JP2585353Y2 - 建設機械の上部旋回体 - Google Patents

建設機械の上部旋回体

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JP2585353Y2
JP2585353Y2 JP5523393U JP5523393U JP2585353Y2 JP 2585353 Y2 JP2585353 Y2 JP 2585353Y2 JP 5523393 U JP5523393 U JP 5523393U JP 5523393 U JP5523393 U JP 5523393U JP 2585353 Y2 JP2585353 Y2 JP 2585353Y2
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JP
Japan
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cab
protector
side frame
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JP5523393U
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JPH0720351U (ja
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重昭 斎藤
博和 今重
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両の上部旋回体の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベルの上部旋回体に設けた従来
技術の一実施例バンパ構造は、実開平5−32451号
公報に記載されている。従来技術では、上部旋回体の前
部に対して、単にバンパか、または乗員保護フレーム
か、または照明器具などを着脱自在に取付けるようにし
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】油圧ショベルが上部旋
回体に近接した前方直下の掘削を行っているときには、
バケットにすくい込んだ長寸棒材,岩石などにより上部
旋回体の前側下部を損傷させることがあった。また最近
の運転室用キャブでは、作業状況確認のために前方の上
部から下部にわたる視界を拡げるように、また上部旋回
体の前側下部にバンパとともに他の機器を取付けられる
ように種々勘案されているが、機器の配置スペースやメ
ンテナンス性、或いは機器類の保護という観点から十分
なものではなかった。
【0004】下部走行体の上部に上部旋回体を設け、そ
の上部旋回体の前部一側方に運転室用のキャブを装備し
ている建設機械において、前記キャブを、前記上部旋回
体の下部一側方を構成しているサイドフレームの先端部
より、前記キャブの下面が所定寸法だけ前方へ突出する
ように取付け、前記サイドフレームの先端部と前記キャ
ブの下面部により形成される空間を機器類配置用の空間
部とし、前記空間部の開放部分を覆うプロテクタを着脱
自在に取付けた。
【0005】
【作用】キャブを装備している側のサイドフレームで
は、そのサイドフレームの先端部よりキャブの下面を若
干寸法だけ前方へ突出して設けたので、キャブ前方の上
方から下方にわたる視界を拡げることができる。そして
障害物の衝突に対して耐用できる着脱自在のプロテクタ
を、サイドフレーム先端部とキャブ前側下面部にわたる
空間部に設けたので、キャブの前側下部を十分に保護す
ることができる。そして上記プロテクタが損傷したとき
には、容易に交換をすることができる。またプロテクタ
を容易に取外すことができるので、キャブの下側のメン
テンス作業を容易に行うことができる。またサイドフレ
ーム先端部とキャブ前側下面部にわたる空間部に各種機
器類を取付けるとともに、その各種機器類の外周側を着
脱自在なプロテクタが包囲するので、機器類をを十分に
保護するとともに、これら機器類のメンテナンス性を向
上でき、空間部の有効活用を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本考案の一実施例の上部旋回体をそ
なえた油圧ショベルの側面図である。図において、1は
油圧ショベルの下部走行体、2は上部旋回体、3L,3
R(3Rは3Lの反対側であるので図1の図示では表わ
れていない)は上部旋回体2の下部側方を構成している
左右のサイドフレーム、4は運転室用のキャブ、5はプ
ロテクタ、6は上部旋回体2のフロント部に装着してい
る作業アタッチメント、7は作業アタッチメント6先端
部に取付けているバケットである。図2は、図1のA部
詳細図である。図において、8はサイドフレーム3Lの
先端部、9はキャブ4の前側下面部、10は油圧ショベ
ルに搭載される機器類の一つである作業灯である。図3
は、図1のBより見たプロテクタ5を示す正面図であ
る。図において、11はプロテクタ5に設けた作業灯用
の投光窓穴部、12はサイドフレーム3Rの前端角部に
設けたプロテクタである。図4は、図1のCより見たプ
