JPH0752742Y2 - 熱交換器の取付構造 - Google Patents
熱交換器の取付構造Info
- Publication number
- JPH0752742Y2 JPH0752742Y2 JP5635289U JP5635289U JPH0752742Y2 JP H0752742 Y2 JPH0752742 Y2 JP H0752742Y2 JP 5635289 U JP5635289 U JP 5635289U JP 5635289 U JP5635289 U JP 5635289U JP H0752742 Y2 JPH0752742 Y2 JP H0752742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- mounting
- heat exchanger
- mounting structure
- mount rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラジエータ，オイルクーラ等の熱交換器を車
体側ブラケットに固定するための熱交換器の取付構造に
関する。
体側ブラケットに固定するための熱交換器の取付構造に
関する。
一般に、ラジエータでは、車両走行時の振動等を吸収し
て、外力が直接ラジエータに伝達するのを防止するた
め、例えば、実開昭63-91931号公報に開示されるような
熱交換器の取付構造が採用されている。
て、外力が直接ラジエータに伝達するのを防止するた
め、例えば、実開昭63-91931号公報に開示されるような
熱交換器の取付構造が採用されている。
第３図は、この種の熱交換器の取付構造を示すもので、
図において符号11は、樹脂製のアッパタンク13とロアタ
ンク15との間にコア部17の形成されるラジエータを示し
ている。
図において符号11は、樹脂製のアッパタンク13とロアタ
ンク15との間にコア部17の形成されるラジエータを示し
ている。
ロアタンク15の下面には、ロアタンク15と一体に取付ピ
ン19が形成されており、この取付ピン19には、マウント
ラバー21が被嵌されている。そして、このマウントラバ
ー21は、車体に固着される車体側ブラケット23に支持さ
れている。
ン19が形成されており、この取付ピン19には、マウント
ラバー21が被嵌されている。そして、このマウントラバ
ー21は、車体に固着される車体側ブラケット23に支持さ
れている。
一方、アッパタンク13の上面には、アッパタンク13と一
体に取付ピン25が形成されており、この取付ピン25に
は、マウントラバー27が被嵌されている。そして、この
マウントラバー27は、車体に固着される車体側ブラケッ
ト29に支持されている。
体に取付ピン25が形成されており、この取付ピン25に
は、マウントラバー27が被嵌されている。そして、この
マウントラバー27は、車体に固着される車体側ブラケッ
ト29に支持されている。
このような熱交換器の取付構造では、マウントラバーを
介してラジエータを車体側に支持したので、車両走行時
の振動等を吸収して、外力が直接ラジエータに伝達する
のを有効に防止することができる。
介してラジエータを車体側に支持したので、車両走行時
の振動等を吸収して、外力が直接ラジエータに伝達する
のを有効に防止することができる。
しかしながら、このような従来の熱交換器の取付構造で
は、ラジエータ11を車両に搭載した時に、ラジエータ11
および車体側ブラケット29の寸法のバラツキにより、第
４図に示すように、アッパタンク13の上面とマウントラ
バー27との間に間隙が形成されることがあり、このよう
な場合には、車両走行時の振動等を有効に吸収すること
が困難になり、また、ラジエータ11をいわゆるマスダン
パーとして使用している場合には、ダイナミックダンパ
ー効果が低減するという問題があった。
は、ラジエータ11を車両に搭載した時に、ラジエータ11
および車体側ブラケット29の寸法のバラツキにより、第
４図に示すように、アッパタンク13の上面とマウントラ
バー27との間に間隙が形成されることがあり、このよう
な場合には、車両走行時の振動等を有効に吸収すること
が困難になり、また、ラジエータ11をいわゆるマスダン
パーとして使用している場合には、ダイナミックダンパ
ー効果が低減するという問題があった。
本考案は、上記のような問題を解決したもので、マウン
トラバーをタンクに確実に当接することのできる熱交換
器の取付構造を提供することを目的とする。
トラバーをタンクに確実に当接することのできる熱交換
器の取付構造を提供することを目的とする。
本考案にかかわる熱交換器の取付構造は、熱交換器のタ
ンクに設けた取付ピンに、マウントラバーを被嵌し、こ
のマウントラバーを車体側ブラケットに固定してなる熱
交換器の取付構造において、前記取付ピンの先端に、こ
の取付ピンより大径の抜止部を形成し、この抜止部のタ
ンク側端面とタンクとの間に、前記マウントラバーを挟
持してなるものである。
ンクに設けた取付ピンに、マウントラバーを被嵌し、こ
のマウントラバーを車体側ブラケットに固定してなる熱
交換器の取付構造において、前記取付ピンの先端に、こ
の取付ピンより大径の抜止部を形成し、この抜止部のタ
ンク側端面とタンクとの間に、前記マウントラバーを挟
持してなるものである。
本考案においては、取付ピンの先端に、この取付ピンよ
り大径の抜止部を形成したので、この抜止部のタンク側
端面とタンクとの間に、マウントラバーが挟持される。
り大径の抜止部を形成したので、この抜止部のタンク側
端面とタンクとの間に、マウントラバーが挟持される。
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
する。
第１図は、本考案の熱交換器の取付構造の一実施例を示
すもので、図において符号31は、樹脂製のアッパタンク
33とロアタンク35との間にコア部37の形成されるラジエ
ータを示している。
すもので、図において符号31は、樹脂製のアッパタンク
33とロアタンク35との間にコア部37の形成されるラジエ
ータを示している。
ロアタンク35の下面には、ロアタンク35と一体に取付ピ
ン39が形成されており、この取付ピン39には、マウント
ラバー41が被嵌されている。そして、このマウントラバ
ー41は、車体に固着される車体側ブラケット43に支持さ
れている。
ン39が形成されており、この取付ピン39には、マウント
ラバー41が被嵌されている。そして、このマウントラバ
ー41は、車体に固着される車体側ブラケット43に支持さ
れている。
一方、アッパタンク33の上面には、アッパタンク33と一
体に取付ピン45が形成されており、この取付ピン45に
は、マウントラバー47が被嵌されている。そして、この
マウントラバー47は、車体に固着される車体側ブラケッ
ト49に支持されている。
体に取付ピン45が形成されており、この取付ピン45に
は、マウントラバー47が被嵌されている。そして、この
マウントラバー47は、車体に固着される車体側ブラケッ
ト49に支持されている。
しかして、この実施例では、アッパタンク33の上面に形
成される取付ピン45の先端には、この取付ピン45のピン
部51より大径で、かつ先端先細り形状の抜止部53が形成
されている。
成される取付ピン45の先端には、この取付ピン45のピン
部51より大径で、かつ先端先細り形状の抜止部53が形成
されている。
そして、この抜止部53のタンク側端面55とアッパタンク
33との間に、マウントラバー47が挟持されている。
33との間に、マウントラバー47が挟持されている。
そして、この実施例では、第２図に示すように、アッパ
タンク33と抜止部53のタンク側端面55との間の距離Ｈ
が、マウントラバー47の肉厚より、多少小さくされてお
り、マウントラバー47が押圧状態で挟持されている。
タンク33と抜止部53のタンク側端面55との間の距離Ｈ
が、マウントラバー47の肉厚より、多少小さくされてお
り、マウントラバー47が押圧状態で挟持されている。
以上のように構成されたラジエータの取付構造では、取
付ピン45の先端に、この取付ピン45のピン部51より大径
の抜止部53が形成し、この抜止部53のタンク側端面55と
アッパタンク33との間に、マウントラバー47を挟持した
ので、マウントラバー47をアッパタンク33の上面に確実
に当接することが可能となる。
付ピン45の先端に、この取付ピン45のピン部51より大径
の抜止部53が形成し、この抜止部53のタンク側端面55と
アッパタンク33との間に、マウントラバー47を挟持した
ので、マウントラバー47をアッパタンク33の上面に確実
に当接することが可能となる。
従って、従来のファンシュラウドの取付構造のように、
ラジエータを車両に搭載した時に、アッパタンクの上面
とマウントラバーとの間に間隙Ｌが形成されることがな
くなり、車両走行時の振動等を有効に吸収することが可
能になる。
ラジエータを車両に搭載した時に、アッパタンクの上面
とマウントラバーとの間に間隙Ｌが形成されることがな
くなり、車両走行時の振動等を有効に吸収することが可
能になる。
また、ラジエータをいわゆるマスダンパーとして使用し
ている場合にも、ダイナミックダンパー効果を充分得る
ことが可能となる。
ている場合にも、ダイナミックダンパー効果を充分得る
ことが可能となる。
さらに、マウントラバー47を予め、アッパタンク33の取
付ピン45に固定しておくことが可能となるため、ラジエ
ータ31の車両への取り付け時の作業性を向上することが
可能となる。
付ピン45に固定しておくことが可能となるため、ラジエ
ータ31の車両への取り付け時の作業性を向上することが
可能となる。
以上述べたように、本考案では、取付ピンの先端に、こ
の取付ピンより大径の抜止部を形成し、この抜止部のタ
ンク側端面とタンクとの間に、マウントラバーを挟持し
たので、マウントラバーをタンクに確実に当接すること
ができるという利点がある。
の取付ピンより大径の抜止部を形成し、この抜止部のタ
ンク側端面とタンクとの間に、マウントラバーを挟持し
たので、マウントラバーをタンクに確実に当接すること
ができるという利点がある。
第１図は本考案の熱交換器の取付構造の一実施例を従っ
て縦断面図である。 第２図は第１図のマウントラバーおよびこの近傍を拡大
して示す縦断面図である。 第３図は従来の熱交換器の取付構造を示す縦断面図であ
る。 第４図は第３図のファンシュラウドの取付構造において
マウントラバーとアッパタンクとの間に間隙が形成され
た状態を示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……ラジエータ 33……アッパタンク 45……取付ピン 47……マウントラバー 49……車体側ブラケット 53……抜止部 55……タンク側端面。
て縦断面図である。 第２図は第１図のマウントラバーおよびこの近傍を拡大
して示す縦断面図である。 第３図は従来の熱交換器の取付構造を示す縦断面図であ
る。 第４図は第３図のファンシュラウドの取付構造において
マウントラバーとアッパタンクとの間に間隙が形成され
た状態を示す縦断面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 31……ラジエータ 33……アッパタンク 45……取付ピン 47……マウントラバー 49……車体側ブラケット 53……抜止部 55……タンク側端面。
Claims (1)
- 【請求項１】熱交換器のタンクに設けた取付ピンに、マ
ウントラバーを被嵌し、このマウントラバーを車体側ブ
ラケットに固定してなる熱交換器の取付構造において、
前記取付ピンの先端に、この取付ピンより大径の抜止部
を形成し、この抜止部のタンク側端面とタンクとの間
に、前記マウントラバーを挟持してなることを特徴とす
る熱交換器の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5635289U JPH0752742Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 熱交換器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5635289U JPH0752742Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 熱交換器の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02145522U JPH02145522U (ja) | 1990-12-11 |
| JPH0752742Y2 true JPH0752742Y2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=31580100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5635289U Expired - Lifetime JPH0752742Y2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 熱交換器の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0752742Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP5635289U patent/JPH0752742Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02145522U (ja) | 1990-12-11 |
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