JPH0752610A - タイヤのピッチ配列決定方法 - Google Patents
タイヤのピッチ配列決定方法Info
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- JPH0752610A JPH0752610A JP6055622A JP5562294A JPH0752610A JP H0752610 A JPH0752610 A JP H0752610A JP 6055622 A JP6055622 A JP 6055622A JP 5562294 A JP5562294 A JP 5562294A JP H0752610 A JPH0752610 A JP H0752610A
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Abstract
抑え、タイヤの設計・開発を高効率化する。 【構成】 設定値に応じてピッチ配列の初期値を定める
(100〜104)。初期値に関するタイヤの騒音パル
スのモデル、タイヤ騒音性能評価用物理量を表す目的関
数、ピッチ配列を決定する設計変数、及びピッチ配列を
制約する制約条件を定め、設計変数を変化させて制約条
件を満たしながら目的関数の値が収束しかつ最小となる
ピッチ配列を決定する(106)。決定されたピッチ配
列について最初と最後のピッチ比を維持したままその間
のピッチ比を増減させて目的関数の値を最小にするピッ
チ比を決定する(108〜110)。100個の初期値
に対するピッチ配列から目的関数の値が最低であるピッ
チ配列及びピッチ比を選択する(112、114)。
Description
定方法にかかり、特に、タイヤ騒音性能等を達成するタ
イヤのピッチ配列の決定を効率的にかつ容易にし、しか
も、タイヤのベストなピッチ配列を求めかつコストパフ
ォーマンスの高いタイヤを設計することができるタイヤ
のピッチ配列決定方法に関する。
いて高速走行で安全かつ比較的静寂な自動車用タイヤの
設計について、近年着実に認識が高まっており、最近で
は、静寂なタイヤを設計するためのアプローチも理論的
になってきている。タイヤのトレッドに形成する溝等
は、数学的に算出した基準に従い、複数の可変ピッチ反
復設計サイクルによって設計されている。
刻んだり、タイヤ型によって形成したりして、タイヤ円
周上のピッチ及びピッチ配列を規定する横方向溝及び円
周方向溝に分けられた陸部(以下、設計要素という。)
を持つトレッドを得ている。ここで、このピッチとは設
計要素の相対長さを指し、ピッチ配列とはタイヤ円周上
に使われるピッチの順序をいう。
べられているように、各ピッチは、様々な異なる長さで
あり得るが、実用目的から約9種類かそれ以下に限定さ
れ、あるピッチ配列における特定のピッチの特定長さ
は、タイヤの円周によって異なることになる。その結
果、第2のタイヤが第1のタイヤより低速度で走行した
とき、第2のタイヤの直径より直径の大きい第1のタイ
ヤ上の指定相対長さのピッチの特定ピッチ配列は、同一
ピッチ長の比及びピッチ配列を有する第2のタイヤのそ
れと同一の音響指紋(特徴を表すストリング・プロット
でシュミレーションされる。ストリング・プロットと
は、音を出す際のタイヤが1回転する間に何回振動する
かを示す調和数<横座標>に対して、振幅<縦座標>を
プロットしたものをいう。)を生じることになる。
基づく従来技術の要旨が適確に紹介されており、以下に
引用する。特定トレッドの設計方法は、ランダースによ
って開示されている(アメリカ合衆国特許第43277
92号及び第4474223号)。他にトレッド設計を
最適化するアプローチは、フレックナーによって開示さ
れており(アメリカ合衆国特許第4598747号)、
ここでは、各突起に切込みを形成し、その切込みの波長
と振幅を突起の寸法に対して小さくして、他の基準も満
たすようにするものである。他に数学的に設計する方法
は、カンポ他によって開示されている(アメリカ合衆国
特許第4598748号)。
の設計として成功しているかどうかは、試験するトレッ
ド設計に見合う寸法のタイヤを物理的に形成して、その
タイヤを試験することによって決定する。「騒音レベル
と質」のためのタイヤ試験は、感度の高い訓練された耳
を持つ人によって運転される自動車のホイールリムに4
個(、またはそれ以下)の試験タイヤを取り付けて行う
のが一般的である。
するのに、はるかに便利で、かつ信頼性の高い方法は、
路面を走行する際の実施のタイヤトレッドノイズをコン
ピュータによってシミュレーションすることで、この詳
細は、パーカー他によって開示されている(アメリカ合
衆国特許第4727501号)。
いては、あるピッチ配列が与えられたときに、ホワイト
ノイズ化するピッチ長の比(ピッチ比)を素数を基に決
定する方法が、ハワードウイリアムウイツトによって開
示されている。
れの方法でも、静寂なタイヤを得ることができるピッチ
配列と、最適ピッチ比の組合せを見逃す虞があるため、
非常に限られた数のピッチ比及びピッチ配列しか設計及
び試験できないという問題があった。
チの組合せを見逃す虞を最小限度に抑えることができる
タイヤのピッチ配列決定方法を得ることが目的である。
に請求項1に記載の発明のタイヤのピッチ配列決定方法
は、予め定められた初期配列毎に、(a)タイヤの各ピ
ッチから発生する騒音パルスのモデル、タイヤ騒音性能
評価用物理量を表す目的関数、ピッチ配列を決定する設
計変数、及びピッチ配列を制約する制約条件を定めるス
テップ、(b)制約条件を考慮しながら目的関数の最適
値を与える設計変数の値を求めるステップ、(c)目的
関数の最適値を与える設計変数に基づいてピッチ配列を
求めるステップ、の各ステップを繰り返して、複数の初
期配列に対応した複数のピッチ配列を求め、求められた
複数のピッチ配列から目的関数の最適値が最適となるピ
ッチ配列を選択する。
果、異分野に利用されている「遺伝的アルゴリズム手
法」をタイヤと言う特殊分野に応用することに着目し、
あらゆる検討を試み、具体的にそれをタイヤ設計方法と
して確立したものである。具体的には、前記ステップ
(a)では、複数個のピッチ配列からなる選択対象集団
を定め、該選択対象集団の各ピッチ配列について、タイ
ヤ性能評価用物理量を表す目的関数、ピッチ配列を決定
する設計変数、隣り合うピッチ長さの比、最大ピッチ長
と最小ピッチ長の比、各ピッチ長に属するピッチの数、
連続する同一ピッチ長の数及び性能評価用物理量の少な
くとも1つを制約する制約条件、及び目的関数及び制約
条件から評価できる適応関数を定め、前記ステップ
(b)では、適応関数に基づいて前記選択対象集団から
2つのピッチ配列を選択し、所定の確率で各ピッチ配列
の設計変数を交叉させて新規のピッチ配列を生成するこ
と及び少なくとも一方のピッチ配列の設計変数の一部を
変更(突然変異)させて新規のピッチ配列を生成するこ
との少なくとも一方を行い、設計変数を変化させたピッ
チ配列の目的関数、制約条件及び適応関数を求めて該ピ
ッチ配列及び設計変数を変化させなかったピッチ配列を
保存しかつ保存したピッチ配列が所定数になるまで繰り
返し、保存した所定数のピッチ配列からなる新規集団が
所定の収束条件を満たすか否かを判断し、収束条件を満
たさないときには該新規集団を前記選択対象集団として
該選択対象集団が所定の収束条件を満たすまで繰り返す
と共に、該所定の収束条件を満たしたときに保存した所
定数のピッチ配列のなかで制約条件を考慮しながら目的
