JPH0752672A - オートマチック車の操作器 - Google Patents

オートマチック車の操作器

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Publication number
JPH0752672A
JPH0752672A JP5217021A JP21702193A JPH0752672A JP H0752672 A JPH0752672 A JP H0752672A JP 5217021 A JP5217021 A JP 5217021A JP 21702193 A JP21702193 A JP 21702193A JP H0752672 A JPH0752672 A JP H0752672A
Authority
JP
Japan
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switch
neutral
traveling direction
drum
driver
Prior art date
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Pending
Application number
JP5217021A
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English (en)
Inventor
Naohiko Oba
直彦 大庭
Ryuichi Tsunoda
竜一 角田
Keiichi Murayama
恵一 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0752672A publication Critical patent/JPH0752672A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K35/00Instruments specially adapted for vehicles; Arrangement of instruments in or on vehicles
    • B60K35/10Input arrangements, i.e. from user to vehicle, associated with vehicle functions or specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K2360/00Indexing scheme associated with groups B60K35/00 or B60K37/00 relating to details of instruments or dashboards
    • B60K2360/126Rotatable input devices for instruments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/08Range selector apparatus
    • F16H2059/081Range selector apparatus using knops or discs for rotary range selection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性に優れたオートマチック車のAT操作
器を供する。 【構成】 車両の進行方向を選択可能な進行方向選択ス
イッチと、前記進行方向選択スイッチとは別体にステア
リングホイールの近傍に設けられ変速ギア位置のアップ
シフトおよびダウンシフトを指示する変速スイッチとを
備え、前記変速スイッチでニュートラルまたはパーキン
グの少なくとも一つのギア位置を選択可能としたことを
特徴とするオートマチック車の操作器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチック車のA
T操作器に関する。
【0002】
【従来技術】従来オートマチック車のAT操作器は、運
転席の側方のセンターコンソールにセレクトレバーが前
後に揺動自在に設けられ、セレクトレバーを前方へ倒す
とPポジションとなり、後方へ順次引く毎にP,R,
N,D4,3,2,1とポジションが変化するものが一般
的であるが、中には前記7ポジションのうちドライブポ
