JPH0752423A - 染料気化式プリンターヘッド - Google Patents

染料気化式プリンターヘッド

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JPH0752423A
JPH0752423A JP5199610A JP19961093A JPH0752423A JP H0752423 A JPH0752423 A JP H0752423A JP 5199610 A JP5199610 A JP 5199610A JP 19961093 A JP19961093 A JP 19961093A JP H0752423 A JPH0752423 A JP H0752423A
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JP
Japan
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dye
cartridge
head
main body
liquefied
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JP5199610A
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Shuji Sato
修司 佐藤
Masanori Ogata
政徳 尾形
Hiroyuki Shioda
裕之 塩田
Eiki Hirano
栄樹 平野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
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    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
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    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17593Supplying ink in a solid state

Abstract

(57)【要約】 【目的】染料気化式プリンターヘッドの液化染料を収納
するヘッド本体の本体タンクと染料を収納しているカー
トリッジとを改良して小型化軽量化、及び染料の長期保
存を可能にすることを目的とする。 【構成】固体染料を密封したカートリッジをヘッド本体
に着脱可能にし、カートリッジをヘッド本体に装着した
時、カートリッジ内の固体染料が加熱して液化染料にす
ると共に、該液化染料を毛管作用によりヘッド本体に供
給する構造にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラービデオプリンタ
ー等に用いられる染料を気化して印画紙に転写する染料
気化式プリンターヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、インクリボンや感熱ヘッドを使用
しない省電力、小型、低コストの染料気化式プリンター
ヘッドを有するカラービデオプリンターが開発された。
この種のカラービデオプリンターの一例の全体構成を図
12に示し、その中のプリンターヘッドの構造の概要を
図13に示す。
【0003】カラービデオプリンター30Aは、外筐3
1Aと、フレームシャーシー32Aと、カセット33A
と、平面ベース板34Aと、ヘッド部35と、紙送り駆
動ローラー36と、従動ローラー37と、電源38と、
紙送りモーター39と、ヘッド駆動回路基板40と、フ
レキシブルハーネス41とから構成されている。
【0004】外筐31Aは、カラービデオプリンター3
0A全体を覆う立方体の箱であって、その右側面には印
画紙排出口31aが設けられている。フレームシャーシ
ー32Aは、外筐31Aの内部をカセット33A用の空
間と、その他の構成品用の空間とに分割するための内枠
である。
【0005】カセット33Aは、印画紙43を収容し
て、フレームシャーシー32Aによって形成された左側
空間に嵌め込まれるようになっている。カセット33A
の印画紙排出口31a側の側面は開口となっており、こ
の開口から印画紙43が1枚ずつ押し出されることにな
る。
【0006】平面ベース板34Aは、フレームシャーシ
ー32Aによって形成された右側空間に配置され、ヘッ
ド部35との間に印画紙43を挟むための台としての機
能を有する。
