JP2514321Y2 - キャブの前面ガ―ド装置 - Google Patents

キャブの前面ガ―ド装置

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JP2514321Y2
JP2514321Y2 JP4982590U JP4982590U JP2514321Y2 JP 2514321 Y2 JP2514321 Y2 JP 2514321Y2 JP 4982590 U JP4982590 U JP 4982590U JP 4982590 U JP4982590 U JP 4982590U JP 2514321 Y2 JP2514321 Y2 JP 2514321Y2
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幸夫 三成
和行 佐木
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油谷重工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、主として油圧ショベルなど建設機械に装
備した運転室用キャブの前面ガード装置に関する。
従来の技術 第5図は、従来技術のガード1を装着したキャブ2を
示す斜視図である。図において、3はガード1の外縁部
を形成しているフレーム枠、4はフレーム枠3を補強す
るために設けられている棧、5はキャブ2内のオペレー
タやキャブ2のフロントガラスなどを保護するための格
子部材、6はキャブ2とガード1とを連結している取付
部である。
従来技術のガード1では、格子状あるいは網状の格子
部材5がフレーム枠3に固定して設けられている。
第5図におけるキャブ2は油圧ショベル(図示しな
い)に装備されているものであるが、そのキャブ2の前
面部にガード1を取付けることにより、作業時に前方か
ら飛散してくる破片部材(構築物解体作業時などにおい
て発生する破片部材),岩石などを防ぐことができる。
この考案の解決しようとする課題 油圧ショベルが作業を行う場合に、キャブの前方側よ
り破片部材,岩石などが飛散してくるおそれがあるとき
には、キャブの前面部にガードを装着して作業を行う。
しかし油圧ショベルは種々の異なった作業に従事するの
で、上記飛散物の発生する作業の途中に、別の飛散物の
発生しない作業を行うことがある。この場合に上記ガー
ドを装着した状態で作業を行うと、ガードにはその全面
にわたって格子状あるいは網状の格子部材が設けられて
いるので、それがオペレータの視界の邪魔をし、作業状
態がよく見えなかった。その場合にガードをキャブより
取外したくても、ガードの重量はかなり重たいので、オ
ペレータがガードを簡単に取外したり、また取付けたり
することを困難であった。
この考案は上記の課題を解決し、キャブの前面部にガ
ードを装着した状態で、オペレータの所要の視界に調整
できる前面ガード装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために講じたこの考案の手段
は、 イ.ガードの外縁部を形成しているフレーム枠に、複数
の棒状部材をガードの棧と直角方向に、かつ所定の間隔
を保つように平行に設け、 ロ.上記棒状部材の少なくとも一部をフレーム枠に対し
着脱自在に設けて構成した。
作用 イ.油圧ショベルが飛散物の発生のおそれがある作業を
行うときには、複数の棒状部材をすべてフレーム枠に取
付けておく。複数の棒状部材は所定の間隔で配置される
とともに、それと直角方向の棧により、格子状態が形成
される。それにより、破片部材,岩石など前方からの飛
散物に対して、オペレータ,フロントガラスなどを保護
することができる。
ロ.油圧ショベルが飛散物の発生のおそれがない作業を
行うときには、オペレータの所望により複数の棒状部材
のうちの一部あるいは全部を取外す。棒状部材の1個の
重量は比較的軽く、かつ棒状部材の取外し操作は容易で
あるので、オペレータは容易に前方視界を明確にするこ
とができる。
実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この考案にかかる前面ガード装置7を
示す斜視図である。図において、8はガード、9はガー
ド8のフレーム枠、10はフレーム枠9に固着されている
棧、11は棒状部材、6′はキャブ2とガード8とを連結
している取付部である。第2図は、第1図のA−A断面
図である。図において、12はフレーム枠9,棧10の棒状部
材11挿嵌部に設けている緩衝用のゴムブッシュである。
