JPH0755842A - 波形データ記憶装置 - Google Patents
波形データ記憶装置Info
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- JPH0755842A JPH0755842A JP21526393A JP21526393A JPH0755842A JP H0755842 A JPH0755842 A JP H0755842A JP 21526393 A JP21526393 A JP 21526393A JP 21526393 A JP21526393 A JP 21526393A JP H0755842 A JPH0755842 A JP H0755842A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 波形データ記憶装置において、記憶した多数
の波形データの波形を一覧表示できるようにする。 【構成】 ビデオカセット1に記録されているテープパ
ス測定用信号はメカデッキ2の磁気ヘッド2Aにより再
生され、ヘッドアンプ3により増幅された後、エンベロ
ープ検波器4によりエンベロープ波形が検出され、A−
D変換器5へ供給される。そして、A−D変換器5にお
いて波形データに変換され、パソコン6へ入力される。
パソコン6は波形データをグラフ化し、モニター7の画
面上で複数個に分割された所定の領域に表示すると共
に、波形データを表示領域を表すデータに対応して記憶
手段に記憶する。
の波形データの波形を一覧表示できるようにする。 【構成】 ビデオカセット1に記録されているテープパ
ス測定用信号はメカデッキ2の磁気ヘッド2Aにより再
生され、ヘッドアンプ3により増幅された後、エンベロ
ープ検波器4によりエンベロープ波形が検出され、A−
D変換器5へ供給される。そして、A−D変換器5にお
いて波形データに変換され、パソコン6へ入力される。
パソコン6は波形データをグラフ化し、モニター7の画
面上で複数個に分割された所定の領域に表示すると共
に、波形データを表示領域を表すデータに対応して記憶
手段に記憶する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダのテープパス波形のデータを記憶する装置に関す
るものである。
コーダのテープパス波形のデータを記憶する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、波形データを記憶する装置として
は、波形信号をA−D変換してパソコンに取込み、パソ
コンのモニター画面上に波形を表示すると共に、パソコ
ンにデータを記憶するコマンドを入力することにより、
A−D変換した波形信号をパソコンの補助記憶装置に記
憶するものがあった。
は、波形信号をA−D変換してパソコンに取込み、パソ
コンのモニター画面上に波形を表示すると共に、パソコ
ンにデータを記憶するコマンドを入力することにより、
A−D変換した波形信号をパソコンの補助記憶装置に記
憶するものがあった。
【0003】また、波形データを記憶する他の装置とし
ては、波形信号をオシロスコープへ入力して波形を観察
すると共に、このこの波形信号をA−D変換して磁気テ
ープに記憶するものがあった。
ては、波形信号をオシロスコープへ入力して波形を観察
すると共に、このこの波形信号をA−D変換して磁気テ
ープに記憶するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の波形データ記憶装置では、記憶した多数の波形デー
タの波形を一覧表示することができないため、多数の波
形データの整理には適していなかった。
来の波形データ記憶装置では、記憶した多数の波形デー
タの波形を一覧表示することができないため、多数の波
形データの整理には適していなかった。
【0005】また、波形データ間の演算及び波形データ
の移動、複写、削除等の編集を波形を見ながら行うこと
ができないため、誤って違うデータを演算したり、編集
してしまうことがあった。
の移動、複写、削除等の編集を波形を見ながら行うこと
ができないため、誤って違うデータを演算したり、編集
してしまうことがあった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、記憶した多数の波形データの
波形を一覧表示することができ、かつ波形データ間の演
算及び編集を波形を見ながら行うことのできる波形デー
タ記憶装置を提供することを目的とする。
