JPH0753694A - 生分解性光学活性コポリマー及びその製造方法 - Google Patents

生分解性光学活性コポリマー及びその製造方法

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JPH0753694A
JPH0753694A JP5217929A JP21792993A JPH0753694A JP H0753694 A JPH0753694 A JP H0753694A JP 5217929 A JP5217929 A JP 5217929A JP 21792993 A JP21792993 A JP 21792993A JP H0753694 A JPH0753694 A JP H0753694A
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    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
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    • C08G63/82Preparation processes characterised by the catalyst used
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    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原子
またはメチル基を示し、mおよびnは、それらの和が1
0から5,000である自然数を示す。また、*は不斉炭
素原子を示す)で表される生分解性光学活性コポリマー
および光学活性β−ブチロラクトンと、環状カーボネー
ト類とを、触媒の存在下に開環共重合させる当該コポリ
マーの製造方法。 【効果】 β−ブチロラクトンと種々のカーボネート類
とを開環共重合せしめることにより得られる本発明のコ
ポリマーは、光学活性で生分解性(酵素分解性)、加水
分解性という特徴を持つので、生分解速度を調節可能
な、新しい機能性材料として成形材料、医療用材料とし
て有用なものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生分解性光学活性コポ
リマーとその製造方法に関する。 更に詳しくは、光学
活性β−ブチロラクトンと種々の環状カーボネート類を
開環共重合させて得られる生分解性光学活性コポリマー
とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、生分解性ポリマーと呼ばれ
る、酵素分解性、加水分解性、生体適合性などの特性を
有する熱可塑性樹脂が知られており、その優れた性質を
利用して機能性高分子として特別に注目されている。
【0003】その生分解性ポリマーの一例としては、微
生物内に蓄積されるポリマーであるポリ((R)−3−
ヒドロキシ酪酸)が知られている。 また、種々の
(R)−3−ヒドロキシアルカン酸(以下、「(R)−
3−HA」と略記する)のポリマーを菌体内に蓄積する
微生物が数多く存在することも知られている(P.A.Holm
es, Phys. Technol., Vol. 16, 1985, pp.32-36 ; 土肥
義治編著、「生分解性高分子材料」、1990年11月9日、
株式会社工業調査会、26〜30頁)。
【0004】これら微生物内に蓄積されたポリマーは、
土壌または水中に存在する微生物により容易に分解され
るため、環境を汚染しないクリーンプラスチックとして
広く利用できる(土肥義治編著、「生分解性高分子材
料」、1990年11月9日、株式会社工業調査会、19〜26
頁)。
【0005】このようなポリマーを製造する方法として
は、まず、上記微生物を用いる方法が挙げられるが、こ
の方法は微生物または酵素反応を利用するため、菌体か
らのポリマーの分離等の繁雑な工程を必要とし、製造原
価が高くなるという不都合がある。 また生産されるポ
リマーは(R)−3−HAユニットと4−ヒドロキシ酪
酸ユニットを含むものがほとんどであり、カーボネート
ユニットを含むポリマーは報告されていない。
【0006】一方、生分解性ポリマーの別の製造方法と
して化学的合成方法が知られている。 例えば、光学活
性なβ−ブチロラクトンを開環重合させる方法は、いく
つかの文献に報告されている(Polymer Letters,9,173
(1971)、Macromolecules,23,3206,(1990)、Macromolecu
les,24,5732,(1991))。しかし、これらの方法では、微
生物学的合成法のような繁雑な工程は不要であるという
特徴があるものの、分子量が低く触媒活性も低いため、
製造原価が高くなってしまい工業的には多くの問題点が
あった。
【0007】ところで、環状カーボネートとラクトン類
よりなる重合体は既に知られている。 例えば、特開平
3−502651号公報には、環状カーボネートおよび
ラクトン類、とくにブチロラクトンとの共重合体が明記
されている。しかしながら、該公報には重合体を構成す
る単位ユニットとして環状のカーボネートに由来するも
のが単に一般式で示されている程度であり、また、ラク
トン類といっても、一般式で示されている程度のことに
すぎないものである。 また、特開平1−284262
号公報には、ε−カプロラクトンと環状カーボネートで
ある1,3−ジオキサン−2−オンとの共重合が開示さ
れている。
【0008】しかし、これらのいずれの公報にも、使用
するモノマーおよび生成したコポリマーについて、これ
らの光学活性については、全く記載しておらず、本発明
のような光学活性な重合体についてはなんら教示、示唆
するものではない。
【0009】このように、光学活性β−ブチロラクトン
と環状カーボネート類との開環共重合体の生分解性光学
活性コポリマー、およびその重合体を効率よく製造する
方法はいまだ知られていなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、光学活性であって、生分解性、加水分解性に優れた
新規な生分解性光学活性コポリマー、およびその工業的
に有利な製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意研究を行った結果、光学活性なβ−ブチ
ロラクトンと環状カーボネート類との共重合体は、生分
解性、加水分解性に優れており、生分解性ポリマーとし
て利用できること、および当該共重合体は、光学活性β
−ブチロラクトンと環状カーボネート類とは、特定の触
媒の存在下で、容易に開環共重合させて得られるため工
業的にも有利なものであることを見いだし、本発明を完
成するに至った。
【0012】即ち、本発明は一般式(I)
【化3】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原子
またはメチル基を示し、mおよびnは、それらの和が1
0から5,000である自然数を示す。また、*は不斉炭
素原子を示す)で表される生分解性光学活性コポリマー
を提供するものである。
【0013】更に本発明は、光学活性β−ブチロラクト
ンと、環状カーボネート類とを、触媒の存在下に開環共
重合させることを特徴とする上記の生分解性光学活性コ
ポリマーの製造方法を提供するものである。
【0014】本発明の生分解性光学活性コポリマーは、
次の一般式(II)
【化4】 (式中、* は前記と同じ)で表される光学活性β−ブチ
ロラクトンユニットと、次の一般式(III)
【化5】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、前記と同じ)で示
される環状カーボネート類ユニットから構成されるコポ
リマ−である。
【0015】このコポリマーを構成するユニット(II)
の数(m)とユニット(III)の数(n)との和、m+
nは、10から5,000であり、さらに、m+nが5
00から3,000のものであることが好ましく、この
場合にはmは100から2,900、nが100から2,
900をとることが好ましい。また、ユニット(III)
については、式中のR1〜R4のすべて水素であるか、あ
るいは水素とメチル基のものが好適である
【0016】また、本発明コポリマーの分子量は、重量
平均分子量として8,000〜1,000,000である
ことが好ましく、特に、50,000〜500,000で
あることが好ましい。
【0017】本発明のコポリマーは、光学活性β−ブチ
ロラクトン(以下、「β−ブチロラクトン」という)
と、環状カーボネート類とを、触媒の存在下に開環共重
合させることにより調製される。
【0018】本発明の原料化合物であるβ−ブチロラク
トンは、ポリマーの用途に応じてR体、S体のいずれの
光学活性体も用いることができるが、特にR体を用いる
ことが望ましい。 また、光学純度の高いβ−ブチロラ
クトンから低いものまで用いることができる。
【0019】これらのβ−ブチロラクトンは、公知の
T.Ohtaらの方法(J. Chem. Soc., Chem. Cmmun.,
1992, pp.1725〜1726)によって得ることができる。 具
体的には、例えば、4−メチレン−2−オキセタノンを
好ましくは第三級アミンの存在下、ルテニウムー光学活
性ホスフィン錯体を触媒として、不斉水素化することに
よって容易に得ることができる。
【0020】また、本発明コポリマーの他の原料である
環状カーボネート類としては、例えば1,3−ジオキサ
ン−2−オン、4,4−ジメチル−1,3−ジオキサン−
2−オンおよび4−メチル−1,3−ジオキサン−2−
オン、5−メチル−1,3−ジオキサン−2−オン、4,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン−2−オン、4,6−
ジメチル−1,3−ジオキサン−2−オン、4,5,6−
トリメチル−1,3−ジオキサン−2−オン、4,5,5,
6−テトラメチル−1,3−ジオキサン−2−オン等が
挙げられる。
【0021】これら環状カーボネート類は、対応するジ
オールとクロロエチルホルメートのトルエン溶液に、ト
リエチルアミンを氷浴中で滴下することにより容易に得
られる。本発明においては、これらの環状カーボネート
は少なくとも1種を使用し、必要に応じ数種を併用する
ことができる。
【0022】また本発明コポリマーの製造において、用
いられるβ−ブチロラクトンと環状カーボネート類との
割合は、前者と後者のモル%比で99〜1:1〜99で
あり、β−ブチロラクトンの環状カーボネートに対する
割合が高いと、生成するポリマーが生分解しやすい傾向
がある。 また、環状カーボネートの置換基として炭素
数が2以上のアルキル基を導入すると、生分解速度が遅
くなり好ましくない。なお、所期の目的効果を損なわな
い範囲において、ほかのモノマーユニットを共存させる
ことも可能である。
【0023】β−ブチロラクトンと環状カーボネート類
との開環共重合は、具体的には、窒素またはアルゴン等
の不活性気体下、両原料を上記範囲内の適宜の比率で、
反応容器に仕込み、これに以下に説明する触媒を加え、
通常、常圧下、60℃〜120℃程度の温度で1時間〜
2日間程度反応させる方法により行われるが、より好ま
しくは70〜100℃で、2ないし18時間反応させる
ことにより行われる。
【0024】上記共重合反応に用いる触媒としては、ス
ズ系触媒、アルミニウム系触媒および亜鉛系触媒等を用
いることができる。 このうち、スズ系触媒としては、
ジブチルスズオキシド、ジオクチル酸スズ、ジラウリン
酸ジブチルスズ、ジスタノキサン類触媒が、アルミニウ
ム系触媒としては、例えばトリエチルアルミニウム−
水、メチルアルモキサン、エチルアルモキサン等が用い
られ、亜鉛系触媒としては、ジエチル亜鉛−水、ジエチ
ル亜鉛−エチレングリコ−ル、ジエチル亜鉛−メタノ−
ル、ジエチル亜鉛−エタノール等が用いられる。
【0025】これらのうち、特に好ましいものとして
は、次の一般式(IV)
【化6】 (式中、R5は低級アルキル基またはフェニル基を示
し、Xはハロゲン原子または−NCSを示し、Yはハロ
ゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基、フェノキシ基ま
たは−NCSを示す)で表されるジスタノキサン類触媒
が挙げられる。
【0026】前記式(IV)で表されるジスタノキサン類
触媒としては、例えば、1,3−ジクロロ−1,1,3,3
−テトラブチルジスタノキサン(以下、「1,3−ジク
ロロテトラブチルジスタノキサン」のように、テトラア
ルキル基またはテトラフェニル基の置換位置は省略す
る)、1,3−ジクロロテトラフェニルジスタノキサ
ン、1,3−ジブロモテトラブチルジスタノキサン、1
−クロロ−3−ヒドロキシテトラブチルジスタノキサ
ン、1−ブロモ−3−ヒドロキシテトラブチルジスタノ
キサン、1−クロロ−3−エトキシテトラブチルジスタ
ノキサン、1−クロロ−3−フェノキシテトラブチルジ
スタノキサン、1−ブロモ−3−フェノキシテトラブチ
ルジスタノキサン、1−クロロ−3−(イソチオシアナ
ート)テトラブチルジスタノキサン、1−ヒドロキシ−
3−(イソチオシアナート)テトラブチルジスタノキサ
ン、1−(イソチオシアナート)−3−メトキシテトラ
ブチルジスタノキサン、1−(イソチオシアナート)−
3−フェノキシテトラブチルジスタノキサン、1,3−
ビス(イソチオシアナート)テトラブチルジスタノキサ
ン、1,3−ビス(イソチオシアナート)テトラメチル
ジスタノキサン等を挙げることができる。
【0027】前記のジスタノキサン誘導体は、公知の方
法によって合成され容易に得ることができる。 例え
ば、1,3−ジクロロテトラブチルジスタノキサンは、
ジブチルスズジクロリドのエタノール溶液にピリジンを
加え、これに水を滴下することにより得ることができ
る。 また、1−ヒドロキシ−3−(イソチオシアナー
ト)テトラブチルジスタノキサンは、ジブチルスズオキ
シドとジブチルスズイソチオシアナートをエタノール中
で反応させることにより容易に合成できる。
【0028】これらの触媒は、前記開環共重合のために
少なくとも1種を使用するが、必要に応じ数種を併用す
ることができる。 また、これらの触媒の添加量は、触
媒の種類やその他の反応条件によって異なるが、一般的
には原料化合物であるβ−ブチロラクトンおよび環状カ
ーボネートに対して1/40,000〜1/100倍モ
ル、好ましくは、1/20,000〜1/1,000倍モ
ルとするとよい。
【0029】この触媒の量やコポリマーを形成するモノ
マーの種類、量等を調節することにより、得られるポリ
マーの重合度を約10〜5,000の範囲で変えること
が可能である。
【0030】以上のようにして得られた本発明のコポリ
マーは、光学活性β−ブチルラクトンユニットの存在に
より、酵素分解性、加水分解性、生体適合性などの特性
を有する熱可塑性樹脂である。従って、機能性ポリマー
として広く利用できるものであり、特に、成形材料、医
療用材料として有用であるが、そのなかでも手術用糸な
どとして有用なものである。
【0031】
【発明の効果】β−ブチロラクトンと種々のカーボネー
ト類とを開環共重合せしめることにより得られる本発明
のコポリマーは、光学活性で生分解性(酵素分解性)、
加水分解性という特徴を持つので、生分解速度を調節可
能な、新しい機能性材料として成形材料、医療用材料と
して有用なものである。
【0032】また、本発明方法によれば、生分解性コポ
リマーを、微生物やこれから得られる酵素等を使用せ
ず、純粋に工業的に製造することができるので、産業上
極めて有利なものである。
【0033】そして、本発明のコポリマーの製造法によ
れば、触媒の選択等により得られるコポリマーの分子量
を広い範囲でコントロールできるうえに、得られたコポ
リマーは原料化合物であるβ−ブチロラクトンの光学純
度を保持するので、β−ブチロラクトンの立体配置など
を自由に選択することにより、コポリマーの物性、例え
ば融点等を自由に調整でき、またコポリマー中における
R体の割合を変化させることにより分解速度を調整でき
ることなどの利点がある。
【0034】
【実施例】以下、実施例および試験例により本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例および試
験例等に限定されるものではない。なお、本明細書にお
ける実施例および試験例等で使用した分析機器は次の通
りである。 (1)核磁気共鳴スペクトル(1H−NMR):AM−
400型装置(400MHz)(ブルカー社製) (2)分子量:D−2520GPC Integrator
((株)日立製作所製) (3)旋光度:DIP−360型デジタル旋光計(日本
分光工業(株)) (4)示差走査熱量計(DSC):DSC50((株)
島津製作所製) (5)熱重量測定装置(TGA):TGA50((株)
島津製作所製)
【0035】実 施 例 1 (R)−β−ブチロラクトン(以下、「βBL」と略称
する)と1,3−ジオキサン−2−オン(以下、「TM
C」と略称する)によるポリ(エステルカーボネート)
の合成: (1)(R)−βBLの合成 100mlのステンレス製オートクレーブに、窒素雰囲
気下、Ru2Cl4((−)−Tol−BINAP)2
(CH2CH33(式中、Tol−BINAPは2,2'
−ビス(ジ−p−トリルフォスフィノ)−1,1'−ビナ
フチルを示す)17.1mg(0.01ミリモル)を精秤
し、テトラヒドロフラン 10mlを加えて溶解した。
これに、ジメチルアニリン 2.42mg(0.02ミリ
モル)を加え、50℃で20分間攪拌した。 この溶液
に、4−メチレン−2−オキセタノン 1.7g(20.
0ミリモル)を加え、水素圧100kg/cm2、反応
温度60℃で60時間攪拌した。
【0036】得られた反応液をクライゼン蒸留装置を用
いて蒸留し、沸点71℃〜73℃/29mmHgの留分
1.64g(収率 95.0%)を得た。 光学純度は、
生成物をメタノール中で加溶媒分解(メタノリシス)
し、次いで、メトキシトリフルオロメチルフェニル酢酸
のエステルに導いた後、このものの1H−NMRを測定
し、測定値のジアステレオマーの比率から91%eeで
あると決定した。
【0037】(2)20mlの反応容器に、(R)−β
BL 3.64g(42.3ミリモル)、TMC 0.48
g(4.70ミリモル)、1−クロロ−3−エトキシテ
トラブチルジスタノキサン 0.0132g(0.012
ミリモル)をアルゴン気体下80℃で17時間撹拌し
た。 生成物をクロロホルムに溶解してジエチルエーテ
ル、ヘキサン混合溶媒に投入し、再沈殿することにより
標題のポリマー3.48g(収率 84.5%)を得た。
【0038】1 H−NMR(400MHz、CDCl3)δppm: (R)−βBL部;1.32(3H、d、J=6.3H
z)、2.43〜2.53(1H、m)、2.55〜2.6
7(1H、m)、5.10〜5.30(1H、m) TMC部;1.98〜2.03(2H、m)、4.16〜
4.24(4H、m)
【0039】実 施 例 2 (R)−βBLとTMCとの開環共重合によるポリ(エ
ステルカーボネート)の合成:(R)−βBL 2.81
g(32.6ミリモル)、TMC 0.37g(3.62ミ
リモル)、1−ヒドロキシ−3−(イソチオシアナー
ト)テトラブチルジスタノキサン 0.0101g(0.
009ミリモル)を使用した以外は、すべて実施例1
(2)と同じ方法で反応を行い、標題のポリマー2.8
2g(収率 88.7%)を得た。
【0040】実 施 例 3 (R)−βBLとTMCとの開環共重合によるポリ(エ
ステルカーボネート)の合成:(R)−βBL 1.96
g(22.8ミリモル)、TMC 2.33g(22.8ミ
リモル)、1−クロロ−3−エトキシテトラブチルジス
タノキサン 0.0128g(0.011ミリモル)を使
用した以外は、すべて実施例1(2)と同じ方法で反応
を行い標題のポリマー4.20g(収率 98.0%)を
得た。
【0041】実 施 例 4 (R)−βBLとTMCとの開環共重合によるポリ(エ
ステルカーボネート)の合成 (R)−βBL 0.517g(6.00ミリモル)、T
MC 2.45g(24.0ミリモル)、1−クロロ−3
−エトキシテトラブチルジスタノキサン 0.0084
g(0.0075ミリモル)を使用した以外は、すべて
実施例1(2)と同じ方法で反応を行い標題のポリマー
2.90g(収率 97.7%)を得た。
【0042】実 施 例 5 (R)−βBLと5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン
−2−オン(以下DMCと略称する)との開環共重合に
よるポリ(エステルカーボネート)の合成:(R)−β
BL 3.64g(42.3ミリモル)、DMC 0.29
g(2.23ミリモル)、1−クロロ−3−エトキシテ
トラブチルジスタノキサン 0.0125g(0.011
ミリモル)を使用した以外は、すべて実施例1(2)と
同じ方法で反応を行い標題のポリマー 3.73g(収率
94.9%)を得た。
【0043】1 H−NMR(400MHz、CDCl3)δppm: (R)−βBL部;1.25(3H、d、J=6.3H
z)、2.39〜2.52(1H、m)、2.53〜2.8
1(1H、m)、5.05〜5.35(1H、m) DMC部;1.36(6H、d、J=6.3Hz)、3.
83〜4.05(4H、m)
【0044】実 施 例 6 (R)−βBLと4−メチル−1,3−ジオキサン−2
−オン(以下、MTCと略称する)との開環共重合によ
るポリ(エステルカーボネート)の合成:(R)−βB
L 6.15g(71.5ミリモル)、MTC 0.83g
(7.15ミリモル)、1−クロロ−3−エトキシテト
ラブチルジスタノキサン 0.0201g(0.0179
ミリモル)を使用した以外は、すべて実施例1(2)と
同じ方法で反応を行い、標題のポリマー6.39g(収
率 91.5%)を得た。
【0045】1 H−NMR(400MHz、CDCl3)δppm: (R)−βBL部;1.18〜1.40(3H、m)、
2.41〜2.53(1H、m)、2.54〜2.69(1
H、m)、5.05〜5.35(1H、m) MTC部;1.18〜1.40(3H、m)、1.80〜
2.04(2H、m)、4.06〜4.28(2H、
m)、4.78〜4.94(1H、m)
【0046】実 施 例 7 (R)−βBLと4,6−ジメチル−1,3−ジオキサン
−2−オン(以下、DMTCと略称する)との開環共重
合によるポリ(エステルカーボネート)の合成:(R)
−βBL 2.56g(29.7ミリモル)、DMTC
0.43g(3.30ミリモル)、1−クロロ−3−エト
キシテトラブチルジスタノキサン 0.0093g(0.
0083ミリモル)を使用した以外は、すべて実施例1
(2)と同じ方法で反応を行い標題のポリマー 0.66
g(収率 72.1%)を得た。
【0047】1 H−NMR(400MHz、CDCl3)δppm: (R)−βBL部;1.28(3H、d、J=6.3H
z)、2.36〜2.72(2H、m)、5.05〜5.3
5(1H、m) DMTC部;1.31〜1.40(6H、m)、1.72
〜1.86(2H、m)、4.71〜5.05(2H、
m)
【0048】比 較 例 1 (R,S)−βBLとTMCとの開環共重合によるポリ
(エステルカーボネート)の合成:(R,S)−βBL
3.26g(37.9ミリモル)、TMC 0.43g
(4.21ミリモル)、1−クロロ−3−エトキシテト
ラブチルジスタノキサン 0.0118g(0.0105
ミリモル)を使用した以外は、すべて実施例1(2)と
同じ方法で反応を行い標題のポリマー 3.20g(収率
86.7%)を得た。
【0049】比 較 例 2: (R)−βBLと4−ブチル−6−メチル1,3−ジオ
キサン−2−オン(以下、BMCと略称する)との開環
共重合によるポリ(エステルカーボネート)の合成:
(R)−βBL 2.84g(33.0ミリモル)、BM
C 0.58g(3.67ミリモル)、1−クロロ−3−
エトキシテトラブチルジスタノキサン 0.0206g
(0.0183ミリモル)を使用した以外は、すべて実
施例1(2)と同じ方法で反応を行い標題のポリマー
2.47g(収率 72.2%)を得た。
【0050】1 H−NMR(400MHz、CDCl3)δppm: (R)−βBL部;1.28(3H、d、J=6.3H
z)、2.36〜2.72(2H、m)、5.05〜5.3
5(1H、m) BMC部;0.88〜0.90(3H、m)、1.27〜
1.35(4H、m)、1.52〜1.68(2H、
m)、1.85〜2.00(2H、m)、4.08〜4.2
2(2H、m)、4.75〜4.83(1H、m)
【0051】試 験 例 1 コポリマーの物性試験:上記実施例および試験例で調製
したコポリマーについて、それらのモノマーの組成およ
び含有比、重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(M
n)、ガラス転移点(Tg)、融点(Tm)、分解温度
(TG)および比旋光度をそれぞれ測定した。組成およ
び含有比、MwならびにMnの値は表1に、Tg、T
m、TGおよび比旋光度を表2にそれぞれ示す。
【0052】
【0053】
【0054】試 験 例 2 コポリマーの生分解性試験:実施例および比較例で調製
したコポリマーについて、「新規化学物質に係る試験の
方法について」(環保業第5号、薬発第615号、49
基局第392号、昭和49年7月13日)に規定する微
生物等による化学物質の分解度試験並びにインターナシ
ョナル・ジャーナル・オブ・バイオロジカル・マクロモ
レキュルズ(Y.Doi, A.Segawa and M.Kunioka, Int. J.
Biol. Macromol., 1990, Vol.12,April,106.)に記載
の内容に準拠して、生分解性試験を行った。
【0055】すなわち、標準活性汚泥(平成4年10月
22日に財団法人 化学品検査協会から購入)を、50
0ppm(600ml)、pH6.0〜7.0、25℃の
条件で用い、試料ポリマーの1cm×1cm、厚さ0.
15〜0.3mmの薄膜(実施例および比較例のコポリ
マーを、クロロホルムに溶かし、シャーレ等に流し込
み、溶媒を蒸発させることによってフィルム化したも
の)について20〜42mgを50mlのフラスコに入
れ、タイテック(株)社製、しんとう恒温水槽を用いて
試験を行った。 2週間および4週間経過後、ポリマー
の重量を測定することにより重量残存率を求めた。 そ
の結果を表3に示す。
【0056】
【0057】この結果より、各実施例で得られたポリマ
ーフィルムは4週間後にほとんど50%以上分解してい
ることがわかった。 これに対し比較例のポリマーフィ
ルムは4週間経過後でもほとんど分解されていなかっ
た。 以 上
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西下 孝夫 東京都港区高輪3−19−22 高砂香料工業 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ水素原子
    またはメチル基を示し、mおよびnは、それらの和が1
    0から5000である自然数を示す。また、* は不斉炭
    素原子を示す)で表される生分解性光学活性コポリマ
    ー。
  2. 【請求項2】 光学活性β−ブチロラクトンと、環状カ
    ーボネート類とを、触媒の存在下に開環共重合させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の生分解性光学活性コポリ
    マーの製造方法。
  3. 【請求項3】 触媒が、スズ系触媒、アルミニウム系触
    媒および亜鉛系触媒からなる群から選ばれるものであ
    る、請求項2記載の生分解性光学活性コポリマーの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 触媒が、次の式(IV) 【化2】 (式中、R5は低級アルキル基またはフェニル基を示
    し、Xはハロゲン原子または−NCSを示し、Yはハロ
    ゲン原子、水酸基、低級アルコキシ基、フェノキシ基ま
    たは−NCSを示す)で表されるジスタノキサン触媒で
    ある請求項2または3記載の生分解性光学活性コポリマ
    ーの製造方法。
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