JPH0752317Y2 - 伸縮式梯子のロック装置 - Google Patents

伸縮式梯子のロック装置

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JPH0752317Y2
JPH0752317Y2 JP1991052975U JP5297591U JPH0752317Y2 JP H0752317 Y2 JPH0752317 Y2 JP H0752317Y2 JP 1991052975 U JP1991052975 U JP 1991052975U JP 5297591 U JP5297591 U JP 5297591U JP H0752317 Y2 JPH0752317 Y2 JP H0752317Y2
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JP
Japan
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frame
pulley
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lock
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良男 大橋
照夫 丸谷
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Pica Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、伸縮式とした梯子のロ
ック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮式梯子は、主に固定フレームの所望
の足踏に昇降フレーム側に枢着したフック状の止め金具
を引掛けて高さ(長さ)調整して使用していた。上記構
成の梯子を立掛けた状態で上方より横方向に移動する場
合に、昇降フレームを上方に引張った場合は止め金具が
足踏より外れるので、該止め金具と足踏とのロック手段
が必要となり、該ロック手段は固定フレームの上部の足
踏と該足踏に引掛けた止め金具とを手動によってロック
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記ロック手段により
ロックしようとする場合は、固定フレームの上部の足踏
まで昇って行ってロックしなければならず、また、高さ
を調整する場合は上記ロックを解除するために再び昇る
必要があった。そこで、本考案は上記課題を解決するた
めに、地上よりロープ操作によってロックと解除とを行
なうことができ、高さ調整時に固定フレームの上部の足
踏まで昇る必要がない伸縮式梯子のロック装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案の伸縮式梯子のロック装置は、左右一対の側
枠間に所定間隔毎に足踏を設けてなる第1フレームに対
し、左右一対の側枠間に所定間隔毎に足踏を設けてなる
第2フレームが昇降自在に設けられ、前記第1フレーム
の足踏に係合して第2フレームの上方移動を防止するロ
ック爪が前記第2フレームに設けられ、該ロック爪の係
合を解除する操作用ロープが設けられた伸縮式梯子のロ
ック装置において、前記操作用ロープの上端部が第1フ
レーム側に設けられた結合部に固定され、該操作用ロー
プは、前記結合部よりも下方において第2フレームに設
けられた移動プーリに掛け回された後、該移動プーリよ
りも上方において前記第1フレームに設けられた固定プ
ーリに掛け回されて下垂されており、前記第2フレーム
の側枠の対向内側面に前記ロック爪が上下方向回動自在
に枢着され、前記移動プーリは、前記第2フレームの側
枠の対向外側面に上下動可能に設けられ、該移動プーリ
には、前記ロック爪に係合して該ロック爪を上方に揺動
させる軸が設けられていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、第1フレームに対して第2フ
レームを上昇させる場合は、操作ロープを引張ることに
よって、移動プーリが上方に移動し、この移動プーリの
軸によりロック爪は上方に回動し、第1フレームの足踏
に係合しなくなるので、第2フレームを所望の高さまで
上昇させることができ、また下降させる場合は、操作ロ
ープを緊張した状態とするので、移動プーリが上方に移
動しており、ロック爪は上方に回動した状態となり、第
1フレームの足踏との係合が解除され、最下部まで下降
させることができる。
【0006】
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1,及び図2において、符号1は第1(固定)
