JPH0752471Y2 - ガス栓 - Google Patents

ガス栓

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JPH0752471Y2
JPH0752471Y2 JP9304489U JP9304489U JPH0752471Y2 JP H0752471 Y2 JPH0752471 Y2 JP H0752471Y2 JP 9304489 U JP9304489 U JP 9304489U JP 9304489 U JP9304489 U JP 9304489U JP H0752471 Y2 JPH0752471 Y2 JP H0752471Y2
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JP
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socket
plug
elastic pieces
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fixing member
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JP9304489U
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JPH0332290U (ja
Inventor
正博 小川
Original Assignee
株式会社藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、ガス栓、特に、栓本体とこれに連設されてい
るプラグからなり、該プラグに、器具側に接続されてい
るソケットを接続して使用するガス栓に関するものであ
り、該ソケットとプラグとが非接続状態においても、該
ソケットとプラグとを仮止め状態に連結せしめるもので
ある。
[従来技術及びその問題点] 従来のガス栓は、配管端末のガスコックすなわち閉子を
具備する栓本体(1)と、これに取付けられ且常閉の弁
体を具備するプラグ(3)とからなるものであり、下流
側のホースエンドにゴム管が接続され且内部に開弁軸を
具備するソケット(2)を、該プラグ(3)に、所謂、
ワンタッチカップリング式に接続させることにより、ガ
ス栓と器具本体とが接続される構成であり、該ソケット
(2)をプラグ(3)に接続保持させると前記ソケット
(2)の開弁軸がプラグ(3)の弁体を開弁させるよう
になっている。そして、この接続状態では、ソケット
(2)の作動筒(22)が初期位置から進出した状態とな
る。
ソケット(2)はその作動筒(22)をソケット(2)方
向へ押し込むことによりプラグ(3)から外れる構成で
あるから、器具を使用しない場合、この操作により、一
時的にソケット(2)をプラグ(3)から取外しておく
ことがある。この時、ソケット(2)は器具側に接続さ
れたままであるため器具周辺部で邪魔になるが、器具を
再度使用する際に必要であるため、しまい込んでしまう
わけにもいかない。
[技術的課題] 本考案は、このような、『栓本体(1)に取付けられて
いるプラグ(3)と、ソケット本体(20)とこれに進退
自在に装備させた作動筒(22)とからなり且前記プラグ
(3)に脱着自在に接続されるソケット(2)との組み
合わせからなるガス栓』にいて、該ソケット(2)をプ
ラグ(3)から取外した時に、器具側に接続されている
ソケット(2)がプラグ(3)から完全に分離してしま
いゴム管及びこれに接続されたソケット(2)が邪魔に
ならないようにするため、該ソケット(2)とプラグ
(3)とが非接続状態においてもソケット(2)がプラ
グ(3)に仮止め状態となるようにすることをその技術
的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の記述的
手段は『プラグ(3)を挟んで対向する位置に一対の弾
性片(11)(11)を配設し、前記弾性片(11)(11)の
自由端部近傍に係合突起(12)(12)を内方に突出形成
し、ソケット(2)とプラグ(3)とが非接続状態にお
いて、作動筒(22)の先端に形成されているつば部(2
3)のソケット本体(20)側に前記係合突起(12)(1
2)が位置するように弾性片(11)(11)の配設位置を
設定するとともに、係合突起(12)(12)の頂部相互の
間隔を前記ソケット(2)のつば部(23)の直径よりも
僅かに小さく設定した』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
