JP2010180028A - 電磁石付掴み装置 - Google Patents
電磁石付掴み装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010180028A JP2010180028A JP2009026062A JP2009026062A JP2010180028A JP 2010180028 A JP2010180028 A JP 2010180028A JP 2009026062 A JP2009026062 A JP 2009026062A JP 2009026062 A JP2009026062 A JP 2009026062A JP 2010180028 A JP2010180028 A JP 2010180028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnet
- gripping
- gripping device
- claw
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、電磁石付掴み装置に関し、従来の電磁石付掴み装置において電磁石の使用時に上に回動させた把持爪によって、作業員の視界が妨げられることが課題であって、本発明でそれを解決するものである。
【解決手段】アームの端部に着脱自在に取り付けられる電磁石付きの掴み装置において、把持爪4を略水平に拡開させた状態において、その把持爪4の水平状態での先端位置から外側に電磁石5の吸着面が突出した状態となるように、電磁石5を掴み装置の本体部3に対して昇降装置により昇降自在にして設けるようにした電磁石付掴み装置1とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】アームの端部に着脱自在に取り付けられる電磁石付きの掴み装置において、把持爪4を略水平に拡開させた状態において、その把持爪4の水平状態での先端位置から外側に電磁石5の吸着面が突出した状態となるように、電磁石5を掴み装置の本体部3に対して昇降装置により昇降自在にして設けるようにした電磁石付掴み装置1とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、電磁石付きの掴み装置であるアタッチメントを走行機に取り付けて、産業廃棄物等の煮え機作業用として若しくは建築現場などにおける破砕工事用として使用するものである電磁石付掴み装置に関するものである。
従来、電磁石付掴み装置は21、図6(A)〜(C)に示すように、パワーショベル等の走行機22のアーム23に、着脱自在な基台24を介して把持爪25と電磁石26とを装置本体部21aの框体に有して取り付けられている。この掴み装置21の特徴は、図7(A)〜(D)に示すように、各把持爪25を、略水平向きの掴み解除位置から、電磁石26を地面に接地するまで落とすことで把持爪25が反時計方向に回転し、支点の位置に対してシリンダーロッド27の作用点の位置が内側に入り込むので、このシリンダーロッド27を伸長させることで、上向きの立ち上げ位置にまで回動させられ、掴み装置21の下に取り付けられた電磁石26を、前記把持爪25に邪魔されることなく、フルに活用できるようにしたものである(特許文献1参照)。
しかし、従来の電磁石付掴み装置21においては、電磁石を露出させて使用できるので便宜であるが、上方向に回動させた把持爪が、走行機の運転席から見ると、視界を妨げるようになり、安全上の課題がある。本発明に係る電磁石付掴み装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る電磁石付掴み装置の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、把持爪を略水平に拡開させた状態において、その把持爪の水平状態での先端位置から外側に電磁石の吸着用下面が突出した状態となるように、電磁石を昇降自在にして設けることである。
この電磁石を昇降自在にするための機構としては、油圧シリンダーとクランク及び連結バー等によるリンク機構の場合もあるし、シリンダーロッドの先端に固定して昇降させる油圧シリンダー方式の場合もある。
更に、電磁石を突出させた状態で、その電磁石を前記把持爪で挟持して、掴み装置全体を安定させることができる。
この電磁石を昇降自在にするための機構としては、油圧シリンダーとクランク及び連結バー等によるリンク機構の場合もあるし、シリンダーロッドの先端に固定して昇降させる油圧シリンダー方式の場合もある。
更に、電磁石を突出させた状態で、その電磁石を前記把持爪で挟持して、掴み装置全体を安定させることができる。
本発明の電磁石付掴み装置によれば、電磁石を使用する際に、把持爪が視界の妨げになることが無く、作業性及び安全性が向上する。
また、把持爪を待避させる際に、掴み装置を従来例の様に地面に一端落とすという作業が不要となって、掴み装置が中空にある状態で、電磁石を使用することができるように、切り替えることができる。よって、作業が中断せず手間が掛からなくなり作業能率が向上する。
更に、突出させた電磁石を把持爪で挟持させることで、作業性が向上し安定した作業となる。
また、把持爪を待避させる際に、掴み装置を従来例の様に地面に一端落とすという作業が不要となって、掴み装置が中空にある状態で、電磁石を使用することができるように、切り替えることができる。よって、作業が中断せず手間が掛からなくなり作業能率が向上する。
更に、突出させた電磁石を把持爪で挟持させることで、作業性が向上し安定した作業となる。
本発明に係る電磁石付掴み装置は、図3に示すように、電磁石を昇降可能に設けることで、電磁石を使用するときにはこれを突出させて使用できるようにするものである。
前記電磁石付掴み装置1は、図1(A),(B)に示すように、走行機のアーム23に取り付けるための取付孔2aを有する着脱自在な基台2と、該基台2の下にある本体部3と、該本体部3に設けられている把持爪4と、前記本体部3の下部に設けられる電磁石5とから概ね構成されている。
前記把持爪4は、図2に示すように、回転自在にピン支持する支持部6と把持爪4における押圧部7との間に設けられた油圧シリンダー8のロッド8aの伸長により、支点部9を中心にして回動するものである。図1に示すように、ロッド8aが縮退した状態では、把持爪4が略水平に拡開した状態となる。図2に示すように、前記ロッド8aを伸長させた状態では、図1に示す状態から時計方向に把持爪4が支点部9を中心に回転して、閉じた状態になる。
前記電磁石5の昇降装置の昇降機構は、一例として、図4に示すように、リンク機構によるものであり、本体部3に支持され回転中心となる支点部10,10と、該支点部に回転自在に取り付けられる三角アーム11,11と、該三角アーム11,11の押圧部12,12の間に設けられる油圧シリンダー13と、前記三角アーム11の作用部11aと電磁石5の連結部5aとの間に設けられる連結バー14とから構成されている。
図4(A)に示すように、図4(B)に示す状態から前記油圧シリンダー13においてそのロッド13aを伸長させると、三角アーム11が支点部10を中心にして反時計方向に回転し、連結バー14を図において上に落ち上げ、電磁石5を上昇させて、上側に収納状態となる。
また、図4(A)に示す状態から油圧シリンダー13のロッド13aを縮退させると、三角アーム11が支点部10を中心にして時計方向に回転し、連結バー14が下に降りてきて、電磁石5が降下するものである。
このほか、電磁石5の吸着面5bを水平にした場合に、上下方向にロッドを伸縮させる油圧シリンダーを本体部3に設け、そのロッド先端部に直接電磁石を固定して、この電磁石を昇降させるようにしても良い。また、回転するギアと、それに歯合して直線運動して上下移動し一端部に電磁石を固定した直線状のラックとで、昇降装置とすることもできる。
こうして、本発明の電磁石付掴み装置1では、現場で金属等を拾い上げる際には、図4(B)に示すように、電磁石5を下方向に突出させて、更に、図3に示すように、その後、把持爪4を閉じる方向に回転させて、その爪部4aで電磁石5を挟持させる。電磁石5の吸着面5bが、把持爪4の爪部4aの先端位置よりも外に突出する。こうして作業すれば、把持爪4の爪部4aは、本体部3の下に在るままであり、走行機からの視界も妨げられることなく、作業がやり易くなる。更に、電磁石5が把持爪4で挟持されフラ付くことなく安定して本体部3に支持され、作業も効率的になるものである。
この電磁石付掴み装置1は、産業廃棄物の処理や建築現場での破砕作業現場に限らず、例えば、農作業・開墾作業等においても応用できるものである。
1 電磁石付掴み装置、
2 基台、 2a 取付孔、
3 本体部、
4 把持爪、 4a 爪部、
5 電磁石、 5a 連結部、
5b 吸着面、
6 支持部、
7 押圧部、
8 油圧シリンダー、 8a ロッド、
9 支点部、
10 支点部、
11 三角アーム、 11a 作用部、
12 押圧部、
13 油圧シリンダー、 13a ロッド、
14 連結バー。
2 基台、 2a 取付孔、
3 本体部、
4 把持爪、 4a 爪部、
5 電磁石、 5a 連結部、
5b 吸着面、
6 支持部、
7 押圧部、
8 油圧シリンダー、 8a ロッド、
9 支点部、
10 支点部、
11 三角アーム、 11a 作用部、
12 押圧部、
13 油圧シリンダー、 13a ロッド、
14 連結バー。
Claims (2)
- アームの端部に着脱自在に取り付けられる電磁石付きの掴み装置において、
把持爪を略水平に拡開させた状態において、その把持爪の水平状態での先端位置から外側に電磁石の吸着面が突出した状態となるように、電磁石を掴み装置の本体部に対して昇降装置により昇降自在にして設けること、
を特徴とする電磁石付掴み装置。 - 昇降装置は、電磁石を降下させて使用状態にした位置で、把持爪が前記電磁石を挟持できる位置に設定できること、
を特徴とする請求項1に記載の電磁石付掴み装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026062A JP2010180028A (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | 電磁石付掴み装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009026062A JP2010180028A (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | 電磁石付掴み装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010180028A true JP2010180028A (ja) | 2010-08-19 |
