JP5128905B2 - スライディングノズル装置の面圧付加装置及びトグル切換駆動装置 - Google Patents

スライディングノズル装置の面圧付加装置及びトグル切換駆動装置 Download PDF

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本発明は、金属溶湯の出湯口を開閉するスライディングノズル装置における面圧付加装置と、その面圧付加装置のトグル機構を切換えるためのトグル切換駆動装置に関する。
従来、溶融金属容器の出湯口にスライドゲートを用いて出湯口を開閉することは広く用いられている技術である。このスライドゲートは、一対の耐火物よりなるプレートで構成されており、一方のプレートがスライドして出湯口を全開、半開、全閉等の位置で出湯状態を制御するようになっている。スライドプレートのスライドは、プレート間に面圧が作用しない状態で、油圧装置等を用いて駆動して行われる。そして、出湯口における溶融金属を制御する際、特に出湯口を全閉から半開等の部分開にする際に、溶融金属がスライドゲートに対して強い圧力を及ぼす時、一対のプレート及びそのプレートを両側から支持している金枠のそれぞれが強い面圧で接触していなければ、その接触面の間から溶融金属の予期せぬ流出が起こりうる。そのため、スライドプレート等に一定の力以上で面圧が作用するように、様々な技術が提案されている。
特許文献1に開示されている技術は、圧縮バネを利用するトグル機構を用いた面圧付加装置に関わるものであって、圧縮バネが高温環境下に曝されて劣化することを防ぐために、圧縮バネを冷却可能なハウジング内に収容し圧縮バネの耐用時間を改善したものである。特許文献2に開示されている技術は、特許文献1と同様に圧縮バネを利用して面圧を作用させる装置ではあるものの、圧縮バネを圧縮する力をボルトの締め付けによって発生させている。同様に圧縮バネを利用するトグル機構を用いた面圧付加装置に係る特許文献3に開示されている技術は、開閉金枠に設置されたアクチュエータにより、トグル機構の面圧部材を面圧が作用する方向に駆動している。
実開昭59−17497号公報(「実用新案登録請求の範囲」及び図4を参照) 特開昭54−132432号公報(図7を参照) 特開平5−169213号公報(図3〜6を参照)
前記特許文献1〜3に開示されている技術は、それぞれが課題を解決した結果としての効果を有するものの、別な問題を内在しており、その問題解決が求められている。
特許文献1においては、圧縮バネの耐用時間が著しく延びたとされるものの、面圧付加装置のトグル機構を作動させるためには、人力によるレバー操作が必要で、高温環境下での作業は容易なものではない。例えば、大型の溶融金属容器に関わるレバー操作においては大きな力が必要なため、二人作業にするか、一人の場合はレバーを長くするか等の対応が必要で、そのための工数の問題や作業スペースの問題がある。
特許文献2に開示されている技術においては、面圧の負荷及び除去のための作業の都度、電動等の動力工具を用いてボルトを締めこむことで圧縮バネを蓄勢させたり、ボルトを緩めて圧縮バネの蓄勢を解除したりするため、上記の人力に依存する装置に伴う問題はない。また、動力工具には高温に曝される問題もなく、比較的簡単な装置で済む面がある。しかし、高価な動力工具を用いるために嵩むコストの問題があり、動力工具に強い力を発生させるときに伴う騒音の問題がある。
特許文献3に開示されている技術においては、トグル機構を用いる面圧付加装置であっても、トグル機構の面圧部材を油圧シリンダーを用いて作動させているため、特許文献1に伴う人的問題はない。しかし、実施例に開示されている技術によれば、油圧シリンダーは開閉金枠に設置されており、特許文献1が課題として捉えていた高温環境下における耐用時間の問題が懸念される。その問題解決のために、断熱装置や必要に応じた冷却装置が必要になると思われる。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、人力を用いずに、しかも簡単な装置であり、かつ高温環境下における熱の問題もなく出湯口を開閉できるようにすることにある。
以上の目的を達成するために、スライディング装置の面圧付加装置に係る請求項1に発明においては、溶融金属容器の出湯口を開閉するスライドプレートを設けるとともに、そのスライドプレートに対して面圧を付加可能なトグル機構を用いたスライディングノズル装置の面圧付加装置において、前記溶融金属容器には伸縮ロッドを備えたアクチュエータを着脱自在に支持可能な支持部が設けられ、アクチュエータが支持部に支持された状態で前記伸縮ロッドの先端の継手が前記トグル機構に連結されることを特徴とする。
