JPH05328031A - 画像読み取り装置 - Google Patents

画像読み取り装置

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JPH05328031A
JPH05328031A JP4154101A JP15410192A JPH05328031A JP H05328031 A JPH05328031 A JP H05328031A JP 4154101 A JP4154101 A JP 4154101A JP 15410192 A JP15410192 A JP 15410192A JP H05328031 A JPH05328031 A JP H05328031A
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JP
Japan
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image
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frame memory
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JP4154101A
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English (en)
Inventor
Koichi Sawada
康一 沢田
Hideki Wanami
英樹 和波
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH05328031A publication Critical patent/JPH05328031A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 画像原稿GDを読み取る画像読み取りヘッド
2(ラインセンサLS)と、ヘッド2からの画像データ
を記憶するフレームメモリ8と、メモリ8の書き込みア
ドレス及び読み出しアドレスを制御するメモリ制御回路
10とを有し、メモリ制御回路10は、現在の読み出し
アドレスに基づいて次回の書き込みアドレスを設定す
る。 【効果】 スクロール動作を行った後の新たな原稿読み
取りの際に、モニタ画面上での表示画面のずれが無く、
リセット動作も不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像原稿を読み取ると
共にこの読み取って得た画像データをモニタ等への表示
用画像信号として出力する画像読み取り装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像読み取り装置(イメージスキ
ャナ装置)は、原稿上の文字,図形,画像等のイメージ
情報を1画素単位のディジタル信号に変換し、例えばモ
ニタ等の表示手段に送る装置である。すなわち、この画
像読み取り装置は、読み取り原稿面に対して、光源から
強い光を当て、原稿からの反射光を光学系を介してイメ
ージセンサ上に結像させる。当該イメージセンサは画素
毎に反射光の強弱すなわち原稿の濃淡に比例した電圧レ
ベルに光電変換して画像を読み取る。これを増幅し、例
えばA/D(アナログ/ディジタル)変換してディジタ
ルの画像データとして上記モニタへ転送する。なお、カ
ラースキャナの場合は、1画素毎にR,G,Bの光3原
色に色分解し、各色の階調性で色を表現する。また、上
記イメージセンサは一般的に1ライン上に画素を配列し
た1次元CCD(ラインセンサ)が使用されており、当
該ラインセンサを機構部で原稿上を走査させることによ
り、画像情報を読み取ることができる。
【0003】また、上記画像読み取り装置としては、上
記原稿を読み取って得られた画像データを、例えば大容
量の記憶手段(例えばフレームメモリ等)に記憶し、そ
の後、このフレームメモリから画像データを読み出して
例えばモニタ画面上に表示するようなものが存在する。
なお、上記フレームメモリへの画像データの書き込み及
び当該フレームメモリからの画像データの読み出しは、
上記フレームメモリの書き込み/読み出しアドレスを制
御するアドレス制御手段からのアドレスデータに基づい
て行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えばコン
ピュータ等において行われている表示画面のスクロール
機能のように、上記フレームメモリに画像データを記憶
する画像読み取り装置においてモニタ画面上の表示画面
をスクロールする場合、以下に述べるような様々な不都
合や制限が生ずる。
【0005】例えば、原稿をラインセンサで走査するこ
とで上記フレームメモリ内に例えば図9のAに示すよう
な画像の画像データが記憶されている場合において、上
記モニタに表示される初期画像は、当該フレームメモリ
のメモリエリアME0 内の初期モニタ表示エリアSE00
の領域の画像データに基づくものとなる。すなわち、こ
の初期モニタ表示エリアSE00の画像データをモニタ画
面上に表示すると図9のBに示すような表示画像IM00
が得られるようになる。この時、上記スクロールによっ
て、例えば上記メモリエリアME0 内のモニタ表示エリ
アSE01の領域の画像データを選ぶと、このスクロール
後のモニタ画面上の表示画像は図9のCに示すような表
示画像IM01となる。
【0006】ここで、当該画像読み取り装置において、
新たな原稿を読み取ることで上記フレームメモリ内に例
えば図10のAに示すような画像の画像データを記憶す
ると、上記モニタの表示画面は、図10のBのような表
示画面IM11となる。すなわち、従来の画像読み取り装
置は、新たな原稿を読み取っても、上記図9のAのメモ
リエリアME0 内の上記スクロールによって選ばれたモ
ニタ表示エリアSE01に対応する領域である図10のA
のメモリエリアME1 内のモニタ表示エリアSE11の画
像データを、モニタに送るようになされている。このた
め、上記新たに読み取った原稿の画像内容によってはモ
ニタの表示画面に例えば図10のBに示す表示画像IM
11のような空白画像のみが表示されることがあり、この
場合、再びスクロール操作を行って必要な画像を得る操
作が必要となる。例えば、スクロールにより、上記メモ
リエリアME1 内のモニタ表示エリアSE12を捜して、
図10のCに示すような必要な表示画像IM12を上記モ
ニタに表示させる操作が必要となる。
【0007】このようなことから、従来は、例えば図1
1のAに示すように、新たな原稿を読み取ったならば、
上記モニタ表示エリアの位置をリセットすることで、フ
レームメモリのメモリエリアME1 内の初期モニタ表示
エリアSE10の領域の画像データを上記モニタに送るよ
うにすることも行われている。しかし、このようなリセ
ット動作を行うようにすると、モニタの表示画像は、図
11のBに示すような前の原稿のスクロール後の表示画
像IM01から、一旦、図11のCに示すような当該前の
原稿の上記初期モニタ表示エリアSE00の表示画像IM
00に戻った後、図11のDに示すような上記新たな原稿
の初期モニタ表示エリアSE10の表示画像IM10とな
る。すなわち、モニタ画面上で上記リセット動作に入っ
た瞬間に画面が動き(画面がずれる)、非常に見苦しい
ものとなる。
【0008】また、上述のようなリセット動作時の画面
の動きを防止するため、例えば、上記新たな原稿を読み
取る時には、一旦フレームメモリをリセットしてから、
当該新たな原稿を読み取るようにするとも行われてい
る。しかし、この場合、上記メモリのリセットにより一
旦モニタ画面が空白になると共に画面のずれも発生する
(リセット動作を行っていることがわかる)。また、新
たな原稿読み取り毎にリセット動作が必要となり煩雑と
なる。
【0009】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、スクロール動作を行った後
の新たな原稿読み取りの際に、モニタ画面上での表示画
面のずれが無く、リセット動作も不要な画像読み取り装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読み取り装
置は、上述の目的を達成するために提案されたものであ
り、画像原稿を読み取る画像読み取り手段と、上記画像
読み取り手段によって上記画像原稿から読み取られた画
像データを記憶する記憶手段と、上記記憶手段の書き込
みアドレス及び読み出しアドレスを制御するアドレス制
御手段とを有してなる画像読み取り装置において、上記
アドレス制御手段は、現在の読み出しアドレスに基づい
て、次回の書き込みアドレスを設定する(現在の読み出
しアドレスを次回の書き込みアドレスに反映させる)よ
うにしている。
【0011】
【作用】本発明の画像読み取り装置によれば、スクロー
ル動作後は現在の読み出しアドレスに基づいて次回の書
き込みアドレスを設定するようにしているため、画像デ
ータが読み出される記憶手段の記憶領域が変化しない。
したがって、表示画面のずれがなく、また、メモリのリ
セット動作も不要となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0013】本発明の実施例の画像読み取り装置は、図
1に示すように、画像読み取り手段である画像読み取り
ヘッド2により画像原稿GDから読み取った画像データ
を、一旦記憶手段であるフレームメモリ(画像メモリ)
8に記憶すると共に、このフレームメモリ8の書き込み
アドレス及び読み出しアドレスを制御するアドレス制御
手段であるメモリ制御回路10を有してなり、上記フレ
ームメモリ8から読み出された画像データを表示手段で
あるCRT(陰極線管)等のモニタ14への画像信号と
して出力する画像読み取り装置であって、上記メモリ制
御回路10は、現在の読み出しアドレスに基づいて次回
の書き込みアドレスを設定する(現在の読み出しアドレ
スを次回の書き込みアドレスに反映させる)ようにした
ものである。
【0014】すなわちこの図1に示す画像読み取り装置
において、原稿載置台1上に載置された画像原稿GDを
読み取る画像読み取りヘッド2は、光源3とマルチレン
ズアレイ4とCCDラインセンサLSを有しなるもので
ある。上記光源3によって画像原稿GDを照射すること
により得られた反射光は、マルチレンズアレイ4を介し
てラインセンサLSにより受光されるようになってい
る。
【0015】上記ラインセンサLSは、CCD受光セル
が直線上に配置されて構成されており、例えば画像原稿
GD内の1つのラインを読み取る際に上記光源3がカラ
ー3原色のR,G,Bに対応する光で順次発光すること
により、カラー3原色の画像信号がライン順次(線順
次)で得られるようになっているものとする。また、上
記ラインセンサLSを副走査方向に相対移動させること
で上記画像原稿GDの全面を読み取るようにしている。
【0016】上記画像読み取りヘッド2のラインセンサ
LSからの出力は、増幅器5で増幅され、アナログ/デ
ィジタル(A/D)変換器6に送られてデジタル画像デ
ータに変換され、いわゆるFIFO等のラインバッファ
7によりタイミング合わせがなされて、上記フレームメ
モリ8に記憶される。なお、上記ラインセンサLS,A
/D変換器6及びラインバッファ7は、読み取りタイミ
ング制御回路9からのタイミング制御信号により動作制
御されている。
【0017】ここで、本実施例では、上記フレームメモ
リ8として、例えば、画素数2048×2048に対応
する容量のメモリ(HDVSフレームメモリ)を使用し
ている。したがって、当該フレームメモリ8内には画素
数2048×2048に対応する画像データが記憶され
るようになる。また、上記フレームメモリ8は上記メモ
リ制御回路10からの書き込みアドレス及び読み出しア
ドレスによって書き込みと読み出しとが制御されてい
る。本実施例におけるメモリ制御回路10の動作につい
ては後述する。
【0018】上記フレームメモリ8からは、カラーの
R,G,Bに対応する各原色画像データが読み出されて
ディジタル/アナログ(D/A)変換器11に送られ、
このD/A変換器11でそれぞれアナログのR,G,B
画像信号に変換されて出力端子13R,13G,13B
を介して取り出され、カラーCRT(陰極線管)等のモ
ニタ14に送られる。
【0019】ところで、本実施例で用いる上記CRTモ
ニタ14は、いわゆる高精細度テレビジョン信号を表示
可能なものであり、したがって、このモニタ14の表示
エリアに対応する有効画素数は1035×1920とな
っている。このため、上記2048×2048の上記フ
レームメモリ8には、当該モニタ14の表示エリアの総
画素数の約2倍の画素に対応する画像データが記憶され
ていることになる。したがって、上記モニタ14のフル
画面には、上記フレームメモリ8に記憶されている上記
画像原稿GDに対応する画像の約1/2の領域の画像が
表示されることになる。
【0020】また、本実施例における上記フレームメモ
リ8への画像データの書き込み方法としては、2通りあ
り、例えば図2に示すような画像原稿GDをラインセン
サLSで読み取った場合において、例えば図3に示すよ
うな横書きモードと、例えば図4に示すような縦書きモ
ードとが可能である。上記図3の横書きモードと図4の
縦書きモードとも図2の画像原稿GDの原稿原点G0
書き込み原点WH0,WV0は対応するが、上記図3に示す
横書きモードではメモリエリアMEH の書き込み原点
(書き込み開始アドレス)WH0に対してモニタ表示エリ
アSEH の読み出し原点(読み出し開始アドレス)RH0
が異なり、上記図4に示す縦書きモニタではメモリエリ
アMEV の書き込み原点(書き込み開始アドレス)WV0
とモニタ表示エリアSEV の読み出し原点(読み出し開
始アドレス)RV0とが同じ位置となる。なお、この横書
きモードと縦書きモードとについては、本件出願人が先
に特開平2−92155号公報において開示しており、
ここではその詳細な説明については省略する。
【0021】本実施例の画像読み取り装置においては、
上記フレームメモリ8からの画像データの読み出しは上
記横書きモードや縦書きモードによらず一定の方式で行
うようにしており、上記読み出し開始アドレスを変化さ
せることで、リアルタイムのスクロールが8方向(縦横
斜め方向)に可能となっている。
【0022】ここで、上記横書きモードを例に挙げて、
本実施例の画像読み取り装置における上記スクロール動
作とフレームメモリ8上のアドレス及びメモリ制御回路
10の動作について説明する。
【0023】例えば、画像原稿GDを上記ラインセンサ
LSで走査することによって上記フレームメモリ8内に
例えば図5のAに示すような画像の画像データが記憶さ
れている場合において、当該原稿読み取り直後は、当該
フレームメモリ8のメモリエリアME0 内の初期モニタ
表示エリアSE00の領域の画像データが上記モニタ14
に送られるようになる。すなわち、この初期モニタ表示
エリアSE00の読み出し開始アドレスR00の画像データ
から順次上記モニタ14に送られる。この時、例えば図
5のBに示すように、スクロールによって例えば上記メ
モリエリアME0 内のモニタ表示エリアSE01の領域の
画像データを選ぶと、上記スクロール後のモニタ表示エ
リアSE01の読み出し開始アドレスは、図5の図中R01
で示す読み出し開始アドレスとなる。
【0024】次に、当該画像読み取り装置において、例
えば図6に示すような新たな画像原稿GDを読み取って
得た画像データを上記フレームメモリ8内に記憶するこ
とを考える。
【0025】この時、本実施例の画像読み取り装置の上
記メモリ制御回路10は、上記フレームメモリ8への書
き込み開始アドレスを、図7のAに示すように、上記図
5のBのモニタ表示エリアSE01の読み出し開始アドレ
スR01に基づいた書き込み開始アドレスW11とするよう
に制御する。すなわち例えば、当該メモリ制御回路10
は、上記新たな画像原稿GDを読み取った時には、例え
ば、図5のBのモニタ表示エリアSE01の読み出し開始
アドレスR01に対応する水平走査線に対して有効水平走
査線数を加えた走査線に対応するフレームメモリ8上の
アドレスを、上記書き込み開始アドレスW11として設定
するようにしている。言い換えれば、図6の画像原点G
0 に対応する書き込み開始アドレスを、前記図5のよう
な書き込み開始アドレスW00の位置ではなく、図7のA
に示すような上記読み出し開始アドレスR01に有効走査
線数を加えた上記書き込み開始アドレスW11として設定
するようにしている。
【0026】この本実施例の画像読み取り装置に対し、
前述した従来例のように書き込み開始アドレスを変えな
いと、フレームメモリ8のメモリエリアME1 内には、
図7のBに示すように画像原点G0 に対応する画像デー
タが書き込み原点のアドレス(W01)へ書き込まれるよ
うになり、したがって、上記モニタ表示エリアSE11
読み出し開始アドレスR10から画像データを順次読み出
すと、必要な画像を得ることができなくなる。
【0027】これに対して、本実施例の画像読み取り装
置によれば、図7のAに示すように、原稿原点G0 に対
応する画像データは、上記変更された書き込み開始アド
レスW11から書き込まれるようになるため、上記モニタ
表示エリアSE11の読み出しアドレスR01からデータを
取り出した場合に必要な画像を得ることが可能となる。
【0028】また、本実施例のフレームメモリ8は、上
述したように書き込み開始アドレスの位置を変えたとし
ても、アドレスを巡回的に用いることで、上記フレーム
メモリ8内を有効に使用でき、当該フレームメモリ8の
容量を損なうことはない。なお、メモリのアドレスの巡
回的な使用については、本件出願人が先に特開平2−2
7869号公報において開示しており、ここではその詳
細な説明については省略する。
【0029】さらに、上述した図5〜図7の例では、横
書きモードの例を挙げたが、本実施例は縦書きモードで
も同様の効果を得ることができ、また、スクロール方向
についても上記図5〜図7のように縦方向のみならず横
方向や斜め方向であっても対応することができる。
【0030】図8には、上記メモリ制御回路19におけ
る動作のフローチャートを示す。
【0031】すなわちこの図8において、ステップS1
で新たな画像原稿GDの画像データのフレームメモリ8
への書き込みを行うか否かの判断がなされ、書き込みを
行わないと判断した場合(No)はこのステップS1の
判断を繰り返し、書き込みを行うと判断した場合(Ye
s)はステップS2に進む。
【0032】ステップS2では前記縦書きモードか横書
きモードかの書き込みモードのデータを取り込み、ステ
ップS3で現在のモニタ表示エリアの読み出し開始アド
レスのデータを取り込む。
【0033】次に、ステップS4では、上記読み出し開
始アドレスのデータに基づいて、上記書き込みモードに
応じた書き込み開始アドレスを計算し、ステップS5で
書き込み開始アドレスを設定する。
【0034】その後、フレームメモリ8への画像データ
の書き込みを行い、当該画像データの書き込みが終了し
たならば、上記ステップS1に戻る。
【0035】上述したように、本実施例の画像読み取り
装置においては、フレームメモリ8における読み出し開
始アドレスを書き込み開始アドレスに反映させ、画像原
稿GDの新たな読み取り毎に書き込み開始アドレスを毎
回変えるようにすることで、縦書きモード,横書きモー
ドいずれにおいても画面スクロールが可能であると共
に、より効率的なフレームメモリ8の利用と、モニタ1
4の画面上でモニタ表示エリアを意識させない動作を可
能としている。
【0036】なお、本実施例においては、上記スクロー
ル操作等を例えばキー入力装置23からのキー入力によ
り行うようにしている。すなわち、本実施例では、例え
ば上記キー入力装置23からの入力によって読み出し開
始アドレスを変化させるようにすることで、フレームメ
モリ8内の全てのメモリエリア内をスクロールすること
が可能となる。
【0037】具体的に説明すると、上記キー入力装置2
3からは、例えばスクロールのための読み出し開始アド
レスの変更等のキー入力が行われる。なお、この場合の
キー入力は、座標データ等を直接入力するようにしても
よいが、カーソル移動キー等を用いてスクロール方向を
決定することも可能である。このキー入力装置23から
のキー入力信号は、CPU22に送られるようになって
いる。当該CPU22は、上記キー入力装置23でのキ
ー入力に応じて、後段のシステム制御回路21を介して
スクロール等のための各種制御を行う。すなわち、上記
キー入力装置23からのキー入力信号がCPU22に送
られることによって、当該CPU22は読み出し開始ア
ドレス指定用のデータ等を出力する。また、上記CPU
22は、上記システム制御回路21を介して読み取りタ
イミング制御回路9をも制御する。更に、上記読み取り
タイミング制御回路9及びメモリ制御回路10は、シス
テム制御回路(いわゆるシステムコントローラ)21に
より制御されており、このシステム制御回路21はCP
U22との間でデータや制御信号の送受が行われる。な
お、このシステム制御回路21とCPU22とは一体的
な構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明の画像読み取り装
置においては、画像原稿を読み取る画像読み取り手段か
らの画像データを記憶手段に記憶すると共に、この記憶
手段の書き込みアドレス及び読み出しアドレスをアドレ
ス制御手段により制御する際に、現在の読み出しアドレ
スに基づいて次回の書き込みアドレスを設定する(現在
の読み出しアドレスを次回の書き込みアドレスに反映さ
せる)ようにたことにより、スクロール動作後の新たな
原稿読み取りの際にモニタ画面上での表示画面のずれが
無く、リセット動作も不要となしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の画像読み取り装置の概略構成
を示すブロック回路図である。
【図2】ラインセンサによる画像原稿の読み取りを示す
図である。
【図3】横書きモードを説明するための図である。
【図4】縦書きモードを説明するための図である。
【図5】本実施例におけるフレームメモリのメモリエリ
アと初期モニタ表示エリア及びスクロールを説明するた
めの図である。
【図6】本実施例における新たな画像原稿とその原稿の
読み取りを示す図である。
【図7】本実施例における書き込み開始アドレスと読み
出し開始アドレスを説明するための図である。
【図8】本実施例装置のメモリ制御回路の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】従来例におけるフレームメモリのメモリエリア
と初期モニタ表示エリア及びスクロールを説明するため
の図である。
【図10】従来例における新たな画像原稿の読み取り後
のフレームメモリのメモリエリアとスクロールを説明す
るための図である。
【図11】従来例におけるリセット動作を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1・・・・・原稿載置台 2・・・・・画像読み取りヘッド 8・・・・・フレームメモリ 9・・・・・読み取りタイミング制御回路 10・・・・メモリ制御回路 14・・・・CRT(陰極線管)モニタ 21・・・・システム制御回路 22・・・・CPU 23・・・・キー入力装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像原稿を読み取る画像読み取り手段
    と、上記画像読み取り手段によって上記画像原稿から読
    み取られた画像データを記憶する記憶手段と、上記記憶
    手段の書き込みアドレス及び読み出しアドレスを制御す
    るアドレス制御手段とを有してなる画像読み取り装置に
    おいて、 上記アドレス制御手段は、現在の読み出しアドレスに基
    づいて、次回の書き込みアドレスを設定することを特徴
    とする画像読み取り装置。
JP4154101A 1992-05-22 1992-05-22 画像読み取り装置 Withdrawn JPH05328031A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4154101A JPH05328031A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 画像読み取り装置

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JP4154101A JPH05328031A (ja) 1992-05-22 1992-05-22 画像読み取り装置

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ID=15576945

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JP (1) JPH05328031A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9491346B2 (en) 1996-06-28 2016-11-08 Metrovideo, Inc. Image acquisition system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9491346B2 (en) 1996-06-28 2016-11-08 Metrovideo, Inc. Image acquisition system

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803