ジションであるD4,3,2,1の4ポジションをDポジ
ション1つに統一し、別途変速レバーによってD4,3,
2,1を選択させるようにした例(米国特許明細書第
5,197,344号)がある。
【0003】同例はセンターコンソールにP,R,N,
D,M(Manual) の6ポジションを選択できるセレクト
レバーが配設され、ステアリングコラムには変速レバー
が突設されていて、変速レバーはセレクトレバーがMポ
ジションにあるときにのみ有効に作用し、中立位置に自
動復帰するオートリターン駆動方式で上方へ揺動すれば
アップシフトし下方へ揺動すればダウンシフトする。
【0004】
【解決しようとする課題】同従来例においても、変速機
のギア位置をニュートラルまたはパーキングに変更する
場合には、運転者はステアリングホイールから手を放し
てセンターコンソールに設けられたセレクトレバーを操
作してNかPポジションに設定しなけれはならず通常の
オートマチック車の場合とこの点変わりなく、操作性が
良くない。
【0005】また進行方向を選択できるセレクトレバー
がセンターコンソールに配設されているので、助手席に
座っている人特に子供等に不必要に操作される可能性が
ある。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、操作性に優れたオートマチッ
ク車の操作器を供する点、また進行方向を選択するスイ
ッチが運転者以外の人に不必要に操作されることがない
操作器を供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために本発明は、車両の進行方向を選択可能な進
行方向選択スイッチと、前記進行方向選択スイッチとは
別体にステアリングホイールの近傍に設けられ変速ギア
位置のアップシフトおよびダウンシフトを指示する変速
スイッチとを備え、前記変速スイッチでニュートラルま
たはパーキングの少なくとも一つのギア位置を選択可能
としたオートマチック車の操作器とした。
【0008】ステアリングホイールの近傍に設けられた
変速スイッチがニュートラルまたはパーキングの少なく
とも一つのギア位置を選択可能としたので、運転者はス
テアリングホイールから手を離さずに変速スイッチを操
作してニュートラルまたはパーキングに設定することが
可能で操作性が良い。
【0009】また第2の発明は、車両の進行方向を選択
可能な進行方向選択スイッチと、変速ギア位置のアップ
シフトおよびダウンシフトを指示する変速スイッチとを
備え、前記進行方向選択スイッチを運転席のドアに配設
し、前記変速スイッチをステリングホイールの近傍に配
設したオートマチック車の操作器とした。
【0010】進行方向選択スイッチを運転席のドアに配
設したので、助手席の人に不必要に同進行方向選択スイ
ッチを操作されることを防止できる。
【0011】
【実施例】以下図1ないし図14に図示した本発明の一実
施例について説明する。図1は、本実施例の操作器を適
用したオートマチック車1の運転席2の前方の様子を示
す図である。
【0012】運転席2側のドア7の内面に支持部材8が
突設されていて同支持部材8に進行方向選択操作器9が
設けられている。ステアリングホイール3の前方のイン
ストルメントパネル10にポジション表示灯11が他のメー
タ類とともに配設されまたセンターコンソール12の上側
にはオーディオ装置13等が配設されている。一方でステ
アリングホイール3の枢軸部分のステアリングコラム4
から助手席側へワイパー操作レバー5と別個に変速レバ
ー6が突出している。
【0013】前記進行方向選択操作器9は、図1および
図2に示すように右側ドア7においてステアリングコラ
ム4の高さでステアリングホイール3の若干前方寄りに
位置して運転者が運転席2に正常に着座して右手が十分
届く範囲内にある。図3に示すように進行方向選択操作
器9は、支持部材8の矩形開口8aに嵌合し、ねじ20によ
り螺着され、支持部材8自体はブラケット21を介してね
じ22によりドア7に側方から固着される。
【0014】進行方向選択操作器9の構造は、図4ない
し図7に示されている。進行方向選択操作器9は、基盤
23に左右水平方向に架設された枢軸24を介して約90度角
の部分を欠く回動操作ドラム25が支持され、基盤23の開
口部から一部を上方に露出させている。回動操作ドラム
25の外周面中央に枢軸24と平行に指針を兼ね突条部26が
突出しており、この突条部26に運転者が指を掛けて回動
操作ドラム25を前後回動し易いようにしている。
【0015】回動操作ドラム25の外周面には、突条部26
より前側に後退を意味するRの表示、突条部26より後側
にまずニュートラルとパーキングを意味するNとPが左
右に並んで表示され、さらにその後側に前進を意味する
Dの表示がそれぞれ透光部材に記され各表示の内側に別
個に表示用バルブ27を内蔵して設けられている。
【0016】回動操作ドラム25の下方に電磁ソレノイド
28が吊設され、電磁ソレノイド28を支持する基盤23から
延出した支持部材29と回動操作ドラム25との間にそれぞ
れ係止部材29a ,25a を介してリターンスプリング30が
架設されて、回動操作ドラム25を図7ないし図10に示す
状態であるN/Pポジション方向に付勢する。
【0017】このN/Pポジションでは、回動操作ドラ
ム25の外周面中央に設けられた突条部26が最も高い位置
にあって、突条部26より後側で運転者にとって手前側に
NとPの横並びに表示された文字が視界に入り、N/P
ポジションにあることが運転者に分かるようになってい
る。
【0018】また前記電磁ソレノイド28は、上方へ突出
した伸縮ロッド28a の先端に円錐状をして頂部が丸く滑
らかに形成されたキャップ31が固着されていて、電磁ソ
レノイド28の駆動で伸縮ロッド28a が伸縮してキャップ
31が上下するようになっている。
【0019】そしてこのキャップ31の上方位置に、回動
操作ドラム25に固着され回動操作ドラム25と一体に揺動
するディテント部材32が設けられており、ディテント部
材32は図6に示すように前後対称にディテント凸部32a
とディテント凹部32b とが形成されていて、N/Pポジ
ションでは前記キャップ31が上方位置に突出していても
ディテント部材32には触れておらず、回動操作ドラム25
の回動でこれと一体にディテント部材32が前後いずれか
に回動すると、ディテント凸部32a がキャップ31の先細
の端部に当接しキャップ31の若干の下方への引込みでキ
ャップ31はディテント凸部32a を越えて再び突出してデ
ィテント凹部32b に係合し、回動操作ドラム25をリター
ンスプリング30に抗して回動状態に固定保持することが
できる。
【0020】すなわち運転者が回動操作ドラム25の突条
部26を押すようにして回動操作ドラム25を前方へ回動す
るとディテント部材32の一方のディテント凹部32b にキ
ャップ31が係合して保持し、このとき回動操作ドラム25
の外周面のDの表示が運転者の視界に現われ前進を指示
するDポジションになったことを示す。
【0021】なお回動操作ドラム25の約90度角の切欠き
両端部にはそれぞれストッパーラバー33が固着されてい
て、支持部材29に設けられたストッパープレート34にス
トッパーラバー33が当接して回動操作ドラム25の必要以
上の回動は規制されている(図6の仮想線参照)。
【0022】この状態から回動操作ドラム25を手前に回
動すれば、ディテント部材32のディテント凹部32b とキ
ャップ31との係合が外れリターンスプリング30の付勢力
により元のN/Pポジションに戻る。
【0023】逆に運転者が回動操作ドラム25の突条部26
に指をかけて手前に引き、回動操作ドラム25を後方へ回
動すると、ディテント部材32の他方のディテント凹部32
b にキャップ31が係合して保持し、このとき回動操作ド
ラム25の外周面のRの表示のみが運転者の視界に入り、
後退を指示するRポジションになったことを示す。この
状態から回動操作ドラム25を前方に回動すればディテン
ト部材32のディテント凹部32b とキャップ31との係合が
外れリターンスプリング30により元のN/Pポジション
に戻る。
【0024】回動操作ドラム25には枢軸24より下側にス
イッチングプレート35が一体に吊設されており、図10に
示すようにスイッチングプレート35は前後対称な形状を
していて前後それぞれに上下に凸部35a ,35b が形成さ
れている。
【0025】回動操作ドラム25の回動でともに回動する
スイッチングプレート35の凸部35a,35b の軌道上所定
位置に後側においてD誤操作判定スイッチ36とモータ駆
動スイッチ37、前側においてR誤操作判定スイッチ38と
モータ駆動スイッチ39が配設されている。
【0026】いま回動操作ドラム25を前方へ回動し、こ
れと一体にスイッチングプレート35が後方へ揺動する
と、はじめにスイッチングプレート35の凸部35a がD誤
操作判定スイッチ36を作動して誤操作であった場合は前
記電磁ソレノイド28をオフしてキャップ31を引っ込めデ
ィテント部材32のディテント凹部32b にキャップ31は係
合せず回動操作ドラム25はDポジションに保持されず手
を離せばリターンスプリング30により元のN/Pポジシ
ョンに戻ってしまう。
【0027】しかし回動操作ドラム25の前方への回動が
誤操作でない場合は、D誤操作判定スイッチ36が作動す
ると電磁ソレノイド28をオンしてキャップ31を突出させ
ディテント部材32のディテント凹部32b にキャップ31が
係合して回動操作ドラム25はDポジションに保持され、
同時に凸部35b がモータ駆動スイッチ37をオンしてギア
位置をドライブD4 に移行させ前進モードに設定され
る。
【0028】一方回動操作ドラム25を後方へ回動したと
きは、まずスイッチングプレート35の前側の凸部35a が
R誤操作判定スイッチ38を作動して誤操作であった場合
は電磁ソレノイド28をオフしてキャップ31を引っ込め回
動操作ドラム25はRポジションに保持されず、また誤操
作でなかった場合は電磁ソレノイド28をオンしてキャッ
プ31を突出させディテント部材32のディテント凹部32b
を係合して回動操作ドラム25をRポジションに保持する
とともに前側の凸部35b がモータ駆動スイッチ39をオン
してギア位置をリバースRに移行させ後退モードに設定
される。
【0029】このように進行方向選択操作器9は、誤操
作でない限りその回動操作ドラム25を前方に回動すれば
前進モードに、後方に回動すれば後退モードに設定され
るので操作意志と操作方向とが一致して感覚的にズレが
なく初めての人でも容易に正確な操作ができる。
【0030】回動操作ドラム25の一部を上方へ露出させ
ている基盤23の左側に隣接して透光表示板40が嵌め込ま
れていて、図7に示すように透光表示板40の表面には
D,N,P,Rの表示とDの位置の目盛、N,Pの中央
位置の目盛、Rの位置の目盛が表示されて、回動操作ド
ラム25の操作方向の案内が示されているとともに、D,
N,P,Rの表示の内側にそれぞれ操作可能ポジション
表示用バルブ41が内蔵されて予め操作可能なポジション
のバルブが点灯して運転者に視認させることができるよ
うになっている。
【0031】この透光表示板40の前方には保持形接点の
プッシュボタン式パーキング制御キャンセルスイッチ42
とそのオン表示灯43が配設され、透光表示板40の後方に
はやはり保持形接点のプッシュボタン式ドア制御キャン
セルスイッチ44が配設され、その横に操作案内表示があ
る。以上が進行方向選択操作器9であり、基盤23より下
方は支持部材8のカバー8aで覆われている。
【0032】次にステアリングコラム4から助手席側へ
突設された変速レバー6について図8ないし図11を参照
して説明する。変速レバー6は、ステアリングホイール
3のホイール面より前方200 mm以内でステアリングホイ
ールセンターより半径300 mm以内に囲まれた範囲内にあ
り、ステアリングホイール3に手をかけたまま指で操作
できる位置にある。なおステアリングホイール3の前記
範囲内にあれば助手席と反対側に変速レバー6を設けて
もよい。
【0033】変速レバー6は上下に揺動可能で上位より
下方へ順にシフトアップポジションD−up、中立ポジ
ションD−中立、シフトダウンポジションD−downの3
ポジションがあり、さらに中立ポジションD−中立から
前方にN/Pポジションを備え、全体でT字4ポジショ
ンを変速レバー6が移動可能である。そして変速レバー
6は、常に中立ポジションD−中立方向に付勢する力が
働らく全方向オートリターン駆動方式のレバーである。
【0034】すなわち変速レバー6は外力が加わらない
ときは中立ポジションD−中立に位置し、上方へ力を受
けるとシフトアップD−upに移りギアのシフトアップが
指示され、下方へ力を受けるとシフトダウンポジション
D−downに移りギアのシフトダウンが指示され、同様に
前方へ力を受けるとN/Pポジションに移り、ニュート
ラルまたはパーキングが指示され、いずれも力が抜かれ
ると中立ポジションD−中立に復帰する。
【0035】以上の進行方向選択操作器9および変速レ
バー6の操作による制御は、マイクロコンピュータによ
り行われ、その他関連するスイッチ類やセンサーを含め
システム構成を示すと図12のようになる。
【0036】制御中枢であるECU60には、進行方向選
択操作器9の前記D誤操作判定スイッチ36等のスイッチ
類62、変速レバー6の操作状態を検知する変速スイッチ
63、前後進判断付きの車速センサー71、変速機駆動用の
モータの回転位置を検出するモータポジションセンサー
72等からの信号が入力される。
【0037】一方ECU60からは、前記進行方向選択操
作器9の表示用バルブ27等の表示類75、前記ポジション
表示灯11、および前記進行方向選択操作器9内の電磁ソ
レノイド28、変速機駆動用のモータ76、オーディオ装置
13および警報・操作音発声装置77等に駆動信号が出力さ
れる。なおオーディオ装置13、警報・操作音発声装置77
はスピーカ78を駆動して音声を発声する。
【0038】以上のシステム構成の下で、変速スイッチ
63による制御を図13および図14のフローチャートにした
がって説明する。進行方向選択操作器9の回動操作ドラ
ム25が前方へ回動されてDポジションに変更された当初
は自動的に変速機はD4 に入れられるようになっており
(ステップ101)、ここからスタートする。
【0039】しかし電磁ソレノイド28がオンしてキャッ
プ31が突出してないと回動操作ドラム25のDポジション
は保持されず、リターンスプリング30によりN/Pポジ
ションに戻ってしまうので、ステップ102 では進行方向
選択操作器9の回動操作ドラム25がDポジションにある
か否かを再度確認し、Dポジションになければ本制御は
行わず、Dポジションにあればステップ103 に進み変速
機をD4 状態とする。
【0040】そして運転者が意識的に回動操作ドラム25
のDポジションを外すこともあるので次のステップ104
で回動操作ドラム25がDポジションにあるかを判別し、
Dポジションになければ本制御を終了し、Dポジション
にあれば次のステップ105 で変速レバー6が前方に操作
されてN/Pポジションに入り変速スイッチ63がニュー
トラルまたはパーキングへの変更指示があったか否かを
判別し、変更指示があればステップ108 に進んで電磁ソ
レノイド28をオフにして回動操作ドラム25がDRポジシ
ョンに保持できない状態にして本制御を終了する。した
がって回動操作ドラム25はN/Pポジションに復帰して
変速ギア位置をニュートラルまたはパーキングに設定す
ることになる。
【0041】変速レバー6がN/Pポジションに操作さ
れなければステップ106 に進み、変速レバー6は下方向
の操作で変速スイッチ63がシフトダウンの信号を出して
いるかを判別し、シフトダウン指示があればステップ11
1 に飛ぶが、シフトダウン指示がなければステップ107
に進み今度は変速レバー6の上方向の操作でシフトアッ
プ指示があるか否かを判別し、もしシフトアップ指示が
あるとステップ109 に進みシフトアップ指示がなければ
そのままステップ103 に戻る。
【0042】したがってステップ103 で変速機がD4
設定された後、何の操作も行わず強制的な変速機の変更
もないときはステップ103 ,104 ,105 ,106 ,107 が
繰り返され、進行方向選択操作器9の回動操作ドラム25
はDポジションで保持され変速機はD4 に設定された状
態が継続する。
【0043】ここで、回動操作ドラム25を手前に回動さ
せDポジションを外すとステップ104 から本制御を抜
け、また変速レバー6が前方へ操作されると、ステップ
105 からステップ108 に進んで電磁ソレノイド28をオフ
にして本制御を抜け回動操作ドラム25はN/Pポジショ
ンに復帰して変速ギアはニュートラルまたはパーキング
に設定される。
【0044】また変速レバー6が操作されてシフトアッ
プが指示されたときはステップ107からステップ109 に
進みオーディオミュートし、音声警報“D4 です”が発
せられ、これ以上シフトアップできないことを知らせて
ステップ103 に戻る。
【0045】ここで逆にシフトダウンの指示があると、
ステップ106 からステップ111 に進む。ステップ111 で
は、車速VがVA 以下か否かが判別され、VA を越えて
いればステップ112 に進んでオーディオミュートし、音
声警報“スピードが早すぎます”が発声されて(ステッ
プ113)、再びステップ103 に戻るが、車速VがVA 以下
であると、ステップ114 に進み操作音を発し、変速機を
3 にシフトダウンする(ステップ115)。
【0046】そして次のステップ116 からステップ117
,118 ,119 は、前記ステップ104,105 ,106 ,107
と同様に新たな操作や強制的な変更がない限り繰り返さ
れてD3 状態を維持し、進行方向選択操作器9の回動操
作ドラム25が後方へ回動されればステップ116 から本制
御を終了し、変速レバー6が前方へ操作されるとステッ
プ117 からステップ120 に進んで電磁ソレノイド28をオ
フにして本制御を終了し、変速レバー6の上方向への操
作でシフトアップが指示されるとステップ119からステ
ップ103 に戻り変速機をD4 にシフトアップし、シフト
ダウンが指示されると、ステップ118 からステップ121
に進む。
【0047】ステップ121 では車速VがVB 以下か否か
が判別され、VB を越えていればステップ122 に進んで
オーディオミュートし、音声警報“スピードが早すぎま
す”が発声されて(ステップ123 )ステップ115 に戻る
が、車速VがVB 以下であると、ステップ124 に進み操
作音を発し、変速機を2にシフトダウンする(ステップ
125)。
【0048】ステップ125 からステップ134 までは前記
ステップ115 からステップ124 までと同じ制御を行って
おり、進行方向選択操作器9の回動操作ドラム25の操作
(ステップ126)または変速レバー6の前方への操作(ス
テップ127)があれば本制御を終了し、シフトアップ指示
があれば(ステップ129)D3 にシフトアップし(ステッ
プ115 )、シフトダウン指示があると(ステップ128)車
速VがVC 以下の条件で(ステップ131)、変速機を1に
シフトダウンする(ステップ135)。
【0049】変速機を1にシフトダウンすると(ステッ
プ135)、やはり前記同様ステップ136 ,137 ,138 ,13
9 では進行方向選択操作器9の回動操作ドラム25および
変速機の動き、変速レバー6の動きを監視し、進行方向
選択操作器9の回動操作ドラム25が操作されると(ステ
ップ136)、本制御を終了し、変速レバー6の前方への操
作があったときは(ステップ137)、電磁ソレノイド28を
オフして(ステップ140)本制御を終了し、シフトアップ
指示があれば(ステップ139)、変速機を2にシフトアッ
プし(ステップ125)、シフトダウン指示があると(ステ
ップ138)、オーディオミュートして(ステップ141)、音
声警報“1です”が発声されてステップ135 に戻る。
【0050】以上のように変速レバー6の前方への操作
がなされると、進行方向選択操作器9の回動操作ドラム
25がDポジションまたはRポジションにあっても、電磁
ソレノイド28がオフされて回動操作ドラム25はN/Pポ
ジションに復帰し、変速ギア位置もニュートラルまたは
パーキングに変更される。
【0051】このように運転者はステアリングホイール
3の近傍に配設された変速レバー6をステアリングホイ
ール3より手を離さずに前方へ操作してニュートラルま
たはパーキングに設定できるので操作性が極めて良い。
特に信号等で一時停止する場合や駐車する際に手をステ
アリングホイール3にかけたまま指で変速レバー6を操
作して簡単にパーキング状態にすることができ便利であ
る。
【0052】また進行方向選択操作器9を運転席2側の
ドア7に配設したので、助手席に着座した人に不必要に
操作されることがない。
【0053】以上の実施例では変速レバー6を前方に操
作することでN/Pポジションに入るようにしていた
が、図15に示すように中立ポジションD−中立より後方
へN/Pポジションを設けるようにして変速レバー6を
後方に操作するとでN/Pポジションに入るようにして
もよい。
【0054】また前記実施例は右ハンドルの車輌を対象
にしたが、左ハンドルの車輌については、進行方向選択
操作器9はやはり運転席ドアである左側のドアに設けら
れ助手席の人に不必要に操作されないようにする。
【0055】
【発明の効果】第1の発明は、ステアリングホイールの
近傍に設けられた変速スイッチがニュートラルまたはパ
ーキングの少なくとも一つのギア位置を選択可能とした
ので、運転者はステアリングホイールから手を離さずに
変速スイッチを操作してニュートラルまたはパーキング
に設定することが可能で操作性が良く一時停止する際あ
るいは駐車する際等に便利である。
【0056】第2の発明は、進行方向選択スイッチを運
転席側のドアに配設したので、助手席の人に不必要に同
進行方向選択スイッチを操作されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の操作器を適用したオー
トマチック車の運転席前方の様子を示した図である。
【図2】同オートマチック車のルーフを切欠いた前側座
席部分の平面図である。
【図3】進行方向選択操作器の分解斜視図である。
【図4】同操作器の平面図である。
【図5】図4におけるV−V断面図である。
【図6】図4におけるVI−VI断面図である。
【図7】図4における一部切欠いたVII 矢視図である。
【図8】ステアリング部分の側面図である。
【図9】ステアリングホイール部分の一部を欠いた正面
図である。
【図10】同上面図である。
【図11】変速レバーの基端部近傍を拡大した図であ
る。
【図12】本操作器による制御系のシステム構成図であ
る。
【図13】変速レバーによる制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図14】図13の続きのフローチャートである。
【図15】別の変形例の変速レバーの基端部近傍を拡大
した図である。
【符号の説明】
1…オートマチック車、2…運転席、3…ステアリング
ホイール、4…ステアリングコラム、5…ワイパー操作
レバー、6…変速レバー、7…ドア、8…支持部材、9
…進行方向選択操作器、10…インストルメントパネル、
11…ポジション表示灯、12…センターコンソール、13…
オーディオ装置、20…ねじ、21…ブラケット、22…ね
じ、23…基盤、24…枢軸、25…回動操作ドラム、26…フ
ランジ、27…表示用バルブ、28…電磁ソレノイド、29…
支持部材、30…リターンスプリング、31…キャップ、32
…ディテント部材、33…ストッパーラバー、34…ストッ
パープレート、35…スイッチングプレート、36…D誤操
作判定スイッチ、37…モータ駆動スイッチ、38…R誤操
作判定スイッチ、39…モータ駆動スイッチ、40…透光表
示板、41…操作可能ポジション表示用バルブ、42…パー
キング制御キャンセルスイッチ、43…オン表示灯、44…
ドア制御キャンセルスイッチ、60…ECU、62…進行方
向選択操作器のスイッチ類、63…変速レバーによる変速
スイッチ、71…前後進判断付車速センサー、72…モータ
ポジションセンサー、75…進行方向選択操作器の表示
類、76…変速機駆動用モータ、77…警報・操作音発声装
置、78…スピーカ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の進行方向を選択可能な進行方向選
    択スイッチと、 前記進行方向選択スイッチとは別体にステアリングホイ
    ールの近傍に設けられ変速ギア位置のアップシフトおよ
    びダウンシフトを指示する変速スイッチとを備え、 前記変速スイッチでニュートラルまたはパーキングの少
    なくとも一つのギア位置を選択可能としたことを特徴と
    するオートマチック車の操作器。
  2. 【請求項2】 車両の進行方向を選択可能な進行方向選
    択スイッチと、 変速ギア位置のアップシフトおよびダウンシフトを指示
    する変速スイッチとを備え、 前記進行方向選択スイッチを運転席のドアに配設し、 前記変速スイッチをステアリングホイールの近傍に配設
    したことを特徴とするオートマチック車の操作器。
JP5217021A 1993-08-09 1993-08-09 オートマチック車の操作器 Pending JPH0752672A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001334838A (ja) * 2000-05-29 2001-12-04 Niles Parts Co Ltd 自動変速機の操作装置
KR101381434B1 (ko) * 2012-11-22 2014-04-04 현대자동차주식회사 링형 전자식 변속레버
CN115306891A (zh) * 2022-06-30 2022-11-08 东风汽车集团股份有限公司 一种换挡设备的调试方法、控制系统以及存储介质

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