関数の最適値を与える設計変数の値を求める。
させたピッチ配列について、設計変数の単位変化量に対
する目的関数の変化量の割合である目的関数の感度及び
設計変数の単位変化量に対する制約条件の変化量の割合
である制約条件の感度に基づいて制約条件を考慮しなが
ら目的関数の最適値を与える設計変数の変化量を予測す
ると共に、設計変数を予測量に相当する量変化させたと
きの目的関数の値及び設計変数を予測量に相当する量変
化させたときの制約条件の値を演算し、目的関数の値及
び制約条件の値から適応関数を求めて該ピッチ配列及び
設計変数を変化させなかったピッチ配列を保存しかつ保
存したピッチ配列が所定数になるまで繰り返すことがで
きる。
位変化量に対する目的関数の変化量の割合である目的関
数の感度及び設計変数の単位変化量に対する制約条件の
変化量の割合である制約条件の感度に基づいて制約条件
を考慮しながら目的関数の最適値を与える設計変数の変
化量を予測すると共に、設計変数を予測量に相当する量
変化させたときの目的関数の値及び設計変数を予測量に
相当する量変化させたときの制約条件の値を演算し、予
測値と演算値とに基づいて、制約条件を考慮しながら目
的関数の最適値を与える設計変数の値を求めることがで
きる。
とすることができる。設計変数としてピッチ配列を表す
関数を定めたときには、ステップ(b)で設計変数を変
化させたときにピッチ長が所定範囲になるように制約条
件を定めてステップ(b)を実行することにより、制約
条件を考慮しながら目的関数の最適値を与える設計変数
の値を求めればよい。
ように順にピッチが並べられると共に各階位に含まれる
ピッチの数が予め定められた初期配列毎に、ステップ
(a)ではタイヤの各ピッチから発生する騒音パルスの
モデル、タイヤ騒音性能評価用物理量を表す目的関数を
定め、ステップ(b)では異なる階位間で該階位に含ま
れるピッチの数を変化させ、ステップ(c)では目的関
数の最適値を与える各階位が含むピッチの数に基づいて
タイヤのピッチ配列を求める、各ステップを繰り返し
て、複数の初期配列に対応した複数のピッチ配列を求
め、求められた複数のピッチ配列から目的関数の最適値
が最適となるピッチ配列を選択することもできる。
定のピッチ長のブロックに関して、最短ピッチ長のブロ
ックから最長ピッチ長のブロックまでピッチ長の順に並
べたときに最短ピッチ長のブロックを表す識別子1から
順に最長ピッチ長のブロックを表す識別子Mまでの順序
を値で表す識別子iを該値が順に大きくなるように定
め、タイヤの周方向で隣り合うブロックの識別子の値の
差の絶対値をDとすると共に、当該Dの値が1以上の場
合の隣り合うブロック対の数をNとするととき、Nに対
して2≦D≦M−2(4≦M)、であるNの占める割合
が40%〜80%の条件を満たすようにタイヤのピッチ
配列を決定してもよい。
周方向に並べたピッチの個数をPとすると共に、最短ピ
ッチ長を有するブロックと最長ピッチ長を有するブロッ
クの個数の和をWとするときに、WのPに対する割合が
25%〜50%であるようにタイヤのピッチ配列を決定
することみできる。
るブロックまたは最長ピッチ長を有するブロックがタイ
ヤ周方向に連続するときに当該連続するブロックの個数
が5個以下であるように、タイヤのピッチ配列を決定し
てもよい。また、前記ピッチ配列について、最短ピッチ
長のブロック及び最長ピッチ長のブロック以外の中間の
ピッチ長のブロックがタイヤ周方向に連続するときに当
該連続するブロックの個数が3個以下であるように、タ
イヤのピッチ配列を決定してもよい。
は、タイヤの各ピッチから発生する騒音パルスのモデ
ル、タイヤ騒音評価用物理量を表す目的関数、ピッチ配
列を決定する設計変数、及びピッチ配列を制約する制約
条件を定める。このタイヤの騒音パルスのモデルには、
路面とタイヤのピッチから発生する音のレベルとピッチ
長等を対応させたモデルを適用できる。タイヤ騒音評価
用物理量を表す目的関数としては、各ピッチから音を発
生する際のタイヤのサイクル/回転の関数としての調和
数に対する振幅値を物理量として使用することができ、
また振幅値の2乗の値、平均振幅値からの差分値等を用
いることもできる。ピッチ配列を決定する設計変数とし
ては、各ピッチ長、ピッチ配列を表す関数等を用いるこ
とができる。ピッチ配列を制約する制約条件としては、
隣り合うピッチ長の比、最大ピッチ長と最小ピッチ長の
比、各ピッチ長に属するピッチの数、連続する同一ピッ
チ長さの数の制約等がある。なお、目的関数、設計変数
及び制約条件は、上記の例に限られるものではなく、タ
イヤ設計目的に応じて種々のものを定めることができ
る。
しながら目的関数の最適値を与える設計変数の値を求め
る。この場合には、請求項2にも記載したように、前記
ステップ(a)では、複数個のピッチ配列からなる選択
対象集団を定め、該選択対象集団の各ピッチ配列につい
て、タイヤ性能評価用物理量を表す目的関数、ピッチ配
列を決定する設計変数、隣り合うピッチ長の比、最大ピ
ッチ長と最小ピッチ長の比、各ピッチ長に属するピッチ
の数、連続する同一ピッチ長の数及び性能評価用物理量
の少なくとも1つを制約する制約条件、及び目的関数及
び制約条件から評価できる適応関数を定め、ステップ
(b)では、適応関数に基づいて前記選択対象集団から
2つのピッチ配列を選択し、所定の確率で各ピッチ配列
の設計変数を交叉させて新規のピッチ配列を生成するこ
と及び少なくとも一方のピッチ配列の設計変数の一部を
変更させて新規のピッチ配列を生成することの少なくと
も一方を行い、設計変数を変化させたピッチ配列の目的
関数、制約条件及び適応関数を求めて該ピッチ配列及び
設計変数を変化させなかったピッチ配列を保存しかつ保
存したピッチ配列が所定数になるまで繰り返し、保存し
た所定数のピッチ配列からなる新規集団が所定の収束条
件を満たすか否かを判断し、収束条件を満たさないとき
には該新規集団を前記選択対象集団として該選択対象集
団が所定の収束条件を満たすまで繰り返すと共に、該所
定の収束条件を満たしたときに保存した所定数のピッチ
配列のなかで制約条件を考慮しながら目的関数の最適値
を与える設計変数の値を求めることも効果的である。こ
の場合、請求項3にも記載したように、請求項2のステ
ップ(b)において、設計変数を変化させたピッチ配列
について、設計変数の単位変化量に対する目的関数の変
化量の割合である目的関数の感度及び設計変数の単位変
化量に対する制約条件の変化量の割合である制約条件の
感度に基づいて制約条件を考慮しながら目的関数の最適
値を与える設計変数の変化量を予測すると共に、設計変
数を予測量に相当する量変化させたときの目的関数の値
及び設計変数を予測量に相当する量変化させたときの制
約条件の値を演算し、目的関数の値及び制約条件の値か
ら適応関数を求めて該ピッチ配列及び設計変数を変化さ
せなかったピッチ配列を保存しかつ保存したピッチ配列
が所定数になるまで繰り返すことが更に効果的である。
これによっても、制約条件を考慮し目的関数の値が最適
になるときの設計変数の値が求められる。なお、目的関
数及び制約条件から評価できる適応関数は、目的関数及
び制約条件からピッチ配列に対する適応度を求める関数
を使用することができる。また、目的関数、設計変数、
制約条件及び適応関数は、上記の例に限られるものでは
なく、タイヤ設計目的に応じて種々のものを定めること
ができる。さらに、前記のピッチ配列の設計変数の交叉
には、選択した2つのピッチ配列の設計変数についてそ
の一部または所定部位以降の設計変数を交換する方法が