弾性片(11)(11)はプラグ(3)を挟んで対向する位
置に配設されているから、ソケット(2)をプラグ
(3)に接続させると、該ソケット(2)も前記弾性片
(11)(11)間に挟まれることとなる。この時、前記係
合突起(12)(12)の頂部相互の間隔はつば部(23)の
直径よりも僅かに小さく設定されているが、該係合突起
(12)(12)が突設されている弾性片(11)(11)は、
弾性機能を有するため、ソケット(2)を強制的にプラ
グ側へ押込むと弾性片(11)(11)は外側に弾性的に湾
曲し、ソケット(2)は弾性片(11)(11)間に挿入可
能となり、そのまま押込むことにより、プラグ(3)へ
接続させることができる。
プラグ(3)に接続せしめられたソケット(2)は、そ
の作動筒(22)の先端分に形成されているつば部(23)
をソケット本体(20)側へ押込むと、プラグ(3)から
取外すことができるが、ソケット(2)とプラグ(3)
との非接続状態において、作動筒(22)においてつば部
(23)のソケット本体(20)側(ソケット本体(20)と
つば部(23)との間の部分)に前記係合突起(12)(1
2)が位置するように弾性片(11)(11)の配設位置が
設定されているとともに、係合突起(12)(12)の頂部
相互の間隔は、前記した様に、該つば部(23)の直径よ
りも僅かに小さく設定されているから、プラグ(3)か
ら取外されたソケット(2)はそのつば部(23)が係合
突起(12)(12)間に引っ掛かり抜け落ちることがな
い。言い替えれば、ソケット(2)は弾性片(11)(1
1)に仮止め状態となるのである。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
ソケット(2)とプラグ(3)とは非接続状態であって
も、両者は完全に分離されることなく、ソケット(2)
はプラグ(3)近傍に配設されている弾性片(11)(1
1)に仮止め状態となるから、ソケット(2)をプラグ
(3)から取外しても、ソケット(2)が器具周辺部で
邪魔になることがない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図に示す本考案の第1実施例のものは、ボックス
(B)内に、閉子を内蔵した栓本体(1)を収容した、
所謂、ボックスコックに実施したものであり、前記栓本
体(1)の下流端に設けたプラグ(3)と閉子との接続
部近傍に支持筒(5)を取付け、その先端部を内方に向
かって突出させて係合部(53)とした。そして、前記支
持筒(5)内にすすみ対偶するように筒状の仮止め部材
(10)を設け、該仮止め部材(10)の側壁の対向する位
置を先端側から切欠いて弾性片(11)(11)とするとと
もに、該弾性片(11)(11)の自由端部には内方に突出
する係合突起(12)(12)を形成した。尚、この係合突
起(12)(12)の頂部相互の間隔はソケット(2)のつ
ば部(23)の直径よりも僅かに小さくなるように仮止め
部材(10)の大きさは設定されている。又、該弾性片
(11)(11)以外の仮止め部材(10)の側壁の先端周縁
部には、第2図に示すように、その全域にフランジ(1
7)が外方に向かって突出しており、又、基端部には、
第1図の如く、前記係合部(53)と係合する係合部(1
3)を外方に突出させ、さらに、該係合部(13)よりも
やや先端側寄りで且前記弾性片(11)(11)よりも基端
側寄りには、ソケット(2)をプラグ(3)に接続させ
た状態において、該ソケット(2)の作動筒(22)のつ
ば部(23)に当接する内フランジ(14)を第2図の如く
突設させている。
前記支持筒(5)と仮止め部材(10)とは、栓本体
(1)とプラグ(3)との接続部近傍に取付けられてい
る支持筒(5)内で仮止め部材(10)がすすみ対偶する
ように配設されているとともに前記内フランジ(14)と
支持筒(5)の基端部の間に形成した空室部(4)には
バネ(40)を設けているため、自由状態においては、前
記仮止め部材(10)は支持筒(5)内でプラグ(3)の
流路の下流側寄りに位置することとなる。言い替えれ
ば、係合部(53)と係合部(13)とは常時係合状態に維
持されることとなる。
この実施例にものにおいては、プラグ(3)にソケット
(2)を接続すべく、ソケット(2)を仮止め部材(1
0)内に、弾性片(11)の弾性能を利用して挿入させる
と、該ソケット(2)のつば部(23)が仮止め部材(1
0)の内フランジ(14)に当接することとなり、そのま
まソケット(2)をプラグ(3)にワンタッチカップリ
