JPS6360196B2 - - Google Patents

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JPS6360196B2
JPS6360196B2 JP4965081A JP4965081A JPS6360196B2 JP S6360196 B2 JPS6360196 B2 JP S6360196B2 JP 4965081 A JP4965081 A JP 4965081A JP 4965081 A JP4965081 A JP 4965081A JP S6360196 B2 JPS6360196 B2 JP S6360196B2
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JP
Japan
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ladder
stopper
upper ladder
rope
hook
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JP4965081A
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JPS57165586A (en
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下梯子に支持された上梯子を地上から
ロープにより伸縮操作できるようにした梯子に関
する物で、梯子を利用して屋根に上がつた作業者
等が屋根の上から上梯子を持ち、梯子の裾付位置
を自由に変更できるようにすることを目的として
いる。
まず第1図、第2図を利用して従来の梯子の構
造を説明する。下梯子1は間隔をへだてて並行に
配置した1対の縦材1aと、両縦材1a,1a間
に水平な姿勢で等間隔に配置した踏棧2を一体に
備え、両縦材1aの下端は水平なピン(図示せ
ず)を介して滑り止めのための下端金具3を有す
る。4は支柱カバーである。縦材1aは例えばア
ルミニウムのチヤンネル状型材でできており、縦
材1aの長手方向に延びる係合溝(図示せず)に
上梯子5の縦材5aが嵌合支持されて、上梯子5
は下梯子1に対し上下方向に摺動自在となつてい
る。上梯子5は下梯子1と同様に縦材5a,5a
の間に複数個の踏棧6を等間隔に一体的に備え、
下端にスライド樹脂7を、又上端に滑り止めの端
具8を有する。上梯子下端の踏棧6aに設けたブ
ラケツト10にロープ11の一端が接続し、ロー
プ11はブラケツト10の部分から上方へ延び、
途中部分が下梯子1の上から3番目の踏棧2aに
ブラケツト11′を介して支持した滑車28の上
側に掛けてあり、滑車28を通過した部分が普通
は上梯子5に沿い、ロープ先端部11aが地上か
ら届きやすい位置まで下方へ垂れ下がつている。
第2図、第2a図で明らかなように、上梯子縦
材5aの内側面の内、下端よりやゝ上方の位置に
角筒形ブラケツト12が固着されており、ブラケ
ツト12に2点支持されたピン13のブラケツト
12内の部分に略3角形のフツク14の上端部が
回動自在に支持され、ブラケツト12内に装着し
た捩りコイルばね(図示せず)によりフツク14
は通常矢印A方向に付勢され、ブラケツト12の
前板12aに衝突して下梯子1側のカム面14a
が上梯子5を上昇する際下梯子1の踏棧2と衝突
する位置へ張り出している。カム面14aの形状
は下方へゆくにつれて踏棧2側へ滑らかに張り出
す曲線状である。フツク14の下梯子1側の下端
部は更に下方へ突出したストツパー15となつて
おり、上梯子5側の下端にはピン16を介して略
3角形の爪17の上端部が回動自在に支持されて
いる。フツク14のストツパー15とピン16の
間には、フツク14がブラケツト前板12aに衝
合した第2図の状態で踏棧2の上面に適合する形
状の衝合面14bが設けてある。爪17は下縁に
直角に折曲成形したフランジ18を備え、ピン1
6からフランジ18までの距離は爪17が略3角
形であるため各部分で相違しており、フランジ1
8の下梯子1側(第2図、第2a図の左側)の端
部18aとピン16の間隔は、端部18aの反対
側、即ち第2図、第2a図の右下側端部とピン1
6の間隔より小さくなつていて、端部18aは第
2a図のようにストツパー15の下梯子1側の外
側面に下方から嵌合して一体化しうるようになつ
ている。
ロープ先端部11a(第1図)を下方へ引くと
下梯子1に対し上梯子5が上昇を始め、フツク1
4のカム面14aが踏棧2に下側から衝突する
と、フツク14は前記ばねの弾力に抗して逆A方
向に回動し、フツク14は踏棧2を上方へ通過す
る。しかし爪17は自由状態で第2図のようにピ
ン16に懸架されているので、フツク14が踏棧
2を通過した直後にフランジ18の端部18aが
踏棧2に衝突し、ピン16を中心に反時計方向
(逆B方向)に回動して踏棧2を上方へ通過しよ
うとする。そして上梯子5を更に引き上げると爪
17は1つの踏棧2を完全に上方へ通過し、この