ロテクタ5を示す平面図である。図5は、プロテクタ5
の斜視図である。図において、13,14はプロテクタ
5を上部旋回体2に固定するためのブラケットである。
図6は、プロテクタ12の斜視図である。
【0007】次に、本考案の一実施例の上部旋回体を図
1〜図5について述べる。本実施例では、上部旋回体2
の下部側方を構成しているサイドフレーム3Lの先端部
8より、キャブ4の下面を寸法L(図2に示す)だけ前
方へ突出してキャブ4前側の下面部に空間部(図1及び
図2に示す符号イの部分で、プロテクタ5を取付けてい
ない状態の空間部をいう)を設け、そのキャブ4前側下
面部9とサイドフレーム3L先端部8にわたる空間部イ
に、キャブ4の前側下部を保護するためのプロテクタ5
を着脱自在に設けて構成した。またサイドフレーム3L
の先端部8と、キャブ4の前側下面部9にわたる空間部
イに、作業灯10或いはその他機器類(油圧機器,電気
器具のうちの一部の機器で図示していない)を取付けて
構成した。
【0008】次に、本考案の一実施例の上部旋回体の作
用について述べる。本考案では、サイドフレーム3Lの
先端部8よりキャブ4の下面を寸法Lだけ前方へ突出し
て設けたので、キャブ4前方の上方から下方にわたる視
界を拡げることができる。そして障害物の衝突に対して
耐用できる着脱自在のプロテクタ5を、サイドフレーム
3Lの先端部8と、キャブ4の前側下面部9にわたる空
間部イに設けたので、キャブ4の前側下部を十分に保護
することができる。そして上記プロテクタ5が損傷した
ときには、容易に交換することができる。またプロテク
タ5を容易に取外すことができるので、キャブ4の下側
のメンテナンス作業を容易に行うことができる。またサ
イドフレーム3Lの先端部8と、キャブ4の前側下面部
9にわたる上記空間部イに作業灯10等の機器などを取
付けたが、その作業灯10等の機器などの外周側を上記
着脱自在なプロテクタ5が包囲するので、それらを十分
に保護することができるとともに、機器類のメンテナン
ス性を確保できる。
【0009】
【考案の効果】本考案の建設機械の上部旋回体では、キ
ャブを装備している側のサイドフレームでは、そのサイ
ドフレームの先端部よりキャブの下面を若干寸法だけ前
方へ突出して設けたので、キャブ前方の上方から下方に
わたる視界を拡げることができる。そして障害物の衝突
に対して耐用できる着脱自在のプロテクタを、サイドフ
レーム先端部とキャブ前側下面部にわたる空間部に設け
たので、キャブの前側下部を十分に保護することができ
る。そして上記プロテクタが損傷したときには、容易に
交換をすることができる。またプロテクタを容易に取外
すことができるので、キャブの下側のメンテンス作業を
容易に行うことができる。またサイドフレーム先端部と
キャブ前側下面部にわたる空間部に各種機器類を取付け
るとともに、その各種機器類の外周側を着脱自在なプロ
テクタが包囲するので、機器類を十分に保護するととも
に、これら機器類のメンテナンス性を向上でき、空間部
の有効活用を行うことができる。また上記空間部にプロ
テクタを設けることにより、上部旋回体の外見上のデザ
インをより良く向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の上部旋回体を備えた油圧シ
ョベルの側面図である。
【図2】図1のA部詳細図である。
【図3】図1のBより見たプロテクタを示す正面図であ
る。
【図4】図1のCより見たプロテクタを示す平面図であ
る。
【図5】プロテクタ5の斜視図である。
【図6】プロテクタ12の斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回体 3L,3R サイドフレーム 4 キャブ 5,12 プロテクタ 6 作業アタッチメント 7 バケット 8 (サイドフレーム3Lの)先端部 9 (キャブ4の)前側下面部 10 作業灯 11 投光窓穴部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体の上部に上部旋回体を設け、
    その上部旋回体の前部側方に運転室用キャブを装備
    している建設機械において、前記キャブを、前記上部旋
    回体の下部側方を構成しているサイドフレームの先端
    部より、前記キャブ下面が所定寸法だけ前方へ突出す
    るように取付け、前記サイドフレームの先端部と前記キ
    ャブの下面部により形成される空間を機器類配置用の
    間部とし前記空間部の開放部分を覆うプロテクタを着
    脱自在に取付けことを特徴とする建設機械の上部旋回
JP5523393U 1993-09-18 1993-09-18 建設機械の上部旋回体 Expired - Lifetime JP2585353Y2 (ja)

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JPH0720351U JPH0720351U (ja) 1995-04-11
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