JPH07563Y2 - 床下換気装置の取付構造 - Google Patents

床下換気装置の取付構造

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JPH07563Y2
JPH07563Y2 JP10903388U JP10903388U JPH07563Y2 JP H07563 Y2 JPH07563 Y2 JP H07563Y2 JP 10903388 U JP10903388 U JP 10903388U JP 10903388 U JP10903388 U JP 10903388U JP H07563 Y2 JPH07563 Y2 JP H07563Y2
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一人 塩田
一義 大下
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ワイケイケイ株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床下換気装置を住宅等の土台部に取付ける構
造に関する。
〔従来の技術〕
実公昭63−18648号公報に示すように、方形状の枠体に
仕切板を設け、この仕切板に開口部を形成すると共に、
その開口部を開閉するダンパーを設けた床下換気装置が
知られている。
そして、この床下換気装置を土台部に取付けるには、基
礎に凹部を形成すると共に、この凹部と土台とで取付用
空間を形成し、この取付用空間に枠体を嵌合して取付け
ている。
〔考案が解決しようとする課題〕 かかる取付構造であると、基礎の凹部と土台より成る取
付用空間の内周面と枠体の外周面とが圧着しているの
で、基礎の凹部に枠体を上方より嵌合した後に土台を基
礎に取付けねばならず、その取付作業が大変面倒となる
と共に、一度取付けると取外しすることができずに床下
換気装置を交換できない。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした床
下換気装置の取付構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
(手段) 上板14と下板15と左右縦板16,16で方形状となった枠体1
0内に仕切板を設け、この仕切板に開口部を形成すると
共に、その開口部を開閉するダンパー50を設けて床下換
気装置とし、この床下換気装置を基礎81の凹部83と土台
82とより成る取付用空間84内に取付けるように構成する
と共に、前記下板15の中間部を、室外側が低く室内側が
高くなるように水平に対して傾斜させて枠体10の室外側
高さを室内側高さより大きくし、さらに上板14の室内側
寄に上向きの上取付板32を、室外側寄に取付板17aを水
平方向に向けてそれぞれ一体形成すると共に、前記下板
15の室外側寄に下向きの下取付板31を一体形成し、前記
上取付板32を土台82の内側縦面82aに、取付板17aを土台
82の下面82bにそれぞれ連結すると共に、前記下取付板3
1をコンクリート86で凹部83の底面83bに支持した床下換
気装置の取付構造。
(作用) 枠体10の室外側高さが室内側高さより大きくなるように
下板15の中間部が水平に対して傾斜しているので、枠体
10を斜めとして取付用空間84内に挿入し上取付板32が土
台82を通過したら枠体10を水平とすることで上取付板3
2、取付板17aを土台82の内側縦面82a、下面82bに当接し
て連結できるから、枠体10を取付用空間84内に挿入して
取付けできて、その取付作業が簡単となり、しかもコン
クリート86を破壊して下取付板31を底面83bより離脱す
れば枠体10を前述と同様に斜めとして取り出しできるか
ら、床下換気装置を容易に変換できる。
〔実施例〕
枠体10は室外側枠体11と中間枠体12と室内側枠体13を突
き合せ連結して上板14と下板15と左右縦板16,16で囲ま
れた室外側と室内側が開口した方形枠状となっている。
前記室外側枠体11は室外側上板17と室内側下板18と左右
縦板19,19と前面板20を有し、前面板20の左右両側には
縦長開口21が左右方向に等間隔で複数形成されて格子22
を形成していると共に、左右中央には縦ガイド溝23が形
成され、前面板20の室内側面外周縁にはピン24が設けて
あり、このピン24に嵌着した止めリング25で金網26が取
付けてあると共に、室外側上板17の左右方向中間部は突
出して取付板17aを形成し、室外側下板18の前面板20よ
