JPH05176228A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH05176228A JPH05176228A JP3356259A JP35625991A JPH05176228A JP H05176228 A JPH05176228 A JP H05176228A JP 3356259 A JP3356259 A JP 3356259A JP 35625991 A JP35625991 A JP 35625991A JP H05176228 A JPH05176228 A JP H05176228A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1台のディスプレイを用いて通常の画像とプ
ロファイル画像とを共にリアルタイムで表示する。 【構成】 画像検出器1により検出された画像信号が書
き込まれるビデオメモリ9と、ビデオメモリ9から読み
出した画像データをCRTディスプレイ4に供給するD
/A変換器10と、ビデオメモリ9に書き込まれた画像
データの中から予め設定されたライン又は面に対応する
画像データをCRTディスプレイ4に供給する制御手段
12,13,14,11とを有する。
ロファイル画像とを共にリアルタイムで表示する。 【構成】 画像検出器1により検出された画像信号が書
き込まれるビデオメモリ9と、ビデオメモリ9から読み
出した画像データをCRTディスプレイ4に供給するD
/A変換器10と、ビデオメモリ9に書き込まれた画像
データの中から予め設定されたライン又は面に対応する
画像データをCRTディスプレイ4に供給する制御手段
12,13,14,11とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子顕微鏡の観
察画像を表示するために使用して好適な画像表示装置に
関する。
察画像を表示するために使用して好適な画像表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば走査型電子顕微鏡による2次元の
観察画像をCRTディスプレイに表示するような場合に
は、その観察画像の内の或る特定のラインに沿う画像の
断面の輪郭、即ち断面のプロファイルを同時にリアルタ
イムで観察したいときがある。2次元の観察画像の断面
のプロファイルとは、或る特定のライン上の座標を例え
ば横軸に取って、そのライン上の各画素の濃度に対応す
る例えば縦軸上の位置にそれぞれ所定の色の点をプロッ
トして得られた曲線を言う。同様に、ITVカメラで撮
影した3次元物体の画像の斜視図をCRTディスプレイ
に表示しているような場合には、その3次元物体の画像
の内の或る特定の断面におけるプロファイルを同時にリ
アルタイムで観察したいときがある。
観察画像をCRTディスプレイに表示するような場合に
は、その観察画像の内の或る特定のラインに沿う画像の
断面の輪郭、即ち断面のプロファイルを同時にリアルタ
イムで観察したいときがある。2次元の観察画像の断面
のプロファイルとは、或る特定のライン上の座標を例え
ば横軸に取って、そのライン上の各画素の濃度に対応す
る例えば縦軸上の位置にそれぞれ所定の色の点をプロッ
トして得られた曲線を言う。同様に、ITVカメラで撮
影した3次元物体の画像の斜視図をCRTディスプレイ
に表示しているような場合には、その3次元物体の画像
の内の或る特定の断面におけるプロファイルを同時にリ
アルタイムで観察したいときがある。
【0003】そのように或る特定のライン又は面におけ
る観察画像の断面のプロファイルをリアルタイムで観察
するための従来の画像表示装置は、図2に示すような構
造であった。この図2において、1は画像検出器を示
し、例えば走査型電子顕微鏡の場合には画像検出器1は
2次電子を検出するための検出器であり、ITVカメラ
の場合には画像検出器1は撮像素子である。その画像検
出器1から出力される画像信号は、画像増幅器2を介し
てフレームメモリ3に格納され、フレームメモリ3から
読み出された画像信号がCRTディスプレイ4に供給さ
れる。これにより、画像検出器1により得られた画像信
号に対応する2次元画像がリアルタイムでCRTディス
プレイ4に表示される。
る観察画像の断面のプロファイルをリアルタイムで観察
するための従来の画像表示装置は、図2に示すような構
造であった。この図2において、1は画像検出器を示
し、例えば走査型電子顕微鏡の場合には画像検出器1は
2次電子を検出するための検出器であり、ITVカメラ
の場合には画像検出器1は撮像素子である。その画像検
出器1から出力される画像信号は、画像増幅器2を介し
