JP2504468Y2 - 小型電動調理装置 - Google Patents

小型電動調理装置

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JP2504468Y2
JP2504468Y2 JP1990118090U JP11809090U JP2504468Y2 JP 2504468 Y2 JP2504468 Y2 JP 2504468Y2 JP 1990118090 U JP1990118090 U JP 1990118090U JP 11809090 U JP11809090 U JP 11809090U JP 2504468 Y2 JP2504468 Y2 JP 2504468Y2
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JP
Japan
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attached
switch
lid
rod
drive unit
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JP1990118090U
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JPH0473330U (ja
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吉弘 塩谷
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Kunimori Kagaku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、野菜あるいはチーズなどの各種調理材料
をすりおろしたり、スライスしたりする小型電動調理装
置に関する。
【従来技術】
出願人は、先に、例えば実開平2−82245号におい
て、把持可能な把持部およびこの先端部に電動モータに
連結された回転軸が回転可能に支持された駆動部が一体
に形成された本体ケース、駆動部の上面を覆う皿板、皿
板を挿通した駆動軸に取り付けられる刃物ディスク、刃
物ディスクを覆うように駆動部あるいは皿板に取り付け
られる調理材料を投入するための挿入部を有した蓋体と
からなる小型電動調理装置を提案した。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の小型電動調理装置は、片手で
本体ケースを把持しながら、他方の手で蓋体の投入部に
投入された調理材料を押え部材により押圧しながら調理
している。 このため、調理された調理材料がボールあるいは皿な
どに受け取られるようにして調理しなければならない
が、片方の手で調理材料を押圧しながら調理するため、
排出される調理材料をボールあるいは皿などに受け取ら
せることが困難であった。この結果、調理作業性が悪い
とともに調理された調理材料が作業台などに落下して衛
生的でなかった。 又、上記の小型電動調理装置においては蓋体が取り付
けられていない状態においても電源スイッチのON作動が
可能であるため、回転する刃物部材により作業者が怪我
をするおそれがあった。尚、実開平2−82245号におい
ては蓋体の作動片に連携して電源スイッチをON作動化さ
せると記載されているが、その具体的構成については不
明である。 本考案は、上記した従来の欠点を解決するために考案
されたものであり、その目的とするところは、手持ち状
態で調理材料を調理できるとともに本体を起立させた状
態でも調理することができ、調理された調理材料を所定
の皿などに確実に排出することができ、調理作業性のよ
い小型電動調理装置を提供することにある。 又、本考案の他の目的は、簡易な構成により蓋体が取
り付けられている状態においてのみ、スイッチ部材をON
作動させることができ、調理作業を安全に行なうことを
可能にする小型電動調理装置を提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
このため本考案は、電動モータが内蔵された駆動部
と、該駆動部の上部に起立して一体形成された把持可能
な大きさの取手部と、駆動部の上部から水平方向へ延出
し、電動モータに連結され、中心部に上下方向へ軸線を
有した回転軸を回転可能に支持する取り付け部と、駆動
部及び取り付け部の外周に一体形成され、先端部相互が
開口した一対の脚部と、取り付け部の上面に対して回転
軸を挿通して着脱可能に取り付けられる皿部材と、皿部
材を挿通した回転軸に着脱可能で回り止めされて取り付
けられる刃物部材と、取り付け部及び皿部材のいずれか
一方に対して刃物部材を覆うように着脱可能に取り付け
られ、先端部に排出案内部及び上面の一部に内部と連通
する投入部を有した蓋体と、駆動部に取り付けられたス
イッチ部材と、駆動部上面側に位置する取手部内にて、
取手部下部に設けられた切欠部内とスイッチ部材との間
にて移動可能に支持された作動板と、該作動板を、常に
は一端部が切欠部内に位置し、かつ他端部がスイッチ部
材から離間した位置へ付勢する第1の弾性部材と、取手
部内にて上下方向へ移動可能に支持され、下方位置へ移
動された際にスイッチ部材との間に間隙を有する軸線長
さからなるロッドと、該ロッドを常には上方へ付勢する
第2の弾性部材と、取手部に取り付けられ、ロッドを下
方へ押圧操作するスイッチ釦とから小型電動調理装置を
構成する。 そして取り付け部或いは皿部材に対する蓋体の非取り
付け状態においては、スイッチ釦が押圧されてもロッド
下端とスイッチ部材との間に間隙によりスイッチ部材を
