JPH075450A - 透明配線付き基板およびその製造方法 - Google Patents
透明配線付き基板およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH075450A JPH075450A JP14444593A JP14444593A JPH075450A JP H075450 A JPH075450 A JP H075450A JP 14444593 A JP14444593 A JP 14444593A JP 14444593 A JP14444593 A JP 14444593A JP H075450 A JPH075450 A JP H075450A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent
- wiring
- substrate
- metal
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/134309—Electrodes characterised by their geometrical arrangement
- G02F1/134336—Matrix
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1343—Electrodes
- G02F1/13439—Electrodes characterised by their electrical, optical, physical properties; materials therefor; method of making
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/107—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern by filling grooves in the support with conductive material
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing the conductive pattern
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低抵抗でかつ表面段差を抑えた、表示パネル
等に用いられる透明配線付き基板を提供することを目的
とする。 【構成】 透明基板表面に金属配線が、前記透明基板表
面と略同一面となるように埋設され、さらに該金属配線
の上に該金属配線より幅広の透明配線を形成した透明配
線付き基板を作製する。
等に用いられる透明配線付き基板を提供することを目的
とする。 【構成】 透明基板表面に金属配線が、前記透明基板表
面と略同一面となるように埋設され、さらに該金属配線
の上に該金属配線より幅広の透明配線を形成した透明配
線付き基板を作製する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイ,E
Lディスプレイ等のフラットパネルディスプレイやイメ
ージセンサなどに使われる透明配線付き基板の性能向上
に関するものである。
Lディスプレイ等のフラットパネルディスプレイやイメ
ージセンサなどに使われる透明配線付き基板の性能向上
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄型平面ディスプレイ装置として、液晶
ディスプレイ(LCD),電界発光ディスプレイ(EL
D)等が、近年盛んに製造されるようになった。
ディスプレイ(LCD),電界発光ディスプレイ(EL
D)等が、近年盛んに製造されるようになった。
【0003】LCDは、電極付きの基板で液晶を挟み込
んだものであり、電極に印加される電界によって、光の
透過率または反射率を変化させて画像を表示する。LC
Dは、画素毎にスイッチ素子を作り込んだアクティブマ
トリクス(以下、AMと略記する)LCDと、スイッチ
素子を持たない単純マトリクスLCDに分類される。
んだものであり、電極に印加される電界によって、光の
透過率または反射率を変化させて画像を表示する。LC
Dは、画素毎にスイッチ素子を作り込んだアクティブマ
トリクス(以下、AMと略記する)LCDと、スイッチ
素子を持たない単純マトリクスLCDに分類される。
【0004】AM−LCDでは、スイッチ素子によって
画素が分離されており、それぞれの画素がスタティック
に駆動されるのと等価となり、CRTに匹敵する高画
質,高速応答が実現できる。しかし、画素毎にスイッチ
素子を作り込むため、 (1)構造が複雑となりコストが高くなる (2)大型化が困難である という問題点がある。
画素が分離されており、それぞれの画素がスタティック
に駆動されるのと等価となり、CRTに匹敵する高画
質,高速応答が実現できる。しかし、画素毎にスイッチ
素子を作り込むため、 (1)構造が複雑となりコストが高くなる (2)大型化が困難である という問題点がある。
【0005】一方、単純マトリクスLCDは、画素間の
分離が行われていないため、一般的にはAM−LCDに
比べて画質は劣る。しかし、構造が単純なため、コスト
が安く、ある程度の大型化も可能である。
分離が行われていないため、一般的にはAM−LCDに
比べて画質は劣る。しかし、構造が単純なため、コスト
が安く、ある程度の大型化も可能である。
【0006】単純マトリクスLCDの構造を図8に示
す。34は図上で横方向に走るストライプパターンをも
った下側透明配線,42は34と直交するパターンを持
った上側透明配線,37はセルのギャップ幅を決めるス
ペーサ,39はガラス基板の周囲を固定するシールであ
る。単純マトリクスLCDでは、下側透明配線34と上
側透明配線42の交点の容量を充放電することにより書
き込みを行う。
す。34は図上で横方向に走るストライプパターンをも
った下側透明配線,42は34と直交するパターンを持