ような操作を繰り返して上梯子5は上昇する。上
梯子5を所定位置で止めるためには、フツク14
が1つの踏棧2を越えた直後に(爪17が対応す
る位置の踏棧を越える以前に)ロープ先端部11
aに掛けていた力を除き、上梯子5を少し降す。
そうするとフツク14の衝合面14bがその直前
に通過した踏棧2の上面に圧接し、上梯子5の下
降が阻止される。上梯子5全体を下降させて格納
するためには、フツク14と爪17が共に1つの
踏棧2を上方へ通過した直後にロープを緩めて上
梯子5を下降させる。そうすると爪17のフラン
ジ18がそのすぐ下側の踏棧2に衝合してピン1
6を中心として矢印B方向に回動し(第2a図)、
フランジ上端部18aがストツパー15と噛み合
い、爪17とフツク14の結合体に対し踏棧2か
らピン13を中心とする逆A方向のモーメントが
作用するため、フツク14は爪17と共にピン1
3を中心として逆A方向に回動し、従つて踏棧2
を避けて下方へ通過することができ、同様の動作
で下方の踏棧2を順次乗り越えて第1図、第2図
に示す格納位置に達する。
以上説明した従来の構造によると、ロープ先端
部11aを下方に引いて下梯子1に対し上梯子5
を所定位置まで上昇させ、フツク14を対応する
位置の踏棧2に掛けた伸長姿勢で梯子を屋根に掛
けて使用する場合、一旦屋根に上がつた作業者が
屋根の上から上梯子5の上端部を持ち上げて梯子
の据付位置(滑り止め下端金具3の接地位置)を
変えようとすると、フツク14と爪17の結合体
が一つの踏棧2を上方へ通過してしまうことがあ
り、上梯子5をロツクできなくなる可能性があ
る。このため梯子の位置を横へずらす場合には必
らず作業者は地上から操作しなければならなくな
るため、梯子を昇降する手間が煩わしくなる。
本発明は上記従来の問題を解決するため、例え
ば屋根の上から上梯子5を上方へ引き上げるよう
な場合に上梯子5が下梯子1に対し一定量H(爪
17が直上の踏棧2を上方へ通過する範囲)以上
には上昇しないように上梯子止金具を設けたこと
を特徴としており、その場合第1図において滑車
28を通過したロープ11は下梯子1に設けた上
梯子止金具20を経てそこから先端部11b側へ
垂れ下がるように構成される。
第1図の−断面を示す第3図において、図
示の止金具20は厚肉板金部材で、段付ボルト2
1上に回動自在に支持され、ボルト21上の捩り
コイルばね22により通常矢印C方向の弾力を受
け、上端の平坦なストツパー面23がブラケツト
24の上壁下面に圧接して止金具20の矢印C方
向の回動が阻止されている。止金具20は上梯子
5の踏棧6の上面が衝合する突起25と、その突
起25の上縁を形成するカム面26を備え、カム
面26は第3図に示す自由状態において突起25
からストツパー面23に向い上昇するにつれて下
梯子1側へ寄るように傾斜している。止金具20
はボルト21の挿通孔に対しカム面26と反対側
の肉厚部分に傾斜したロープ孔27(ロープ係合
部)を備え、このロープ孔27は下降するにつれ
て上梯子5側へ移動するように傾斜している。段
付ボルト21を支持しているブラケツト24は第
4図のように下梯子1側へ向い開いたコの字形部
材で、ボルト21はブラケツト24の縦壁24a
と下梯子1の中央の縦壁1aにより2点支持され
ている。即ちボルト21の段部29をナツト30
により縦壁1aに締着する際、ブラケツト24の
上壁24b、下壁24cも縦壁1aに圧接し、ブ
ラケツト24は下梯子1を一体化する。滑車の部
分から垂れ下がつたロープ11はブラケツト上壁
24bの横を通過し(第3図)、傾斜したロープ
孔27を通り、その下端からブラケツト底壁24
cの横を通り、そこから下方へ垂れ下がる形にな
る。
作業者が屋根の上から上梯子5を引上げる場合
のように、ロープ先端部11bに下向きの人力が
作用していない場合には止金具20は第3図の姿
勢を保持しているため、踏棧6が6′の位置まで
Hだけ上昇すると突起25に衝突するため、上梯
子5をそれ以上下梯子1に対し上昇させることは
できず、それ以後は上梯子5は下梯子1と一体的
に上昇することになる。上記寸法Hは上梯子5の
同量(H)の上昇によつて爪17(第2図)が直
上の踏棧2を上方へ通過しない範囲に定められて
いる。従つて作業者が屋根の上から上梯子5を引
き上げても爪17(第2図)はその直上の踏棧2
を上方へ通過せず、従つて作業者が梯子の位置を
横にずらせた後もフツク14は以前の踏棧2の上
面に同様に噛み合い、全体が梯子の機能を保持す
る。作業者が地上からロープ先端部11bを下方
へ引くと孔27(第3図)を通過している部分の
ロープが2点鎖線で示す上下姿勢に伸長しようと
するため止金具20はばね22の弾力に抗して逆
C方向に回動し、突起25は踏棧6と干渉しなく
なり、従つて上梯子5を更に上昇させることもで
き、爪17(第2図)を一旦その直上の踏棧2よ
りも上方に移動させた後ロープを緩めて上梯子5
を下方へ格納することもできる。
以上説明したように本発明においては、下梯子
1に摺動自在に支持された上梯子5を地上からロ
ープ11により伸縮操作し、上梯子固定用フツク