めになされたものであり、記憶した多数の波形データの
波形を一覧表示することができ、かつ波形データ間の演
算及び編集を波形を見ながら行うことのできる波形デー
タ記憶装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、表示手段と、記憶手段と、
処理手段を備え、波形データを記憶手段に記憶すると共
に、グラフィックデータに変換された波形データを表示
手段に表示する波形データ記憶装置において、表示手段
は、外部から入力され、かつ処理手段によりグラフィッ
クデータに変換された波形データ又は記憶手段から読み
出され、かつ処理手段によりグラフィックデータに変換
された波形データを画面上で複数個に分割された所定の
領域に表示し、記憶手段は、波形データとこの波形デー
タの表示領域を表すデータを対応させて記憶することを
特徴とするものである。
に、請求項1に係る発明は、表示手段と、記憶手段と、
処理手段を備え、波形データを記憶手段に記憶すると共
に、グラフィックデータに変換された波形データを表示
手段に表示する波形データ記憶装置において、表示手段
は、外部から入力され、かつ処理手段によりグラフィッ
クデータに変換された波形データ又は記憶手段から読み
出され、かつ処理手段によりグラフィックデータに変換
された波形データを画面上で複数個に分割された所定の
領域に表示し、記憶手段は、波形データとこの波形デー
タの表示領域を表すデータを対応させて記憶することを
特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、記憶手段から読み出した波形データ
に対して処理手段が実行した演算の関数データを波形デ
ータと対応させて記憶することを特徴とするものであ
る。
係る発明において、記憶手段から読み出した波形データ
に対して処理手段が実行した演算の関数データを波形デ
ータと対応させて記憶することを特徴とするものであ
る。
【0009】そして、請求項3に係る発明は、請求項1
に係る発明において、表示領域を表すデータと処理手段
が実行する演算の関数データをあらかじめ対応させて記
憶することを特徴とするものである。
に係る発明において、表示領域を表すデータと処理手段
が実行する演算の関数データをあらかじめ対応させて記
憶することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明によれば、外部から入力さ
れた波形データは処理手段によりグラフィックデータに
変換され、表示手段の画面上で複数個に分割された所定
の領域に表示されると共に、表示領域を表すデータと対
応して記憶手段に記憶される。また、記憶手段から読み
出された波形データは処理手段によりグラフィックデー
タに変換され、表示領域を表すデータにしたがって所定
の領域に表示される。
れた波形データは処理手段によりグラフィックデータに
変換され、表示手段の画面上で複数個に分割された所定
の領域に表示されると共に、表示領域を表すデータと対
応して記憶手段に記憶される。また、記憶手段から読み
出された波形データは処理手段によりグラフィックデー
タに変換され、表示領域を表すデータにしたがって所定
の領域に表示される。
【0011】請求項2に係る発明によれば、記憶手段か
ら読み出された波形データは処理手段によりグラフィッ
クデータに変換され、表示領域を表すデータにしたがっ
て所定の領域に表示される。そして、この波形データは
処理手段により所定の関数データを用いた演算を施され
た後、表示領域を表すデータ及び関数データと対応して
記憶手段に記憶される。
ら読み出された波形データは処理手段によりグラフィッ
クデータに変換され、表示領域を表すデータにしたがっ
て所定の領域に表示される。そして、この波形データは
処理手段により所定の関数データを用いた演算を施され
た後、表示領域を表すデータ及び関数データと対応して
記憶手段に記憶される。
【0012】請求項3に係る発明によれば、処理手段が
実行する演算の関数データがあらかじめ表示領域を表す
データと対応して記憶される。
実行する演算の関数データがあらかじめ表示領域を表す
データと対応して記憶される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明をビデオテープレ
コーダのテープパス波形のデータを収集するシステムに
適用した実施例を示すブロック図である。この図におい
て、あらかじめテープパス測定用信号を記録しておいた
