JPH0752982A - 薄い包装材から作られるパックおよびその製造方法 - Google Patents
薄い包装材から作られるパックおよびその製造方法Info
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- JPH0752982A JPH0752982A JP6065253A JP6525394A JPH0752982A JP H0752982 A JPH0752982 A JP H0752982A JP 6065253 A JP6065253 A JP 6065253A JP 6525394 A JP6525394 A JP 6525394A JP H0752982 A JPH0752982 A JP H0752982A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】外部包装体が、低コスト材料、特に紙からなる
にも拘らず、材料中に引っ張りに起因する歪みに対抗す
る充分な強度を備える紙巻き煙草の複数個のパックのた
めのパック、特に、群体パックを提供すること。 【構成】外部包装体用のブランクが、例えば、複数の補
強ストリップからなる局部補強体を有し、これらが、ブ
ランクの内側に、互いに等距離間隔で平行に配設され
る。外部包装体は、包装対象である紙巻き煙草の個々の
パックに収入印紙を貼着するための凹部を備える。
にも拘らず、材料中に引っ張りに起因する歪みに対抗す
る充分な強度を備える紙巻き煙草の複数個のパックのた
めのパック、特に、群体パックを提供すること。 【構成】外部包装体用のブランクが、例えば、複数の補
強ストリップからなる局部補強体を有し、これらが、ブ
ランクの内側に、互いに等距離間隔で平行に配設され
る。外部包装体は、包装対象である紙巻き煙草の個々の
パックに収入印紙を貼着するための凹部を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、個々の紙巻き煙草の
パックのグループを収容する群体パックを形成するため
の、薄いまたは低強度の包装材料、特に、紙から作られ
るパック（外部包装体）に関し、この外部包装体は、複
数の紙巻き煙草パックの端面または底面の区域に、標識
を固着するための凹部を有する。この発明は、さらに、
このタイプの複数のパックの外部包装体用のブランクの
製造方法にも関連する。
パックのグループを収容する群体パックを形成するため
の、薄いまたは低強度の包装材料、特に、紙から作られ
るパック（外部包装体）に関し、この外部包装体は、複
数の紙巻き煙草パックの端面または底面の区域に、標識
を固着するための凹部を有する。この発明は、さらに、
このタイプの複数のパックの外部包装体用のブランクの
製造方法にも関連する。
【０００２】
【従来の技術】コストの問題が原因となって、特に、材
料を節減するために、複数のパックの外部包装体には薄
い材料または引き裂き強度の低い包装材料を使用するこ
とが望ましい。これらの材料には、先ず紙が含まれる。
大きなパック、すなわち、比較的多数個のパックが共通
の外部包装体によって結合されるいわゆる「群体パッ
ク」("bundle packs")においては、材料の引き裂き強度
が特別な役割を演じる。したがって、紙巻き煙草の複数
個のパックのための群体パックは、しばしば、カ−ドボ
ード製の外部包装体を備えている。材料の引き裂き強度
の問題は、外部包装体が、技術上または形状の制約から
必然的に発生する脆弱な区域を有する場合に特に当て嵌
まる。これらの複数個の紙巻き煙草のパックのそれぞれ
に、標識、特に、収入印紙を貼着するために、複数個の
紙巻き煙草のパックの底面と対面する区域に作られる外
部包装体の凹部を、前記脆弱区域の一例に挙げてよいで
あろう。外部包装体の材料は、長手方向および横断方向
のウエブによって規定される前記凹部の区域に、引っ張
りに起因して増大する歪みが自然発生して、外部包装体
が破壊に至る危険に晒される。
料を節減するために、複数のパックの外部包装体には薄
い材料または引き裂き強度の低い包装材料を使用するこ
とが望ましい。これらの材料には、先ず紙が含まれる。
大きなパック、すなわち、比較的多数個のパックが共通
の外部包装体によって結合されるいわゆる「群体パッ
ク」("bundle packs")においては、材料の引き裂き強度
が特別な役割を演じる。したがって、紙巻き煙草の複数
個のパックのための群体パックは、しばしば、カ−ドボ
ード製の外部包装体を備えている。材料の引き裂き強度
の問題は、外部包装体が、技術上または形状の制約から
必然的に発生する脆弱な区域を有する場合に特に当て嵌
まる。これらの複数個の紙巻き煙草のパックのそれぞれ
に、標識、特に、収入印紙を貼着するために、複数個の
紙巻き煙草のパックの底面と対面する区域に作られる外
部包装体の凹部を、前記脆弱区域の一例に挙げてよいで
あろう。外部包装体の材料は、長手方向および横断方向
のウエブによって規定される前記凹部の区域に、引っ張
りに起因して増大する歪みが自然発生して、外部包装体
