JP2002048969A - カメラシステム及びカメラ - Google Patents
カメラシステム及びカメラInfo
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Abstract
焦点状態を得るようにする。 【解決手段】 撮像光学系2を有するレンズ1と、撮像
手段(15の位置に配置される)、撮像光学系の予定焦
点面上の複数の焦点検出領域それぞれにおいて撮像光学
系の焦点状態に関する情報を検出する焦点検出手段1
2、撮像光学系よりの光束を撮像手段と焦点検出手段と
に分割する光束分割手段7、及び、撮像素子と光束分割
手段との間に配置される光学部材40を有するカメラ本
体6とにより構成されるカメラシステムにおいて、光学
部材によって生じる最良結像位置の変化を示すデータを
記憶する記憶手段41と、該記憶手段に記憶された前記
データを用いて光軸上および光軸外に位置する前記焦点
検出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補正す
る演算手段13,14とを有する。
Description
域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点状態に関する
情報を検出する焦点検出手段を有するカメラシステム及
びカメラの改良に関するものである。
ラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図であ
る。
部には、一つまたは複数のレンズ群から構成され、 そ
の全てもしくは一部を移動させることで焦点距離を変化
させることが可能である撮像光学系2,該撮像光学系2
の焦点距離、即ちズーム状態を検出するためのレンズ状
態検出手段37、前記撮像光学系2を構成するレンズの
全てもしくは一部を移動させて焦点状態を調整するため
の駆動手段3,ROMのような記憶手段4、および、そ
れらを制御するためのレンズ制御手段5を含んでいる。
知の方法、 例えば撮像光学系2の焦点距離を変化させ
る為に回転または移動する鏡筒に設けられたエンコーダ
用の電極とそれに接する検出用の電極等を用いることに
より、撮像光学系2の焦点距離(ズーム状態)を変化さ
せる為に移動するレンズの移動状態または移動状態を特
徴づける量を検出している。
ラー7,物体像が形成されている焦点板8,像反転用の
ペンタプリズム9,接眼レンズ10を有し、 これらに
よりファインダ系を構成している。さらに、サブミラー
11,焦点検出手段12,演算手段13,カメラ制御手
段14,撮像面に配置される撮像媒体としてのフイルム
を含んでいる。16は前記レンズ本体1およびカメラ本
体6に具備された接点であり、 互いに装着された状態
では該接点16を介して各種情報の通信や電源の供給が
行われる。
点検出点とも記す)を有する前記焦点検出手段12の主
要部分の構成を示す斜視図である。
り、中央に十字型の開口部116−1、両側の周辺部に
縦長の開口部116−2,116−3を有している。1
17はフィールドレンズであり、 視野マスク116の
3つの開口116−1,116−2,116−3に対応
して、3つの部分117−1,117−2,117−3
から成っている。118は絞りであり、中央部には上下
左右に一対ずつ計4つの開口118−1a,118−1
b,118−1c,118−1dを有する開口部118
−1が、また左右の周辺部には一対の118−2a,1
18−2b,118−3a,118−3bを有する2つ
の開口部118−2,118−3が、それぞれ設けられ
ている。前記フィールドレンズ117の各領域117−
1,117−2,117−3はそれぞれこれらの開口部
118−1,118−2,118−3を図1に示した撮
像光学系2の射出瞳付近に結像する作用を有している。
a,119−1b,119−1c,119−1d,11
9−2a,119−2b,119−3a,119−3b
から成る2次結像系を一体化した光学部材であり、 絞
り118の各開口に対してその後方に配置されている。
120は、4対計8つのセンサ列120−1a,120
−1b,120−1c,120−1d,120−2a,
120−2b,120−3a,120−3bから成る光
電変換素子であり、各2次結像系のレンズに対応してそ
の像を受光するように配置されている。
成される被写体像の状態を示した図である。
b,121−1c,121−1dは、視野マスク116
の中央の開口部116−1及びフィールドレンズ117
の中央部117−1を透過した光束が絞りの開口118
−1a,118−1b,118−1c,118−1dで
規制された後、その後方の2次結像系119のレンズ1
19−1a,119−1b,119−1c,119−1
dによって光電変換素子120上に形成される像領域を
それぞれ表している。また、121−2a,121−2
bは、視野マスク116の周辺の開口部116−3及び
フィールドレンズ117 の周辺部117−3を透過した
光束が絞り118の開口118−3a,118−3bに
よって規制された後、 その後方の2次結像系の119
のレンズ119−3a,119−3bによって光電変換