【0007】ヘッド部35は、平面ベース板34Aの上
に設置され、平面ベース板34Aとの間に挟まれた印画
紙43に印字する染料気化式プリンターヘッドであっ
て、バネ42a、42bによって、軽荷重(約50g)
で平面ベース板34Aに押し付けられている。
【0008】ヘッド部35は、上部に固体染料タンク4
4を有している。固体染料タンク44は、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色の粉末状
気化染料45Y、45M、45C(以下総称して45で
示す)を収容する各槽から構成されている。
【0009】なお、ここでいう気化染料とは、所謂固化
分散染料、液化分散染料、気化分散染料、昇華性染料、
分散染料を総称して呼び、これは、「25°Cから分解
温度までの温度範囲において、その蒸気圧が0.01パ
スカル以上となる温度領域が存在する染料である。ただ
し、気相において染料分子が平均会合数nで会合してい
る場合には、蒸気圧をnで割った値が0.01パスカル
以上とする。」と定義される。この定義に合致する市販
の気化染料として、HSR−2031、ESC−15
5、ESC−655等がある。
【0010】紙送り駆動ローラー36および従動ローラ
ー37は、モーター39によって互いに反対方向に回転
し、これによってヘッド部35で印字された印画紙43
を、軽圧力で挟持しながら引き出し、印画紙排出口31
aから外部へ排出する機能を有する。
【0011】ヘッド駆動回路基板40は、ヘッド部35
を動作させるための回路を有しており、その回路の出力
端子はフレキシブルハーネス41を介してヘッド部35
の制御回路と接続されている。
【0012】さて、ヘッド部35は、図13に示すよう
に、粉末状気化染料45を収納する固体染料タンク44
と、該固体染料タンク44に接続された複数の液化染料
供給通路46と、各液化染料供給通路46の出口に接続
された気化部47とから構成されている。
【0013】固体染料タンク44、液化染料供給通路4
6、および気化部47は、ガラス製または透明プラスチ
ック製のヘッドベース49の中に、ポリイミド等の断熱
材からなる断熱層48で囲まれて構成されている。
【0014】固体染料タンク44の上部には、断熱層4
8とヘッドベース49とを貫通して、粉末状気化染料4
5より小径の空気穴44aが設けられている。これは、
粉末状気化染料45が円滑に液体染料供給通路46へ送
り出されるようにするためである。
【0015】液化染料供給通路46は、固体染料収納槽
44から粉末状気化染料45を導入し、これを液化した
後に毛管現象によって気化部47へ供給する。液化染料
供給通路46の下壁は高強度材からなる耐磨耗性の保護
層50で形成されている。
【0016】この液化染料供給通路46の上壁の断熱層
48の内面には、粉末状気化染料を融解点まで加熱し、
溶融(液化)するための電気抵抗体からなるヒータ51
が設置されている。
【0017】気化部47の入口は液化染料供給通路46
の出口と連続している。気化部47の上部壁にあたる断
熱層48の内面には、液体染料に気化熱を供給するため
の加熱部52が設置されている。
【0018】また、気化部47の下部壁と、モータ51
の下部には、液化染料供給通路46から延設された保護
層50によって形成されている。気化部47の下部壁の
保護層50には、気化した染料が噴出するための気化穴
53が設けられている。
【0019】このような構造からなるカラービデオプリ
ンター30Aを使用して印刷するには、図12に示すよ
うに、まず、複数枚の印画紙43をカセット33A内に
装填する。印画紙43の表面には、図13に示すよう
に、受容層43aが塗布されている。そして、印刷開始
と共に、印画紙43は上から1枚ずつ分離されて、ヘッ
ド部35と平面ベース板34Aの間に、受容層43a側
を気化穴53側に向けて軽圧力で挟持される。
【0020】一方、固体染料タンク44内の粉末状気化
染料45は、液化染料供給通路46へ送られ、ヒータ5
1によって融解点まで加熱されて溶融し、液化染料45
Aとなる。液化染料45Aは、液化染料供給通路46内
を毛管現象によって走行し、気化部47に供給される。
【0021】そこで、印画紙43が紙送り駆動ローラー
36と従動ローラー37との間に挟持されていると、ヘ
ッド駆動回路基板40からヘッド部35の制御回路に対
して1つの色の1ライン分のプリント信号が送られる。
すると、ヘッド部35の加熱部52は発熱して、気化部
47内に保持されている液化染料45Aを気化させる。