り室内側寄に水抜穴18aが形成してある。
前記中間枠体12は中間上板28と中間下板29と左右縦板3
0,30で方形枠状となり、中間下板29は室外側が低く室内
側が高くなるように水平に対して傾斜し、かつ室外側に
は下取付板31が下方に向けて一体形成され、中間上板28
の室内側寄には上取付板32が上方に向けて一体されてい
ると共に、左右縦板30の室外側には縦取付板33が外方に
向けて前記下取付板31と連結して一体形成され、前記中
間上板28と左右中間縦板30の上半分とに亘って上部仕切
板34が一体形成してあり、この上部仕切板34は上部より
下部が他側寄となるように垂直に対して傾斜していると
共に、下端面に開口した上部開口部35が形成され、かつ
その上部開口部35の周縁室内側面に上部気密材36が設け
てある。
前記中間下板29の室内側と左右縦板30の室内側下半分に
は下部仕切板37が垂直に一体形成され、この下部仕切板
37は前記上部仕切板34より室内側寄位置となり、上端面
に開口した下部開口部38が形成され、かつ下部開口部38
の周縁室内側面に下部気密材39が設けてあり、前記上部
仕切板34、下部仕切板37で仕切板を形成し、かつ上部開
口部35と下部開口部38とで開口部を形成していると共
に、下部仕切板37が上部仕切板34よりも長尺となってい
る。
前記室内側枠体13は、室内側上板40と室内側下板41と左
右室内側縦板42,42で方形枠状となり、その内部には隔
壁板43が上部より下部が室内側寄となるように垂直に対
して傾斜して一体的に設けられ、この隔壁板43の上部43
aは鉤形に折曲して室内側に開口した凹部44を形成し、
かつ中間部に開口窓部45が形成してあると共に、該開口
窓部45を開閉する遮断板46の上部が、前記隔壁板43の上
部43a室内側コーナー部に取付けられて室内側から室外
側に空気が流れることを防止する逆止弁47を構成してい
る。具体的には、隔壁板43の上部43a室内側コーナー部
に支持ピン70を設け、この支持ピン70に遮断板46の透孔
71を遊嵌すると共に、押えキャップ72を支持ピン70に嵌
合して遮蔽板46が外れないように押しつけ保持してい
る。
そして、中間枠体12の室外側端面と室外側枠体11の室内
側端面とが突き合せ連結され、中間枠体12の室内側端面
と室内側枠体13の室内側端面が突き合せ連結されて枠体
10を構成し、枠体10の上板14は水平、下板15は室外側下
方水平部と傾斜中間部と室内側上方水平部を有する階段
形状、左右縦板16,16は垂直となっている。
なお、枠体10は一体構造としても良い。
前記枠体10を構成する中間枠体12内にはダンパー50が配
設され、このダンパー50は前記上部開口部35を開閉する
上部板状体51と下部開口部38を開閉する下部板状体52と
で略く字状に折曲し、かつ上部板状体51よりも下部板状
体52が長尺となっていると共に、その折曲部両端面に設
けた支軸53が、前記中間枠体12の左右縦板30,30の室内
側端面に開口して形成した切欠溝54内に挿入して回動自
在に支持され、ダンパー50は第1図実線で示すように、
上部板状体51が上部仕切板34の上部気密材36に圧着し、
下部板状体52が下部仕切板37の下部気密材39に圧着して
上部開口部35、下部開口部38を閉じる略垂直姿勢と、第
1図仮想線で示す略水平姿勢とに亘って回動可能となっ
ている。
なお、室内側枠体13の左右縦板42,42における室内側端
面寄には前記支軸53と切欠溝54をカバーするカバー片42
a,42aが室外側に向けて一体形成され、支軸53、切欠溝5
4をカバー片42aでカバーしている。
前記ダンパー50の室外側面上部における左右方向中央部
にブラケット55が一体形成され、該ブラケット55にリン
ク56の一端がピン57で上下回動自在に支承されていると
共に、このリンク56の他端に操作摘み58がピン59で上下
回動自在に支承され、その操作摘み58は前記縦ガイド溝
23に沿って上下摺動可能となり、かつ係止片60が弾性変
形可能に一体的に設けられ、その係止片60を下係止受片
61、上係止受片62に係止することで操作摘み58を下方位
置と上方位置とに保持できるようにしてあり、リンク56
と操作摘み58でダンパー50の回動操作機構を構成してい
る。
このようであるから、操作摘み58を第1図実線で示す下
方位置とすればダンパー50が略垂直姿勢となり、上部板
状体51が上部気密材36に圧着し、下部板状体52が下部気
密材39に圧着するので上部開口部35、下部開口部38を閉