フレームで、該第1フレーム1 は両側枠2,2 間に所定間
隔毎に足踏3 を設け、下部に支持台4 を枢着し、最下部
の足踏3 下部と側枠2 とを支持杆5 で連結している。
【0009】11は第2 (昇降) フレームで、該第2フレ
ーム11は、前記第1フレーム1 同様に、両側枠12,12 間
に所定間隔毎に、足踏13を設けている。この第2フレー
ム11の最下部の足踏13とその上方の足踏13との間の側枠
12内側に、フック状の止め金具14の取付枠15を固定し、
該取付枠15に軸支した図3にも示す軸16に、前記止め金
具14の下部を枢着し、軸16に巻回したスプリング17によ
り止め金具14を第1フレーム1 側に付勢させ、取付枠15
に設けたストッパ18により必要以上に第1フレーム1 側
に回動するのを阻止している。
【0010】前記止め金具14の中間にケリ爪19の上部を
枢着し、自由状態において止め金具14のフック開口部20
を閉鎖するように構成している。前記第1フレーム1 の
最上部の足踏3 の上方に、第2フレーム11側に突出する
図4にも示す突出部6 を第1フレーム1 に固着し、該突
出部6 の先端部にプーリ7 を軸支すると共に、該プーリ
7 部分より垂下部8 を設け、該垂下部8 の下部にロープ
9 の結合部10を形成している。
【0011】前記第2フレーム11の取付枠15上方にロッ
ク爪21の取付枠22を、図4〜6にも示すように固定し、
この取付枠22に軸支した軸23に前記ロック爪21の一端部
を枢着し、前記軸23に取付けた図7にも示す板バネ24に
よりロック爪21が第1フレーム1 の最上部の足踏3 の下
方に水平方向に位置するように付勢させ、この水平方向
の保持を取付枠22に設けたストッパ25により阻止してい
る。
【0012】前記取付枠22の側枠12の外側には、後述す
るプーリ31の取付枠32を固定し、プーリ31の軸33は取付
枠32内に上下可能に保持された保持枠34に軸支され、こ
の軸33の内端部33a は取付枠32、側枠12および取付枠22
に設けられた上下方向の長孔35を貫通して、前記ロック
爪21の軸23の近傍下面と当接している。前記プーリ31お
よび軸33の下動は前記長孔35の下端部により阻止され、
上動は保持枠34が取付枠32の内部に設けたストッパ36に
当接して阻止される。
【0013】さらに、前記軸33を軸支したプーリ31に
は、前記結合部10に結着されたロープ9 がプーリ33に巻
回されてプーリ7 の上部に引掛けられたのち、下方の地
上側まで垂下されている。上記のように構成したので、
第1フレーム1 に対して第2フレーム11を上昇させる場
合は、操作ロープ9 を引張ることによって、ロック爪21
はプーリ31の軸35の上動により板バネ24に抗してロック
爪21を、図4の1点鎖線で示すように、第2フレーム11
側に回動した状態となり、第1フレーム1 の足踏3 に第
2フレーム11の止め金具14が当接して、図3の1点鎖線
で示すように、止め金具14が第2フレーム11側に回動す
るので所望の高さまで上昇させることができ、また下降
させる場合は、操作ロープ9 を緊張した状態で下降させ
るので、前述同様にロック爪21は第2フレーム11側に回
動した状態となり、第1フレーム1 の足踏3 にケリ爪19
が当接して、ケリ爪19を介して止め金具14を第2フレー
ム11側に回動するので、最下部まで下降させることがで
きる。
【0014】さらに、第1フレーム1 に対して第2フレ
ーム11を所望の高さで位置決めする場合は、操作ロープ
9 を引張って第2フレーム11の止め金具14が第1フレー
ム1の所望高さの足踏3 により第2フレーム11側に回動
させたのち、該足踏3 側に付勢された位置で停止したの
ち、やゝ下降させて、操作ロープ9 を緩めて撓ませるこ
とにより、板バネ24の復元力で第2フレーム11のロック
爪21が前記足踏3 下部に位置して、止め金具14による足
踏3 への引掛けと、ロック爪21によるロックで第2フレ
ーム11を第1フレーム1 に図3,及び図4にも示すよう
に、位置決めする。
【0015】上記プーリ31を取付枠32内の上下可能な保
持枠34に保持させたので、プーリ31が傾いて上下動する
ことがなく、従って軸33に作用する曲げモーメントを小
さくし、長期にわたってスムーズに作動させることがで
きる。さらに、図8に示すように、プーリ31a より狭幅
の取付枠32a 内の上下可能な保持枠34a にプーリ31a を
保持させるようにしてもよい。
【0016】次に、図9〜図12に示すロック爪21の変
形例を示す。図9に示すロッツ爪21b は、断面L字状に
形成し、足踏に当る面を幅広く形成して、安定した状態
で支持できるようにしたものである。図10に示すもの
は、側枠2c,12cに平面I形状のものを使用したものであ
り、このような時はロック爪21c を、図示のように屈曲
したものを用いる。
【0017】図9,及び図10で示すように、各種の製
品により両フレーム間の間隔が異なるが、上記のように
ロック爪は第2フレームの内側に配置するので、その問
題も解消することができる。図11に示すものは、ロッ
ク爪21d とプーリ31d を軸33d で連結したもので、プー
リ31d は軸23d を支点として上下方向に回動するもので
ある。
【0018】図12に示すものは、ロック爪21e の軸23
e にプーリ31e を軸支させ、ロック爪21e の中間部より
プーリ31e 側に突出した軸33e にロープ9eを引掛けるよ
うにしたものである。なお、図9〜図12に示すもの
は、その他の点および作用・効果は例1(図1〜図7参
照)と同様なものであり、例1と相当部分には同一符号
を付してその説明を省略する。
【0019】上記各実施例のロック爪は第2フレームの
内側に枢着したので、所望の幅にロック爪を形成でき、
衝撃力やその他の外力が加わっても変形したり、破損す
ることを防止できる。
【0020】
【考案の効果】本考案によれば、第1フレームに対して
第2フレームを上昇させる場合は、操作ロープを引張る
ことによって、移動プーリが上方に移動し、この移動プ
ーリの軸によりロック爪は上方に回動し、第1フレーム
の足踏に係合しなくなるので、第2フレームを所望の高
さまで上昇させることができ、また下降させる場合は、
操作ロープを緊張した状態とするので、移動プーリが上
方に移動しており、ロック爪は上方に回動した状態とな
り、第1フレームの足踏との係合が解除され、最下部ま
で下降させることができる。
【0021】
【0022】
【0023】従って、地上よりロープ操作によってロッ
クと解除とを行なうことができ、高さ調整時に固定フレ
ームの上部の足踏まで昇る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部省略側面図である。
【図2】図1の一部の正面図である。
【図3】図1の一部の拡大図である。
【図4】図1の一部の簡略拡大図である。
【図5】図4の一部の側面図である。
【図6】図5の裏面図である。
【図7】板バネの側面図である。
【図8】取付枠の別の実施例を示す裏面図である。
【図9】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す説
明図である。
【図10】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
【図11】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
【図12】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 第1フレーム 3 足踏 9 ロープ 11 第2フレーム 14 止め金具 19 ケリ爪 21 ロック爪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の側枠(2) 間に所定間隔毎に足
    踏(3) を設けてなる第1フレーム(1) に対し、左右一対
    の側枠(12)間に所定間隔毎に足踏(13)を設けてなる第2
    フレーム(11)が昇降自在に設けられ、前記第1フレーム
    (1) の足踏(3) に係合して第2フレーム(11)の上方移動
    を防止するロック爪(21)が前記第2フレーム(11)に設け
    られ、該ロック爪(21)の係合を解除する操作用ロープ
    (9) が設けられた伸縮式梯子のロック装置において、 前記操作用ロープ(9) の上端部が第1フレーム(1) 側に
    設けられた結合部(10)に固定され、該操作用ロープ(9)
    は、前記結合部(10)よりも下方において第2フレーム(1
    1)に設けられた移動プーリ(31)に掛け回された後、該移
    動プーリ(31)よりも上方において前記第1フレーム(1)
    に設けられた固定プーリ(7) に掛け回されて下垂されて
    おり、 前記第2フレーム(11)の側枠(12)の対向内側面に前記ロ
    ック爪(21)が上下方向回動自在に枢着され、 前記移動プーリ(31)は、前記第2フレーム(11)の側枠(1
    2)の対向外側面に上下動可能に設けられ、 該移動プーリ(31)には、前記ロック爪(21)に係合して該
    ロック爪(21)を上方に揺動させる軸(33)が設けられてい
    ことを特徴とする伸縮式梯子のロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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