JPH0755374Y2 - スクリュリベット - Google Patents
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- JPH0755374Y2 JPH0755374Y2 JP1989106165U JP10616589U JPH0755374Y2 JP H0755374 Y2 JPH0755374 Y2 JP H0755374Y2 JP 1989106165 U JP1989106165 U JP 1989106165U JP 10616589 U JP10616589 U JP 10616589U JP H0755374 Y2 JPH0755374 Y2 JP H0755374Y2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
- F16B19/1027—Multi-part rivets
- F16B19/1036—Blind rivets
- F16B19/1081—Blind rivets fastened by a drive-pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B35/00—Screw-bolts; Stay-bolts; Screw-threaded studs; Screws; Set screws
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
- F16B5/06—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips
- F16B5/0607—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other
- F16B5/0621—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship
- F16B5/0642—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other in parallel relationship the plates being arranged one on top of the other and in full close contact with each other
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、例えば複数枚のパネルを重合状態に連結す
るスクリュリベットに関し、特にそのグロメットの改良
に関する。
るスクリュリベットに関し、特にそのグロメットの改良
に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のスクリュリベットとしては、頭部及びこ
の頭部の下面から垂下し、雄ネジ部を有するネジ軸を備
えたピンと、ピンの頭部と対向するフランジ部、このフ
ランジ部の下面から垂下する脚部、フランジ部の上面か
ら脚部に連通する前記ピンのネジ軸を挿入可能な通孔、
この通孔の内部上方から内向きに突出し、上記ピンの雄
ネジ部に噛合う突起部、前記脚部を縦に切り割る放射状
に延びたスリット、スリットの間隔内に位置し、前記通
孔に挿入されたピンのネジ軸に押されて拡径する複数の
縮径部分を備えると共に、プラスチックにより一体成形
するグロメットから成るものが知られている(例えば実
公昭60-21537号公報、特開平1-105007号公報、特開平1-
116307号公報)。
の頭部の下面から垂下し、雄ネジ部を有するネジ軸を備
えたピンと、ピンの頭部と対向するフランジ部、このフ
ランジ部の下面から垂下する脚部、フランジ部の上面か
ら脚部に連通する前記ピンのネジ軸を挿入可能な通孔、
この通孔の内部上方から内向きに突出し、上記ピンの雄
ネジ部に噛合う突起部、前記脚部を縦に切り割る放射状
に延びたスリット、スリットの間隔内に位置し、前記通
孔に挿入されたピンのネジ軸に押されて拡径する複数の
縮径部分を備えると共に、プラスチックにより一体成形
するグロメットから成るものが知られている(例えば実
公昭60-21537号公報、特開平1-105007号公報、特開平1-
116307号公報)。
そして、使用時には、グロメットの通孔に、ピンの雄ネ
ジ部を無理やり押込むことで、グロメットの縮径部を拡
径させる。又、ピンを抜く際には、逆ねじ方向に回転す
ることで、その雄ネジ部とグロメットの通孔内の突起部
との噛合いを利用し、ピンが巻き上がるようにしてい
た。
ジ部を無理やり押込むことで、グロメットの縮径部を拡
径させる。又、ピンを抜く際には、逆ねじ方向に回転す
ることで、その雄ネジ部とグロメットの通孔内の突起部
との噛合いを利用し、ピンが巻き上がるようにしてい
た。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記した従来のスクリュリベットでは、グロメ
ットの突起部が通孔内の上部に内向きに突出するため、
ピンを挿入する際に、その雄ネジ部と突起部のネジ山が
互いに当り、一方が他方を、或いは両者が相互に乗り越
えるようにして、ピンの雄ネジ部がグロメットの通孔内
を無理に進行するので、その際に双方のネジ山が互いに
押し潰される等して変形乃至は破損し易い。このため、
雄ネジ部と突起部の噛合いが浅くなり、ピンの巻き上り
性能に悪影響を与えていた。
ットの突起部が通孔内の上部に内向きに突出するため、
ピンを挿入する際に、その雄ネジ部と突起部のネジ山が
互いに当り、一方が他方を、或いは両者が相互に乗り越
えるようにして、ピンの雄ネジ部がグロメットの通孔内
を無理に進行するので、その際に双方のネジ山が互いに
押し潰される等して変形乃至は破損し易い。このため、
雄ネジ部と突起部の噛合いが浅くなり、ピンの巻き上り
性能に悪影響を与えていた。
又、グロメットの成形時には、その通孔を雄型となるコ
アピンを抜くことで形成していたが、突起部が通孔内に
内向きを突出するため、コアピンを無理抜きしなければ
ならなかった。しかし、突起部の突出量を大きくする
と、コアピンの無理抜きが困難になるため、突起部の突
出量を大きくできなかった。このため、雄ネジ部との噛
合いが浅くなり、ピンの巻き上り性能に劣るという問題
点があった。
アピンを抜くことで形成していたが、突起部が通孔内に
内向きを突出するため、コアピンを無理抜きしなければ
ならなかった。しかし、突起部の突出量を大きくする
と、コアピンの無理抜きが困難になるため、突起部の突
出量を大きくできなかった。このため、雄ネジ部との噛
合いが浅くなり、ピンの巻き上り性能に劣るという問題
点があった。
そこで、本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところはピンの巻き上
げ性能の改善にある。
れたものであり、その目的とするところはピンの巻き上
げ性能の改善にある。
〈課題を解決するための手段〉 そこで、本考案は上記目的を達成するためのものであ
り、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明
する。
り、以下にその内容を図面に示した実施例を用いて説明
する。
請求項1に記載のスクリュリベットは、頭部(4)と、
この頭部の下面から垂下し、雄ネジ部(5)を有するネ
ジ軸(6)を備えたピン(2)と、 ピンの頭部と対向するフランジ部(10)と、このフラン
ジ部の下面から垂下する脚部(11)と、フランジ部の上
面から脚部内に設けられ、前記ピンのネジ軸(6)を挿
入可能な通孔(12)と、前記脚部(11)を縦に切り割る
放射状に延びたスリット(18)と、スリットの間隔内に
位置し、前記通孔に挿入されたピンのネジ軸に押されて
拡径する複数の縮径部(15)とを備え、プラスチックに
より一体成形したグロメット(3)から成るスクリュリ
ベットにおいて、 上記グロメットの前記スリット(18)で縦に切り割られ
た縮径部(15)の内周面に沿い、ピンの雄ネジ部(5)
に係合し、しかも徐々に縮径する階段状断面の雌ネジ部
(21)を設けたことを特徴とする。
この頭部の下面から垂下し、雄ネジ部(5)を有するネ
ジ軸(6)を備えたピン(2)と、 ピンの頭部と対向するフランジ部(10)と、このフラン
ジ部の下面から垂下する脚部(11)と、フランジ部の上
面から脚部内に設けられ、前記ピンのネジ軸(6)を挿
入可能な通孔(12)と、前記脚部(11)を縦に切り割る
放射状に延びたスリット(18)と、スリットの間隔内に
位置し、前記通孔に挿入されたピンのネジ軸に押されて
拡径する複数の縮径部(15)とを備え、プラスチックに
より一体成形したグロメット(3)から成るスクリュリ
ベットにおいて、 上記グロメットの前記スリット(18)で縦に切り割られ
た縮径部(15)の内周面に沿い、ピンの雄ネジ部(5)
に係合し、しかも徐々に縮径する階段状断面の雌ネジ部
(21)を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載のスクリュリベットは、そのグロメット
(3)の通孔(12)の内周面に、その雌ネジ部(21)の
上方に位置し、ピン(2)の雄ネジ部(5)のネジ山の
間の谷の部分に浅く嵌入する仮留め用の突起(20)を形
成したことを特徴とする。
(3)の通孔(12)の内周面に、その雌ネジ部(21)の
上方に位置し、ピン(2)の雄ネジ部(5)のネジ山の
間の谷の部分に浅く嵌入する仮留め用の突起(20)を形
成したことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載のスクリュリベット
は、グロメットの縮径部(15)の下に同じスリット(1
8)で縦に切り割られた小径部(16)を設け、この小径
部の各下端部を、底部(17)にて相互に連結したことを
特徴とする。
は、グロメットの縮径部(15)の下に同じスリット(1
8)で縦に切り割られた小径部(16)を設け、この小径
部の各下端部を、底部(17)にて相互に連結したことを
特徴とする。
〈作用〉 請求項1に記載のスクリュリベットでは、ピン(2)の
ネジ軸(6)を、グロメット(3)の通孔(12)に合せ
て挿入すると、その外周に押されてグロメットの、スリ
ット(18)で縦に切り割られた縮径部分(15)が外方に
拡径し、その際に縮径部の内周面に階段状断面に形成し
た雌ネジ部(21)が外方に反りながら、ピンの雄ネジ部
(5)に適合して噛合う(第4図)。
ネジ軸(6)を、グロメット(3)の通孔(12)に合せ
て挿入すると、その外周に押されてグロメットの、スリ
ット(18)で縦に切り割られた縮径部分(15)が外方に
拡径し、その際に縮径部の内周面に階段状断面に形成し
た雌ネジ部(21)が外方に反りながら、ピンの雄ネジ部
(5)に適合して噛合う(第4図)。
請求項2に記載のスクリュリベットでは、ピン(2)の
ネジ軸(6)を、グロメット(3)の通孔(12)に合せ
て浅く挿入すると、雌ネジ部(21)の上方に位置する突
起(20)が、ピンの雄ネジ部(5)のネジ山を乗り越え
て、ネジ山の間の谷の部分に浅く嵌入する(第3図)。
ネジ軸(6)を、グロメット(3)の通孔(12)に合せ
て浅く挿入すると、雌ネジ部(21)の上方に位置する突
起(20)が、ピンの雄ネジ部(5)のネジ山を乗り越え
て、ネジ山の間の谷の部分に浅く嵌入する(第3図)。
請求項3に記載のスクリュリベットでは、グロメット
(3)のスリット(18)で縦に切り割られた縮径部分
(15)の下に設けられた同じスリットで切り割られた小
径部16の下端部が底部(17)にて相互に連結しているの
で、ピン(2)を逆ねじ方向に回転した際の縮径部の復
元性を改善できる。
(3)のスリット(18)で縦に切り割られた縮径部分
(15)の下に設けられた同じスリットで切り割られた小
径部16の下端部が底部(17)にて相互に連結しているの
で、ピン(2)を逆ねじ方向に回転した際の縮径部の復
元性を改善できる。
〈実施例〉 以下に本考案を図面に示した一実施例に基づき説明す
る。
る。
図中、1は、スクリュリベットを示し、このスクリュリ
ベット1はピン2とグロメット3から構成し、ピン2と
グロメット3はプラスチックで個々に一体成形する。
ベット1はピン2とグロメット3から構成し、ピン2と
グロメット3はプラスチックで個々に一体成形する。
上記ピン2は、頭部4と、この頭部4の下面から垂下
し、雄ネジ部5を有するネジ軸6から構成し、比較的硬
度の高い例えばPP(ポリプロピレン)にて一体成形す
る。
し、雄ネジ部5を有するネジ軸6から構成し、比較的硬
度の高い例えばPP(ポリプロピレン)にて一体成形す
る。
上記頭部4は、薄い円板形の基部7と、この基部7の上
面から一体に隆起した六角ネット形の隆起部8から成
り、隆起部8の上面中央には、+字形の溝9を凹設す
る。尚、溝9は、+字形のほか、−字形や六角形であっ
てもよい。
面から一体に隆起した六角ネット形の隆起部8から成
り、隆起部8の上面中央には、+字形の溝9を凹設す
る。尚、溝9は、+字形のほか、−字形や六角形であっ
てもよい。
前記グロメット3は、大別すると、ピン2の頭部4と対
向するフランジ部10と、このフランジ部10の下面から垂
下する脚部11から成り、フランジ部10の上面中央からは
脚部11にかけてピン2の雄ネジ部5を挿入可能な盲孔状
の通孔12を形成し、適度に剛性と弾性を有する例えばNY
LON6にて一体成形する。
向するフランジ部10と、このフランジ部10の下面から垂
下する脚部11から成り、フランジ部10の上面中央からは
脚部11にかけてピン2の雄ネジ部5を挿入可能な盲孔状
の通孔12を形成し、適度に剛性と弾性を有する例えばNY
LON6にて一体成形する。
そして、フランジ部10は、ピン2の頭部4より大きい円
板形を成し、その通孔12の開口上縁部には、ピン2の基
部7がスッポリと嵌り込む環状に凹んだ受縁13を形成す
る。
板形を成し、その通孔12の開口上縁部には、ピン2の基
部7がスッポリと嵌り込む環状に凹んだ受縁13を形成す
る。
前記脚部11は、下端が閉塞した略々円筒形を成し、フラ
ンジ部10の下面から円筒形に垂下し、内径がピン2のネ
ジ軸6の外径にほゞ等しい大径部14と、この大径部14の
下端部から先細状に垂下し、最小内径がピン2のネジ軸
6の外径より径小な縮径部15と、この縮径部15の下端部
から円筒形に垂下し、内径が縮径部15の最小内径に等し
い小径部16と、この小径部16の底を塞ぐ底部17から構成
する。
ンジ部10の下面から円筒形に垂下し、内径がピン2のネ
ジ軸6の外径にほゞ等しい大径部14と、この大径部14の
下端部から先細状に垂下し、最小内径がピン2のネジ軸
6の外径より径小な縮径部15と、この縮径部15の下端部
から円筒形に垂下し、内径が縮径部15の最小内径に等し
い小径部16と、この小径部16の底を塞ぐ底部17から構成
する。
そして、大径部14の高さの途中から縮径部15、小径部16
にかけて、通孔12を中心に放射状に延び、縮径部15及び
小径部16を縦に切り割る複数、こゝでは4本のスリット
18…を形成する。スリット18の間隔内には、縮径部15か
ら小径部16の高さの途中にかけて、大径部14と同じ外径
に張出した複数、こゝでは4つの鰭片19…を形成する。
にかけて、通孔12を中心に放射状に延び、縮径部15及び
小径部16を縦に切り割る複数、こゝでは4本のスリット
18…を形成する。スリット18の間隔内には、縮径部15か
ら小径部16の高さの途中にかけて、大径部14と同じ外径
に張出した複数、こゝでは4つの鰭片19…を形成する。
脚部11の大径部14の内部上方には、ピン2の雄ネジ部5
のピッチに合せて螺旋形に、しかも半円形断面に僅かに
突出し、ピン2の雄ネジ部5のネジ山の間の谷の部分に
浅く嵌入する突起部20を形成する。脚部11の大径部14の
内径は、例えば60mmに、突起部20の内径を57mmに、ピン
2の雄ネジ部5の外径を58mmに、谷の径を49mmに夫々設
定し、突起部20がピン2の雄ネジ部5の谷の部分に僅か
に嵌り込むようにする。
のピッチに合せて螺旋形に、しかも半円形断面に僅かに
突出し、ピン2の雄ネジ部5のネジ山の間の谷の部分に
浅く嵌入する突起部20を形成する。脚部11の大径部14の
内径は、例えば60mmに、突起部20の内径を57mmに、ピン
2の雄ネジ部5の外径を58mmに、谷の径を49mmに夫々設
定し、突起部20がピン2の雄ネジ部5の谷の部分に僅か
に嵌り込むようにする。
脚部11のスリット18で縦に切り割られた縮径部15の擂鉢
形に縮径した各内周面には、ピン2の雄ネジ部5のピッ
チに合せて螺旋形に、しかも複数段、こゝでは二段の階
段状断面を成す雌ネジ部21を形成する。脚部11の縮径部
15の内周は、大径部14の内周に対して約30度傾斜し、雌
ネジ部21の第1段目の内径を44mmに、第2段目の内径を
34mmに設定し、縮径部15が通孔12に挿入されたピン2の
ネジ軸6に押されて拡径した際に、雌ネジ部21の第1段
目の角部21a及び第2段目の角部21bが、雄ネジ部5のネ
ジ山と噛合うようにする。
形に縮径した各内周面には、ピン2の雄ネジ部5のピッ
チに合せて螺旋形に、しかも複数段、こゝでは二段の階
段状断面を成す雌ネジ部21を形成する。脚部11の縮径部
15の内周は、大径部14の内周に対して約30度傾斜し、雌
ネジ部21の第1段目の内径を44mmに、第2段目の内径を
34mmに設定し、縮径部15が通孔12に挿入されたピン2の
ネジ軸6に押されて拡径した際に、雌ネジ部21の第1段
目の角部21a及び第2段目の角部21bが、雄ネジ部5のネ
ジ山と噛合うようにする。
一方、グロメット3の成形法について簡単に説明する
と、グロメット3は二面割りの金型(図示せず)により
射出成形し、通孔12はコアピン(図示せず)を抜くこと
で形成する。通孔12内の突起部20は、大径部14の内周面
から通孔12内に僅かに突出するので、コアピンに突起部
20に対応する凹条(図示せず)を形成し、コアピンを無
理抜きする。但し、コアピンを無理抜きするといって
も、脚部11の大径部14の内径が57mmに対し、突起部20部
との内径差が3mmであるので、コアピンを容易に無理抜
きでき、コアピンを無理抜きする際に、突起部20の山を
潰してしまうこともない。
と、グロメット3は二面割りの金型(図示せず)により
射出成形し、通孔12はコアピン(図示せず)を抜くこと
で形成する。通孔12内の突起部20は、大径部14の内周面
から通孔12内に僅かに突出するので、コアピンに突起部
20に対応する凹条(図示せず)を形成し、コアピンを無
理抜きする。但し、コアピンを無理抜きするといって
も、脚部11の大径部14の内径が57mmに対し、突起部20部
との内径差が3mmであるので、コアピンを容易に無理抜
きでき、コアピンを無理抜きする際に、突起部20の山を
潰してしまうこともない。
又、脚部11の縮径部15の雌ネジ部21は、通孔12の開口方
向に対して徐々に縮径した階段状を成すので、コアピン
の無理抜きが不要であり、雄ネジ部5のネジ山との引っ
掛かりを大きくすることができる。
向に対して徐々に縮径した階段状を成すので、コアピン
の無理抜きが不要であり、雄ネジ部5のネジ山との引っ
掛かりを大きくすることができる。
上記した構成を有するピン2とグロメット3の使用方法
について説明すると、ピン2のネジ軸6を、グロメット
3の通孔12の開口上面に合せて浅く挿入しておく。
について説明すると、ピン2のネジ軸6を、グロメット
3の通孔12の開口上面に合せて浅く挿入しておく。
ピン2のネジ軸6を挿入すると、その雄ネジ部5のネジ
山の頂部が、通孔12内において、大径部14の内周上方か
ら僅かに突出する突起部20に係合し、こゝでネジ軸6を
強く押し込むと、突起部20が雄ネジ部5のネジ山に押さ
れて僅かに潰れるようにして、雄ネジ部5のネジ山が突
起部20を乗り越え、ネジ山の間の谷の部分に浅く嵌り込
んで、ネジ軸6をグロメット3の通孔12内に拘束する
(第3図)。このため、ピン2のネジ軸6は、グロメッ
ト3の通孔12内から抜けなくなり、この状態が仮の組立
て状態であり、仮の組立て状態において、以降は取扱わ
れる。
山の頂部が、通孔12内において、大径部14の内周上方か
ら僅かに突出する突起部20に係合し、こゝでネジ軸6を
強く押し込むと、突起部20が雄ネジ部5のネジ山に押さ
れて僅かに潰れるようにして、雄ネジ部5のネジ山が突
起部20を乗り越え、ネジ山の間の谷の部分に浅く嵌り込
んで、ネジ軸6をグロメット3の通孔12内に拘束する
(第3図)。このため、ピン2のネジ軸6は、グロメッ
ト3の通孔12内から抜けなくなり、この状態が仮の組立
て状態であり、仮の組立て状態において、以降は取扱わ
れる。
尚、ピン2のネジ軸6の挿入量は、雄ネジ部5のネジ山
の一つがグロメット3の突起部20を乗り越えれば充分で
あり、雄ネジ部5をさらに深く挿入した場合には、その
先端部が通孔12内のネジ軸6の外径より径小な縮径部15
に突き当るので、その位置でピン2を押し込むのを止め
ればよい。
の一つがグロメット3の突起部20を乗り越えれば充分で
あり、雄ネジ部5をさらに深く挿入した場合には、その
先端部が通孔12内のネジ軸6の外径より径小な縮径部15
に突き当るので、その位置でピン2を押し込むのを止め
ればよい。
こうして、仮の組立て状態のスクリュリベット1を使用
して、二枚のパネル22,23を重合状態に固定するには、
両パネル22,23にグロメット3の大径部14の外径より一
回り大きい内径を有する取付孔24,25を予め夫々に開設
しておく(第1図)。
して、二枚のパネル22,23を重合状態に固定するには、
両パネル22,23にグロメット3の大径部14の外径より一
回り大きい内径を有する取付孔24,25を予め夫々に開設
しておく(第1図)。
次に、二枚のパネル22,23を上下に重ね合せながら、両
取付孔24,25を互いに整合し、整合した両取付孔24,25に
合せて、上からグロメット3の脚部11を下向きに挿入す
る。
取付孔24,25を互いに整合し、整合した両取付孔24,25に
合せて、上からグロメット3の脚部11を下向きに挿入す
る。
そして、グロメット3のフランジ部10の下面が、上方の
パネル22の上面に当った位置で、ピン2の頭部4をグロ
メット3中に強く押し込めばよい。
パネル22の上面に当った位置で、ピン2の頭部4をグロ
メット3中に強く押し込めばよい。
ピン2を強く押し込むと、グロメット3の通孔12内に浅
く嵌入していたネジ軸6が、大径部14内から縮径部15内
に進み、その際に縮径部15に内径がネジ軸6の外径より
小さく徐々に縮径していることから、ネジ軸6が縮径部
15内に割り込むようにして、縮径部15の内周がネジ軸6
の外周により半径方向外向きに押されて反る。
く嵌入していたネジ軸6が、大径部14内から縮径部15内
に進み、その際に縮径部15に内径がネジ軸6の外径より
小さく徐々に縮径していることから、ネジ軸6が縮径部
15内に割り込むようにして、縮径部15の内周がネジ軸6
の外周により半径方向外向きに押されて反る。
このため、スリット18により縦に切り割られた縮径部15
及び小径部16が、下方のパネル23の下で半径方向外向き
に膨らむ(第4図)。こうして、縮径部15が外向きに反
りながら拡径することで、その内周の雌ネジ部21が、雄
ネジ部5のネジ山に適合し、ネジ山と相互に噛合い、ネ
ジ軸6をグロメット3の通孔12中に抜き差し不能に拘束
する。雌ネジ部21の両角部21a,21bは、夫々が噛合うネ
ジ山が下に通過した後、縮径部15の拡径に伴い、下段の
角部21bから上段の角部21aの順に、あたかも歯車が噛合
うようにして、下に通過したネジ山に夫々噛合う。この
ため、ネジ軸6の挿入時には、その雄ネジ部5のネジ山
と角部21a,21bが互いに当ったり、無理に乗り越える関
係にない。
及び小径部16が、下方のパネル23の下で半径方向外向き
に膨らむ(第4図)。こうして、縮径部15が外向きに反
りながら拡径することで、その内周の雌ネジ部21が、雄
ネジ部5のネジ山に適合し、ネジ山と相互に噛合い、ネ
ジ軸6をグロメット3の通孔12中に抜き差し不能に拘束
する。雌ネジ部21の両角部21a,21bは、夫々が噛合うネ
ジ山が下に通過した後、縮径部15の拡径に伴い、下段の
角部21bから上段の角部21aの順に、あたかも歯車が噛合
うようにして、下に通過したネジ山に夫々噛合う。この
ため、ネジ軸6の挿入時には、その雄ネジ部5のネジ山
と角部21a,21bが互いに当ったり、無理に乗り越える関
係にない。
一方、縮径部15及び小径部16が拡径することで、その外
周から鰭状に張出した鰭片19の上端部が、下方のパネル
23の下面に当接し、フランジ部10の下面との間で両パネ
ル22,23を上下から挟持し、両パネル22,23を重合状態に
連結固定する。
周から鰭状に張出した鰭片19の上端部が、下方のパネル
23の下面に当接し、フランジ部10の下面との間で両パネ
ル22,23を上下から挟持し、両パネル22,23を重合状態に
連結固定する。
尚、ピン2の押込み限界は、その円板形の基部7の下面
が、フランジ部10の環状に凹んだ受縁13の解放上面に当
接した位置で規制し、このとき基部7はフランジ部10の
受縁13にほゞスッポリと面一に嵌り込む。
が、フランジ部10の環状に凹んだ受縁13の解放上面に当
接した位置で規制し、このとき基部7はフランジ部10の
受縁13にほゞスッポリと面一に嵌り込む。
次に、メンテナンス等に際して、両パネル22,23の連結
状態を解放するには、ピン2の頭部4の十字形の溝9に
ドライバ(図示せず)を合せて挿入し、ピン2を逆ねじ
方向に回転すればよい。
状態を解放するには、ピン2の頭部4の十字形の溝9に
ドライバ(図示せず)を合せて挿入し、ピン2を逆ねじ
方向に回転すればよい。
ピン2を逆ねじ方向に回転すると、その雄ネジ部5とグ
ロメット3の雌ネジ部21との噛合いにより、ピン2のネ
ジ軸6がグロメット3の通孔12を逆進し、次第に巻き上
ってくる。このため、下方のパネル23の下で拡径してい
たグロメット3の縮径部15及び小径部16が、樹脂の弾性
復元力により、次第に縮径し、元の径にほゞ等しく復元
する。
ロメット3の雌ネジ部21との噛合いにより、ピン2のネ
ジ軸6がグロメット3の通孔12を逆進し、次第に巻き上
ってくる。このため、下方のパネル23の下で拡径してい
たグロメット3の縮径部15及び小径部16が、樹脂の弾性
復元力により、次第に縮径し、元の径にほゞ等しく復元
する。
こうして、グロメット4の縮径部15及び小径部16が縮径
することで、その外周の鰭片19も下方のパネル23の下で
縮径し、両パネル22,23の両取付孔24,25から抜ける径と
なる。このため、ピン2をグロメット3ごと、両パネル
22,23の両取付孔24,25から引き抜くことで、回収できる
し、両パネル22,23も自由に分離できる。
することで、その外周の鰭片19も下方のパネル23の下で
縮径し、両パネル22,23の両取付孔24,25から抜ける径と
なる。このため、ピン2をグロメット3ごと、両パネル
22,23の両取付孔24,25から引き抜くことで、回収できる
し、両パネル22,23も自由に分離できる。
尚、仮止め用の突起部20も、ピン2の雄ネジ部5と浅く
であっても噛合っていることから、ピン2の巻上げ特性
を有するが、噛合いが浅いことからドライバを溝9から
外れないように押えながらねじる力により、突起部20の
箇所で雄ネジ部5が空転し易く、通常はピン2の仮留め
状態からさらに巻き上げることは困難で、ピン2が取付
いた仮留め状態でグロメット3を回収できる。
であっても噛合っていることから、ピン2の巻上げ特性
を有するが、噛合いが浅いことからドライバを溝9から
外れないように押えながらねじる力により、突起部20の
箇所で雄ネジ部5が空転し易く、通常はピン2の仮留め
状態からさらに巻き上げることは困難で、ピン2が取付
いた仮留め状態でグロメット3を回収できる。
そして、回収したスクリュリベット1を再使用して、二
枚のパネル22,23を重合状態に再度、連結固定すること
ができる。
枚のパネル22,23を重合状態に再度、連結固定すること
ができる。
尚、グロメット3の通孔12を盲孔状にし、スリット18に
より縦に切り割られた小径部16の下端部を、底部17によ
り相互に連設したのは、ピン2を巻上げた際の復元性を
良好にするためであるが、勿論、通孔12の下端を解放
し、底部17を省いてもよい。
より縦に切り割られた小径部16の下端部を、底部17によ
り相互に連設したのは、ピン2を巻上げた際の復元性を
良好にするためであるが、勿論、通孔12の下端を解放
し、底部17を省いてもよい。
又、グロメット3の通孔12の内部上方の突起部20は図示
の螺旋形でなく、単なる突起状でもよい。或いは全く省
いてしまってもよい。
の螺旋形でなく、単なる突起状でもよい。或いは全く省
いてしまってもよい。
さらに、ピン2の頭部4に六角ナット形の隆起部8を設
けたのは、この隆起部8をペンチやスパナ等で回しても
よいようにするためであるが、六角ナット形の隆起部8
を省いてもよい。又、ピン2をプラスチックで成形した
が、金属製のボルトやネジ等をそのまゝ使用してもよ
い。
けたのは、この隆起部8をペンチやスパナ等で回しても
よいようにするためであるが、六角ナット形の隆起部8
を省いてもよい。又、ピン2をプラスチックで成形した
が、金属製のボルトやネジ等をそのまゝ使用してもよ
い。
〈考案の効果〉 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
請求項1に記載のスクリュリベットによれば、グロメッ
トの縮径部分が外向きに反りながら拡径する際に、その
雌ネジ部がピンの雄ネジ部のネジに適合するので、双方
のネジ山を潰すことがなく、再使用しても初期のピンの
巻き上り性能を損ねることがない。又、雌ネジ部が徐々
に縮径する階段状断面を成すので、成形時のコアピンの
無理抜きが不要となり、成形が容易であるばかりでな
く、ピンの雄ネジ部との噛合いを深く設定できる。
トの縮径部分が外向きに反りながら拡径する際に、その
雌ネジ部がピンの雄ネジ部のネジに適合するので、双方
のネジ山を潰すことがなく、再使用しても初期のピンの
巻き上り性能を損ねることがない。又、雌ネジ部が徐々
に縮径する階段状断面を成すので、成形時のコアピンの
無理抜きが不要となり、成形が容易であるばかりでな
く、ピンの雄ネジ部との噛合いを深く設定できる。
請求項2に記載のスクリュリベットによれば、グロメッ
トを拡径させて、ピンの雄ネジ部とグロメットの突起部
を噛合せる必要がないので、ピンの装脱を容易にでき
る。
トを拡径させて、ピンの雄ネジ部とグロメットの突起部
を噛合せる必要がないので、ピンの装脱を容易にでき
る。
請求項3に記載のスクリュリベットによれば、再使用時
のグロメットの縮径部分の復元性を良好にすることがで
きる。
のグロメットの縮径部分の復元性を良好にすることがで
きる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は分解断面図、第3図はピンとグロメット
を仮に組付けた状態を示す左半を断面にした側面図、第
4図は使用状態を示す断面図、第5図は使用状態を下か
らみた透視斜視図である。 1……スクリュリベット、2……ピン、3……グロメッ
ト、4……ピンの頭部、5……雄ネジ部、6……ネジ
軸、10……グロメットのフランジ部、11……脚部、12…
…通孔、15……縮径部、16……小径部、17……底部、18
……スリット、19……鰭片、20……突起部、21……雌ネ
ジ部、22,23……パネル、24,25……取付孔。
視図、第2図は分解断面図、第3図はピンとグロメット
を仮に組付けた状態を示す左半を断面にした側面図、第
4図は使用状態を示す断面図、第5図は使用状態を下か
らみた透視斜視図である。 1……スクリュリベット、2……ピン、3……グロメッ
ト、4……ピンの頭部、5……雄ネジ部、6……ネジ
軸、10……グロメットのフランジ部、11……脚部、12…
…通孔、15……縮径部、16……小径部、17……底部、18
……スリット、19……鰭片、20……突起部、21……雌ネ
ジ部、22,23……パネル、24,25……取付孔。
Claims (3)
- 【請求項1】頭部(4)と、この頭部の下面から垂下
し、雄ネジ部(5)を有するネジ軸(6)を備えたピン
(2)と、 ピンの頭部と対向するフランジ部(10)と、このフラン
ジ部の下面から垂下する脚部(11)と、フランジ部の上
面から脚部内に設けられ、前記ピンのネジ軸(6)を挿
入可能な通孔(12)と、前記脚部(11)を縦に切り割る
放射状に延びたスリット(18)と、スリットの間隔内に
位置し、前記通孔に挿入されたピンのネジ軸に押されて
拡径する複数の縮径部(15)とを備え、プラスチックに
より一体成形したグロメット(3)から成るスクリュリ
ベットにおいて、 上記グロメットの前記スリット(18)で縦に切り割られ
た縮径部(15)の内周面に沿い、ピンの雄ネジ部(5)
に係合し、しかも徐々に縮径する段階状断面の雌ネジ部
(21)を設けたことを特徴とするスクリュリベット。 - 【請求項2】グロメットの通孔の内周面には、その雌ネ
ジ部の上方に位置し、ピンの雄ネジ部のネジ山の間の谷
の部分に浅く嵌入する仮留め用の突起を形成したことを
特徴とする請求項(1)に記載のスクリュリベット。 - 【請求項3】グロメットの縮径部(15)の下に同じスリ
ット(18)で縦に切り割られた小径部(16)を設け、こ
の小径部の各下端部を、底部(17)にて相互に連結した
ことを特徴とする請求項(1)又は(2)に記載のスク
リュリベット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106165U JPH0755374Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | スクリュリベット |
US07/576,778 US5030051A (en) | 1989-09-12 | 1990-09-04 | Screw rivet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989106165U JPH0755374Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | スクリュリベット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0346009U JPH0346009U (ja) | 1991-04-26 |
JPH0755374Y2 true JPH0755374Y2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=14426667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989106165U Expired - Fee Related JPH0755374Y2 (ja) | 1989-09-12 | 1989-09-12 | スクリュリベット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5030051A (ja) |
JP (1) | JPH0755374Y2 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9306937U1 (de) * | 1993-02-17 | 1993-08-19 | Eischeid, Karl, 51766 Engelskirchen | Befestigungseinrichtung für ein nicht durchgehendes hinterschnittenes Bohrloch |
US6749384B1 (en) * | 1993-02-17 | 2004-06-15 | Southco, Inc. | Drive rivet |
JP3290292B2 (ja) * | 1994-03-29 | 2002-06-10 | 株式会社ニフコ | 留め具 |
US5575600A (en) * | 1995-07-10 | 1996-11-19 | Anthony C. Giannuzzi | All-metal expansible anchor and nail assembly |
EP0975879A1 (de) * | 1997-04-17 | 2000-02-02 | Emhart Inc. | Montagesystem mit befestigungsbolzen und verfahren zur ausbildung eines montagesystems |
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US6045309A (en) * | 1998-10-14 | 2000-04-04 | Illinois Tool Works Inc. | Two-piece rivet with pre-driven configuration |
US6533301B1 (en) * | 2000-07-01 | 2003-03-18 | Meritor Suspension Systems Company | Stabilizer bar direct connect insert |
AU2002315399A1 (en) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Black And Decker Inc. | Method and apparatus for fastening steel framing by crimping |
US7077613B2 (en) * | 2001-06-21 | 2006-07-18 | Black & Decker Inc. | Method and apparatus for fastening steel framing using helical features |
WO2003001074A1 (en) * | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Black & Decker Inc. | Method and apparatus for fastening steel framing members |
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DE20311263U1 (de) * | 2003-07-22 | 2003-09-11 | Böllhoff GmbH, 33649 Bielefeld | Schraubverbindungsanordnung zum Verbinden zweier Bauteile |
JP4213550B2 (ja) * | 2003-09-24 | 2009-01-21 | 株式会社パイオラックス | クリップ |
DE102004036621B4 (de) * | 2004-07-28 | 2007-04-26 | A. Raymond Et Cie | Spreizniet |
WO2007032623A1 (en) * | 2005-09-15 | 2007-03-22 | Lg Chem, Ltd. | Heating floor system |
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DE102009048441A1 (de) * | 2009-10-07 | 2011-04-28 | Trw Automotive Electronics & Components Gmbh | Verbindungsbaugruppe |
TWI426861B (zh) * | 2011-04-08 | 2014-02-11 | Sunonwealth Electr Mach Ind Co | 具有水平對流扇之散熱系統 |
ES2422829B1 (es) * | 2012-02-10 | 2014-07-03 | Clipping Development, S.L. | Dispositivo para unir cuerpos a estructuras de soporte |
USD781178S1 (en) * | 2014-06-11 | 2017-03-14 | Joseph Randall Harpole | Interchangeable button assembly |
JP6229687B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2017-11-15 | トヨタ自動車株式会社 | 取付クリップとそれを用いた被取付物取付構造 |
JP6281514B2 (ja) | 2015-03-26 | 2018-02-21 | トヨタ自動車株式会社 | 取付クリップとそれを用いた被取付物取付構造 |
DE102017116057B4 (de) | 2017-07-17 | 2021-08-12 | Illinois Tool Works Inc. | Befestigungsbaugruppe |
USD1015859S1 (en) * | 2021-12-21 | 2024-02-27 | Hoffman Enclosures, Inc. | Fastener |
Family Cites Families (7)
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JPS6021537Y2 (ja) * | 1979-06-12 | 1985-06-27 | 日産自動車株式会社 | 連結具 |
US4460298A (en) * | 1981-06-03 | 1984-07-17 | Illinois Tool Works Inc. | Self retaining threaded screw grommet |
US4610587A (en) * | 1983-12-27 | 1986-09-09 | Phillips Plastics Corporation | Reusable two-piece fastener |
JPS61175309A (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-07 | フイリツプス プラスチツクス コ−ポレ−シヨン | 再使用可能なフアスナ |
JPH083324B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1996-01-17 | 株式会社ニフコ | 板材の連結装置 |
GB2211261B (en) * | 1987-10-19 | 1991-03-27 | Nifco Inc | Coupler for coupling together plates |
-
1989
- 1989-09-12 JP JP1989106165U patent/JPH0755374Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-09-04 US US07/576,778 patent/US5030051A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0346009U (ja) | 1991-04-26 |
US5030051A (en) | 1991-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |