JPH0756371Y2 - トンネル内作業車の安全装置 - Google Patents
トンネル内作業車の安全装置Info
- Publication number
- JPH0756371Y2 JPH0756371Y2 JP14584189U JP14584189U JPH0756371Y2 JP H0756371 Y2 JPH0756371 Y2 JP H0756371Y2 JP 14584189 U JP14584189 U JP 14584189U JP 14584189 U JP14584189 U JP 14584189U JP H0756371 Y2 JPH0756371 Y2 JP H0756371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- tunnel
- protector
- cab
- safety device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーショベル等の車体に上下揺動自在に設
けたブームの先端部にバケット、回転カッタ、ブレーカ
等の作業機を装着して成るトンネル内作業車の安全装置
に関する。
けたブームの先端部にバケット、回転カッタ、ブレーカ
等の作業機を装着して成るトンネル内作業車の安全装置
に関する。
トンネル内壁を掘削・破壊するトンネル内作業車として
は、走行体に旋回自在に設けた車体にブームを上下揺動
自在に設け、そのブームの先端にバケット、回転カッ
タ、ブレーカ等の作業機を上下揺動自在に装着し、その
作業機を下向き姿勢、横向き姿勢、上向き姿勢としてト
ンネル内壁を掘削・破壊するものが知られている。
は、走行体に旋回自在に設けた車体にブームを上下揺動
自在に設け、そのブームの先端にバケット、回転カッ
タ、ブレーカ等の作業機を上下揺動自在に装着し、その
作業機を下向き姿勢、横向き姿勢、上向き姿勢としてト
ンネル内壁を掘削・破壊するものが知られている。
かかるトンネル内作業車において作業機を上向き姿勢と
してトンネル内壁を掘削・破壊する際に、大きな岩石等
が崩れ落ち、その大きな岩石がブーム上面に沿って車体
側に落下して運転室に衝突することがあって大変危険で
ある。
してトンネル内壁を掘削・破壊する際に、大きな岩石等
が崩れ落ち、その大きな岩石がブーム上面に沿って車体
側に落下して運転室に衝突することがあって大変危険で
ある。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたト
ンネル内作業車の安全装置を提供することを目的とす
る。
ンネル内作業車の安全装置を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段及び作用〕 ブーム上面にプロテクタを運転室と反対側に斜めに取付
けて、崩落した大きな岩石がプロテクタに衝突して運転
室と反対側にはね飛ばされるようにしたものである。
けて、崩落した大きな岩石がプロテクタに衝突して運転
室と反対側にはね飛ばされるようにしたものである。
第1図、第2図に示すように、走行体1に旋回自在に設
けた車体2の旋回中心2a近くに設けたブラケット3に第
1ブームシリンダ4で第1ブーム5が上下揺動自在に支
承され、この第1ブーム5の先端部に第2ブーム6が第
2ブームシリンダ7で上下揺動自在に支承され、その第
2ブーム6に作業機、例えばブレーカ8が作業機シリン
ダ9で上下揺動自在に装着してある。
けた車体2の旋回中心2a近くに設けたブラケット3に第
1ブームシリンダ4で第1ブーム5が上下揺動自在に支
承され、この第1ブーム5の先端部に第2ブーム6が第
2ブームシリンダ7で上下揺動自在に支承され、その第
2ブーム6に作業機、例えばブレーカ8が作業機シリン
ダ9で上下揺動自在に装着してある。
前記車体2の旋回中心2aより一側方寄りに運転室10が設
けてあると共に、第1ブーム5の上面にプロテクター11
が斜めに取付けてある。
けてあると共に、第1ブーム5の上面にプロテクター11
が斜めに取付けてある。
該プロテクター11は縦板状の本体12の下端縁に切欠部12
aを形成し、その本体12の両側面に略L字状の一側取付
ブラケット13と略L字状の他側取付ブラケット14を切欠
部12aを覆うように一体的に設け、その一側・他側取付
ブラケット13,14を第1ブーム5の上部に固着して本体1
2を斜めとし、第2ブームシリンダ7を切欠部12aに挿通
してある。
aを形成し、その本体12の両側面に略L字状の一側取付
ブラケット13と略L字状の他側取付ブラケット14を切欠
部12aを覆うように一体的に設け、その一側・他側取付
ブラケット13,14を第1ブーム5の上部に固着して本体1
2を斜めとし、第2ブームシリンダ7を切欠部12aに挿通
してある。
しかして、ブレーカ8を上向き姿勢としてトンネル内壁
を破壊している時に、大きな岩石が崩落して第2ブーム
6、第1ブーム5の上面に沿って落下すると、プロテク
ター11の本体12前面に衝突し、運転室10と反対側にはね
飛ばされるので、大きな岩石が運転室10に衝突すること
がなく安全である。
を破壊している時に、大きな岩石が崩落して第2ブーム
6、第1ブーム5の上面に沿って落下すると、プロテク
ター11の本体12前面に衝突し、運転室10と反対側にはね
飛ばされるので、大きな岩石が運転室10に衝突すること
がなく安全である。
なお、プロテクター11は第2ブーム6の上面に設けても
良い。
良い。
第5図以降は第2実施例を示し、第2ブーム6を断面下
向コ字状として第1ブーム5の上面に配設して空間部20
を構成し、第1ブーム5の両側面に第1スライドレール
21と第1ガイド22を設け、第2ブーム6の両側面に第2
スライドレール23と第2ガイド24を設け、その第1スラ
イドレール21を第2ガイド24の凹溝24a、第2スライド
レール23を第1ガイド22の凹溝22aに摺動自在に嵌合
