JPH05101171A - 画像入力装置 - Google Patents
画像入力装置Info
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- JPH05101171A JPH05101171A JP3290865A JP29086591A JPH05101171A JP H05101171 A JPH05101171 A JP H05101171A JP 3290865 A JP3290865 A JP 3290865A JP 29086591 A JP29086591 A JP 29086591A JP H05101171 A JPH05101171 A JP H05101171A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象物の外観検査装置に用いる高分解能の画
像入力装置を提供。 【構成】 ラインセンサカメラで撮像した画像信号をデ
ジタル変換し、このデジタル画像信号の全体画像をイメ
−ジメモリに記憶し、ここから読み出した画像信号を一
時出力用バッファイメ−ジメモリに記憶し、ここから任
意に複数の画像信号を読み出してアナログ変換し、それ
ぞれ複数の処理装置へ出力して、並列処理される。イメ
−ジメモリと出力用バッファイメ−ジメモリへの書き込
み、読み出しはＣＰＵにより指令される。 【効果】 画像の分解能がよいとともに、任意の領域に
ある画像信号を分解能を損なうことなく拡大画像として
出力出来る。又、任意に複数の画像信号を拡大画像とし
て出力して高速で並列処理することが出来る。
像入力装置を提供。 【構成】 ラインセンサカメラで撮像した画像信号をデ
ジタル変換し、このデジタル画像信号の全体画像をイメ
−ジメモリに記憶し、ここから読み出した画像信号を一
時出力用バッファイメ−ジメモリに記憶し、ここから任
意に複数の画像信号を読み出してアナログ変換し、それ
ぞれ複数の処理装置へ出力して、並列処理される。イメ
−ジメモリと出力用バッファイメ−ジメモリへの書き込
み、読み出しはＣＰＵにより指令される。 【効果】 画像の分解能がよいとともに、任意の領域に
ある画像信号を分解能を損なうことなく拡大画像として
出力出来る。又、任意に複数の画像信号を拡大画像とし
て出力して高速で並列処理することが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、電子部品等の対象物
の外観検査装置に用いられる高分解能の画像入力装置に
関するものである。
の外観検査装置に用いられる高分解能の画像入力装置に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ポリイミドフィルム上にＩＣチッ
プを樹脂モ−ルドしたファインピッチの銅箔リ−ドを有
するＴＡＢやリ−ドフレ−ム等の微細構造の電子部品等
の外観を検査する外観検査装置がある。この外観検査装
置の入力源としては、通常、画像全体を同時に撮像する
ことの出来るいわゆるエリアカメラが用いられている。
プを樹脂モ−ルドしたファインピッチの銅箔リ−ドを有
するＴＡＢやリ−ドフレ−ム等の微細構造の電子部品等
の外観を検査する外観検査装置がある。この外観検査装
置の入力源としては、通常、画像全体を同時に撮像する
ことの出来るいわゆるエリアカメラが用いられている。
【０００３】このようなエリアカメラの水平方向のフォ
ト素子は通常５００〜７００個程度配設されている。こ
れらのフォト素子によってピックアップされた各画素信
号で合成されたアナログ画像信号は、デシタル画像信号
に変換されてデジタル画像処理された後、再びアナログ
画像信号に変換されて、テレビモニタ等の処理装置に出
力されて観察される。微細な箇所を観察する場合には、
各画素信号間の補間などの拡大処理をしてその箇所を拡
大した拡大画像を処理装置に出力している。
ト素子は通常５００〜７００個程度配設されている。こ
れらのフォト素子によってピックアップされた各画素信
号で合成されたアナログ画像信号は、デシタル画像信号
に変換されてデジタル画像処理された後、再びアナログ
画像信号に変換されて、テレビモニタ等の処理装置に出
力されて観察される。微細な箇所を観察する場合には、
各画素信号間の補間などの拡大処理をしてその箇所を拡
大した拡大画像を処理装置に出力している。
【０００４】
【発明が解決しようとする問題点】このように、従来の
エリアカメラを用いた画像入力装置では、画素数が少な
いため画像の分解能が悪く、微細な箇所を観察するには
不十分である。そのため、微細な箇所を観察する場合に
は、画素信号間を補間する等の拡大処理をして拡大画像
を形成しているが、この画像はあらくなり、微細箇所の
判別が困難である。その上、処理装置では局所部分の拡
大画像のみが出力され、全体画像を同時に出力すること
は出来ない。拡大画像で観察する場合には、小さい領域
ごとに拡大画像を出力して順次処理されている。従っ
て、拡大画像を観察している時は全体画像を観察するこ
とが出来ず、全体画像と拡大画像とは常に処理装置を切
り換えて遂時処理しなければならず、不便であった。
エリアカメラを用いた画像入力装置では、画素数が少な
いため画像の分解能が悪く、微細な箇所を観察するには
不十分である。そのため、微細な箇所を観察する場合に
は、画素信号間を補間する等の拡大処理をして拡大画像
を形成しているが、この画像はあらくなり、微細箇所の
判別が困難である。その上、処理装置では局所部分の拡
大画像のみが出力され、全体画像を同時に出力すること
は出来ない。拡大画像で観察する場合には、小さい領域
ごとに拡大画像を出力して順次処理されている。従っ
て、拡大画像を観察している時は全体画像を観察するこ
とが出来ず、全体画像と拡大画像とは常に処理装置を切
り換えて遂時処理しなければならず、不便であった。
【０００５】
【問題点を解決するための手段】この発明は、対象物を
撮像するラインセンサカメラと、ラインセンサカメラか
らのアナログの画像信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換
器と、このデジタル画像信号の各画素信号を所定のアド
レスに格納して全体画像信号を記憶するイメ−ジメモリ
と、このイメ−ジメモリの任意のアドレス領域から読み
出された複数箇所の画像信号を一時記憶する出力用バッ
ファイメ−ジメモリと、この出力用バッファイメ−ジメ
モリから読み出された各画像信号をそれぞれアナログ信
号に変換するＤ／Ａ変換器と、この複数のアナログ画像
信号をそれぞれ処理する複数の処理装置と、イメ−ジメ
モリと出力用バッファイメ−ジメモリへの書き込み・読
み出し指令を有するＣＰＵとを備えることにより、イメ
−ジメモリの任意のアドレス領域にある画像信号を任意
に複数箇所読み出して、これを出力用バッファイメ−ジ
メモリに一時記憶させ、ここから読み出された複数の画
像信号をそれぞれ複数の処理装置へ出力して各画像信号
を並列処理するとともに、分解能のよい拡大画像がえら
れるようにしたものである。
撮像するラインセンサカメラと、ラインセンサカメラか
らのアナログの画像信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換
器と、このデジタル画像信号の各画素信号を所定のアド
レスに格納して全体画像信号を記憶するイメ−ジメモリ
と、このイメ−ジメモリの任意のアドレス領域から読み
出された複数箇所の画像信号を一時記憶する出力用バッ
ファイメ−ジメモリと、この出力用バッファイメ−ジメ
モリから読み出された各画像信号をそれぞれアナログ信
号に変換するＤ／Ａ変換器と、この複数のアナログ画像
信号をそれぞれ処理する複数の処理装置と、イメ−ジメ
モリと出力用バッファイメ−ジメモリへの書き込み・読
み出し指令を有するＣＰＵとを備えることにより、イメ
−ジメモリの任意のアドレス領域にある画像信号を任意
に複数箇所読み出して、これを出力用バッファイメ−ジ
メモリに一時記憶させ、ここから読み出された複数の画
像信号をそれぞれ複数の処理装置へ出力して各画像信号
を並列処理するとともに、分解能のよい拡大画像がえら
れるようにしたものである。
【０００６】
【作用】対象物はラインセンサカメラで走査されてアナ
ログの画素信号としてピックアップされる。このアナロ
グの各画素信号は、それぞれＡ／Ｄ変換器によりデジタ
ル画素信号に変換される。デジタル変換された各デジタ
ル画素信号は順次イメ−ジメモリの所定のアドレスに格
納されて全体画像信号が記憶される。
ログの画素信号としてピックアップされる。このアナロ
グの各画素信号は、それぞれＡ／Ｄ変換器によりデジタ
ル画素信号に変換される。デジタル変換された各デジタ
ル画素信号は順次イメ−ジメモリの所定のアドレスに格
納されて全体画像信号が記憶される。
【０００７】任意のアドレス領域にある画像信号は、Ｃ
ＰＵの指令により出力用バッファイメ−ジメモリに読み
出され、ここに一時記憶される。出力用バッファイメ−
ジメモリに記憶された各画像信号は、Ｄ／Ａ変換器によ
りアナログ変換された後、各チャンネル毎にテレビ、イ
メ−ジプロセッサ等の複数の処理装置に同時に出力され
並列処理される。
ＰＵの指令により出力用バッファイメ−ジメモリに読み
出され、ここに一時記憶される。出力用バッファイメ−
ジメモリに記憶された各画像信号は、Ｄ／Ａ変換器によ
りアナログ変換された後、各チャンネル毎にテレビ、イ
メ−ジプロセッサ等の複数の処理装置に同時に出力され
並列処理される。
【０００８】
【発明の実施例】この発明の実施例を、図１に基づいて
詳細に説明する。１はラインセンサカメラで、センサ部
にはフォト素子として４０９６ビットのＣＣＤイメ−ジ
センサ（図示せず）が一ライン上に配列されている。ラ
インセンサカメラ１にはＸ−Ｙ方向に駆動するカメラ駆
動部２が内蔵されており、ＣＣＤイメ−ジセンサでＴＡ
Ｂ等の対象物１４を一ライン走査する毎に走査を開始す
るための走査駆動信号Ｓとクロック信号Ｃとが出力され
ている。３はラインセンサカメラ１からのアナログの画
像信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器である。
詳細に説明する。１はラインセンサカメラで、センサ部
にはフォト素子として４０９６ビットのＣＣＤイメ−ジ
センサ（図示せず）が一ライン上に配列されている。ラ
インセンサカメラ１にはＸ−Ｙ方向に駆動するカメラ駆
動部２が内蔵されており、ＣＣＤイメ−ジセンサでＴＡ
Ｂ等の対象物１４を一ライン走査する毎に走査を開始す
るための走査駆動信号Ｓとクロック信号Ｃとが出力され
ている。３はラインセンサカメラ１からのアナログの画
像信号をデジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器である。
【０００９】４は画像信号を記憶するイメ−ジメモリ
で、横×縦×深さがそれぞれ ４０９６×６１４４×１０ビット のメモリが内蔵されており、ラインセンサカメラ１で撮
像された全体の画像信号が記憶されている。
で、横×縦×深さがそれぞれ ４０９６×６１４４×１０ビット のメモリが内蔵されており、ラインセンサカメラ１で撮
像された全体の画像信号が記憶されている。
【００１０】５は出力用バッファイメ−ジメモリで、横
×縦×深さがそれぞれ ５１２×５１２×１０ビット のイメ−ジメモリを８チャンメル分有しており、ＣＰＵ
８のアドレス読み出し指令により、イメ−ジメモリ４の
各アドレス領域から読み出された画像信号の８チャンネ
ル分が一時記憶される。なお、この実施例では、８チャ
ンネルであるがチャンネル数は適当に選択可能である。
又、出力用バッファイメ−ジメモリ５は、１：１で出力
することもあるいはｎ：１（但し、ｎ＝１、２、４、
８）で出力することも出来る。
×縦×深さがそれぞれ ５１２×５１２×１０ビット のイメ−ジメモリを８チャンメル分有しており、ＣＰＵ
８のアドレス読み出し指令により、イメ−ジメモリ４の
各アドレス領域から読み出された画像信号の８チャンネ
ル分が一時記憶される。なお、この実施例では、８チャ
ンネルであるがチャンネル数は適当に選択可能である。
又、出力用バッファイメ−ジメモリ５は、１：１で出力
することもあるいはｎ：１（但し、ｎ＝１、２、４、
８）で出力することも出来る。
【００１１】６は出力用バッファイメ−ジメモリ５から
読み出されたデジタルの各画像信号をアナログ信号に変
換するＤ／Ａ変換器、７は画像信号を出力する処理装置
で、出力用バッファイメ−ジメモリ５のチャンネル数に
対応する数だけ複数個設けられており、ＣＲＴでディス
プレイ表示されるモニタテレビあるいはイメ−ジプロセ
ッサ等が用いられ、この実施例では８チャンネル分設け
られている。
読み出されたデジタルの各画像信号をアナログ信号に変
換するＤ／Ａ変換器、７は画像信号を出力する処理装置
で、出力用バッファイメ−ジメモリ５のチャンネル数に
対応する数だけ複数個設けられており、ＣＲＴでディス
プレイ表示されるモニタテレビあるいはイメ−ジプロセ
ッサ等が用いられ、この実施例では８チャンネル分設け
られている。
【００１２】８はＣＰＵで、イメ−ジメモリ４と出力用
バッファイメ−ジメモリ５への書き込み・読み出し指令
を有するとともに、各部への制御指令も出力される。９
はＣＰＵ８を制御するホストＣＰＵである。１０はアド
レスカウンタで、Ｙ方向（上位）アドレス決定部１１と
Ｘ方向（下位）アドレス決定部１２とにそれぞれ入力す
る走査駆動信号Ｓとクロック信号Ｃとにより、イメ−ジ
メモリ４のＹ方向アドレスおよびＸ方向アドレスとがそ
れぞれ決定される。
バッファイメ−ジメモリ５への書き込み・読み出し指令
を有するとともに、各部への制御指令も出力される。９
はＣＰＵ８を制御するホストＣＰＵである。１０はアド
レスカウンタで、Ｙ方向（上位）アドレス決定部１１と
Ｘ方向（下位）アドレス決定部１２とにそれぞれ入力す
る走査駆動信号Ｓとクロック信号Ｃとにより、イメ−ジ
メモリ４のＹ方向アドレスおよびＸ方向アドレスとがそ
れぞれ決定される。
【００１３】１３は切り換えスイッチで、イメ−ジメモ
リ４へのＣＰＵ８からの書き込み・読み出し指令を切り
換える。１４はＴＡＢパタ−ンやリ−ドフレ−ム等のイ
メ−ジセンサ１で撮像される対象物である。
リ４へのＣＰＵ８からの書き込み・読み出し指令を切り
換える。１４はＴＡＢパタ−ンやリ−ドフレ−ム等のイ
メ−ジセンサ１で撮像される対象物である。
【００１４】次に、動作について説明する。カメラ駆動
部２により、ラインセンサカメラ１が駆動されると、ラ
インセンサカメラ１に内蔵されているＣＣＤイメ−ジセ
ンサがＴＡＢパタ−ンやリ−ドフレ−ム等の微細加工さ
れている対象物１４上を走査し、各画素信号がピックア
ップされるとともに、１ライン毎に走査駆動信号Ｓが出
力される。
部２により、ラインセンサカメラ１が駆動されると、ラ
インセンサカメラ１に内蔵されているＣＣＤイメ−ジセ
ンサがＴＡＢパタ−ンやリ−ドフレ−ム等の微細加工さ
れている対象物１４上を走査し、各画素信号がピックア
ップされるとともに、１ライン毎に走査駆動信号Ｓが出
力される。
【００１５】ＣＣＤイメ−ジセンサから出力されたアナ
ログ画像信号は、バッファ増幅器、差動増幅器、サンプ
ルホ−ルド回路等により前処理された後、Ａ／Ｄ変換器
３によりデジタル画像信号に変換される。このデジタル
画像信号は、イメ−ジメモリ４に全体の画像信号として
記憶されるものであるが、走査駆動信号Ｓと次の走査駆
動信号Ｓとの間に１ライン分の画素信号がイメ−ジメモ
リ４内に取り込まれ、各アドレスに格納される必要があ
る。
ログ画像信号は、バッファ増幅器、差動増幅器、サンプ
ルホ−ルド回路等により前処理された後、Ａ／Ｄ変換器
３によりデジタル画像信号に変換される。このデジタル
画像信号は、イメ−ジメモリ４に全体の画像信号として
記憶されるものであるが、走査駆動信号Ｓと次の走査駆
動信号Ｓとの間に１ライン分の画素信号がイメ−ジメモ
リ４内に取り込まれ、各アドレスに格納される必要があ
る。
【００１６】そこで、イメ−ジメモリ４へ書き込みする
場合には、まず、切り換えスイッチ１３を書き込み側に
オン状態に設定する。この状態では、ＣＰＵ８からは書
き込み指令が切り換えスイッチ１３を介してイメ−ジメ
モリ４に入力される。
場合には、まず、切り換えスイッチ１３を書き込み側に
オン状態に設定する。この状態では、ＣＰＵ８からは書
き込み指令が切り換えスイッチ１３を介してイメ−ジメ
モリ４に入力される。
【００１７】一方、ラインセンサカメラ１からの走査駆
動信号Ｓとクロック信号Ｃとは、Ａ／Ｄ変換器（図示せ
ず）によりデジタル信号に変換され、アドレスカウンタ
１０のＹ方向アドレス決定部１１とＸ方向アドレス決定
部１２とにそれぞれ入力される。従って、イメ−ジメモ
リ４のＹ方向アドレスは走査駆動信号Ｓにより決定さ
れ、Ｘ方向アドレスはクロック信号Ｃにより決定され
て、各画素信号はこれらの信号にしたがってイメ−ジメ
モリ４の各アドレスに格納され、最終的には全体の画像
信号が記憶される。
動信号Ｓとクロック信号Ｃとは、Ａ／Ｄ変換器（図示せ
ず）によりデジタル信号に変換され、アドレスカウンタ
１０のＹ方向アドレス決定部１１とＸ方向アドレス決定
部１２とにそれぞれ入力される。従って、イメ−ジメモ
リ４のＹ方向アドレスは走査駆動信号Ｓにより決定さ
れ、Ｘ方向アドレスはクロック信号Ｃにより決定され
て、各画素信号はこれらの信号にしたがってイメ−ジメ
モリ４の各アドレスに格納され、最終的には全体の画像
信号が記憶される。
【００１８】イメ−ジメモリ４に記憶されている画像信
号を読み出す場合には、切り換えスイッチ１３は読み出
し側にオン状態に設定される。この状態では、ＣＰＵ８
からは読み出し指令が切り換えスイッチ１３を介してイ
メ−ジメモリ４に入力される。このＣＰＵ８の読み出し
指令により任意のアドレス領域が設定されており、この
指令に基づいて各画像信号が読み出され、各チャンネル
毎に出力用バッファイメ−ジメモリ５に書き込まれ、一
時ここに記憶される。なお、ホストＣＰＵ９によりイメ
−ジメモリ４のアドレス領域を指定するように構成して
もよい。
号を読み出す場合には、切り換えスイッチ１３は読み出
し側にオン状態に設定される。この状態では、ＣＰＵ８
からは読み出し指令が切り換えスイッチ１３を介してイ
メ−ジメモリ４に入力される。このＣＰＵ８の読み出し
指令により任意のアドレス領域が設定されており、この
指令に基づいて各画像信号が読み出され、各チャンネル
毎に出力用バッファイメ−ジメモリ５に書き込まれ、一
時ここに記憶される。なお、ホストＣＰＵ９によりイメ
−ジメモリ４のアドレス領域を指定するように構成して
もよい。
【００１９】次に、出力用バッファイメ−ジメモリ５か
ら各チャンネル毎に読み出された画像信号は、濃度補正
や強調等の全般的な画像処理およびＣＲＴディスプレイ
表示等の処理装置７の特性に合わせた処理が行われる。
これらの画像処理が行われた各デジタル画像信号は、Ｄ
／Ａ変換器６によりアナログ画像信号に変換される。そ
こで、これらのアナログの各画像信号を各チャンネル毎
にそれぞれ処理装置７に入力すれば、各処理装置７から
はそれぞれ複数箇所の拡大画像あるいは全体画像がそれ
ぞれ出力されるから、これらの画像は同時に並列処理す
ることが出来る。このように、各画像は分解能が損なわ
れることなく、任意箇所の複数の拡大画像を出力して並
列処理することができる。上記の動作は、ホストＣＰＵ
９の制御のもとにＣＰＵ８の指令に従っておこなわれ
る。
ら各チャンネル毎に読み出された画像信号は、濃度補正
や強調等の全般的な画像処理およびＣＲＴディスプレイ
表示等の処理装置７の特性に合わせた処理が行われる。
これらの画像処理が行われた各デジタル画像信号は、Ｄ
／Ａ変換器６によりアナログ画像信号に変換される。そ
こで、これらのアナログの各画像信号を各チャンネル毎
にそれぞれ処理装置７に入力すれば、各処理装置７から
はそれぞれ複数箇所の拡大画像あるいは全体画像がそれ
ぞれ出力されるから、これらの画像は同時に並列処理す
ることが出来る。このように、各画像は分解能が損なわ
れることなく、任意箇所の複数の拡大画像を出力して並
列処理することができる。上記の動作は、ホストＣＰＵ
９の制御のもとにＣＰＵ８の指令に従っておこなわれ
る。
【００２０】ここで、全体像をＣＲＴディスプレイ表示
で観察する場合には、この実施例のイメ−ジメモリ４は
４０９６×６１４４画素であるから、出力用バッファイ
メ−ジメモリ５の出力は、ｎ：１で出力しなければなら
ない。即ち、ＣＲＴディスプレイの走査線数は５２５本
程度であるから、８本に１本の割合でピックアップして
いけば、画像はあらくなるが、ラインセンサカメラ１で
撮像された画像の全体像を出力することが出来る。
で観察する場合には、この実施例のイメ−ジメモリ４は
４０９６×６１４４画素であるから、出力用バッファイ
メ−ジメモリ５の出力は、ｎ：１で出力しなければなら
ない。即ち、ＣＲＴディスプレイの走査線数は５２５本
程度であるから、８本に１本の割合でピックアップして
いけば、画像はあらくなるが、ラインセンサカメラ１で
撮像された画像の全体像を出力することが出来る。
【００２１】なお、ＣＰＵ８の読み出し指令を出力用バ
ッファイメ−ジメモリ５に入力することにより、ここに
記憶されている全体像から、指定されたアドレス領域の
みを読み出して拡大画像として処理装置７に出力するこ
とも出来る。又、出力用バッファイメ−ジメモリ５の出
力を１：１で出力してモニタテレビで表示すると、この
モニタテレビの走査線数はほとんどの場合５２５本程度
であるから、イメ−ジメモリ４の情報は５２５画素しか
出力されず、局部的な出力となる。
ッファイメ−ジメモリ５に入力することにより、ここに
記憶されている全体像から、指定されたアドレス領域の
みを読み出して拡大画像として処理装置７に出力するこ
とも出来る。又、出力用バッファイメ−ジメモリ５の出
力を１：１で出力してモニタテレビで表示すると、この
モニタテレビの走査線数はほとんどの場合５２５本程度
であるから、イメ−ジメモリ４の情報は５２５画素しか
出力されず、局部的な出力となる。
【００２２】縮小画像を観察する場合には、イメ−ジメ
モリ４の内容を１画素おきにあるいは数画素おきにピッ
クアップして出力すれば、任意の大きさに縮小した画像
を出力することが出来る。
モリ４の内容を１画素おきにあるいは数画素おきにピッ
クアップして出力すれば、任意の大きさに縮小した画像
を出力することが出来る。
【００２３】
【発明の効果】この発明は、対象物を撮像するラインセ
ンサカメラと、ラインセンサカメラからのアナログの画
像信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換器と、このデジタ
ル画像信号の各画素信号を所定のアドレスに格納して全
体画像信号を記憶するイメ−ジメモリと、このイメ−ジ
メモリの任意のアドレス領域から読み出された複数箇所
の画像信号を一時記憶する出力用バッファイメ−ジメモ
リと、この出力用バッファイメ−ジメモリから読み出さ
れた各画像信号をそれぞれアナログ変換するＤ／Ａ変換
器と、この複数のアナログ画像信号をそれぞれ処理する
複数の処理装置と、イメ−ジメモリと出力用バッファイ
メ−ジメモリへの書き込み・読み出し指令を有するＣＰ
Ｕとにより画像入力装置を構成したので、画像の分解能
がよいとともに、任意の領域にある画像信号をその分解
能を損なうことなく拡大画像として出力することが出来
る。
ンサカメラと、ラインセンサカメラからのアナログの画
像信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換器と、このデジタ
ル画像信号の各画素信号を所定のアドレスに格納して全
体画像信号を記憶するイメ−ジメモリと、このイメ−ジ
メモリの任意のアドレス領域から読み出された複数箇所
の画像信号を一時記憶する出力用バッファイメ−ジメモ
リと、この出力用バッファイメ−ジメモリから読み出さ
れた各画像信号をそれぞれアナログ変換するＤ／Ａ変換
器と、この複数のアナログ画像信号をそれぞれ処理する
複数の処理装置と、イメ−ジメモリと出力用バッファイ
メ−ジメモリへの書き込み・読み出し指令を有するＣＰ
Ｕとにより画像入力装置を構成したので、画像の分解能
がよいとともに、任意の領域にある画像信号をその分解
能を損なうことなく拡大画像として出力することが出来
る。
【００２４】又、イメ−ジメモリに記憶されている画像
信号のうち、任意のアドレス領域に記憶されている画像
信号をそれぞれ拡大画像として同時に複数箇所出力して
これを複数の処理装置でそれぞれ出力することが出来る
ので、各画像を高速で並列処理することが出来る。さら
に、拡大画像とともに、全体画像および縮小画像をも同
時に出力することが出来る。
信号のうち、任意のアドレス領域に記憶されている画像
信号をそれぞれ拡大画像として同時に複数箇所出力して
これを複数の処理装置でそれぞれ出力することが出来る
ので、各画像を高速で並列処理することが出来る。さら
に、拡大画像とともに、全体画像および縮小画像をも同
時に出力することが出来る。
【図１】この発明の実施例を示す要部ブロック図であ
る。
る。
１ ラインセンサカメラ ３ Ａ／Ｄ変換器 ４ イメ−ジメモリ ５ 出力用バッファイメ−ジメモリ ６ Ｄ／Ａ変換器 ７ 処理装置 ８ ＣＰＵ １０ アドレスカウンタ １３ 切り換えスイッチ １４ 対象物 Ｓ 走査駆動信号 Ｃ クロック信号
Claims (2)
- 【請求項１】 対象物を走査して撮像するラインセンサ
カメラと、このラインセンサカメラからのアナログの画
像信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換器と、このデジタ
ル画像信号の各画素信号を所定のアドレスに格納して全
体画像信号を記憶するイメ−ジメモリと、このイメ−ジ
メモリの任意のアドレス領域から読み出された複数箇所
の画像信号を一時記憶する出力用バッファイメ−ジメモ
リと、この出力用バッファイメ−ジメモリから読み出さ
れた前記各画像信号をそれぞれアナログ変換するＤ／Ａ
変換器と、この複数のアナログ画像信号をそれぞれ処理
する複数の処理装置と、前記イメ−ジメモリと前記出力
用バッファイメ−ジメモリへの書き込み・読み出し指令
を有するＣＰＵとを備え、前記イメ−ジメモリの任意の
アドレス領域にある画像信号を任意に複数箇所読み出し
てこれを前記出力用バッファイメ−ジメモリに一時記憶
させるとともに、ここから読み出された前記複数の画像
信号をそれぞれ複数の処理装置へ出力して各画像信号を
並列処理することを特徴とする画像入力装置。 - 【請求項２】ラインセンサカメラは一ライン上にイメ−
ジセンサが配列され、このイメ−ジセンサのＸ方向アド
レスとＹ方向アドレスとをカウントするアドレスカウン
タと、イメ−ジメモリへの画像信号の書き込み・読み出
しを選択する切り換えスイッチとを備え、前記Ｘ方向ア
ドレスと前記Ｙ方向アドレスとはラインセンサカメラか
らの走査駆動信号とクロック信号とによりそれぞれ決定
されることを特徴とする請求項１記載の画像入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290865A JPH05101171A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 画像入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3290865A JPH05101171A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 画像入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05101171A true JPH05101171A (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=17761500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3290865A Pending JPH05101171A (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 画像入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05101171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149285B2 (en) | 2007-09-12 | 2012-04-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video camera which executes a first process and a second process on image data |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5480651A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-27 | Agency Of Ind Science & Technol | Video processor |
| JPS58156273A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | Hajime Sangyo Kk | 画像情報のマスキング装置 |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3290865A patent/JPH05101171A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5480651A (en) * | 1977-12-12 | 1979-06-27 | Agency Of Ind Science & Technol | Video processor |
| JPS58156273A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | Hajime Sangyo Kk | 画像情報のマスキング装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8149285B2 (en) | 2007-09-12 | 2012-04-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Video camera which executes a first process and a second process on image data |
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