てフレームメモリ3に格納され、フレームメモリ3から
読み出された画像信号がCRTディスプレイ4に供給さ
れる。これにより、画像検出器1により得られた画像信
号に対応する2次元画像がリアルタイムでCRTディス
プレイ4に表示される。
【0004】それと並行して、画像増幅器2から出力さ
れる画像信号はプロファイル表示用のCRTディスプレ
イ5にも供給されている。従って、画像増幅器2は画像
検出器1から出力される画像信号をフレームメモリ3及
びCRTディスプレイ5に共に最適となるように調節す
る。そして、CRTディスプレイ5では、供給される画
像信号の中から1フレーム毎に或る特定のライン上の画
像信号が抽出され、そのラインの座標を例えば横軸とし
て、縦軸上のそのライン上の画像信号のレベルに対応す
る位置に所定の色の点が連続的に表示される。これによ
り、画像検出器1が観察対象とする2次元画像の内の或
る特定のラインに沿う断面のプロファイルが、リアルタ
イムでそのCRTディスプレイ5に表示される。
れる画像信号はプロファイル表示用のCRTディスプレ
イ5にも供給されている。従って、画像増幅器2は画像
検出器1から出力される画像信号をフレームメモリ3及
びCRTディスプレイ5に共に最適となるように調節す
る。そして、CRTディスプレイ5では、供給される画
像信号の中から1フレーム毎に或る特定のライン上の画
像信号が抽出され、そのラインの座標を例えば横軸とし
て、縦軸上のそのライン上の画像信号のレベルに対応す
る位置に所定の色の点が連続的に表示される。これによ
り、画像検出器1が観察対象とする2次元画像の内の或
る特定のラインに沿う断面のプロファイルが、リアルタ
イムでそのCRTディスプレイ5に表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の画像表示装置においては、プロファイル表示用の
CRTディスプレイが別途必要であり、全体で2台のC
RTディスプレイが必要である。従って、画像表示装置
が全体として大型化すると共に、製造コストが高い不都
合があった。また、必ずしもプロファイル表示が必要で
ない場合にも、別途プロファイル表示用のディスプレイ
が設けてあるのは不経済でもある。本発明は斯かる点に
鑑み、1台のディスプレイを用いて通常の画像とプロフ
ァイル画像とを共にリアルタイムで表示できる画像表示
装置を提供することを目的とする。
従来の画像表示装置においては、プロファイル表示用の
CRTディスプレイが別途必要であり、全体で2台のC
RTディスプレイが必要である。従って、画像表示装置
が全体として大型化すると共に、製造コストが高い不都
合があった。また、必ずしもプロファイル表示が必要で
ない場合にも、別途プロファイル表示用のディスプレイ
が設けてあるのは不経済でもある。本発明は斯かる点に
鑑み、1台のディスプレイを用いて通常の画像とプロフ
ァイル画像とを共にリアルタイムで表示できる画像表示
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像表示装
置は、例えば図1に示す如く、画像検出手段(1)と、
この画像検出手段(1)により検出された画像データが
リアルタイムで書き込まれる画像メモリ(9)と、表示
手段(4)と、その画像メモリ(9)から読み出した画
像データをその表示手段(4)に供給することにより、
その画像検出手段(1)で検出された画像データに対応
する画像をリアルタイムでその表示手段(4)に表示す
る第1の制御手段(10)と、その画像メモリ(9)に
書き込まれた画像データの中から予め設定されたライン
又は面に対応する画像データをその表示手段(4)に供
給することにより、そのライン又は面での断面に対応す
る画像をリアルタイムでその表示手段(4)に表示する
第2の制御手段(12,13,14,11)とを有する
ものである。なお、リアルタイムとは、画像検出手段
(1)で検出されてから表示手段(4)で表示されるま
での遅延時間がせいぜい1フレーム周期〜2フレーム周
期程度であることを意味する。
置は、例えば図1に示す如く、画像検出手段(1)と、
この画像検出手段(1)により検出された画像データが
リアルタイムで書き込まれる画像メモリ(9)と、表示
手段(4)と、その画像メモリ(9)から読み出した画
像データをその表示手段(4)に供給することにより、
その画像検出手段(1)で検出された画像データに対応
する画像をリアルタイムでその表示手段(4)に表示す
る第1の制御手段(10)と、その画像メモリ(9)に
書き込まれた画像データの中から予め設定されたライン