ビデオカセット1を被測定対象であるメカデッキ2に装
填する。なお、このテープパス測定用信号は所定の周波
数(例、1MHz)の正弦波信号である。このテープパ
ス測定用信号はメカデッキ2の回転ドラム(図示せず)
に設けられた磁気ヘッド2Aにより再生され、ヘッドア
ンプ3により所定のレベルに増幅された後、エンベロー
プ検波器4によりエンベロープ波形が検出され、A−D
変換器5へ供給される。そして、A−D変換器5におい
て所定のサンプリング周波数及びビット数で波形データ
に変換され、パソコン6へ入力される。パソコン6は入
力された波形データに対して後述する各種処理を行う。
ながら詳細に説明する。図1は本発明をビデオテープレ
コーダのテープパス波形のデータを収集するシステムに
適用した実施例を示すブロック図である。この図におい
て、あらかじめテープパス測定用信号を記録しておいた
ビデオカセット1を被測定対象であるメカデッキ2に装
填する。なお、このテープパス測定用信号は所定の周波
数(例、1MHz)の正弦波信号である。このテープパ
ス測定用信号はメカデッキ2の回転ドラム(図示せず)
に設けられた磁気ヘッド2Aにより再生され、ヘッドア
ンプ3により所定のレベルに増幅された後、エンベロー
プ検波器4によりエンベロープ波形が検出され、A−D
変換器5へ供給される。そして、A−D変換器5におい
て所定のサンプリング周波数及びビット数で波形データ
に変換され、パソコン6へ入力される。パソコン6は入
力された波形データに対して後述する各種処理を行う。
【0014】パソコン6は、図2に示されているように
パソコン本体61にキーボード62が接続されている。
パソコン本体61の内部には、データの処理やパソコン
全体の制御等を行うCPU63、データ処理時のワーク
エリアやバッファエリアとして機能するRAM64、基
本的なプログラムを記憶しているROM65、ハードデ
ィスク装置やフロッピーディスク装置等の補助記憶装置
66、CRTインターフェース67、キーボードインタ
ーフェース68及びパラレルインターフェース69が設
けられている。そして、CRTインターフェース67に
はモニター7が、キーボードインターフェース68には
キーボード62が、パラレルインターフェース69には
A−D変換器5がそれぞれ接続されている。
パソコン本体61にキーボード62が接続されている。
パソコン本体61の内部には、データの処理やパソコン
全体の制御等を行うCPU63、データ処理時のワーク
エリアやバッファエリアとして機能するRAM64、基
本的なプログラムを記憶しているROM65、ハードデ
ィスク装置やフロッピーディスク装置等の補助記憶装置
66、CRTインターフェース67、キーボードインタ
ーフェース68及びパラレルインターフェース69が設
けられている。そして、CRTインターフェース67に
はモニター7が、キーボードインターフェース68には
キーボード62が、パラレルインターフェース69には
A−D変換器5がそれぞれ接続されている。
【0015】図3はこの実施例において、波形データを
記憶する手順の1例を示すフローチャートであり、図4
は波形データを書き込むワークシートの1例を示す図で
ある。
記憶する手順の1例を示すフローチャートであり、図4
は波形データを書き込むワークシートの1例を示す図で
ある。
【0016】本発明においては、パソコン6に接続され
たモニター7の画面に複数の波形を表示し、かつ表示し
た波形を表示位置に対応して記憶することができるの
で、まず図3のステップS1で、波形データを書き込む
ワークシートの行と列の数を設定し、ステップS2で、
ワークシートを作成する。図4の場合、行、列共に6個
に設定し、グラフィックデータに変換(以下、グラフ化
という)した波形データを表示し、かつ波形データを書
き込む場所(以下、セルという)を全部で36個設定し
ている。
たモニター7の画面に複数の波形を表示し、かつ表示し
た波形を表示位置に対応して記憶することができるの
で、まず図3のステップS1で、波形データを書き込む
ワークシートの行と列の数を設定し、ステップS2で、
ワークシートを作成する。図4の場合、行、列共に6個
に設定し、グラフィックデータに変換(以下、グラフ化
という)した波形データを表示し、かつ波形データを書
き込む場所(以下、セルという)を全部で36個設定し
ている。
【0017】次に、ステップS3で、パソコン6へ入力
されている波形データをグラフ化して表示するセルをカ