【0022】気化した気化染料47Aは、各気化部47
の気化穴53を通って噴出し、印画紙43の受容層43
aに転写される。上記プリント過程が3色(Y、M、
C)について行われ、その結果、1ラインのカラープリ
ントが行われることになる。
【0023】受容層43aに転写された気化染料は、ヒ
ータ51から保護層50を伝導してきた熱によって再加
熱され、定着する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の染料気化式プリンターヘッドには、下記のような問
題点があった。
【0025】(1).固体染料タンク44は、ヘッド部
35の寿命または交換時までに必要な量の粉末状染料を
収納するために充分な容積が必要であるため、カラービ
デオプリンター30全体のサイズ、重量、および、所要
電力が大きくなってしまうという問題点があった。
【0026】(2).粉末状染料は、全部使い終わるま
で固体染料タンク44内に収納されているため、長期間
の間に劣化してしまうと云う問題点がある。
【0027】(3).カラービデオプリンター30を使
用する都度、固体染料タンク44内の粉末状染料を全て
液化しなければならないので、使用しない分の加熱エネ
ルギーは無駄であった。また、液化と固化を多数回繰り
返すため、染料のヒートサイクル劣化が早いと云う問題
点があった。
【0028】(4).粉末状染料を溶媒によって希釈し
て液状化したものをカートリッジ化して使用する方法も
あるが、この方法では、カートリッジの容積および重量
を小さくすることが困難であり、また、溶媒が揮発して
染料が固化して液化染料供給通路46につまってしまう
と云う問題点があった。
【0029】(5).染料がなくなるとカートリッジ毎
交換する方法が取られているが、本来染料のみの交換で
済むのに、複雑な構造、且つ高価なカートリッジを交換
するため不経済であると云う問題点があった。
【0030】(6).カートリッジ内にヒータと、該ヒ
ータに供給する電源も内蔵した構造では、重量が増え構
造が複雑になるという問題点があった。
【0031】(7).カートリッジの着脱に、本体タン
クの口金の栓を取り付けたり、外したりする面倒な作業
が必要であると云う問題点があった。
【0032】従って、染料を収納するヘッド本体の本体
タンク及びカートリッジの構造に解決しなければならな
い課題を有している。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る染料気化式プリンターヘッドは、液化さ
れた染料を気化して印画紙に転写するヘッド本体と、該
ヘッド本体に着脱自在なカートリッジとを備えた染料気
化式プリンターヘッドであって、カートリッジは染料を
固体状態で密封封入したことである。
【0034】又、ヘッド本体内に液化染料の存在を検知
するセンサーを設けたこと;ヘッド本体に染料を液化す
るヒータを備えたこと;カートリッジをヘッド本体に装
着した際に、ヘッド本体のヒータと対峙する面を伝熱板
で形成したこと;カートリッジに染料を液化するヒータ
を備えると共に、該ヒータに電源を供給するための接続
手段をカートリッジに設けたこと;カートリッジの外殻
は、断熱部材を挟んだ2重構造に構成したこと;ヘッド
本体には、液化染料の供給の終了を示す表示手段を備え
たこと;カートリッジの補給タンク内の液化染料は、ヘ
ッド本体の本体タンクに毛管作用により供給されるこ
と;補給タンク内の材料は、ヘッド本体の本体タンク内
の材料よりぬれ性の悪い材料で形成されていること;ヘ
ッド本体の液化染料供給口は、カートリッジの着脱に対
応して開閉する2重扉構造の口金である染料気化式プリ
ンターヘッドである。
【0035】
【作用】上記構成にした染料気化式プリンターヘッド
は、下記のような作用を奏することができる。 (1).固体染料を密封封入したカートリッジをヘッド
本体に装着することによって、カートリッジ内の固体染
料を液化した液化染料をカートリッジからヘッド本体の
液化染料タンクに供給することができるようになるの
で、ヘッド本体の液化染料タンクの容積および重量を削
減することができると共に、染料はカートリッジに固形
あるいは粒形状のまま密封封入されているから、長期間
経過しても劣化しない。さらに、カートリッジは、固体
染料の液化に溶媒を使用しないから小型軽量とすること
が可能となる。
【0036】(2).ヘッド本体内に液化染料の存在を
検知するセンサーを設けたことにより、必要量だけの染
料を液化供給することができるようになる。
【0037】(3).ヘッド本体内に染料を液化するヒ