素子120上に形成される像領域を示している。
原理は一般に位相差検出方式と呼ばれているもので、
撮像光学系2の結像点が予定焦点面の前側、即ち撮像光
学系2側にある場合には一対のセンサ列上に形成される
被写体像に関する光量分布が互いに近づいた状態とな
り、 逆に撮像光学系2の結像点が予定焦点面の後側、
即ち撮像光学系2と反対側にある場合には一対のセンサ
列上に形成される被写体像に関する光量分布が互いに離
れた状態となる。
写体像に関する光量分布のずれ量は撮像光学系2のデフ
ォーカス量、即ち焦点はずれ量とある関数関係にあるの
でそのずれ量を適当な演算手段で算出すると、 撮像光
学系2の焦点はずれの方向と量を検出することができ
る。しかし、これらの焦点検出手段を一眼レフカメラの
ような撮影レンズが交換可能なカメラに用いる場合、焦
点検出手段から直接得られる焦点はずれ量に関する焦点
状態検出信号に基づいてレンズの制御を行うと、適正な
焦点状態を得られないことがある。
される像を形成する撮像光学系の光束と焦点検出手段が
取り込む光束が一般に異なることがあげられる。また、
位相差検出方式の焦点検出手段においては、本来縦
(光軸)方向の収差量によって決定されるべき焦点位置
あるいは焦点はずれ量を横方向の収差に関連した像のず
れに変換して求めているため、 撮像光学系に収差があ
る場合には、 収差補正の状態によってその両者に差が
生じることが考えられる。
ンズ毎に固有の補正値Cを用いて、例えば焦点はずれ量
を表す焦点検出信号Dを DC =D−C …………(1) により補正するための補正手段を設け、 得られた補正
焦点検出信号に基づいて撮像光学系の全体もしくは一部
を駆動手段3により駆動し、最良結像位置をフイルム面
と一致させるようにレンズを制御する。ここで、最良結
像位置は軸上での空間周波数30本/mmに対するMT
Fのピーク位置としている。
ズ交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系を示
す構成図であり、その殆どのものが銀塩の一眼レフカメ
ラのボディを流用したものであり、図18は図21とほ
ぼ同様の構成になっている。但し、デジタル一眼レフカ
メラの場合には、撮像面15にフィルムの代わりにCC
Dなどの撮像素子が用いられており、さらに、該撮像素
子でのサンプリングによって発生するモアレを防ぐため
に撮像光学系と撮像素子の間にローパスフィルタなどの
光学部材40が配置されている。
レフカメラにおける焦点検出動作は、前述したような焦
点検出動作と全く同じものになっている。しかし、この
ような焦点検出動作をデジタル一眼レフカメラにおいて
行った場合、焦点検出手段へ導かれる光束は前記ローパ
スフィルタなどの光学部材40や、撮像素子のカバーガ
ラスなどの光学部材を通過しない光束であるため、撮像
素子へ導かれる前記光学部材や撮像素子のカバーガラス
を通過した光束と異なり、ことことから焦点検出装置に
より検出される最良結像位置と撮像面側での最良結像位
置にずれが生じる。
軸上への結像状態を示したものであり、同図において、
141は撮像光学系であり、142はローパスフィルタ
などの光学部材を示している。
合には、前述したような焦点検出手段による焦点検出及
びそれによる補正によって最良結像位置144が撮像面
143と一致するようにレンズが制御される。ところ
が、ローパスフィルタなどの光学部材142が撮像光学
系141と撮像素子との間に配置されることで、撮像面
143へ結像するはずであった光線は該光学部材142
への入射および出射面において屈折するため、最良結像
位置が144から145へと変化してしまう。しかし、
従来の銀塩一眼レフカメラのボディを流用したデジタル
一眼レフカメラシステムでは焦点検出動作においては光
学部材142が配置されることによって起こる最良結像
位置の変化を検出および補正することはできず、焦点検
出手段によって検出した最良結像位置の情報を基にレン
ズを制御した場合には、撮像面側で撮像面と最良結像位
置が一致しないということが生じてしまう。
像する光束の最良結像位置の変化に伴う焦点検出の誤り
について記したが、光軸外へ結像する光束の焦点検出を
行う際にも全く同様の問題が生じるものである。
点検出領域それぞれにおいて適正な焦点状態を得ること
のできるカメラシステム及びカメラを提供しようとする
ものである。
に、請求項1に記載の発明は、撮像光学系を有するレン
ズと、撮像手段、前記撮像光学系の予定焦点面上の複数
の焦点検出領域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点
状態に関する情報を検出する焦点検出手段、前記撮像光
学系よりの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段とに
分割する光束分割手段、及び、前記撮像素子と前記光束
分割手段との間に配置される光学部材を有するカメラ本
体とにより構成されるカメラシステムにおいて、前記光
学部材によって生じる最良結像位置の変化を示すデータ
を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記デ