又は面に対応する画像データをその表示手段(4)に供
給することにより、そのライン又は面での断面に対応す
る画像をリアルタイムでその表示手段(4)に表示する
第2の制御手段(12,13,14,11)とを有する
ものである。なお、リアルタイムとは、画像検出手段
(1)で検出されてから表示手段(4)で表示されるま
での遅延時間がせいぜい1フレーム周期〜2フレーム周
期程度であることを意味する。
【0007】
【作用】斯かる本発明によれば、画像検出手段(1)で
検出された画像データに対応する画像(これを「原画
像」とする)は画像メモリ(9)を介してリアルタイム
でそのまま表示手段(4)に表示される。一方、第2の
制御手段により、画像メモリ(9)の画像データの中か
ら予め設定されたラインに対応する画像データをその表
示手段(4)に供給することにより、その表示手段
(4)には原画像に重畳された形式でその原画像の設定
されたラインに沿う断面のプロファイルがリアルタイム
で表示される。
検出された画像データに対応する画像(これを「原画
像」とする)は画像メモリ(9)を介してリアルタイム
でそのまま表示手段(4)に表示される。一方、第2の
制御手段により、画像メモリ(9)の画像データの中か
ら予め設定されたラインに対応する画像データをその表
示手段(4)に供給することにより、その表示手段
(4)には原画像に重畳された形式でその原画像の設定
されたラインに沿う断面のプロファイルがリアルタイム
で表示される。
【0008】同様に、予め設定された面に対応する画像
データをその表示手段(4)に供給することにより、そ
の表示手段(4)にはその原画像の設定された面に沿う
断面のプロファイルが重畳された形式でリアルタイムに
表示される。この場合、2次元の原画像とこの原画像の
プロファイル画像とがリアルタイムで重畳して表示され
ているため、表示手段(4)が1台で済む。
データをその表示手段(4)に供給することにより、そ
の表示手段(4)にはその原画像の設定された面に沿う
断面のプロファイルが重畳された形式でリアルタイムに
表示される。この場合、2次元の原画像とこの原画像の
プロファイル画像とがリアルタイムで重畳して表示され
ているため、表示手段(4)が1台で済む。
【0009】
【実施例】以下、本発明による画像表示装置の一実施例
につき図1を参照して説明する。本実施例は、例えば走
査電子顕微鏡の観察画像の表示用として使用できる表示
装置であり、この図1において図2に対応する部分には
同一符号を付してその詳細説明を省略する。また、本実
施例では簡単のため、所謂モノクロで観察画像を表示す
る場合を扱う。
につき図1を参照して説明する。本実施例は、例えば走
査電子顕微鏡の観察画像の表示用として使用できる表示
装置であり、この図1において図2に対応する部分には
同一符号を付してその詳細説明を省略する。また、本実
施例では簡単のため、所謂モノクロで観察画像を表示す
る場合を扱う。
【0010】図1は本実施例のブロック図であり、1は
2次電子検出器等の画像検出器、6は全体としてフレー
ムメモリ、7は全体の動作を制御する計算機を示す。そ
の画像検出器1から出力されるアナログの画像信号を、
画像増幅器2を介してフレームメモリ6に供給し、画像
増幅器2は、その画像信号のレベルをフレームメモリ6
に格納するのに最適なレベルに調節する。フレームメモ
リ6は、画像増幅器2から連続的に供給されて来る画像
信号をメモリを介してCRTディスプレイ4に供給す
る。これにより、画像検出器1により得られた画像信号
に対応する2次元の原画像がリアルタイムでCRTディ
スプレイ4に表示される。また、フレームメモリ6は、
その2次元の原画像の内の計算機7から指定されたライ
ンに沿う画像信号をプロファイル展開してCRTディス
プレイ4に供給する。これにより、そのプロファイル展
開された画像が2次元の原画像に重畳された形式でリア
ルタイムにCRTディスプレイ4に表示される。
2次電子検出器等の画像検出器、6は全体としてフレー
ムメモリ、7は全体の動作を制御する計算機を示す。そ
の画像検出器1から出力されるアナログの画像信号を、
画像増幅器2を介してフレームメモリ6に供給し、画像
増幅器2は、その画像信号のレベルをフレームメモリ6
に格納するのに最適なレベルに調節する。フレームメモ
リ6は、画像増幅器2から連続的に供給されて来る画像
信号をメモリを介してCRTディスプレイ4に供給す
る。これにより、画像検出器1により得られた画像信号
に対応する2次元の原画像がリアルタイムでCRTディ
スプレイ4に表示される。また、フレームメモリ6は、
その2次元の原画像の内の計算機7から指定されたライ
