JPH03148479A - 平坦状物品用のソフトパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は非角形の可撓性平坦状物品、特に両端部が丸
形であり箔材で折り畳んだ状態で被覆される、伸長スリ
ップ−オンパッド等の平坦状物品川のソフトパッケージ
に関する。

（技術背景） 特に、本明細書においてスリップ−オンパッドとは吸収
性ティシュ材料から成る伸長平坦状多層物品をいう。こ
の物品は装用者の体及び着物に適用されるように、短い
両端部−が出来るだけ丸形となるように略半円形状とさ
れる。市場において、一般にこの種のパッドはカートン
に包装して販売される。

そのような供給パブケージは嵩高であるため、単一のス
リップ−オンパッドを収容する、小形パブケージが開発
された。この場合、１つのパッド長さは横断方向に折り
畳んで約１／３の長さとされ、この３層状パッドが包装
状パブケージ内に収容される。

しかしながら、個別包装の費用は割高であり、数個の個
別包装スリブブーオンパッドを持ち運びすることは不便
である。また、数個の個別包装パッドを持ち運ぶ場合、
その数に比例したスペース以上の割り増しスペースを占
有する。更に、従来の横折り畳み方式によると、スリッ
プ−オンパッドの所定位置に折り目が付くため、装用時
不都合である。

形状及び硬さが同様であるとの理由で、うまくゆきそう
と思われるかもしれないが、折り畳み紙ポケットハンカ
チーフと同様の方法でスリップ−オンパブトスタックを
包装することは実用化し難い。何故ならば、現在そのよ
うなハンカチーフの包装用として一般に使用されている
ソフトパッケージは非角形スリップ−オンパッドの周囲
を包み込むことが出来ず、可成り信頼性が低いからであ
る。更に、まず、１つのパッドを取り出した後、再びカ
ートンを閉鎖し、この操作を全てのパッドを使ハ目°る
まで数回繰り返し行い得るように、小形スリップ−オン
パッド用ソフトパッケージカートンに改良することは到
底実現不可能である。

（解決しようとする課題及びその解決手段）本発明は上
記困難点を解消する手段を提供しようとするものである
。この発明は複数の方形状に折り畳まれた平坦物品を互
いに重ね合わせ、該スタックに比較的ぴったりと密着さ
せた状態で平行六面体パッケージスリーブにより包み込
み、該包装スリーブは平行六面体の一側面の全幅及び少
なくともその深さの一部分にわたって開口可能にかつ再
度閉鎖可能に形成される。

本発明は明らかなように新規な方法で折り畳んだスリッ
プ−オンパッドを利用するものである：平坦物品、即ち
スリップ−オンパッドを折り畳んで形成した方形体は平
行六面形スタックの形成及び全ての側面部とぴったりと
密着しかつ取り出し可能としたソフトパッケージ又はカ
ートンとして包装体を形成することが可能となる。しか
しながら、鋭く折り畳まれた領域では剛性があるため、
折り畳み物品の取り出しにあたり、何ら問題なくかつパ
ッケージ及び／又は物品を損傷することなく確実に取り
出すには、物品、したがってそのパッケージの全幅にわ
たってアクセス側壁部を開口した場合のみ可能であるこ
とが分かる。

そのようなスリップ−オンパッド等の物品の折り畳みは
対向する折り畳み両端領域を折り重ねる公知の方法で行
うことが出来る。もし、折り畳み端領域が隣接して存在
すれば、同様に平坦な長いパブケージが形成される。更
に、この場合、横折り畳み部がパッドの長さ方向の各所
定位置に存在し、装用時該折り目が障害となる。

　後者の場合、中間領域に分厚くしたスリップ−オン物
品又はそれと同類の物品を包装するようにすると有利で
ある：この場合、小さな両端領域のみを折り畳み、折り
重ね部分を分厚い中間領域に隣接して配置し、実質的に
均一な厚みを成すように矩形体を形成し、このようにし
て平行六面体包装スタックとされる。