ータを用いて光軸上および光軸外に位置する前記焦点検
出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補正する
演算手段とを有するカメラシステムとするものである。
9に記載の発明は、撮像光学系を有するレンズ鏡筒と、
撮像手段、前記撮像光学系よりの光束を分割して、第1
の光束を前記撮像手段に伝えると共に、第2の光束をセ
ンサ手段に伝える光束分割手段、前記センサ手段におけ
る2つの像の位相差を検出して焦点状態を検出する焦点
検出手段、及び、前記撮像手段と前記光束分割手段との
間に配置される光学部材を有するカメラ本体とにより構
成され、前記検出された焦点状態に応じて前記撮像光学
系を駆動して前記撮像手段に結像させるカメラシステム
において、前記焦点検出手段により検出された焦点状態
に対応して前記撮像手段に対して結像した時の結像位置
と前記光学部材によって生じる結像位置の差を補正する
ためのデータを記憶する記憶手段を設け、該記憶手段に
記憶された前記データにより前記差を補正した位置に前
記撮像光学系を駆動するカメラシステムとするものであ
る。
18に記載の発明は、撮像手段と、該カメラに装着され
るレンズに具備される撮像光学系の予定焦点面上の複数
の焦点検出領域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点
状態に関する情報を検出する焦点検出手段と、前記撮像
光学系よりの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段と
に分割する光束分割手段と、前記撮像素子と前記光束分
割手段との間に配置される光学部材とを有するカメラに
おいて、前記光学部材によって生じる最良結像位置の変
化を示すデータを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記
憶された前記データを用いて光軸上および光軸外に位置
する前記焦点検出領域それぞれにおける最良結像位置の
変化を補正する演算手段とを有するカメラとするもので
ある。
25に記載の発明は、撮像手段と、該カメラに装着され
るレンズに具備される撮像光学系よりの光束を分割し
て、第1の光束を前記撮像手段に伝えると共に、第2の
光束をセンサ手段に伝える光束分割手段と、前記センサ
手段における2つの像の位相差を検出して焦点状態を検
出する焦点検出手段と、前記撮像手段と前記光束分割手
段との間に配置される光学部材とを有し、前記検出され
た焦点状態に応じて前記撮像光学系を駆動して前記撮像
手段に結像させるカメラにおいて、前記焦点検出手段に
より検出された焦点状態に対応して前記撮像手段に対し
て結像した時の結像位置と前記光学部材によって生じる
結像位置の差を補正するためのデータを記憶する記憶手
段を設け、該記憶手段に記憶された前記データにより前
記差を補正した位置に前記撮像光学系を駆動するカメラ
とするものである。
に基づいて詳細に説明する。
交換可能なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系および
ファインダ系を示す構成図である。
像光学系を有するレンズ本体であり、 内部には、一つ
または複数のレンズ群から構成され、その全てもしくは
一部を移動させることで焦点距離を変化させることが可
能である撮像光学系2,該撮像光学系2の焦点距離、即
ちズーム状態を検出するためのレンズ状態検出手段3
7,前記撮像光学系2を構成するレンズの全てもしくは
一部を移動させて焦点状態を調整する為の駆動手段3,
ROMのような記憶手段4、および、それらを制御する
ためのレンズ制御手段5を含んでいる。
公知の方法、例えば撮像光学系2の焦点距離を変化させ
る為に回転または移動する鏡筒に設けられたエンコーダ
用の電極とそれに接する検出用の電極等を用いることに
より、前記撮像光学系2の焦点距離(ズーム状態)を変
化させる際に移動するレンズの移動状態または移動状態
を特徴付ける量を検出している。
ラー7,物体像が形成されている焦点板8,像反転用の
ペンタプリズム9,接眼レンズ10を有し、 これらに
よりファインダ系を構成している。さらに、サブミラー
11,焦点検出手段12,カメラ制御手段14を含んで
いる。16はレンズ本体1およびカメラ本体6に具備さ
れた接点であり、 互いに装着された状態では該接点1
6を介して各種情報の通信や電源の供給が行われる。1
5はCCDなどの撮像素子が配置される撮像面、40は
撮像素子でのサンプリングによって発生するモアレを防
ぐ為に、撮像光学系2と前記撮像素子の間にローパスフ
ィルタなどの光学部材である。41は前記光学部材40
によって生じる最良結像位置の変化を補正するための補
正データを記憶する為の記憶手段である。
主要部分の構成を説明する為の図である。
18は図1の撮像面15と等価な撮像面、19は撮像光
学系2の光軸17上に配置された図1の主ミラー7と等
価な半透過性の主ミラー、20は同様に撮像光学系2の
光軸17上に斜めに配置され、図1のサブミラーレンズ
11の機能を有する第1の反射鏡、21は前記第1の反
