JPH0751561Y2 - 住宅開口部の配置構造 - Google Patents

住宅開口部の配置構造

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JPH0751561Y2
JPH0751561Y2 JP11095789U JP11095789U JPH0751561Y2 JP H0751561 Y2 JPH0751561 Y2 JP H0751561Y2 JP 11095789 U JP11095789 U JP 11095789U JP 11095789 U JP11095789 U JP 11095789U JP H0751561 Y2 JPH0751561 Y2 JP H0751561Y2
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opening
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arrangement structure
dimensions
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修次 大芦
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、アルミサッシが嵌め込まれる住宅の開口部の
配置構造に関する。
「従来の技術」 工業化住宅のプランニングの一つに、基本モジュールに
従ったグリッドプランニングを主体とした手法がある。
当該手法は、外壁や構造体を初めとするすべての部品の
寸法、種類をできる限り少なく押さえながら、できるだ
け自由にプランを行うものであるが、基本モジュールは
システム毎に様々であり、またグリッドに対して部品を
どのようにおさめるかの考えかたも同様に様々なものが
ある(たとえば特公平1−12890号公報参照)。
「考案が解決しようとする課題」 このように、工業化住宅がモジューラー・コーディネー
ションの手法を用いている主たる理由は、限られた種類
の寸法の部品でいかに多様なプランを展開し、その効率
を向上させる必要があるからであるが、従来のモジュー
ラーシステムは、たとえば箱型ユニットの寸法を単に平
面的に規定するにとどまり、上下方向に対しては、屋根
等の取り合い等に起因して何等考慮が払われていないの
が実状である。
ところで、近年、工業化住宅においては、様々なオリジ
ナル開口部の採用に伴って、いわゆるエレベーションに
変化が与えられているが、住宅開口部の位置や大きさ、
形状は、エレベーションを決定する大きな要素である反
面、外壁を構成するパネル等の部品の大きさ、形状等の
種類を増加させる一因にもなっている。したがって、従
来においては、各システムとも、生産面での効率を確保
する上で、開口部の位置、大きさに何等かの制約、条件
を加えなければならないといった問題点があった。
本考案は前記事情に鑑みて提案されたもので、その目的
とするところは、開口部の位置、大きさにそれぞれ自由
度をもたせることができ、また、市販のアルミサッシを
調整材を用いることなく使用することのできる住宅開口
部の配置構造を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するために本考案は、建物を構成する
壁体に形成されかつ四角枠状に組まれたアルミサッシが
嵌め込まれる住宅の開口部において、前記壁体の高さ寸
法および幅寸法並びに開口部の高さ寸法および幅寸法が
それぞれ5寸を基準寸法とし、かつ、該基準寸法の整数
倍に設定するとともに、開口部の各辺をそれぞれ壁体の
基準寸法の整数倍の位置に位置してなることを特徴とす
るものである。
「作用」 アルミサッシの取り付けは、壁体に設けた開口部に嵌め
込むことにより行なわれる。
調査によると、市販アルミサッシのほとんどは、5寸を
基準寸法とし、かつその基準寸法の整数倍の長さにされ
ている。本考案においては、四角形の開口部の各辺の長
さは、前記同様に、5寸を基準寸法とし、かつその基準
寸法の整数倍とされているため、調整材を用いることな
く開口部にアルミサッシを嵌め込むことができる。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図面は本考案にかかる開口部の配置寸法を適用した2階
建て住宅の基本モジュールを示すもので、図中符号1、
2は住宅の1階および2階をそれぞれ構成するユニッ
ト、符号3は屋根である。
前記ユニット1,2の外壁の各辺1a,1b,2a,2bの長さa11,a
12,b11,b12は、それぞれ基準寸法h=5寸(15,15c
m)の整数倍に設定されており、また、これらユニット
1,2の外壁は、たとえば基準寸法hの整数倍に規格化さ
れた複数のパネルを面方向に相互に接合して構成される
ようになっている。
なお実施例では、2階のユニット2は1h(5寸)の結合
間隙Gを開けて載せられた構造となっており、また、前
記ユニット1,2の各外壁には、それぞれ本考案にかかる
配置構造に設定された開口部3,4,5,6が設けられてい
る。
これら開口部3,4,5,6の配置構造について、詳細に説明
すると、各開口部3,4,5,6は、それぞれ高さ寸法3a,4a,5
a,6aおよび幅寸法3b,4b,5b,6bが5寸を基準寸法とし、
かつ、当該基準寸法の整数倍に設定されており、また、
開口部3,4,5,6の各辺がそれぞれ壁体の基準寸法の整数
倍の位置(グリッド)に位置するように設けられた基本
構造となっている。なお、このような配置構造をとる限
り、外壁に設けられる開口部は、実施例例に限定され
ず、その設計要求等に基づき変更可能である。
前記のような構成においては、ユニット1,2の各開口部
3,4,5,6に、それらの寸法に該当する市販のアルミサッ
シを調整材を用いることなく、そのまま嵌めことができ
る。すなわち、実施例によれば、市販のアルミサッシの
基準寸法hでモジュラー化したグリッドの位置に開口部
3,4,5,6を形成し、これら開口部3,4,5,6にアルミサッシ
を嵌め込むようにしているので、調整材を用いることな
く容易に嵌め込むことができるものである。
しかも、実施例では、前記基準寸法hをユニット1,2の
外壁の基準寸法としているので、外壁を構成するパネル
等の部品の大きさ、形状等の種類も一定のものに規格化
され、そこに形成する開口部の位置、大きさにそれぞれ
自由度をもたせることができるといった利点がある。
さらに、本実施例では、1階のユニット1の上に2階の
ユニット2を5寸(1h)の結合間隙Gを開けて載せられ
ているので、通常のサイディング等の仕上材を外壁面に
通しでこれもユニットの中に収まるように取り付けるこ
とができるといった効果がある。
「考案の効果」 以上説明したように本考案にかかる住宅開口部の配置構
造は、建物を構成する壁体に形成されかつ四角枠状に組
まれたアルミサッシが嵌め込まれる住宅の開口部におい
て、前記壁体の高さ寸法および幅寸法並びに開口部の高
さ寸法および幅寸法がそれぞれ5寸を基準寸法とし、か
つ、該基準寸法の整数倍に設定するとともに、開口部の
各辺をそれぞれ壁体の基準寸法の整数倍の位置に位置し
てなることを特徴とするものであるから、市販のアルミ
サッシを調整材を用いる事なく使用することができると
ともに、外壁を構成するパネル等の部品の大きさ、形状
等の種類も一定のものに規格化され、そこに形成する開
口部の位置、大きさにそれぞれ自由度をもたせることが
できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案にかかる住宅開口部の配置構造の一実施例
を説明するために示した側面図である。 1,2……ユニット、3,4,5,6……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物を構成する壁体に形成されかつ四角枠
    状に組まれたアルミサッシが嵌め込まれる住宅の開口部
    において、前記壁体の高さ寸法および幅寸法並びに開口
    部の高さ寸法および幅寸法がそれぞれ5寸を基準寸法と
    し、該基準寸法の整数倍に設定されており、かつ、開口
    部の各辺がそれぞれ壁体の基準寸法の整数倍の位置に位
    置していることを特徴とする住宅開口部の配置構造。
JP11095789U 1989-09-22 1989-09-22 住宅開口部の配置構造 Expired - Lifetime JPH0751561Y2 (ja)

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JPH0350164U JPH0350164U (ja) 1991-05-16
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JPH0350164U (ja) 1991-05-16

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