ーソルを使って選択する。図4において、セル上の網掛
けがカーソルを示している。次に、ステップS4で、パ
ソコン6へ入力されている波形データをグラフィックソ
フトを用いてグラフ化し、ステップS3でカーソルを移
動したセルに表示する。次いで、ステップS5で、表示
されている波形データをセルに記憶する。この時、波形
データはパソコン6のRAM64に設けられたバッファ
エリアに記憶されると共に、モニター7の画面上で波形
がフリーズされる。
されている波形データをグラフ化して表示するセルをカ
ーソルを使って選択する。図4において、セル上の網掛
けがカーソルを示している。次に、ステップS4で、パ
ソコン6へ入力されている波形データをグラフィックソ
フトを用いてグラフ化し、ステップS3でカーソルを移
動したセルに表示する。次いで、ステップS5で、表示
されている波形データをセルに記憶する。この時、波形
データはパソコン6のRAM64に設けられたバッファ
エリアに記憶されると共に、モニター7の画面上で波形
がフリーズされる。
【0018】次に、ステップS6で、さらに波形データ
をセルに記憶するかどうかを判断し、記憶する場合はス
テップS3へ移行し、記憶するデータの数だけ前記と同
じ処理を繰り返す。また、記憶しない場合は、ステップ
S7で、ワークシートの名前、コメント、日付を記憶
し、処理を終了する。この結果、RAM64のバッファ
エリアに記憶されている波形データがワークシートの名
前、コメント、日付と共にパソコンの補助記憶装置66
に記憶される。図4の場合は、異なる条件で測定した1
7個の波形データが記憶されている。
をセルに記憶するかどうかを判断し、記憶する場合はス
テップS3へ移行し、記憶するデータの数だけ前記と同
じ処理を繰り返す。また、記憶しない場合は、ステップ
S7で、ワークシートの名前、コメント、日付を記憶
し、処理を終了する。この結果、RAM64のバッファ
エリアに記憶されている波形データがワークシートの名
前、コメント、日付と共にパソコンの補助記憶装置66
に記憶される。図4の場合は、異なる条件で測定した1
7個の波形データが記憶されている。
【0019】図5は1枚のワークシートのデータの構造
の1例を示す図である。この図に示されているように、
各ワークシートには、ファイル名、コメント及び日付が
付加される。また、各セルごとに画面内の表示領域を表
すデータと波形データ及び関数データが組になって記憶
される。ただし、波形データ及び関数データの一方だけ
が記憶される場合もある(例えば、図3の場合は関数デ
ータは記憶されていない)。なお、関数データについて
は後述する。このように各セルごとに画面内の表示領域
を表すデータと波形データが組になって記憶されている
ので、補助記憶装置66から読出した波形データを、再
度図4のように表示することができる。
の1例を示す図である。この図に示されているように、
各ワークシートには、ファイル名、コメント及び日付が
付加される。また、各セルごとに画面内の表示領域を表
すデータと波形データ及び関数データが組になって記憶
される。ただし、波形データ及び関数データの一方だけ
が記憶される場合もある(例えば、図3の場合は関数デ
ータは記憶されていない)。なお、関数データについて
は後述する。このように各セルごとに画面内の表示領域
を表すデータと波形データが組になって記憶されている
ので、補助記憶装置66から読出した波形データを、再
度図4のように表示することができる。
【0020】図6は波形データを編集する手順の1例を
示すフローチャートである。まず、ステップS11で、
補助記憶装置66から編集を希望する波形データが記憶
されたワークシートを呼び出し、グラフ化し、モニター
7に表示する。この結果、モニター7には図4のような
ワークシートが表示される。
示すフローチャートである。まず、ステップS11で、
補助記憶装置66から編集を希望する波形データが記憶
されたワークシートを呼び出し、グラフ化し、モニター
7に表示する。この結果、モニター7には図4のような
ワークシートが表示される。
【0021】次に、ステップS12で、編集する波形デ
ータの波形が表示さているセルをカーソルを使って選択
する。次いで、ステップS13で、移動、複写、削除等
の所望の編集内容を選択する。次に、ステップS14
で、ステップS12で選択したセルの波形データをRA
M64のバッファエリアに記憶する。そして、ステップ
S15で、編集先のセルをカーソルで選択し、データを