射鏡20による撮像面18に共役な近軸的結像面、22
は第2の反射鏡、23は赤外カットフィルタである。2
4は絞りであり、2つの開口24−1,24−2を有し
ている。25は2次結像系であり、絞り24の2つの開
口24−1,24−2に対応して配置された2つのレン
ズ25−1,25−2を有している。36は第3の反射
鏡である。26は光電変換素子(センサ)であって、2
つのエリアセンサ26−1,26−2を有している。
し、絞り24の2つの開口24−1,24−2を撮影光
学系2の射出瞳付近に投影する収束性のパワー(屈折
力)を持っている。また。前記第1の反射鏡20は必要
な領域のみが光を反射するようにアルミニウムや銀等の
金属膜が蒸着されていて、焦点検出を行う範囲を制限す
る視野マスクの働きを兼ねている。他の第2,第3の反
射鏡22,36においても、光電変換素子26上に入射
する迷光を減少させるため、必要最低限の領域のみが蒸
着されている。各反射鏡の反射面として機能しない領域
に光吸収性の塗料等を塗布するのが良い。
ある。
24−2を開口幅の狭い方向に並べた構成となってい
る。図中、点線で示されているのは、絞り24の開口2
4−1,24−2に対応してその後方に配置されている
2次結像系25の各光学系25−1,25−2である。
平面図である。
1,26−2は、この図に示すように2次元的に画素を
配列したエリアセンサを2つ並べたものである。
て、図2に示すように、撮像光学系2からの光束27−
1,27−2は、主ミラー19のハーフミラー面を透過
後、第1の反射鏡20によりほぼ主ミラー19の傾きに
沿った方向に反射され、第2の反射鏡22によって再び
方向を変えられた後、赤外カットフィルタ23を介して
絞り24の2つの開口24−1,24−2を経て、2次
結像系25の各光学系25−1,25−2により集光さ
れ、第3の反射鏡36を介して光電変換素子26のエリ
アセンサ26−1,26−2上にそれぞれ到達する。
18に配置される不図示の撮像素子の中央に結像する光
束を示したものではあるが、他の位置に結像する光束に
ついても同様の経路を経て、光電変換素子26に達し、
全体として、撮像素子上の所定の2次元領域に対応する
被写体像に関する2つの光量の分布が光電変換素子26
の各エリアセンサ26−1,26−2上に形成される。
ようして得られた2つの被写体像に関する光量分布に対
して、周知の焦点検出方法と同様の検出原理に基づき、
被写体像の分離方向、即ち図4に示す2つのエリアセン
サ26−1,26−2の上下方向の相対的位置関係を、
エリアセンサ26−1,26−2の各位置で算出するこ
とで撮像光学系2の焦点状態を検出し、その結果を焦点
はずれ量Dとして出力する。
る焦点はずれ量に関する焦点状態検出信号に基づいてレ
ンズの制御を行うと、 適正な焦点状態を得られないこ
とがある。そこで、各レンズ本体1(撮像レンズ)毎に
固有の補正値をレンズ側記憶手段4に記憶させ、これを
用いて最良結像位置と撮像面を一致させる為の補正を行
う。さらに、前述した通り、デジタルカメラにおいては
撮像素子におけるサンプリングによって発生するモアレ
を防ぐため、撮像素子と撮像光学系の間にローパスフィ
ルタなどの光学部材40が配置されており、上記焦点検
出手段12ではこの光学部材40によって生じる最良結
像位置の変化を補正することができないため、適正な焦
点検出状態を得られなくなる。
上記光学部材40によって生じる最良結像位置の変化を
補正するための補正データを記憶する為の記憶手段41
を設け、該記憶手段41の補正データを用いて複数の焦
点検出点それぞれにおいて最良結像位置の変化を補正
し、この補正信号に基づいて撮像光学系2を駆動し、適
正な焦点状態が得られるようにする。
正データについて説明するために、ローパスフィルタな
どの光学部材40によって生じる最良結像位置の変化に
ついて説明する。
線を示す図であり、81は光学部材であるところのロー
パスフィルタ、82は撮像面である。
タ81が配置されていない場合には、焦点検出手段で検
出された最良結像位置とレンズ本体側に記憶されている
最良結像位置の補正データをもとにに撮像光学系2を駆
動し、最良結像位置を撮像面と一致させることによって
点線で表した光路を通りA地点へ到達する。しかし、ロ
ーパスフィルタ81が撮像面82の前に配置されること
で、該ローパスフィルタ81への入射および出射面にお
いて屈折が起こり、光線は実線で表された光路を通り、
B地点へ到達する。このようにして、ローパスフィルタ
81などの光学部材によって結像する光線に変化が生じ
るのであるが、この変化量は次のような式で表される。
って検出された最良結像位置からの変化量、dは光学部
材の厚み、Nは光学部材の屈折率、θは光線の光学部材
への入射角である。この式より、用いられる光学部材が
決まっている場合には変化量xは光線の光学部材への入
射角によって決まることがわかる。
る光線の入射角度はF値が小さいほど大きく、F値が大
きいものほど小さくなることから、光軸上の焦点検出点
における最良結像位置はF値によって変化することがわ
かり、最良結像位置の変化を補正するためにはF値毎の
補正データを有し、それを用いて補正を行えば良いこと