ータを備えたことにより、カートリッジを小型化軽量化
することが可能となる。
【0038】(4).カートリッジに染料を液化するヒ
ータを備え、該ヒータに電源を供給するための接続手段
をカートリッジに設けたことにより、カートリッジ側に
ヒータ電源が不要となり、カートリッジを小型化軽量化
することができるようになる。
【0039】(5).カートリッジの外殻を、断熱部材
を挟んだ2重構造にすることによって、保温効果によっ
て熱の放出が防止され、その結果、加熱エネルギーの節
約となる。
【0040】(6).ヘッド本体には、液化された染料
の供給が終了したことを知らせる表示手段を備えたこと
により、適切な量の供給をすることができるようにな
る。
【0041】(7).カートリッジの補給タンク内の液
化染料は、ヘッド本体の本体タンクに毛管作用により供
給すると共に、該補給タンク内の材料は本体タンク内の
材料よりぬれ性の悪い材料を使用したことにより、カー
トリッジから液化染料タンクである本体タンクへの液化
染料の補給を早い速度で行うことができ、補給時間を短
縮することができる。
【0042】(8).ヘッド本体の液化染料供給口は、
カートリッジの着脱に対応して開閉する2重扉構造の口
金を有する構造にすることにより、口金の栓の取り外し
取り付けが不要となる。
【0043】
【実施例】以下、本発明に係る染料気化式プリンターヘ
ッドの実施例について図を参照にして説明する。本発明
に係る染料気化式プリンターヘッドの第1実施例は、図
1乃至図3に示すように、カートリッジ1とヘッド本体
2とで概略構成されており、その他の構成は従来技術と
同じ構成になっている。
【0044】カートリッジ1は、ヘッド本体2に設けら
れているフック3によって簡単にヘッド本体2に取り付
けることができる構造になっており、その詳細は後述す
る。
【0045】ヘッド本体2は、ヘッドベース4に溝等の
加工を施すことによって、図1に示すような、染料供給
系統を形成し、この染料供給系統の周囲を液化染料に対
してぬれが悪くかつ断熱性の良い材料からなる上カバー
5で囲み、さらに、上カバー5の上面を耐磨耗性の大き
い材料からなる保護カバー6で覆って内部を保護してい
る。
【0046】染料供給系統は、図1に示すように、1印
刷ラインを形成するN個(図1では28個を示す)の気
化部7と、気化部7をM個(図1では4個)のグループ
に分け、各グループ毎に設けられた小型の中継タンク8
と、中継タンク8から各気化部7へ液化染料を毛管現象
によって供給する複数の液化染料供給通路9と、ヘッド
本体2全体の液化染料を収納する本体タンク10と、こ
の本体タンク10から各中継タンク8に液化染料を毛管
現象によって供給する液化染料供給通路11とで構成さ
れている。
【0047】各気化部7は、加熱手段を有しており、液
化染料供給通路9から供給された液化染料を加熱して気
化させ、気化した染料を複数の気化穴12から噴出し
て、印画紙に転写する。
【0048】気化部7の入口には、気化部7への液化染
料の供給量を調整する液溜めの役目をする緩衝室13が
設けられている。緩衝室13内には、加熱時における液
化染料の保持のために、ガラスビーズ等からなるペレッ
トの液化染料保持材が充填されている。
【0049】液化染料供給通路9は、液化染料供給通路
11より断面積が小さい。即ち、本体タンク10から気
化部7に向かうに従って、毛管が細くなっており、これ
によって、液化染料の流量を適当に設定することができ
る構造になっている。
【0050】また、液化染料供給通路11には侵入した
空気を逃がすための空気穴14が設けられている。ヘッ
ドベース4の底面には、カートリッジ1から本体タンク
10へ染料を供給するための染料供給口15が設けられ
ている。
【0051】また、ヘッド本体2内には、ヘッド本体2
内の液化染料の温度あるいは電気抵抗に基づき液化染料
の量を検知しカートリッジ1からの液化染料の供給量を
決定するためのセンサー16が設けられている。センサ
ー16の出力信号は、カートリッジ1の後述する薄膜ヒ
ータ17をオン/オフ制御する。
【0052】また、本体タンク10から気化部7に至る
液化染料の経路には、上カバー5の内面にヒータ(図1
3のヒータ51に相当する)が配置されている。
【0053】さて、カートリッジ1は、気化染料を固形
あるいは粉末状にした固体染料2Aを密封封入して収納
するもので、図3に示すように、外殻に相当する外壁1
Aを空気層を挟んだ2重構造にすることによって断熱効
果を上げ、染料の長期間保存による劣化を防止してい
る。即ち、外壁1Aは、内側内面に配置された薄膜ヒー
タ17の外側に内側壁層1bと、断熱層1cと、外側壁
層1dとを積層した構造になっており、断熱層1cには
空気1eを入れた中空構造にして蓄熱効果を高めた構造
となっている。
【0054】このカートリッジ1は、また、ヘッド本体
2の染料供給口15に対応する位置に、口部19を有し
ている。この口部19は、カートリッジ1内の液化染料
を染料供給口15へ送り込む毛管20と、染料供給口1
5と係合する口金20aとを備えた構造である。
【0055】そして、カートリッジ1は、手でフック3
を操作することによって、ヘッド本体2に簡単に装着し
たり取り外したりすることができるようになっている。
【0056】またカートリッジ1は、その外壁1Aの内
面に配置された薄膜ヒータ17と、薄膜ヒータ17に電
源を供給するための接続手段、即ち、薄膜ヒータ17に
接続された電極18とを有している。また、図示されて
いないがヘッド本体2にも電源と接続された電極が設け
られている。
【0057】このような構造からなるカートリッジ1
は、手でフック3を操作することによってヘッド本体2
に簡単に着脱可能であり、装着された時、電極18はヘ
ッド本体2の電極と接続され、その結果、ヘッド本体2
側から薄膜ヒータ17に電圧が供給され、薄膜ヒータ1
7によってカートリッジ1内の固形又は粉末状にした固
体染料2Aが加熱され、液化染料となる。
【0058】又、電極18への電圧の供給は、センサー
16によってオン/オフ制御される。つまり、ヘッド本
体2内の液化染料の量によって、薄膜ヒータ17への電
圧の供給がオン/オフ制御され、その結果、固形又は粉
末状の固体染料2Aを必要な量だけ加熱して液化した液
化染料を得ることができるようになっている。
【0059】このようにしてカートリッジ1をフック3
によってヘッド本体2に固定すると、口金20aが染料
供給口15と係合し、毛管20がヘッド本体2内の液化
染料供給系統と連結される。そして、センサー16によ
って制御された薄膜ヒータ17によって固体染料2Aは
必要な量だけ液化染料になり、この適量に液化されたカ
ートリッジ1内の液化染料が、多数の毛管20を通って
ヘッド本体2に供給される。
【0060】次に本発明に係る染料気化式プリンターヘ
ッドの第2実施例は、図4及び図5に示すように、ヘッ
ド本体22側にヒータ17Aを備えた構造である。
【0061】即ち、カートリッジ21とヘッド本体22
とで構成され、カートリッジ21は外殻に相当する外壁
21Aで形成された収納層内に固形あるいは粉末状にし
た固体染料2Aを密封封入して収納するもので、ヘッド
本体22と接合する面を伝熱板21Bで形成した構造で
ある。
【0062】伝熱板21Bは、ヘッド本体22と接触す
る側、即ちヒータ17Aに対峙する側一面に設けらてお
り、収納されている固体染料2Aをカートリッジ21内
に密封封入させておくと共に、熱を伝導させる機能を有
する。
【0063】又、センサー16、口部19の構造は、上
記第1実施例と同じであるので、その説明は省略する。
【0064】ヘッド本体22は、上記説明したカートリ
ッジ21と接続する面側にヒータ17Aを備えた構造で
あり、その他の染料供給口15等は上記第1実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
【0065】このような構造からなるカートリッジ21
及びヘッド本体22とからなる染料気化式プリンターヘ
ッドは、先ずカートリッジ21をヘッド本体22に取り
付け、フック3により装着する。
【0066】そうすると、カートリッジ21の伝熱板2
1Bに抵触した状態でヘッド本体22のヒータ17Aが
対峙した状態となり、ヒータ17Aに加熱すると加熱さ
れた熱が伝熱板21Bを介して、カートリッジ21に密
封されている固体染料2Aを加熱する。
【0067】この時、外壁21Aは、中空構造にして蓄
熱効果を高めた構造にしてあるため、固体染料2Aに加
えられた熱は容易に外部に放熱しない。従って、適切な
熱量の制御をして、固体染料2Aを液化染料にすること
ができる。しかも、本実施例においては、加熱手段をヘ
ッド本体22に設けた構造にすることによって使い捨て
となるカートリッジ21の小型化、軽量化に加えて安価
に作成することができる構造となっている。尚、固体染
料2Aの液化する液化量を制御するセンサー16及び加
熱量の制御等は上記第1実施例と同一であるのでその説
明を省略する。
【0068】次に、本発明に係る染料気化式プリンター
ヘッドの第3実施例は、図6及び図7に示すように、ヘ
ッド本体23内の液化染料が無くなり補給が必要になっ
た時に補給用カートリッジ24を装着して使用するよう
に構成されている。
【0069】本実施例のヘッド本体23の液化染料供給
系統は、第1実施例のそれと同様であるが、ヘッドベー
ス4の外面にヒータ25が設けられていることと、染料
供給口26が自動開閉構造になっていることと、液化染
料の補給速度を高めるために本体タンク10にカートリ
ッジ24よりも液化染料に対してぬれの良い材料からな
る多数の毛管27を設けているところが特徴となる。
【0070】一方、補給用カートリッジ24は、図7に
示すように、内部にヒータを持たず、その上面には、内
部の液化染料と直接に接する伝熱板21Cが設けられて
いる。この伝熱板21Cは、補給用カートリッジ24を
ヘッド本体23に押し当てて装着した時、ヘッド本体2
3のヒータ25と接し、ヒータ25の熱を補給用カート
リッジ24の中の固体染料2Aに伝達し、その結果、固
体染料2Aを加熱して液化するように構成されている。
【0071】加熱された補給用カートリッジ24内の液
化された染料は、凸状の口部28によって開かれたヘッ
ド本体23の染料供給口26を通って、本体タンク10
の毛管27によって高速で吸い上げられる。
【0072】このヘッド本体23の染料供給口26を図
8および図9に示す。即ち、染料供給口26は観音開き
の2重扉構造で形成され、左側の扉29と右側の扉30
とからなる。右側の扉29は、中央部に液化染料の通路
となる穴29aを有し、基部29bを支点として上下方
向に回動自在な構造になっている。
【0073】右側の扉30は、四角な本体30aと、こ
の本体から突き出て扉29の穴29aと係合するT部3
0bとからなり、基部30cを支点として上下方向に回
動自在な構造になっている。
【0074】このような構造をしたヘッド本体23の染
料供給口26は、カートリッジ24を取り付けない時に
は、左側の扉29および右側の扉30は、下方へ押圧さ
れ、図9の点線で示す位置にある。この位置において
は、左側の扉29と右側の扉30との間の隙間は無く、
また、左側の扉29の穴29aは右側の扉30のT部3
0bによって塞がれており、従って、染料供給口26は
閉じられている。
【0075】この状態において、カートリッジ24の口
部28によって染料供給口26を押すと、左側の扉29
と右側の扉30はいずれも上方向へ回動する。すると、
右側の扉30のT部30bは、穴29aに案内されて滑
動し、その結果、穴29aが開く。それと同時に、左側
の扉29と右側の扉30との間に隙間31ができる。
【0076】右側の扉30の回動は、穴29aとT部3
0bとによって形成されるストッパーによって所定の距
離の回動に制限されている。このようにして形成された
穴29aと隙間31とを通じて、液化染料2Bが毛管作
用により、カートリッジ24からヘッド本体23に供給
されることになる。
【0077】次に、本発明に係る染料気化式プリンター
ヘッドの第4実施例は、図10及び図11に示すよう
に、ヘッド本体23内の液化染料が無くなり補給が必要
になった時に補給用カートリッジ24を装着して使用す
るように構成されていることは前記説明した第3実施例
と同じである。
【0078】このヘッド本体23の液化染料供給系統
は、第4実施例のそれと同様であるのでその説明は省略
するが、染料を補給する染料供給口32の構造が異な
る。
【0079】即ち、染料供給口32は、図10及び図1
1に示すように、片側が支持された平板33と、該平板
33の自由端側を所定の間隔で上下させる回動凹部34
とから構成されている。そしてカートリッジ24が装着
されていない時は、図11に示すように、染料を供給す
る入口は閉ざされた状態となっている。
【0080】一方、補給用カートリッジ24は、前記図
10に示す第3実施例で説明した構造と同じであるので
同一番号を付してその説明は省略する。
【0081】このような構造をしたヘッド本体23の染
料供給口32は、カートリッジ24を取り付けない時に
は、平板33は下方へ下がった状態であり、染料供給口
32は閉じられている。
【0082】この状態において、カートリッジ24の口
部28によって染料供給口32を押すと、平板33は基
部を支点として回動し、その自由端部側は回動凹部34
の上側まで回動して押し上げられる。すると、染料供給
口32は開いた状態となり、口部28を介して毛管27
に、加熱された補給用カートリッジ24内の液化染料
は、凸状の口部28によって開かれたヘッド本体23の
染料供給口32を通って、本体タンク10の毛管27に
よって高速で吸い上げられる。このようにして液化染料
2Bがカートリッジ24からヘッド本体23側に供給さ
れることになる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように構成された、本発明
に係る染料気化式プリンターヘッドは、下記に示す効果
を奏する。 (1).カートリッジに固体染料を密封封入して保存
し、使用時にヘッド本体に装着して必要量の液化染料を
供給するようにしたので、ヘッド本体が小型、軽量化す
ることができると共に、染料が外気と触れず長期保存を
することができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0084】(2).ヘッド本体内に液化染料の存在を
検知するセンサーを設けたことにより、固体染料を使用
必要量だけ液化供給することができるため、固体染料を
液化するヒータ等に費やされる不要なエネルギーを削減
することができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0085】(3).ヘッド本体に染料を液化するヒー
タを備えたことにより、カートリッジ内に電源及びヒー
タが不要となり、構造が簡単になり、小型化軽量化を図
ることができるようになると云う極めて優れた効果を奏
する。
【0086】(4).カートリッジをヘッド本体に装着
した際に、ヘッド本体のヒータと対峙する面を伝熱板で
形成したこにより、カートリッジ内にヒータ等の発熱構
造を設ける必要がなくなり、小型化軽量化できると共
に、安価に製作することができると云う極めて優れた効
果を奏する。
【0087】(5).カートリッジに染料を液化するヒ
ータを備え、該ヒータに電源を供給する接続手段をカー
トリッジに設けたことにより、ヘッド本体の電源を利用
し、別途カートリッジ側に電源を必要としないのでカー
トリッジの構造を簡単にして、小型化軽量化を図ること
ができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0088】(6).カートリッジの外殻は、断熱部材
を挟んだ2重構造に構成されていることにより、断熱構
造による蓄熱効果を高め、保温エネルギーを削減するこ
とができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0089】(7).ヘッド本体には、液化染料の供給
の終了を示す表示手段を備えたことにより、確実に補給
されたことを容易に知ることができ、補給終了したら外
してヘッド本体の軽量化、低熱容量を図ることができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
【0090】(8).カートリッジの補給タンク内の液
化染料は、ヘッド本体の本体タンクに毛管作用により供
給すると共に、該補給タンク内の材料は本体タンク内の
材料よりぬれ性の悪い材料を使用したことにより、溶媒
なしで染料を供給することができると共に、ぬれ性の異
なる材料を使用することでポンプ等の外力や重力などの
力を使用せずに、供給する姿勢なども考慮する必要がな
いと云う極めて優れた効果を奏する。
【0091】(9).ヘッド本体の液化染料供給口は、
カートリッジの着脱に対応して開閉する2重扉構造の口
金を有することにより、染料補給時における口金の取り
外し取り付け作業をなくすることができると云う極めて
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る染料気化式プリンターヘッドの第
1実施例におけるヘッド本体の液化染料供給系統を示す
説明図である。
【図2】同実施例において、ヘッド本体にカートリッジ
を取り付けた状態を示す説明図である。
【図3】図2の中空構造にした外壁1Aの拡大図Aを示
した説明図である。
【図4】本発明に係る染料気化式プリンターヘッドの第
2実施例におけるヘッド本体の液化染料供給系統を示す
説明図である。
【図5】図2の中空構造にした外壁1Aの拡大図Aを示
した説明図である。
【図6】本発明に係る染料気化式プリンターヘッドの第
3実施例におけるヘッド本体の液化染料供給系統を示す
説明図である。
【図7】同実施例において、ヘッド本体にカートリッジ
を取り付けた状態を示す説明図である。
【図8】同実施例における、液化染料供給口の上面を示
す説明図である。
【図9】同液化染料供給口の断面を示す説明図である。
【図10】本発明に係る染料気化式プリンターヘッドの
第4実施例におけるヘッド本体にカートリッジを取り付
けた状態を示す説明図である。
【図11】同液化染料供給口の断面を示す説明図であ
る。
【図12】カラービデオプリンターの構成を示す説明図
である。
【図13】従来の染料気化式プリンターヘッドの構成を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 1A 外壁 2 ヘッド本体 2A 固体染料 2B 液化染料 3 フック 4 ヘッドベース 5 上カバー 6 保護カバー 7 気化部 8 中継タンク 9 液化染料供給通路 10 本体タンク 11 液化染料供給通路 12 気化穴 13 緩衝室 14 空気穴 15 染料供給口 16 センサー 17,17A 薄膜ヒータ 18 電極 19 口部 20 毛管 20a 口金 21 カートリッジ 21A 外壁 21B,21C 伝熱板 22,23 ヘッド本体 24 カートリッジ 25 ヒータ 26 染料供給口 27 毛管 28 口部 29 左側の扉 29a 穴 29b 基部 30 右側の扉 30a 本体 30b T部 30c 基部 31 隙間 32 染料供給口 33 平板 34 回動凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 103 Z (72)発明者 平野 栄樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化された染料を気化して印画紙に転写す
    るヘッド本体と、該ヘッド本体に着脱自在なカートリッ
    ジとを備えた染料気化式プリンターヘッドであって、 前記カートリッジは染料を固体状態で密封封入したこと
    を特徴とする染料気化式プリンターヘッド。
  2. 【請求項2】上記ヘッド本体内に液化染料の存在を検知
    するセンサーを設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の染料気化式プリンターヘッド。
  3. 【請求項3】上記ヘッド本体に染料を液化するヒータを
    備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の染料気
    化式プリンターヘッド。
  4. 【請求項4】上記カートリッジをヘッド本体に装着した
    際に、ヘッド本体のヒータと対峙する面を伝熱板で形成
    したことを特徴とする請求項3に記載の染料気化式プリ
    ンターヘッド。
  5. 【請求項5】上記カートリッジに染料を液化するヒータ
    を備えると共に、該ヒータに電源を供給するための接続
    手段をカートリッジに設けたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の染料気化式プリンターヘッド。
  6. 【請求項6】前記カートリッジの外殻は、断熱部材を挟
    んだ2重構造に構成したことを特徴とする請求項1、
    2、3、4又は5に記載の染料気化式プリンターヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】上記ヘッド本体には、液化染料の供給の終
    了を示す表示手段を備えたことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5又は6に記載の染料気化式プリンターヘ
    ッド。
  8. 【請求項8】上記カートリッジの補給タンク内の液化染
    料は、ヘッド本体の本体タンクに毛管作用により供給さ
    れることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又
    は7に記載の染料気化式プリンターヘッド。
  9. 【請求項9】上記補給タンク内の材料は、ヘッド本体の
    本体タンク内の材料よりぬれ性の悪い材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項8に記載の染料気化式プリ
    ンターヘッド。
  10. 【請求項10】上記ヘッド本体の液化染料供給口は、カ
    ートリッジの着脱に対応して開閉する2重扉構造の口金
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8又は9に記載の染料気化式プリンターヘッ
    ド。
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