ある。さらにまた、ピッチ配列の設計変数の一部の変更
には、予め定めた確率等で定まる位置の設計変数を変更
(突然変異)する方法がある。
記載したように、設計変数の単位変化量に対する目的関
数の変化量の割合である目的関数の感度及び設計変数の
単位変化量に対する制約条件の変化量の割合である制約
条件の感度に基づいて制約条件を考慮しながら目的関数
の最適値を与える設計変数の変化量を予測すると共に、
設計変数を予測量に相当する量変化させたときの目的関
数の値及び設計変数を予測量に相当する量変化させたと
きの制約条件の値を演算し、予測値と演算値とに基づい
て制約条件を考慮しながら目的関数の最適値を与える設
計変数の値を求めると効果的である。これによって、制
約条件を考慮し目的関数の値が最適になるときの設計変
数の値が求められる。この設計変数には、請求項5にも
記載したように、ピッチ配列を表す関数を定めることが
できる。この場合、請求項6にも記載したように、設計
変数としてピッチ配列を表す関数を定めたときには、設
計変数を変化させたときにピッチ長が所定範囲になるよ
うに制約条件を定めてステップ(b)を実行することに
より、制約条件を考慮しながら目的関数の最適値を与え
る設計変数の値を求めれば、ピッチ配列に含まれるピッ
チ長は予め定めた所定範囲内となり、極端に大きいピッ
チや極端に小さいピッチはなくなる。
適値を与える設計変数に基づいてタイヤの騒音パルスの
モデル等を変更することによりピッチ配列を求める。
列毎に繰り返すことによって、複数の初期配列に対応し
た複数のピッチ配列が求められる。この求められた複数
のピッチ配列から目的関数の最適値が最適となる、例え
ば目的関数である振幅値が最小に成る等のピッチ配列を
選択することによって複数ある最適なピッチ配列から更
に最適なタイヤのピッチ配列を決定できる。この決定さ
れたピッチ配列に基づいて、静寂なタイヤを設計するこ
とができる。
則性を有する方が外観的に見栄えが良い。そこで、請求
項7に記載した発明のステップ(a)では、タイヤの各
ピッチから発生する騒音パルスのモデル、及びタイヤ騒
音評価用物理量を表す目的関数を定める。このタイヤの
騒音パルスのモデルには、路面とタイヤのピッチから発
生する音のレベルとピッチ長等を対応させたモデルを適
用できる。タイヤ騒音評価用物理量を表す目的関数とし
ては、各ピッチから音を発生する際のタイヤのサイクル
/回転の関数としての調和数に対する振幅値を物理量と
して使用することができ、また振幅値の2乗の値、平均
振幅値からの差分値等を用いることもできる。なお、目
的関数は、上記の例に限られるものではなく、タイヤ設
計目的に応じて種々のものを定めることができる。
該階位に含まれるピッチの数を変化させる。例えば、隣
接する階位間で一方のピッチの数を増加させると共に他
方のピッチの数を減少させることによってピッチの数を
変更する。この場合、ピッチ配列中に含まれるピッチの
総数は変化しない。
最適値を与える各階位が含むピッチの数に基づいてタイ
ヤの騒音パルスのモデル等を変更することによりピッチ
配列を求める。
状に変化するように順にピッチが並べられると共に各階
位に含まれるピッチの数が予め定められた初期配列毎
に、例えば各々の階位に含まれるピッチの数が設定され
かつ小ピッチから大ピッチまたは大ピッチから小ピッチ
に大きさが段階状に変化するように順にピッチを並べた
タイヤのピッチ配列の初期配列毎に繰り返す。これによ
って、複数の初期配列に対応した複数のピッチ配列が求
められる。この求められた複数のピッチ配列から目的関
数の最適値が最適となるピッチ配列を選択することによ
って複数ある最適なピッチ配列から更に最適なタイヤの
ピッチ配列を決定できる。この決定されたピッチ配列に
基づいてタイヤを設計することにより、外観的な美観を
保持しつつ静寂なタイヤを提供することができる。
決定されたピッチ配列に基づきタイヤを設計・開発した
場合、従来の試行錯誤を基本とした設計・開発と異な
り、コンピューター計算を主体にしてベストモードの設
計から設計されたタイヤの騒音評価までが、ある程度可
能となり、著しい効率化を達成でき、開発にかかる費用
が削減可能となるものである。
は、前記請求項7に記載したように、外観的に見栄えが
良い規則性を有するピッチ配列(所謂、山型ピッチ配
列)と、規則性がないピッチ配列(所謂、ランダムピッ
チ配列)とに大別される。
ピッチへ移行させると共に大ピッチから小ピッチへ移行
させることによって、外観的に見栄えが良くなる。とこ
ろが、走行時の騒音を少なくする静寂性の点では、走行
時の騒音を少なくして静寂性を向上させるように、規則
性を考慮せずにピッチ配列を決定したランダムピッチ配
列の方が効果がある。
剛性が大きな最大ピッチ長のブロックと剛性が小さな最
短ピッチ長のブロックとが隣接して配置されることがあ
るため、この剛性の差による偏磨耗が生じやすくなり、
製造時には良好であった騒音性能が、使用と伴う経時変
化によって悪化することがある。
の向上(騒音低減効果)を維持しながら偏磨耗の発生を
抑制するように、隣り合うブロックの剛性差を小さくす
ることができる、ピッチ配列を決定するために、以下の
規定を定めることが効果的である。
前記ピッチ配列について、M個の所定のピッチ長のブロ
ックに関して、最短ピッチ長のブロックから最長ピッチ
長のブロックまでピッチ長の順に並べたときに最短ピッ
チ長のブロックを表す識別子1から順に最長ピッチ長の
ブロックを表す識別子Mまでの順序を値で表す識別子i
を該値が順に大きくなるように定め、タイヤの周方向で
隣り合うブロックの識別子の値の差の絶対値をDとする
と共に、当該Dの値が1以上の場合の隣り合うブロック
対の数をNとするととき、Nに対して2≦D≦M−2
(4≦M)、であるNの占める割合が40%〜80%の
条件を満たすようにピッチ配列を決定する。
方向で隣り合うブロックについて、剛性が大きな最大ピ
ッチ長のブロックと剛性が小さな最短ピッチ長のブロッ
クとが隣接して配置される場合のブロックの個数を考慮
しているので、偏磨耗が生じやすくなるピッチ配列を抑
制すべくピッチ配列を決定できる。従って、製造時に良
好である騒音性能を、使用と伴う経時変化によっても悪
化することが抑制されたピッチ配列を決定できる。
ピッチ配列について、タイヤの周方向に並べたピッチの
個数をPとすると共に、最短ピッチ長を有するブロック
と最長ピッチ長を有するブロックの個数の和をWとする
ときに、WのPに対する割合(W/P)を25%〜50
%にする。
長を有するブロックと最長ピッチ長を有するブロックの
個数の割合がタイヤの周方向に並べたピッチの総数に対
して25%〜50%にでき、剛性が大きな最大ピッチ長
のブロックと剛性が小さな最短ピッチ長のブロックとが
隣接して配置される場合に、ピッチ長による制限を付加
でき、偏磨耗が生じやすくなるピッチ配列を抑制すべく
ピッチ配列を決定できる。
有するブロックまたは最長ピッチ長を有するブロックが
タイヤ周方向に連続するときに当該連続するブロックの
個数を5個以下にすることによって、最短ピッチ長を有
するブロックまたは最長ピッチ長を有するブロックの連
続による騒音は低減され、走行時の静寂性が向上するこ
とになるので好適である。
ブロック及び最長ピッチ長のブロック以外の中間のピッ
チ長のブロックがタイヤ周方向に連続するときに当該連
続するブロックの個数を3個以下にすることによって、
タイヤ周方向に連続するブロックについて、中間のピッ