った上側透明配線,37はセルのギャップ幅を決めるス
ペーサ,39はガラス基板の周囲を固定するシールであ
る。単純マトリクスLCDでは、下側透明配線34と上
側透明配線42の交点の容量を充放電することにより書
き込みを行う。
【0007】強誘電液晶を用いた強誘電LCD(以下F
LCDと略記)は、単純マトリクスLCDの一種であ
る。しかし、簡単な構造にもかかわらず、AM−LCD
並の高画質を得ることができる。
LCDと略記)は、単純マトリクスLCDの一種であ
る。しかし、簡単な構造にもかかわらず、AM−LCD
並の高画質を得ることができる。
【0008】ELDは、絶縁層で挟まれた発光層(Mn
添加ZnSなど)に電界を印加し、発光中心材料を励起
し、これが基底状態に戻るときの発光を利用して画像表
示を行う。図9にELDの構造を示す。
添加ZnSなど)に電界を印加し、発光中心材料を励起
し、これが基底状態に戻るときの発光を利用して画像表
示を行う。図9にELDの構造を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】これらの平面ディスプ
レイ装置の透明導電膜として、スズ添加酸化インジウム
(ITO)等の透明導電膜が広く用いられている。この
ような酸化物導電体では、低抵抗のものを得ることは難
しい。このため、ディスプレイが大型化、大容量化する
につれて、透明導電膜の配線抵抗が増大し、画質の劣化
を引き起こす。
レイ装置の透明導電膜として、スズ添加酸化インジウム
(ITO)等の透明導電膜が広く用いられている。この
ような酸化物導電体では、低抵抗のものを得ることは難
しい。このため、ディスプレイが大型化、大容量化する
につれて、透明導電膜の配線抵抗が増大し、画質の劣化
を引き起こす。
【0010】例えば、単純マトリクスLCDの場合、透
明導電膜の配線抵抗が大きいと、画素への書き込みのた
めの時定数が大きくなり、十分な書き込みができなくな
ってくる。
明導電膜の配線抵抗が大きいと、画素への書き込みのた
めの時定数が大きくなり、十分な書き込みができなくな
ってくる。
【0011】具体的には、面積抵抗率が10ΩのITO
で、幅200μmの透明導電膜の配線を行うと、一辺が
30cmのディスプレイでは、終端までの抵抗値は15
kΩとなる。この抵抗値で、1nFの寄生容量を駆動す
ることを考えると、RC時定数が立ち上がりで15μs
となり、立ち下がり分も考えると、RCの遅延だけで3
0μsかかることとなる。
で、幅200μmの透明導電膜の配線を行うと、一辺が
30cmのディスプレイでは、終端までの抵抗値は15
kΩとなる。この抵抗値で、1nFの寄生容量を駆動す
ることを考えると、RC時定数が立ち上がりで15μs
となり、立ち下がり分も考えると、RCの遅延だけで3
0μsかかることとなる。
【0012】実際の画素へのデータの書き込みには、さ
らにこの数倍の時間が必要となってくる。通常では、1
ラインあたり30μsで書き込みを終えなければならな
いので、これでは十分な書き込みは行われないことにな
る。
らにこの数倍の時間が必要となってくる。通常では、1
ラインあたり30μsで書き込みを終えなければならな
いので、これでは十分な書き込みは行われないことにな
る。
【0013】また、ELDの場合、駆動電流が比較的大
きい(ピークで60から70mA)ため、透明導電膜の
配線抵抗のよる発熱が問題となる。
きい(ピークで60から70mA)ため、透明導電膜の
配線抵抗のよる発熱が問題となる。
【0014】以上の問題点を解決するためには、透明導
電膜の抵抗率を下げる必要がある。抵抗率を下げるに
は、透明導電膜の膜厚を厚くすることが考えられる。し
かし、この方法では、透過率の低下のほか、成膜レート
やエッチングレートが遅いため、成膜やおよびパターニ
ングに時間がかかるという問題点がある。
電膜の抵抗率を下げる必要がある。抵抗率を下げるに
は、透明導電膜の膜厚を厚くすることが考えられる。し
かし、この方法では、透過率の低下のほか、成膜レート
やエッチングレートが遅いため、成膜やおよびパターニ
ングに時間がかかるという問題点がある。
【0015】そこで、透明導電膜を厚くする代わりに、
金属でできた補助配線を透明導電膜の上または下に設け
る方法(例えば、R.T▲oe▼rnqvist,MULT
ICOLOUR THIN FILM ELECTROLIMINESCENT DISPLAYS. INT
ERNATIONAL CONFERENCE ON '92.p329-336)がある。
金属でできた補助配線を透明導電膜の上または下に設け
る方法(例えば、R.T▲oe▼rnqvist,MULT
ICOLOUR THIN FILM ELECTROLIMINESCENT DISPLAYS. INT
ERNATIONAL CONFERENCE ON '92.p329-336)がある。
【0016】この方法では、金属の補助配線部分は光を
透過しないが、透明導電膜を厚くする必要がなくなるの
で、全体としては低抵抗で透明性のよい導電膜とするこ
とができる。しかも、透明導電膜に作製する工程はその
ままでよい。
透過しないが、透明導電膜を厚くする必要がなくなるの
で、全体としては低抵抗で透明性のよい導電膜とするこ
とができる。しかも、透明導電膜に作製する工程はその
ままでよい。
【0017】しかし、金属の補助配線の厚み分の段差が
生じ、つぎのような問題を生じさせる。 (1)LCDでは、液晶の配向を決める配向膜として、
ポリイミド膜を強く一方向に摩擦して表面に微細な方向
性のある溝を形成し、かつ高分子鎖を局部的に延伸した
ものを用いる。この摩擦工程はラビング工程と呼ばれる
が、基板に段差があると、均一なラビングを行うことが
できなくなる。その結果、画質を低下させることにな
る。 (2)FLCDの場合、セルギャップが2〜3μmと狭
く、またギャップの精度を必要とする。このため、僅か
な凹凸でも画質に影響を与えるため、段差は好ましくな
い。 (3)ELDでは段差があると、段差部分に電界集中が
起こり、信頼性を悪くする。
生じ、つぎのような問題を生じさせる。 (1)LCDでは、液晶の配向を決める配向膜として、
ポリイミド膜を強く一方向に摩擦して表面に微細な方向
性のある溝を形成し、かつ高分子鎖を局部的に延伸した
ものを用いる。この摩擦工程はラビング工程と呼ばれる
が、基板に段差があると、均一なラビングを行うことが
できなくなる。その結果、画質を低下させることにな
る。 (2)FLCDの場合、セルギャップが2〜3μmと狭
く、またギャップの精度を必要とする。このため、僅か
な凹凸でも画質に影響を与えるため、段差は好ましくな
い。 (3)ELDでは段差があると、段差部分に電界集中が
起こり、信頼性を悪くする。
【0018】本発明は、上述したような問題点を、解決
するためになされたものであって、低抵抗な透明配線付
き基板を提供することを目的とする。
するためになされたものであって、低抵抗な透明配線付
き基板を提供することを目的とする。
【0019】
【問題を解決するための手段】すなわち本発明では、透
明基板表面に金属配線が、前記透明基板表面と略同一面
となるように埋設され、さらに該金属配線の上に該金属
配線より幅広の透明配線を形成した透明配線付き基板を
作製する。
明基板表面に金属配線が、前記透明基板表面と略同一面
となるように埋設され、さらに該金属配線の上に該金属
配線より幅広の透明配線を形成した透明配線付き基板を
作製する。
【0020】また、透明基板表面に金属配線が埋設さ
れ、さらに該金属配線の上に該金属配線より幅広の透明
配線を形成し、該透明配線が前記透明基板表面と略同一
面となるように埋設された透明配線付き基板を作製す
る。
れ、さらに該金属配線の上に該金属配線より幅広の透明
配線を形成し、該透明配線が前記透明基板表面と略同一
面となるように埋設された透明配線付き基板を作製す
る。
【0021】上記のような構成によって、金属配線を透
明基板中に埋め込み、その上に透明配線を形成すること
によって、表面段差を抑えながら配線抵抗を低下させて
いる。
明基板中に埋め込み、その上に透明配線を形成すること
によって、表面段差を抑えながら配線抵抗を低下させて
いる。
【0022】本発明において、上記金属配線表面または
透明配線表面は、透明基板表面と完全に同一面に構成さ
れていることがより好ましい。
透明配線表面は、透明基板表面と完全に同一面に構成さ
れていることがより好ましい。
【0023】以下、本発明をさらに詳細に説明する。図
1は、金属配線が透明基板表面と略同一面となるように
埋設され、さらに該金属配線の上に透明配線が形成され
てなる透明配線付き基板の断面構造を示す図である。
1は、金属配線が透明基板表面と略同一面となるように
埋設され、さらに該金属配線の上に透明配線が形成され
てなる透明配線付き基板の断面構造を示す図である。
【0024】図1において、1は透明基板,2は金属で
できた補助配線であり、表面部分が、透明基板1と略同
一面となるように埋設されている。3は透明配線であ
り、2と接するように形成される。上記基板1として
は、ソーダライムガラス、石英ガラス、ほう珪酸ガラス
などを用いることができる。また、金属配線2として
は、Cr,Al,Ta,Cuなどが使える。
できた補助配線であり、表面部分が、透明基板1と略同
一面となるように埋設されている。3は透明配線であ
り、2と接するように形成される。上記基板1として
は、ソーダライムガラス、石英ガラス、ほう珪酸ガラス
などを用いることができる。また、金属配線2として
は、Cr,Al,Ta,Cuなどが使える。
【0025】金属配線2として、例えばAlを幅10μ
mで、かつ透明基板1の表面から0.3μmの深さに矩
形に埋設する。この場合の配線抵抗は、Alの電気抵抗
率が3μΩcmであるから、一辺30cmの基板の場合
3kΩとなり、配線抵抗はITOのみの場合のおよそ1
/5となる。
mで、かつ透明基板1の表面から0.3μmの深さに矩
形に埋設する。この場合の配線抵抗は、Alの電気抵抗
率が3μΩcmであるから、一辺30cmの基板の場合
3kΩとなり、配線抵抗はITOのみの場合のおよそ1
/5となる。
【0026】また、透明導電膜が主として、電気伝導の
機能を受け持たなくともよいため、透明導電膜自身の膜
厚も薄くてよい。このため、上述した成膜レートやエッ
チングレートが遅いという問題点が軽減される。さら
に、透過率が向上する。
機能を受け持たなくともよいため、透明導電膜自身の膜
厚も薄くてよい。このため、上述した成膜レートやエッ
チングレートが遅いという問題点が軽減される。さら
に、透過率が向上する。
【0027】(金属配線作製方法1)以下に、金属配線
2の埋設の方法1について述べる。 (イ)透明基板1に、金属配線を埋設するための深さが
0.1μmから10μm,幅が1から100μmの溝を
形成する。なお、上記溝は、以下の方法により形成す
る。 ・フォトリソグラフィ法によって、エッチングマスクを
形成し、湿式もしくは乾式エッチングを行う。 ・透明基板上にゾルゲル膜を形成し、スタンパを押し当
てる。 (ロ)この上に溝の深さと略同一の厚さの金属膜を、ス
パッタ法や真空蒸着法等で成膜する。 (ハ)溝以外の金属膜部分を研磨によって除去する。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
2の埋設の方法1について述べる。 (イ)透明基板1に、金属配線を埋設するための深さが
0.1μmから10μm,幅が1から100μmの溝を
形成する。なお、上記溝は、以下の方法により形成す
る。 ・フォトリソグラフィ法によって、エッチングマスクを
形成し、湿式もしくは乾式エッチングを行う。 ・透明基板上にゾルゲル膜を形成し、スタンパを押し当
てる。 (ロ)この上に溝の深さと略同一の厚さの金属膜を、ス
パッタ法や真空蒸着法等で成膜する。 (ハ)溝以外の金属膜部分を研磨によって除去する。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
【0028】(金属配線作製方法2)以下に、金属配線
2の埋設の方法2について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)この上にレジストを残したまま、溝の深さと略同
一の膜厚の金属膜を、スパッタ法や真空蒸着法等で形成
する。 (ハ)これをフォトレジストを溶解する有機溶剤に浸漬
し、溝以外の金属膜をフォトレジストと共に除去する。 (ニ)さらに必要に応じて、表面に研磨を施す。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
2の埋設の方法2について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)この上にレジストを残したまま、溝の深さと略同
一の膜厚の金属膜を、スパッタ法や真空蒸着法等で形成
する。 (ハ)これをフォトレジストを溶解する有機溶剤に浸漬
し、溝以外の金属膜をフォトレジストと共に除去する。 (ニ)さらに必要に応じて、表面に研磨を施す。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
【0029】(金属配線作製方法3)以下に、金属配線
2の埋設の方法3について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)この上にレジストを残したまま、1から100n
mの膜厚の金属膜を、スパッタ法や真空蒸着法等で形成
する。 (ハ)溝以外の金属膜を、フォトレジストと共に除去す
る。 (ニ)電解めっき法あるいは無電解めっき法により、上
記金属膜上にのみに金属を成長させ溝を埋める。 (ホ)さらに必要に応じて、表面に研磨を施す。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
2の埋設の方法3について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)この上にレジストを残したまま、1から100n
mの膜厚の金属膜を、スパッタ法や真空蒸着法等で形成
する。 (ハ)溝以外の金属膜を、フォトレジストと共に除去す
る。 (ニ)電解めっき法あるいは無電解めっき法により、上
記金属膜上にのみに金属を成長させ溝を埋める。 (ホ)さらに必要に応じて、表面に研磨を施す。 以上の手順により、透明基板に埋め込まれた金属配線2
を得る。
【0030】(金属配線作製方法4)以下に、金属配線
2の埋設の方法4について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)このうえに二酸化珪素を液相析出法にて析出さ
せ、該透明基板上に絶縁膜を形成する。 (ハ)フォトレジストを除去することで、金属配線の埋
め込まれた透明基板を得る。
2の埋設の方法4について述べる。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための深さが0.1から10μm,幅が
1から100μmの溝を形成する。 (ロ)このうえに二酸化珪素を液相析出法にて析出さ
せ、該透明基板上に絶縁膜を形成する。 (ハ)フォトレジストを除去することで、金属配線の埋
め込まれた透明基板を得る。
【0031】なお、上記レジストととして、有機物の感
光性樹脂を用いた場合には、上記絶縁膜は透明基板上の
金属膜以外の部分に形成される。また、絶縁膜の膜厚
は、上記金属配線と略同一であることが望ましい。
光性樹脂を用いた場合には、上記絶縁膜は透明基板上の
金属膜以外の部分に形成される。また、絶縁膜の膜厚
は、上記金属配線と略同一であることが望ましい。
【0032】液相析出法(以下、LPD法と記す)で
は、疎水性の下地には膜が成長しないため、金属表面上
には膜成長は起こらず、結果として二酸化珪素膜によっ
て、金属配線を埋め込むことができる。
は、疎水性の下地には膜が成長しないため、金属表面上
には膜成長は起こらず、結果として二酸化珪素膜によっ
て、金属配線を埋め込むことができる。
【0033】以上のような方法で作製した金属配線の上
に、ITO等の透明配線3を、例えばCVD法などで作
製することによって、図1に示した構造の透明配線付き
基板を得ることができる。
に、ITO等の透明配線3を、例えばCVD法などで作
製することによって、図1に示した構造の透明配線付き
基板を得ることができる。
【0034】さらに、第4の方法を用いて、透明配線3
も基板中に埋設することもできる。透明配線を埋設した
場合を図7に示す。
も基板中に埋設することもできる。透明配線を埋設した
場合を図7に示す。
【0035】本構造の金属配線の作製方法は、以下のよ
うである。 (イ)上述の第1から第4の方法で、作製した金属配線
の埋め込まれた透明基板の上に、透明配線3をパターニ
ングする。 (ロ)その後、フォトレジストを残した状態でLPD法
の処理液に浸漬し、透明配線と略同一の膜厚の絶縁膜を
形成する。 (ハ)この後、フォトレジストを除去する。
うである。 (イ)上述の第1から第4の方法で、作製した金属配線
の埋め込まれた透明基板の上に、透明配線3をパターニ
ングする。 (ロ)その後、フォトレジストを残した状態でLPD法
の処理液に浸漬し、透明配線と略同一の膜厚の絶縁膜を
形成する。 (ハ)この後、フォトレジストを除去する。
【0036】以上により、透明配線をも埋設した平坦な
透明配線付き基板を得ることができる。本構成は、特に
FLCDの場合に有効である。これは、FLCDではセ
ルギャップが狭く、基板の僅かな凹凸も画質に影響を与
えるためである。
透明配線付き基板を得ることができる。本構成は、特に
FLCDの場合に有効である。これは、FLCDではセ
ルギャップが狭く、基板の僅かな凹凸も画質に影響を与
えるためである。
【0037】
【作用】以上のように、表面を平坦に保ったまま、低抵
抗の透明導電膜配線を得ることができる。すなわち、透
明配線の抵抗率を下げる必要がなくなるため、透明配線
の膜厚を薄くでき、光の透過率を上げることができる。
抗の透明導電膜配線を得ることができる。すなわち、透
明配線の抵抗率を下げる必要がなくなるため、透明配線
の膜厚を薄くでき、光の透過率を上げることができる。
【0038】また、金属配線の厚さを大きくすることが
可能となるため、必要な抵抗率を得るための金属配線の
幅を狭くでき、開口率の向上が可能となる。
可能となるため、必要な抵抗率を得るための金属配線の
幅を狭くでき、開口率の向上が可能となる。
【0039】
(実施例1)本発明の実施例1を図1に示す。
【0040】(第1の作製方法)本実施例の第1の作製
方法を図2に示す。 (イ)ソーダライム透明基板1に、金属配線を埋設する
ための溝4を、フォトリソグラフによってエッチングマ
スクを形成し、湿式エッチングによって形成した。エッ
チングには、緩衝フッ酸(HF:NH4F:H2O=5:
1:6)を用いた。またフォトレジストとしてAZ−1
370(ヘキスト製)を用いた。溝4の幅は10μm、
深さは0.3μm、ピッチは200μmである。 (ロ)フォトレジストを除去した後、ガラス基板1の上
に溝4の深さと同じ厚さである0.3μmのAl膜5を
スパッタ法により成膜する。 (ハ)溝以外の不要部分を研磨によって除去することに
より、ガラス基板に埋め込まれた金属配線2を得た。
方法を図2に示す。 (イ)ソーダライム透明基板1に、金属配線を埋設する
ための溝4を、フォトリソグラフによってエッチングマ
スクを形成し、湿式エッチングによって形成した。エッ
チングには、緩衝フッ酸(HF:NH4F:H2O=5:
1:6)を用いた。またフォトレジストとしてAZ−1
370(ヘキスト製)を用いた。溝4の幅は10μm、
深さは0.3μm、ピッチは200μmである。 (ロ)フォトレジストを除去した後、ガラス基板1の上
に溝4の深さと同じ厚さである0.3μmのAl膜5を
スパッタ法により成膜する。 (ハ)溝以外の不要部分を研磨によって除去することに
より、ガラス基板に埋め込まれた金属配線2を得た。
【0041】以上の方法で作製した金属配線の上に、I
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
【0042】(第2の作製方法)前述の図1の構造を実
現する第2の作製方法を図3に示す。まず実施例1と同
様に溝4を形成する。つぎに、レジスト6を残したまま
ガラス基板1の上に溝4の深さと同じ厚さである0.3
μmのAl膜5をスパッタ法により成膜し(b)、これ
をアセトンに浸漬し溝以外の金属膜をフォトレジストと
共に除去する。
現する第2の作製方法を図3に示す。まず実施例1と同
様に溝4を形成する。つぎに、レジスト6を残したまま
ガラス基板1の上に溝4の深さと同じ厚さである0.3
μmのAl膜5をスパッタ法により成膜し(b)、これ
をアセトンに浸漬し溝以外の金属膜をフォトレジストと
共に除去する。
【0043】以上の方法で作製した金属配線の上に、I
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
【0044】(第3の作製方法)前述の図1の構造を実
現する第3の作製方法を図4に示す。まず、ガラス基板
1に実施例2と、同様に溝4を形成する(a)。つぎ
に、レジスト6を残したままガラス基板1の上に0.0
5μmのNi膜7をスパッタ法により成膜し(b)、こ
れをアセトンに浸漬し溝以外の金属膜をフォトレジスト
と共に除去する(c)。この基板をめっき液に浸漬する
ことにより上記金属膜上にのみ金属8を成長させ溝を埋
める(d)。
現する第3の作製方法を図4に示す。まず、ガラス基板
1に実施例2と、同様に溝4を形成する(a)。つぎ
に、レジスト6を残したままガラス基板1の上に0.0
5μmのNi膜7をスパッタ法により成膜し(b)、こ
れをアセトンに浸漬し溝以外の金属膜をフォトレジスト
と共に除去する(c)。この基板をめっき液に浸漬する
ことにより上記金属膜上にのみ金属8を成長させ溝を埋
める(d)。
【0045】以上の方法で作製した金属配線の上に、I
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(e)。
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(e)。
【0046】(第4の作製方法)前述の図1の構造を実
現する第4の作製方法を図5に示す。まずガラス基板1
上にスパッタ法により膜厚0.3μmのTa膜を形成す
る。この上に、フォトリソグラフ法によって幅10μ
m、200μmピッチのストライプ状フォトレジスト
(AZ−1370)パターン6を形成し、これをマスク
にCF4ガスを用いた化学的乾式エッチング(CDE)
法によりTa配線2を形成した(a)。
現する第4の作製方法を図5に示す。まずガラス基板1
上にスパッタ法により膜厚0.3μmのTa膜を形成す
る。この上に、フォトリソグラフ法によって幅10μ
m、200μmピッチのストライプ状フォトレジスト
(AZ−1370)パターン6を形成し、これをマスク
にCF4ガスを用いた化学的乾式エッチング(CDE)
法によりTa配線2を形成した(a)。
【0047】これをLPD法の処理液に接触させ、該ガ
ラス基板上に膜厚0.3μmの絶縁膜9を形成する
(b)。上記レジスト上には、絶縁膜は形成されないた
め、上記絶縁膜はガラス基板上の金属膜以外の部分に形
成される。
ラス基板上に膜厚0.3μmの絶縁膜9を形成する
(b)。上記レジスト上には、絶縁膜は形成されないた
め、上記絶縁膜はガラス基板上の金属膜以外の部分に形
成される。
【0048】上記浸漬槽にガラス基板を浸漬する方法と
しては、例えば図6に示す従来公知の絶縁膜形成装置を
用いることができる。すなわち、上記絶縁膜形成装置は
外槽20内槽21からなり、外槽20と内槽21の間に
は水22が満たしてある。この水は、温度調節器23に
よって一定の温度に調節されている。上記内槽21は前
部槽24、中部槽25、後部槽26からなり、各部には
飽和水溶液が処理液として満たしてある。27は循環ポ
ンプ、28はフィルタである。LPD法では、疎水性の
下地には膜が成長しないため、金属表面には膜成長は起
こらず、結果として二酸化珪素膜によって金属配線を埋
め込むことができる。
しては、例えば図6に示す従来公知の絶縁膜形成装置を
用いることができる。すなわち、上記絶縁膜形成装置は
外槽20内槽21からなり、外槽20と内槽21の間に
は水22が満たしてある。この水は、温度調節器23に
よって一定の温度に調節されている。上記内槽21は前
部槽24、中部槽25、後部槽26からなり、各部には
飽和水溶液が処理液として満たしてある。27は循環ポ
ンプ、28はフィルタである。LPD法では、疎水性の
下地には膜が成長しないため、金属表面には膜成長は起
こらず、結果として二酸化珪素膜によって金属配線を埋
め込むことができる。
【0049】こののち、フォトレジストを除去すること
で、金属配線の埋め込まれたガラス基板を得る(c)。
で、金属配線の埋め込まれたガラス基板を得る(c)。
【0050】以上の方法で作製した金属配線の上に、I
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
TO透明配線3をCVD法で作製し、図1に示した構造
の透明配線付き基板を得た(d)。
【0051】(実施例2)さらに、実施例1の第4の作
製方法を用いて透明配線3も基板中に埋設することがで
きる。透明配線を埋設した場合も、図1と同様である。
本構造の作製方法を図7に示す。
製方法を用いて透明配線3も基板中に埋設することがで
きる。透明配線を埋設した場合も、図1と同様である。
本構造の作製方法を図7に示す。
【0052】すなわち、実施例1の第1の作製方法で作
製した金属配線の埋め込まれたガラス基板10の上に透
明配線3をパターニングしたフォトレジスト11を残し
た状態(a)でLPD法の処理液に浸漬し、透明配線と
略同一の膜厚の絶縁膜12を形成する(b)。このの
ち、フォトレジスト10を除去することにより平坦な透
明配線付き基板を得ることができる(c)。
製した金属配線の埋め込まれたガラス基板10の上に透
明配線3をパターニングしたフォトレジスト11を残し
た状態(a)でLPD法の処理液に浸漬し、透明配線と
略同一の膜厚の絶縁膜12を形成する(b)。このの
ち、フォトレジスト10を除去することにより平坦な透
明配線付き基板を得ることができる(c)。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、透明配線の厚さを増や
すことなく、また表面の段差を生じることなく、低抵抗
な透明配線を得ることができる。このため、透明配線の
膜厚を薄くでき、結果として光の透過率を向上できる。
また、透明配線の成膜,パターニングが容易になる。本
発明を単純マトリクスLCDに適用した場合、ラビング
むらを減少させ、信号の伝搬遅延が減るため画質が向上
する。また、ELDにおいては画質を劣化させることな
く消費電力を減少できる。
すことなく、また表面の段差を生じることなく、低抵抗
な透明配線を得ることができる。このため、透明配線の
膜厚を薄くでき、結果として光の透過率を向上できる。
また、透明配線の成膜,パターニングが容易になる。本
発明を単純マトリクスLCDに適用した場合、ラビング
むらを減少させ、信号の伝搬遅延が減るため画質が向上
する。また、ELDにおいては画質を劣化させることな
く消費電力を減少できる。
【図1】本発明の実施例1
【図2】実施例1の第1の作製方法
【図3】実施例1の第2の作製方法
【図4】実施例1の第3の作製方法
【図5】実施例1の第4の作製方法
【図6】LPD法の絶縁膜形成装置
【図7】実施例2の作製方法
【図8】単純マトリクスLCDの断面構造
【図9】ELDの断面構造
1 ガラス基板 2 金属の補助配線 3 透明配線 4 溝 5 金属膜 6 フォトレジスト 7 金属膜 8 めっきによって成長した金属 9 絶縁膜 10 金属の補助配線を埋め込んだガラス基板 11 フォトレジスト 20 外槽 21 内槽 22 水 23 温度調節器 24 前部槽 25 中部槽 26 後部槽 27 循環ポンプ 28 フィルタ 31 液晶 32 ガラス基板 34 下側透明配線 37 スペーサ 39 シール 40 偏光板 41 カラーフィルタ 42 上側透明配線 51 ガラス基板 52 透明導電膜 53 第1絶縁層 54 発光層 55 第2絶縁層 56 背面電極 57 シールガラス 58 シール接着剤
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/04 Z 9443−4E 3/06 A 9443−4E 3/10 E 7511−4E 3/24 Z 7511−4E
Claims (6)
- 【請求項1】 透明基板表面に金属配線が、前記透明基
板表面と略同一面となるように埋設され、さらに該金属
配線の上に該金属配線より幅広の透明配線を形成したこ
とを特徴とする透明配線付き基板。 - 【請求項2】 透明基板表面に金属配線が埋設され、さ
らに該金属配線の上に該金属配線より幅広の透明配線を
形成し、該透明配線が前記透明基板表面と略同一面とな
るように埋設されたことを特徴とする透明配線付き基
板。 - 【請求項3】 以下の工程からなる透明配線付き基板の
製造方法。 (イ)透明基板に、金属配線を埋設するための、深さが
0.1から10μm,幅が1から100μmの溝を形成
する工程。 (ロ)この上に溝の深さと略同一の厚さの金属膜を成膜
する工程。 (ハ)溝以外の金属膜を研磨によって除去する工程。 (ニ)この金属配線の上に、透明配線を形成する工程。 - 【請求項4】 以下の工程からなる透明配線付き基板の
製造方法。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための、深さが0.1から10μm,幅
が1から100μmの溝を形成する工程。 (ロ)この上にレジストを残したまま、溝の深さと略同
