JPH0752678Y2 - 小型電動調理装置 - Google Patents

小型電動調理装置

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JPH0752678Y2
JPH0752678Y2 JP7652489U JP7652489U JPH0752678Y2 JP H0752678 Y2 JPH0752678 Y2 JP H0752678Y2 JP 7652489 U JP7652489 U JP 7652489U JP 7652489 U JP7652489 U JP 7652489U JP H0752678 Y2 JPH0752678 Y2 JP H0752678Y2
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small electric
electric cooking
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JP7652489U
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JPH0317747U (ja
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吉弘 塩谷
義久 岡田
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、食材をすりおろしたり、スライスしたりす
る小型電動調理装置、詳しくは片手で把持しながら食材
を調理することができると共に、作業台上に載置した状
態でも食材を調理することが可能な小型電動調理装置に
関する。
【従来技術】 本出願人は、先に、例えば実願昭63−113036号におい
て、把持可能な大きさの把持部、及び電動モータに連結
された駆動軸が回転可能に支持された本体ケースと、前
記駆動軸に取付けられ、刃物が設けられた刃物ディスク
と、前記駆動軸に取付けられた刃物ディスクを覆い、一
部が外部と連通する蓋体とからなる小型電動調理装置を
提案した。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した小型電動調理装置は、本体ケー
スの把持部が、駆動軸の軸線と直交する方向へ延びる形
状であるため、該把持部を保持した状態で食材を、回転
する刃物ディスクへ押し付けて調理する際、食材を押し
付ける力に抗して把持部を強固に保持しなければなら
ず、容易に食材を調理できなかった。すなわち、調理さ
れた食材は、蓋体の開口を介して外部へ排出されるた
め、該開口を、例えば、皿等の受承部材上に位置するよ
うに保持しなければならないが、食材の押し付けに抗し
て把持部を安定した状態で強固に保持することが困難で
あるため、前記開口を確実に受承部材上に位置させなが
ら調理することができなかった。 また、上記した小型電動調理装置は、手に装置を把持し
た状態で調理することができるが、作業台上に際した状
態では、食材を調理することが困難であった。このた
め、沢山の食材を調理する際には、作業効率が悪くなっ
ていた。 本考案は、上記した従来の欠点を解決するために考案さ
れたものであり、その目的とするところは、食材の押し
付ける力に抗して本体ケースを安定した状態で把持して
調理することができると共に、作業台上に載置した状態
でも調理することができ、夫々の作業状態に応じて調理
作業を効率的に行い得る小型電動調理装置を提供するこ
とにある。
【問題点を解決するための手段】
このため本考案は、取付け部に回転軸が回転可能に支持
されると共に、該取付け部の一端から前記回転軸の軸線
方向へ延びる把持部を有した本体ケースと、前記回転軸
を回転駆動する電動モータと、回転軸に対して着脱可能
に取付けられ、上面に刃物を有した刃物ディスクと、前
記本体ケースの取付け部に対して前記刃物ディスクを覆
うように取付けられると共に、内部と連通する投入部及
び調理された食材を外部へ排出する排出部を有した蓋体
と、前記本体ケースに設けられた係合部と被係合部との
係合により、本体ケースに対して着脱可能な支持スタン
ドとから小型電動調理装置を構成することを特徴として
いる。
【考案の作用】
上記のように構成された本考案は、手持ち状態で食材を
調理する際、回転軸の軸線と同方向に延びる把持部を把
持した状態で、投入部から食材が前記回転軸の軸線方向
へ投入されて刃物ディスクへ押し付けられると、この食
材は回転する刃物ディスクにより所要の状態、例えば、
すりおろし、あるいはスライスされて蓋体の排出部から
外部へ排出される。 一方、装置本体を作業台上に載置した状態で調理する
際、本体ケースの係合部に対して被係合部を係合するこ
とにより本体ケースに対して支持スタンドを取付ける。
このとき、前記係合部と被係合部との係合により、本体
ケースに対して支持スタンドが位置決めされる。そして
上記と同様に食材が投入部から投入されて押し付けられ
ると、該食材は回転する刃物ディスクにより所要の状態
に調理されて排出部から外部へ排出される。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 第1図は本考案に係る小型電動調理装置の概略を示す分
解斜視図、第2図は第1図のII−II線に対応する小型電
動調理装置の中央縦断面図、第3図は電気回路図であ
り、小型電動調理装置1の本体ケース3は取付け部3a