編集する。ステップS13で移動を選択した場合には、
ステップS12で波形データをRAM64のバッファエ
リアに記憶し、元のセルから波形データを削除した後、
ステップS15で選択したセルに波形データを書き込
む。また、ステップS13で複写を選択した場合には、
元のセルから波形データを削除せずに、同じ波形データ
を複写先のセルに書き込む。
ータの波形が表示さているセルをカーソルを使って選択
する。次いで、ステップS13で、移動、複写、削除等
の所望の編集内容を選択する。次に、ステップS14
で、ステップS12で選択したセルの波形データをRA
M64のバッファエリアに記憶する。そして、ステップ
S15で、編集先のセルをカーソルで選択し、データを
編集する。ステップS13で移動を選択した場合には、
ステップS12で波形データをRAM64のバッファエ
リアに記憶し、元のセルから波形データを削除した後、
ステップS15で選択したセルに波形データを書き込
む。また、ステップS13で複写を選択した場合には、
元のセルから波形データを削除せずに、同じ波形データ
を複写先のセルに書き込む。
【0022】次に、ステップS16で、さらに編集する
かどうかを判断し、編集する場合は、ステップS12へ
移行し、編集する波形データの数だけ前記と同じ処理を
繰り返す。また、編集しない場合は、ステップS17
で、編集した波形データを補助記憶装置66に保存する
と共に、バッファエリアの内容を消去して処理を終了す
る。ここで、編集した波形データに補助記憶装置66に
保存する時に、編集後のワークシートに編集前と同じ名
前を付けるた場合には、編集前の波形データに上書き
(したがって、編集前の波形データは消去される)さ
れ、異なる名前を付けた場合は編集前の波形データ及び
編集後の波形データが共に保存される。
かどうかを判断し、編集する場合は、ステップS12へ
移行し、編集する波形データの数だけ前記と同じ処理を
繰り返す。また、編集しない場合は、ステップS17
で、編集した波形データを補助記憶装置66に保存する
と共に、バッファエリアの内容を消去して処理を終了す
る。ここで、編集した波形データに補助記憶装置66に
保存する時に、編集後のワークシートに編集前と同じ名
前を付けるた場合には、編集前の波形データに上書き
(したがって、編集前の波形データは消去される)さ
れ、異なる名前を付けた場合は編集前の波形データ及び
編集後の波形データが共に保存される。
【0023】図7は波形データ間で演算する手順の1例
を示すフローチャートである。まず、ステップS21
で、補助記憶装置66から演算を希望する波形データが
記憶されたワークシートを呼び出し、グラフ化し、モニ
ター7に表示する。
を示すフローチャートである。まず、ステップS21
で、補助記憶装置66から演算を希望する波形データが
記憶されたワークシートを呼び出し、グラフ化し、モニ
ター7に表示する。
【0024】次に、ステップS22で、演算する波形デ
ータがグラフ化され、表示されているセルをカーソルを
使って選択する。次いで、ステップS23で、演算に使
用する関数を選択したセルに書込み、演算を実行する。
そして、ステップS24で、演算結果を書き込むセルを
カーソルを使って選択し、演算した結果得られたデータ
を記憶する。例えば、n個のセルの波形データを平均し
た波形データを得る場合には、順次n個のセルをカーソ
ルで選択し、次いでこれらのセルに平均値を演算する関
数を書き込む。
ータがグラフ化され、表示されているセルをカーソルを
使って選択する。次いで、ステップS23で、演算に使
用する関数を選択したセルに書込み、演算を実行する。
そして、ステップS24で、演算結果を書き込むセルを
カーソルを使って選択し、演算した結果得られたデータ
を記憶する。例えば、n個のセルの波形データを平均し
た波形データを得る場合には、順次n個のセルをカーソ
ルで選択し、次いでこれらのセルに平均値を演算する関
数を書き込む。
【0025】次に、ステップS25で、さらに演算する
かどうかを判断し、演算する場合は、ステップS22へ
移行し、演算の回数だけ前記と同じ処理を繰り返す。ま
た、これ以上演算しない場合には、既に演算して作成し
たワークシートを補助記憶装置66に記憶する。図5に
示したように、各セルごとに表示領域を表すデータ、波
形データ及び関数データが組になって記憶されるので、
セルに書き込まれた関数データはセルの移動・複写を行
っても一緒に移動・複写される。また、波形データを削
除しても、ステップS23で関数データを削除しない限
り、関数データは残る。
かどうかを判断し、演算する場合は、ステップS22へ
移行し、演算の回数だけ前記と同じ処理を繰り返す。ま
た、これ以上演算しない場合には、既に演算して作成し
たワークシートを補助記憶装置66に記憶する。図5に
示したように、各セルごとに表示領域を表すデータ、波
形データ及び関数データが組になって記憶されるので、
セルに書き込まれた関数データはセルの移動・複写を行
っても一緒に移動・複写される。また、波形データを削
除しても、ステップS23で関数データを削除しない限
り、関数データは残る。
【0026】図7に示されているフローチャートでは、
演算する波形データのセルを選択し、かつ演算する関数
を書込まなければ演算を実行することができないが、あ
らかじめデータシートの雛形を作成しておけば、自動的
に所定の演算を実行することができる。以下、この点に
ついて図8及び図9を参照しながら説明する。
演算する波形データのセルを選択し、かつ演算する関数
を書込まなければ演算を実行することができないが、あ
らかじめデータシートの雛形を作成しておけば、自動的
に所定の演算を実行することができる。以下、この点に
ついて図8及び図9を参照しながら説明する。
【0027】図8はデータシートの雛形を作成する手順
の1例を示すフローチャートであり、図9はデータシー
トの雛形の1例を示す図である。まず、図8のステップ
S31で、データシートの雛形の行と列の数を設定す
る。図9では6行、3列に設定されている。
の1例を示すフローチャートであり、図9はデータシー
トの雛形の1例を示す図である。まず、図8のステップ
S31で、データシートの雛形の行と列の数を設定す
る。図9では6行、3列に設定されている。
【0028】次に、ステップS32で、演算するデータ
のセルをカーソルを使って選択し、ステップS33で、
演算に使用する関数を選択したセルに書込み、ステップ
S34で、演算結果を書き込むセルを選択し、関数を書
き込む。図9の場合、ステップS32で、1列目のセル
A1〜E1を選択し、ステップS33で、これらのセル
に平均値を演算する関数を書込み、ステップS34で、
E1の下のセルに平均値を演算する関数を書き込む。
のセルをカーソルを使って選択し、ステップS33で、
演算に使用する関数を選択したセルに書込み、ステップ
S34で、演算結果を書き込むセルを選択し、関数を書
き込む。図9の場合、ステップS32で、1列目のセル
A1〜E1を選択し、ステップS33で、これらのセル
に平均値を演算する関数を書込み、ステップS34で、
E1の下のセルに平均値を演算する関数を書き込む。
【0029】次に、ステップS35で、さらに書き込む
かどうかを判断し、書き込む場合にはステップS32へ
移行し、前記と同じ処理を繰り返す。また、書き込まな
い場合は、ステップS36で、データシートの雛形に名
前を付け、補助記憶装置66に保存する。図9の場合
は、ステップ32で、2列目のセルA2〜E2を選択
し、ステップS33で、これらのセルに平均値を演算す
る関数を書込み、ステップS34で、E2の下のセルに
平均値を演算する関数を書込み。さらに、再びステップ
S32で、セルA1とA2を選択し、ステップS33
で、これらのセルの差を演算する関数を書込み、ステッ
プS34で、A2の右のセルに差を演算する関数を書き
込む。すなわち、セルA1とA2には列方向の演算に使
用する関数と行方向の演算に使用する関数の双方を書き
込む。以下、同様に処理して図9に示されている雛形を
作成する。
かどうかを判断し、書き込む場合にはステップS32へ
移行し、前記と同じ処理を繰り返す。また、書き込まな
い場合は、ステップS36で、データシートの雛形に名
前を付け、補助記憶装置66に保存する。図9の場合
は、ステップ32で、2列目のセルA2〜E2を選択
し、ステップS33で、これらのセルに平均値を演算す
る関数を書込み、ステップS34で、E2の下のセルに
平均値を演算する関数を書込み。さらに、再びステップ
S32で、セルA1とA2を選択し、ステップS33
で、これらのセルの差を演算する関数を書込み、ステッ
プS34で、A2の右のセルに差を演算する関数を書き
込む。すなわち、セルA1とA2には列方向の演算に使
用する関数と行方向の演算に使用する関数の双方を書き
込む。以下、同様に処理して図9に示されている雛形を
作成する。
【0030】このようにして作成したデータシートの雛
形を用いて自動的に波形データの演算を行う時は、補助
記憶装置66から呼び出し、グラフ化してモニター7に
表示する。そして、図3のステップS2〜S5と同様
に、セルに波形データを記憶する。図9の場合、セルA
1〜E1に波形データを記憶すると、自動的にセルE1
の下のセルにこれらの波形データの平均の波形データが
表示され、記憶される。続けて、セルA2〜E2に波形
データを記憶すると、自動的にセルE2の下のセルにこ
れらの波形データの平均の波形データが表示され、かつ
3列めの各セルにそれぞれに書き込まれた関数による演
算を行った波形データが表示され、記憶される。波形デ
ータの演算が終了したら、図3のステップS7と同様
に、データシートの雛形に名前、日付、コメントを付け
て補助記憶装置66に保存する。
形を用いて自動的に波形データの演算を行う時は、補助
記憶装置66から呼び出し、グラフ化してモニター7に
表示する。そして、図3のステップS2〜S5と同様
に、セルに波形データを記憶する。図9の場合、セルA
1〜E1に波形データを記憶すると、自動的にセルE1
の下のセルにこれらの波形データの平均の波形データが
表示され、記憶される。続けて、セルA2〜E2に波形
データを記憶すると、自動的にセルE2の下のセルにこ
れらの波形データの平均の波形データが表示され、かつ
3列めの各セルにそれぞれに書き込まれた関数による演
算を行った波形データが表示され、記憶される。波形デ
ータの演算が終了したら、図3のステップS7と同様
に、データシートの雛形に名前、日付、コメントを付け
て補助記憶装置66に保存する。
【0031】図10は本発明をディスプレイの輝度分布
特性の波形データを収集するシステムに適用した実施例
を示すブロック図である。ここで、図1と対応する部分
には同一の番号が付してある。
特性の波形データを収集するシステムに適用した実施例
を示すブロック図である。ここで、図1と対応する部分
には同一の番号が付してある。
【0032】この図において、被測定ディスプレイ12
には信号発生器11から輝度分布測定用のパターンを表
示するための信号が供給される。輝度分布測定用パター
ンが表示されているディスプレイの画面はCCDカメラ
等の撮像装置13により撮影される。なお、この撮像装
置13は3次元的に位置調整が可能に構成され、かつ被
測定ディスプレイ12のフィールド周波数又はフレーム
周波数に同期してシャッタースピードを制御するように
構成されている。撮像装置13から出力されたビデオ信
号は、ビデオイメージプロセッサ14を介してパソコン
6へ入力される。
には信号発生器11から輝度分布測定用のパターンを表
示するための信号が供給される。輝度分布測定用パター
ンが表示されているディスプレイの画面はCCDカメラ
等の撮像装置13により撮影される。なお、この撮像装
置13は3次元的に位置調整が可能に構成され、かつ被
測定ディスプレイ12のフィールド周波数又はフレーム
周波数に同期してシャッタースピードを制御するように
構成されている。撮像装置13から出力されたビデオ信
号は、ビデオイメージプロセッサ14を介してパソコン
6へ入力される。
【0033】なお、本発明は前記実施例以外にも、フィ
ルタ回路のフィルタ特性の波形データを収集するシステ
ム、パルス回路のパルス特性の波形データを収集するシ
ステム等に適用することができる。
ルタ回路のフィルタ特性の波形データを収集するシステ
ム、パルス回路のパルス特性の波形データを収集するシ
ステム等に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、記憶した多数の波形データの波形を一覧表示す
ることができる。また、波形データ間の演算及び編集を
波形を見ながら行うことができる
よれば、記憶した多数の波形データの波形を一覧表示す
ることができる。また、波形データ間の演算及び編集を
波形を見ながら行うことができる
【図1】本発明をビデオテープレコーダのテープパスの
波形データを収集するシステムに適用した実施例を示す
ブロック図である。
波形データを収集するシステムに適用した実施例を示す
ブロック図である。
【図2】図1のシステムにおいてパソコンの内部及び外
部との接続関係を示すブロック図である。
部との接続関係を示すブロック図である。
【図3】波形データを記憶する手順の1例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図4】波形データを書き込むワークシートの1例を示
す図である。
す図である。