チ長のブロックの連続は、3個以内になるので、最短ピ
ッチ長のブロック及び最長ピッチ長のブロックのみなら
ず、これら以外の中間のピッチ長のブロックについても
連続することに制限が付与される。このため、ブロック
の連続による騒音は低減され、走行時の静寂性が向上す
ることになるので好適である。
て、複数個のピッチ配列からなる選択対象集団を定める
と共に、該選択対象集団の各ピッチ配列について、タイ
ヤ性能評価用物理量を表す目的関数、ピッチ配列を決定
する設計変数、隣り合うピッチ長の比、最大ピッチ長と
最小ピッチ長の比、各ピッチ長に属するピッチの数、連
続する同一ピッチ長の数及び性能評価用物理量の少なく
とも1つを制約する制約条件、及び目的関数及び制約条
件から評価できる適応関数を定めたときには、ステップ
(b)は次のステップ乃至ステップから構成でき
る。適応関数に基づいて選択対象集団から2つのピッ
チ配列を選択するステップ、所定の確率で各タイヤモ
デルの設計変数を交叉させて新規のピッチ配列を生成す
ること及び少なくとも一方のピッチ配列の設計変数の一
部を変更させて新規のピッチ配列を生成することの少な
くとも一方を行うステップ、交叉や変更により設計変
数を変化させたピッチ配列の目的関数、制約条件及び適
応関数を求めて該ピッチ配列及び設計変数を変化させな
かったピッチ配列を保存しかつ保存したピッチ配列が所
定数になるまでステップ乃至ステップを繰り返すス
テップ、保存した所定数のピッチ配列からなる新規集
団が所定の収束条件を満たすか否かを判断し、収束条件
を満たさないときには該新規集団を選択対象集団として
該選択対象集団が所定の収束条件を満たすまで前記ステ
ップ乃至ステップを繰り返すと共に、該所定の収束
条件を満たしたときに保存した所定数のピッチ配列のな
かで制約条件を考慮しながら目的関数の最適値を与える
設計変数の値を求めるステップ。
たピッチ配列について、設計変数の単位変化量に対する
目的関数の変化量の割合である目的関数の感度及び設計
変数の単位変化量に対する制約条件の変化量の割合であ
る制約条件の感度に基づいて制約条件を考慮しながら目
的関数の最適値を与える設計変数の変化量を予測すると
共に、設計変数を予測量に相当する量変化させたときの
目的関数の値及び設計変数を予測量に相当する量変化さ
せたときの制約条件の値を演算し、目的関数の値及び制
約条件の値から適応関数を演算し、該設計変数が変化さ
れた新規なピッチ配列及び設計変数を変化させなかった
ピッチ配列を保存しかつ保存したピッチ配列が所定数に
なるまで前記ステップ乃至ステップを繰り返して実
行することが効果的である。これによっても、制約条件
を考慮し目的関数の値が最適になるときの設計変数の値
が求められる。
細に説明する。図1は、本発明の空気入りタイヤに関す
るピッチ配列の設計方法を実施するためのパーソナルコ
ンピュータの概略を示すものである。このパーソナルコ
ンピュータは、データ等を入力するためのキーボード1
0、予め記憶されたプログラムに従って、制約条件を見
たしかつ目的関数を最適、例えば、最大または最小にす
る設計変数を演算するコンピュータ本体12の演算結果
等を表示するCRT14から構成されている。
させるために、ピッチ配列に規則性がないランダムピッ
チ配列を基本として最適なピッチ配列及びピッチ長の比
(以下、ピッチ比という。)を決定する第1実施例につ
いて説明する。
ーチンを示すものある。ステップ100〜104では、
タイヤのトレッドに形成されるピッチ配列を数値的・解
析的に求めるためのモデルとして、ピッチとピッチにお
ける音との関係を表す騒音パルス基本モデル(タイヤの
各ピッチから発生する騒音パルスのモデル)を求める。
ここで、モデル化とは、ピッチ配列を、疑似乱数に基づ
いて作成しコンピュータプログラムへのインプットデー
タ形式に数値化することをいう。図5は、タイヤの騒音
パルス基本モデルを示すもので、縦軸は路面とタイヤの
溝付近との接触に進入または離脱するときに発生するノ
イズのレベルを示し、振幅はブロック長、ブロック剛性
に応じて変化させてもよい。また、Piはピッチ長を示
している。
ッチ配列を決定する際に、必要とするまたは経験的に求
められる以下の各値が設定値として入力される。
1.0 ・最小ピッチ長の比:αmin =7.0 ・隣合うピッチ長の比 αmin ≦Pi /Pi+1 ≦αmax αmin ≦P1 /PN ≦αmax 但し、αmin 、αmax は与えられる定数 例えば、αmin =1/1.45 αmax =1.45 ・目的関数OBJ:ピッチ配列から音を出す際のタイヤ
のサイクル/回転の関数としての調和数nに対応する振
幅をA(n)とし、更に注目する調和数の領域をnmin
〜nmax とした場合に、以下の式(1)によって表し
た。
長Pi(i=1,2,・・・N−1)を設定する。
下のようにして演算する。先ず、ピッチ配列及びピッチ
比から、各ピッチ長Piに基づいて、ピッチ間の位置x
i (i=1,2,・・・N)を演算する。
で、音の時刻歴を表現する。
囲で調和解析した後、n=サイクル/回転、に関する振
幅A(n)を演算する(図6参照)。
関数を用いたが、無響室で計測したタイヤの1つのピッ
チが発生する音を用いてもよい。または、計測音に近い
性質を示す、次の式を用いてもよい。
タである。
は自然数、本実施例では2〜9のいずれか1つ)を決定
し、ステップ104においてピッチ配列に含まれるピッ
チ比の種類の数がM個でありピッチの総数がN個である
ピッチ配列Vを擬似乱数アルゴリズムによって複数生成
し、この複数ピッチ配列Vのうち、隣合うピッチの比に
関する制約条件を満足する1つのピッチ配列を初期値と
して選択する。
自然数に対応させ、擬似乱数アルゴリズムによってN桁
の配列を生成することによって、ピッチ比が配列値であ
る自然数の各桁に対応して表現されるピッチ配列Vを生
成する。次に、隣合うピッチの比に関する制約条件を満
足する1つのピッチ配列を初期値として選択する。な
お、本実施例では、このピッチ比の数Mとして、M=
2、3、・・9の場合を順にして以下の処理を行う。
適化ルーチンによって初期値として選択されたピッチ配
列Vを最適化する。次に、ステップ132において、設
計変数Pi の初期値Poにおける目的関数OBJの初期
値OBJo及び制約条件Gの初期値Goを演算する。
モデルを変化させるために設計変数Pi を各々ΔPi ず
つ変化させる。ステップ136では、設計変数をΔPi
変化させた後のピッチ配列を決定する。
めたピッチ配列について設計変数をΔPi 変化させた後
の目的関数の値OBJ(Pi +ΔPi )、制約条件の値
G(Pi +ΔPi )を演算し、ステップ140で以下の
式(4)に従って、設計変数の単位変化量に対する目的
関数の変化量の割合である目的関数の感度ΔOBJ/Δ
Pi 及び設計変数の単位変化量に対する制約条件の変化
量の割合である制約条件の感度ΔGi /ΔPi を各設計
変数毎に演算する。
させたときに目的関数の値及び制約条件の値がどの程度
変化するか予測することができる。なお、この感度は、
タイヤ騒音のモデル化に用いた手法や設計変数の性質に
よっては、解析的に求められる場合があるので、その際
にはステップ138の演算は不要になる。
値OBJo、制約条件の初期値Go、設計変数の初期値
Po及び感度を用いて、数理計画法により制約条件を満
たしながら目的関数を最大にする設計変数の変化量を予
測する。この設計変数の予測値を用いて、ステップ14
4でステップ136と同様の方法によりピッチ配列を決