ンに沿う画像信号をプロファイル展開してCRTディス
プレイ4に供給する。これにより、そのプロファイル展
開された画像が2次元の原画像に重畳された形式でリア
ルタイムにCRTディスプレイ4に表示される。
【0011】以下、そのフレームメモリ6の内部構成及
び動作について説明する。画像増幅器2からフレームメ
モリ6に供給されたアナログの画像信号を、入力段のア
ナログ/デジタル(A/D)変換器8により所定のサン
プリング周波数fINで逐次8ビットのデジタルの画像デ
ータに変換した後、順次ビデオメモリ9に格納する。ビ
デオメモリ9は1画素毎に8ビットの記憶容量を有す
る。10は8ビットの画像データをアナログの画像信号
に変換するデジタル/アナログ(D/A)変換器、11
は2入力の加算器を示す。ビデオメモリ9内の全領域の
画像データを、A/D変換器8のサンプリングとは全く
非同期に、且つ、書き込み時のサンプリング周波数fIN
よりもはるかに高い変換周波数fOUT で、D/A変換器
10を介してアナログの画像信号に変換し、この画像信
号を加算器11の一方の入力端子に供給し、加算器11
の出力信号を常時CRTディスプレイ4に供給する。こ
れにより、CRTディスプレイ4には画像検出器1から
出力される画像信号に対応する2次元画像が常時リアル
タイムで表示される。
び動作について説明する。画像増幅器2からフレームメ
モリ6に供給されたアナログの画像信号を、入力段のア
ナログ/デジタル(A/D)変換器8により所定のサン
プリング周波数fINで逐次8ビットのデジタルの画像デ
ータに変換した後、順次ビデオメモリ9に格納する。ビ
デオメモリ9は1画素毎に8ビットの記憶容量を有す
る。10は8ビットの画像データをアナログの画像信号
に変換するデジタル/アナログ(D/A)変換器、11
は2入力の加算器を示す。ビデオメモリ9内の全領域の
画像データを、A/D変換器8のサンプリングとは全く
非同期に、且つ、書き込み時のサンプリング周波数fIN
よりもはるかに高い変換周波数fOUT で、D/A変換器
10を介してアナログの画像信号に変換し、この画像信
号を加算器11の一方の入力端子に供給し、加算器11
の出力信号を常時CRTディスプレイ4に供給する。こ
れにより、CRTディスプレイ4には画像検出器1から
出力される画像信号に対応する2次元画像が常時リアル
タイムで表示される。
【0012】12はフレームメモリ6の動作を制御する
中央処理ユニット(CPU)、13はテキストメモリを
示し、テキストメモリ13の水平方向のアドレスはビデ
オメモリ9の水平方向のアドレスと同じ構造であり、テ
キストメモリ13の垂直方向のアドレスは8ビット以上
であればよい。また、テキストメモリ13は1画素毎に
1ビットの記憶容量を有し、記憶される画像データは
“1”又は“0”である。断面のプロファイルを同時に
観察しない場合には、テキストメモリ13の画像データ
は全て“0”である。
中央処理ユニット(CPU)、13はテキストメモリを
示し、テキストメモリ13の水平方向のアドレスはビデ
オメモリ9の水平方向のアドレスと同じ構造であり、テ
キストメモリ13の垂直方向のアドレスは8ビット以上
であればよい。また、テキストメモリ13は1画素毎に
1ビットの記憶容量を有し、記憶される画像データは
“1”又は“0”である。断面のプロファイルを同時に
観察しない場合には、テキストメモリ13の画像データ
は全て“0”である。
【0013】2次元の原画像の内の或るラインに沿う断
面のプロファイルであるラインプロファイル(より正確
にはそのライン上の画像データの濃淡を曲線で表したも
の)をリアルタイムで観察する場合には、計算機7から
CPU12に対してラインプロファイルの重畳表示の指
示コマンド及び当該ラインのアドレス(ラインアドレ
ス)を伝達する。これに対応して、CPU12はビデオ
メモリ9の記憶領域からそのラインアドレス上の各8ビ
ットの画像データを順次読み取り、テキストメモリ13
の記憶領域において、そのラインアドレス上の座標を水
平アドレスとして各画像データの濃度を垂直アドレスと
する画素の画像データとして“1”を書き込む。テキス
トメモリ13上のその他の記憶領域には“0”が書き込
まれている。
面のプロファイルであるラインプロファイル(より正確
にはそのライン上の画像データの濃淡を曲線で表したも
の)をリアルタイムで観察する場合には、計算機7から
CPU12に対してラインプロファイルの重畳表示の指
示コマンド及び当該ラインのアドレス(ラインアドレ
ス)を伝達する。これに対応して、CPU12はビデオ
メモリ9の記憶領域からそのラインアドレス上の各8ビ