第3図は、この考案の前面ガード装置7の実施例を示す
斜視図である。
次に、この考案にかかる前面ガード装置7の構成を第
1図〜第3図について述べる。ガード8の外縁部を形成
しているフレーム枠9に、複数の棒状部材11を棧10と直
角方向に、かつ所定の間隔を保つように平行に設け、上
記棒状部材11の少なくとも一部をフレーム枠9に対し着
脱自在に設けて構成した。
次に、この考案にかかる前面ガード装置7の作用機能
について述べる。油圧ショベルが飛散物の発生のおそれ
がある作業を行うときには、複数の棒状部材11をすべて
フレーム枠9に取付けておく。複数の棒状部材11は所定
の間隔で配置されるとともに、それと直角方向の棧10に
より、格子状態が形成される。それにより破片部材(構
築物解体作業時などにおいて発生する破片部材),岩石
など前方からの飛散物に対して、オペレータ,フロント
ガラスなどを保護することができる。また油圧ショベル
が飛散物の発生のおそれがない作業を行うときには、オ
ペレータの所望により複数の棒状部材11のうちの一部あ
るいは全部を取外す。すなわち第4図のように、所望の
棒状部材(11)を上方(第3図における矢印イの方向)
に引抜いて取外す。棒状部材11の1個の重量は比較的軽
く、かつ棒状部材11の取外し操作は容易であるので、オ
ペレータは容易に前方視界を明確にすることができる。
また第4図は、この考案の他実施例ガード13を示す要
部斜視図である。図において、14はガード13のフレーム
枠、15はフレーム枠14に固着されている棧、16はフレー
ム枠14に設けた把持弾性力を有する棒状部材11′取付用
ホルダである。このガード13では、棒状部材11′を取外
すときには、ホルダ16が前方へ向けて二又状になってい
るので、棒状部材11′を前方へ向けて引出すことにより
容易に取外すことができる。また取外した棒状部材11′
を取付けるときには、上記取外しの場合とは逆に、棒状
部材11をホルダ16に対して押込めばよい。ボルダ16は把
持弾性力をそなえているので、棒状部材11′をフレーム
枠14に把持固定することができる。
なお第1図におけるガード8,第4図におけるガード13
では、それぞれ棒状部材11,11′をたて方向に設けるよ
うにしているが、棒状部材を横方向に設けるようにして
もよい。
考案の効果 この考案にかかる前面ガード装置では、ガードのフレ
ーム枠に取付けた複数の棒状部材の少なくとも一部を、
フレーム枠に対し着脱自在に設けた。それにより、油圧
ショベルが上記ガードを装着した状態で飛散物の発生の
おそれがない作業を行うときには、オペレータの所望に
より複数の棒状部材のうちの一部あるいは全部を取外
す。棒状部材の1個の重量は比較的軽く、かつ棒状部材
の取外し操作は容易であるので、オペレータは容易に前
方視界を明確にすることができる。
したがってこの考案にかかる前面ガード装置をそなえ
た油圧ショベルでは、ガードを装着した状態で飛散物の
発生のおそれがない作業を行うときの前方視界性を向上
し、安全性をたかめることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案にかかる前面ガード装置を示す斜視
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図はこの考案
の前面ガード装置の実施例を示す斜視図、第4図はこの
考案の他実施例ガードを示す要部斜視図、第5図は従来
技術のガードを装着したキャブを示す斜視図である。 1,8,13……ガード 2……キャブ 3,9,14……フレーム枠 4,10,15……棧 5……格子部材 7……前面ガード装置 11,11′……棒状部材 16……ホルダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレータを保護するためにキャブの前面
    部に設けられたガードにおいて、ガードの外縁部を形成
    しているフレーム枠に、複数の棒状部材をガードの棧と
    直角方向に、かつ所定の間隔を保つように平行に設け、
    上記棒状部材の少なくとも一部をフレーム枠に対し着脱
    自在に設けて構成したことを特徴とするキャブの前面ガ
    ード装置。
JP4982590U 1990-05-10 1990-05-10 キャブの前面ガ―ド装置 Expired - Fee Related JP2514321Y2 (ja)

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