請求項2の発明においては、請求項1の発明において、前記溶融金属容器には支持フレームが設けられ、その支持フレームには、基板とその基板に直角をなす側板とが形成され、その基板と側板との間のコーナ部の内側に、前記支持部が設けられていることを特徴とする。
トグル切換装置に係る請求項3の発明においては、トグル機構に連結するための継手を伸縮ロッドの先端に有するアクチュエータと、スライディングノズル装置に支持されるアタッチメントとを設け、前記アタッチメントは、アタッチメントの本体の一方の面において前記アタッチメントの本体に沿って延びるように形成された軸体と、アタッチメントの本体の他方の面に固定され前記軸体と平行な軸線を有する中空筒体とを有し、その中空筒体の内面が支持孔として形成され、その支持孔に、前記アクチュエータの被支持部が回動可能に支持されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記軸体は1本又は2本で構成され、その軸体が上下に一対配置され、一方の軸体は対をなす他方の軸体と同一軸線上に配置されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項3または4の発明において、前記被支持部は、アクチュエータの先端側においてアクチュエータの軸心に直行する向きに形成された丸棒状体であることを特徴とする。
この発明によれば、スライディングノズル装置において面圧を負荷するためのトグル機構を駆動するアクチュエータが、アタッチメントを介して開閉金枠に固着された支持フレームに着脱自在に支持されるので、トグル機構により面圧の負荷又は除去を行う度に、アクチュエータを支持フレームに支持させたり、アクチュエータを支持フレームから取り外したりすることができる。そして、その作業が終われば、アクチュエータを支持フレームから取り外しておくことができる。
本発明によれば、人力を用いずにトグルを切換えることができると共に、高温環境下における熱の問題を解消することができる効果がある。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した面圧付加装置の実施形態を図1〜6を用いて説明する。なお、特に断らない限り、本実施形態の各部材の材質は鋼鉄またはその他の汎用金属であるものとし、出湯口を形成する部材はセラミック等の汎用耐火材であるものとする。
はじめに、スライディングノズル装置30に面圧を付与する機構について図5、図6を参照して説明する。両図は、中心線Oを境にしてスライディングノズル装置30の左側の構成のみを示し、右側の構成を省略した一部断面図である。
スライディングノズル装置30において、中プレート36は図5及び図6の紙面直交方向に摺動自在に支持され、出湯口34を開閉するようになっている。そして、下プレート47は開閉金枠37に固定されている。開閉金枠37の左右両側部のバネ箱38には圧縮スプリング39を収容され、その圧縮スプリング39はクランプ40により押圧されるようになっている。クランプ40には軸体41が突出形成されている。スライディングノズル装置30のハウジング32に基端において回動自在に支持された主リンク45の先端にはピン46が突出形成され、そのピン46には従リンクとしての押圧部材42が回動可能に支持される。この押圧部材42は端部の係合溝43が前記軸体41に係合されている。前記主リンク45,圧縮スプリング39,押圧部材42等によりトグル機構50が形成されている。
このトグル機構50は、図5に示される状態から押圧部材42が後述のアクチュエータ20によりA矢印方向へ操作されて、軸45aとピン46の中心を通過するデッドポイントDが、軸体41の中心をわずかに通過して図6に示す位置に移動されると、圧縮スプリング39が蓄勢状態に維持され、ロック状態となる。このロック状態では、圧縮スプリング39の反発力によって開閉金枠37及び下プレート47を介して中プレート36と上プレート33の間の摺動面に面圧が付与される。従って、この状態で、中プレート36がロックされる。又、図6に示されるロック状態から押圧部材42が、アクチュエータ20によりB矢印方向へ操作されて、デッドポイントDが、軸体41の中心を通過して図5に示す位置(デッドポイントDから大きく離れた位置)に移動されると、解放状態となる。この解放状態では、圧縮スプリング39の蓄勢力が消滅するため、中プレート36と上プレート33の間の摺動面に対する面圧力が解除される。従って、この状態で、開閉金枠37が開放可能な状態になる。
図1及び図2に示すように、前記開閉金枠37に固定された支持フレーム10は、中央部に貫通孔11aを有する基板11と、その対向二辺に基板11に直角に折曲形成された側板12aと、別の対向二辺近傍に基板11に直角に固着された側板12bとを有している。前記両側板12aの内コーナ部には、各間隔をおいて一対の係合板体14aが固着され、その係合板体14aには係合孔14bが穿孔されている。この係合板体14aの高さは、側板12aより突出すれば作業の邪魔になるので、側板12aの高さを超えない範囲に設定されている。両側板12aには、基板11に平行でそれぞれが反対向きを指向する補強板12cが折曲形成されている。これらの側板12a〜12cは補強機能を果たしている。符号13で示す開口部は後述のアクチュエータ20の継手23や前記押圧部材42と側板12aとの干渉を避けるためのものである。
図3に示すトグル切換装置のアタッチメント15は、長方形のアタッチメントの本体16と、その本体16の両端に同一方向に向かって折曲形成された支体16aと、それぞれの支体16aの下面に二本ずつ並設されて対をなす軸体17とを備えている。上下の各軸体17は2本の同一軸線上にそれぞれ位置している。そして、本体16の他方の側面には、一対の板状体18間に支持され軸体17に平行な軸線を有する中空筒体19が設けられ、その中空筒体19の内面が支持孔19aを形成している。
トグル切換装置のアクチュエータ20を示す図4(a)は平面図、同図(b)は正面図である。このアクチュエータ20は油圧シリンダー24を用いている。油圧シリンダー24の基端部には二ヶ所で折曲したハンドル25が固定され、先端側ブロック28には油圧シリンダー24の軸心に直交する向きに突出する丸棒状体の被支持部26が互いに反対向きとなるように二ヶ所に固定されている。また、油圧シリンダー24のピストンロッド(図示しない)から延長された伸縮ロッド27の先端には継手23が取付けられている。この継手23は、ピン21aを有するブロック21cと、そのピン21aに回動自在に軸支された嵌合軸体22とを備え、嵌合軸体22には嵌合軸22aが一体に形成されている。なお、前記被支持部26とピン21aとは互いに平行となるように配置されている。
そして、アタッチメント15の上下の対の軸体17のうちの一方を、図1の左右いずれか一方の一対の係合板体14aの二ヶ所の係合孔14bに挿入することにより、アタッチメント15は係合板体14aに支持される。この状態で、支体16aの辺16bが側板12aの内側に当接し、辺16cが基板11に当接するために、アタッチメント15は回転できない状態で支持される。他方の側の支持部14にアタッチメント15を取り付ける際は、別の軸体17が用いられ、その場合も支体16aの辺16dが他方の側の側板12aの内側に当接し、辺16cが基板11に当接するために、同様にアタッチメント15は回転できない状態に支持される。
アクチュエータ20は、支持フレーム10の支持部14に支持されたアタッチメント15の支持孔19aに対して被支持部26が回動可能に挿入されて回動可能に支持される。また、嵌合軸体22の嵌合軸22aが押圧部材42の嵌合孔44に嵌合される。このとき、作業者は、右手でハンドル25を掴み、左手で上側の被支持部26を掴むことにより、嵌合軸22aを嵌合孔44に嵌合させた後に、下側の被支持部26を前記支持孔19aに位置合わせしながら、容易にアクチュエータ20をセットできる。また、アクチュエータ20を支持フレーム10の図1における右側に移し替える際には、アタッチメント15を右側に移し換えた後に、上下の被支持部26が逆転するようにアクチュエータ20を上下反転させて、前記と同様にアタッチメント15に支持すればよい。
アクチュエータ20のセット状態で、そのアクチュエータ20を操作させて、伸縮ロッド27を伸縮させれば、嵌合軸体22を介して押圧部材42が図5のA方向または図6のB方向に回動され、トグル機構がデッドポイントの一方側または他方側に切換えられる。従って、中プレート36に対して面圧が付加され、あるいは解除される。
ここで、上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、溶融金属容器の開閉金枠37に固着された支持フレーム10に支持部14を形成し、スライディングノズル装置におけるトグル機構50を作動するアクチュエータ20の被支持部26を着脱可能に支持できるようにした。そのため、スライディングノズル装置に対する面圧の付加及び解除等の制御が必要なたびに、アクチュエータ20を支持部14に支持させればよく、アクチュエータ20が溶融金属容器の高温環境下における影響を受けにくい効果がある。
(2)上記実施形態では、アクチュエータ20を支持するため、開閉金枠37の前面に有底箱状の支持フレーム10を固着させ、その縦方向の一対の側板12aのそれぞれの内側に一対の係合板体14aを形成し、その係合板体14aに係合孔14bを穿孔して支持部14を形成した。そのため、簡単な構造ではあるが、アクチュエータ20を着脱自在に支持することができる。
(3)上記実施形態では、支持フレーム10の支持部14に対し、着脱自在なアタッチメント15を取り付け、そのアタッチメント15を介してアクチュエータ20を支持するようにした。そのため、アクチュエータ20を支持するアタッチメント15の支持孔19aが、アクチュエータ20の作動をスムーズに行わせるための基板11からの十分な高さを確保できることになり、支持部14を形成する係合板体14aの高さを側板12aの高さより高くする必要がない。従って、アクチュエータ20及びアタッチメント15を取り付けない状態において、支持フレーム10の縦方向の側板12aや横方向の側板12bで形成される枠体の外方へ突出する部材がなく、作業上都合がよい。
(4)上記実施形態では、アクチュエータ20の被支持部26が支持フレーム10に形成された支持部14に係合された上で、アタッチメント15の支体16aの互いに直交する二辺16b、16c又は16c、16dを支持フレーム10の側板12a及び基板11に当接させることができる。そのため、二ヶ所の支体16aに形成された軸体17がそれぞれ一本ずつであっても、アタッチメント15は回転することもなく横方向へ移動することもない安定状態に支持されることができる。
(5)上記実施形態では、アタッチメント15の両端の支体16aにそれぞれ二本の軸体17を形成したので、支持フレーム10の支持部14における係合孔14bに対してそれぞれの支体16aにおける左右いずれかの一本の軸体17を用いることによって、アタッチメント15を左右共用として用いることができる。更に、係合板体14aに二ヶ所の係合孔14bを穿孔すれば、二本の軸体17を係合することができるので、支体16aの形状を四角形板状体としなくても、アタッチメント15は回転することもなく横方向へ移動することもない状態に支持されることができる。
(6)上記実施形態では、アクチュエータ20の丸棒状体の被支持部26が支持フレーム10に形成された支持部14の係合孔14bに回動自在に支持されるので、トグル機構50の作用点が移動して被支持部26に回転力が作用してもアクチュエータ20としてスムーズに作動することができる。また、アクチュエータ20の先端側ブロック28の両側に互いに反対向きとなるように二つの被支持部26を設けたので、そのうちの一つを支持孔19aに支持させる文字通りの被支持部26として用い、他の被支持部26を作業員が掴むためのハンドルとして用いることができるようにした。また、被支持部やハンドルとして用いることに加えて、アクチュエータ20の取付位置を左右入れ替えた場合に、そのアクチュエータ20を図1の上下に反転させることで、支持孔19aに支持される被支持部26を交替させることができる。
(変更例)
なお、前記両実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、アタッチメント15の両端の支体16aにはそれぞれ二つの軸体17が形成されているが、軸体17はそれぞれの支体16aに一つずつであってもよい。その際、アタッチメント15を支持フレーム10の左右の側板12aの支持部14に対して共用できるようにするためには、係合板体14aにおける係合孔14bの位置を係合板体14aに中央部に形成する。
・上記実施形態では、支持部14を形成する一対の係合板体14aのそれぞれの一ヶ所に係合孔14bを形成したが、係合孔14bを二ヶ所に形成してもよい。そして、アタッチメント15の両端の支体16aに形成したそれぞれ二つの軸体17を、前記一対の係合板体14aのそれぞれの二ヶ所の係合孔14bに係合することにより、アタッチメント15は支持部14に対して回転することも横方向へ移動することもない状態に支持される。従って、支体16aは必ずしも四角形の板状体でなくてもよいことになる。
・上記実施形態では、アクチュエータ20として油圧シリンダー24を用いたが、溶融金属容器の規模に応じて、水圧シリンダー、空圧シリンダー等、他の構成のアクチュエータを用いることができる。
・上記実施形態では、支持部14を形成する一対の係合板体14aを支持フレーム10に形成したが、これを開閉金枠37に形成し、支持フレーム10には係合板体14aを通す孔が開いている構造としてもよい。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される技術的思想の一例は以下の通りである。
溶融金属容器の出湯口を開閉するスライドプレートを設けるとともに、そのスライドプレートに対して面圧を付加可能なトグル機構を用いたスライディングノズル装置の面圧付加装置において、
前記トグル機構に連結するための継手を伸縮ロッドの先端に有するアクチュエータと、スライディングノズル装置にされるアタッチメントとを設け、
前記アタッチメントは、アタッチメントの本体の一方の面に固定された軸体と、アタッチメントの本体の他方の面に固定され前記軸体と平行な軸線を有する軸受部とを有し、その支持孔に、前記アクチュエータの被支持部が回動可能に支持され、
前記溶融金属容器には前記アクチュエータを着脱自在に支持可能な支持部が設けられ、アクチュエータが支持部に支持された状態でアクチュエータの伸縮ロッドの先端の継手が前記トグル機構に連結されることを特徴とするスライディングノズル装置。
本発明の実施形態の支持フレーム、アタッチメント及びアクチュエータの関係を示す斜視図。 本発明の実施形態の支持フレームを示す斜視図。 本発明の実施形態のアタッチメントを示す斜視図。 (a)は本発明の実施形態のアクチュエータの平面図、(b)はアクチュエータの正面図。 本発明の実施形態のトグル機構を用いた面圧付加装置において面圧解除時の状態を示す一部断面図。 同じく面圧負荷時の状態を示す一部断面図。
符号の説明
10…支持フレーム、11…基板、12a、12b…側板、14…支持部、14a…係合板体、14b…係合孔、15…アタッチメント、16…本体、16a…支体、17…軸体、18…板状体、19…中空筒体、19a…支持孔、20…アクチュエータ、22a…嵌合軸、23…継手、26…被支持部、27…伸縮ロッド、28…先端側ブロック、30…スライディングノズル装置、34…出湯口、36…スライドプレート、37…開閉金枠、42…押圧部材、44…嵌合孔、50…トグル機構

Claims (5)

  1. 溶融金属容器の出湯口を開閉するスライドプレートを設けるとともに、そのスライドプレートに対して面圧を付加可能なトグル機構を用いたスライディングノズル装置の面圧付加装置において、
    前記溶融金属容器には伸縮ロッドを備えたアクチュエータを着脱自在に支持可能な支持部が設けられ、アクチュエータが支持部に支持された状態で前記伸縮ロッドの先端の継手が前記トグル機構に連結されることを特徴とするスライディングノズル装置の面圧付加装置。
  2. 前記溶融金属容器には支持フレームが設けられ、その支持フレームには、基板とその基板に直角をなす側板とが形成され、その基板と側板との間のコーナ部の内側に、前記支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライディングノズル装置の面圧付加装置。
  3. トグル機構に連結するための継手を伸縮ロッドの先端に有するアクチュエータと、スライディングノズル装置に支持されるアタッチメントとを設け、
    前記アタッチメントは、アタッチメントの本体の一方の面において前記アタッチメントの本体に沿って延びるように形成された軸体と、アタッチメントの本体の他方の面に固定され前記軸体と平行な軸線を有する中空筒体とを有し、その中空筒体の内面が支持孔として形成され、その支持孔に、前記アクチュエータの被支持部が回動可能に支持されることを特徴とするトグル切換駆動装置。
  4. 前記軸体は1本又は2本で構成され、その軸体が上下に一対配置され、一方の軸体は対をなす他方の軸体と同一軸線上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のトグル切換駆動装置。
  5. 前記被支持部は、アクチュエータの先端側においてアクチュエータの軸心に直行する向きに形成された丸棒状体であることを特徴とする請求項3または4に記載のトグル切換駆動装置。
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