ットの画像データを順次読み取り、テキストメモリ13
の記憶領域において、そのラインアドレス上の座標を水
平アドレスとして各画像データの濃度を垂直アドレスと
する画素の画像データとして“1”を書き込む。テキス
トメモリ13上のその他の記憶領域には“0”が書き込
まれている。
【0014】これにより、そのラインアドレスに沿うビ
デオメモリ9の各画素の濃度を示す8ビットの画像デー
タが、テキストメモリ13の垂直方向にビット展開され
る。具体的に説明するに、ビデオメモリ9に格納されて
いる画像データに対応する画像は、図1のビデオメモリ
9の表面に描かれている周辺が暗く内部が明るい図形で
あるとする。このときラインアドレスとしてその図形を
横切る水平走査ラインのアドレスを選択すると、そのラ
インに沿う一連の画素の濃度はその図形の外部で淡く内
部で濃くなる。従って、そのラインアドレスに沿う画像
のラインプロファイルは、図1のテキストメモリ13の
表面に示すように、水平方向の両側で値が小さく中央部
で値が大きい曲線となり、この曲線の2値の画像データ
がテキストメモリ13に格納される。
デオメモリ9の各画素の濃度を示す8ビットの画像デー
タが、テキストメモリ13の垂直方向にビット展開され
る。具体的に説明するに、ビデオメモリ9に格納されて
いる画像データに対応する画像は、図1のビデオメモリ
9の表面に描かれている周辺が暗く内部が明るい図形で
あるとする。このときラインアドレスとしてその図形を
横切る水平走査ラインのアドレスを選択すると、そのラ
インに沿う一連の画素の濃度はその図形の外部で淡く内
部で濃くなる。従って、そのラインアドレスに沿う画像
のラインプロファイルは、図1のテキストメモリ13の
表面に示すように、水平方向の両側で値が小さく中央部
で値が大きい曲線となり、この曲線の2値の画像データ
がテキストメモリ13に格納される。
【0015】テキストメモリ13に記憶されている画像
データも、上記のビデオメモリ9の画像データを読み出
すタイミングと同期して読み出してレベル変換器14に
供給する。レベル変換器14は、入力された2値の画像
データのレベルを変換して加算器11の他方の入力端子
に供給する。この場合、レベル変換器14では例えば入
力される画像データの値が“0”及び“1”のときにそ
れぞれレベルが0V及び1Vの画像信号を加算器11に
供給し、加算器11の出力信号のレベルは1Vで飽和す
るものとする。また、D/A変換器10の出力信号の範
囲も0V〜1Vであるとする。従って、テキストメモリ
13から読み出される画像データが“0”のときには、
加算器11からはD/A変換器10の出力信号がそのま
ま出力され、テキストメモリ13から読み出される画像
データが“1”のときには、加算器11からはレベル変
換器14の出力信号がそのまま出力される。
データも、上記のビデオメモリ9の画像データを読み出
すタイミングと同期して読み出してレベル変換器14に
供給する。レベル変換器14は、入力された2値の画像
データのレベルを変換して加算器11の他方の入力端子
に供給する。この場合、レベル変換器14では例えば入
力される画像データの値が“0”及び“1”のときにそ
れぞれレベルが0V及び1Vの画像信号を加算器11に
供給し、加算器11の出力信号のレベルは1Vで飽和す
るものとする。また、D/A変換器10の出力信号の範
囲も0V〜1Vであるとする。従って、テキストメモリ
13から読み出される画像データが“0”のときには、
加算器11からはD/A変換器10の出力信号がそのま
ま出力され、テキストメモリ13から読み出される画像
データが“1”のときには、加算器11からはレベル変
換器14の出力信号がそのまま出力される。
【0016】従って、CRTディスプレイ4には、2次
元の原画像に対して指定されたラインに沿う画像の断面
のプロファイルが重畳してリアルタイムで表示される。
具体的に、図1のCRTディスプレイ4の表面に示すよ
うに、その2次元の原画像と平行に指定されたラインに
沿う断面のプロファイルが表示される。この場合、画像
検出器1から画像増幅器2を介してフレームメモリ6へ
供給される入力画像信号に対応する画像が、1フレーム
毎に状態が変化する動画であっても、指定されたライン
アドレスのラインプロファイル画像は、常にその動画に
追従してリアルタイムで同一のCRTディスプレイ4上
に重畳して表示される。本実施例におけるリアルタイム
とは、画像検出器1で検出されてからせいぜい1フレー
ム周期〜2フレーム周期程度の遅延時間で、という意味
である。
元の原画像に対して指定されたラインに沿う画像の断面
のプロファイルが重畳してリアルタイムで表示される。
