JPH0753774A - 難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物 - Google Patents

難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物

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JPH0753774A
JPH0753774A JP20163193A JP20163193A JPH0753774A JP H0753774 A JPH0753774 A JP H0753774A JP 20163193 A JP20163193 A JP 20163193A JP 20163193 A JP20163193 A JP 20163193A JP H0753774 A JPH0753774 A JP H0753774A
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崇憲 齋藤
Hiroyuki Fujii
博之 藤井
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂加工機洗浄
用組成物において、熱可塑性樹脂に高級脂肪酸モノグリ
セライドのホウ酸エステルカルシウム塩を組成物に対し
て0.5〜15重量%およびゼオライトを組成物に対し
て0.1〜15重量%含有させることを特徴とする難燃
性樹脂洗浄用樹脂組成物。 【効果】 この発明の難燃性樹脂洗浄用組成物を用いた
プラスチック加工成形機の洗浄は洗浄用樹脂組成物の使
用量が従来の半分でよく、その後の洗浄のための置換用
後続樹脂の使用が従来にくらべて1/3以下でよい。そ
のため洗浄に要する時間は従来の約1/3に削減でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック加工機洗
浄用樹脂組成物に関する。更に詳しくは、難燃性樹脂を
加工したあとの該加工機の洗浄に適した難燃性樹脂洗浄
用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】難燃性樹脂の加工成形において、品種切
り替えの際にスクリューやシリンダーに付着した先行樹
脂の焼けによる異物が後続樹脂の製品に混入することに
よって外観を損ねてしまう。これらの影響を排除するた
めに、各種の手段がとられている。特に塩素化パラフィ
ンなどを用いた塩素系難燃性樹脂の成形では、後続樹脂
を淡色系の品種に切り替える際に、成形機の分解掃除や
洗浄用樹脂による共洗いなどの煩雑な作業と長時間の生
産停止を伴う洗浄作業を強いられる。
【0003】これらの問題を解決するため成形機内を洗
浄する方法として、成形機洗浄用樹脂組成物が各種開発
されている。例えば特開昭62−195045号には、
熱可塑性樹脂にアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
塩2〜30重量%、溌水性化合物(高級脂肪酸金属塩、
ろう、流動パラフィン、合成ワックスなど)0.5〜1
0重量%を配合した組成物が、特開昭63−66245
号には、熱可塑性樹脂にアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム塩2〜30重量%、平均粒子0.005〜20
μmの粉状の無機化合物(二酸化ケイ素、けいそう土な
ど)0.05〜5重量%を配合した組成物が、特開平2
−180941号には、熱可塑性樹脂に高級脂肪酸モノ
グリセライドのホウ酸エステルカルシウム塩1〜20重
量%、無機充填剤2〜45重量%を配合した組成物が、
特願平4−670100号には、熱可塑性樹脂に高級脂
肪酸モノグリセライドのホウ酸エステルカルシウム塩
0.5〜15%、平均粒子0.005〜20μmの無機
化合物(無水ケイ酸など)0.05〜5重量%を配合し
た組成物が、特開昭58−149998号には、分解開
始温度が200℃以上であるノニオン系界面活性剤1〜
15重量%、金属石鹸5〜30重量%、無機充填剤20
〜70重量%およびオレフィン系樹脂20〜70重量%
からなる洗浄用樹脂組成物が、特開昭59−12499
9号には、熱可塑性樹脂、無機充填剤および滑剤からな
り、無機充填剤が約30〜70重量%、滑剤が約1〜3
0重量%を占めることを特徴とする成形機内洗浄用樹脂
組成物が開示されている。
【0004】しかしながら、これらの洗浄用樹脂組成物
を難燃性樹脂を加工した成形機の洗浄に使用する場合、
押出機や射出成形機のスクリューやシリンダーに付着し
た先行難燃性樹脂の焼けによる付着物が完全に除去しき
れない。たとえば、スクリューを抜いて解体作業による
洗浄は時間と人を要し、後続樹脂によって先行樹脂を置
換する洗浄は多量の後続樹脂を必要とし、また、付着物
の除去が完全に行なえないため、残留付着物が後続樹脂
に混入し製品の外観を損ねる場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら従来
技術の問題点を解決することが課題であり、難燃性樹脂
の成形加工における品種の切替えにおいて、成形機のス
クリューやシリンダーに付着する先行の難燃性樹脂の付
着物もしくはその焼け現象を示す付着物を後続樹脂によ
って洗浄する際に、樹脂の使用量を減少し、洗浄時間を
短縮し、後続の製品に悪影響がでない難燃性樹脂洗浄用
樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の課
題について検討を重ねた結果、熱可塑性樹脂に高級脂肪
酸モノグリセライドのホウ酸カルシウム塩に、天然ゼオ
ライトおよび合成ゼオライトを配合させることにより、
溶融時に硬度を持ち、剥離効果が大きい、上記問題を解
決できる優れた難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物になること
を見いだし、本発明を完成するに到った。
【0007】すなわち、本発明の難燃性樹脂洗浄用樹脂
組成物は、熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂加工機洗浄
用組成物において熱可塑性樹脂に高級脂肪酸モノグリセ
リドのホウ酸エステルカルシウム塩を組成物に対して
0.5〜15重量%、およびゼオライトを組成物に対し
て0.1〜15重量%含有させることを特徴とする。
【0008】好ましい熱可塑性樹脂としては、低密度ポ
リエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリロニト
リル・ブタジエン・スチレン三元共重合体(以下、AB
S樹脂)およびアクリロニトリル・スチレン樹脂(以
下、AS樹脂)からなる群より選ばれた少なくとも一種
の樹脂を示すことができる。該熱可塑性樹脂の配合割合
は組成物に対して75〜90重量%が好ましい。また、
難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物は、ペレット状に加工する
のが好ましい。
【0009】本発明の組成物に使用する高級脂肪酸モノ
グリセライドのホウ酸エステルのカルシウム塩は、炭素
数11〜17のアルキル基を持つ高級脂肪酸モノグリセ
ライドを原料とするホウ酸エステルのカルシウム塩であ
り、これらの塩の含有量は組成物に対して0.5〜15
重量%好ましくは1〜10重量%である。含有割合が
0.5%未満では、先行難燃樹脂を洗浄する効果が小さ
く、15重量%を超えるとスクリューとの滑性が強まり
造粒が困難になる。この高級脂肪酸モノグリセライドの
ホウ酸エステルのカルシウム塩は、高級脂肪酸モノグリ
セライドとホウ酸を、例えばモル比1:0.2〜1、反
応温度95〜200℃で反応させ、ついで得られた反応
生成物を水酸化カルシウムで中和することによって得る
ことができる。該高級脂肪酸モノグリセライドとして
は、ステアリン酸モノグリセライド、ラウリン酸モノグ
リセライド、ミリスチン酸モノグリセライド、パルミチ
ン酸モノグリセライド、ベヘン酸モノグリセライドなど
が挙げられ、また、該ホウ酸としては通常市販されてい
るホウ酸、無水ホウ酸などが挙げられる。具体例として
は、“GX−8076”の商品名で第一工業製薬(株)
より市販されている高級脂肪酸モノグリセリドのホウ酸
エステルカルシウム塩を挙げることができる。
【0011】本発明の組成物において使用するゼオライ
トは、いわゆるアルミニウム含水ケイ酸塩鉱物(すなわ
ち、結晶アルミノ、シリケートの含水アルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩であり、金属としてNa、K、
Caなどが使われ、天然にも属するが、合成ゼオライト
が使用される。)であり、有効直径0.11mm以下の
ものが好ましく、有効直径が0.1mmを超えた場合、
成形製品の品質を損なう可能性がある。具体例として
は、“モレキュラーシーブ13X”の商品名でユニオン
昭和(株)より市販されているゼオライトをあげること
ができる。
【0012】本発明の難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物に
は、必要に応じてステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛などの金属石鹸類
や、カルバナーワックス、ポリエチレンワックスなどの
ワックス類を添加できる。
【0013】本発明の組成物は、熱可塑性樹脂、高級脂
肪酸モノグリセライドのホウ酸エステルカルシウム塩お
よび特定粒径のアルミニウムの含水ケイ酸塩鉱物(ゼオ
ライト)の所定量を撹拌混合装置を用いて混合すること
によって得られ、また、溶融混練温度170〜300℃
で溶融混練押出し、ペレット状にして得ることもでき
る。撹拌混合装置としてはヘンシェルミキサー、スーパ
ーミキサー、タンブラーミキサー、リボンブレンダーな
どの通常の撹拌混合装置を使用すれば良い。また、押出
機としては、一軸押出機、二軸押出機、コニーダーなど
を使用することができる。ペレット化は押し出されたス
トランドを水中カット、霧中カットもしくは空中カット
すれば良い。
【0014】以下に実施例及び比較例により、本発明を
具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
【0015】
【実施例】
実施例1 高密度ポリエチレン〔メルトインデックス(JISK6
760:190℃)0.3g/10minのホモポリマ
ー〕の4.325kg、高級脂肪酸モノグリセライドを
原料とするホウ酸エステルカルシウム塩〔“GX−80
76”、第一工業製薬(株)製〕の0.350kg、平
均粒径10μ以下のゼオライト〔“13X”、ユニオン
昭和(株)製〕の0.250kg、ステアリン酸カルシ
ウムの0.075kgを内容積20リットルの高速ミキ
サーにて回転数500rpmで2分間撹拌して混合し
た。この混合物をスクリューL/Dが30で、シリンダ
ー径が30mmの二軸押出機に供給し、シリンダー温度
190℃、ダイス温度200℃の条件でストランドを押
出し、水槽中で冷却し、ペレタイザーでカットして乳白
色で粒状の難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物を得た。この難
燃性樹脂洗浄用樹脂組成物を用いて下記の洗浄テストを
実施した。32トンの射出成形機(1ショット15g、
20sec)のホッパーに難燃ABS樹脂〔“セビアン
V(商標)SER90”、黒色、ダイセル化学工業
(株)〕を温度230℃のもとで1kg成形して、1時
間滞留させた。次に難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物を用い
て焼け、異物が除去されるまで洗浄した。洗浄後高密度
ポリエチレンで前記組成物を除去した。洗浄に要した組
成物の量は0.695kg、高密度ポリエチレンの使用
量は0.240kgであった。その後で成形した高密度
ポリエチレンの中には、焼け、異物は見られなかった。
【0016】比較例1 実施例1によるヘンシェルミキサーおよび押出機により
高密度ポリエチレンの4.050kg、高級脂肪酸モノ
グリセライドを原料とするホウ酸エステルカルシウム塩
の0.750kg、ステアリン酸カルシウムの0.05
0kg、ステアリン酸の0.050kg、シリカの0.
100kgを混合し押し出した。この組成物を用いて実
施例1と同じ条件の洗浄テストをした。組成物の使用量
は1.610kg、置換に要した高密度ポリエチレンの
量は、1.055kgであった。その後で成形した高密
度ポリエチレンの中には、わずかながら焼け、異物が見
られた。
【0017】実施例2 ポリプロピレン〔メルトフローレート(JISK675
8:230℃)1.0g/10minのホモポリマー〕
の4.400kg、高級脂肪酸モノグリセライドを原料
とするホウ酸エステルカルシウム塩〔“GX−807
6”、第一工業製薬(株)製〕の0.500kg、平均
粒径10μ以下のゼオライト〔“13X”、ユニオン昭
和(株)製〕の0.025kg、ステアリン酸カルシウ
ムの0.050kg、ステアリン酸の0.025kgを
内容積20リットルの高速ミキサーにて回転数500r
pmで2分間撹拌して混合した。この混合物を実施例1
と同様にシリンダー温度190℃、ダイス温度200℃
で溶融混練、押出し、粒状の難燃性樹脂洗浄用樹脂組成
物を得た。ついで、32トンの射出成形機のホッパーに
難燃性ポリプロピレン〔“チッソポリプロ 2654”
チッソ(株)製、黒色〕を温度200℃のもとで1kg
成形して、1時間滞留させた。次に難燃性樹脂洗浄用樹
脂組成物を用いて焼け、異物が除去されるまで洗浄し
た。洗浄後ポリプロピレンで前記組成物を除去した。洗
浄に要した洗浄用樹脂組成物の量は0.815kg、ポ
リプロピレンの量は0.305kgであった。その後で
成形した高密度ポリプロピレンの中には、焼け、異物は
見られなかった。
【0018】比較例2 実施例1によるヘンシェルミキサー及び押出機によりポ
リプロピレンの3.890kg、高級脂肪酸モノグリセ
ライドを原料とするホウ酸エステルカルシウム塩の0.
400kg、ステアリン酸亜鉛の0.050kg、ステ
アリン酸の0.060kg、炭酸カルシウムの0.60
0kgを混合し押し出した。この組成物を用いて実施例
2と同じ条件の洗浄テストをした。組成物の使用量は
1.570kg、置換に要したポリプロピレンの量は、
0.890kgであった。その後で成形したポリプロピ
レンの中には、わずかながら焼け、異物が見られた。
【0019】実施例3 ポリスチレン〔メルトフローインデックス(JISK6
871:200℃)1.7g/10minのホモポリマ
ー〕の4.150kg、高級脂肪酸モノグリセライドを
原料とするホウ酸エステルカルシウム塩〔“GX−80
76”、第一工業製薬(株)製〕の0.600kg、平
均粒径10μ以下のゼオライト〔“13X”、ユニオン
昭和(株)製〕の0.150kg、ステアリン酸マグネ
シウムの0.100kgを内容積20リットルの高速ミ
キサーにて回転数500rpmで2分間撹拌して混合し
た。ついで、32トンの射出成形機のホッパーに難燃性
ポリスチレン〔“DIX−SK”、三菱モンサント化成
(株)、黒色〕を温度200℃のもとで1kg成形して
1時間滞留させた。次に難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物を
用いて焼け、異物が除去されるまで洗浄した。洗浄後ポ
リスチレンで前記組成物を除去した。洗浄に要した洗浄
用樹脂組成物の量は0.805kg、ポリスチレンの使
用量は0.300kgであった。その後で成形したポリ
スチレンの中には、焼け、異物は見られなかった。
【0020】比較例3 実施例1によるヘンシェルミキサーおよび押出機により
ポリスチレンの4.425kg、高級脂肪酸モノグリセ
ライドを原料とするホウ酸エステルカルシウム塩の0.
500kg、ステアリン酸マグネシウムの0.075k
gを混合し押し出した。 この組成物を用いて実施例3
と同じ条件の洗浄テストをした。洗浄用樹脂組成物の使
用量は1.600kg、置換に要したポリスチレンの量
は、0.985kgであった。その後で成形したポリス
チレンの中には、わずかながら焼け、異物が見られた。
【0021】実施例4 実施例1と同様の条件で造粒、実験を行い、後続置換用
樹脂にABS樹脂を使用した。
【0022】実施例5 実施例3と同様の条件で造粒、実験を行い、後続置換用
樹脂にABS樹脂を使用した。
【0023】実施例6 実施例2と同様の条件で造粒、実験を行った。
【0024】以上の結果を表1にまとめた。表1におい
て、PPはポリプロピレン、PSはポリスチレン、PE
はポリエチレンを表す。洗浄テストの所要時間(mi
n)は洗浄用樹脂組成物の使用時間と、置換用後続樹脂
の使用時間の合計時間を示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】実施例と比較例との比較から、本発明の
難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物を用いた成形機の洗浄にあ
っては難燃性樹脂洗浄用組成物の使用量は、従来の洗浄
用樹脂組成物を用いるよりも約1/2、洗浄のための置
換用後続樹脂の使用量は従来にくらべて1/3以下、洗
浄の所要時間は従来にくらべて約1/3に削減できるこ
とがわかる。このように本発明の難燃性樹脂組成物を用
いた成形機の洗浄は多量の後続樹脂を使用する必要がな
いため、廃棄物が減少するので、環境上の問題の解決に
貢献できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 55/02 LMB LMC 101/00 C11D 1/68 3/37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂を主成分とする樹脂加工機
    洗浄用組成物において、熱可塑性樹脂に高級脂肪酸モノ
    グリセライドのホウ酸エステルカルシウム塩を組成物に
    対して0.5〜15重量%およびゼオライトを組成物に
    対して0.1〜15重量%含有させることを特徴とする
    難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 熱可塑性樹脂が低密度ポリエチレン、直
    鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエ
    ン・スチレン三元共重合体およびアクリロニトリル・ス
    チレン共重合体からなる群より選ばれた少くとも一種の
    樹脂である請求項1記載の難燃性樹脂洗浄用樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 ペレット状に加工された請求項1記載の
    難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物。
JP20163193A 1993-08-13 1993-08-13 難燃性樹脂洗浄用樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2823488B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5789466A (en) * 1994-02-28 1998-08-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Laser marking of fluoropolymer composition
WO2005042683A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Takagiseiko Corporation 成形機用洗浄剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5789466A (en) * 1994-02-28 1998-08-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Laser marking of fluoropolymer composition
WO2005042683A1 (ja) * 2003-10-31 2005-05-12 Takagiseiko Corporation 成形機用洗浄剤

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