がわかる。
学部材によって生じる最良結像位置の変化について説明
する。
束を示す図である。まずはじめに、この光束の主光線に
ついて考える。
り、ローパスフィルタ92との入射および出射面におい
て屈折し、B´へ到達する。ここで、光学部材であるロ
ーパスフィルタ92が配置されていない場合の主光線の
到達点A´からの光軸方向の変化量は前記光軸上へ結像
する光線の変化量と同様に、式(1)で表すことができ
る。そのため、この主光線の変化量は光線のローパスフ
ィルタ92への入射角度に依存することがわかる。さら
に、この主光線のローパスフィルタ92への入射角度θ
は次のような式で表される。
り、zは撮像面から射出瞳までの距離を表している。光
軸外焦点検出点の光軸からの距離は、焦点検出点の配置
によって決定されるものであるため、主光線のローパス
フィルタ92への入射角度θは撮像光学系の射出瞳の位
置により決定されることになる。よって、主光線のずれ
量は射出瞳の位置に依存することがわかる。
の主光線以外の光線のずれ量については前述したものと
同様に、ローパスフィルタへの光線の入射角度によって
決まるものであるが、これらの光線のローパスフィルタ
への入射角度は主光線のローパスフィルタへの入射角度
とF値によって決まる。
へ結像する光束の最良結像位置の変化は、射出瞳の位置
とF値によって決定するため、光軸外焦点検出点におけ
る最良結像位置の変化を補正するために、射出瞳位置と
F値毎の補正データをもちいれば良いことがわかる。
データの例を以下に示す。
た場合の焦点位置の補正データテーブルである。図7
(a)のデータテーブルは、図9のような焦点検出点を
有する焦点検出手段において、100aのように焦点検
出面の中心部に位置し、光軸に結像する光束の最良結像
位置を検出する焦点検出点における最良結像位置の変化
を補正するための補正データテーブルである。
に撮像光学系211と撮像素子212の間にローパスフ
ィルタなどの光学部材213が配置されていない場合の
最良結像位置(図7(b))と、図8のように撮像光学
系211と撮像素子212の間にローパスフィルタなど
の光学部材が配置された場合の、それぞれの最良結像位
置(図7(c))との差分をとったデータである。な
お、図7(b)および図7(c)で示している数値は最
良結像位置の近軸像面からの距離を示しており、単位は
mmで表記している。
00bのように光軸外焦点検出点における最良結像位置
の変化を補正するための補正データテーブルである。こ
こで、図11(a)の補正データテーブルは焦点検出面
の中心からの距離が10mmである焦点検出点における
補正データテーブルである。図中の数値は全て単位はm
mであり、射出瞳位置は撮像面からの距離を示してい
る。
7(a)と同様に、図10のように撮像光学系211と
撮像素子212の間にローパスフィルタなどの光学部材
が配置されていない場合の最良結像位置(図11
(b))と、図8のように撮像光学系211と212の
間にローパスフィルタなどの光学部材213が配置され
た場合の最良結像位置(図11(c))との差分をとっ
たデータである。
m,117mm,236mm,355mm,474m
m)の各例を、図12(a),(b),(c)〜図15
(a),(b),(c)に示している。
の近似関数で与えてもよく、その場合には、図16に示
したように、補正の近似関数から補正データを算出する
為の演算手段42を設け、該演算手段42からの出力に
基づき、適正な焦点状態を得るための撮像光学系2の駆
動量を算出する。
関数を示す。
04F2+0.006553F−0.01685 2)光軸上外焦点検出点 a)射出瞳位置56mm x=1.72×10-5F5−0.0005F4+0.005845F3−0.031F2+
0.0741F−0.08079 b)射出瞳位置117mm x=3.46×10-5F5−0.0011F4+0.001365F3−0.081F2+
0.2251F−0.254 c)射出瞳位置236mm x=−8.5 ×10-7F5−9.4 ×10-7F4+0.00045F3 −0.06
6F2+0.036F−0.07651 d)射出瞳位置355mm x=−7.3 ×10-6F5−0.00021F4 +0.0021F3−0.007331
F2+0.00214F−0.05325 e)射出瞳位置474mm x=6.16×10-5F5−0.0019F4+0.0022F3−0.11642+0.3
022F−0.32469 なお、xは焦点位置補正のための補正量、FはF値を示
している。
与えているが、光軸外焦点検出点における補正のための
関数は射出瞳位置の関数として与えても良い。
位置の補正データを与える場合の例を示す。
+3.34×10-5 Z2 −0.00349Z+0.095894 《F2》x=-2.2×10-13 Z5+2.9 ×10-10 Z4−1.44×
10-7 Z3+3.34×10-5 Z2 −0.00343Z+0.096359 《F2.8 》 x=2.53×10-14 Z5−3×1011Z4+1.683 ×10-8 Z3 −