Family
ID=42761865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009026062A Pending JP2010180028A (ja) | 2009-02-06 | 2009-02-06 | 電磁石付掴み装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010180028A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015011842A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Trans Algae株式会社 | 微細藻類収穫方法と微細藻類収穫用トレーラー |
CN105621220A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-01 | 湖南理工学院 | 电磁圆盘吊装自动保护装置 |
CN111960257A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-11-20 | 王坤旺 | 一种吊装设备的快速起吊装置 |
CN113060650A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-07-02 | 安徽春华智能科技有限公司 | 一种静音式单梁欧式起重机 |
-
2009
- 2009-02-06 JP JP2009026062A patent/JP2010180028A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015011842A1 (ja) * | 2013-07-24 | 2015-01-29 | Trans Algae株式会社 | 微細藻類収穫方法と微細藻類収穫用トレーラー |
CN105621220A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-01 | 湖南理工学院 | 电磁圆盘吊装自动保护装置 |
CN111960257A (zh) * | 2020-09-22 | 2020-11-20 | 王坤旺 | 一种吊装设备的快速起吊装置 |
CN113060650A (zh) * | 2021-03-18 | 2021-07-02 | 安徽春华智能科技有限公司 | 一种静音式单梁欧式起重机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010180028A (ja) | 電磁石付掴み装置 | |
EP1985573A3 (en) | Mast raising structure and process for high-capacity mobile lift crane. | |
RU2007135213A (ru) | Кран харвестера | |
KR20110006018A (ko) | 맨홀뚜껑 개폐장치 | |
KR101088091B1 (ko) | 트랙터 장착용 로우더 장치 | |
ATE531665T1 (de) | VORRICHTUNG ZUM HOCHHEBEN UND BEWEGEN EINES GEGENSTANDES, EINSCHLIEßLICH EINES MOTORISCH ANGETRIEBENEN LAGERS | |
JP2011058267A (ja) | 建設機械 | |
JP2010012512A (ja) | ノロ取り装置 | |
JP3220636U (ja) | グレーチング着脱具 | |
WO2001056915A8 (en) | Loader | |
JP6641168B2 (ja) | 除塵装置 | |
JP4901150B2 (ja) | 移動式クレーンのジブ着脱装置 | |
JP2011140799A (ja) | 杭打機の下部リーダ着脱治具及び着脱方法 | |
JP2006266054A (ja) | 氷割り機 | |
JP2009219440A (ja) | 耕耘装置 | |
JP5358117B2 (ja) | 磁石付きパワーショベル | |
KR101378570B1 (ko) | 중장비용 작업기 퀵 체인저 | |
JP5289372B2 (ja) | 作業機のブームロック装置 | |
RU2008100752A (ru) | Рычажное рабочее оборудование стволовой погрузочной машины с управляемым грейфером | |
JP6284407B2 (ja) | 建設機械 | |
JP6384680B2 (ja) | ホース保持具及び建設機械 | |
KR20130090675A (ko) | 굴착기 부착형 크레인 | |
JP6289911B2 (ja) | 杭打機 | |
JP6465683B2 (ja) | 杭打機 | |
JPH0728236Y2 (ja) | 地中物処理装置 |