることになる。よって、主光線のずれ量は射出瞳の位置に依存することがわかる。
【0051】
さらに、光軸外焦点検出点へ結像する光束の主光線以外の光線のずれ量については前述したものと同様に、ローパスフィルタへの光線の入射角度によって決まるものであるが、これらの光線のローパスフィルタへの入射角度は主光線のローパスフィルタへの入射角度とF値によって決まる。
【0052】
以上のようなことから、光軸外焦点検出点へ結像する光束の最良結像位置の変化は、射出瞳の位置とF値によって決定するため、光軸外焦点検出点における最良結像位置の変化を補正するために、射出瞳位置とF値毎の補正データをもちいれば良いことがわかる。
【0053】
ここで、本発明の実施の形態における補正データの例を以下に示す。
【0054】
図7(a)は、図8のような光学系を用いた場合の焦点位置の補正データテーブルである。図7(a)のデータテーブルは、図9のような焦点検出点を有する焦点検出手段において、100aのように焦点検出面の中心部に位置し、光軸に結像する光束の最良結像位置を検出する焦点検出点における最良結像位置の変化を補正するための補正データテーブルである。
【0055】
この補正データテーブルは、図10のように撮像光学系211と撮像素子212の間にローパスフィルタなどの光学部材213が配置されていない場合の最良結像位置(図7(b))と、図8のように撮像光学系211と撮像素子212の間にローパスフィルタなどの光学部材が配置された場合の、それぞれの最良結像位置(図7(c))との差分をとったデータである。なお、図7(b)および図7(c)で示している数値は最良結像位置の近軸像面からの距離を示しており、単位はmmで表記している。
【0056】
また、図11(a)は、図9において、100bのように光軸外焦点検出点における最良結像位置の変化を補正するための補正データテーブルである。ここで、図11(a)の補正データテーブルは焦点検出面の中心からの距離が10mmである焦点検出点における補正データテーブルである。図中の数値は全て単位はmmであり、射出瞳位置は撮像面からの距離を示している。
【0057】
図11(a)の補正データテーブルは、図7(a)と同様に、図10のように撮像光学系211と撮像素子212の間にローパスフィルタなどの光学部材が配置されていない場合の最良結像位置(図11(b))と、図8のように撮像光学系211と212の間にローパスフィルタなどの光学部材213が配置された場合の最良結像位置(図11(c))との差分をとったデータである。
【0058】
また、射出瞳位置が異なる場合(56mm,117mm,236mm,355mm,474mm)の各例を、図12(a),(b),(c)〜図15(a),(b),(c)に示している。
【0059】
なお、上記補正データを、データテーブルの近似関数で与えてもよく、その場合には、図16に示したように、補正の近似関数から補正データを算出する為の演算手段42を設け、該演算手段42からの出力に基づき、適正な焦点状態を得るための撮像光学系2の駆動量を算出する。
【0060】
以下に、前記補正テーブルを近似した近似関数を示す。
【0061】
Figure 0004585662
なお、xは焦点位置補正のための補正量、FはF値を示している。
【0062】
ここで、上記近似関数はF値の関数として与えているが、光軸外焦点検出点における補正のための関数は射出瞳位置の関数として与えても良い。
【0063】
以下に、射出瞳位置の関数として最良結像位置の補正データを与える場合の例を示す。
【0064】
Figure 0004585662
上式中、xは焦点位置補正の為の補正量、Zは射出瞳位置であり、撮像面からの距離で表すことにしている。
【0065】
また、上述したように光軸外焦点検出点に対する補正データは射出瞳位置およびF値毎のデータとしているが、さらに厳密には、図17(a),(b)のように、光軸外焦点検出点へ結像する光束の広がりは、射出瞳によって決定されるが、射出瞳が点対称でないため、F値毎のデータとするよりも、少なくとも2方向以上の射出瞳の主光線からの広がりをパラメーターとした補正データにするなど、射出瞳の形状を表すものを補正データのパラメーターとして用いることがより望ましい。
【0066】
以上の実施の形態によれば、撮像光学系と撮像素子との間に配置されるローパスフィルタなどの光学部材によって生じる焦点検出の誤りを、前記光学部材によって生じる焦点位置のずれを補正するデータとしてカメラ本体側に持たせるようにしている。
【0067】
更に詳しくは、撮像素子と光学部材に起因して発生する最良結像位置の変化を補正する為の前記補正データを、撮像光学系の射出瞳位置およびF値毎の補正データとしている。又は、射出瞳位置もしくはF値の関数の形で与え、 このように関数の形で与えた場合には、射出瞳位置およびF値と前記補正データから焦点検出位置を補正する為の補正量を演算するための演算手段を具備した構成にしている。そして、前記補正データを用いて補正動作を行う場合、撮像光学系の光軸中心の焦点検出点での補正の際には、F値毎の補正データを用い、前記光軸中心以外の焦点検出点での補正の際には、射出瞳位置およびF値毎のデータを用いるようにしている。
【0068】
よって、前記光学部材によって生じる焦点位置のずれを、各焦点検出点それぞれにおいて良好に補正することが可能となり、適正な焦点状態を検出することが可能となる。
【0069】
(変形例)
上記実施の形態においては、カメラ側に光学部材40によって生じる最良結像位置の変化を補正するための補正データを記憶する為の記憶手段41を設けているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、レンズ本体側に具備していても良い。
【0070】
又、光学部材として、ローパスフィルタを例にしているが、赤外カットフィルタ等であっても同様に適用できるものである。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の焦点検出領域それぞれにおいて適正な焦点状態を得ることができるカメラシステム又はカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図である。
【図2】図1のカメラに具備される焦点検出系の主要部分の光学系配置図である。
【図3】図2に示す絞りやフィールドレンズを示す平面図である。
【図4】図2に示す光電変換素子の平面図である。
【図5】本発明の実施の一形態において光軸上へ結像する光束の最良結像位置の変化を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の一形態において光軸外へ結像する光束の最良結像位置の変化を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の一形態における補正データの一例を示す図である。
