JPH0752768Y2 - 自動車用ワイパ駆動装置 - Google Patents

自動車用ワイパ駆動装置

Info

Publication number
JPH0752768Y2
JPH0752768Y2 JP1990069519U JP6951990U JPH0752768Y2 JP H0752768 Y2 JPH0752768 Y2 JP H0752768Y2 JP 1990069519 U JP1990069519 U JP 1990069519U JP 6951990 U JP6951990 U JP 6951990U JP H0752768 Y2 JPH0752768 Y2 JP H0752768Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side motor
main drive
drive side
circuit
wiper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990069519U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0426858U (ja
Inventor
隆一 大萩
Original Assignee
日産車体株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産車体株式会社 filed Critical 日産車体株式会社
Priority to JP1990069519U priority Critical patent/JPH0752768Y2/ja
Publication of JPH0426858U publication Critical patent/JPH0426858U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0752768Y2 publication Critical patent/JPH0752768Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Multiple Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車用ワイパ駆動装置に関するものであ
る。
従来の技術 自動車用ワイパは例えば第6図に示すようにモータ1、
ウォーム2、ウォームホイール3により伝達された動力
でクラインアーム4を回転させ、一対のロッド5の往復
運動によりブレード支持軸6を回動させるものである。
したがって、ブレード支持軸6に取付けられたブレード
7は第7図に示すようにフロントウインドウガラス8を
払拭する(この構造は、実開昭60-168658号公報に示さ
れている)。
考案が解決しようとする課題 フロントウインドウガラス8を払拭するブレード7は、
フロントウインドウガラス8の下縁からビラー側へ向か
って払拭する場合(以下「オープン」という)とその逆
方向に払拭する場合(以下「クローズ」という)とは本
来同様の速度でこれを行うが、例えば140km/h以上の高
速走行の場合には、オープンとクローズとの払拭速度が
変化してしまう。
即ち、高速走行時にフロントウインドウガラス8に当た
る走行風が車体上部に逃げる際にブレード7に力を与え
るため、オープンの場合には払拭速度が増加してしまう
のである。
したがって、オープンの場合にフロントウインドウガラ
ス8とブレード7との間に水膜が形成されて払拭性能が
低下するという問題がある。
また、ブレード7がピラー側で反転する際に風圧により
負荷の変化が大きいため反転音が大きいものとなってし
まうという問題もある。
そこで、この考案は、高速走行時においても払拭性能を
高め、スムーズな払拭が可能となる自動車用ワイパ駆動
装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 ワイパを駆動させる主駆動側モータと、主駆動側モータ
に直結された制御側モータと、主駆動側モータから検出
した電流値によって主駆動側モータの負荷を判別する検
出電流判別回路と、検出電流判別回路からの信号に応じ
て制御側モータを駆動・停止させる駆動回路とを備えて
いる。
作用 オープンの場合には、制御側モータの停止によりブレー
キをかけて払拭速度を落とし、クローズの場合には制御
側モータを正転させて主駆動側モータを補助する。
そして、制御側モータの駆動・停止は主駆動側モータの
負荷を判別する検出電流判別回路からの信号に基づいて
行う。
実施例 以下、この考案の一実施例を図面と共に説明する。
第1図に示すのは、モータユニット9であり、このモー
タユニット9には主駆動側モータ10と制御側モータ11が
配置され、主駆動側モータ10と制御側モータ11は共通の
回転軸12を有している。
回転軸12にはウォーム13が刻設され、このウォーム13に
ウォームホイール14が噛合され、ウォームホイール14に
噛合されたギヤ15がクランクアーム16に取付けられてい
る。
尚、17,18は各々主駆動側モータ10の電磁石と永久磁
石、19,20は各々制御側モータ11の電磁石と永久磁石を
示す。
次に、第2図に示すのは、電気回路図である。同図にお
いて、主駆動側モータ10には、主駆動側モータ10から検
出した電流値によって主駆動側モータ10の負荷を判別す
る検出電流判別回路21が接続され、この検出電流判別回
路21には、検出電流判別回路21からの信号に応じて制御
側モータ11を駆動・停止させる駆動回路22が設けられて
いる。尚、23はイグニッションスイッチ、24はワイパス
イッチを示す。
上記実施例構造によれば、主駆動側モータ10を作動させ
てブレードにより通常の払拭を行う。
ここで、自動車の走行速度が増し、ブレードに作用する
風圧が無視できないものとなると、オープンの場合とク
ローズの場合とでは主駆動側モータ10の作動電流に変化
が生ずる。
即ち、第3図に示すようにオープンの場合には作動電流
が少なく、かつ時間が短く、クローズの場合には作動電
流が多く、かつ時間が長くなるのである。
これは、オープンの場合にはフロントウインドウガラス
への風がブレードにとって追風となり、クローズの場合
には向風となるからである。
そして、上記電流を検出電流判別回路21で判別し、制御
方法を決定する。
第4図に示すように基準電流値に対し主駆動側モータ10
の電流値が同じであると判別された場合には、そのまま
で良いため駆動回路22を介して制御側モータ11はフリー
状態とされる。また、基準電流値に対して高い場合に
は、駆動回路22を介して制御側モータ11を正転させて加
速する。
一方、基準電流値に対して低い場合には、駆動回路22を
介して制御側モータ11の端子と端子とが短絡されて
回生制動によりブレーキングがなされる。
このようにして制御側モータ11を駆動・停止して第5図
に示すようにオープンの場合とクローズの場合の払拭ス
ピード差を無くすと共に振幅を小さくしてスムーズな払
拭を実現するのである。
考案の効果 以上説明してきたようにこの考案によれば、オープンの
場合とクローズの場合の払拭速度差をなくすことがで
き、したがって自動車の走行速度の影響を受けずにフロ
ントウインドウガラスを確実に払拭することができると
いう効果がある。
そして、オープンの場合からクローズの場合に反転する
際の不快な反転音を小さくすることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の要部説明図、第2図は同回
路図、第3〜5図は各々グラフ図、第6図は従来技術の
斜視図、第7図はワイパの払拭状況を示す正面図であ
る。 10……主駆動側モータ、11……制御側モータ、21……検
出電流判別回路、22……駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイパを駆動させる主駆動側モータと、主
    駆動側モータに直結された制御側モータと、主駆動側モ
    ータから検出した電流値によって主駆動側モータの負荷
    を判別する検出電流判別回路と、検出電流判別回路から
    の信号に応じて制御側モータを駆動・停止させる駆動回
    路とを備えたことを特徴とする自動車用ワイパ駆動装
    置。
JP1990069519U 1990-06-29 1990-06-29 自動車用ワイパ駆動装置 Expired - Lifetime JPH0752768Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990069519U JPH0752768Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 自動車用ワイパ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990069519U JPH0752768Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 自動車用ワイパ駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0426858U JPH0426858U (ja) 1992-03-03
JPH0752768Y2 true JPH0752768Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=31604894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990069519U Expired - Lifetime JPH0752768Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 自動車用ワイパ駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0752768Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008001816A1 (de) * 2008-05-16 2009-11-19 Robert Bosch Gmbh Scheibenwischereinrichtung mit einer Steuerungseinrichtung zum Steuern der Enegieaufnahme einer Antriebsvorrichtung der Scheibenwischereinrichtung
JP6973266B2 (ja) * 2018-04-20 2021-11-24 株式会社デンソー ワイパ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0426858U (ja) 1992-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2582378Y2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH0752768Y2 (ja) 自動車用ワイパ駆動装置
SE8402278D0 (sv) A transmission mechanism
JP4094723B2 (ja) ワイパ装置
JPS5878848A (ja) 車両用ワイパの制御方法および装置
JP2009509825A (ja) ガラスを払拭する方法、特に自動車のウインドシールドを払拭する方法、並びにウインドワイパ装置、特に自動車用のウインドワイパ装置
JP6454132B2 (ja) ワイパシステム
JP2798733B2 (ja) ワイパー制御回路
KR200204154Y1 (ko) 자동차용 경보기
JPH1071935A (ja) 不織布からなる洗浄体を備えた車両上面洗浄装置
JP2576416B2 (ja) 車両用ワイパー制御装置
JPH10288559A (ja) 路面摩擦係数推定装置
JP2023158666A (ja) ワイパ制御装置
JP4053775B2 (ja) モータ制御装置
JP2002274331A (ja) 対向払拭型ワイパ装置の制御方法
JPS6043486U (ja) 自動車用エアダム装置
JPH04108039A (ja) 動力車輌
KR100254421B1 (ko) 전기 자동차용 4륜 구동장치
JPS6364334B2 (ja)
JPH05115105A (ja) 電動荷役車両の制動装置
JP2672162B2 (ja) 電動車の走行制御装置
KR930019181A (ko) 진공청소기의 브러쉬 구동제어회로
JPS63109238U (ja)
JPH0728756U (ja) ワイパ装置
JPH062902U (ja) 電動車の制御回路