4 ×10-6 Z2−0.000431Z +0.02763 《F4》 x=2.53×10-14 Z5−3×1011Z4+1.69×10-8 Z3 −4
×10-6 Z2−0.000461Z +0.02944 《F5.6 》 x=2.19×10-14 Z5−3×1011Z4+1.465 ×10-8 Z3 −
3.55×10-6 Z2−0.000424Z +0.02725 《F8》 x=2.06×10-14 Z5−3×1012Z4+1.395 ×10-8 Z3 −
3.4 ×10-6 Z2−0.00042Z+0.02688 《F11》 x=2.09×10-14 Z5−3×1011Z4+1.42×10-8 Z3 −3.
46×10-6 Z2−0.000428Z +0.0271 上式中、xは焦点位置補正の為の補正量、Zは射出瞳位
置であり、撮像面からの距離で表すことにしている。
対する補正データは射出瞳位置およびF値毎のデータと
しているが、さらに厳密には、図17(a),(b)の
ように、光軸外焦点検出点へ結像する光束の広がりは、
射出瞳によって決定されるが、射出瞳が点対称でないた
め、F値毎のデータとするよりも、少なくとも2方向以
上の射出瞳の主光線からの広がりをパラメーターとした
補正データにするなど、射出瞳の形状を表すものを補正
データのパラメーターとして用いることがより望まし
い。
撮像素子との間に配置されるローパスフィルタなどの光
学部材によって生じる焦点検出の誤りを、前記光学部材
によって生じる焦点位置のずれを補正するデータとして
カメラ本体側に持たせるようにしている。
して発生する最良結像位置の変化を補正する為の前記補
正データを、撮像光学系の射出瞳位置およびF値毎の補
正データとしている。又は、射出瞳位置もしくはF値の
関数の形で与え、 このように関数の形で与えた場合に
は、射出瞳位置およびF値と前記補正データから焦点検
出位置を補正する為の補正量を演算するための演算手段
を具備した構成にしている。そして、前記補正データを
用いて補正動作を行う場合、撮像光学系の光軸中心の焦
点検出点での補正の際には、F値毎の補正データを用
い、前記光軸中心以外の焦点検出点での補正の際には、
射出瞳位置およびF値毎のデータを用いるようにしてい
る。
位置のずれを、各焦点検出点それぞれにおいて良好に補
正することが可能となり、適正な焦点状態を検出するこ
とが可能となる。
メラ側に光学部材40によって生じる最良結像位置の変
化を補正するための補正データを記憶する為の記憶手段
41を設けているが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、レンズ本体側に具備していても良い。
例にしているが、赤外カットフィルタ等であっても同様
に適用できるものである。
複数の焦点検出領域それぞれにおいて適正な焦点状態を
得ることができるカメラシステム又はカメラを提供でき
るものである。
デジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファインダ
系を示す構成図である。
分の光学系配置図である。
図である。
る光束の最良結像位置の変化を説明するための図であ
る。
る光束の最良結像位置の変化を説明するための図であ
る。
例を示す図である。
用いた撮像光学系について説明する為の図である。
検出点を示す図である。
るために用いた撮像光学系について説明する為の図であ
る。
56mm時における補正データの一例を示す図である。
117mm時における補正データの一例を示す図であ
る。
236mm時における補正データの一例を示す図であ
る。
355mm時における補正データの一例を示す図であ
る。
474mm時における補正データの一例を示す図であ
る。
なデジタル一眼レフカメラの焦点検出系およびファイン
ダ系の他の例を示す構成図である。
出点へ結像する光束の広がり等について説明する為の図
である。
ァインダ系を示す構成図である。
細を示す斜視図である。
写体像の状態を示す図である。
メラの焦点検出系およびファインダ系を示す構成図であ
る。
り生じる最良結像位置の変化について説明する為の図で
ある。
Claims (32)
- 【請求項1】 撮像光学系を有するレンズと、 撮像手段、前記撮像光学系の予定焦点面上の複数の焦点
検出領域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点状態に
関する情報を検出する焦点検出手段、前記撮像光学系よ
りの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段とに分割す
る光束分割手段、及び、前記撮像素子と前記光束分割手
段との間に配置される光学部材を有するカメラ本体とに
より構成されるカメラシステムにおいて、 前記光学部材によって生じる最良結像位置の変化を示す
データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
前記データを用いて光軸上および光軸外に位置する前記
焦点検出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補
正する演算手段とを有することを特徴とするカメラシス