【図8】本発明の実施一形態の補正値を算出するために用いた撮像光学系について説明する為の図である。
【図9】本発明の実施一形態に係る焦点検出手段の焦点検出点を示す図である。
【図10】本発明の実施一形態において補正値を算出するために用いた撮像光学系について説明する為の図である。
【図11】本発明の実施の一形態において射出瞳位置が56mm時における補正データの一例を示す図である。
【図12】本発明の実施の一形態において射出瞳位置が117mm時における補正データの一例を示す図である。
【図13】本発明の実施の一形態において射出瞳位置が236mm時における補正データの一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の一形態において射出瞳位置が355mm時における補正データの一例を示す図である。
【図15】本発明の実施の一形態において射出瞳位置が474mm時における補正データの一例を示す図である。
【図16】本発明の実施の一形態に係るレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ系の他の例を示す構成図である。
【図17】本発明の実施の一形態において光軸外焦点検出点へ結像する光束の広がり等について説明する為の図である。
【図18】従来の一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図である。
【図19】図18のカメラに具備される焦点光学系の詳細を示す斜視図である。
【図20】図19に示す光電変換素子上に形成される被写体像の状態を示す図である。
【図21】従来のレンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図である。
【図22】図21に示す光学部材は配置されることにより生じる最良結像位置の変化について説明する為の図である。
【符号の説明】
1 レンズ本体
2 撮像光学系
4 記憶装置
5 レンズ制御手段
6 カメラ本体
7 主ミラー
11 サブミラー
12 焦点検出手段
13 演算手段
14 カメラ制御手段
15 撮像面
24 絞り
25 二次結像系
26 光電変換素子
40 光学部材
41 補正データ記憶手段
42 演算手段
81 光学部材
91 射出瞳位置
92 光学部材
100a,100b 焦点検出点

Claims (14)

  1. レンズと、該レンズが装着されるカメラとを備えるカメラシステムにおいて、
    前記レンズは撮像光学系を有し
    前記カメラは、撮像手段と、複数の焦点検出領域において前記撮像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記撮像光学系からの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段にそれぞれ入射する光束へ分割する光束分割手段と、前記光束分割手段と前記撮像手段の間に配置される光学部材と、前記光学部材に応じた結像位置の補正データを前記撮像光学系の射出瞳位置およびF値ごとに記憶している記憶手段と、前記補正データを用いて前記焦点検出手段の焦点状態検出信号を補正する演算手段を有することを特徴とするカメラシステム。
  2. 前記撮像光学系の光軸上の焦点検出領域における前記焦点状態検出信号の補正において、前記演算手段は、前記撮像光学系のF値に対応する補正データを用いることを特徴とする請求項に記載のカメラシステム。
  3. 前記撮像光学系の光軸外の焦点検出領域における前記焦点状態検出信号の補正において、前記演算手段は、前記撮像光学系の射出瞳位置とF値に対応する補正データを用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラシステム。
  4. 前記補正データは関数であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  5. 前記光学部材は、ローパスフィルタであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  6. 前記焦点検出手段は、位相差検出方式によって前記撮像光学系の焦点状態を検出することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  7. 前記補正データは、前記焦点検出手段の焦点状態検出信号に対応する結像位置と、前記光束分割手段から前記光学部材を透過して前記撮像素子へ導かれる光束の結像位置との差を補正する補正データであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  8. 撮像光学系を含むレンズが装着されるカメラであって、撮像手段と、複数の焦点検出領域において撮像光学系の焦点状態を検出する焦点検出手段と、前記撮像光学系からの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段にそれぞれ入射する光束へ分割する光束分割手段と、前記光束分割手段と前記撮像手段の間に配置される光学部材と、該光学部材に応じた結像位置の補正データを前記撮像光学系の射出瞳位置およびF値ごとに記憶している記憶手段と、前記補正データを用いて前記複数の焦点検出領域の焦点状態検出信号を補正する演算手段とを有することを特徴とするカメラ。
  9. 前記補正データは関数であることを特徴とする請求項に記載のカメラ。
  10. 前記撮像光学系の光軸上の焦点検出領域における前記焦点状態検出信号の補正において、前記演算手段は、前記撮像光学系のF値に対応する補正データを用いることを特徴とする請求項8又は9に記載のカメラ。
  11. 前記撮像光学系の光軸外の焦点検出領域における前記焦点状態検出信号の補正において、前記演算手段は、前記撮像光学系の射出瞳位置とF値に対応する補正データを用いることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のカメラ。
  12. 前記光学部材は、ローパスフィルタであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のカメラ。
  13. 前記焦点検出手段は、位相差検出方式によって前記撮像光学系の焦点状態を検出することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載のカメラ。
  14. 前記補正データは、前記焦点検出手段の焦点状態検出信号に対応する結像位置と、前記光束分割手段から前記光学部材を透過して前記撮像素子へ導かれる光束の結像位置との差を補正する補正データであることを特徴とする請求項8乃至13のいずれか1項に記載のカメラ。
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