が破壊に至る危険に晒される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、外
部包装体が、低コスト材料、特に紙からなるにも拘ら
ず、材料中に（引っ張りに起因する）歪みに対抗する充
分な強度を備える、紙巻き煙草の複数個のパックを収容
するためのパック、特に、群体パック("bundle packs")
を提案することである。
部包装体が、低コスト材料、特に紙からなるにも拘ら
ず、材料中に（引っ張りに起因する）歪みに対抗する充
分な強度を備える、紙巻き煙草の複数個のパックを収容
するためのパック、特に、群体パック("bundle packs")
を提案することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この目的達成のため、こ
の発明によるパックは、外部包装体の引き裂き強度を増
大させ、少なくとも、隣り合う凹部の間に配設される外
部包装体の横断方向のウエブの区域に固着される局部的
補強体に特徴を有する。
の発明によるパックは、外部包装体の引き裂き強度を増
大させ、少なくとも、隣り合う凹部の間に配設される外
部包装体の横断方向のウエブの区域に固着される局部的
補強体に特徴を有する。
【０００５】
【作用】この発明の着想は、したがって、局部的な補強
体を、引き裂き負荷が増大する区域に特定的に取り付け
た低引き裂き強度の包装材料を工場において調製する点
にある。その結果、一方において低コストの包装材料を
使用することができ、他方においては、パックの耐久性
が保証できるのである。
体を、引き裂き負荷が増大する区域に特定的に取り付け
た低引き裂き強度の包装材料を工場において調製する点
にある。その結果、一方において低コストの包装材料を
使用することができ、他方においては、パックの耐久性
が保証できるのである。
【０００６】この発明の別の提案によれば、前記補強体
は、互いに距離を隔てて配列され、ブランクの全長に亘
り延在する引き裂き抵抗の大きな幅の狭い複数の補強ス
トリップとして設計される。補強ストリップは、好まし
くは、引き裂き抵抗の大きなプラスチックからなり、接
着または熱融着によって、外部包装紙の内側に固着され
る。
は、互いに距離を隔てて配列され、ブランクの全長に亘
り延在する引き裂き抵抗の大きな幅の狭い複数の補強ス
トリップとして設計される。補強ストリップは、好まし
くは、引き裂き抵抗の大きなプラスチックからなり、接
着または熱融着によって、外部包装紙の内側に固着され
る。
【０００７】この発明によれば、個々の補強ストリップ
に代えて、広域補強ラベルを接着または熱融着によって
外部包装体に局部的に固着することも可能である。凹部
（「窓」"windows" ）を備えたパックにおいては、この
補強ラベルは、凹部の区域に配設され、これらの凹部
は、対応する凹部を具備する補強ラベルによって、好ま
しくは全面的に囲まれる。
に代えて、広域補強ラベルを接着または熱融着によって
外部包装体に局部的に固着することも可能である。凹部
（「窓」"windows" ）を備えたパックにおいては、この
補強ラベルは、凹部の区域に配設され、これらの凹部
は、対応する凹部を具備する補強ラベルによって、好ま
しくは全面的に囲まれる。
【０００８】この発明によれば、補強体は、ブランクが
材料ウエブから切断された後に、連続した材料ウエブま
たは外部包装体用ブランクに固着される。補強体の固着
は、ブランクの移送または製造工程と一体化される。
材料ウエブから切断された後に、連続した材料ウエブま
たは外部包装体用ブランクに固着される。補強体の固着
は、ブランクの移送または製造工程と一体化される。
【０００９】この発明の、さらに詳細な部分を、図示し
たパックの模範実施例または、外部包装紙用のブランク
の模範実施例によって説明する。
たパックの模範実施例または、外部包装紙用のブランク
の模範実施例によって説明する。
【００１０】
【実施例】図示した複数の模範実施例は、紙巻き煙草用
の群体パックの構造およびそれらの製造に関する。それ
ぞれの細長い直方体の群体パック（図１、２参照）は、
10個の直方体のパック10を保有する。これらは、特別な
陣形すなわち、一方の列の互いに隣接する紙巻き煙草の
パックの細長い側面11が互いに接触するように、2列状
態で配列される。小さい方の端面12または底面13は、そ
れぞれ側方または上方および下方を向くが、しかし、ど
んな場合でも、これらが、隣接する紙巻き煙草パック10
とは接触しない状態で配列する。
の群体パックの構造およびそれらの製造に関する。それ
ぞれの細長い直方体の群体パック（図１、２参照）は、
10個の直方体のパック10を保有する。これらは、特別な
陣形すなわち、一方の列の互いに隣接する紙巻き煙草の
パックの細長い側面11が互いに接触するように、2列状
態で配列される。小さい方の端面12または底面13は、そ
れぞれ側方または上方および下方を向くが、しかし、ど
んな場合でも、これらが、隣接する紙巻き煙草パック10
とは接触しない状態で配列する。
【００１１】このように配列する紙巻き煙草のパック10
のグループは、外部包装体14によって完全に囲まれる。