ング式に接続されるまで押進めると、つば部(23)が進
出して両者が接続ロック状態となり、内フランジ(14)
は該つば部(23)に押されて前記バネ(40)を圧縮しな
がら仮止め部材(10)は支持筒(5)の基端側へ移行す
る。
次に、プラグ(3)に接続させたソケット(2)を取外
すには、仮止め部材(10)のフランジ(17)をソケット
(2)側へ引っ張る。すると、前記内フランジ(14)が
ソケット(2)の作動筒(22)の先端のつば部(23)を
後方から押すこととなり、ソケット(2)はその構成の
ためにプラグ(3)から外れることとなる。そして、仮
止め部材(10)はばね(40)の付勢力により元の係合状
態に復帰するが、この時、前記係合突起(12)(12)が
前記つば部(23)のソケット本体(20)側に引っ掛かる
こととなり、ソケット(2)は仮止め部材(10)によっ
て、第1図の二点鎖線で示す如く、仮止め状態となるの
である。
次に、第2実施例について説明する。
この実施例のものは、第3図に示すように、栓本体
(1)に軸支させ且操作つまみ(60)と連動させた解除
レバー(6)によってソケット(2)の取外しを行なう
構成のガス栓に実施したものであり、仮止め部材(10)
は、第4図の如く、環状枠体(7)の対向する位置に側
壁(71)(71)を垂下させ、該側壁(71)(71)に環状
枠体(7)側からそれぞれ2箇所に切込みを入れて弾性
片(11)(11)を形成したものであり、該弾性片(11)
(11)の自由端部近傍には係合突起(12)(12)を突設
させるとともに該側壁(71)(71)の下端部には取付舌
片(70)(70)を外方に張り出させている。
この実施例のものは、第3図に示すように、前記環状枠
体(7)をプラグ(3)に嵌合させた状態で、該取付舌
片(70)(70)をプラグ(3)の基端部にネジ止めして
おく。この実施例のものではソケット(2)を仮止め部
材(10)の環状枠体(7)内に強制的に嵌め込みプラグ
(3)に接続させれば良く、ソケット(2)をプラグ
(3)から取り外すには、前記操作つまみ(60)を操作
して解除レバー(6)の先端部でソケット(2)の作動
筒(22)を下方から押し上げれば良い。すると、前記仮
止め部材(10)の弾性片(11)(11)の係合突起(12)
(12)が、ソケット(2)のつば部(23)とソケット本
体(20)との間に引っ掛かり、ソケット(2)はプラグ
(3)に仮止め状態となる。
尚、上記実施例のものは、いずれも、閉子を内蔵する形
式のガス栓に実施したが、プラグ(3)を具備する限
り、これ以外のガス栓にも本考案は採用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の説明図,第2図はその正面
図,第3図は第2実施例の説明図,第4図は第2実施例
の仮止め部材(10)の斜視図であり、図中, (1)…栓本体、(11)…弾性片 (12)…係合突起、(2)…ソケット (20)…ソケット本体 (22)…作動筒、(3)…プラグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】栓本体(1)に取付けられているプラグ
    (3)と、ソケット本体(20)とこれに進退自在に装備
    させた作動筒(22)とからなり且前記プラグ(3)に脱
    着自在に接続されるソケット(2)との組み合わせから
    なるガス栓において、プラグ(3)を挟んで対向する位
    置に一対の弾性片(11)(11)を配設し、前記弾性片
    (11)(11)の自由端部近傍に係合突起(12)(12)を
    内方に突出形成し、ソケット(2)とプラグ(3)とが
    非接続状態において、作動筒(22)の先端に形成されて
    いるつば部(23)のソケット本体(20)側に前記係合突
    起(12)(12)が位置するように弾性片(11)(11)の
    配設位置を設定するとともに、係合突起(12)(12)の
    頂部相互の間隔を前記ソケット(2)のつば部(23)の
    直径よりも僅かに小さく設定したガス栓。
JP9304489U 1989-08-08 1989-08-08 ガス栓 Expired - Lifetime JPH0752471Y2 (ja)

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JPH0332290U JPH0332290U (ja) 1991-03-28
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