この発明を、ｌ実施例を表す添付図面とともに説明する
。

（実施例） 第１図の斜視図に示すように、スリブブーオンパッド２
は主領域４および互いに対向しかつ該主領域４と接続さ
れた２つの端領域８．９を有する。

主領域４は実質的に矩形とされ、該主領域４と接続した
両端領域８．９は取付は上の理由からそれらの自山端面
部璽０．１■二十分な丸みが付けられている。第１図に
示す実施例において、２つの端領域８．９は実質的に半
円影とされる。

第１図に示すように、完成スリップ−オンパッド２は平
坦な長、い形状を有する。該パブド２は吸収性ティシュ
材料から成る平坦状複層ブランクから構成される。第１
図に示すスリブプーオンパッド２の厚みは全長、すなわ
ち主領域４及び両端領域８．９にわたって均一とされる
。しかしながら、主領域４を厚く形成して２つの端領域
８．９よりもより吸収性を持たせるようにしてもよい。

これから説明しようとするソフトパッケージ又はカート
ンにおいて、スリブプーオンパッド２は第２図に示すよ
うに折り畳まれる。このため、２つの端領域８．９は主
領域４上に２つの折り目ライン６．７に対しｔｓｏ”回
転して互いに対向する方向に折り返され、該折り目ライ
ン６．７は実質的に互いに平行に延びかつ当該スリップ
−オンパッドの長さ方向に垂直とされる。第２図に示す
折り畳んだ状態において、２つの端領域８．９は主領域
４上に互いに隣接して配置され、該両端領域８．９の自
由端而璽０、ＩＩが互いに対面するとともに隣接する。

そのように折り畳むことは、図示しないが主領域４が端
領域８．９より分厚い場合、特に有利である。この実施
例において、折り畳み領域が分厚い中間領域に隣接して
配置されているから、折り畳まれたスリップ−オンパッ
ドは実質的に均一な厚み形状とされる。これと反対に、
スリップ−オンパッドの両端領域を対向する方向に折り
曲げ、入れ違いに重合わせて折り畳むようにしてもよい
。このように折り畳むと、折り畳み状態において、スリ
ップ−オンパッドは非常に短いものにすることができる
。一方、とにか（、両端部で丸みを付けられたスリップ
−オンパッドは、第２図の実施例に示すように、折り畳
んだ状態において矩形状となるようにしなければならな
い。

前述したような方法でスリブプーオンパッド２を折り畳
んで矩形状にすることにより、第３図に示すように、複
数の折り畳んだスリップ−オンパッドで平行六面体１２
が形成可能となる。

第２図に示すように矩形状に折り畳まれた￥スリップ−
オンパッド２は第３図に示すように積み重ねられ、包装
された状態で該積み重ね体又はスタック１２に比較的ぴ
ったりと密着する、平行六面形ソフトパッケージまたは
カートン２０で包装され、そのようなカートンが第４図
の外観図に示される。ソフトパブケージ２０に収容され
たスリップ−オンパッドのスタック１２は第４図のみに
示される。

ソフトパッケージ２０はＩ枚の矩形の合成樹脂箔ブラン
ク２２を用いて形成される包装箔から構成され、該合成
樹脂箔、例えばポリエチレンは熱シールされるか又は接
着剤を用いて積み重ねられる。ブランク２２は、折り畳
んでソフトパッケージを形成する以前の状態が第５図の
平面図に示される。最初、ブランク２２はスリップ−オ
ンパッドスタック１２を取り巻いてチューブ状にされる
。

各端部で突出するフラップ２３．２４および２５がスタ
ック１２を覆うように折り畳まれる。第５図に対応する
線で記される、ブランク２２の各分離領域は前壁部２６
、後壁部２７、狭小な側壁部２８及び２９、並びに端壁
部３０．３１を形成する。

端フラップ２３．２４及び２５を適当に折り畳んで端壁
部３０．３１が形成され、前壁部２６と組み合わせた端
フラップ２３は後壁部２７上の対応端フラップ２４と同
様にして折り畳み操作により台形状に形成される。端フ
ラップ２３．２４及び２５は熱溶着又は出来れば接着に
より互いに接着される。

ブランク２２の側方ストリップ３２．３３が側壁部２８
の領域で形成される。側方ストリップ３２．３３が同様
にして熱溶着又は出来れば接着により互いに接着される
。

前壁部２６は側壁部２８．２９に対し長辺縁３４および
３５により制限され、端壁部３０に対し横断縁３６によ
り制限される。

ここに示す構成例によれば、端壁部３０に面する領域に
おける矩形前壁部２６にその全幅にわたって延びる引裂
又は開封フラップ３７が設けられる。

このフラップ３７は前壁部２６と同じ幅寸法とされる。

引裂フラップ３７は引裂ラインにより限定され、該引裂
フラップ３７は合成プラスチック箔材料を弱化させて開
封操作を容易なものにする。

図示する実施例によれば、引裂フラップ３７は穿孔ライ
ン３８．３９により限定される。これらの穿孔ライン３
８．３９は引裂方向、即ち端壁部３０に向かう方向に延
びている。

第４図及び第５図に示す実施例において、引裂フラップ
３７は前壁部２Ｇの角４０及び４Ｍに向かってそれぞれ
延びる２つの穿孔ライン３８．３９によって実質的に台
形状に形成される。前壁部２６の略中央部に配置された
フラップ端部４２は穿孔ライン３８．３９の対向端部と
接続する連続切断部４３により記される。これによりフ
ラップ端部４２を握って引っ張ることにより引裂又は開
封操作の臨界的な開始を容易化する。

引裂フラップ３７により開口を設けてパッケージの内容
物の取り出しを容易化するため、穿孔ライン３８．３９
が前端部３０の領域内に設けられた穿孔部４４．４５と
連結されている。第５図に示す実施例において、連続穿
孔部４４．４５は穿孔ライン３８．３９を延長した直線
部として形成され、したがってこれらの穿孔部４４．４
５は外端フラップ２３の折り畳み縁部４６．４７（第４
図参照）と一致している。

第６図はもう１つの実施例のブランク２２°を示す。こ
の実施例は第５図に示す実施例と比べ、端壁部３０と連
結する側壁部２８．２９の横断方向縁部４　ｇ、４９に
沿って連続穿孔部４４°、４５゜が延びている点のみが
異なる。

いずれの実施例において、穿孔ライン３８．３９に隣接
する連続穿孔部は、引裂フラップ３７により開口を設け
るにあたり、端壁部３０における隣接部が全幅にわたり
開口され、よってスリップ−オンパッドが容易に取り外
し得るように設けられる。

連続穿孔部４４．４５及び４４°、４５°は貫通分離切
断部として形成するようにしてもよいことは勿論のこと
である。

上述したように、穿孔ライン３８．３９及び分離切断部
４３は引裂又は開封フラップ３７が台形を形成するよう
に配置される。しかしながら、該フラップ３７は例えば
外方又は内方に向けて凹状の曲線部を形成するように他
の形状に形成することもできる。引裂フラップ３７を形
成するにあたり注意しなければならないことは、矩形の
矩形側面の全幅にわたり、例えば第４図に示すように、
ソフトパッケージ３０の前壁部２６の両長辺縁部３４．
３５まで延びるとともに、例えば端壁部３０に隣接する
側壁部の少なくとも一部分にわたり延びるように、引裂
フラップ３７を形成するこである。

引裂フラップ３７を−旦開封後再び閉鎖可能とするには
、第４図に示すように接着ストリップ５０を形成する閉
鎖部材を有するようにする。この接着ストリップ５０は
引裂フラップ３７に接着することにより接触部分５Ｎと
接続される。この隣接剥離部分５２は出来る限り小さな
粘着面が形成され、前壁部２６の隣接部分に１１１１１
可能ｊこ接着剤によ接着される。接着ストリップ５０の
端部に形成された非接着握りフラップ５３が把持して引
っ張ることにより開封可能とされる。

ソフトバブケージ又はカートン２０を開封するにあたり
、まず剥ＭＷ分５２が前壁部２６から取り外される。更
に接着ストリップ５０を引っ張り、該接着ストリップ５
０が適当な接着力により剥離フラップ３７と接続した状
態とされるから、穿孔ライン３８．３９に沿って前壁部
２６から取り外される。更にまた、引裂フラップ３７と
依然接続している前壁部３０の１部分が穿孔部４４．４
５（第５図参照）又は４４°、４５°（第６図参照）に
沿って解放される。

このように引裂又は開封操作を行うと、穿孔ライン３８
．３９により開口が画定されるとともに連続穿孔部４４
．４５又は４４°、４５°が露出し、これにより包装さ
れたスリップ−オンパッドの取り出しを行うことが出来
る。パッドを取り出した　ー後、このソフトパッケージ
２０を再び封じることが可能であり、即ち接着ストリッ
プ５０により実行することが出来る。、このようにして
開封及び閉鎖操作を繰り返し行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は折り畳む前のスリップ−オンパッドを示す図、 第２図は折り畳んだ状態のスリップ−オンパッドを示す
図、 第３図は折り畳んだスリップ−オンパッドを積み重ねて
形成されるスタックを示す図、第４図は第３図の折り畳
みスリップ−オンパッドスタックを保持するソフトパッ
ケージ又はカートンの斜視図、 第５図は第４図に示すソフトパッケージを製造用の合成
プラスチック箔ブランクの展開図、及び第６図はもうｉ
つの実施例のソフトパッケージ製造用の合成プラスチッ
ク箔ブランクの展開図である。 ２・・・スリップ−オンパッド、４・・・主領域、６．
７・・・折り目（クリーズ）、８．９・・−端部領域、
■０、璽ｌ・・・自由端部、 １２・・・スリップーオンパツドスタツク、２０・・ツ
ンフトパッケージ又はカートン、２３．２４．２５・・
・フラップ、 ２ロー・・面壁部、２７・・・後壁部、３０．３１・・
一端壁部、３８．３９・・・穿孔ライン、４２・・・フ
ラップ端部、１４４．４５．４４°、４５°・・・連続
穿孔部、５０・・・接着ストリップ、５２・・・剥離部
分、５３・・・非接着フラップ。 特許出願人　クリスチャン・セニング・フェアパックン
ゲスアウトマーテン・ ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・ カンパニー 代理人弁理士青山　葆　ばか目名 りｂ ５　　　　　　　　　　　　　　Ｆｉｇ、　２Ｉ＋ｊｒ
２１３２８　ｆＯゴフ２゜ ｚ １ヵｌ　　　　　　　　　ＩＩ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）両端部が丸形でありかつ箔材料（２２）で折り畳
   んだ状態で被覆される、非角形可撓性平坦状物品、特に
   伸長スリップ−オンパッド（２）用のソフトパッケージ
   又はカートンにおいて、 複数の上記平坦状物品を互いに重ね合せてスタック（１
   ２）を形成するとともに該スタック（１２）を比較的密
   着させた状態で平行六面体パッケージスリーブ（２０）
   により包み込み、 上記平行六面体パッケージスリーブ（２０）一側面の全
   幅及び該包装体の深さの少なくとも一部分にわたって開
   口可能にかつ再閉鎖可能に形成したことを特徴とする、
   非角形平坦状物品用のソフトパッケージ。
2. （２）平坦状物品（２）が２つの平行折り目（６、７）
   に沿って対向する方向に折り畳まれた、第１項記載のソ
   フトパッケージ。
3. （３）平坦状物品（２）の両端領域（８、９）が主領域
   （４）にわたって並列配置される、第２項記載のソフト
   パッケージ。
4. （４）両端領域（８、９）が折り畳まれて所要の大きさ
   の矩形とされる、第３項記載のソフトパッケージ。
5. （５）両端領域（８、９）が主領域（４）上に入れ違い
   状に重ね合わされる、第２項記載のソフトパッケージ。