具体的に、図1のCRTディスプレイ4の表面に示すよ
うに、その2次元の原画像と平行に指定されたラインに
沿う断面のプロファイルが表示される。この場合、画像
検出器1から画像増幅器2を介してフレームメモリ6へ
供給される入力画像信号に対応する画像が、1フレーム
毎に状態が変化する動画であっても、指定されたライン
アドレスのラインプロファイル画像は、常にその動画に
追従してリアルタイムで同一のCRTディスプレイ4上
に重畳して表示される。本実施例におけるリアルタイム
とは、画像検出器1で検出されてからせいぜい1フレー
ム周期〜2フレーム周期程度の遅延時間で、という意味
である。
【0017】このように本例によれば、1台のCRTデ
ィスプレイ4に2次元の原画像と指定されたラインに沿
う断面のプロファイルとが重畳してリアルタイムに表示
されるので、従来のように2台のCRTディスプレイを
使用する場合と比べて全体の形状が小型化されると共
に、製造コストが低くなる利点がある。更に、CRTデ
ィスプレイ4の表示画像を図示省略したプリンターで印
刷することにより、1枚の画像ハードコピーに、上述の
2種類の画像情報を記録できる利点もある。
ィスプレイ4に2次元の原画像と指定されたラインに沿
う断面のプロファイルとが重畳してリアルタイムに表示
されるので、従来のように2台のCRTディスプレイを
使用する場合と比べて全体の形状が小型化されると共
に、製造コストが低くなる利点がある。更に、CRTデ
ィスプレイ4の表示画像を図示省略したプリンターで印
刷することにより、1枚の画像ハードコピーに、上述の
2種類の画像情報を記録できる利点もある。
【0018】また、図1の例では2次元の原画像の中か
ら所定のラインに沿う画像のラインプロファイルを重畳
して表示しているが、画像検出器1では3次元的な斜視
図に相当する画像の画像信号を検出し、フレームメモリ
6中のテキストメモリ13には、その斜視図の内の或る
指定された面の断面のプロファイルを書き込むようにし
てもよい。これにより、CRTディスプレイ4には3次
元的な原画像に対して指定された面の断面の2次元的な
プロファイルが重畳して表示される。
ら所定のラインに沿う画像のラインプロファイルを重畳
して表示しているが、画像検出器1では3次元的な斜視
図に相当する画像の画像信号を検出し、フレームメモリ
6中のテキストメモリ13には、その斜視図の内の或る
指定された面の断面のプロファイルを書き込むようにし
てもよい。これにより、CRTディスプレイ4には3次
元的な原画像に対して指定された面の断面の2次元的な
プロファイルが重畳して表示される。
【0019】なお、上述実施例は、CRTディスプレイ
4はモノクロで画像表示を行っているが、CRTディス
プレイ4をカラー表示にして2次元の原画像とラインプ
ロファイル画像とを色分けし、両者が重なって表示され
る場合でも観察者が容易に両者を識別できるようにする
ことは当然に可能である。このようにカラー表示を行う
場合には、例えばフレームメモリ6中のビデオメモリ9
は1画素についてそれぞれ8×3ビット分の記憶容量を
持ち、テキストメモリ13は1画素についてそれぞれ3
ビット分の記憶容量を持ち、加算器11等を3組用意す
ればよい。
4はモノクロで画像表示を行っているが、CRTディス
プレイ4をカラー表示にして2次元の原画像とラインプ
ロファイル画像とを色分けし、両者が重なって表示され
る場合でも観察者が容易に両者を識別できるようにする
ことは当然に可能である。このようにカラー表示を行う
場合には、例えばフレームメモリ6中のビデオメモリ9
は1画素についてそれぞれ8×3ビット分の記憶容量を
持ち、テキストメモリ13は1画素についてそれぞれ3
ビット分の記憶容量を持ち、加算器11等を3組用意す
ればよい。
【0020】更に、CPU12がフレームメモリ6の中
のテキストメモリ13上に展開するラインプロファイル
のCRTディスプレイ4の表示画面における位置や高さ
を、計算機7から簡単に指示できるパラメータとしても
よい。このように、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
のテキストメモリ13上に展開するラインプロファイル
のCRTディスプレイ4の表示画面における位置や高さ
を、計算機7から簡単に指示できるパラメータとしても
よい。このように、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、画像表示用の表示手段
は1台で済むので、画像表示装置全体を小型化できる効
果がある。また、例えば2次元画像とその指定されたラ
