JPH0753933B2 - 粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法 - Google Patents
粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法Info
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- JPH0753933B2 JPH0753933B2 JP10249386A JP10249386A JPH0753933B2 JP H0753933 B2 JPH0753933 B2 JP H0753933B2 JP 10249386 A JP10249386 A JP 10249386A JP 10249386 A JP10249386 A JP 10249386A JP H0753933 B2 JPH0753933 B2 JP H0753933B2
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H9/00—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
- D01H9/18—Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H67/00—Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
- B65H67/06—Supplying cores, receptacles, or packages to, or transporting from, winding or depositing stations
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は粗紡機機台群で玉揚げされた粗糸巻を、粗紡
・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走行する
搬送体により精紡機機台群の粗糸巻レールへ搬送する粗
紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法に関するものである。
・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走行する
搬送体により精紡機機台群の粗糸巻レールへ搬送する粗
紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法に関するものである。
（従来の技術） 近年、紡績工場においては省略化が進み、各工程内の自
動化から一歩進展して各工程間の連結、搬送の自動化を
取り入れる場合が多くなっている。そして、粗紡・精紡
工程間の粗糸巻の搬送についても自動化が提案されまた
実施されている。例えば、昭和55年３月21日公告の特公
昭55−11779号公報には第６図に示すように粗紡機51に
対して複数台の精紡機52を並設し、粗紡機51で玉揚げさ
れた粗糸巻を精紡機52へ搬送するため、粗紡機51に沿っ
て架設された供給トロリーダクト53と精紡機52の機台間
の通路上方に架設されるとともに前記供給トロリーダク
ト53かから粗糸巻を受け取りあるいは空ボビンを返送す
る主トロリーダクト54と、該主トロリーダクト54から分
岐形成され各精紡機52の機台上方に並設されたクリール
を兼ねる分岐トロリーダクト55とから粗糸巻搬送路が形
成され、前記各トロリーダクト53,54,55内を移動するキ
ャリア（図示せず）により粗糸巻を粗紡機51から精紡機
52へ搬送するように構成した装置が提案されている。
動化から一歩進展して各工程間の連結、搬送の自動化を
取り入れる場合が多くなっている。そして、粗紡・精紡
工程間の粗糸巻の搬送についても自動化が提案されまた
実施されている。例えば、昭和55年３月21日公告の特公
昭55−11779号公報には第６図に示すように粗紡機51に
対して複数台の精紡機52を並設し、粗紡機51で玉揚げさ
れた粗糸巻を精紡機52へ搬送するため、粗紡機51に沿っ