【図5】1枚のワークシートのデータの構造の1例を示
す図である。
す図である。
【図6】波形データを編集する手順の1例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図7】波形データ間で演算する手順の1例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】データシートの雛形を作成する手順の1例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図9】データシートの雛形の1例を示す図である。
【図10】本発明をディスプレイの輝度分布特性の波形
データを収集するシステムに適用した実施例を示すブロ
ック図である。
データを収集するシステムに適用した実施例を示すブロ
ック図である。
6…パソコン、7…モニター、61…パソコン本体、6
3…CPU、66…補助記憶装置
3…CPU、66…補助記憶装置
Claims (3)
- 【請求項1】 表示手段と、記憶手段と、処理手段を備
え、波形データを該記憶手段に記憶すると共に、グラフ
ィックデータに変換された波形データを該表示手段に表
示する波形データ記憶装置において、 前記表示手段は、外部から入力され、かつ前記処理手段
によりグラフィックデータに変換された波形データ又は
前記記憶手段から読み出され、かつ前記処理手段により
グラフィックデータに変換された波形データを画面上で
複数個に分割された所定の領域に表示し、前記記憶手段
は、波形データと該波形データの表示領域を表すデータ
を対応させて記憶することを特徴とする波形データ記憶
装置。 - 【請求項2】 記憶手段から読み出した波形データに対
して処理手段が実行した演算の関数データを該波形デー
タと対応させて記憶することを特徴とする請求項1記載
の波形データ記憶装置。 - 【請求項3】 表示領域を表すデータと処理手段が実行
する演算の関数データをあらかじめ対応させて記憶する
ことを特徴とする請求項1記載の波形データ記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21526393A JPH0755842A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 波形データ記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21526393A JPH0755842A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 波形データ記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0755842A true JPH0755842A (ja) | 1995-03-03 |
Family
ID=16669419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21526393A Withdrawn JPH0755842A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 波形データ記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755842A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010165292A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Nec Biglobe Ltd | 解析結果表示支援装置、解析結果表示支援システム、解析結果表示支援方法およびプログラム |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP21526393A patent/JPH0755842A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010165292A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Nec Biglobe Ltd | 解析結果表示支援装置、解析結果表示支援システム、解析結果表示支援方法およびプログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001031 |