と、該取付け部3aの一端から上方へ起立し、把持可能な
大きさで横断面がほぼ四角形状の把持部3bとが一体形成
されている。そして前記把持部3bには把持可能な大きさ
の手掛け孔3cが形成されている。また、前記取付け部3a
の底面には係合部としての異形断面形状の凸所6が一体
に形成され、該凸所6内には上下方向に軸線を有した電
動モータ5が内蔵されている。一方、前記取付け部3aの
中心部には上下方向へ軸線を有する回転軸7が、軸受8
を介して回転可能に支持され、該回転軸7と前記電動モ
ータ5とは連結歯車9を介して連結されている。前記軸
受8に軸支された回転軸7には該軸受8の上部に取付け
られたパッキング15が、外周面に摺接するように取付け
られ、該パッキング15により取付け部3a内に水等が浸入
することを規制している。更に、前記把持部3bの上面に
は電源スイッチ11が取付けられ、該電源スイッチ11は後
述するリードスイッチ25がONした状態でON操作されたと
き、前記電動モータ5を回転駆動させる。 前記取付け部3aの上面にはほぼ円盤形状の皿部材13が着
脱可能に取付けられている。該皿部材13の平面部13aの
中心には透孔13bが、前記回転軸7を挿通するように形
成されると共に、該平面部13aの外周には一部に排出用
の切欠13cを有した起立壁13dが形成されている。そして
該皿部材13は前記平面部13aの先端係合部13eと前記取付
け部3aの先端被係合部3d、及び前記起立壁13dの後端係
合部13fと前記把持部3bの側面に設けられた被係合部3e
との係合により、前記本体ケース3に対して着脱可能に
取付けられる。 前記回転軸7には刃物ディスク17が着脱可能に取付けら
れる。該刃物ディスク17のリブ板17aは多数の開口部17b
を有したほぼ円盤形状に形成され、その中心部下面には
中心ボス17cが、前記回転軸7を回り止めして挿嵌され
る。前記リブ板17aには偏心ボス17d、中心から偏心した
位置に設けられ、該偏心ボス17dには刃物盤19が回転可
能に支持されている。該刃物盤19の上面には多数の突起
刃19aが形成されている。また、前記リブ板17aの下面に
は掻き取り板17eが、中心から放射方向に延び、下端が
前記皿部材13の上面に近接する高さで形成されている。 前記皿部材13が取付けられた本体ケース3には蓋体21
が、前記刃物ディスク17を覆うように着脱可能に取付け
られている。該蓋体21の周囲に設けられた垂下壁21aに
は係合突部21bが、前記被係合部3eと係合可能に設けら
れている。また、前記垂下壁21aには2つの係合部21c
が、前記皿部材13に設けられた被係合部13gと係合可能
に設けられている。そして前記垂下壁21aの先端側には
開口を有した排出部21eが一体に形成されている。ま
た、前記蓋体21の上面には投入部を構成する投入円筒部
21fが、中心から偏心した位置にて内部と連通するよう
に設けられている。前記投入円筒部21fの下端部には磁
石23が装着されている。そして該蓋体21が本体ケース3
に装着されたとき、該磁石23と対向する把持部3b内には
リードスイッチ25が装着され、前記本体ケース3に対し
て前記蓋体21が正常な状態で取付けられたとき、該リー
ドスイッチ25がON作動される。 前記取付け部3aの底面には支持スタンド27が着脱可能に
取付けられる。すなわち、前記支持スタンド27の上部に
は被係合部としての係合凹所27aが、前記凸所6と一致
するように形成され、該係合凹所27aに対する前記凸所
6の係合により、着脱可能で、かつ位置決めされた状態
での取付けを可能にしている。なお、前記支持スタンド
27は作業台に対する支持状態の安定性を高めるため、下
方に向って徐々に大径状となるように形成されている。 次に、上記のように構成された小型電動調理装置1の作
用を第4図に従って説明する。 第4図は磁石23がリードスイッチ25に近接した状態を示
す説明図であり、先ず、本体ケース3に蓋体21が装着さ
れていない状態で電源スイッチ11がON操作されたとき、
リードスイッチ25が蓋体21に取付けられた磁石23により
ON作動されていないため、電動モータ5の回転駆動が規
制される。このため、蓋体21が装着されておらず、従っ
て刃物ディスク17が外部に露出した状態では、該刃物デ
ィスク17の回転が規制されることにより、作業者が該刃
物ディスク17に接触することによる怪我を防止してい
る。 次に、手持ち状態で調理作業態様を説明すると、皿部材
13が取付けられた本体ケース3に対し、蓋体21が、その
係合突部21bを被係合部3eに、また係合部21cを被係合部
13gへ夫々係合させた状態で第4図に示す実線矢印のA
方向へ回動操作されると、該蓋体21に取付けられた磁石
23がリードスイッチ25に対向し、該リードスイッチ25を
ON作動させる。そして手掛け孔3c内に指を挿通して把持
部3bを把持した状態で電源スイッチ11がON作動される
と、電動モータ5の駆動に伴って回転軸7に取付けられ
た刃物ディスク17が所要の方向へ回転される。この状態
にて投入円筒部21fを介して調理しようとする食材が、
該蓋体21と皿部材13との空間内に投入されて押し付けら
れると、この食材は回転する刃物ディスク17の刃物盤19
によりすりおろされる。このとき、前記把持部3bと食材
の押し付け方向とがほぼ一致しているため、食材の押し
付け力に抗して本体ケース3を強固に保持することがで
きる。 そして回転する刃物ディスク17により食材が所要の状態
にすり下されると、リブ板17aの開口部17b、刃物ディス
ク17と蓋体21及び皿部材13の内面との間隙を通過して皿
部材13上へ自重落下した食材は、掻き取り板17eにより
掻き取られたのち、皿部材13の切欠13c及び蓋体21の排
出部21eを介して外部へ排出される。 次に、作業台に小型電動調理装置1を載置した状態での
作業態様を説明すると、上記したように本体ケース3に
皿部材13、刃物ディスク17及び蓋体21が取付けられた状
態、あるいはこれらの各部材13、17、21が装着されてい
ない状態にて取付け部3a下面に、支持スタンド27を、凸
所6がその係合凹所27aと挿嵌するように取付ける。こ
れにより作業台に対して小型電動調理装置1が載置可能
な状態になる。そして作業台に対して小型電動調理装置
1を載置した状態で、蓋体21の投入円筒部21fを介して
食材を刃物ディスク17に押し付けると、この食材は上記
したように、所要の状態に調理されたのち、皿部材13の
切欠13c及び排出部21eを介して外部に排出される。 このように本実施例は、手持ち状態で食材を調理する際
には、調理しようとする食材の押し付け方向とはぼ一致
するように把持部3bを把持することができるため、本体
ケース3を強固、かつ安定した状態で保持して食材を調
理することができる。また、作業台上に載置した状態で
食材を調理する際には、凹所6と係合凹所27aとの挿嵌
により、本体ケース3に対して支持スタンド27を位置決
めした状態で取付け、該支持スタンド27により小型転動
調理装置1を作業台上へ安定的に載置することができ
る。このように作業状態に応じて手持ち状態、あるいは
作業台に対する載置状態の何れの作業態様であっても、
食材を効率的に調理することができる。 なお、上記説明は、刃物ディスク17に多数の突起刃19a
を有した刃物盤19を取付け、投入された食材をすりおろ
すもの、としたが、前記刃物ディスク17にスライス刃を
取付け、投入された食材をスライスするもの、あるいは
回転に伴って所要の状態に食材を調理する適宜の刃物部
材であってもよい。 また、上記した安全スイッチ構造は、蓋体21に取付けら
れた磁石23と、把持部3bに設けられたリードスイッチ25
とにより構成し、本体ケース3に対して蓋体21が正常の
状態で取付けられたときに、前記リードスイッチ25をON
させて電源スイッチ11のON操作により電動モータ5を回
転駆動可能としたが、本考案における安全スイッチ構造
は、上記構造に限定されるものではなく、例えば、蓋体
21に作動片を設け、本体ケース3に蓋体21が正常な状態
で取付けられたとき、該作動片により安全スイッチをON
作動させることにより電源スイッチ11のON操作により電
動モータ5の駆動を可能にする構成であってもよい。
【考案の効果】
このため本考案は、食材の押し付ける力に抗して本体ケ
ースを安定した状態で把持して調理することができると
共に、作業台上に載置した状態でも調理することがで
き、夫々の作業状態に応じて調理作業を効率的に行い得
る小型電動調理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案に係る小型電動調理装置の概略を示す分
解斜視図、第2図は第1図のII−II線に対応する小型電
動調理装置の中央縦断面図、第3図は電気回路図、第4
図は磁石がリードスイッチに近接した状態を示す説明図
である。 図中1は小型電動調理装置、3は本体ケース、3aは取付
け部、3bは把持部、3cは手掛け孔、5は電動モータ、6
は係合部として凸所、7は回転軸、17は刃物ディスク、
21は蓋体、21fは投入部としての投入円筒部、27は支持
スタンド、27aは被係合部としての係合凹所である。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】取付け部に回転軸が回転可能に支持される
    と共に、該取付け部の一端から前記回転軸の軸線方向へ
    延びる把持部を有した本体ケースと、 前記回転軸を回転駆動する電動モータと、 回転軸に対して着脱可能に取付けられ、上面に刃物を有
    した刃物ディスクと、 前記本体ケースの取付け部に対して前記刃物ディスクを
    覆うように取付けられると共に、内部と連通する投入部
    及び調理された食材を外部へ排出する排出部を有した蓋
    体と、 前記本体ケースに設けられた係合部と被係合部との係合
    により、本体ケースに対して着脱可能な支持スタンド
    と、 を備えたことを特徴とする小型電動調理装置。
  2. 【請求項2】前記把持部には手掛け孔が形成された請求
    項1記載の小型電動調理装置。
  3. 【請求項3】前記刃物ディスクには取付け部上面に近接
    し、中心部から放射方向へ延びる掻き取り板が設けられ
    た請求項1記載の小型電動調理装置。
  4. 【請求項4】前記本体ケースの係合部には電動モータが
    収容された請求項1記載の小型電動調理装置。
JP7652489U 1989-06-28 1989-06-28 小型電動調理装置 Expired - Lifetime JPH0752678Y2 (ja)

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JPH0317747U JPH0317747U (ja) 1991-02-21
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