JP5128905B2 - スライディングノズル装置の面圧付加装置及びトグル切換駆動装置 - Google Patents
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特許文献1においては、圧縮バネの耐用時間が著しく延びたとされるものの、面圧付加装置のトグル機構を作動させるためには、人力によるレバー操作が必要で、高温環境下での作業は容易なものではない。例えば、大型の溶融金属容器に関わるレバー操作においては大きな力が必要なため、二人作業にするか、一人の場合はレバーを長くするか等の対応が必要で、そのための工数の問題や作業スペースの問題がある。
以下、本発明を具体化した面圧付加装置の実施形態を図1〜6を用いて説明する。なお、特に断らない限り、本実施形態の各部材の材質は鋼鉄またはその他の汎用金属であるものとし、出湯口を形成する部材はセラミック等の汎用耐火材であるものとする。
(1)上記実施形態では、溶融金属容器の開閉金枠37に固着された支持フレーム10に支持部14を形成し、スライディングノズル装置におけるトグル機構50を作動するアクチュエータ20の被支持部26を着脱可能に支持できるようにした。そのため、スライディングノズル装置に対する面圧の付加及び解除等の制御が必要なたびに、アクチュエータ20を支持部14に支持させればよく、アクチュエータ20が溶融金属容器の高温環境下における影響を受けにくい効果がある。
なお、前記両実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、アタッチメント15の両端の支体16aにはそれぞれ二つの軸体17が形成されているが、軸体17はそれぞれの支体16aに一つずつであってもよい。その際、アタッチメント15を支持フレーム10の左右の側板12aの支持部14に対して共用できるようにするためには、係合板体14aにおける係合孔14bの位置を係合板体14aに中央部に形成する。
・上記実施形態では、支持部14を形成する一対の係合板体14aのそれぞれの一ヶ所に係合孔14bを形成したが、係合孔14bを二ヶ所に形成してもよい。そして、アタッチメント15の両端の支体16aに形成したそれぞれ二つの軸体17を、前記一対の係合板体14aのそれぞれの二ヶ所の係合孔14bに係合することにより、アタッチメント15は支持部14に対して回転することも横方向へ移動することもない状態に支持される。従って、支体16aは必ずしも四角形の板状体でなくてもよいことになる。
・上記実施形態では、アクチュエータ20として油圧シリンダー24を用いたが、溶融金属容器の規模に応じて、水圧シリンダー、空圧シリンダー等、他の構成のアクチュエータを用いることができる。
・上記実施形態では、支持部14を形成する一対の係合板体14aを支持フレーム10に形成したが、これを開閉金枠37に形成し、支持フレーム10には係合板体14aを通す孔が開いている構造としてもよい。
前記実施形態から把握される技術的思想の一例は以下の通りである。
溶融金属容器の出湯口を開閉するスライドプレートを設けるとともに、そのスライドプレートに対して面圧を付加可能なトグル機構を用いたスライディングノズル装置の面圧付加装置において、
前記トグル機構に連結するための継手を伸縮ロッドの先端に有するアクチュエータと、スライディングノズル装置にされるアタッチメントとを設け、
前記アタッチメントは、アタッチメントの本体の一方の面に固定された軸体と、アタッチメントの本体の他方の面に固定され前記軸体と平行な軸線を有する軸受部とを有し、その支持孔に、前記アクチュエータの被支持部が回動可能に支持され、
前記溶融金属容器には前記アクチュエータを着脱自在に支持可能な支持部が設けられ、アクチュエータが支持部に支持された状態でアクチュエータの伸縮ロッドの先端の継手が前記トグル機構に連結されることを特徴とするスライディングノズル装置。
Claims (5)
- 溶融金属容器の出湯口を開閉するスライドプレートを設けるとともに、そのスライドプレートに対して面圧を付加可能なトグル機構を用いたスライディングノズル装置の面圧付加装置において、
前記溶融金属容器には伸縮ロッドを備えたアクチュエータを着脱自在に支持可能な支持部が設けられ、アクチュエータが支持部に支持された状態で前記伸縮ロッドの先端の継手が前記トグル機構に連結されることを特徴とするスライディングノズル装置の面圧付加装置。 - 前記溶融金属容器には支持フレームが設けられ、その支持フレームには、基板とその基板に直角をなす側板とが形成され、その基板と側板との間のコーナ部の内側に、前記支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライディングノズル装置の面圧付加装置。
- トグル機構に連結するための継手を伸縮ロッドの先端に有するアクチュエータと、スライディングノズル装置に支持されるアタッチメントとを設け、
前記アタッチメントは、アタッチメントの本体の一方の面において前記アタッチメントの本体に沿って延びるように形成された軸体と、アタッチメントの本体の他方の面に固定され前記軸体と平行な軸線を有する中空筒体とを有し、その中空筒体の内面が支持孔として形成され、その支持孔に、前記アクチュエータの被支持部が回動可能に支持されることを特徴とするトグル切換駆動装置。 - 前記軸体は1本又は2本で構成され、その軸体が上下に一対配置され、一方の軸体は対をなす他方の軸体と同一軸線上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のトグル切換駆動装置。
- 前記被支持部は、アクチュエータの先端側においてアクチュエータの軸心に直行する向きに形成された丸棒状体であることを特徴とする請求項3または4に記載のトグル切換駆動装置。
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