常に非作動状態に保っている。 一方、取り付け部或いは皿部材に対する蓋体の取り付
け状態においては切欠部内に侵入する蓋体の作動片との
当接に伴って作動板を移動してその他端部をロッド下端
とスイッチ部材との間に位置させてスイッチ釦の押圧に
伴ってスイッチ部材を作動可能にしている。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。 第1図は小型電動調理装置の概略を示す斜視図、第2
図は第1図のII−II線縦断面図である。 小型電動調理装置1の駆動部3の上部には平面がほぼ
円形状の取り付け部5が一体形成され、この取り付け部
5の中心には上下方向へ軸線を有した回転軸7が回転可
能に支持されている。この回転軸7は駆動部3に内蔵さ
れた電動モータ9と歯車列11を介して連結されている。 駆動部3の両側には脚部を構成する左右一対のスタン
ド部13が、駆動部3の高さと一致し、かつ取り付け部5
の中心部に応じた外周側へ延び、第2図に示す右端に開
口を有するように一体形成されている。 駆動部3の上部には把持可能な大きさの開口15aを有
した取手部15が、上方へ起立するように一体形成されて
いる。そして第2図に示す上面左側にはスイッチ釦17が
上下動可能に支持され、スイッチ釦17に応じた取手部15
内には上下方向に軸線を有し、一端がスイッチ釦17に固
定されたロッド19が、上下方向へ移動可能に支持されて
いる。このロッド19は装着された圧縮ばね21の弾性力に
より軸線上方へ付勢されている。また、ロッド19の軸下
端に応じた取手部15内には間隙23が設けられている。 間隙23に応じた第2図に示す取手部15の右側面には切
欠き部25が、側方から中心部へ至るように形成され、切
欠き部25に応じた取手部15内には断面がほぼコ字形の支
持部材27が取り付けられている。そして支持部材27には
作動板29が、第2図に示す左右方向へ移動可能に支持さ
れ、この作動板29は装着された圧縮ばね32の弾性力によ
り、第2図に示す右方向へ付勢される。第2図に示す作
動板29の右端部には後述する蓋体39の作動片39fが当接
する当接部29aおよび左端部にはスペーサ部29bが一体形
成され、圧縮ばね32の弾性力により作動板29が第2図に
示す右方向へ移動されたとき、スペーサ部29bが間隙23
外に位置するように設定されている。間隙23の下方に応
じた駆動部3にはマイクロスイッチ31が取り付けられて
いる。 取り付け部5の上面にはほぼ円形状の皿板33が中心部
にて回転軸7を挿通するように取り付けられ、皿板33の
外周には所要の高さの起立壁33aが一体形成されてい
る。そして第2図に示す起立壁33aの右側には切欠き33b
が形成されている。 皿板33の中心部を挿通した回転軸7の軸上部には刃物
部材35が取り付けられている。この刃物部材35にはすり
おろし用の刃物ディスク37が偏心位置にて回転可能に支
持されている。また、刃物部材35の下面には掻き取り板
35aが、皿板33の上面に近接する高さで一体形成されて
いる。 皿板33および刃物部材35が取り付けられた取り付け部
5には蓋体39が、刃物部材35を覆うように取り付けられ
ている。蓋体39の平面部39aの外周には垂下壁39bが一体
形成され、第2図に示す垂下壁39bの右方には排出案内
部39cが、切欠き33bと一致して形成されている。また、
垂下壁39bの両側には取り付け部5の両側に延びる一対
の係合片39dが一体形成され、係合片39dの内面に形成さ
れた係合溝(図示せず)に、取り付け部5の両側面に一
体形成された係合突部(図示せず)が係合される。さら
に、第2図に示す垂下壁39bの左端面には作動片39fが、
切欠き部25へ侵入するように一体形成されている。平面
部39aにはほぼ円筒形状の投入部39gが、刃物ディスク37
と一致する偏心位置に一体形成されている。 次に、上記のように構成された小型電動調理装置1の
作用を第3図〜第5図にしたがって説明する。 第3図は蓋体の非装着状態でスイッチ釦が押下された
状態を示す略体断面図、第4図はマイクロスイッチのON
状態を示す部分断面図、第5図は調理作業状態を示す縦
断面図である。 取り付け部5に蓋体39が装着されていない状態にあっ
ては、作業板29は圧縮ばね32の弾性力により第2図に示
す右方向へ移動され、そのスペーサ部29bが間隙23外に
位置している。このため、スイッチ釦17が押下操作され
たとき、第3図に示すように、圧縮ばね21の弾性力に抗
して軸線下方へ移動したロッド19の軸下端が間隙23内に
位置し、マイクロスイッチ31のプランジャー31aへの当
接が規制されるため、マイクロスイッチ31がOFF状態に
保たれる。 次に、調理材料をすりおろす作用を説明すると、スタ
ンド部13により小型電動調理装置1を自立させた状態で
皿板33および刃物部材35が取り付けられた取り付け部5
に蓋体39を回動操作して取り付けられると、蓋体39の回
動操作により切欠き部25内に侵入した作動片39fが作動
板29の当接部29aに当接され、この作動板29を圧縮ばね3
2の弾性力に抗して第2図に示す左方へ移動してそのス
ペーサ部29bを間隙23内に位置させる。この回動操作に
ともなって係合片39dの係合溝に係合突部5aが係合され
て取り付け部5に蓋体39が固定される。 この状態でスイッチ釦17が押下操作されると、圧縮ば
ね21の弾性力に抗して軸線下方へ移動するロッド19は間
隙23内に侵入したスペーサ部29bを弾性変形させること
によりプランジャー31aを押し下げてマイクロスイッチ3
1をON作動させる。これにより、駆動する電動モータ9
により刃物部材35が所定の方向へ回転される。 そして、取り付け部5の下方に応じたスタンド部13間
に受け皿41を位置させた状態で投入部39gから調理材料
が刃物部材35の上面側へ投入されると、刃物部材35の回
転にともなって回転する刃物ディスク37は投入された調
理材料との当接により回転し、当接する調理材料がすり
おろされる。 そしてすりおろされた調理材料の一部が搬出案内部39
cを介してスタンド部13間に位置する受け皿41上に、ま
た他の一部は皿板33上へ落下された後、刃物部材35と一
体に回転する掻き取り板35aにより皿板33上面から掻き
取られながら切欠き33bを介して受け皿41上へ落下され
る。 このように本実施例は、駆動部3に設けられたスタン
ド部13により小型電動調理装置1を自立させることがで
きるとともに、スタンド部13間に受け皿41を位置させた
状態で調理することができ、調理された調理材料を確実
に回収して効率的に調理することができる。 又、本実施例は蓋体39が取り付けられた際にのみ、マ
イクロスイッチ31のON作動を可能化するため、調理作業
時の安全性を向上することができる。 上記の説明は、刃物部材として偏心箇所に刃物ディス
クを回転可能に支持し、投入部を介して投入された調理
材料との当接にともなって刃物ディスクを回転させて調
理材料をすりおろすものとしたが、中心部から外周側に
向かって延び、回転方向と反対の方向へ向かうように刃
先を有した刃物を取り付け、投入された調理材料を所定
の厚さでスライスするものであってもよく、調理態様が
実施例に限定されるものではない。
【考案の効果】
このため本考案は、手持ち状態或いは本体を起立させ
た状態で調理することができると共に調理された調理材
料を受皿等に回収することができ、調理作業を効率的に
行なうことができる。又、本考案は蓋体が取り付けられ
たときにのみ、調理を可能化して調理作業を安全に行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は小型電動調理装置の概略を示す斜視図、第2図
は第1図のII−II線縦断面図、第3図〜第5図は作用を
示す説明図である。 1:小型電動調理装置 3:駆動部 5:取り付け部 7:回転軸 9:電動モータ 13:スタンド部 15:取手部 33:皿板 35:刃物部材 39:蓋体 39c:排出案内部 39g:投入部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータが内蔵された駆動部と、該駆動
    部の上部に起立して一体形成された把持可能な大きさの
    取手部と、駆動部の上部から水平方向へ延出し、電動モ
    ータに連結され、中心部に上下方向へ軸線を有した回転
    軸を回転可能に支持する取り付け部と、駆動部及び取り
    付け部の外周に一体形成され、先端部相互が開口した一
    対の脚部と、取り付け部の上面に対して回転軸を挿通し
    て着脱可能に取り付けられる皿部材と、皿部材を挿通し
    た回転軸に着脱可能で回り止めされて取り付けられる刃
    物部材と、取り付け部及び皿部材のいずれか一方に対し
    て刃物部材を覆うように着脱可能に取り付けられ、先端
    部に排出案内部及び上面の一部に内部と連通する投入部
    を有した蓋体と、駆動部に取り付けられたスイッチ部材
    と、駆動部上面側に位置する取手部内にて、取手部下部
    に設けられた切欠部内とスイッチ部材との間にて移動可
    能に支持された作動板と、該作動板を、常には一端部が
    切欠部内に位置し、かつ他端部がスイッチ部材から離間
    した位置へ付勢する第1の弾性部材と、取手部内にて上
    下方向へ移動可能に支持され、下方位置へ移動された際
    にスイッチ部材との間に間隙を有する軸線長さからなる
    ロッドと、該ロッドを常には上方へ付勢する第2の弾性
    部材と、取手部に取り付けられ、ロッドを下方へ押圧操
    作するスイッチ釦とからなり、取り付け部或いは皿部材
    に対する蓋体の非取り付け状態においてスイッチ釦が押
    圧された際にロッド下端とスイッチ部材との間に間隙を
    有してスイッチ部材を非作動状態に保つ一方、取り付け
    部或いは皿部材に対する蓋体の取り付け状態においては
    切欠部内に侵入する蓋体の作動片との当接に伴って作動
    板を移動してその他端部をロッド下端とスイッチ部材と
    の間に位置させてスイッチ釦の押圧に伴ってスイッチ部
    材を作動可能にした小型電動調理装置。
JP1990118090U 1990-11-08 1990-11-08 小型電動調理装置 Expired - Lifetime JP2504468Y2 (ja)

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JPH0473330U JPH0473330U (ja) 1992-06-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2230428A (en) 1989-04-19 1990-10-24 Breville R & D Pty Ltd Food processor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2230428A (en) 1989-04-19 1990-10-24 Breville R & D Pty Ltd Food processor

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JPH0473330U (ja) 1992-06-26

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