て架設された供給トロリーダクト53と精紡機52の機台間
の通路上方に架設されるとともに前記供給トロリーダク
ト53かから粗糸巻を受け取りあるいは空ボビンを返送す
る主トロリーダクト54と、該主トロリーダクト54から分
岐形成され各精紡機52の機台上方に並設されたクリール
を兼ねる分岐トロリーダクト55とから粗糸巻搬送路が形
成され、前記各トロリーダクト53,54,55内を移動するキ
ャリア（図示せず）により粗糸巻を粗紡機51から精紡機
52へ搬送するように構成した装置が提案されている。
また、昭和50年３月27日公開の特開昭50−31131号公報
には第７図に示すように、複数台の粗紡機51と複数台の
精紡機52とを搬送路56で連結するとともに搬送路の途中
に中間貯蔵部57,58をそれぞれ設け、粗紡機51で玉揚げ
された粗糸巻を任意の精紡機52へ搬入可能にした装置が
提案されている。
には第７図に示すように、複数台の粗紡機51と複数台の
精紡機52とを搬送路56で連結するとともに搬送路の途中
に中間貯蔵部57,58をそれぞれ設け、粗紡機51で玉揚げ
された粗糸巻を任意の精紡機52へ搬入可能にした装置が
提案されている。
（発明が解決しようとする問題点） 紡績工場においては生産性向上とともに生産維持が重要
な課題である。従って、紡出糸に品質不良が発生した場
合その原因をすみやかに究明し原因判明までの紡機機台
の停止時間をできる限り短くすることが必要となる。一
般に精紡工程において紡出糸に品質不良が発生した場合
その原因は多くの場合粗紡工程にある。即ち、粗紡機へ
の供給スライバのゲレン変動があれば精紡工程において
番手変動となり、スライバむらがあれば紡出糸に周期的
な糸むらが生じる。また、粗紡工程において風綿等が粗
糸に巻込まれた場合にはネップに繋がる。従って、精紡
工程の各精紡機機台で使用される粗糸巻が粗紡工程にお
けるどの粗紡機から玉揚げされたものであるかの確認が
すみやかに行われれば、紡出糸の品質不良が発生した際
その原因究明もすみやかになされる。
な課題である。従って、紡出糸に品質不良が発生した場
合その原因をすみやかに究明し原因判明までの紡機機台
の停止時間をできる限り短くすることが必要となる。一
般に精紡工程において紡出糸に品質不良が発生した場合
その原因は多くの場合粗紡工程にある。即ち、粗紡機へ
の供給スライバのゲレン変動があれば精紡工程において
番手変動となり、スライバむらがあれば紡出糸に周期的
な糸むらが生じる。また、粗紡工程において風綿等が粗
糸に巻込まれた場合にはネップに繋がる。従って、精紡
工程の各精紡機機台で使用される粗糸巻が粗紡工程にお
けるどの粗紡機から玉揚げされたものであるかの確認が
すみやかに行われれば、紡出糸の品質不良が発生した際
その原因究明もすみやかになされる。
前記従来装置のうち第６図に示す前者の装置においては
１台の粗紡機と複数台の精紡機とがグループとなってい
るため、精紡工程において紡出糸の品質不良が発生した
場合にはどの粗紡機で玉揚げされた粗糸巻が使用されて
いたかすぐに判明するが、保全等で１台の粗紡機が停止
した場合にはその粗紡機が受け持っている精紡機も運転
が停止され生産性が低下するという問題がある。また、
後者の装置においては複数台の粗紡機と複数台の精紡機
とがグループを作っているため、１台の粗紡機が保全等
で停止した場合にも他の粗紡機で玉揚げされた粗糸巻を
全ての精紡機で使用可能であるため生産性の低下は少な
くて済む。しかし、この後者の装置においては各精紡機
機台で使用されている粗糸巻がどの粗紡機で玉揚げされ
た粗糸巻であるかの区別がなされていないため、紡出糸
の品質不良が発生した場合その原因究明に時間がかかる
という問題がある。
１台の粗紡機と複数台の精紡機とがグループとなってい
るため、精紡工程において紡出糸の品質不良が発生した
場合にはどの粗紡機で玉揚げされた粗糸巻が使用されて
いたかすぐに判明するが、保全等で１台の粗紡機が停止
した場合にはその粗紡機が受け持っている精紡機も運転
が停止され生産性が低下するという問題がある。また、
後者の装置においては複数台の粗紡機と複数台の精紡機
とがグループを作っているため、１台の粗紡機が保全等
で停止した場合にも他の粗紡機で玉揚げされた粗糸巻を
全ての精紡機で使用可能であるため生産性の低下は少な
くて済む。しかし、この後者の装置においては各精紡機
機台で使用されている粗糸巻がどの粗紡機で玉揚げされ
た粗糸巻であるかの区別がなされていないため、紡出糸
の品質不良が発生した場合その原因究明に時間がかかる
という問題がある。
発明の構成 （問題点を解決するための手段） 前記の問題点を解決するためこの発明においては、粗紡
・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走行し粗
紡機機台群で玉揚げされた粗糸巻を精紡機機台群の粗糸
巻レールへ搬送する搬送体を牽引して走行する搬機に、
粗糸巻を搬出した粗紡機機台番号と粗糸巻を搬入した粗
糸巻きレール番号とを記憶する記憶装置を設けた。ま
た、搬機の走行経路の途中に前記記憶装置に記憶された
データを受け取りそのデータを作業者が解読可能な状態
で出力する出力部を備えた管理装置を設け、粗紡機から
粗糸巻を搬出する際に前記記憶装置に該粗紡機機台番号
を記憶させるとともに該搬出粗糸巻を精紡機の粗糸巻レ
ールに搬入する際にそのレール番号を記憶させ、粗糸巻
搬入後、前記記憶装置に記憶した粗紡機機台及び粗糸巻
レールの番号を前記管理装置に受け渡すようにした。
・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走行し粗
紡機機台群で玉揚げされた粗糸巻を精紡機機台群の粗糸
巻レールへ搬送する搬送体を牽引して走行する搬機に、
粗糸巻を搬出した粗紡機機台番号と粗糸巻を搬入した粗
糸巻きレール番号とを記憶する記憶装置を設けた。ま
た、搬機の走行経路の途中に前記記憶装置に記憶された
データを受け取りそのデータを作業者が解読可能な状態
で出力する出力部を備えた管理装置を設け、粗紡機から
粗糸巻を搬出する際に前記記憶装置に該粗紡機機台番号
を記憶させるとともに該搬出粗糸巻を精紡機の粗糸巻レ
ールに搬入する際にそのレール番号を記憶させ、粗糸巻
搬入後、前記記憶装置に記憶した粗紡機機台及び粗糸巻
レールの番号を前記管理装置に受け渡すようにした。
（作用） この発明においては粗紡機機台群で玉揚げされた粗糸巻
は粗紡・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走
行する搬送体により精紡機機台群の粗糸巻レールへ搬入
される。粗糸巻の搬入は粗糸巻搬入の要求があった任意
の精紡機に対して粗糸巻搬出可能な任意の粗紡機から搬
出された粗糸巻が搬入される。搬送体を牽引して走行す
る搬機は粗紡機から粗糸巻を搬出する際に該粗紡機機台
番号を記憶するとともに該搬出粗糸巻を精紡機に搬入す
る際にその搬入粗糸巻レールの番号を記憶する。粗糸巻
搬入後搬機は記憶した粗紡機機台番号と粗糸巻レールの
番号の記憶データを管理装置に受け渡す。管理装置はそ
のデータを記憶し、精紡工程で紡出糸の品質不良が発生
した際出力部にその記憶データを作業者が解読可能な状
態で出力する。従って、品質不良の紡出糸を生産した精
紡機機台に搬入された粗糸巻がどの粗紡機機台から玉揚
げされたものであるかがすぐに判明し原因究明が非常に
容易となる。
は粗紡・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走
行する搬送体により精紡機機台群の粗糸巻レールへ搬入
される。粗糸巻の搬入は粗糸巻搬入の要求があった任意
の精紡機に対して粗糸巻搬出可能な任意の粗紡機から搬
出された粗糸巻が搬入される。搬送体を牽引して走行す
る搬機は粗紡機から粗糸巻を搬出する際に該粗紡機機台
番号を記憶するとともに該搬出粗糸巻を精紡機に搬入す
る際にその搬入粗糸巻レールの番号を記憶する。粗糸巻
搬入後搬機は記憶した粗紡機機台番号と粗糸巻レールの
番号の記憶データを管理装置に受け渡す。管理装置はそ
のデータを記憶し、精紡工程で紡出糸の品質不良が発生
した際出力部にその記憶データを作業者が解読可能な状
態で出力する。従って、品質不良の紡出糸を生産した精
紡機機台に搬入された粗糸巻がどの粗紡機機台から玉揚
げされたものであるかがすぐに判明し原因究明が非常に
容易となる。
（実施例） 以下この発明を具体化した一実施例を第１〜４図に従っ
て説明する。第１図に示すように複数台平行に配設され
た粗紡機１群からなる粗紡工程と複数台平行に配設され
た精紡機２群からなる精紡工程とが天井から架設される
とともにループをなす主搬送路３により連結されてい
る。主搬送路３の途中には精紡機２で使用された粗糸巻
の残粗糸を取り除く作用をなす残糸処理装置４が配設さ
れている。粗紡機１の前面上方には粗紡機内レール５が
配設され、精紡機２の左右両側には予備粗糸巻レール６
が配設さている。また、粗紡機１群の近傍には前記残糸
処理装置４で残粗糸が処理された後の空ボビンを吊下し
た搬送体が待機する待機レール７が複数本平行に配設さ
れている。
て説明する。第１図に示すように複数台平行に配設され
た粗紡機１群からなる粗紡工程と複数台平行に配設され
た精紡機２群からなる精紡工程とが天井から架設される
とともにループをなす主搬送路３により連結されてい
る。主搬送路３の途中には精紡機２で使用された粗糸巻
の残粗糸を取り除く作用をなす残糸処理装置４が配設さ
れている。粗紡機１の前面上方には粗紡機内レール５が
配設され、精紡機２の左右両側には予備粗糸巻レール６
が配設さている。また、粗紡機１群の近傍には前記残糸
処理装置４で残粗糸が処理された後の空ボビンを吊下し
た搬送体が待機する待機レール７が複数本平行に配設さ
れている。
主搬送路３は第２図に示すように搬送体８を牽引する搬
機９が懸垂状態で走行する支持レール10と、該支持レー
ル10の下方にブラケット10aを介して支持された搬送体
走行レール11とから構成されている。搬送体８は外側面
に２個のコロ12が、上面に係合ローラ13がそれぞれ回転
自在に取付けられ、下面には１個のボビンハンガー14が
吊下された支持体15をリンク16で連結することにより構
成されている。搬機９には搬送体８を粗紡機内レール
５、予備粗糸巻レール６あるいは待機レール７内へ搬入
あるいは各レール5,6,7内から搬出する際の駆動装置17
が装備されている。駆動装置17は搬送体走行レール11と
平行な状態で回転自在に支持されるとともに前記係合ロ
ーラ13と係合可能なスクリュー部18aを備えたスクリュ
ーローラ18と、該スクリューローラ18を正逆回転駆動す
るためのモータ19とから構成され、モータ19の正転駆動
時には搬送体８を各レール5,6,7内へ搬入し、逆転駆動
時に搬送体８を各レール5,6,7内から搬出するように構
成されている。なお、搬送体８の後部には搬送体８を各
レール5,6,7内に搬入した際スクリューローラ18のスク
リュー部18aと係合状態を保持したまま搬送体８と切り
離され、常に搬機９とともに移動する連結体（図示せ
ず）が連結されている。
機９が懸垂状態で走行する支持レール10と、該支持レー
ル10の下方にブラケット10aを介して支持された搬送体
走行レール11とから構成されている。搬送体８は外側面
に２個のコロ12が、上面に係合ローラ13がそれぞれ回転
自在に取付けられ、下面には１個のボビンハンガー14が
吊下された支持体15をリンク16で連結することにより構
成されている。搬機９には搬送体８を粗紡機内レール
５、予備粗糸巻レール６あるいは待機レール７内へ搬入
あるいは各レール5,6,7内から搬出する際の駆動装置17
が装備されている。駆動装置17は搬送体走行レール11と
平行な状態で回転自在に支持されるとともに前記係合ロ
ーラ13と係合可能なスクリュー部18aを備えたスクリュ
ーローラ18と、該スクリューローラ18を正逆回転駆動す
るためのモータ19とから構成され、モータ19の正転駆動
時には搬送体８を各レール5,6,7内へ搬入し、逆転駆動
時に搬送体８を各レール5,6,7内から搬出するように構
成されている。なお、搬送体８の後部には搬送体８を各
レール5,6,7内に搬入した際スクリューローラ18のスク
リュー部18aと係合状態を保持したまま搬送体８と切り
離され、常に搬機９とともに移動する連結体（図示せ
ず）が連結されている。
粗紡機１の搬送体搬入側端部には各粗紡機１の機台番号
FL1〜FL4を表す信号を出力する粗紡機機台番号出力装置
A1〜A4が配設されている。また、精紡機２の各粗糸巻レ
ール６の搬送体搬入側にはそれぞれ予備粗糸巻レール６
の番号を表す信号を出す予備粗糸巻レール番号出力装置
R1〜R26が配設されている。
FL1〜FL4を表す信号を出力する粗紡機機台番号出力装置
A1〜A4が配設されている。また、精紡機２の各粗糸巻レ
ール６の搬送体搬入側にはそれぞれ予備粗糸巻レール６
の番号を表す信号を出す予備粗糸巻レール番号出力装置
R1〜R26が配設されている。
一方搬機９には前記出力装置A1〜A4,R1〜R26から出力さ
れた信号を読取る信号読取装置20と、信号読取装置20に
より読取られた粗紡機機台番号及び予備粗糸巻レール番
号を記憶する記憶装置（図示せず）が装備されている。
前記出力装置A1〜A4,R1〜R26としては例えば光源が使用
され、信号読取装置20としては光電管が使用される。
れた信号を読取る信号読取装置20と、信号読取装置20に
より読取られた粗紡機機台番号及び予備粗糸巻レール番
号を記憶する記憶装置（図示せず）が装備されている。
前記出力装置A1〜A4,R1〜R26としては例えば光源が使用
され、信号読取装置20としては光電管が使用される。
搬機９の走行経路途中すなわち主搬送路３の途中には管
理装置21が配設されている。管理装置21を構成するマイ
クロコンピュータ22は中央処理装置（以下CPUという）2
3と、制御プログラムを記憶した読出専用メモリ（ROM）
よりなるプログラムメモリ24と、CPU23における演算処
理結果等を一時記憶する読出及び書き換え可能なメモリ
（RAM）よりなる記憶装置としての作業用メモリ25とか
らなり、CPU23はプログラムメモリ24に記憶されたプロ
グラムデータに基づいて動作する。CPU23は搬機９から
出力された記憶装置のデータ信号を入力し、入力信号を
内部処理するとともに必要に応じて出力部26から作業者
の解読可能な状態で出力するようになっている。出力部
26としてはプリンタ、CRTが使用される。作業用メモリ2
5は各精紡機２の予備粗糸巻レール６と対応した数の記
憶領域を有し、その領域にはそれぞれ搬入された粗糸巻
が玉揚げされた粗紡機１の機台番号が逐次記憶されると
ともに、記憶データは出力部26から出力された後消去さ
れるようになっている。
理装置21が配設されている。管理装置21を構成するマイ
クロコンピュータ22は中央処理装置（以下CPUという）2
3と、制御プログラムを記憶した読出専用メモリ（ROM）
よりなるプログラムメモリ24と、CPU23における演算処
理結果等を一時記憶する読出及び書き換え可能なメモリ
（RAM）よりなる記憶装置としての作業用メモリ25とか
らなり、CPU23はプログラムメモリ24に記憶されたプロ
グラムデータに基づいて動作する。CPU23は搬機９から
出力された記憶装置のデータ信号を入力し、入力信号を
内部処理するとともに必要に応じて出力部26から作業者
の解読可能な状態で出力するようになっている。出力部
26としてはプリンタ、CRTが使用される。作業用メモリ2
5は各精紡機２の予備粗糸巻レール６と対応した数の記
憶領域を有し、その領域にはそれぞれ搬入された粗糸巻
が玉揚げされた粗紡機１の機台番号が逐次記憶されると
ともに、記憶データは出力部26から出力された後消去さ
れるようになっている。
次に前記のように構成された装置の作用を説明する。精
紡工程から粗糸要求信号が出ると搬機９は主搬送路３に
沿って移動し、粗紡機１から玉揚げされた予備粗糸巻Ｆ
を吊下した搬送体８が待機する粗紡機１と対応する位置
まで移動して搬送体搬出のための所定位置に停止する。
次に連結体と搬送体８とを連結した状態で駆動装置17の
スクリューローラ18を逆転駆動して粗紡機内レール５か
ら搬送体８を搬出する。このとき搬機９に装備された信
号読取装置20が粗紡機機台番号出力装置Aiからの出力信
号を読取り粗紡機機台番号FLi記憶する。次に搬機９は
主搬送路３上を移動して粗糸要求信号のあった精紡機２
の所定の粗糸搬入位置に停止する。次いで駆動装置17の
スクリューローラ18が正転駆動され、予備粗糸巻Ｆを吊
下した搬送体８が予備粗糸巻レール６内へと搬入され
る。この間に搬機９の信号読取装置20が予備粗糸巻レー
ル番号出力装置Riの信号を読取り搬送体８を搬入した予
備粗糸巻レール６のレール番号を記憶する。搬送体８の
搬入終了後搬機９は主搬送路３に沿って走行し管理装置
21と対応する位置で停止し、記憶装置に記憶したデータ
信号を管理装置21へ送信する。送信終了後、記憶装置の
記憶データは消去される。従って、搬機９に装備される
記憶装置は１回の搬送体８の搬出及び搬入時における粗
紡機機台番号と搬入予備粗糸巻レール番号とを記憶する
だけの容量があればよく、記憶装置の容量が少なくてよ
い。データ信号の送信終了後搬機９は走行レールに沿っ
て移動し、待機レール７内で待機する搬送体８を搬出し
粗紡機内レール５へ搬入する作業あるいは精紡機２で使
用された後の残糸ボビンを吊下した搬送体８を予備粗糸
巻レール６から搬出する作業を行う。
紡工程から粗糸要求信号が出ると搬機９は主搬送路３に
沿って移動し、粗紡機１から玉揚げされた予備粗糸巻Ｆ
を吊下した搬送体８が待機する粗紡機１と対応する位置
まで移動して搬送体搬出のための所定位置に停止する。
次に連結体と搬送体８とを連結した状態で駆動装置17の
スクリューローラ18を逆転駆動して粗紡機内レール５か
ら搬送体８を搬出する。このとき搬機９に装備された信
号読取装置20が粗紡機機台番号出力装置Aiからの出力信
号を読取り粗紡機機台番号FLi記憶する。次に搬機９は
主搬送路３上を移動して粗糸要求信号のあった精紡機２
の所定の粗糸搬入位置に停止する。次いで駆動装置17の
スクリューローラ18が正転駆動され、予備粗糸巻Ｆを吊
下した搬送体８が予備粗糸巻レール６内へと搬入され
る。この間に搬機９の信号読取装置20が予備粗糸巻レー
ル番号出力装置Riの信号を読取り搬送体８を搬入した予
備粗糸巻レール６のレール番号を記憶する。搬送体８の
搬入終了後搬機９は主搬送路３に沿って走行し管理装置
21と対応する位置で停止し、記憶装置に記憶したデータ
信号を管理装置21へ送信する。送信終了後、記憶装置の
記憶データは消去される。従って、搬機９に装備される
記憶装置は１回の搬送体８の搬出及び搬入時における粗
紡機機台番号と搬入予備粗糸巻レール番号とを記憶する
だけの容量があればよく、記憶装置の容量が少なくてよ
い。データ信号の送信終了後搬機９は走行レールに沿っ
て移動し、待機レール７内で待機する搬送体８を搬出し
粗紡機内レール５へ搬入する作業あるいは精紡機２で使
用された後の残糸ボビンを吊下した搬送体８を予備粗糸
巻レール６から搬出する作業を行う。
精紡機２からの粗糸巻要求信号はランダムに発生し、搬
機９は玉揚げの終了した粗紡機１からランダムに搬送体
８を搬出して粗糸巻搬入の要求信号がある精紡機へと粗
糸巻搬入を行う。従って従来装置と異なり粗紡機１と精
紡機２との台数の関係に制限がなくなる。
機９は玉揚げの終了した粗紡機１からランダムに搬送体
８を搬出して粗糸巻搬入の要求信号がある精紡機へと粗
糸巻搬入を行う。従って従来装置と異なり粗紡機１と精
紡機２との台数の関係に制限がなくなる。
精紡工程において紡出糸の品質不良が発生した場合に
は、作業者は管理装置21の出力部26からの出力データに
より、各精紡機２で使用されている予備粗糸巻がどの粗
紡機１から搬出されたものであるかを直ちに知ることが
できる。従って、後工程で発見された糸品質の欠点の原
因究明が非常に容易となる。
は、作業者は管理装置21の出力部26からの出力データに
より、各精紡機２で使用されている予備粗糸巻がどの粗
紡機１から搬出されたものであるかを直ちに知ることが
できる。従って、後工程で発見された糸品質の欠点の原
因究明が非常に容易となる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるものではな
く、例えば、第５図に示すように搬機９と搬送体８とが
同一レール上を走行する構成すなわち粗紡機内レール
５、予備粗糸巻レール６、待機レール７内をも搬機９が
走行する構成にしたり、待機レール７をなくしたり、搬
機９が粗紡機機台番号あるいは予備粗糸巻番号を読取る
手段として光源と光電管との組み合わせに代えて磁気的
手段や無線の送信及び受信装置を採用してもよい。ま
た、前記実施例においては精紡機の予備粗糸巻レールに
搬入される予備粗糸巻の数と粗紡機１の錘数とが同じで
あったが、予備粗糸巻レール６に搬入される予備粗糸巻
の数が粗紡機１の錘数より多く予備粗糸巻の搬入を複数
回に分けて行うものに適用したり、あるいは粗紡機で玉
揚げされた粗糸巻を精紡機の予備粗糸巻として搬入する
のではなく粗糸巻を吊下した搬送体が直接精紡機のクリ
ールを構成するようにしてもよい。さらには駆動装置17
としてスクリューローラ以外の装置を採用したり、駆動
装置を搬機に装備する代りに各レール端毎に配設しても
よい。
く、例えば、第５図に示すように搬機９と搬送体８とが
同一レール上を走行する構成すなわち粗紡機内レール
５、予備粗糸巻レール６、待機レール７内をも搬機９が
走行する構成にしたり、待機レール７をなくしたり、搬
機９が粗紡機機台番号あるいは予備粗糸巻番号を読取る
手段として光源と光電管との組み合わせに代えて磁気的
手段や無線の送信及び受信装置を採用してもよい。ま
た、前記実施例においては精紡機の予備粗糸巻レールに
搬入される予備粗糸巻の数と粗紡機１の錘数とが同じで
あったが、予備粗糸巻レール６に搬入される予備粗糸巻
の数が粗紡機１の錘数より多く予備粗糸巻の搬入を複数
回に分けて行うものに適用したり、あるいは粗紡機で玉
揚げされた粗糸巻を精紡機の予備粗糸巻として搬入する
のではなく粗糸巻を吊下した搬送体が直接精紡機のクリ
ールを構成するようにしてもよい。さらには駆動装置17
としてスクリューローラ以外の装置を採用したり、駆動
装置を搬機に装備する代りに各レール端毎に配設しても
よい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば複数台の粗紡機
と複数台の精紡機を組み合わせて玉揚げされた粗糸巻を
精紡機に対してランダムに搬入することができるので、
保全のために一部の粗紡機機台を停止する場合に予め粗
糸巻を多数作り溜めする必要がなくなるとともに、ラン
ダム搬入にもかかわらず各精紡機で使用される粗糸巻と
該粗糸巻が玉揚げされた粗紡機との関係が直ちに確認で
きるため後工程で紡出糸の品質不良が発見された場合そ
の原因究明が非常に容易となるという優れた効果を奏す
る。
と複数台の精紡機を組み合わせて玉揚げされた粗糸巻を
精紡機に対してランダムに搬入することができるので、
保全のために一部の粗紡機機台を停止する場合に予め粗
糸巻を多数作り溜めする必要がなくなるとともに、ラン
ダム搬入にもかかわらず各精紡機で使用される粗糸巻と
該粗糸巻が玉揚げされた粗紡機との関係が直ちに確認で
きるため後工程で紡出糸の品質不良が発見された場合そ
の原因究明が非常に容易となるという優れた効果を奏す
る。
第１〜４図はこの発明を具体化した一実施例を示すもの
であって第１図は概略平面図、第２図は搬機と搬送体を
示す側面図、第３図はブロック図、第４図は搬機の作用
を示すフローチャート、第５図は変更例を示す平面図、
第6,7図は従来装置を示す平面図である。 粗紡機１、精紡機２、主搬送路３、搬送体８、搬機９、
信号読取装置20、管理装置21、CPU23、出力部26、粗紡
機機台番号出力装置A1〜A4、予備粗糸巻レール番号出力
装置R1〜R26。
であって第１図は概略平面図、第２図は搬機と搬送体を
示す側面図、第３図はブロック図、第４図は搬機の作用
を示すフローチャート、第５図は変更例を示す平面図、
第6,7図は従来装置を示す平面図である。 粗紡機１、精紡機２、主搬送路３、搬送体８、搬機９、
信号読取装置20、管理装置21、CPU23、出力部26、粗紡
機機台番号出力装置A1〜A4、予備粗糸巻レール番号出力
装置R1〜R26。
Claims (1)
- 【請求項１】粗紡機機台群で玉揚げされた粗糸巻を、粗
紡・精紡工程間に架設された走行レールに沿って走行す
る搬送体により精紡機機台群の粗糸巻レールへ搬送する
粗糸巻搬送方法において、前記搬送体を連結して走行す
る搬機に粗糸巻を搬出した粗紡機機台番号と粗糸巻を搬
入した粗糸巻レールの番号とを記憶する記憶装置を設
け、搬機の走行経路の途中に前記記憶装置に記憶された
データを受け取りそのデータを記憶するとともに、作業
者が解読可能な状態で出力する出力部を備えた管理装置
を設け、粗紡機から粗糸巻を搬出する際に前記記憶装置
に該粗紡機機台番号を記憶させるとともに該搬出粗糸巻
を精紡機に搬入する際にその搬入粗糸巻レールの番号を
記憶させ、粗糸巻搬入後、前記記憶装置に記憶した粗紡
機機台番号と粗糸巻レールの番号を前記管理装置に受け
渡す粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249386A JPH0753933B2 (ja) | 1986-05-03 | 1986-05-03 | 粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10249386A JPH0753933B2 (ja) | 1986-05-03 | 1986-05-03 | 粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62263332A JPS62263332A (ja) | 1987-11-16 |
| JPH0753933B2 true JPH0753933B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=14328946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10249386A Expired - Fee Related JPH0753933B2 (ja) | 1986-05-03 | 1986-05-03 | 粗紡・精紡工程間の粗糸巻搬送方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753933B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3906718A1 (de) * | 1989-03-03 | 1990-09-06 | Palitex Project Co Gmbh | Transport- und handhabungssystem fuer vielstellen-textilmaschinen insbesondere zwirnmaschinen |
| JPH03193936A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Howa Mach Ltd | 精紡機における篠替え方法及び装置 |
| US5343689A (en) * | 1990-03-22 | 1994-09-06 | Howa Machinery, Ltd. | Method and apparatus for synchronously piecing roving for a continuous feeding thereof to a ring spinning frame |
| DE19702163A1 (de) * | 1997-01-22 | 1998-07-23 | Zinser Textilmaschinen Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Transportieren voller Vorgarnspulen bzw. leerer Vorgarnhülsen |
| CN106698095B (zh) * | 2017-03-08 | 2024-03-19 | 江苏凯宫机械股份有限公司 | 条并卷机智能输送系统 |
-
1986
- 1986-05-03 JP JP10249386A patent/JPH0753933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62263332A (ja) | 1987-11-16 |
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Legal Events
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