じることができる。つまりダンパー50で仕切板の開口部
を閉じることができる。
次に土台部に取付ける構造について説明する。
第1図に示すように、土台部80は基礎81と土台82とより
成り、基礎81はコンクリート製であって現場打ち、又は
既製のものを現場に埋設したりして設置すると共に、こ
の基礎81の上部には上面81aに開口した凹部83が形成さ
れ、その上面81aに木製の土台82が取付けられて取付用
空間84を形成し、この取付用空間84は前記枠体10よりも
若干大きくなっている。
具体的には高さHは上板14と下取付板31との間の距離L1
よりも若干大きく、幅S1は左右縦取付板33,33間の距離L
2よりも若干大きい。
また、枠体10の室外側高さH1は室内側高さH2よりも大き
くなり、第1図仮想線で示すように枠体10を中間下板29
が略水平となるように斜めの状態とすると上取付板32、
下取付板31が取付用空間84の上下内面に干渉しないよう
にしてある。
しかして、床下換気装置を取付けるには、枠体10を第1
図仮想線で示すように斜めとして取付用空間84内に挿入
し、上取付板32が土台82の内側縦面82aを通過したら矢
印Cのように枠体10を上方に持ち上げて上取付板32を土
台82の内側縦面82aに当接し、かつ取付板17aを土台82の
下面82bに当接する。
そして、前記各取付板をボルト等で土台82に連結すると
共に、下取付板31をコンクリート86で凹部83の底面83b
に支持し、左右縦取付板33をモルタル87で凹部83の側面
83cに支持して風が入らないように支持する。
このようであるから、基礎81の上面81aに土台82を取付
けて取付用空間84を形成した後に、その取付用空間84内
に枠体80を挿入して取付けできるので、その取付作業が
簡単となると共に、コントロール86をハツリ等で除去
し、かつ各取付板を外すことで枠体10を前述と同様に斜
めとしながら取付用空間84より取り出しできるので、簡
単に取り外しできる。
〔考案の効果〕
枠体10の室外側高さが室内側高さより大きくなるように
下板15の中間部が水平に対して傾斜しているので、枠体
10を斜めとして取付用空間84内に挿入し上取付板32が土
台82を通過したら枠体10を水平とすることで上取付板3
2、取付板17aを土台82の内側縦面82a、下面82bに当接し
て連結できるから、枠体10を取付用空間84内に挿入して
取付けできて、その取付作業が簡単となり、しかもコン
クリート86を破壊して下取付板31を底面83bより離脱す
れば枠体10を前述と同様に斜めにして取り出しできるか
ら、床下換気装置を容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2
図は横断面図、第3図は正面図、第4図は逆止弁の分解
斜視図である。 10は枠体、14は上板、15は下板、16は縦板、17aは取付
板、31は下取付板、32は上取付板、50はダンパー、81は
基礎、82は土台、82aは内側縦面、82bは下面、83は凹
部、83bは底面、84は取付用空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上板14と下板15と左右縦板16,16で方形状
    となった枠体10内に仕切板を設け、この仕切板に開口部
    を形成すると共に、その開口部を開閉するダンパー50を
    設けて床下換気装置とし、この床下換気装置を基礎81の
    凹部83と土台82とより成る取付用空間84内に取付けるよ
    うに構成すると共に、前記下板15の中間部を、室外側が
    低く室内側が高くなるように水平に対して傾斜させて枠
    体10の室外側高さを室内側高さより大きくし、さらに上
    板14の室内側寄に上向きの上取付板32を、室外側寄に取
    付板17aを水平方向に向けてそれぞれ一体形成すると共
    に、前記下板15の室外側寄に下向きの下取付板31を一体
    形成し、前記上取付板32を土台82の内側縦面82aに、取
    付板17aを土台82の下面82bにそれぞれ連結すると共に、
    前記下取付板31をコンクリート86で凹部83の底面83bに
    支持したことを特徴とする床下換気装置の取付構造。
JP10903388U 1988-08-22 1988-08-22 床下換気装置の取付構造 Expired - Lifetime JPH07563Y2 (ja)

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