現実施例では、これは、紙からなっているが、もちろん
プラスチック箔または薄いカードボードのような他の材
料からなっていてもよい。紙巻き煙草のパック10のグル
ープは、外部包装体14によって完全に囲まれる。
のグループは、外部包装体14によって完全に囲まれる。
現実施例では、これは、紙からなっているが、もちろん
プラスチック箔または薄いカードボードのような他の材
料からなっていてもよい。紙巻き煙草のパック10のグル
ープは、外部包装体14によって完全に囲まれる。
【００１２】外部包装体14は、対応する幅を有し、包装
ステーションに供給される、連続供給材料から切断され
る長方形のブランク（図５、６、８参照）で構成され
る。外部包装体14のためのブランクは、特に、外部包装
体14の負荷が増大する区域において、引き裂き強度の局
部的増加をもたらす補強体を具備する。
ステーションに供給される、連続供給材料から切断され
る長方形のブランク（図５、６、８参照）で構成され
る。外部包装体14のためのブランクは、特に、外部包装
体14の負荷が増大する区域において、引き裂き強度の局
部的増加をもたらす補強体を具備する。
【００１３】図５、６の模範実施例では、外部包装体14
のブランクを製造するための材料ウエブ（図示しない）
の移送方向またはブランクの移送方向に延在する複数の
補強ストリップ15,16,17,18 が備わっている。補強スト
リップ15-18 は適当な材料、特に、引き裂き強度の増大
したプラスチックで構成することができる。補強体は、
好ましくはその全域に亘って、外部包装体14または連続
した材料ウエブの内側に、接着または熱融着によって連
結することができる。この連結は、パックまたは外部包
装体14の耐久性という観点から、補強効果と複合した効
果を発生する。
のブランクを製造するための材料ウエブ（図示しない）
の移送方向またはブランクの移送方向に延在する複数の
補強ストリップ15,16,17,18 が備わっている。補強スト
リップ15-18 は適当な材料、特に、引き裂き強度の増大
したプラスチックで構成することができる。補強体は、
好ましくはその全域に亘って、外部包装体14または連続
した材料ウエブの内側に、接着または熱融着によって連
結することができる。この連結は、パックまたは外部包
装体14の耐久性という観点から、補強効果と複合した効
果を発生する。
【００１４】上記模範実施例において、幅の狭い補強ス
トリップ15-18 は、互いに等距離ごとに、すなわち、紙
巻き煙草のパック10の幅に等しい距離ごとに、配設され
る。ここでは、平行して走る４条の補強ストリップ15-1
8 が一緒に備わっている。これらは、紙巻き煙草のパッ
ク10の２個の隣り合うグループとグループの間に延在す
る。
トリップ15-18 は、互いに等距離ごとに、すなわち、紙
巻き煙草のパック10の幅に等しい距離ごとに、配設され
る。ここでは、平行して走る４条の補強ストリップ15-1
8 が一緒に備わっている。これらは、紙巻き煙草のパッ
ク10の２個の隣り合うグループとグループの間に延在す
る。
【００１５】図示の模範実施例においては、外部包装体
14は、窓または凹部19を具備する。これらは、すべての
紙巻き煙草のパック10の端面12または底面13が、凹部19
の区域に延在するような位置にある。その結果として、
標識、特に収入印紙は、外部包装体14が閉じた状態のま
ま、紙巻き煙草10のパックの露出した端面12または底面
13に貼着される。
14は、窓または凹部19を具備する。これらは、すべての
紙巻き煙草のパック10の端面12または底面13が、凹部19
の区域に延在するような位置にある。その結果として、
標識、特に収入印紙は、外部包装体14が閉じた状態のま
ま、紙巻き煙草10のパックの露出した端面12または底面
13に貼着される。
【００１６】凹部19は、外部包装体14の一方の側壁20の
区域に、特に、外部包装体の全長に亘って設けられる。
凹部19は、側壁20のの長手方向に沿う連続長手方向ウエ
ブ21と横断方向のウエブ22によって互いに区画される。
横断方向ウエブ22は、広域上部壁23からこれと向き合う
底部壁24まで延在する。凹部19は、したがって、この上
部壁23および底部壁24にまで達する。
区域に、特に、外部包装体の全長に亘って設けられる。
凹部19は、側壁20のの長手方向に沿う連続長手方向ウエ
ブ21と横断方向のウエブ22によって互いに区画される。
横断方向ウエブ22は、広域上部壁23からこれと向き合う
底部壁24まで延在する。凹部19は、したがって、この上
部壁23および底部壁24にまで達する。
【００１７】補強ストリップ15-18 は、これらが、横断
方向ウエブ22の区域内を走るように、特に、これらの中
央を走るように設けられる。横断方向ウエブ22は、それ
によって、引っ張りに起因して歪みが増大する結果とし
て発生する破壊に対して特に安全に防護される。前記の
破壊は、外部包装体14用のブランクが、包装対象である
紙巻き煙草のパック10の移送方向と直交する面内に待機
して、パック10の周囲にＵ字状に折り曲げられる包装作
業中にとりわけ発生する。同時に、外部包装体用ブラン
