JPH056100U - 伸縮式梯子のロツク装置 - Google Patents
伸縮式梯子のロツク装置Info
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- JPH056100U JPH056100U JP5297591U JP5297591U JPH056100U JP H056100 U JPH056100 U JP H056100U JP 5297591 U JP5297591 U JP 5297591U JP 5297591 U JP5297591 U JP 5297591U JP H056100 U JPH056100 U JP H056100U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 地上よりロープ操作によってロックと解除と
を行なうことができ、高さ調整時に固定フレームの上部
の足踏まで昇る必要がない。 【構成】 第1フレーム1 に対して第2フレーム11を昇
降する操作用ロープ9 の上端部を第1フレーム1 側に固
定し、前記第2フレーム11の内側に枢着したロック爪21
を、前記操作用ロープ9 の緊張操作中は該操作ロープに
より第2フレーム11側に回動させ、該操作ロープ9 の操
作後の操作ロープの撓みにより前記ロック爪21が第1フ
レーム1 の足踏3 下方に回動するように構成した。
を行なうことができ、高さ調整時に固定フレームの上部
の足踏まで昇る必要がない。 【構成】 第1フレーム1 に対して第2フレーム11を昇
降する操作用ロープ9 の上端部を第1フレーム1 側に固
定し、前記第2フレーム11の内側に枢着したロック爪21
を、前記操作用ロープ9 の緊張操作中は該操作ロープに
より第2フレーム11側に回動させ、該操作ロープ9 の操
作後の操作ロープの撓みにより前記ロック爪21が第1フ
レーム1 の足踏3 下方に回動するように構成した。
Description
【0001】
本考案は、伸縮式とした梯子のロック装置に関する。
【0002】
伸縮式梯子は、主に固定フレームの所望の足踏に昇降フレーム側に枢着したフ ック状の止め金具を引掛けて高さ(長さ)調整して使用していた。 上記構成の梯子を立掛けた状態で上方より横方向に移動する場合に、昇降フレ ームを上方に引張った場合は止め金具が足踏より外れるので、該止め金具と足踏 とのロック手段が必要となり、該ロック手段は固定フレームの上部の足踏と該足 踏に引掛けた止め金具とを手動によってロックしていた。
【0003】
上記ロック手段によりロックしようとする場合は、固定フレームの上部の足踏 まで昇って行ってロックしなければならず、また、高さを調整する場合は上記ロ ックを解除するために再び昇る必要があった。 そこで、本考案は上記課題を解決するために、地上よりロープ操作によってロ ックと解除とを行なうことができ、高さ調整時に固定フレームの上部の足踏まで 昇る必要がない伸縮式梯子のロック装置を提供することを目的とする。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案の伸縮式梯子のロック装置は、第1フレー ムに対して昇降する第2フレームに、第1フレームの足踏に引掛け可能な止め金 具を該足踏側に付勢させて枢着すると共に、該止め金具の足踏への引掛けを規制 するケリ爪を枢着した伸縮式梯子において、前記第1フレームに対して第2フレ ームを昇降する操作用ロープの上端部を第1フレーム側に固定し、前記第2フレ ームの内側に枢着したロック爪を、前記操作用ロープの緊張操作中は該操作用ロ ープにより第2フレーム側に回動させ、該操作ロープの操作後の操作ロープの撓 みにより前記ロック爪を第1フレームの足踏下方に回動するように構成したこと を特徴とする。
【0005】
本考案によれば、第1フレームに対して第2フレームを上昇させる場合は、操 作ロープを引張ることによって、ロック爪は第2フレーム側に回動した状態とな り、第1フレームの足踏に第2フレームの止め金具が当接して、止め金具が第2 フレーム側に回動するので所望の高さまで上昇させることができ、また下降させ る場合は、操作ロープを緊張した状態で下降させるので、ロック爪は第2フレー ム側に回動した状態となり、第1フレームの足踏にケリ爪が当接して、ケリ爪を 介して止め金具を第2フレーム側に回動するので、最下部まで下降させることが できる。
【0006】 さらに、第1フレームに対して第2フレームを所望の高さで位置決めする場合 は、操作ロープを引張って第2フレームの止め金具が第1フレームの所望高さの 足踏により第2フレーム側に回動させたのち、該足踏側に付勢された位置で停止 し、操作ロープを緩めて撓ませることにより、第2フレームのロック爪が前記足 踏下部に位置して、止め金具による足踏への引掛けと、ロック爪によるロックで 第2フレームを第1フレームに位置決めする。
【0007】 また、上記ロック爪は第2フレームの内側に枢着したので、所望の幅にロック 爪を形成でき、衝撃力やその他の外力が加わっても変形したり、破損することを 防止できる。 しかも、各種の製品により両フレーム間の間隔が異なるが、上記のようにロッ ク爪は第2フレームの内側に配置するので、その問題も解消することができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1,及び図2において、 符号1は第1(固定)フレームで、該第1フレーム1 は両側枠2,2 間に所定間隔 毎に足踏3 を設け、下部に支持台4 を枢着し、最下部の足踏3 下部と側枠2 とを 支持杆5 で連結している。
【0009】 11は第2 (昇降) フレームで、該第2フレーム11は、前記第1フレーム1 同様 に、両側枠12,12 間に所定間隔毎に、足踏13を設けている。 この第2フレーム11の最下部の足踏13とその上方の足踏13との間の側枠12内側 に、フック状の止め金具14の取付枠15を固定し、該取付枠15に軸支した図3にも 示す軸16に、前記止め金具14の下部を枢着し、軸16に巻回したスプリング17によ り止め金具14を第1フレーム1 側に付勢させ、取付枠15に設けたストッパ18によ り必要以上に第1フレーム1 側に回動するのを阻止している。
【0010】 前記止め金具14の中間にケリ爪19の上部を枢着し、自由状態において止め金具 14のフック開口部20を閉鎖するように構成している。 前記第1フレーム1 の最上部の足踏3 の上方に、第2フレーム11側に突出する 図4にも示す突出部6 を第1フレーム1 に固着し、該突出部6 の先端部にプーリ 7 を軸支すると共に、該プーリ7 部分より垂下部8 を設け、該垂下部8 の下部に ロープ9 の結合部10を形成している。
【0011】 前記第2フレーム11の取付枠15上方にロック爪21の取付枠22を、図4〜6にも 示すように固定し、この取付枠22に軸支した軸23に前記ロック爪21の一端部を枢 着し、前記軸23に取付けた図7にも示す板バネ24によりロック爪21が第1フレー ム1 の最上部の足踏3 の下方に水平方向に位置するように付勢させ、この水平方 向の保持を取付枠22に設けたストッパ25により阻止している。
【0012】 前記取付枠22の側枠12の外側には、後述するプーリ31の取付枠32を固定し、プ ーリ31の軸33は取付枠32内に上下可能に保持された保持枠34に軸支され、この軸 33の内端部33a は取付枠32、側枠12および取付枠22に設けられた上下方向の長孔 35を貫通して、前記ロック爪21の軸23の近傍下面と当接している。 前記プーリ31および軸33の下動は前記長孔35の下端部により阻止され、上動は 保持枠34が取付枠32の内部に設けたストッパ36に当接して阻止される。
【0013】 さらに、前記軸33を軸支したプーリ31には、前記結合部10に結着されたロープ 9 がプーリ33に巻回されてプーリ7 の上部に引掛けられたのち、下方の地上側ま で垂下されている。 上記のように構成したので、第1フレーム1 に対して第2フレーム11を上昇さ せる場合は、操作ロープ9 を引張ることによって、ロック爪21はプーリ31の軸35 の上動により板バネ24に抗してロック爪21を、図4の1点鎖線で示すように、第 2フレーム11側に回動した状態となり、第1フレーム1 の足踏3 に第2フレーム 11の止め金具14が当接して、図3の1点鎖線で示すように、止め金具14が第2フ レーム11側に回動するので所望の高さまで上昇させることができ、また下降させ る場合は、操作ロープ9 を緊張した状態で下降させるので、前述同様にロック爪 21は第2フレーム11側に回動した状態となり、第1フレーム1 の足踏3 にケリ爪 19が当接して、ケリ爪19を介して止め金具14を第2フレーム11側に回動するので 、最下部まで下降させることができる。
【0014】 さらに、第1フレーム1 に対して第2フレーム11を所望の高さで位置決めする 場合は、操作ロープ9 を引張って第2フレーム11の止め金具14が第1フレーム1 の所望高さの足踏3 により第2フレーム11側に回動させたのち、該足踏3 側に付 勢された位置で停止したのち、やゝ下降させて、操作ロープ9 を緩めて撓ませる ことにより、板バネ24の復元力で第2フレーム11のロック爪21が前記足踏3 下部 に位置して、止め金具14による足踏3 への引掛けと、ロック爪21によるロックで 第2フレーム11を第1フレーム1 に図3,及び図4にも示すように、位置決めす る。
【0015】 上記プーリ31を取付枠32内の上下可能な保持枠34に保持させたので、プーリ31 が傾いて上下動することがなく、従って軸33に作用する曲げモーメントを小さく し、長期にわたってスムーズに作動させることができる。 さらに、図8に示すように、プーリ31a より狭幅の取付枠32a 内の上下可能な 保持枠34a にプーリ31a を保持させるようにしてもよい。
【0016】 次に、図9〜図12に示すロック爪21の変形例を示す。 図9に示すロッツ爪21b は、断面L字状に形成し、足踏に当る面を幅広く形成 して、安定した状態で支持できるようにしたものである。 図10に示すものは、側枠2c,12cに平面I形状のものを使用したものであり、 このような時はロック爪21c を、図示のように屈曲したものを用いる。
【0017】 図9,及び図10で示すように、各種の製品により両フレーム間の間隔が異な るが、上記のようにロック爪は第2フレームの内側に配置するので、その問題も 解消することができる。 図11に示すものは、ロック爪21d とプーリ31d を軸33d で連結したもので、 プーリ31d は軸23d を支点として上下方向に回動するものである。
【0018】 図12に示すものは、ロック爪21e の軸23e にプーリ31e を軸支させ、ロック 爪21e の中間部よりプーリ31e 側に突出した軸33e にロープ9eを引掛けるように したものである。 なお、図9〜図12に示すものは、その他の点および作用・効果は例1(図1 〜図7参照)と同様なものであり、例1と相当部分には同一符号を付してその説 明を省略する。
【0019】 上記各実施例のロック爪は第2フレームの内側に枢着したので、所望の幅にロ ック爪を形成でき、衝撃力やその他の外力が加わっても変形したり、破損するこ とを防止できる。
【0020】
本考案によれば、第1フレームに対して第2フレームを上昇させる場合は、操 作ロープを引張ることによって、ロック爪は第2フレーム側に回動した状態とな り、第1フレームの足踏に第2フレームの止め金具が当接して、止め金具が第2 フレーム側に回動するので所望の高さまで上昇させることができ、また下降させ る場合は、操作ロープを緊張した状態で下降させるので、ロック爪は第2フレー ム側に回動した状態となり、第1フレームの足踏にケリ爪が当接して、ケリ爪を 介して止め金具を第2フレーム側に回動するので、最下部まで下降させることが できる。
【0021】 さらに、第1フレームに対して第2フレームを所望の高さで位置決めする場合 は、操作ロープを引張って第2フレームの止め金具が第1フレームの所望高さの 足踏により第2フレーム側に回動させたのち、該足踏側に付勢された位置で停止 し、操作ロープを緩めて撓ませることにより、第2フレームのロック爪が前記足 踏下部に位置して、止め金具による足踏への引掛けと、ロック爪によるロックで 第2フレームを第1フレームに位置決めする。
【0022】 また、上記ロック爪は第2フレームの内側に枢着したので、所望の幅にロック 爪を形成でき、衝撃力やその他の外力が加わっても変形したり、破損することを 防止できる。 しかも、各種の製品により両フレーム間の間隔が異なるが、上記のようにロッ ク爪は第2フレームの内側に配置するので、その問題も解消することができる。
【0023】 従って、地上よりロープ操作によってロックと解除とを行なうことができ、高 さ調整時に固定フレームの上部の足踏まで昇る必要がない。
【図1】本考案の実施例を示す一部省略側面図である。
【図2】図1の一部の正面図である。
【図3】図1の一部の拡大図である。
【図4】図1の一部の簡略拡大図である。
【図5】図4の一部の側面図である。
【図6】図5の裏面図である。
【図7】板バネの側面図である。
【図8】取付枠の別の実施例を示す裏面図である。
【図9】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す説
明図である。
明図である。
【図10】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
説明図である。
【図11】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】ロック爪部分の夫々異なる別の実施例を示す
説明図である。
説明図である。
1 第1フレーム 3 足踏 9 ロープ 11 第2フレーム 14 止め金具 19 ケリ爪 21 ロック爪
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 第1フレームに対して昇降する第2フレ
ームに、第1フレームの足踏に引掛け可能な止め金具を
該足踏側に付勢させて枢着すると共に、該止め金具の足
踏への引掛けを規制するケリ爪を枢着した伸縮式梯子に
おいて、前記第1フレームに対して第2フレームを昇降
する操作用ロープの上端部を第1フレーム側に固定し、
前記第2フレームの内側に枢着したロック爪を、前記操
作用ロープの緊張操作中は該操作用ロープにより第2フ
レーム側に回動させ、該操作ロープの操作後の操作ロー
プの撓みにより前記ロック爪を第1フレームの足踏下方
に回動するように構成したことを特徴とする伸縮式梯子
のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052975U JPH0752317Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 伸縮式梯子のロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052975U JPH0752317Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 伸縮式梯子のロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056100U true JPH056100U (ja) | 1993-01-29 |
JPH0752317Y2 JPH0752317Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=12929900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052975U Expired - Fee Related JPH0752317Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 伸縮式梯子のロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0752317Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04127398U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-19 | 株式会社ピカコーポレイシヨン | 伸縮式梯子のロツク装置 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP1991052975U patent/JPH0752317Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04127398U (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-19 | 株式会社ピカコーポレイシヨン | 伸縮式梯子のロツク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0752317Y2 (ja) | 1995-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |