JPH0756313Y2 - 電線ドラム引寄装置 - Google Patents

電線ドラム引寄装置

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JPH0756313Y2
JPH0756313Y2 JP7757091U JP7757091U JPH0756313Y2 JP H0756313 Y2 JPH0756313 Y2 JP H0756313Y2 JP 7757091 U JP7757091 U JP 7757091U JP 7757091 U JP7757091 U JP 7757091U JP H0756313 Y2 JPH0756313 Y2 JP H0756313Y2
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JP
Japan
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electric wire
wire drum
lateral
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fork
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JP7757091U
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Inventor
恵二 長尾
Original Assignee
東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばフォークリフト
等の荷役車両に適用されて電線ドラムを運搬する際に用
いられる電線ドラム引寄装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電線工場等に於ては、図3
に示す如く、道路Aの片側に直径約1500〜4000
mmの電線ドラムBが約200〜300mmの間隔を開
けて多数置かれて居り、これらを運搬する場合には、フ
ォークリフト等の荷役車両100が用いられる。ところ
が、道路の幅が狭い場合が殆どであったので、荷役車両
を回頭して直接運搬する事ができず、人力に依り電線ド
ラムを道路の中央まで転がした後に、荷役車両に依り掬
込んで運搬する様にしている。電線ドラムを転がすのに
は、直径が2600mmまでは、荷役車両の運転者を含
む合計二人の作業者が必要であると共に、直径が350
0〜4000mmでは、十二〜十三人の作業者が必要で
あった。然しながら、この様な方法は、電線ドラムの運
搬に際して多数の人力が必要で省力化が図れない難点が
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、叙上の問題
点に鑑み、これを解決する為に創案されたもので、その
目的とする処は、電線ドラムの運搬に際して省力化を図
る事ができる電線ドラム引寄装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の電線ドラム引寄
装置は、基本的には、荷役車両の昇降可能なフォークの
基側に着脱可能に設けられた固定体と、固定体に横動可
能に設けられた横動体と、固定体に対して横動体を横動
させる横動駆動機と、横動体に設けられて電線ドラムの
中心穴に挿入される掛軸体と、から構成した事に特徴が
存する。
【0005】
【作用】横動駆動機を作動させると、固定体に対して横
動体と掛軸体が横動する。掛軸体が横動するので、これ
を電線ドラムの中心穴に挿入すると、電線ドラムを道路
の片側から中央に引寄せる事ができる。電線ドラムを道
路の中央に引寄せる事ができるので、荷役車両のフォー
クに依り掬込んで運搬する事ができる。この時、電線ド
ラム引寄装置は、フォークの基側に設けているので、フ
ォーク作業の邪魔になる事がない。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本考案の実施例に係る電線ドラム引寄
装置を荷役車両に適用して電線ドラムを引寄せようとす
る状態を示す斜視図。図2は、電線ドラムを運搬しよう
とする状態を示す図1と同様図である。電線ドラム引寄
装置1は、固定体2、横動体3、横動駆動機4、掛軸体
5とからその主要部が構成されて居り、この例では、フ
ォークリフト等の荷役車両100に適用している。固定
体2は、荷役車両100の昇降可能なフォーク101の
基側に着脱可能に設けられたもので、この例では、横方
向に長い角パイプ状を呈して居り、フォーク101の水
平片と垂直片の隅部に置かれて着脱具6に依り着脱可能
に取付けられている。着脱具6は、固定体2に外嵌され
る左右一対のUボルト7と、図略しているが、これらの
端部同志に挿通されてフォーク101の垂直片背面に当
合する上下一対のワッシャプレートと、Uボルトに螺合
されるナットとから成っている。横動体3は、固定体2
に横動可能に設けられたもので、この例では、固定体2
に摺動可能に内嵌される角パイプ状の第一横動体8と、
これに摺動可能に内嵌される同じく各パイプ状の第二横
動体9とから成っている。横動駆動機4は、固定体2に
対して横動体3を横動させるもので、この例では、図略
しているが、固定体2と第一横動体8との間に介設した
第一シリンダと、第一横動体8と第二横動体9との間に
介設した第二シリンダとから成っている。掛軸体5は、
横動体3に設けられて電線ドラムBの中心穴Cに挿入さ
れるもので、この例では、短軸状を呈して第二横動体9
の先端前側に突設している。次に、この様な構成に基づ
いて作用を述解する。道路Aに沿って荷役車両100を
走行させた後、フォーク101を昇降させると共に、横
動駆動機4(第一シリンダ、第二シリンダ)に依り固定
体2に対して横動体3(第一横動体8、第二横動体9)
を伸長横動させて掛止軸5を道路Aの片側に置かれた電
線ドラムBの中心穴Cに対峙させる。そして、荷役車両
100を若干前進させる事に掛止軸5を中心穴Cに挿入
した後、横動駆動機4に依り固定体2に対して横動体3
を収縮横動させると、電線ドラムBが道路Aの中央に転
がって行き、所謂荷役車両100に引寄せられる。電線
ドラムBが道路Aの中央に引寄せられたならば、荷役車
両100を後退させた後、前進しながらフォーク101
に依り電線ドラムBを掬込んで運搬する。この時、電線
ドラム引寄装置1は、フォーク101の基側に設けてい
るので、フォーク作業の邪魔になる事がない。電線ドラ
ム引寄装置1は、着脱具6に依りフォーク101に設け
てあるので、容易に外す事ができ、通常の荷役車両10
0に簡単に戻す事ができる。
【0007】尚、固定体2は、先の実施例では、フォー
ク101の水平片と垂直片の隅部に設けたが、これに限
らず、例えばフォーク101の垂直片の上部に設けても
良い。横動体3は、先の実施例では、二つのもの(第一
横動体8と第二横動体9)で構成したが、これに限ら
ず、例えば一つや三つ以上でも良い。横動駆動機4は、
先の実施例では、二つのシリンダ(第一シリンダと第二
シリンダ)で構成したが、これに限らず、例えば単一の
シリンダとチェーン・スプロケット機構で構成したり、
単一の複段型シリンダで構成しても良い。荷役車両10
0は、先の実施例では、フォークリフトであったが、こ
れに限らず、例えばトラクタショベルのバケットに代え
てフォークを装着したものでも良い。
【0008】
【考案の効果】以上、既述した如く、本考案に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 固定体、横動体、横動駆動機、掛軸体とで構成
したので、電線ドラムの運搬に際して省力化を図る事が
できる。 (2) 固定体を荷役車両のフォークの基側に設けてい
るので、これが邪魔にならずにフォークに依り電線ドラ
ムを掬込んで運搬する事ができる。 (3) 固定体を荷役車両のフォークに着脱可能に設け
ているので、容易に外す事ができ、この様にしたなら
ば、荷役車両を通常のフォーク作業に用いる事ができて
汎用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る電線ドラム引寄装置を荷
役車両に適用して電線ドラムを引寄せようとする状態を
示す斜視図。
【図2】電線ドラムを運搬しようとする状態を示す図1
と同様図。
【図3】従来の電線ドラムの運搬方法を説明する為の平
面図。
【符号の説明】
1 電線ドラム引寄装置 2 固定体 3 横動体 4 横動駆動機 5 掛軸体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役車両の昇降可能なフォークの基側に
    着脱可能に設けられる固定体と、固定体に横動可能に設
    けられる横動体と、固定体に対して横動体を横動させる
    横動駆動機と、横動体に設けられて電線ドラムの中心穴
    に挿入される掛軸体と、から構成した事を特徴とする電
    線ドラム引寄装置。
JP7757091U 1991-08-30 1991-08-30 電線ドラム引寄装置 Expired - Fee Related JPH0756313Y2 (ja)

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JPH0522497U JPH0522497U (ja) 1993-03-23
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