14と踏棧2の噛合により上梯子5の位置を固定
できるようにした梯子において、上梯子5の踏棧
6の上方移動領域内に突出する上梯子上昇止金具
20と、止金具が上梯子の踏棧6から上向きの力
を受けた時のみ止金具を突出姿勢に保つ下梯子の
ブラケツト24と、ロープ11を地上から引く上
梯子上昇時に止金具を上梯子踏棧の上方移動領域
外へ退避させる止金具上のロープ係合部とを設け
て、上梯子5により下梯子1を吊り上げる時フツ
ク14が直上の踏棧2を越えないようにしたこと
を特徴としているので、例えば作業者が屋根の上
から上梯子5を引き上げても爪17が踏棧2を上
方へ通過することがなくなり、作業者がいちいち
地上へ降りてきて梯子の位置を横にずらす手間を
省くことができ、取扱いが容易になる。又本発明
においては、フツク14とは別に止金具20を設
けたので、従来の梯子を簡単に改造することがで
き、しかも止金具20を上梯子5の踏棧6直上の
最適位置に装着しやすい利点がある。止金具20
とブラケツト24が下梯子1上で近接しているた
め、止金具20の突起25に踏棧6から上向きの
衝撃力が作用した時にも、止金具20の突起25
を踏棧6の上方移動領域内に確実に保持すること
ができ、上梯子5の上端部を作業者が持つて上梯
子5を多少乱暴に引き上げても、突起25が踏棧
6から受ける衝撃を突起25の近傍においてブラ
ケツト24とストツパー面23の圧接により支持
して、上梯子5と共に下梯子1を略同時に引き上
げることができ、フツク14が直上の踏棧2を上
方へ越える動作不良を確実に防止することができ
る。
尚本発明を具体化する時、ロープ11は止金具
20に設けた2本のピン(ロープ係合部)を通し
て蛇行させ、孔27内を通したと同様にロープを
引いた時のみ止金具20の作用が無効となるよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した梯子の正面図、第2
図は右側面図、第2a図は作動説明図、第3図は
第1図の−断面拡大図、第4図は第3図の
−矢視図である。1……下梯子、2……踏棧、
5……上梯子、11……ロープ、11b……先端
部、14……フツク、16……ピン、17……
爪、18……フランジ(カム面)、20……止金
具、28……滑車。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 下梯子1に摺動自在に支持された上梯子5を
    地上からロープ11により伸縮操作し、上梯子固
    定用フツク14と踏棧2の噛合により上梯子5の
    位置を固定できるようにした梯子において、上梯
    子5の踏棧の上方移動領域内に突出する上梯子
    上昇止金具20と、止金具が上梯子の踏棧6から
    上向きの力を受けた時のみ止金具を突出姿勢に保
    つ下梯子のブラケツト24と、ロープ11を地上
    から引く上梯子上昇時に止金具を上梯子踏棧の上
    方移動領域外へ退避させる止金具上のロープ係合
    部とを設けて、上梯子5により下梯子1を吊り上
    げる時フツク14が直上の踏棧2を越えないよう
    にした上梯子の固定装置。
JP4965081A 1981-04-01 1981-04-01 Fixing apparatus of ladder Granted JPS57165586A (en)

Priority Applications (1)

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JP4965081A JPS57165586A (en) 1981-04-01 1981-04-01 Fixing apparatus of ladder

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Publication Number Publication Date
JPS57165586A JPS57165586A (en) 1982-10-12
JPS6360196B2 true JPS6360196B2 (ja) 1988-11-22

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ID=12837064

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226991A (ja) * 1984-11-22 1985-11-12 株式会社日本アルミ 上梯子の固定装置
JPH0848274A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 Honda Motor Co Ltd 線状体用ガイド

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JPS57165586A (en) 1982-10-12

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