JPH0755369B2 - スライデイングノズル装置 - Google Patents

スライデイングノズル装置

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JPH0755369B2
JPH0755369B2 JP4481787A JP4481787A JPH0755369B2 JP H0755369 B2 JPH0755369 B2 JP H0755369B2 JP 4481787 A JP4481787 A JP 4481787A JP 4481787 A JP4481787 A JP 4481787A JP H0755369 B2 JPH0755369 B2 JP H0755369B2
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JP
Japan
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JP4481787A
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JPS63212064A (ja
Inventor
淳一 船渡
高洋 西村
俊治 定野
Original Assignee
黒崎窯業株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D41/00Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
    • B22D41/14Closures
    • B22D41/22Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
    • B22D41/40Means for pressing the plates together

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶鋼の連続鋳造の場合のように金属溶湯の流
れを制御するために使用するスライディングノズル装
置、とくに、スライディングノズル装置における開閉金
枠を溶湯容器の固定金枠側に押し付けるための手段に関
する。
〔従来の技術〕
従来、かかるスライディングノズル装置の開閉金枠の押
圧装置として、たとえば、実開昭54−76318号公報,特
開昭52−140428号公報に記載されているようなトグル機
構がある。
このトグル機構は第8図に示すように、溶湯容器の固定
金枠Aに回動可能な状態で取り付けられた主リンクB
と、その他端のトグル軸Cを介して回動可能に連結し、
かつバネ機構Eを介して開閉金枠Dを押しつけるべく構
成された従リンクFからなるものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のトグル機構において、開閉金枠D等を押し付
ける押付力を発生させる場合には、第9図のように、バ
ネ機構Eの軸Xと従リンクFの軸Yとがずれているた
め、トグルレバーGを矢印方向に作動したとき、従リン
クFからバネ機構Eに加わる力fxと従リンクFに加わる
圧縮力fyとが一致しないため、軸Xに直角成分の力foを
発生させることになり、バネを囲む金物の側面とバネが
摩擦を生じる原因となってバネを撓ませるせるために、
加えるべき力の必要以上の力をリンク機構に加えなけれ
ばならない。このため、トグル機構そのものを比較的強
力なものにする必要があって機構そのものが大きなもの
となり、その周辺域を狭くし保守作業を困難にしてい
る。
また、上記構造を有する従来のスライディングノズル装
置においては、トグル機構のバネ機構の点検,整備のた
めには、装置全体を現場で分解しなければならず、熱,
埃等環境の悪い場所での分解作業は極めて困難なものと
している。
本発明において解決すべき課題は、かかる従来のスライ
ディングノズル装置における問題点を解決して、トグル
機構そのものの作動効率を良くし、しかも保守点検が容
易なトグル機構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、溶湯容器または固定金枠側に取り付けられた
リンク軸16に、主リンク17を回動可能な状態で係合し、
その他端のトグル軸19を介して回動自在に連結して、且
つ先端には開閉金枠の係合軸に係合可能な係合部を有す
るトグルリンクとを具備するスライディングノズル装置
のトグル機構において、前記主リンク17に押圧用バネを
一体的に設けてなることを特徴とするものである。
これによって、トグルリンクによるバネへの圧縮力の作
動方向と、押圧用バネの作用方向を一致させることによ
ってトグルリンクの作動効率を高めて、全体構造を小さ
く作成できるようにし、且つバネ機構の保守組立を現場
で行なう必要がないトグル機構を得たものである。
以下、本願発明の実施例を示す第1図から第7に基づい
て、具体的な構成と作用を説明する。
〔実施例〕
第2図及び第3図は、本発明に係るスライディングノズ
ル装置の全体構造を示す第1図のI−I線断面によって
示す図で、第2図は開閉金枠が閉じた状態を示し、第3
図は上下耐火プレートの保守のために開閉金枠を開いた
状態を示す。
第2図を参照して、スライディングノズル装置1は、固
定金枠2と開閉する主フレーム3とトグル機構4とから
構成されている。
固定金枠2は貫通穴5を有する固定側耐火プレート6を
収納する鉄枠であり、ボルト7で溶湯容器の鉄皮8に固
着されている。
主フレーム3は固定金枠2と同様に貫通穴5を有する摺
動側耐火プレート9を収納した摺動金枠10と、該摺動金
枠10及び耐火ノズル11及びスリーブ12及びライナ13を摺
動自在に保持する開閉金枠14で構成し、摺動金枠10に連
結された駆動装置28の往復運動により貫通穴5を開閉
し、溶湯の流れを制御する。
また、開閉金枠14は固定金枠2とヒンジ15により連結さ
れて、内部の固定側耐火プレート6及び摺動側耐火プレ
ート9を取り出す場合は、第2図に示すように、トグル
レバー27を矢印Bの方向へ回転させると、リンク軸16を
中心に主リンク17が回転し、トグルリンク20の係合部22
が開閉金枠14の係合軸21より分離して係合が解除され
る。
第3図に示すように、開閉金枠14をヒンジ15を中心に回
転させ、主フレーム3を固定金枠2より取り外すことが
できる。
前記の固定金枠2と摺動金枠10の両者には、それぞれの
耐火プレート6,9が装着されており、これらの耐火プレ
ート6,9の間は、トグル機構4による圧着力をもって密
着させる。
このトグル機構4は、固定金枠2に固定されたリンク軸
16と、それを介して回動可能な主リンク17があり、同主
リンク17にはバネ機構18が一体的に設けられている。こ
のため、第3図に示す主フレーム3が開いた状態から、
ヒンジ15を中心にして回転して、第2図に示すように、
両耐火プレート6,9の間に圧着力を作用させる際には、
トグルリンク20及びトグルアーム23の作動による主リン
ク17の向き変動と一体的にドグルアーム23の向きを変え
ることになり、バネ機構18には常にバネの軸方向の圧縮
力を作用させることができ、バネの軸の直角成分の力は
発生しない。
第4図は、トグル機構の部品構成図を示す。
同図を参照して、主リンク17の先端にトグル軸19が設け
られ、それを介して回動可能なトグルリンク20があり、
該トグルリンク20には開閉金枠14の係合軸21を固定金枠
2の方へ押し付ける係合部22が設けられている。
前記主リンク17はバネ機構18とトグルアーム23より構成
されトグルリンク20の係合部22を開閉金枠14の係合軸21
に係合させた状態で、トグルアーム23を矢印A方向に回
転させることにより、バネ機構18中の押圧用バネ25が圧
縮され、反力が発生する構造になっている。
第5図及び第6図は、同トグル機構4のバネ機構18の詳
細を示す図である。
第5図において、主リンク17のリンク軸16は押さえ金具
24によって固定金枠2に取り付けられており、これによ
って、バネ機構18は固定金枠2に対して主リンク17と一
体的に回動自在に構成されている。そして、バネ機構18
における押圧用バネ25がトグルリンク20の作用で圧縮す
る際の反力で両間圧着力を得る例を示している。なお、
図中26はバネ押し部材である。
また、第6図は、第5図に示すバネ機構18が圧縮するこ
とに代わって、引張用バネ29をトグルアーム23及びバネ
機構(バネボックス)18の両者共に貫通して固着した構
造とし、トグルリンク20を係合軸21に係合させた時の回
転によって、引張用バネ29を引張りによる反力で両間圧
着力を得る構造にした例を示す。
第7図は上記本発明のスライディングノズル装置におけ
るトグル機構4の作動状態を示す図である。
第7図に示すように、トグルリンク20の係合部22を開閉
金枠14の係合軸21に当接させたまま、係合軸21を中心に
係合部22を回転させると、主リンク17及びトグルリンク
20はそれぞれ両端がピン支持のためにバネ機構18は主リ
ンク17と共に回動することになる。このためトグルレバ
ー27によって回転モーメントMを与えても、主リンク17
によるF1方向の力はバネ機構18に対して、常にその軸方
向の力のみが作用することになり、押圧用バネ25による
反力は両耐火プレートの間の面間圧着状態の維持のため
に最も効率良く利用されることができる。なお、F2はト
グルリンク20に加わる面間圧着力の反力、F3はトグルレ
バー27の回転力である。
上記各図に示す実施例では、固定金枠2にリンク軸16を
設け、このリンク軸16を基点にしたトグル機構4を有
し、開閉金枠14に係合軸21を設ける例を示したが、本発
明の他の実施例として開閉金枠14側にリンク軸16を有し
てトグル機構の基点とし、固定金枠2側に係合軸を有す
る装置とすることも可能である。
さらに、本発明の他の実施例として、上記各図に示すト
グルリンク20の係合部22を係合軸にピン連結して、ヒン
ジトグル式にすることも可能である。
本発明の実施例は開閉金枠の両側に採用した場合を示し
たが、開閉金枠の片側のみに採用する場合も可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明のスライディングノズル装置は、従来のトグル機
構と比べ、トグルレバーにかかる力を低減し、しかも正
確に両プレート間に均一な面圧を付与することができ、
しかもトグル機構内のバネの交換も簡単に行なうことが
できるので、スライディングノズル装置自体の稼働率を
大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本発明の実施例を示す図である。 第1図は本発明に係るスライディングノズル装置の全体
構造を示す正面図、第2図は第1図のI−I線断面図で
開閉金枠が閉じた状態を示し、第3図は第1図のI−I
線断面図で上下耐火物プレートの保守のために開閉金枠
を開いた状態を示す。 第4図は本発明のスライディングノズル装置に使用する
トグル機構の部品構成図、第5図は同トグル機構のバネ
構造、第6図は同バネ構造の他の例を示し、第7図は本
発明におけるトグル機構の作動時状態を示す。 第8図及び第9図は従来の例を示す。第8図は全体構
造、第9図は従来のトグル機構の作動図を示す。 1:スライディングノズル装置 2:固定金枠、3:主フレーム 4:トグル機構、5:貫通穴 6:固定側耐火プレート 7:ボルト、8:溶湯容器の鉄皮 9:摺動側耐火プレート 10:摺動金枠、11:耐火ノズル 12:スリーブ、13:ライナ 14:開閉金枠、15:ヒンジ 16:リンク軸、17:主リンク 18:バネ機構、19:トグル軸 20:トグルリンク、21:係合軸 22:係合部、23:トグルアーム 24:押さえ金具、25:押圧用バネ 26:バネ押し部材、27:トグルレバー 28:駆動装置、29:引張用バネ A:固定金枠、B:主リンク C:トグル軸、D:開閉金枠 E:バネ機構、F:従リンク G:トルグレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶湯容器の固定金枠側に回動可能な状態で
    取り付けられた主リンクと、その他端のトグル軸を介し
    て回動可能に連結し、かつ先端には開閉金枠の係合軸に
    係合可能な係合部を有するトグルリンクとを具備するス
    ライディングノズル装置のトグル機構において、前記主
    リンクに押圧用バネを一体的に設けてなることを特徴と
    するスライディングノズル装置。
JP4481787A 1987-02-26 1987-02-26 スライデイングノズル装置 Expired - Lifetime JPH0755369B2 (ja)

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