定すると共に、目的関数値を演算する。ステップ146
において、ステップ144で演算した目的関数値OBJ
とステップ132で演算した目的関数の初期値OBJo
との差と、予めインプットされたしきい値とを比較する
ことで目的関数の値が収束したか否かを判断し、目的関
数の値が収束していない場合にはステップ142で求め
られた設計変数の値を初期値として、ステップ132か
らステップ146を繰り返し実行する。目的関数の値が
収束したと判断されたときには、このときの設計変数の
値をもって制約条件を満たしながら目的関数を最小にす
る設計変数の値とし、ステップ148においてこの設計
変数の値を用いてタイヤの最適化されたピッチ配列を決
定する。
て最適化されたピッチ配列のピッチ比を正規化する。す
なわち、ピッチ比の数Mに基づいて、以下の式(5)に
従って正規化された初期ピッチ比riを求める。
min は最小ピッチ長の比である。次に、以下の式(6)
に従って、最適化されたピッチ長Piをピッチ長の平均
値で除算する。
APiを、最も近い正規化されたピッチ比で置換した
後、ピッチ比の数Mでピッチ配列を再表現する。
で表現されたピッチ配列の各ピッチ比を図4に示したピ
ッチ比の最適化ルーチンにより最適化する。図4の最適
化ルーチンは、最初と最後のピッチ比r1 、rM の値を
保持したまま、目的関数が最小になるように、その間の
ピッチ比r2 〜rM-1 の値を最適化する。この最適化ル
ーチンのステップ160では、ピッチ比r2 〜rM-1 の
値を各々増減するための増減値Δrを演算する。本実施
例では、(rM −r1 )/10の値を増減値Δrとして
演算する。次のステップ162では、初期目的関数の値
OBJoを演算する。次のステップ164では、ピッチ
比r2 〜rM-1 の何れか1つを選択し、ステップ166
で選択したピッチ比riを増加または減少させてステッ
プ168において新たに目的関数の値OBJを演算す
る。次のステップ170でピッチ比r2 〜rM-1 に関す
る増減を全て(2(M−2)回)演算したか否かを判断
し、全て演算した場合には、ステップ172において、
ステップ168で演算した2(M−2)個の目的関数の
内、最低になる目的関数値を演算する。次のステップ1
74では、初期目的関数値とステップ172で演算した
最低目的関数値とを比較し、最低目的関数値が初期目的
関数値より大きい場合には、これ以上改良されないこと
を示しているので、ステップ178において最適なピッ
チ比r1 〜rMを出力する。一方、ステップ174にお
いて初期目的関数値より最低目的関数値が小さいと判断
された場合には、ステップ176において隣り合うピッ
チ比ri,ri+1(i=1〜M−1)の差が或る値(予
め定めた所定値)より小さいか否かを次の式(7)を用
いて判断し、小さくなっていないときには、ステップ1
62へ進み小さい場合にはステップ178へ進み、最適
なピッチ比r1 〜rM を出力する。
100個生成したか否かを判断し、100個生成するま
で、ステップ104〜ステップ110を繰り返す。ピッ
チ配列Vを100個生成すると、ステップ114におい
て目的関数が最低であるピッチ配列及びピッチ比を選択
する。
Mについて上記処理が終了したか否かを判断し、否定判
断の場合には、ステップ102からステップ114まで
を実行する。一方、全ピッチ比の数Mについてピッチ比
及びピッチ配列の最適化が終了したときは、ステップ1
18へ進み、ピッチ比の数毎に最適化されたピッチ比及
びピッチ配列から目的関数が最低であるピッチ比及びピ
ッチ配列を選択し、本ルーチンを終了する。
を決定することにより、予め定めた初期配列に対応した
複数(100個)の最適なピッチ配列から発生ノイズの
振幅値のばらつきが最小となるホワイトノイズ化された
最適なピッチ配列を選択でき、少ない演算で確度よく、
静寂なタイヤを設計することができる。
型配列を基本として最適なピッチ配列及びピッチ比を決
定する第2実施例を説明する。なお、本実施例は、図7
を参照して説明するが、図2と対応する部分には同一符
号を付して詳細な説明を省略する。
(以下、山型ピッチ配列という)は、図9に示したよう
に、ピッチ比の数がM個のとき、小ピッチから大ピッチ
へ、大ピッチから小ピッチへ順に変化するピッチ配列を
いう。また、山型ピッチ配列中にある大ピッチが連続す
る1つの群を1つの山として、図9の場合は山の数が2
つになる。また、この山型ピッチ配列におけるピッチの
大きさが変化するときの階段数Hは、以下の式(8)で
表せる。
定する際に必要とするまたは経験的に求められる設定値
が入力され、次のステップ102においてピッチ比の数
Mを設定する。本実施例では、山型ピッチ配列であるた
め、上記実施例のランダムピッチ配列のときに設定し
た、隣合うピッチ比に関する制約は省略される。
計変数は、次の通りである。 ・目的関数OBJ:上記の式(1)に基づくタイヤ騒音
スペクトル偏差 ・制約条件 :・各階段に配置されるピッチ数が少
なくとも1以上 ・最大ピッチ長の比αmax =11.0 ・最小ピッチ長の比αmin =7.0 但し、Pi :ピッチ長(i=1,2,・・・N) ・設計変数 :各階段に配置されるピッチの数(H
個)
まれる山の数Cを設定する。本実施例では、この山の数
Cとして、1〜9までの値を順に設定して以下を処理す
る。次のステップ204では、上記式(8)に基づいて
ピッチ比の数M及び山の数Cから演算される階段数Hが
ピッチの総数Nより小さいか否かを判断し、肯定判断の
とき、ステップ206へ進む。
ムによって、2・C・(M−1)個の階段の各々に含ま
れるピッチの数Uj (j:1〜2・C・(M−1))を
決定する。すなわち、2・C・(M−1)個の階段を1
〜9までの自然数に対応させ、擬似乱数アルゴリズムに
よって配列を生成し、配列値である自然数の各桁に対応
して階段の各々に含まれるピッチの数Uj が表現される
ピッチ配列Vを1つ生成して、初期値とする。図9に
は、山の数Cが2つのときを例に、上記のようにして決
定された山型ピッチ配列におけるピッチの大きさと階段
に含まれるピッチの数との関係を示した。図中、階段部
分に下線を付した数字は、階段部分に含まれるピッチの
数Uj を示している。
適化ルーチンによって初期値として選択された山型ピッ
チ配列を最適化する。図8の最適化ルーチンのステップ
232では、初期値として選択された山型ピッチ配列に
ついて決定された目的関数OBJの初期値OBJoを演
算する。次のステップ234では、山型ピッチ配列の何
れか2つの階段部分についてピッチの数を増減する。例
えば、山の数Cが2つでかつ、小ピッチの階段部分22
のピッチの数Uが3、中ピッチの階段部分24のピッチ
の数Uが2、大ピッチの階段部分26のピッチの数Uが
3の山型ピッチ配列が初期値として選択された場合に
(図9参照)、図10に2重下線で示したように、小ピ
ッチの階段部分22のピッチの数を1減少して中ピッチ
の階段部分24のピッチの数を1増加させる。また、中
ピッチの階段部分24のピッチの数を1減少して大ピッ
チの階段部分26のピッチの数を1する例は、図11に
2重下線で示した。
チ配列における目的関数の値をステップ236において
演算する。この階段部分間のピッチ数の交換が全ての階
段部分について終了するまで上記処理を繰り返し(ステ
ップ238)、目的関数OBJの初期値OBJoと対比
して求められた複数の目的関数の値の最小の値である山
型ピッチ配列をステップ240において選択する。ステ
ップ242では、目的関数OBJの初期値OBJoと対
比することによって目的関数の値が収束したか否かを判
断し、収束していない場合にはステップ246において
ステップ240で選択されたピッチ配列を初期のピッチ
配列に置換してステップ232へ戻り、目的関数の値が
収束するまで、上記処理を実行する。目的関数の値が収
束すると、ステップ244において、目的関数の値が収
束した時点での山型ピッチ配列を最適なピッチ配列とし
て決定する。
ピッチ比r1 、rM の値を保持したまま、目的関数が最
小になるように、その間のピッチ比r2 〜rM-1 の値を
最適化し(ステップ110、図4)、ピッチ配列Vを1
00個生成したか否かを判断し、100個生成されたピ
ッチ配列Vから目的関数が最低であるピッチ配列及びピ
ッチ比を選択する(ステップ112、114)。
について、最適化されたピッチ比及びピッチ配列が演算
されたか否かを判断し、否定判断の場合には、ステップ
202へ戻り、全ての山の数Cについて最適化されたピ
ッチ比及びピッチ配列の演算が終了するまで上記処理を
繰り返す。
Mについて上記処理が終了したか否かを判断し、否定判
断の場合には、ステップ102へ戻り、全ピッチ比の数
Mについてピッチ比及びピッチ配列の最適化が終了する
まで浄域処理を繰り返す。次のステップ212では、山
の数Cを含めてピッチ比の数毎に最適化されたピッチ比
及びピッチ配列から目的関数が最低であるピッチ比及び
ピッチ配列を選択し、本ルーチンを終了する。
た山型ピッチ配列について各々に対応した複数(100
個)の最適なピッチ配列を求め、この複数のピッチ配列
から発生ノイズの振幅値のばらつきが最小となるホワイ
トノイズ化された最適なピッチ配列を選択している。こ
のため、外観的な美観を保持しつつ静寂なタイヤを提供
するためのピッチ比及びピッチ配列を、少ない演算で確
度よく、求めることができ、静寂かつ見栄えのよいタイ
ヤを設計することができる。
によって設計する第3実施例について説明する。図12
は、第3実施例のプログラムの処理ルーチンを示すもの
である。ステップ300では、N個のピッチ配列を疑似
乱数に基づいて求める。なお、Nは予め使用者がインプ
ットする。本実施例で用いる騒音パルス基本モデルは、
第1実施例と同一である。
用物理量を表す目的関数、隣り合うピッチ長の比、最大
ピッチ長と最小ピッチ長の比、各ピッチ長に属するピッ
チの数の連続する同一ピッチ長の数、及び性能評価物理
量の少なくとも1つを制約する制約条件及びN個のピッ
チ配列を決定する設計変数を決定する。本実施例では、
騒音性能が良好なピッチ配列を設計するため、目的関数
OBJ及び制約条件Gを次のように定めている。
タイヤ騒音スペクトル偏差 制約条件G :山型配列か否か、 最大ピッチ長の比=11.0 最小ピッチ長の比= 7.0 山型配列でない場合、隣り合うピッチ比の制約として、 αmin ≦Pi /Pi+1 ≦αmax 但し、αmin 、αmax は与えられる定数で、例えば、 αmin =1/1.45、αmax =1.45 ここで、Pi はピッチ長である。
OBJ、制約条件G及びN個のタイヤモデルの各々の設
計変数riJ(J=1,2,・・・,N)を決定した後、
図12のステップ304において、N個のタイヤモデル
の各々の設計変数riJの各々の目的関数OBJJ 及び制
約条件GJ を演算する。
で求めたN個のピッチ配列の各々の目的関数OBJJ 及
び制約条件GJ を用いて、N個のピッチ配列の各々の適
応関数FJ を以下の式(9)に従って演算する。本実施
例では、例えばスペクトル偏差を最小にするため、適応
関数による値(適応度)は、スペクトル偏差が小さくな
ると大きくなる。
ティ関数(J=1、2、3、・・・N) なお、c及びγは使用者が予め入力する。
列の中から交叉させるピッチ配列を2個選択する。選択
方法としては、一般に知られている適応度比例戦略を用
い、N個のピッチ配列のある個体eが各々選択で選ばれ
る確率Pe は以下の式で表わされる。
ある個体eの適応関数 FJ :N個のピッチ配列のJ番目の適応関数 J=1、2、3、・・・N 上記実施例では、選択方法として適応度比例戦略を用い
たが、この他、遺伝的アルゴリズム(北野宏明 編)に
示されている様な、期待値戦略、ランク戦略、エリート
保存戦略、トーナメント選択戦略、あるいはGENIT
ORアルゴリズム等を用いてもよい。
のピッチ配列を、使用者が予め入力した確率Tによって
交叉させるか否かを決定する。ここでいう、交叉とは、
後述するように、2個のピッチ配列の要素の一部を交換
することをいう。否定判定で交叉させない場合は、ステ
ップ312において現在の2個のピッチ配列をそのまま
の状態でステップ316へ進む。一方、肯定判定で交叉
させる場合には、ステップ314において後述するよう
に2個のピッチ配列を交叉させる。
交叉ルーチンによって行われる。先ず、上記のステップ
308において選択された2個のピッチ配列をピッチ配
列a及びピッチ配列bとすると共に、各々のピッチ配列
a,bの設計変数について並びを含む設計変数ベクトル
Vrで表し、ピッチ配列aの設計変数ベクトルを Vra =(r1 a 、r2 a 、・・・、ri a 、・・・、
rn-1 a )、 ピッチ配列bの設計変数ベクトルを Vrb =(r1 b ,r2 b 、・・・ri b 、・・・r
n-1 b ) とする。先ず、図13のステップ350では、予め定め
た規則に従い乱数を生成し、この乱数に応じてピッチ配
列a,bの設計変数ベクトルに関する交叉場所iを決定
する。次のステップ352では、決定された交叉場所i
に基づいて、新しい設計変数ri 'a,ri 'bを求める。
この新しい設計変数ri 'a,ri 'bの決定を図14及び
図15を用いて詳細に説明する。
であり、ピッチ比の大きさが大中小の3種類からなり、
ピッチの数が22個でかつ、小ピッチ比から大ピッチ比
へ、大ピッチ比から小ピッチ比へ順に変化している。ま
た、山型ピッチ配列中にある大ピッチ比のピッチが連続
する1つの群を1つの山とし、山の数が2つである。図
中、階段部分に下線を付した数字は、階段部分に含まれ
るピッチの数を示している。ピッチの大きさについて、
大ピッチ比を3、中ピッチ比を2、小ピッチ比を1とす
ると、図14のピッチ配列a,b(以下、親、親と
いう。)は、以下に示す[親ピッチ配列]のように表せ
る。
2 親 :112223333211112233322
2
で交叉させると決定されたときには、親のピッチ配列か
ら、次に示す[ピッチ配列の交叉過程]のように子孫配
列が生成される。
22 親 :1122233/3321111223332
22 子孫:1112233/3321111223332
22 子孫:1122233/3222112223322
22
と、親の交差点後半の配列部分とを繋げて、親を基
準として交叉させた後のピッチ配列(以下、子孫とい
う)を生成する。同様に、親の交差点前半の配列部分
と、親の後半の配列部分を繋げて、親を基準として
交叉させた後のピッチ配列(以下、子孫という。)を
生成する。この場合、図から理解されるように子孫、
子孫のピッチ配列について共に山型ピッチ配列の性質
を有している。
させる位置が中ピッチ比または小ピッチ比である場合に
は、子孫は山型配列の性質を有するが、子孫では山
型ピッチ配列の性質を有しないことになる。従って、常
時、山型ピッチ配列を得るようにするためには、制約条
件Gが山型ピッチ配列でない場合に、正の値を有するよ
うに予め設定すれば、山型ピッチ配列以外のピッチ配列
が支配的になることを防ぐことができる。
後、ステップ354で新しい設計変数の並びである設計
変数ベクトルVr'a,ri 'bは以下のように求められ
る。 Vr’a =(r1 a 、r2 a 、・・・ri 'a、
ri+1 b 、・・・、rn-1 b ) Vr’b =(r1 b 、r2 b 、・・・ri 'b、
ri+1 a 、・・・、rn-1 a )
るが、この他に遺伝的アルゴリズム(北野 宏明 編)
に示されているような、複数点交叉または一様交叉等を
用いてもよい。
チ配列を生成した後、図12のステップ316では、使
用者が予め入力した確率Sで、突然変異させるか否かを
決定する。この突然変異は、後述するように、設計変数
の一部を微小に変更することをいい、最適な設計変数と
なりうる母集団に当該ピッチ配列を含む確度を高くする
ためである。ステップ316で、否定判定で突然変異さ
せない場合には、ステップ318では現在の2個のピッ
チ配列のまま、次のステップ322へ進む。肯定判定で
突然変異させる場合には、次のステップ320で以下の
ように突然変異処理を行う。
ーチンによって行われる。先ず、ステップ356では乱
数を生成し、乱数によって突然変異の場所iを決定す
る。次に、ステップ358において、新しい設計変数r
i ’を乱数を用いて与えられたピッチ比の中の整数に変
更する。このようにして、設計変数ri ’を求めた後、
ステップ360で求められる、新しい設計変数の並びで
ある設計変数ベクトルVr’は以下のようになる。
i+1 、・・・、rn-1 ) このようにして、新たに生成された2個のピッチ配列に
ついて、目的関数の値と制約条件の値を図12のステッ
プ322で演算する。次のステップ324では、得られ
た目的関数の値と制約条件の値から前記実施例例と同様
に式(9)を用いて適応関数を演算する。
チ配列を保存する。次のステップ328では、ステップ
326で保存したピッチ配列の数が、N個に達したか否
かを判断し、N個に達していない場合は、N個になるま
でステップ308からステップ328を繰り返し実行す
る。一方、ピッチ配列の数がN個に達した場合には、ス
テップ330で収束判定をし、収束していない場合に
は、N個のピッチ配列をステップ326で保存されたピ
ッチ配列に更新し、ステップ308からステップ330
を繰り返し実行する。一方、ステップ330で収束した
と判断された場合には、N個のピッチ配列の中で制約条
件を略満たしながら目的関数の値が最大となるピッチ配
列の設計変数の値をもって制約条件を略満たしながら目
的関数を最大にする設計変数の値とし、ステップ332
においてこの設計変数の値を用いてピッチ配列を決定す
る。
条件のいずれかを満足したら収束とみなす。 1)世代数がM個に達した 2)一番目的関数の値が大きい線列の数が全体のq%以
上になった 3)最大の目的関数の値が、続くp回の世代で更新され
ない。 但し、M、q、pは使用者が予め入力しておく。
たピッチ配列を実際にタイヤに刻むことによって試作し
試験を行った結果は、以下の表1のとおりであった。
リング評価) タイヤサイズ:205/60HR15 内圧:2.0kg/cm2
されたピッチ配列で規定されるタイヤを多数、試作し騒
音計測実験する過程において、ピッチ配列内に含まれる
最短ピッチのブロックと最長ピッチのブロックとの関係
に有意性があることに着目した。すなわち、トレッドに
形成されるピッチ配列には、外観的に見栄えが良い規則
性を有する山型ピッチ配列と、規則性がないランダムピ
ッチ配列とに大別されるが、走行時の騒音を少なくする
静寂性の点では、外観的に見栄えが良い山型ピッチ配列
よりも、規則性を考慮せずにピッチ配列を決定したラン
ダムピッチ配列の方が効果がある。
剛性が大きな最大ピッチ長のブロックと剛性が小さな最
短ピッチ長のブロックとが隣接して配置されることがあ
るため、この剛性の差による偏磨耗が生じやすくなり、
製造時には良好であった騒音性能が、使用と伴う経時変
化によって悪化することがある。
性の向上(騒音低減効果)を維持しながら偏磨耗の発生
を抑制することができるピッチ配列の決定には、タイヤ
の周方向で隣り合うブロックやピッチ配列内に含まれる
最短ピッチのブロックと最長ピッチのブロックとの関係
を、考慮することが、偏磨耗が生じやすくなるピッチ配
列を抑制すべくピッチ配列を決定できることが想定され
る。
ッチ配列で規定されるタイヤを多数、試作し騒音計測実
験等を行ったときの、騒音レベル、H&T高さ、ピッチ
が変化する箇所の全体に占める割合、の関係を左辺軸に
騒音レベル値、右辺軸にH&T高さの値、横軸にピッチ
が変化する箇所の全体に占める割合の値を対応させて示
した。なお、図17の例では、以下の条件で製造された
タイヤを計測したものである。
で走行するときの騒音レベルを表し、H&T高さは、同
一ピッチ配列の複数のタイヤについて車両が5000k
m走行した後に計測したH&T高さの平均値を表してい
る。このH&T高さ(ヒール・アンド・トー高さ)と
は、図19に示すように、タイヤの周方向に繋がるブロ
ックが、周方向に鋸刃状に磨耗する現象における、磨耗
した部分の半径方向の最大長さをいい、製造当初を指数
100としている。また、ピッチが変化する箇所の全体
に占める割合とは、タイヤの周方向で隣り合うブロック
のピッチ長の変化幅の絶対値Dが1以上の隣り合うブロ
ック組の個数Nに対して、2≦D≦M−2(4≦M;
M:ピッチ配列に含まれるピッチ長の種類数)である割
合を示している。図17の例では、M=5で、ピッチが
変化幅D(2≦D≦3)で変化する箇所が、ピッチが変
化する箇所全体に占める割合を示すことになる。
が変化する箇所の全体に占める割合が40%〜80%の
範囲において、偏磨耗が抑制されたピッチ配列を得るこ
とができる。従って、タイヤの周方向で隣り合うブロッ
クのピッチ長の変化幅の絶対値Dが1以上の隣り合うブ
ロック組の個数Nに対して、2≦D≦M−2である割合
を40%〜80%となる条件を満たすようにピッチ配列
を定めれば、偏磨耗が生じやすくなるピッチ配列を抑制
すべくピッチ配列を決定できることになる。
ッチ配列で規定されるタイヤを多数、試作し騒音計測実
験等を行ったときの、騒音レベル、H&T高さ、最短ピ
ッチ長と最長ピッチ長の個数の和が全体のピッチ長の個
数に占める割合、の関係を左辺軸に騒音レベル値、右辺
軸にH&T高さの値、横軸に最短ピッチ長と最長ピッチ
長の個数の和が全体のピッチ長の個数に占める割合の値
を対応させて示した。なお、図18の例では、図17に
おける条件と同様の条件で製造されたタイヤを計測した
ものである。この最短ピッチ長と最長ピッチ長の個数の
和が全体のピッチ長の個数に占める割合とは、ピッチ配
列について、タイヤの周方向に並べたピッチの個数をP
とすると共に、最短ピッチ長を有するブロックと最長ピ
ッチ長を有するブロックの個数の和をWとするときに、
WのPに対する割合(W/P)を示すものである。
(W/P)が25%〜50%の範囲において、偏磨耗が
抑制されたピッチ配列を得ることができる。従って、最
短ピッチ長を有するブロックと最長ピッチ長を有するブ
ロックの個数の割合がタイヤの周方向に並べたピッチの
総数に対して25%〜50%にすれば、剛性が大きな最
大ピッチ長のブロックと剛性が小さな最短ピッチ長のブ
ロックとが隣接して配置される場合に、ピッチ長による
制限を付加でき、偏磨耗が生じやすくなるピッチ配列を
抑制すべくピッチ配列を決定できることになる。
れる条件を考慮して、決定されたタイヤのピッチ配列の
実験結果を以下に示す。
作し磨耗試験を行った結果は、以下の表2のとおりであ
った。また、このピッチ配列のタイヤについて騒音計測
を行った結果を図20に示した。なお、図20では、横
軸には調和数、縦軸にはスペクトル振幅を設定して、プ
ロットしたものである。
価。また、H&T高さは指数表示である。
約条件を満たす目的関数の最適値を与える設計変数を求
め、この設計変数からピッチ配列等を決定してタイヤを
設計しているので、ベストモードのタイヤ設計を行うこ
とができる、という効果が得られる。
ッチ配列及びピッチ比からタイヤを設計・開発した場
合、従来の思考錯誤を基本とした設計・開発とことな
り、コンピュータ演算を主体にしてベストモードの設計
から設計されたタイヤの騒音性能評価までが、ある程度
可能となり、著しい効率化を達成でき、開発にかかるコ
ストが削減可能となる。
ュータの概略図である。
図である。
ーチンを示す流れ図である。
チンを示す流れ図である。
る。
図である。
ーチンを示す流れ図である。
ためのイメージ図である。
ための他の例を示すイメージ図である。
れ図である。
イメージ図であり、(a)はピッチ配列aを示し、
(b)はピッチ配列a,bを親とし交叉後のピッチ配列
を示し、(c)はピッチ配列bを示し、(d)はピッチ
配列a,bを親とし交叉後のピッチ配列を示す。
叉処理される過程の山型ピッチ配列を示すイメージ図で
ある。
箇所の全体に占める割合、の関係を示す特性図である。
長ピッチ長の個数の和が全体のピッチ長の個数に占める
割合、の関係を示す特性図である。
図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 予め定められた初期配列毎に、次の各ス
テップを繰り返して、複数の初期配列に対応した複数の
ピッチ配列を求め、求められた複数のピッチ配列から目
的関数の最適値が最適となるピッチ配列を選択するタイ
ヤのピッチ配列決定方法。 (a)タイヤの各ピッチから発生する騒音パルスのモデ
ル、タイヤ騒音性能評価用物理量を表す目的関数、ピッ
チ配列を決定する設計変数、及びピッチ配列を制約する
制約条件を定めるステップ。 (b)制約条件を考慮しながら目的関数の最適値を与え
る設計変数の値を求めるステップ。 (c)目的関数の最適値を与える設計変数に基づいてピ
ッチ配列を求めるステップ。 - 【請求項2】 前記ステップ(a)では、複数個のピッ
チ配列からなる選択対象集団を定め、該選択対象集団の
各ピッチ配列について、タイヤ性能評価用物理量を表す
目的関数、ピッチ配列を決定する設計変数、隣り合うピ
ッチ長の比、最大ピッチ長と最小ピッチ長の比、各ピッ
チ長に属するピッチの数、連続する同一ピッチ長の数及
び性能評価用物理量の少なくとも1つを制約する制約条
件、及び目的関数及び制約条件から評価できる適応関数
を定め、 前記ステップ(b)では、適応関数に基づいて前記選択
対象集団から2つのピッチ配列を選択し、所定の確率で
各ピッチ配列の設計変数を交叉させて新規のピッチ配列
を生成すること及び少なくとも一方のピッチ配列の設計
変数の一部を変更させて新規のピッチ配列を生成するこ
との少なくとも一方を行い、設計変数を変化させたピッ
チ配列の目的関数、制約条件及び適応関数を求めて該ピ
ッチ配列及び設計変数を変化させなかったピッチ配列を
保存しかつ保存したピッチ配列が所定数になるまで繰り
返し、保存した所定数のピッチ配列からなる新規集団が
所定の収束条件を満たすか否かを判断し、収束条件を満
たさないときには該新規集団を前記選択対象集団として
該選択対象集団が所定の収束条件を満たすまで繰り返す
と共に、該所定の収束条件を満たしたときに保存した所
定数のピッチ配列のなかで制約条件を考慮しながら目的
関数の最適値を与える設計変数の値を求める請求項1の
空気入りタイヤの設計方法。 - 【請求項3】 前記ステップ(b)において、設計変数
を変化させたピッチ配列について、設計変数の単位変化
量に対する目的関数の変化量の割合である目的関数の感
度及び設計変数の単位変化量に対する制約条件の変化量
の割合である制約条件の感度に基づいて制約条件を考慮
しながら目的関数の最適値を与える設計変数の変化量を
予測すると共に、設計変数を予測量に相当する量変化さ
せたときの目的関数の値及び設計変数を予測量に相当す
る量変化させたときの制約条件の値を演算し、目的関数
の値及び制約条件の値から適応関数を求めて該ピッチ配
列及び設計変数を変化させなかったピッチ配列を保存し
かつ保存したピッチ配列が所定数になるまで繰り返す請
求項2に記載の空気入りタイヤの設計方法。 - 【請求項4】 前記ステップ(b)では、設計変数の単
位変化量に対する目的関数の変化量の割合である目的関
数の感度及び設計変数の単位変化量に対する制約条件の
変化量の割合である制約条件の感度に基づいて制約条件
を考慮しながら目的関数の最適値を与える設計変数の変
化量を予測すると共に、設計変数を予測量に相当する量
変化させたときの目的関数の値及び設計変数を予測量に
相当する量変化させたときの制約条件の値を演算し、予
測値と演算値とに基づいて、制約条件を考慮しながら目
的関数の最適値を与える設計変数の値を求める請求項1
に記載のタイヤのピッチ配列決定方法。 - 【請求項5】 前記設計変数は、ピッチ配列を表す関数
である請求項1に記載のタイヤのピッチ配列決定方法。 - 【請求項6】 前記設計変数としてピッチ配列を表す関
数を定めたときには、ステップ(b)で設計変数を変化
させたときにピッチ長が所定範囲になるように制約条件
を定めてステップ(b)を実行することにより、制約条
件を考慮しながら目的関数の最適値を与える設計変数の
値を求める請求項1に記載のタイヤのピッチ配列決定方
法。 - 【請求項7】 前記初期配列は、ピッチの大きさが段階
状に変化するように順にピッチが並べられると共に各階
位に含まれるピッチの数が予め定められ、前記ステップ
(a)ではタイヤの各ピッチから発生する騒音パルスの
モデル、タイヤ騒音性能評価用物理量を表す目的関数を
定め、前記ステップ(b)では異なる階位間で該階位に
含まれるピッチの数を変化させ、前記ステップ(c)で
は目的関数の最適値を与える各階位が含むピッチの数に
基づいてタイヤのピッチ配列を求めることを特徴とする
請求項1に記載のタイヤのピッチ配列決定方法。 - 【請求項8】 前記ピッチ配列について、M個の所定の
ピッチ長のブロックに関して、最短ピッチ長のブロック
から最長ピッチ長のブロックまでピッチ長の順に並べた
ときに最短ピッチ長のブロックを表す識別子1から順に
最長ピッチ長のブロックを表す識別子Mまでの順序を値
で表す識別子iを該値が順に大きくなるように定め、タ
イヤの周方向で隣り合うブロックの識別子の値の差の絶
対値をDとすると共に、当該Dの値が1以上の場合の隣
り合うブロック対の数をNとするととき、以下の条件を
満たすことを特徴とする請求項1に記載のタイヤのピッ
チ配列決定方法。Nに対して、2≦D≦M−2(4≦
M)、であるNの占める割合が40%〜80% - 【請求項9】 前記ピッチ配列について、タイヤの周方
向に並べたピッチの個数をPとすると共に、最短ピッチ
長を有するブロックと最長ピッチ長を有するブロックの
個数の和をWとするときに、WのPに対する割合が25
%〜50%であることを特徴とする請求項1に記載のタ
イヤのピッチ配列決定方法。
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