し、前記空間部20内に配設したスライドシリンダ25を第
1・第2ブーム5,6に連結してある。
向コ字状として第1ブーム5の上面に配設して空間部20
を構成し、第1ブーム5の両側面に第1スライドレール
21と第1ガイド22を設け、第2ブーム6の両側面に第2
スライドレール23と第2ガイド24を設け、その第1スラ
イドレール21を第2ガイド24の凹溝24a、第2スライド
レール23を第1ガイド22の凹溝22aに摺動自在に嵌合
し、前記空間部20内に配設したスライドシリンダ25を第
1・第2ブーム5,6に連結してある。
そして、第2ブーム6の上面にプロテクター11が設けて
ある。
ある。
該プロテクター11は縦板状の本体12の一側面に一側取付
板13、他側面に他側取付板14を設けてあり、一側取付板
13は上横板26と縦板27と下横板28とによりクランク形状
となり、その上横板26が本体12の一側面に固着され、縦
板27が第2ブーム6の上部一側に固着されて下横板28が
側方に突出していると共に、他側取付板14は上横板29と
縦板30と下横板31でクランク形状となり、その上横板29
と縦板30の前縁が本体12の他側面に固着され、下横板31
が第2ブーム6の上部他側に固着されて本体12が第2ブ
ーム6の上面を横切るように斜めとなり、かつ本体12の
後端縁に切欠きが形成され、作業機シリンダ9が一側取
付板13と本体12との空間部及び前記切欠きに配設されて
いる。
板13、他側面に他側取付板14を設けてあり、一側取付板
13は上横板26と縦板27と下横板28とによりクランク形状
となり、その上横板26が本体12の一側面に固着され、縦
板27が第2ブーム6の上部一側に固着されて下横板28が
側方に突出していると共に、他側取付板14は上横板29と
縦板30と下横板31でクランク形状となり、その上横板29
と縦板30の前縁が本体12の他側面に固着され、下横板31
が第2ブーム6の上部他側に固着されて本体12が第2ブ
ーム6の上面を横切るように斜めとなり、かつ本体12の
後端縁に切欠きが形成され、作業機シリンダ9が一側取
付板13と本体12との空間部及び前記切欠きに配設されて
いる。
作業機を上向き姿勢としてトンネル内壁上部を掘削・破
壊している時に大きな岩石が崩落してブーム上面に沿っ
て落下すると、プロテクタ11に衝突して運転室10と反対
側にはね飛ばされるので、大きな岩石が運転室10に衝突
することが防止されて安全である。
壊している時に大きな岩石が崩落してブーム上面に沿っ
て落下すると、プロテクタ11に衝突して運転室10と反対
側にはね飛ばされるので、大きな岩石が運転室10に衝突
することが防止されて安全である。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は平面図、第2図
は正面図、第3図、第4図はプロテクタの一側・他側斜
視図、第5図は第2実施例の正面図、第6図、第7図は
第5図のVI−VI線、VII−VII線断面図、第8図、第9図
はプロテクタの一側・他側斜視図である。 1は走行体、2は車体、5は第1ブーム、6は第2ブー
ム、10は運転室、11はプロテクタ。
は正面図、第3図、第4図はプロテクタの一側・他側斜
視図、第5図は第2実施例の正面図、第6図、第7図は
第5図のVI−VI線、VII−VII線断面図、第8図、第9図
はプロテクタの一側・他側斜視図である。 1は走行体、2は車体、5は第1ブーム、6は第2ブー
ム、10は運転室、11はプロテクタ。
Claims (1)
- 【請求項1】走行体1に旋回自在に設けた車体2にブー
ムを上下揺動自在に設け、そのブームの先端に作業機を
設けると共に、前記車体2におけるブームより一側方寄
りに運転室10を設け、前記ブーム上面にプロテクタ11を
運転室10と反対側に向けて斜めに取付けたことを特徴と
するトンネル内作業車の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14584189U JPH0756371Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | トンネル内作業車の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14584189U JPH0756371Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | トンネル内作業車の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386156U JPH0386156U (ja) | 1991-08-30 |
JPH0756371Y2 true JPH0756371Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31692464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14584189U Expired - Lifetime JPH0756371Y2 (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | トンネル内作業車の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756371Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP14584189U patent/JPH0756371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386156U (ja) | 1991-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |