JPH0752992Y2 - ラックアンドピニオンの保護機構 - Google Patents

ラックアンドピニオンの保護機構

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JPH0752992Y2
JPH0752992Y2 JP1990021950U JP2195090U JPH0752992Y2 JP H0752992 Y2 JPH0752992 Y2 JP H0752992Y2 JP 1990021950 U JP1990021950 U JP 1990021950U JP 2195090 U JP2195090 U JP 2195090U JP H0752992 Y2 JPH0752992 Y2 JP H0752992Y2
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JP
Japan
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rack
pinion
slider
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belt member
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康宏 佐々木
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスライダにピニオンを有する駆動源を設け、基
台に前記ピニオンに噛み合うラックを設けたラックアン
ドピニオンの保護機構に関する。
(従来の技術) 従来、ラックアンドピニオンが露出している場合、落下
物等の異物を噛み込むことを防止するため、例えばピニ
オンギアを有する駆動源を設けたスライダにラック及び
ピニオンの上方に位置するカバーを設けたり、或いはラ
ックを設けた基台側にラック及びピニオンの上方に位置
するカバーを設けたりしている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようにスライダにカバーを設け
た場合、そのカバーをラックの長手方向に長く突出させ
なければならず、スライダの際に外部の部材に干渉する
おそれがあり、また基台にカバーを設けた場合、そのカ
バーとラックとの間の隙間がかなり広くなり、この広い
隙間から落下物が侵入するおそれがある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本考案は、基台上にスライダを移
動自在に配設し、前記基台にはラックを、前記スライダ
には前記ラックに噛み合うピニオンを設けたラックアン
ドピニオンにおいて、前記ラックをラックよりも幅広の
ベルト部材で囲い、また前記ピニオンをスライダに設け
たブラケットで囲い、このブラケットの両端に前記ベル
ト部材の両端部を固定し、前記スライダの移動に伴って
ベルト部材を周回させるように構成した。
(作用) ピニオンが回転することによってピニオンがラック上を
移動するとき、ベルト部材がスライダのブラケットに従
動し、かつラックの上方を移動することにより、ラック
アンドピニオンはブラケット及びラックよりも幅広のベ
ルト部材によって常時覆われている。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係る保護機構を適用したラックアンド
ピニオンを備えた移載装置の正面図、第2図は同ラック
アンドピニオンの正面図、第3図は同ラックアンドピニ
オンの平面図、第4図は同ラックアンドピニオンの側面
図、第5図は同ラックアンドピニオンの異なる状態を示
す正面図である。
移載装置1は、床2上に基台3を設置し、この基台3の
上部に複数のコロ4…を配設し、基台3に固定した回転
軸5で軸支したテーブル6をコロ4…上に回転自在に載
置し、基台3に回転軸5を回転するシリンダ7の本体を
固定し、更にテーブル6上に固定した枠体8上に角形鋼
材からなる基台11を固定し、この基台11の上部に基台11
の長手方向にスライドレール12を敷設し、このスライド
レール12上にガイド部材13を摺動自在に載置し、このガ
イド部材13上に角形鋼材からなるスライダ14を固定し、
これらの基台11とスライダ14との間にラックアンドピニ
オン15を配設している。
このラックアンドピニオン15は、基台11の一方側部のブ
ラケット17上にギア部を上面にしてその長手方向を基台
11の長手方向と同方向にしたラック18と、このラック18
の外方でスライダ14の下側に配設した角形鋼材からなる
支持部材19上に取付けた駆動源であるモータ20の回転軸
に固定されてラック18に噛み合うピニオン21とからな
る。
そして、このラックアンドピニオン15の保護機構は、ス
ライダ14の側部にピニオン21の上方及び側方を覆う状態
でブラケット22を固定し、このブラケット22の両側壁に
ラック18よりも幅広のベルト部材23の両端部を固定し、
更に基台11上にはラック18の両端側部にブラケット24,2
4を取付けて、このブラケット24,24には一対のプーリ2
5,25を回転自在に軸支し、この一対のプーリ25,25間に
ラック18を上方及び下方から完全に覆う状態で外周を周
回させてベルト部材23を張装してなる。
更に、スライダ14の上部にはラック18の長手方向に配設
したガイドレール27にガイド部材28を介して移動自在に
スライダ29を配設し、このスライダ29下側にはスライダ
14上にスライダ29を移動させるシリンダ31を固定し、ま
たスライダ29の上部にはワークWの側方下部を把持して
ワークWを固定する一対の把持アーム32を設けている。
この把持アーム32の駆動機構は、スライダ29の上部中央
の枠体33にシリンダ34の本体を固定し、このシリンダ34
のピストンロッド先端部に一対のリンク35,36をピン止
めし、リンク36の下端部はスライダ29に取付けたブラケ
ット37に揺動自在に軸支し、また枠体33上に軸受38を取
付けて、この軸受38にて把持アーム32を揺動自在に軸支
し、シリンダ34を作動させることによってリンク35,36
が斜動して把持アーム32が昇降するようにしている。
更に、この移載装置1の前後方には、スライダ29の両端
に立設した図示しない枠体上部に設けた摺動ガイド上
を、スライダ29上に設けたモータによってギア41,チェ
ーン42,ギア43,44,45,46及びチェーン47を介して駆動さ
れて摺動するチェーン47を配設し、このチェーン47によ
ってワークWの下面を支持して、移載装置1上のワーク
Wの搬入及び搬出を行う。
以上のように構成した移送装置の作用について以下に説
明する。
先ず、この移載装置1にワークWが移送されてくると
き、モータ20を駆動してピニオン21を回転させてラック
18上を移動させることにより、スライダ14を第2図に示
す位置から第5図に実線で示す位置である搬送路端部に
近接した位置まで移動させる。そして、チェーン47を摺
動させてワークW搬入し、このワークWを上昇した位置
にある一方の把持アーム32に当接させた後、下降した位
置にある他方の把持アーム32を上昇させてワークWを把
持する。
次に、モータ20を逆転させてピニオン21を逆回転させる
ことにより、スライダ14を第2図に示す原位置に復帰さ
せた後、シリンダ7を作動してテーブル6を90°回転し
てワークWを搬出方向に旋回させる。そして、スライダ
29を移動して搬出路端部に近接させた後、一方の把持ア
ーム32を下降してチェーン47を逆方向に摺動させてワー
クWを積載装置1から搬出する。この後、積載装置1は
原位置に復帰動して、ワークWの搬入及び搬出の一サイ
クルを終了する。
ところで、ピニオン21がモータ20によって回転駆動され
てラック18上を移動するとき、ピニオン21は常時ブラケ
ット22にて覆われ、またブラケット22がスライダ14の移
動に応じて移動するときにベルト部材23もラック18の周
囲を回動するので、ラック18の上方はラック18よりも幅
広のベルト部材23によって常時覆われ、上方からの落下
物等の異物がラック18及びピニオン21上に入り込むこと
がない。
(効果) 以上に説明したように本考案によれば、ラックをラック
よりも幅広のベルト部材で囲い、またピニオンをスライ
ダに設けたブラケットで囲い、このブラケットの両端に
ベルト部材の両端部を固定し、スライダの移動に伴って
ベルト部材を周回させるように構成したので、構成が簡
単で、保護機構が外部に突出することがなく、しかもラ
ック上部の隙間を最小限にすることができて、落下物等
の噛み込みを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る保護機構を適用したラックアンド
ピニオンを備えた移載装置の正面図、第2図は同ラック
アンドピニオンの正面図、第3図は同ラックアンドピニ
オンの平面図、第4図は同ラックアンドピニオンの側面
図、第5図は同ラックアンドピニオンの異なる状態を示
す正面図である。 尚、図面中、1は移載装置、11は基台、12はガイドレー
ル、14はスライダ、18はラック、20はモータ、21はピニ
オン、23はベルト部材、25はプーリである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上にスライダを移動自在に配設し、前
    記基台にはラックを、前記スライダには前記ラックに噛
    み合うピニオンを設けたラックアンドピニオンにおい
    て、前記ラックをラックよりも幅広のベルト部材で囲
    い、また前記ピニオンをスライダに設けたブラケットで
    囲い、このブラケットの両端に前記ベルト部材の両端部
    を固定し、前記スライダの移動に伴ってベルト部材を周
    回させるように構成したことを特徴とするラックアンド
    ピニオンの保護機構。
JP1990021950U 1990-03-05 1990-03-05 ラックアンドピニオンの保護機構 Expired - Fee Related JPH0752992Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03114659U JPH03114659U (ja) 1991-11-26
JPH0752992Y2 true JPH0752992Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31524979

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0338515Y2 (ja) * 1985-02-19 1991-08-14

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JPH03114659U (ja) 1991-11-26

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