一の膜厚の金属膜を形成する工程。 (ハ)この透明基板をフォトレジストを溶解する有機溶
剤に浸漬し、溝の部分以外の金属膜をフォトレジストと
共に除去する工程。 (ニ)この金属配線の上に、透明配線を形成する工程。 - 【請求項5】 以下の工程からなる透明配線付き基板の
製造方法。 (イ)透明基板に、フォトレジストのエッチングマスク
を用いて、湿式もしくは乾式エッチングによって、金属
配線を埋設するための、深さが0.1から10μm,幅
が1から100μmの溝を形成する工程。 (ロ)レジストを残したまま、その上に1から100n
mの膜厚の金属膜を形成する工程。 (ハ)溝の部分以外の金属膜を、フォトレジストと共に
除去する工程。 (ニ)溝の部分の金属膜上にのみに、金属をめっき法で
成長させ溝を埋める工程。 (ホ)この金属配線の上に、透明配線を形成する工程。 - 【請求項6】 以下の工程からなる透明配線付き基板の
製造方法。 (イ)透明基板に、金属膜を形成する工程。 (ロ)フォトリソグラフィ法によって、前記金属膜上に
パターンを形成する工程。 (ハ)乾式エッチングによって、不要な金属膜を除去す
る工程。 (ニ)不要な金属膜を除去した部分に、二酸化珪素の絶
縁膜を形成する工程。 (ホ)フォトレジストを除去する工程。 (ヘ)この金属配線の上に、透明配線を形成する工程。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14444593A JPH075450A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 透明配線付き基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14444593A JPH075450A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 透明配線付き基板およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH075450A true JPH075450A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15362396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14444593A Pending JPH075450A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 透明配線付き基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075450A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0845696A2 (en) * | 1996-11-28 | 1998-06-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display element and method of fabricating electrode substrate for use in the liquid crystal display element |
JP2007525819A (ja) * | 2003-04-28 | 2007-09-06 | イーストマン コダック カンパニー | パターニングされていて導電性誘導路を利用した接続がなされる導電性シート |
WO2009157244A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2009-12-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板、透明導電性基板の製造方法、及び電気化学表示素子 |
WO2011096244A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法、透明導電性基板および表示素子 |
CN104320909A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 皆利士多层线路版(中山)有限公司 | 高阶梯铜电路板及其制作方法 |
JP2016509359A (ja) * | 2013-03-08 | 2016-03-24 | サン−ゴバン グラス フランス | Oled用導電性支持体、これを組み込んだoled、及びその製造 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14444593A patent/JPH075450A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0845696A2 (en) * | 1996-11-28 | 1998-06-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display element and method of fabricating electrode substrate for use in the liquid crystal display element |
EP0845696A3 (en) * | 1996-11-28 | 1999-01-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display element and method of fabricating electrode substrate for use in the liquid crystal display element |
US6008877A (en) * | 1996-11-28 | 1999-12-28 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display having multilayered electrodes with a layer adhesive to a substrate formed of indium tin oxide |
JP2007525819A (ja) * | 2003-04-28 | 2007-09-06 | イーストマン コダック カンパニー | パターニングされていて導電性誘導路を利用した接続がなされる導電性シート |
WO2009157244A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2009-12-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板、透明導電性基板の製造方法、及び電気化学表示素子 |
JP4539786B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2010-09-08 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法 |
JPWO2009157244A1 (ja) * | 2008-06-24 | 2011-12-08 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法 |
WO2011096244A1 (ja) * | 2010-02-08 | 2011-08-11 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法、透明導電性基板および表示素子 |
JP4883249B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2012-02-22 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 透明導電性基板の製造方法、透明導電性基板および表示素子 |
JP2016509359A (ja) * | 2013-03-08 | 2016-03-24 | サン−ゴバン グラス フランス | Oled用導電性支持体、これを組み込んだoled、及びその製造 |
US10181566B2 (en) | 2013-03-08 | 2019-01-15 | Saint-Gobain Glass France | Electrically conductive OLED carrier, OLED incorporating said carrier, and its manufacture |
CN104320909A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 皆利士多层线路版(中山)有限公司 | 高阶梯铜电路板及其制作方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3410667B2 (ja) | 反射型液晶表示装置およびその製造方法 | |
KR100583979B1 (ko) | 액정 표시장치 제조방법 및 그 제조방법에 따른액정표시장치 | |
US5161043A (en) | Method of forming liquid crystal display device with molybdenum shading layer over ITO electrodes | |
JPH07166379A (ja) | 表示装置に使用する低抵抗電極の製造方法 | |
US20040036816A1 (en) | Liquid crystal display device and method for manufacturing the same | |
JPH075450A (ja) | 透明配線付き基板およびその製造方法 | |
JP4354205B2 (ja) | 液晶表示装置及びその製造方法 | |
KR101198219B1 (ko) | 액정표시장치용 어레이 기판 및 그 제조방법 | |
US6452659B1 (en) | Liquid crystal display device having multiple insulating films with different etch characteristics | |
KR100778835B1 (ko) | 액정표시장치의 제조방법 | |
CN101442029A (zh) | 薄膜晶体管阵列基板的制造方法 | |
JPH10161093A (ja) | 液晶表示素子用配線基板の製造方法および液晶表示素子 | |
KR20070104090A (ko) | 액상의 유기 반도체물질을 이용한 액정표시장치용 어레이기판의 제조방법 | |
JP3603656B2 (ja) | 表示用電極基板の製造方法 | |
KR101221950B1 (ko) | 유기 반도체물질을 이용한 액정표시장치용 어레이 기판 및그 제조 방법 | |
JP3299167B2 (ja) | 埋設電極付き基板の製造方法 | |
JPH06163583A (ja) | 薄膜トランジスタアレイの製造方法 | |
JPH0527261A (ja) | アクテイブマトリクス基板の製造方法 | |
KR100928488B1 (ko) | 액정표시장치 및 그의 제조방법 | |
JP4052804B2 (ja) | 電極基板および電極基板の作製方法 | |
KR101057235B1 (ko) | 에천트 및 이를 이용한 박막 트랜지스터의 제조 방법 | |
KR0145898B1 (ko) | 액정 표시장치의 패드 형성방법 및 구조 | |
JP2520604B2 (ja) | 液晶素子及びその製造方法 | |
KR20060024061A (ko) | 플렉서블한 액정표시장치용 어레이 기판의 제조 방법 | |
JPH10307303A (ja) | 液晶表示基板、その製造方法および液晶表示装置 |