JP6061236B2 - 鋼板保持装置 - Google Patents

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この発明は電磁石を使用する鋼板保持装置における鋼板の落下防止機構に関する。
例えば、工事現場等において足場が悪い際には、そこに大形の鋼板を敷くことを行う。そのような鋼板は非常に重量があるのでパワーショベルやクレーンに連結される鋼板保持装置に吊り下げることでトラックの荷台上等から設置現場に移送しており、最近では電磁石で鋼板を吸着して移送する鋼板保持装置が使用されている。この種の鋼板保持装置は安全のために鋼板の落下を防止する落下防止機構を備えている。
上記落下防止機構は係止部が電磁石に吸着された鋼板の下縁に係止することで、電磁石の吸着力が十分でない場合等に鋼板の落下を防止するようになっているが、その係止固定が安定して強固に行われていないのが現状で、落下した場合は作業が滞り、かつ、非常に危険であった。
この発明は、落下防止機構による鋼板の係止固定が安定して強固に行われる鋼板保持装置を提供することを目的とする。
この発明では、上部が作動装置側に連結されるとともに、下面側に鋼板に吸着する電磁石を備え、さらに、前記電磁石に吸着された前記鋼板の下縁に係止して前記鋼板の落下を防止する落下防止機構を備える鋼板保持装置において、前記落下防止機構が、駆動体とリンク作動体と前記鋼板の下縁に係止する係止部を備える係止体とを備え、前記駆動体の駆動による前記リンク作動体の折り畳み動作に連動して前記係止体が上昇移動することで前記係止部が前記鋼板の下縁に固定状態に係止する構成とした。
上記構成によれば、駆動体の駆動によりリンク作動体が折り畳まれるとそれに連動して係止体が上昇移動し、その係止部が鋼板の下縁に固定状態に係止して鋼板の落下が防止される。落下防止機構の動作が駆動体の駆動に伴ってなされるので、その動作全体が緩みなく安定して行われるとともに、さらに、リンク作動体が使用されることで落下防止機構は折り畳み状態とされ、非使用時にはコンパクトな状態に納まる。
とくに、係止体の上昇移動がガイド体に沿って直線的に行われる構成とされることで、係止部が下方から鋼板をマグネットに押し付けるようにしてその固定が強固になされ、電磁石の吸着力が十分でない場合等にも鋼板はガタツクことなく安定して支持され、また、横方向に滑り落下することもない。
この発明の鋼板保持装置によれば、落下防止機構により鋼板の係止固定が安定して強固に行われ、これにより、鋼板移送作業における作業性、安全性がともに向上される。くわえて、落下防止機構の全体動作が緩みなく安定して行われるとともに、非使用時には落下防止機構がコンパクトな状態に納まる使用に便利な鋼板保持装置が提供される。
この発明の鋼板保持装置の外観斜視図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構部分の斜視図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構部分の分解斜視図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構部分の要部の分解斜視図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構の動作説明図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構の動作説明図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構の動作説明図 この発明の鋼板保持装置の落下防止機構の動作説明図 この発明の鋼板保持装置の基台と旋回機構との連結構成図 この発明の鋼板保持装置の使用形態の説明図
図1は鋼板保持装置の全体斜視図である。鋼板保持装置100において、1は基台であり、その上部には旋廻機構2を介してクレーンの吊り下げ部4が、下面側には鋼板に吸着する電磁石5がそれぞれ取り付けられるとともに、一方側には排土プレート7が取り付けられ、さらに、基台1の両端部上に鋼板の落下を防止する落下防止機構6、6のそれぞれが設けられている。
図2は落下防止機構6の斜視図、図3は同分解図である。8は第1回動作動体であり、一対の基部9、9のそれぞれが軸支位置10、10で基台1に一体に固定された一対の固定片12、12それぞれに軸支されるとともに、上部が基台1の上部に回動可能に軸支された駆動体である油圧シリンダー15の作動体16の下端に一体のロッド17に軸支位置14、14で回動可能に軸支されて設けられている。
18は第2回動作動体(ガイド体)であり、一対のレール部材19、19がそのレール部20、20を相対する状態において一体に固定されて構成されており、レール部材19、19の基部22、22の軸支位置24、24において基台1の一対の固定片12、12に軸支されることで回動可能に取り付けられている。41、41のそれぞれはレール部材19、19を一体に固定する固定部材である。
28は第1レバーであり、ロッド29から一対のレバー片30、30が一体に延び出しており、ロッド29が基部22、22の近傍の軸支位置25、25で回動可能に軸支されて第2回動作動体18のレール部材19、19間に設けられている。
32は第2レバー、33は第3レバーであり、上記第1回動作動体8、第1レバー28とともにリンク作動体を構成する。図4は第1レバー28、第2レバー32、第3レバー33及び後に説明する係止作動体50の分解構成を示し、第2レバー32の上端は軸支位置35で上記第1回動作動体8の先端の軸支位置11に回動可能に軸支され、第2レバー32の下端の軸支位置31と第3レバー33の基端側の軸支位置38と第1レバー28の先端の軸支位置40とが同軸に一体に互いが回動可能に軸支される。
50は係止部52を端部に備える係止作動体であり、一対の側部53、53の外面それぞれに2個のキャスター54、54‥がそれぞれ取り付けられており、係止作動体50はそのキャスター54、54‥それぞれがレール部20、20内に納められて第2回動作動体18内に直線移動可能に納められている。上記第3レバー33の先端側は軸支位置39で係止作動体8の前部に軸支位置37において回動可能に軸支されている。
図10は鋼板保持装置100の使用状態を示し、鋼板保持装置100はパワーシャベル101のアーム102にアタッチメントとして連結されて、鋼板の移送作業に使用される。
図5から図8を参照して落下防止機構6の動作説明を行う。図5は落下防止機構6が使用されていない状態を示し、作動体16が油圧シリンダー15に最も引き込まれた状態でロッド17位置Aが最も高く位置し、この状態では第1回動作動体8、第2レバー32、第2回動作動体18が順次折れ曲がり状態となり、これにより落下防止機構6は全体が折り畳まれた状態となって基台1の端部上空間にコンパクトに納まっている。Sは移送される鋼板であり、電磁石5下面に吸着保持されている。
油圧シリンダー15が作動されて作動体16が延び出しロッド17位置Aが下降するに伴って第1回動作動体8、第2レバー32、第2回動作動体18の折れ曲がりが伸ばされていくことで、図6に示すように、第2回動作動体18は水平に位置する。図5、図6に示す状態においては、第2レバー32により第1レバー28と第3レバー33との連結軸支部Bに引っ張り力が働くが、第3レバー33に設けられた一対の係止凸部34、34が係止作動体50の上面に一体に取り付けられた一対の押さえ片36、36で押さえられて位置決めされることで、第3レバー33と係止作動体50との直線形態が維持されて第3レバー33は第2回動作動体18内にとどまり、第1レバー28と第3レバー33との直線形状も維持される。
さらに、ロッド17位置Aが下降するに伴って第1回動作動体8、第2レバー32、第2回動作動体18の折れ曲がりが伸ばされていくことで、図7に示すように、第2回動作動体18は垂直に位置する。この際には係止作動体50は第2回動作動体18から最大に突出していることでその係止部52は電磁石5に吸着されている鋼板Sの下縁より下方に位置している。
さらに、ロッド17位置Aが下降するに伴って第2レバー32が第1レバー28と第3レバー33との連結軸支部Bを内側に押す。これにより第1レバー28と第3レバー33とはその連結軸支部Bで内側に折れ曲がり、これに伴い第3レバー33と一体の係止作動体50が第2回動作動体18内を上昇し、その係止部52が鋼板Sの下縁に下方から係止する。その際、係止体50の上昇移動が第2回動作動体18に沿って直線的に行われることで、係止部52が下方から鋼板Sを電磁石5に押し付け、これにより鋼板Sは電磁石5に密着して強固に固定される。上記係止体50の移動はキャスター54、54‥があることでスムーズに行われる。
図9は基台1と旋廻機構2との連結構造示す。基台1は、図1にも示すように、その上面の両側の相対する位置に軸支固定部60、60を備えるとともに両端にも相対する位置に軸支固定部62、62を備え、これに対し旋廻機構2の下面にも対応する位置に軸支固定部64、64、軸支固定部66、66が備えられており、それぞれの位置で軸支されて互いが搖動可能に連結されている。上記軸支固定部66、66おける軸支穴70、70は上下方向に長い長穴とされており、これにより軸支固定部60、60、軸支固定部64、64の軸支位置を中心とする基台1の搖動が許容範囲において安定して行われるようになっている。
1 基台
5 電磁石
6 落下防止機構
8 第1回動作動体(リンク作動体)
S 鋼板
15 駆動体と
28 第1レバー(リンク作動体)
32 第2レバー(リンク作動体)
33 第3レバー(リンク作動体)
50 係止体
52 係止部
100 鋼板保持装置
S 鋼板

Claims (1)

  1. 上部が作動装置側に連結されるとともに、下面側に鋼板に吸着する電磁石を備え、さらに、前記電磁石に吸着された前記鋼板の下縁に係止して前記鋼板の落下を防止する落下防止機構を備える鋼板保持装置において、
    前記落下防止機構が、駆動体とリンク作動体と前記鋼板の下縁に係止する係止部を備える係止体とを備え、前記係止体は前記駆動体の駆動による前記リンク作動体の折り畳み動作に連動してガイド体に沿って直線的に上昇移動し、前記係止部は前記上昇移動に伴って下方から前記鋼板を前記電磁石に押し付ける状態で前記鋼板の下縁に固定状態に係止することを特徴とする鋼板保持装置。
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