テム。 - 【請求項2】 前記最良結像位置の変化を示すデータ
は、前記撮像光学系の射出瞳位置および絞り値毎のデー
タであることを特徴とする請求項1に記載のカメラシス
テム。 - 【請求項3】 前記最良結像位置の変化を示すデータ
は、関数により与えられたデータであり、 前記演算手段は、該データと、射出瞳位置と絞り値の少
なくとも一方の情報と前記最良結像位置の変化を示すデ
ータを基に、光軸上および光軸外に位置する前記焦点検
出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記撮像光学系の光軸
上の焦点検出領域での前記補正の際には、絞り値毎の情
報と前記最良結像位置の変化を示すデータを用いること
を特徴とする請求項2又は3に記載のカメラシステム。 - 【請求項5】 前記演算手段は、前記撮像光学系の光軸
外の焦点検出領域での前記補正の際には、射出瞳位置お
よび絞り値毎の情報と前記最良結像位置の変化を示すデ
ータを用いることを特徴とする請求項2〜4の何れかに
記載のカメラシステム。 - 【請求項6】 前記記憶手段は、前記カメラ本体に具備
されることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の
カメラシステム。 - 【請求項7】 前記レンズは、交換可能なレンズである
ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のカメラ
システム。 - 【請求項8】 前記光学部材は、ローパスフィルタであ
ることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のカメ
ラシステム。 - 【請求項9】 撮像光学系を有するレンズ鏡筒と、 撮像手段、前記撮像光学系よりの光束を分割して、第1
の光束を前記撮像手段に伝えると共に、第2の光束をセ
ンサ手段に伝える光束分割手段、前記センサ手段におけ
る2つの像の位相差を検出して焦点状態を検出する焦点
検出手段、及び、前記撮像手段と前記光束分割手段との
間に配置される光学部材を有するカメラ本体とにより構
成され、前記検出された焦点状態に応じて前記撮像光学
系を駆動して前記撮像手段に結像させるカメラシステム
において、 前記焦点検出手段により検出された焦点状態に対応して
前記撮像手段に対して結像した時の結像位置と前記光学
部材によって生じる結像位置の差を補正するためのデー
タを記憶する記憶手段を設け、該記憶手段に記憶された
前記データにより前記差を補正した位置に前記撮像光学
系を駆動することを特徴とするカメラシステム。 - 【請求項10】 前記データは、前記撮像光学系の絞り
値に応じた値のデータであることを特徴とする請求項9
に記載のカメラシステム。 - 【請求項11】 前記焦点検出手段は、光軸上に位置す
る焦点検出領域を有することを特徴とする請求項10に
記載のカメラシステム。 - 【請求項12】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記データは前記撮像光学系の射
出瞳位置に応じて決められる値のデータであることを特
徴とする請求項9に記載のカメラシステム。 - 【請求項13】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記前記データは前記撮像光学系
の射出瞳及び絞り値に応じて決められたデータであるこ
とを特徴とする請求項9に記載のカメラシステム。 - 【請求項14】 前記レンズ鏡筒は、カメラ本体に対し
て交換可能に構成されることを特徴とする請求項9〜1
3の何れかに記載のカメラシステム。 - 【請求項15】 前記記憶手段に記憶されたデータに基
づいて絞り値をファクターとして、前記差に応じた前記
撮像光学系の位置を演算する演算手段を有することを特
徴とする請求項9に記載のカメラシステム。 - 【請求項16】 前記焦点検出手段は、光軸上に位置す
る焦点検出領域を有することを特徴とする請求項15に
記載のカメラシステム。 - 【請求項17】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記データは前記撮像光学系の射
出瞳位置毎に設けられるデータであり、 射出瞳位置に応じた前記データに基づいて絞り値をファ
クターとして、前記差に応じた撮像光学系の位置を演算
する演算手段を有することを特徴とする請求項9に記載
のカメラシステム。 - 【請求項18】 撮像手段と、該カメラに装着されるレ
ンズに具備される撮像光学系の予定焦点面上の複数の焦
点検出領域それぞれにおいて前記撮像光学系の焦点状態
に関する情報を検出する焦点検出手段と、前記撮像光学
系よりの光束を前記撮像手段と前記焦点検出手段とに分
割する光束分割手段と、前記撮像素子と前記光束分割手
段との間に配置される光学部材とを有するカメラにおい
て、 前記光学部材によって生じる最良結像位置の変化を示す
データを記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された
前記データを用いて光軸上および光軸外に位置する前記
焦点検出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補
正する演算手段とを有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項19】 前記最良結像位置の変化を示すデータ
は、前記撮像光学系の射出瞳位置および絞り値毎のデー
タであることを特徴とする請求項18に記載のカメラ。 - 【請求項20】 前記最良結像位置の変化を示すデータ
は、関数により与えられたデータであり、 前記演算手段は、該データと、射出瞳位置と絞り値の少
なくとも一方の情報と前記最良結像位置の変化を示すデ
ータを基に、光軸上および光軸外に位置する前記焦点検
出領域それぞれにおける最良結像位置の変化を補正する
ことを特徴とする請求項18に記載のカメラ。 - 【請求項21】 前記演算手段は、前記撮像光学系の光
軸上の焦点検出領域での前記補正の際には、絞り値毎の
情報と前記最良結像位置の変化を示すデータを用いるこ
とを特徴とする請求項19又は20に記載のカメラ。 - 【請求項22】 前記演算手段は、前記撮像光学系の光
軸外の焦点検出領域での前記補正の際には、射出瞳位置
および絞り値毎の情報と前記最良結像位置の変化を示す
データを用いることを特徴とする請求項19〜21の何
れかに記載のカメラ。 - 【請求項23】 前記記憶手段は、前記カメラ本体に具
備されることを特徴とする請求項18〜22の何れかに
記載のカメラ。 - 【請求項24】 前記光学部材は、ローパスフィルタで
あることを特徴とする請求項18〜23の何れかに記載
のカメラ。 - 【請求項25】 撮像手段と、該カメラに装着されるレ
ンズに具備される撮像光学系よりの光束を分割して、第
1の光束を前記撮像手段に伝えると共に、第2の光束を
センサ手段に伝える光束分割手段と、前記センサ手段に
おける2つの像の位相差を検出して焦点状態を検出する
焦点検出手段と、前記撮像手段と前記光束分割手段との
間に配置される光学部材とを有し、前記検出された焦点
状態に応じて前記撮像光学系を駆動して前記撮像手段に
結像させるカメラにおいて、 前記焦点検出手段により検出された焦点状態に対応して
前記撮像手段に対して結像した時の結像位置と前記光学
部材によって生じる結像位置の差を補正するためのデー
タを記憶する記憶手段を設け、該記憶手段に記憶された
前記データにより前記差を補正した位置に前記撮像光学
系を駆動することを特徴とするカメラ。 - 【請求項26】 前記データは、前記撮像光学系の絞り
値に応じた値のデータであることを特徴とする請求項2
5に記載のカメラ。 - 【請求項27】 前記焦点検出手段は、光軸上に位置す
る焦点検出領域を有することを特徴とする請求項26に
記載のカメラ。 - 【請求項28】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記データは前記撮像光学系の射
出瞳位置に応じて決められる値のデータであることを特
徴とする請求項25に記載のカメラ。 - 【請求項29】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記前記データは前記撮像光学系
の射出瞳及び絞り値に応じて決められたデータであるこ
とを特徴とする請求項25に記載のカメラ。 - 【請求項30】 前記記憶手段に記憶されたデータに基
づいて絞り値をファクターとして、前記差に応じた前記
撮像光学系の位置を演算する演算手段を有することを特
徴とする請求項25に記載のカメラ。 - 【請求項31】 前記焦点検出手段は、光軸上に位置す
る焦点検出領域を有することを特徴とする請求項30に
記載のカメラ。 - 【請求項32】 前記焦点検出手段は光軸外に位置する
焦点検出領域を有し、前記データは前記撮像光学系の射
出瞳位置毎に設けられるデータであり、 射出瞳位置に応じた前記データに基づいて絞り値をファ
クターとして、前記差に応じた撮像光学系の位置を演算
する演算手段を有することを特徴とする請求項25に記
載のカメラ。
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JP2000235065A JP4585662B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | カメラシステム及びカメラ |
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---|---|
JP2002048969A true JP2002048969A (ja) | 2002-02-15 |
JP2002048969A5 JP2002048969A5 (ja) | 2007-09-13 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2000-08-03 JP JP2000235065A patent/JP4585662B2/ja not_active Expired - Fee Related
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