インに沿うラインプロファイルとを1台の表示手段でリ
アルタイムで同時に観察できるので、オペレータによる
画像調節も容易になる。
は1台で済むので、画像表示装置全体を小型化できる効
果がある。また、例えば2次元画像とその指定されたラ
インに沿うラインプロファイルとを1台の表示手段でリ
アルタイムで同時に観察できるので、オペレータによる
画像調節も容易になる。
【図1】本発明による画像表示装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】従来の表示装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 画像検出器 4 CRTディスプレイ 6 フレームメモリ 7 計算機 9 ビデオメモリ 11 加算器 12 中央処理ユニット(CPU) 13 テキストメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 画像検出手段と、 該画像検出手段により検出された画像データがリアルタ
イムで書き込まれる画像メモリと、 表示手段と、 前記画像メモリから読み出した画像データを前記表示手
段に供給することにより前記画像検出手段で検出された
画像データに対応する画像をリアルタイムで前記表示手
段に表示する第1の制御手段と、 前記画像メモリに書き込まれた画像データの中から予め
設定されたライン又は面に対応する画像データを前記表
示手段に供給することにより前記ライン又は面での断面
に対応する画像をリアルタイムで前記表示手段に表示す
る第2の制御手段とを有する事を特徴とする画像表示装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356259A JPH05176228A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356259A JPH05176228A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05176228A true JPH05176228A (ja) | 1993-07-13 |
Family
ID=18448139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356259A Pending JPH05176228A (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05176228A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148584A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Olympus Corp | 共焦点レーザ顕微鏡 |
JP2005156847A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Olympus Corp | 共焦点顕微鏡システム及びプログラム |
JP2006054894A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | General Electric Co <Ge> | ピクセル・データを表示する方法及び装置 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3356259A patent/JPH05176228A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148584A (ja) * | 2003-11-19 | 2005-06-09 | Olympus Corp | 共焦点レーザ顕微鏡 |
JP4576112B2 (ja) * | 2003-11-19 | 2010-11-04 | オリンパス株式会社 | 共焦点レーザ顕微鏡 |
JP2005156847A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Olympus Corp | 共焦点顕微鏡システム及びプログラム |
JP2006054894A (ja) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | General Electric Co <Ge> | ピクセル・データを表示する方法及び装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990525 |