クは、紙巻き煙草のパック10のグループが、それらの端
面12または底面13を側壁20に向けて移送されるように位
置づけられる。横断方向ウエブ22は、したがって、補強
ストリップ15-18 によって吸収される増大した引っ張り
力に晒される。横断方向ウエブ22は、外部包装体14の移
送方向に沿うブランクの全長に亘って延在するので、完
成した群体パックは、補強ストリップ15-18 によって折
り曲げられる（図１または図２参照）。
方向ウエブ22の区域内を走るように、特に、これらの中
央を走るように設けられる。横断方向ウエブ22は、それ
によって、引っ張りに起因して歪みが増大する結果とし
て発生する破壊に対して特に安全に防護される。前記の
破壊は、外部包装体14用のブランクが、包装対象である
紙巻き煙草のパック10の移送方向と直交する面内に待機
して、パック10の周囲にＵ字状に折り曲げられる包装作
業中にとりわけ発生する。同時に、外部包装体用ブラン
クは、紙巻き煙草のパック10のグループが、それらの端
面12または底面13を側壁20に向けて移送されるように位
置づけられる。横断方向ウエブ22は、したがって、補強
ストリップ15-18 によって吸収される増大した引っ張り
力に晒される。横断方向ウエブ22は、外部包装体14の移
送方向に沿うブランクの全長に亘って延在するので、完
成した群体パックは、補強ストリップ15-18 によって折
り曲げられる（図１または図２参照）。
【００１８】図示した模範実施例においては、補強スト
リップ15が、同時に、一端に把持タブ25を有する剥離自
在なストリップとして設計される。図７、８は、発生す
る負荷またはパックの形状によって決まる材料の脆弱部
と一致する外部包装体14用のブランクを局部的に補強す
るための代替案を示す。この模範実施例では、凹部19を
全面的に囲む材料補強体を備える。これは、引き裂き強
度を増大した紙またはプラスチック箔から作られるスト
リップ状の補強ラベル26である。この補強ラベル26は、
好ましくは、外部包装体14用のブランクの内側に、特
に、接着または熱融着によって固着される。
リップ15が、同時に、一端に把持タブ25を有する剥離自
在なストリップとして設計される。図７、８は、発生す
る負荷またはパックの形状によって決まる材料の脆弱部
と一致する外部包装体14用のブランクを局部的に補強す
るための代替案を示す。この模範実施例では、凹部19を
全面的に囲む材料補強体を備える。これは、引き裂き強
度を増大した紙またはプラスチック箔から作られるスト
リップ状の補強ラベル26である。この補強ラベル26は、
好ましくは、外部包装体14用のブランクの内側に、特
に、接着または熱融着によって固着される。
【００１９】現模範実施例においては、補強ラベル26
が、ブランクの移送方向と直交する方向に、すなわち、
ブランク用の材料ウエブの方向と直交する方向に、外部
包装体14用のブランクの全長に亘り延在する材料ストリ
ップとして設計される。同時に、補強ラベル26は、側壁
20の全域だけでなく、両端部で側壁20と隣接する両側タ
ブ27をも覆っている。これらは、側部ストリップ28,29
または群体パックの両端部壁34を形成するブランクの一
部である。
が、ブランクの移送方向と直交する方向に、すなわち、
ブランク用の材料ウエブの方向と直交する方向に、外部
包装体14用のブランクの全長に亘り延在する材料ストリ
ップとして設計される。同時に、補強ラベル26は、側壁
20の全域だけでなく、両端部で側壁20と隣接する両側タ
ブ27をも覆っている。これらは、側部ストリップ28,29
または群体パックの両端部壁34を形成するブランクの一
部である。
【００２０】補強ラベル26は、側壁20の全長を越えて延
在し、その幅においても側壁20よりも大きい。補強ラベ
ル26の縁部ストリップ30,31 は、これらと隣接する上部
壁23、底部壁24の区域または側部ストリップ28,29 の長
手方向タブ32,33 の区域を走る。したがって、側壁20と
上部壁23の間および側壁20と底部壁24の間の折り曲げ縁
部は、補強ラベル26で覆われるので、群体パックは安定
性を増大する。
在し、その幅においても側壁20よりも大きい。補強ラベ
ル26の縁部ストリップ30,31 は、これらと隣接する上部
壁23、底部壁24の区域または側部ストリップ28,29 の長
手方向タブ32,33 の区域を走る。したがって、側壁20と
上部壁23の間および側壁20と底部壁24の間の折り曲げ縁
部は、補強ラベル26で覆われるので、群体パックは安定
性を増大する。
【００２１】外部包装体14用のブランクは、以上に説明
したように補強を施されて、特別な方法で製造される。
図５、６に示す模範実施例では、ブランクが、横断方向
に向かう切断部によって連続する材料ウエブから分離さ
れる。補強ストリップ15-18は、材料ウエブの移送中
に、前もって連続的に材料ウエブに適用され、材料ウエ
ブと連結される。こうして完成するブランクは、材料ウ
エブから切断された後、引き続き同一の方向に連続して
移送されることによって、よく知られた態様で包装機の
包装ステーションに供給することができる。
したように補強を施されて、特別な方法で製造される。
図５、６に示す模範実施例では、ブランクが、横断方向
に向かう切断部によって連続する材料ウエブから分離さ
れる。補強ストリップ15-18は、材料ウエブの移送中
に、前もって連続的に材料ウエブに適用され、材料ウエ
ブと連結される。こうして完成するブランクは、材料ウ
エブから切断された後、引き続き同一の方向に連続して
移送されることによって、よく知られた態様で包装機の
包装ステーションに供給することができる。
【００２２】図８のブランクでは、ブランクは、先ず、
上記の方法で連続材料ウエブから切断される。補強体す
なわち補強ラベル26は、ブランクを材料ウエブの移送方
向と直交する方向に移送する間にブランクに固着され
る。ブランクのこの横方向または直交方向への移送は、
補強ラベル26の長手方向を延長する向きに行われる。補
強ラベル26は、前記ブランクのこの直交方向への移動が
行われる間、連続する材料ストリップの一部として、ブ
ランクに適用され、正確な位置で前記材料ストリップか
ら切断される。その後すなわち補強ラベル26が固着され
た後、現模範実施例では、凹部19の打ち抜きが実行され
る。この打ち抜きは、したがって、補強ラベル26および
補強ラベル26に覆われた側壁20の打ち抜きも含まれる。
凹部19は、したがって、対応形状の補強ラベル26に正確
に囲まれる。
上記の方法で連続材料ウエブから切断される。補強体す
なわち補強ラベル26は、ブランクを材料ウエブの移送方
向と直交する方向に移送する間にブランクに固着され
る。ブランクのこの横方向または直交方向への移送は、
補強ラベル26の長手方向を延長する向きに行われる。補
強ラベル26は、前記ブランクのこの直交方向への移動が
行われる間、連続する材料ストリップの一部として、ブ
ランクに適用され、正確な位置で前記材料ストリップか
ら切断される。その後すなわち補強ラベル26が固着され
た後、現模範実施例では、凹部19の打ち抜きが実行され
る。この打ち抜きは、したがって、補強ラベル26および
補強ラベル26に覆われた側壁20の打ち抜きも含まれる。
凹部19は、したがって、対応形状の補強ラベル26に正確
に囲まれる。
【００２３】図５に示すブランクと、図６、８に示すブ
ランクは、設計構造と群体パックの端部壁34の区域にお
ける折り曲げ部を異にする。図５のものでは、側壁20と
向き合う側壁35を形成するための材料ストリップが、底
部壁24の自由な側と隣接する。完成したパックにおいて
は、この側壁35は、それ自体（接着により）上部壁23の
自由な側に形成される連結ストリップ36と連結される。
連結ストリップ36は、側壁35（図１参照）の内側と接触
する。ｌ両端部壁34は、側壁20に隣り合う両側タブ27と
側壁35に隣り合う両側タブ37とが、内側に来るように、
すなわち、パックの内容物と直接向き合うように設計さ
れる。内側の長手方向タブ32は、ここで、特に、折り曲
げ線38が対角線状に、または斜めに延在するように、封
筒状に折り曲げられる。隣接する側タブ27または連結ス
トリップ36と連続して形成される折り曲げタブ41から、
切断部39,40 によって、切り離される長手方向タブ33
は、外部カバーとして機能する。外側の長手方向タブ33
は、かくして、端部壁34の面を完全に覆うカバータブと
して機能する。
ランクは、設計構造と群体パックの端部壁34の区域にお
ける折り曲げ部を異にする。図５のものでは、側壁20と
向き合う側壁35を形成するための材料ストリップが、底
部壁24の自由な側と隣接する。完成したパックにおいて
は、この側壁35は、それ自体（接着により）上部壁23の
自由な側に形成される連結ストリップ36と連結される。
連結ストリップ36は、側壁35（図１参照）の内側と接触
する。ｌ両端部壁34は、側壁20に隣り合う両側タブ27と
側壁35に隣り合う両側タブ37とが、内側に来るように、
すなわち、パックの内容物と直接向き合うように設計さ
れる。内側の長手方向タブ32は、ここで、特に、折り曲
げ線38が対角線状に、または斜めに延在するように、封
筒状に折り曲げられる。隣接する側タブ27または連結ス
トリップ36と連続して形成される折り曲げタブ41から、
切断部39,40 によって、切り離される長手方向タブ33
は、外部カバーとして機能する。外側の長手方向タブ33
は、かくして、端部壁34の面を完全に覆うカバータブと
して機能する。
【００２４】図６または８に示すものにおいては、上記
と対応する折り曲げの構図が備わっている。ここでは、
外側の長手方向タブ33は、側部ストリップ28,29 の一端
に位置する。外側の長手方向タブ33は、切断部42によっ
て、隣接側タブ27から切断される。この場合も、したが
ってまた、外側の長手方向タブ33は、端面34を完全に覆
う。この場合のブランクにおいては、連結ストリップ36
は、側壁35と連結される。
と対応する折り曲げの構図が備わっている。ここでは、
外側の長手方向タブ33は、側部ストリップ28,29 の一端
に位置する。外側の長手方向タブ33は、切断部42によっ
て、隣接側タブ27から切断される。この場合も、したが
ってまた、外側の長手方向タブ33は、端面34を完全に覆
う。この場合のブランクにおいては、連結ストリップ36
は、側壁35と連結される。
【００２５】
【発明の効果】この発明によって、外部包装体が、低コ
スト材料、特に紙からなるにも拘らず、材料中に引っ張
りに起因する歪みに対抗する充分な強度を備える紙巻き
煙草の複数個のパックのためのパック、特に、群体パッ
ク("bundle packs")が提供される。このパックは、局部
的な補強体を、引き裂き負荷が増大する区域に特定的に
取り付けた低引き裂き強度の包装材料を工場において調
製することによって製造される。その結果、一方におい
て低コストの包装材料を使用することができ、他方にお
いては、パックの耐久性が保証できるのである。
スト材料、特に紙からなるにも拘らず、材料中に引っ張
りに起因する歪みに対抗する充分な強度を備える紙巻き
煙草の複数個のパックのためのパック、特に、群体パッ
ク("bundle packs")が提供される。このパックは、局部
的な補強体を、引き裂き負荷が増大する区域に特定的に
取り付けた低引き裂き強度の包装材料を工場において調
製することによって製造される。その結果、一方におい
て低コストの包装材料を使用することができ、他方にお
いては、パックの耐久性が保証できるのである。
【図１】複数個の紙巻き煙草用パックの群体パックの斜
視図。
視図。
【図２】群体パックの他の実施例を図１と同じく斜視図
で示す図。
で示す図。
【図３】図１のパックを拡大断面で示す図。
【図４】図２のパックを図３と同様に拡大断面で示す
図。
図。
【図５】図１のパックを製造するためのブランクを展開
状態で示す図。
状態で示す図。
【図６】図２のパックを製造するためのブランクを展開
状態で示す図。
状態で示す図。
【図７】パックのさらに別の実施例を図３、４と同様に
拡大断面で示す図。
拡大断面で示す図。
【図８】図７のパックを製造するためのブランクを展開
状態で示す図。
状態で示す図。
１０…個々の紙巻き煙草用パック，１２…端面，１３…
底面，１４…外部包装体，１５，１６，１７，１８，２
６…局部補強体，１９…凹部，２０…側壁，２１…長手
方向ウエブ，２２…横断方向ウエブ，２３…上部壁，２
４…底部壁，２６…補強ラベル，３０，３１…端部スト
リップ。
底面，１４…外部包装体，１５，１６，１７，１８，２
６…局部補強体，１９…凹部，２０…側壁，２１…長手
方向ウエブ，２２…横断方向ウエブ，２３…上部壁，２
４…底部壁，２６…補強ラベル，３０，３１…端部スト
リップ。
Claims (8)
- 【請求項１】 外部包装体(14)の引き裂き強度を増大
し、少なくとも、隣り合う凹部(19)の間に配設される外
部包装体の横断方向ウエブ(22)の区域に固着される局部
補強体(15,16,17,18;26)によって特徴付けられる、 外部包装体(14)が、複数個の紙巻き煙草パック(10)の端
面(12)または底面(13)の区域に、標識（印紙）を貼着す
るための凹部(19)を備える、個々の紙巻き煙草パック(1
0)のグループを収容する群体パックを形成するための、
薄い、低強度の包装材料、特に紙から作られるパック
（外部包装体14）。 - 【請求項２】 外部包装体(14)が、特に、プラスチック
から作られ、一定距離間隔で配設される引き裂き抵抗を
備える複数の補強ストリップ(15,16,17,18)を有する点
に特徴を有する請求項１記載のパック。 - 【請求項３】 補強ストリップ(15-18) 、特に、互いに
平行に設けられ、横断方向ウエブ(22)の中央に沿ってそ
れぞれ延在する４つの補強ストリップ(15-18) が、外部
包装体(14)の一方の縁部から、これと向き合う他方の縁
部まで連続して走っている点に特徴を有する請求項２記
載のパック。 - 【請求項４】 凹部(19)の区域において、外部包装体(1
4)に連結され、外部包装体(14)の側壁(20)の区域に延在
する少なくとも１つのストリップ状のラベル(26)によっ
て特徴付けられており、 前記側壁(20)が、凹部(19)を有し、 補強体（補強ラベル26）が、少なくとも、長手方向ウエ
ブ(21)の区域および横断方向ウエブ(22)の区域に、凹部
(19)の限界として、配設される請求項１記載のパック。 - 【請求項５】 ストリップ状補強ラベル(26)が、 凹部(19)が、補強ラベル(26)によって四方を囲まれるよ
うに、凹部(19)を備える側壁(20)の幅よりも大きい幅を
有し、 補強ラベル(26)の縁部ストリップ(30,31) が、隣り合う
壁の区域、すなわち、外部包装体(14)の上部壁(23)と底
部壁(24)の区域に延在する点に特徴を有する請求項４記
載のパック。 - 【請求項６】 ブランクが、材料ウエブから切断された
後、材料ウエブの移送方向と直交する方向すなわち横方
向に移動可能である点、 ブランクの前記横方向移動中に、少なくとも１つのスト
リップ状補強ラベル(26)が、材料ウエブの移送方向と直
交する向きに延在するブランクの区域（側壁20）に貼着
される点、および、 ストリップ状補強ラベル(26)を備える前記ブランクが、
この後でさらに移動される点に特徴を有する、 連続材料ウエブから切断することによって、パック、特
に、請求項１−５のいずれか１記載のパックの外部包装
体用ブランクを、薄い包装材料、特に、紙から製造する
方法。 - 【請求項７】 ストリップ状補強ラベル(26)を備えるブ
ランクが、移送方向を再度変更される結果、材料ウエブ
の移送方向に移動される点に特徴を有する請求項６記載
の方法。 - 【請求項８】 ストリップ状補強ラベル(26)が、外部包
装体(14)用のブランクに固着された後、凹部(19)が、補
強ラベル(26)の区域内にあるブランクと補強ラベル(26)
に打ち抜かれる点に特徴を有する請求項６または７記載
の方法。
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|---|---|---|---|
| DE4310646.3 | 1993-04-01 | ||
| DE4310646A DE4310646A1 (de) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | Verpackung aus dünnem Verpackungsmaterial sowie Verfahren zum Herstellen derselben |
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|---|---|
| JPH0752982A true JPH0752982A (ja) | 1995-02-28 |
| JP3378348B2 JP3378348B2 (ja) | 2003-02-17 |
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ID=6484436
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| JP06525394A Expired - Fee Related JP3378348B2 (ja) | 1993-04-01 | 1994-04-01 | 薄い包装材から作られるパックおよびその製造方法 |
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| JP (1) | JP3378348B2 (ja) |
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| DE19912995A1 (de) * | 1999-03-23 | 2000-09-28 | Focke & Co | Packung nach Art einer Zigarettenstange |
| EP1670235A1 (en) * | 1999-12-28 | 2006-06-14 | Sony Corporation | A portable music player |
| DE10025062A1 (de) * | 2000-05-23 | 2001-11-29 | Focke & Co | Gebindepackung für Zigaretten |
| CN100577226C (zh) * | 2002-04-26 | 2010-01-06 | 陶特公司 | 用于一套针的可移动密封组件 |
| DE102007044534A1 (de) * | 2007-09-18 | 2009-03-19 | British American Tobacco (Germany) Gmbh | Verpackung für ein Gebinde aus Zigarettenpackungen |
| DE102010009047A1 (de) * | 2010-02-23 | 2011-08-25 | Focke & Co.(GmbH & Co. KG), 27283 | Gebindepackung |
| CN101844464B (zh) * | 2010-04-30 | 2012-07-04 | 西安环球印务股份有限公司 | 药品包装盒排版系统及排版方法 |
| DE102012101426A1 (de) | 2012-02-22 | 2013-08-22 | Focke & Co. (Gmbh & Co. Kg) | Gebindepackung |
| US9840351B1 (en) * | 2014-03-21 | 2017-12-12 | Amazon Technologies, Inc. | Dividable shipping package |
| CN108263752B (zh) * | 2018-02-01 | 2024-03-29 | 上海烟草集团有限责任公司 | 带有双撕拉带的条烟包装盒 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE317785C (ja) * | ||||
| US2294220A (en) * | 1940-03-13 | 1942-08-25 | Stokes & Smith Co | Method of and apparatus for making containers |
| US2895601A (en) * | 1956-06-25 | 1959-07-21 | Crompton & Knowles Corp | Package of articles |
| US3063553A (en) * | 1961-06-16 | 1962-11-13 | John J Nicholson | Cigarette carton |
| US3306517A (en) * | 1964-06-19 | 1967-02-28 | Jr William C Diesinger | Reinforced carton and method of making it |
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| DE2709236C2 (de) * | 1977-03-03 | 1985-02-07 | Hans 5216 Niederkassel Lehmacher | Gefaltete Tragetasche aus thermoplastischer Kunststoffolie und Verfahren zur Herstellung |
| US4942340A (en) * | 1984-10-23 | 1990-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Arrangement for displaying operation of booster circuit for flash device camera |
| GB8729577D0 (en) * | 1987-12-18 | 1988-02-03 | St Regis Packing Ltd | Cartons |
| US5127981A (en) * | 1988-08-19 | 1992-07-07 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Cross web layer application device |
| DE4036889A1 (de) * | 1990-11-20 | 1992-05-21 | Focke & Co | Verpackung (gebinde) fuer zigaretten-packungen |
| DE4120059A1 (de) * | 1991-06-18 | 1992-12-24 | Focke & Co | Gebindepackung |
| DE4134567A1 (de) * | 1991-06-27 | 1993-01-07 | Focke & Co | Weichpackung, insbesondere quaderfoermige papiertaschentuch-verpackung |
| US5147037A (en) * | 1991-10-08 | 1992-09-15 | Philip Morris Incorporated | Carton providing easy access to packaged goods contained therein |
| DE9114031U1 (ja) * | 1991-11-12 | 1992-02-06 | Mondo-Werbung Gmbh, 5000 Koeln, De | |
| DE4213489A1 (de) * | 1991-11-15 | 1993-05-19 | Focke & Co | Verpackung, insbesondere gebinde fuer zigaretten-packungen, sowie zuschnitt hierfuer und verfahren zur herstellung der verpackung |
-
1993
- 1993-04-01 DE DE4310646A patent/DE4310646A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-02-22 DE DE59402709T patent/DE59402709D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-02-22 EP EP94102607A patent/EP0618150B1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1994-04-01 JP JP06525394A patent/JP3378348B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-02 US US08/643,105 patent/US5662215A/en not_active Expired - Fee Related
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